JP2001208290A - 給脂検出方法および装置 - Google Patents

給脂検出方法および装置

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JP2001208290A
JP2001208290A JP2000013603A JP2000013603A JP2001208290A JP 2001208290 A JP2001208290 A JP 2001208290A JP 2000013603 A JP2000013603 A JP 2000013603A JP 2000013603 A JP2000013603 A JP 2000013603A JP 2001208290 A JP2001208290 A JP 2001208290A
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grease
greasing
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spool
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JP2000013603A
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Jiro Tsunoda
治郎 角田
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Daiho Construction Co Ltd
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Daiho Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の給脂部に給脂が行われているか,否か
を的確に判断し得る給脂検出方法を提供すること。 【解決手段】 給脂すべき箇所に直接または近接位置
に、給脂機能と給脂検出機能とを兼備した給脂検出装置
1を取り付け、給脂すべき箇所に前記給脂検出装置1よ
り給脂すると同時に、外部の表示装置に給脂の検出信号
を送信し、表示するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給脂すべき箇所に
グリースを供給すると同時に、給脂が行われたことの検
出信号を外部の表示装置に送信する給脂検出方法と、こ
の方法を実施するための給脂検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械装置には、定期的に注油または給脂
しなければならない箇所がある。これらの箇所は、軸等
の回転部や、部材がスライドする滑り面など、一般的に
は個々にグリースニップルを設け、必要に応じてまたは
定期的に、グリースポンプで給脂している。
【0003】図9は電動グリースポンプと分配弁の組み
合わせによる一般的な集中給脂装置(以下、この装置を
「従来技術」という。)を示すブロック図である。
【0004】この図9に示す従来技術では、電動グリー
スポンプ35にグリースチューブ37を介して分配弁3
9が接続されている。前記グリースチューブ37は、電
動グリースポンプ35には継手36を介して、分配弁3
9には継手38を介してそれぞれ結合されている。
【0005】前記分配弁39には、それぞれグリースチ
ューブ41を介して給脂部43a,43b,…43nが
接続されている。各グリースチューブ41は、分配弁3
9にはそれぞれ継手40を介して、給脂部43a,43
b,…43nにはそれぞれ継手42を介して結ばれてい
る。また、分配弁39には検出スイッチ45が設けられ
ている。
【0006】前記電動グリースポンプ35と機械の運転
席(図示せず)とは、電動グリースポンプ信号ケーブル
44で結ばれている。一方、分配弁39に設けられた前
記検出スイッチ45と機械の運転席とは、検出スイッチ
信号ケーブル46で結ばれている。
【0007】そして、この従来技術では電動グリースポ
ンプ35を駆動すると、グリースがグリースチューブ3
7を通って分配弁39に送り込まれる。このとき、電動
グリースポンプ35からは、電動グリースポンプ信号ケ
ーブル44を通じて機械の運転席に、電動グリースポン
プ35が作動していることの確認信号が送られる。
【0008】また、前記検出スイッチ45からは、検出
スイッチ信号ケーブル46を通じて機械の運転席に、分
配弁39が作動していることの検出信号が送られる。
【0009】前記分配弁39からは、継手40、グリー
スチューブ41および継手42を通じて当該給脂部43
a,43b,…43nにグリースが送られ、給脂され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】グリースを1台のグリ
ースポンプで多くの給脂箇所に給脂する目的は、給脂作
業に多くの時間が掛かる箇所や、給脂忘れが生じやすい
箇所に給脂することであり、さらには給脂に困難な箇所
や危険を伴う箇所にも確実に給脂することである。
【0011】ところが、多くの箇所にグリースを分配し
たり、給脂に困難な箇所を持った機械では、大概グリー
スチューブが長くなったり、機械の稼働部同士が接触し
やすいところが多い。このため、グリースチューブが切
断されてしまったり、継手からグリースチューブが外れ
たりすることが多い。
【0012】しかるに、図9に示す従来技術では、電動
グリースポンプ35が作動していると、電動グリースポ
ンプ信号ケーブル44から機械の運転席へ電動グリース
ポンプ35の確動信号が送られ、例えばグリースチュー
ブ37が切断されていたり、継手36または38から外
れていて、実際には分配弁39にグリースが送られてい
ないような場合であっても、「分配弁へグリースが送ら
れている」と判断してしまうという課題があった。
【0013】また、前記従来技術では、分配弁39が作
動していると、この分配弁39に設けられている検出ス
イッチ45から検出スイッチ信号ケーブル46を通じて
機械の運転席へ分配弁39が作動していることの信号が
送られる。その結果、例えば分配弁39と給脂部43
a,43b,…43nを結んであるグリースチューブ4
1が切断されていたり、継手40または42から外れて
いて、実際には給脂部43a,43b,…43nに給脂
されていないような場合であっても、「給脂が行われて
いる」と誤って判断してしまうという課題もあった。
【0014】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、個々の給脂部に給脂が行
われているか,否かを的確に判断し得る給脂検出方法を
提供することにある。
【0015】また、本発明の他の目的は、前記給脂検出
方法を確実に実施するための給脂検出装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では給脂すべき箇所に直接または近接位置
に、給脂機能と給脂検出機能とを兼備した装置を取り付
け、給脂すべき箇所に前記装置より給脂すると同時に、
外部の表示装置に給脂の検出信号を送信し表示するよう
にしている。
【0017】また、前記目的を達成するため、本発明で
は非電導材製のシリンダ2に、グリース入口4とグリー
ス出口9とを設け、前記シリンダ2の内周に、前記グリ
ース入口4側からグリース出口9側に延びるグリースパ
ス6を形成し、前記シリンダ2の内部に、電導材製のス
プール10を、前記シリンダ2の内部に送り込まれたグ
リースの圧力でグリースパス6を開く方向に移動可能に
嵌挿し、前記シリンダ2に、電導材製でかつ通電用ケー
ブル16に電気的に接続されしかも前記スプール10に
常時接触可能に付勢された通電接点13と、電導材製で
かつグリース出口9寄りに設置された固定接点21とを
取り付け、前記スプール10には電導材製の可動接点1
7を、前記スプール10がグリースパス6を開く方向に
移動したときに、前記固定接点21に当接可能に設け、
前記固定接点21に可動接点17が当接したとき、外部
の表示装置に対して検出信号を送信するように構成して
いる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0019】図1〜図5は給脂機能と給脂検出機能とを
有する装置としての給脂検出装置の一実施例を示すもの
で、図1は縦断側面図、図2,図3および図4は図1の
A−A線,B−B線およびC−C線断面図、図5は同給
脂検出装置の取り付け状態を示す横断平面図である。
【0020】これら図1〜図5に示す実施例の給脂検出
装置1は、シリンダ2と、スプール10と、通電接点1
3と、可動接点17と、固定接点21とを備えている。
前記シリンダ2は、高分子樹脂などの非電導材で形成さ
れている。そして、前記スプール10と通電接点13と
可動接点17と固定接点21とは、鉄,銅等の電導材で
形成されている。
【0021】前記シリンダ2の軸方向の一方の端部に
は、グリース入口4を有するインキャップ3がねじ嵌合
され、他方の端部にはグリース出口9を有するアウトキ
ャップ8がねじ嵌合されている。前記インキャップ3に
は、グリースチューブ25の継手26をねじ嵌合するた
めのおねじが設けられている。前記アウトキャップ8に
は、給脂検出装置取り付け板27に取り付けるためのお
ねじが設けられている。
【0022】前記シリンダ2の内部におけるインキャッ
プ3側には、前記グリース入口4に連通するグリースチ
ャンバ5が形成されている。前記シリンダ2の内周に
は、円周方向に180°の間隔をおいて、グリースパス
6が形成されている。各グリースパス6は、ほぼ半円形
の凹溝状に形成され、グリースチャンバ5と後述のグリ
ース流出孔7とを結んでいる。さらに、シリンダ2の内
部のアウトキャップ8側には、グリース流出孔7が形成
されている。
【0023】前記スプール10は、シリンダ2の内部に
配置され、かつ軸方向に移動可能に嵌挿されている。ま
た、このスプール10は圧縮ばね11により、グリース
パス6を閉じる方向に押進されている。そして、このス
プール10はグリースチャンバ5内にグリースが送り込
まれてきたとき、そのグリースの圧力により、グリース
流出孔7側に移動し、グリースパス6を開くようになっ
ている。さらに、スプール10には、可動接点用のばね
収容室12が形成されている。
【0024】前記通電接点13は、シリンダ2にこのシ
リンダ2の軸方向と直交する方向にスライド可能に設け
られている。この通電接点13には、通電用ケーブル1
6と、通電接点電極15と、圧縮ばね14を通じて通電
されている。また、通電接点13は前記圧縮ばね14に
より、スプール10に接触する方向に付勢されていて、
常に前記スプール10の外周の一部に接触し、このスプ
ール10を通じて可動接点17に通電するようになって
いる。
【0025】前記可動接点17は、図1,図2および図
5に示すように、大径の頭部18を有する断面T字型に
形成されている。この可動接点17は、頭部18をスプ
ール10の内部に形成されている前記ばね収容室12内
に配置し、軸部分を固定接点21側に向けて、スライド
可能に設けられている。また、可動接点17は前記ばね
収容室12内に収容された圧縮ばね19により、固定接
点21側に進出付勢されていて、固定接点21に弾力的
に当接するようになっている。前記圧縮ばね19は、ス
プール10の端部にねじ嵌合された封止栓20により押
さえられている。
【0026】前記固定接点21は、シリンダ2に形成さ
れたグリース流出孔7と直交する方向に設置され、前記
シリンダ2に固定されている。この固定接点21には、
固定接点電極22と、信号ケーブル23が接続されてい
る。そして、この固定接点21に可動接点17が当接し
たとき、固定接点電極22と信号ケーブル23を通じて
外部の表示装置に対して、「給脂が行われている」こと
を検出した検出信号(電気信号)を送信するようになっ
ている。
【0027】前記グリース入口4は、図5に示すよう
に、インキャップ3にねじ嵌合された継手26と、グリ
ースチューブ25と、他の継手を介してグリースの分配
弁に接続されているが、この接続については後に詳述す
る。
【0028】前記グリース出口9は、同じく図5に示す
ように、給脂検出装置取り付け板27に形成されている
グリースホール28に、アウトキャップ8をねじ嵌合さ
せた取り付け部を介して、前記グリースホール28に連
通している。したがって、この実施例では給脂すべき箇
所に、給脂検出装置1を直接取り付けた直結型である。
【0029】前記グリースホール28からは、同図5か
ら分かるように、摺動体29の滑り面30にグリースを
送給するようにしている。
【0030】ところで、この図1〜図5に示す実施例の
給脂検出装置1は、給脂検出装置取り付け板27に給脂
検出装置1を取り付けて使用する状態では、通電用ケー
ブル16、通電接点電極15、圧縮ばね14、通電接点
13およびスプール10を経て可動接点17に通電して
おく。
【0031】この状態で、グリースチューブ25、継手
26およびグリース入口4を通じて、シリンダ2内に形
成されているグリースチャンバ5にグリースを送り込む
と、そのグリースの圧力によりスプール10が圧縮ばね
11のばね力に抗して、シリンダ2内に形成されている
グリース流出孔7の方向に移動する。
【0032】前述のごとく、シリンダ2の内部をスプー
ル10がグリース流出孔7の方向に移動すると、グリー
スパス6,6が開かれる。また、前記スプール10と一
緒に可動接点17も移動する。
【0033】しかして、グリースパス6,6が開かれる
に伴い、グリースチャンバ5内のグリースがグリースパ
ス6,6、グリース流出孔7、グリース出口9、給脂検
出装置取り付け板27に設けられているグリースホール
28を通じて、摺動体29の滑り面30にグリースが送
給され、この滑り面30が潤滑される。
【0034】前述のごとく、グリースチャンバ5に送り
込まれたグリースの圧力によりスプール10が移動し、
これと一緒に可動接点17が移動すると、可動接点17
はやがて固定接点21に当接する。このとき、可動接点
17は圧縮ばね19の作用で固定接点21に弾力的に当
接し、可動接点17に大きな押進力等が作用したとき
は、圧縮ばね19が余分な力を吸収する。
【0035】そして、固定接点21に可動接点17が当
接すると、前記固定接点21に接続されている固定接点
電極22および信号ケーブル23を通じて外部の表示装
置に対して、「給脂が行われている」ことの検出信号で
ある電気信号を送信する。そこで、外部の表示装置は固
定接点21から送り込まれた電気信号に基づき、「給脂
が行われている」ことを表示する。
【0036】以上の説明からも分かるように、この実施
例では給脂すべき箇所である摺動体29の滑り面30に
通じるグリースホール28に、給脂機能と給脂検出機能
とを兼備した給脂検出装置1を直結し、グリースチュー
ブ25、継手26およびグリース入口4を通じてグリー
スチャンバ5内にグリースが送り込まれたとき、その圧
力によりスプール10が移動してグリースパス6,6を
開き、グリースがグリースチャンバ5からグリース流出
孔7、グリース出口9およびグリースホール28を経
て、前記滑り面30に送り込まれると同時に、前記スプ
ール10と一緒に可動接点17が移動して固定接点21
に当接し、固定接点21から固定接点電極22および信
号ケーブル23を通じて、「給脂が行われている」こと
の電気信号を発するようにしている。
【0037】したがって、例えばグリースチューブ25
が途中で切断されていたり、継手からグリースチューブ
25が外れているような場合、つまり給脂すべき箇所に
実際には給脂が行われていない場合には、「給脂が行わ
れている」ことの電気信号が送信されることが全くない
ので、給脂すべき箇所に実際に給脂が行われているか,
否かを的確に判断することができる。
【0038】なお、本発明ではシリンダ2を軸方向の中
央付近で分割し、ねじ等で一体化してもよい。
【0039】また、アウトキャップ8をエルボ等により
直角に曲げ、給脂検出装置取り付け板27に対して、給
脂検出装置1を平行に取り付けるようにしてもよい。
【0040】さらに、シリンダ2に形成されているグリ
ースパス6は、図面に示す2本に限らず、1本でもよ
く、3本以上でもよい。また、グリースパス6の形状
は、ほぼ半円形に限らず、楕円形のほぼ半分の形状に形
成してもよく、コ字型等に形成してもよい。
【0041】次に、図6は給脂検出装置における検出結
果の表示装置の一例を示す回路図である。
【0042】この図6に示す検出結果の表示装置31
は、1個の給脂検出装置1に対して1組設けられてい
る。
【0043】前記表示装置31は、通電用ケーブル16
と信号ケーブル23間に、乾電池等の電源32と、電球
33とを直列に接続して構成されている。
【0044】そして、給脂検出装置1が「給脂が行われ
ている」ことを検出し、信号ケーブル23から電気信号
が発信されると、電源32から電球33に電流が流れ、
電球33が点灯し、「給脂が行われている」ことを表示
する。
【0045】ついで、図7は給脂検出装置における検出
結果の表示装置の他の一例を示す回路図である。
【0046】この図7に示す検出結果の表示装置31
は、2個の給脂検出装置1,1間に接続されている。
【0047】そして、いずれか1個の給脂検出装置1が
「給脂が行われている」ことを検出しないときは、電源
32から電球33に電流が流れず、電球33に点灯しな
いようにしている。
【0048】なお、図6,図7に示す表示装置31にお
いて、電球33に異なる色のカラー豆電球を設け、個々
の給脂部を特定できるようにしてもよい。また、本発明
では通電用ケーブル16と信号ケーブル23とを機械の
運転席まで延ばし、電球またはブザー等で、給脂の検出
結果を表示するようにしてもよい。
【0049】続いて、図8は電動グリースポンプと分配
弁の組み合わせによる給脂装置に、本発明にかかる給脂
検出装置を組み入れた集中給脂装置のブロック図であ
る。
【0050】この図8に示す集中給脂装置では、電導グ
リースポンプ35に継手36、グリースチューブ37お
よび継手38を介して分配弁39が接続されている。こ
の分配弁39は、複数の給脂部43a,43b,…43
nに給脂すべく設置されている。なお、分配弁39には
この分配弁39が作動しているか,否かの検出スイッチ
は、不要につき設けられていない。
【0051】前記各給脂部43a,43b,…43nに
は、給脂機能と給脂検出機能とを兼備した装置である給
脂検出装置1が設けられている。
【0052】前記給脂部43a,43b,…43nに設
けられた各給脂検出装置1は、前記分配弁39に継手2
4、グリースチューブ25および継手26を介して個別
に接続されている。
【0053】前記電動グリースポンプ35には、電動グ
リースポンプ信号ケーブル46が接続されていて、この
電動グリースポンプ信号ケーブル46から機械の運転席
に電動グリースポンプ35が作動していることの確認信
号が送られる。
【0054】一方、各給脂検出装置1からは、信号ケー
ブル23を通じて機械の運転席に、「給脂が行われてい
る」ことの検出信号が送られる。
【0055】前述のごとく、この図8に示す集中給脂装
置においても、給脂部43a,43b,…43nに、そ
れぞれ給脂機能と給脂検出機能とを備えた給脂検出装置
1を直接設けているので、グリースチューブ25が切断
されたり、グリースチューブ25が継手24または26
から外れていた場合には、「給脂が行われている」とい
う検出信号が外部の表示装置に対して送信されないの
で、給脂が行われているか,否かを個々の給脂部43
a,43b,…43nについて的確に判断することがで
きる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明給脂検出方
法では、給脂すべき箇所に直接または近接位置に、給脂
機能と給脂検出機能とを兼備した装置を取り付け、給脂
すべき箇所に前記装置より給脂すると同時に、外部の表
示位置に給脂の検出信号を送信し表示するようにしてい
るので、個々の給脂部に給脂が行われているか,否かを
的確に判断し得る効果がある。
【0057】また、本発明給脂検出装置では、非電導材
製のシリンダ2に、グリース入口4とグリース出口9と
を設け、前記シリンダ2の内周に、前記グリース入口4
側からグリース出口9側に延びるグリースパス6を形成
し、前記シリンダ2の内部に、電導材製のスプール10
を、前記シリンダ2の内部に送り込まれたグリースの圧
力でグリースパス6を開く方向に移動可能に嵌挿し、前
記シリンダ2に、電導材製でかつ通電用ケーブル16に
電気的に接続されしかも前記スプール10に常時接続可
能に付勢された通電接点13と、電導材製でかつグリー
ス出口9寄りに設置された固定接点21とを設け、前記
スプール10には電導材製の可動接点17を、前記スプ
ール10がグリースパス6を開く方向に移動したとき
に、前記固定接点21に当接可能に設け、前記固定接点
21に可動接点17が当接したとき、外部の表示装置に
対して検出信号を送信するように構成しているので、前
記本発明給脂検出方法を確実に実施し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明給脂検出装置の一実施例を示す縦断側面
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】図1に示す実施例の給脂検出装置の取り付け状
態を示す横断平面図である。
【図6】給脂検出装置における検出結果の表示装置の一
例を示す回路図である。
【図7】給脂検出装置における検出結果の表示装置の他
の一例を示す回路図である。
【図8】本発明にかかる給脂検出装置を組み入れた集中
給脂装置のブロック図である。
【図9】集中給脂装置の従来技術を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 給脂検出装置 2 シリンダ 4 グリース入口 5 グリースチャンバ 6 グリースパス 7 グリース流出孔 9 グリース出口 10 スプール 11 スプールの圧縮ばね 13 通電接点 14 通電接点の圧縮ばね 15 通電接点電極 16 通電用ケーブル 17 可動接点 19 可動接点の圧縮ばね 21 固定接点 22 固定接点電極 23 信号ケーブル 24 継手 25 グリースチューブ 26 継手 27 給脂検出装置取り付け板 28 グリースホール 29 摺動体 30 滑り面 31 検出結果の表示装置 35 電動グリースポンプ 37 グリースチューブ 39 分配弁 41 グリースチューブ 43a,43b,…43n 給脂部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給脂すべき箇所に直接または近接位置
    に、給脂機能と給脂検出機能とを兼備した装置を取り付
    け、給脂すべき箇所に前記装置より給脂すると同時に、
    外部の表示装置に給脂の検出信号を送信し表示すること
    を特徴とする給脂検出方法。
  2. 【請求項2】 非電導材製のシリンダ(2)に、グリー
    ス入口(4)とグリース出口(9)とを設け、前記シリ
    ンダ(2)の内周に、前記グリース入口(4)側からグ
    リース出口(9)側に延びるグリースパス(6)を形成
    し、 前記シリンダ(2)の内部に、電導材製のスプール(1
    0)を、前記シリンダ(2)の内部に送り込まれたグリ
    ースの圧力でグリースパス(6)を開く方向に移動可能
    に嵌挿し、 前記シリンダ(2)に、電導材製でかつ通電用ケーブル
    (16)に電気的に接続されしかも前記スプール(1
    0)に常時接触可能に付勢された通電接点(13)と、
    電導材製でかつグリース出口(9)寄りに設置された固
    定接点(21)とを取り付け、 前記スプール(10)には電導材製の可動接点(17)
    を、前記スプール(10)がグリースパス(6)を開く
    方向に移動したときに、前記固定接点(21)に当接可
    能に設け、 前記固定接点(21)に可動接点(17)が当接したと
    き、外部の表示装置に対して検出信号を送信するように
    構成した、ことを特徴とする給脂検出装置。
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