JPH0622695U - 集中潤滑装置用モニター - Google Patents

集中潤滑装置用モニター

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JPH0622695U
JPH0622695U JP4658692U JP4658692U JPH0622695U JP H0622695 U JPH0622695 U JP H0622695U JP 4658692 U JP4658692 U JP 4658692U JP 4658692 U JP4658692 U JP 4658692U JP H0622695 U JPH0622695 U JP H0622695U
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米雄 田中
清 大貫
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株式会社東京油研
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Abstract

(57)【要約】 【目的】集中潤滑装置用モータの信頼性を向上する。 【構成】潤滑個所17に至る給油管14に流量センサー15と
温度センサー16を設け、その流量センサーと温度センサ
ーの信号をマイクロコンピュータ22に入力して一定時間
の温度補正をした給油量を算出し、異常があれば、パネ
ル19に警報を出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は集中潤滑装置用モニターの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の集中潤滑装置用モニターは、給油管に配設した流量センサーと、その流 量センサーの信号があらかじめ設定した流量以下の流量を示すと警報を出力する 方式であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
オイルは温度によって密度、粘度が変化する上に、給油管中のオイルに混合す るごみや空気のため、流量センサーの誤作動はさけることができなかった。この ため、流量センサーの信号から直接警報を出す従来のモニターは信頼性が低いと いう問題があった。
【0004】 本考案は上記問題を解決するためになされたものであり、その目的とするとこ ろは信頼性の高い集中潤滑装置用モニターを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案が採用する手段は、給油個所に至る各給油管 に流量センサーと温度センサーを配設し、その流量センサーと温度センサーの信 号をマイクロコンピュータに入力して温度による補正をした給油量を算出し、そ の給油量をあらかじめ設定した給油量と照合して異常の有無を判定し、異常があ れば、警報を出力するようにしたことにある。マイクロコンピュータには電源投 入時に自己診断と少なくとも流量センサーの回線検査を自動的に実施するプログ ラムを内蔵する。
【0006】
【作用】 集中潤滑装置の運転開始前にモニターの電源を入れると、マイクロコンピュー タは自動的に自己診断を行ない、もし異常があれば、警報を出力する。計量セン サーと温度センサーの電気配線も同時にチェックする。集中潤滑装置の運転を開 始すると、オイルポンプが作動し、オイルをタンクから分配弁に圧送する。オイ ルは分配弁から各給油管を経てそれぞれの潤滑個所に供給される。このとき、給 油管に配設した流量センサーと温度センサーから通過するオイルの流量と温度の 信号がマイクロコンピュータに入力する。マイクロコンピュータは各給油管の流 量センサーの信号に基づいて給油量を算出し、その給油量を温度センサーの信号 に基づいて補正する。マイクロコンピュータは補正した給油量があらかじめ設定 した値より小さければ、異常警報を出力する。又、温度センサーの信号から異常 高温を検知したときは、緊急火災警報を出力するようにすることもできる。
【0007】
【実施例】
本考案のモニターを図面に示す実施例に基づいて説明する。 図1に示すように、輪転機、抄紙機等の集中潤滑装置はタンク10内のオイルを 1台のポンプ11で主管13に接続した複数の分配弁12に圧送する。オイルは各分配 弁12から給油管14を通して潤滑個所17に供給される。各給油管14には流量センサ ー15と温度センサー16を付設する。流量センサー15としては面積流量計、タービ ン式流量計等を使用する。各流量センサー15の信号はアナログでもデジタルでも よい。デジタルの場合、流量が一定値以上のときはオン、未満のときはオフとす る。各流量センサー15からコンピュータ22に至る配線18に受信ランプ20を接続し 、その受信ランプをパネル19上に横1列に配置する。各受信ランプ20の下方にそ れぞれ警報ランプ21を横1列に配置し、その警報ランプの下に文字表示可能なデ ィスプレイ23を配置する。各流量センサー15と温度センサー16の信号を入力する マイクロコンピュータ22はパネル19の内側に配設する。
【0008】 図2に示すように、各流量センサー15と温度センサー16の信号はマイクロコン ピュータCPUの入力インターフェースに入力する。流量センサー15と入力イン ターフェースの間に受信ランプ20を入れ、その断線検査回路25を設ける流量信号 がオンのものはその受信ランプ20が点灯する。CPUの出力インターフェースに は警報ランプ21、ディスプレイ23、警報ブザー24を接続する、マイクロコンピュ ータ22は電源投入と同時に自己診断と配線18の断線検査を実施する初期プログラ ムを内蔵している。
【0009】 図1のポンプ11が回転すると、コンピュータ22のモニタープログラムが始動し 、マイクロコンピュータ22は各給油管14の流量センサー15からの信号によって流 量を算出し、温度センサーの温度信号に基づくオイルの密度と粘度によってその 流量を補正して、給油量を算出する。算出した給油量がそれぞれの給油管につい てあらかじめ設定した量よりも小さいときは、その給油管に相当するパネル19上 の警報ランプ210 を点灯する。マイクロコンピュータ22は温度センサー16の温度 信号から異常高温を検知すると、直ちに緊急警報ブザー24を鳴らして火災発生の 危険を知らせる。各流量センサーに配線チェック回路を接続し、電源投入時にマ イクロコンピュータ22が電圧を負荷して断線検査をする。断線のある場合は、デ ィスプレイ23に断線を表示する。断線している流量センサーはパネル上の受信ラ ンプが消灯しているから、直ちに知ることができる。
【0010】 次に、本考案のモニターの動作を説明する。図3のフローチャートに示すよう に、初めに電源の投入(S1)を行なうと、マイクロコンピュータは自己診断S 2を行い、自己診断の結果をディスプレイ表示(S3)する。異常がなければ、 配線の検査(S3)を行い、断線の有無をディスプレイ表示(S5)する。断線 個所はパネル19上に消灯している受信ランプ20によって直ちに知ることができる 。断線がなければ、又は、断線の補修後に、モニタリングを開始する。
【0011】 集中潤滑装置のモニタリングは、図4のフローチャートに示すように、1番目 の温度センサーからの入力信号に基づく1番目の給油管中のオイル温度を制限温 度と比較(S6)し、もし制限温度以上であれば、警報ブザーを奏鳴(S7)し 、さらに、火災の危険をディスプレイに表示(S8)する。制限温度以下であれ ば、1番目の流量センサーからの入力信号に基づいて、流量を積算(S9)して 給油量を算出し、一定時間経過(S10)すると、算出した給油量をオイル温度 に基づいて補正(S11)する。補正後の給油量を1番目の設定給油量と比較( S12)し、設定値より大きければ、直ちに、設定値以下であれば、1番目の給 油管の警報ランプを点灯(S13)した後に、次の2番目の給油管のモニタリン グに進む。このようにして、全給油管についてモニタリングを実施する。このモ ニタリングはあらかじめ設定した時刻又は時間間隔で自動的に実施される。
【0012】 給油個所17へ供給されるオイルは温度によって密度、粘度が変化し、給油管中 のオイルに混入するごみや空気によって、流量センサーは誤動作するが、マイク ロコンピュータ22は流量センサー15の温度信号を一定時間積算し、さらに温度セ ンサー16の温度信号によってその積算量を補正するから、常に正確な給油量に基 づいて警報を出力することができる。
【0013】
【考案の効果】
従来のモニターは、供給するオイルの温度による粘度及び密度の変化も、オイ ル中のごみ、空気による流量センサーの誤動作も考慮せずに、その流量信号から 直接異常を検知して警報を出力する方式であったために信頼性が著しく低かった が、本考案のモニターは、流量センサーの流量信号と共に温度センサーの信号を マイクロコンピュータに入力して正確な給油量を算出し、算出した給油量に基づ いて警報を出力する方式であり、又、マイクロコンピュータは電源投入時に自己 判断と、流量センサーの配線をチェックするので、モニタリングの信頼性は著し く高いという優れた効果を奏する。さらに、温度センサーの温度信号に基づいて 緊急警報を出力して火災防止にも役立つという格別の効果を奏することも可能で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の一実施例のモニターを備えた集中潤
滑装置の回路図、
【図2】は図1のモニターの信号伝達経路を示すブロッ
ク図、
【図3】は初期診断のフローチャート、
【図4】は給油モニタリングのフローチャート、
【符号の説明】
10:タンク、11:ポンプ、12:分配弁、13:主管、14:
給油管、15:流量センサー、16:温度センサー、17:潤
滑個所、18:配線、19:パネル、20:受信ランプ、21:
警報ランプ、22:マイクロコンピュータ、23:ディスプ
レイ、24:警報ブザー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給油個所(14)に至る各給油管(13)に設
    けた流量センサー(15)の信号に基づいて、パネル(1
    9)上に配置した各給油管の受信ランプ(18)を点滅し
    て給油状態を表示し、異常は同じくパネル上の各給油管
    の警報ランプ(20)を点灯して表示する集中潤滑装置用
    モニターにおいて、各給油管に温度センサー(16)を付
    設し、前記流量センサーと前記温度センサーの信号をマ
    イクロコンピュータ(22)に入力して各給油管について
    温度補正をした給油量を算出し、その算出した給油量に
    基づいて前記警報ランプを点灯し、前記マイクロコンピ
    ュータに電源投入時に自己診断と少なくとも流量センサ
    の回線検査を自動的に実施するプログラムを組み込んだ
    ことを特徴とする集中潤滑装置用モニター。
  2. 【請求項2】温度センサーから入力した信号があらかじ
    め設定した制限温度以上の温度を示すと、マイクロコン
    ピュータが火災の危険を報知する警報を出力するように
    したことを特徴とする請求項1記載の集中潤滑装置用モ
    ニター。
JP4658692U 1992-07-03 1992-07-03 集中潤滑装置用モニター Expired - Lifetime JPH0738799Y2 (ja)

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JPH0622695U true JPH0622695U (ja) 1994-03-25
JPH0738799Y2 JPH0738799Y2 (ja) 1995-09-06

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Cited By (3)

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