JPH06227051A - 点字印刻装置 - Google Patents

点字印刻装置

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JPH06227051A
JPH06227051A JP2031793A JP2031793A JPH06227051A JP H06227051 A JPH06227051 A JP H06227051A JP 2031793 A JP2031793 A JP 2031793A JP 2031793 A JP2031793 A JP 2031793A JP H06227051 A JPH06227051 A JP H06227051A
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braille
plate
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stamping
recording medium
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JP2031793A
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Tsutomu Hideura
勉 秀浦
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 点字文書を高速で作成できる点字印刻装置を
提供する。 【構成】 印刻ドラム1の円周に全ての点字の表現に必
要とする標準突起パターン21を形成した形状記憶合金
からなる印刻板2と、標準突起パターン21を平坦化す
る加圧ローラ3と、表字単位の個々の突起部を点字情報
に従って選択して熱エネルギーを印加する加熱ヘッド4
と、記録媒体6を介して圧接回転する押圧ローラ5を設
けた。 【効果】 1枚の印刻板を用いて複数頁の点字文書を多
数部高速で作成できる点字印刻装置を提供することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙等の記録媒体に隆起
させたドット(突起)として文字を表現する,所謂点字
を印刷する点字印刻装置に関する。
【0002】
【従来の技術】点字は1文字あるいは数字を6個のドッ
トの組合せで表現されるものであり、最大6個のドット
の集まりを1セルとして所要の文字あるいは数字を表
す。図8はセルの標準配列の説明図であって、80はセ
ル、81は記録媒体、82はドットを形成する突状部で
ある。
【0003】同図において、点字は横方向に2個×縦方
向3個の合計6個の凸状部82からなる単位セル(1セ
ル)80を紙等の記録媒体81の表面に形成してなる。
記録媒体81上に形成される各突状部82相互の配列寸
法およびセル80間の配列寸法は下記の通りである。す
なわち、1セル80を構成する凸状部82の横方向間隔
aは2.0mm〜2.5mm、縦方向間隔bは2.1m
m〜2.5mm、横方向のセル間隔cは2.9mm〜
3.8mm、縦方向のセル間隔dは5.2mm〜10.
0mmである。
【0004】上記の各寸法に従って記録媒体に点字文書
を記録し、利用者に提供することができる。従来、この
種の点字印刻装置としては、紙等の記録媒体に突起を形
成する方式と、同様の記録媒体の表面に樹脂類を付着さ
せて突起を形成するものとに大別される。
【0005】しかし、このような点字文書の作成は当該
文書1部毎に突起を印刻するものが大部分であり、多数
部作成するには多大の時間と労苦を伴うものである。近
年は、点字文書を多数部発行する要望があり、この要望
に応えるべく種々の装置が提案されている。例えば、特
開昭60−253567号公報に開示された点字印刻装
置は、水平方向に一列配列された複数のロッドを点字情
報に従って記録媒体方向に駆動し、当該記録媒体に凹部
を形成することによって裏面を文書面とするものであ
る。
【0006】そして、特開昭51−5125号公報で
は、板状体に前記したセルに対応する開孔とこの開孔に
出入りするロッドを設け、点字文字表現に対応した位置
のロッドを突出させて紙に印刻するようにして複数の点
字文書を作成するようにしている。また、特開昭61−
297190号公報では、1頁相当の点字文書を構成す
る突起を形状記憶合金板あるいは超弾性金属板に形成
し、これを印刻原板として複数の点字文書を作成するも
のが開示されている。
【0007】さらに、特開昭60−252386号公報
に開示の点字印刻装置では、全ての点字に対応するセル
のパターンをもつ活字(点字活字)を備え、この点字活
字を文書にそって選択して印刷することにより、既存の
活字印刷と同様の方法で点字文書を作成できるようにし
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した各従来技術に
おいては、例えば各点字のセルパターンに応じてロッド
を操作して印刻するもので、あるいは点字活字を選択し
て印刷するものでは、印刻装置の機構が複雑となり、ま
た高速で多数部の点字文書を作成することが困難であ
る。
【0009】そして、形状記憶合金板あるいは超弾性金
属板からなる印刻板に1頁分の点字文書に相当するセル
パターンを形成するものでは、1頁当り1枚の印刻板を
必要とし、複数頁の点字文書を高速で作成することは難
しい。本発明の目的は、上記従来技術の諸問題を解消
し、1枚の印刻板を用いて複数頁の点字文書を多数部高
速で作成できる点字印刻装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、印刻板として形状記憶合金を材料とする
板体を用い、点字のセルパターンに対応する突起を任意
に選択可能とすると共に、この印刻板を繰り返し使用で
きるようにしたことを特徴とする。また、標準のセルパ
ターンで突起を形成した上記の印刻板を円筒形として、
その周囲に加圧ローラを配して印刻板に形成したセルパ
ターンを平坦化した後、印刻すべき点字のセルパターン
に従って所要の突起部分を加熱して突起として復元し、
これを記録媒体に押圧する構成として複数頁の点字文書
でも高速で多数部作成できるようにしたことを特徴とす
る。
【0011】すなわち、本発明は、図1あるいは図2に
示したように、記録媒体の表面に1字あたり規定された
複数の突起の組合せを1表字単位(突起パターン:セ
ル))として文字数字等の点字情報を記録する点字印刻
装置において、回転可能に設置した印刻ドラム1と、上
記印刻ドラム1の円周に周回保持して記録媒体に記録す
べき全ての点字の表現に必要とする複数の標準突起パタ
ーン21からなる表字単位の全てを形成した形状記憶合
金からなる印刻板2と、上記印刻板2を保持した上記印
刻ドラム1の外周の一部に、上記刻印板2の全幅を圧接
して上記印刻板2に形成された標準突起パターン21を
加圧して平坦化するごとく回転可能に設けた加圧ローラ
3と、上記加圧ローラ3の上記印刻ドラム1の回転方向
下流側の一部に、上記印刻板2の少なくとも上記標準突
起パターン21からなる表字単位が形成された印刻領域
にわたって上記複数の標準突起パターン21からなる表
字単位の個々の突起部を、点字情報源7から供給される
点字情報に従って選択して熱エネルギーを印加すること
により上記点字情報源7からの点字情報に対応した所定
の文字数字等を表現する印刻突起パターン23を上記印
刻板2に再生する加熱ヘッド4と、上記加熱ヘッド4の
上記刻印ドラム1の回転方向下流側の一部に、上記印刻
板2に再生された印刻突起パターン23に上記記録媒体
6を押圧して点字を形成する如く上記記録媒体6を介し
て圧接回転する押圧ローラ5を設けたことを特徴とす
る。
【0012】また、本発明は、形状記憶合金で形成した
板体表面に、記録媒体に記録すべき点字の表現に必要と
する複数の標準突起パターン21からなる表字単位の全
てを形成すると共に、上記全ての標準突起パターン21
を加圧して平坦化した後、上記平坦化された標準突起パ
ターン21の個々の表字単位を構成する突起パターンに
対して選択的に熱エネルギーを印加することにより、表
現すべき文字数字等の表字パターンに従った印刻突起パ
ターンとして再現することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記のように構成した本発明において、印刻ド
ラム1の円周に周回保持した印刻板2は形状記憶合金を
材料として、記録媒体に記録すべき全ての点字の表現に
必要とする複数の標準突起パターン21からなる表字単
位の全てが形成される。上記印刻板2を保持した上記印
刻ドラム1の外周の一部に回転可能の設置した加圧ロー
ラ3は、刻印板2の全幅を圧接して上記印刻板2に形成
された標準突起パターン21もしくは印刻突起パターン
23を加圧して平坦化する。
【0014】上記加圧ローラ3の上記印刻ドラム1の回
転方向下流側の一部に設置された加熱ヘッド4は、上記
印刻板2の少なくとも上記標準突起パターン21からな
る表字単位が形成された印刻領域にわたって上記複数の
標準突起パターン21からなる表字単位の個々の突起部
を、点字情報源7から供給される点字情報に従って選択
して熱エネルギーを印加することにより上記点字情報源
7からの点字情報に対応した所定の文字数字等を表現す
る印刻突起パターン23を上記印刻板2に再生する。
【0015】そして、上記加熱ヘッド4の上記刻印ドラ
ム1の回転方向下流側の一部に設置された押圧ローラ5
は、上記記録媒体6を介して圧接回転して上記刻印板2
に再生された刻印突起パターン23に上記記録媒体6を
押圧して点字を形成する。このような構成としたことに
より、1枚の印刻板で複数頁の点字文書を高速で多数部
作成することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明による点字印刻装置の
1実施例を説明する要部斜視図、図2は図1の(a)正
面図、(b)側面図であって、1は印刻ドラム、2は印
刻板、21は突起パターン、22は平坦化された印刻突
起領域、23は印刻突起パターン、3は加圧ローラ、4
は加熱ヘッド、5は押圧ローラ、6は記録媒体である。
【0017】同図において、印刻ドラム1は図示の矢印
方向に回転可能に設置され、その円周に印刻板2が周回
保持される。この印刻板2は形状記憶合金を材料とし
て、記録媒体6に記録すべき全ての点字の表現に必要と
する複数の標準突起パターン21からなる表字単位の全
てが形成されている。上記印刻板2を保持した上記印刻
ドラム1の外周の一部には、加圧ローラ3が回転可能に
設置され、刻印板2の全幅を圧接して上記印刻板2に形
成された標準突起パターン21もしくは記録後の印刻突
起パターン23を加圧して平坦化する。
【0018】上記加圧ローラ3の上記印刻ドラム1の回
転方向下流側の一部に設置された加熱ヘッド4は、上記
印刻板2の少なくとも上記標準突起パターン21からな
る表字単位が形成された印刻領域にわたって上記複数の
標準突起パターン21からなる表字単位の個々の突起部
を、点字情報源7から供給される点字情報に従って選択
して熱エネルギーを印加することにより上記点字情報源
7からの点字情報に対応した所定の文字数字等を表現す
る印刻突起パターン23を上記印刻板2に再生する。
【0019】上記加熱ヘッド4の上記刻印ドラム1の回
転方向下流側の一部に設置された押圧ローラ5は、上記
記録媒体6を介して圧接回転して上記刻印板2に再生さ
れた印刻突起パターン23に上記記録媒体6を押圧して
点字を形成する。1度再生された印刻突起パターン23
で所要の枚数の印刻を行う場合は加圧ローラ3による加
圧動作および加熱ヘッド4による印刻突起パターン再生
動作は行わず、次の頁の印刻時には加圧ローラ3により
突起パターンの平坦化と加熱ヘッド4による印刻突起再
生を行う。
【0020】このような構成としたことにより、1枚の
印刻板2で任意頁数の点字文書を高速で任意の部数作成
することができる。図3は本発明による点字印刻板とそ
の作用の説明図であって、(a)は点字印刻板の全体
図、(b)は突起パターンを構成する突起の加圧による
平坦化の説明図、(c)は突起の再生の説明図である。
【0021】同図(a)に示したように、点字印刻板2
の表面には、全ての点字表示用の標準突起パターン21
が形成されている。この標準突起パターン21は1つの
セルが6個の突起からなり、X−X方向(例えば横方
向)とY−Y方向(例えば縦方向)に所要の行列として
整然として配列されている。この標準突起パターン21
を形成した形状記憶合金からなる印刻板2は、(b)に
示したように、その突起210を加圧することにより平
坦化されて突起領域211をもつ全体が平坦な板体とな
る。
【0022】(c)に示したように、平坦化された印刻
板2の突起領域211に対して、特定の点字を表現する
突起領域212に選択的に熱エネルギーを印加すると、
上記(b)に示した突起が再生され、印刻突起213と
して印刻板2の表面に印刻パターンが形成される。この
印刻パターンを記録媒体に押圧することにより、所要の
点字が印刻される。
【0023】図4は点字印刻板を印刻ドラムに装着する
構造例の説明図であって、前記実施例の符号と同一符号
は同一部分に対応し、201,202は印刻板の折り曲
げ部、8は加熱手段、9は印刻板固定溝、10,11は
固定フランジである。そして、同図(a)は印刻ドラム
1であり、その軸方向(X−X方向)に印刻板固定溝9
が形成され、この印刻板固定溝9の内側に固定フランジ
10,11が設けてある。
【0024】(b)は印刻板2であり、そのX−X方向
両端部に折り曲げ部201,202は形成されている。
この折り曲げ部201,202の先端部分には予め折り
曲げ加工が施され、これを加圧で平坦化してある。20
3,204は予め折り曲げ加工を施した部分である。上
記(a)の印刻ドラム1の周囲に(b)の印刻板2を巻
付け、その折り曲げ部201と202を合わせて印刻板
固定溝9に挿入して(c)のように組み合わせる。
【0025】その後、(d)に示したように加熱手段8
で上記印刻板固定溝9部分を一様に加熱する。これによ
り、(e)に示したように印刻板2の折り曲げ部20
1,202の先端部分には予め化加工しておいた折り曲
げ加工部分203,204がその記憶形状に復元されて
印刻ドラム1の固定フランジ10,11を抱き込むよう
にして固定される。
【0026】上記の実施例では、印刻板2を印刻ドラム
1に固定するために当該印刻板を構成する形状記憶合金
の性質を利用したが、これに代えて印刻ドラム1から印
刻板を取り外す際に、加熱によりその折り曲げ部20
1,202の先端部分203204を加熱により復元さ
せるようにしてもよい。なお、印刻板2を印刻ドラム1
に巻き付けることなく、平坦のままローラ等で記録媒体
を加圧して1頁分の点字文書を作成してもよい。
【0027】図5は本発明による印刻板の他の実施例を
説明する(a)要部斜視図、(b)要部断面図、(c)
平坦化状態図、(d)突起再生状態図であって、2は形
状記憶合金材料からなる印刻板、220は突起である。
同図(a)(b)に示したように、本実施例の印刻板2
は平板状の形状記憶合金板に硬質プラスチックあるいは
硬質金属材料からなる鋲形状を有する突起220を埋ん
でなる。
【0028】このような構造の印刻板2の上記突起22
0を加圧力30を加えて(c)に示したように頂部を一
様に平坦化させ、その後印刻すべきセルパターンとなる
ように所要の突起部分を加熱エネルギー40を印加して
選択的に加熱することにより、(d)に示したように所
定の印刻突起配列を形成させる。この印刻板2は前記実
施例と同様に印刻ドラムに巻付けて点字印刻装置を構成
してもよく、また印刻板2を平坦のままローラ等で記録
媒体を加圧して1頁分の点字文書を作成してもよい。
【0029】そして、この印刻板は再度加圧により突起
を平坦化し、他の点字文書のための印刻板とすることが
でき、繰り返し使用が可能である。しかし、上記構造の
印刻板2は図6の(a)に示したように、加圧力30を
加えてその突起220の頂部を一様に平坦化した時、そ
の突起220を固定する形状記憶合金の周辺部分が凹む
ものであり、隣接する突起間が極めて接近しているため
に、印刻突起を再生すべく選択的に加熱エネルギーを印
加した時、隣接する突起を支える凹みの影響で加熱した
突起が(b)に示したように傾斜状態で再生される場合
がある。
【0030】上記の問題点を解決した実施例を次に説明
する。図7は本発明による印刻板のさらに他の実施例を
説明する(a)要部斜視図、(b)要部断面図、(c)
平坦化状態図、(d)突起再生状態図であって、2は形
状記憶合金材料からなる印刻板、220は突起、23
0,240は支持体である。
【0031】同図に示したように、本実施例の印刻板2
は、(a)に示したように記録媒体と接する側とは反対
の側に支持体230,240を備えている。この支持体
230,240は突起220相互間を隔離する如く配置
されている。したがって、(b)の如く標準パターンで
配列した突起220を加圧力30で加圧して(c)に示
したように各突起220の頂部が一様に凹ませた時、支
持体230,240の存在によって隣接する突起部分の
凹みとは相互に影響が遮断される。
【0032】そして、印字突起を再生するために選択的
に加熱エネルギー40を印加したとき、(d)に示した
ように再生された突起220は直立した状態で印刻突起
となる。なお、印刻板2の設ける支持体は、突起間にの
み設けてもよく、その形成は印刻板と一体に形成しても
よく、また、別部材を固定してもよい。
【0033】そして、上記実施例と同様に、本実施例の
印刻板2は前記実施例と同様に印刻ドラムに巻付けて点
字印刻装置を構成してもよく、また印刻板2を平坦のま
まローラ等で記録媒体を加圧して1頁分の点字文書を作
成してもよいものである。このように、この印刻板は再
度加圧により突起を平坦化し、他の点字文書のための印
刻板とすることができ、繰り返し使用が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1枚の印刻板を用いて複数頁の点字文書を多数部高速で
作成できる点字印刻装置を提供することができる。ま
た、本発明による点字印刻装置は、印刻板を必要な頁の
枚数用意しておくことで、複数の頁の点字文書を多数部
迅速に作成することができる。
【0035】そして、基本的には、1枚の印刻板によっ
て異なる内容の印字文書を作成することができ、低価格
で点字印刷を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による点字印刻装置の1実施例を説明
する要部斜視図である。
【図2】 図1に示した本発明による点字印刻装置の1
実施例の(a)正面図、(b)側面図である。
【図3】 本発明による点字印刻板の1実施例とその作
用の説明図であって、(a)は点字印刻板の全体図、
(b)は突起パターンを構成する突起の加圧による平坦
化の説明図、(c)は突起の再生の説明図である。
【図4】 本発明による点字印刻板を印刻ドラムに装着
する構造例の説明図である。
【図5】 本発明による印刻板の他の実施例を説明する
(a)要部斜視図、(b)要部断面図、(c)平坦化状
態図、(d)突起再生状態図であって、2は形状記憶合
金材料からなる印刻板、220は突起である。
【図6】 図5に示した本発明による印刻板の他の実施
例における問題点の説明図である。
【図7】 本発明による印刻板のさらに他の実施例を説
明する(a)要部斜視図、(b)要部断面図、(c)平
坦化状態図、(d)突起再生状態図である。
【図8】 点字表字のための突起からなるセルの標準配
列の説明図である。
【符号の説明】
1・・・・印刻ドラム、2・・・・印刻板、21・・・
・突起パターン、22・・・・平坦化された印刻突起領
域、23・・・・印刻突起パターン、3・・・・加圧ロ
ーラ、4・・・・加熱ヘッド、5・・・・押圧ローラ、
6・・・・記録媒体、201,202・・・・印刻板の
折り曲げ部、8・・・・加熱手段、9・・・・印刻板固
定溝、10,11・・・・固定フランジ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の表面に1字あたり規定された
    複数の突起の組合せを1表字単位として文字数字等の点
    字情報を記録する点字印刻装置において、 回転可能に設置した印刻ドラムと、 上記印刻ドラムの円周に周回保持して記録媒体に記録す
    べき全ての点字の表現に必要とする複数の標準突起パタ
    ーンからなる表字単位の全てを形成した形状記憶合金か
    らなる印刻板と、 上記印刻板を保持した上記印刻ドラムの外周の一部に、
    上記印刻板の全幅を圧接して上記印刻板に形成された標
    準突起パターンもしくは印刻突起パターンを加圧して平
    坦化するごとく回転可能に設けた加圧ローラと、 上記加圧ローラの上記印刻ドラムの回転方向下流側の一
    部に、上記印刻板の少なくとも上記標準突起パターンか
    らなる表字単位が形成された印刻領域にわたって上記複
    数の標準突起パターンからなる表字単位の個々の突起部
    を、点字情報源から供給される点字情報に従って選択し
    て熱エネルギーを印加することにより上記点字情報源か
    らの点字情報に対応した所定の文字数字等を表現する印
    刻突起パターンを上記印刻板に再生する加熱ヘッドと、 上記加熱ヘッドの上記刻印ドラムの回転方向下流側の一
    部に、上記刻印板に再生された印刻突起パターンに上記
    記録媒体を押圧して点字を形成する如く上記記録媒体を
    介して圧接回転する押圧ローラを設けたことを特徴とす
    る点字印刻装置。
  2. 【請求項2】 形状記憶合金で形成した板体表面に、記
    録媒体に記録すべき点字の表現に必要とする複数の標準
    突起パターンからなる表字単位の全てを形成すると共
    に、上記全ての標準突起パターンを加圧して平坦化した
    後、上記平坦化された標準突起パターンの個々の表字単
    位を構成する突起パターンに対して選択的に熱エネルギ
    ーを印加することにより、表現すべき文字数字等の表字
    パターンに従った印刻突起パターンとして再現すること
    を特徴とする点字印刻板。
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