JPH06226692A - 孔明けパンチ - Google Patents

孔明けパンチ

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Publication number
JPH06226692A
JPH06226692A JP3261793A JP3261793A JPH06226692A JP H06226692 A JPH06226692 A JP H06226692A JP 3261793 A JP3261793 A JP 3261793A JP 3261793 A JP3261793 A JP 3261793A JP H06226692 A JPH06226692 A JP H06226692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
positioning plate
punch
knob
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3261793A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuzo Mori
忠三 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KARL JIMUKI KK
CARL Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
KARL JIMUKI KK
CARL Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KARL JIMUKI KK, CARL Manufacturing Co Ltd filed Critical KARL JIMUKI KK
Priority to JP3261793A priority Critical patent/JPH06226692A/ja
Publication of JPH06226692A publication Critical patent/JPH06226692A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙の端縁から孔明け位置までの距離の移動調
整を滑らかに行えるようにし、更にこの距離の調整を無
段階に行えるようにすること。 【構成】 基盤1のに二本の案内レール 101を平行に設
け、該案内レール 101に嵌合する溝 703を裏面に形成し
前記基盤1の上面1に対して摺接する位置決板7を設け
る。そしてこの位置決板7の上面につまみ8を裏面にカ
ム板10を設けてこのつまみ8とカム板10とを位置決板7
に明けた長孔貫通孔 709を貫通する軸 111にて一体に
し、前記パンチ本体基盤3に止めねじ13を介して前記軸
111をパンチ本体基盤3に回動自在に定置する。これに
より、つまみ8を回してカム板10を回動させることによ
り、つまみ8を基盤1に対して定置した状態で案内レー
ル 101に沿って基盤上面を位置決板7のみ無段階に移動
させることができ、つまみ8を回すという簡単な操作で
円滑に位置決板7を移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙の端縁から孔が明けら
れる位置までの距離を任意に調整できるようにした孔明
けパンチの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の孔明けパンチの従来例を図8に
示して説明する。パンチ屑を溜めるための凹部を備えた
基盤1にパンチ本体1のパンチ本体基盤3を嵌着し、こ
のパンチ本体基盤3の上面に門形案内部材4を固定し、
先端に位置決棒6を一体にした操作杆5を門形案内部材
4に挿通した構造になっている。また、図面には現れて
いないが、差し込まれた紙によって位置決棒6が押され
て既に位置が調整されている位置決棒6が移動しないよ
うに、紙の端縁から孔明け位置までの距離を段階的にロ
ックする構成が門形案内部材4と操作杆5との間に設け
られている。したがって、紙の端縁から孔明け位置まで
の距離の調整は操作杆5を門形案内部材4に沿わせて摺
動させ位置決棒6の位置を段階的に調節するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的にこの種の事務
機器は外観の良さとか使い良さが商品の重要な要素とし
て要求される。そこで上記従来例においてはパンチ本体
基盤3の上面に門形案内部材4および先端に位置決棒6
を一体にした操作杆5が設けられているので、外観が悪
いという改良すべき問題がある。
【0004】次に、使い良さの観点から見た場合に門形
案内部材4と操作杆5との間には紙の端縁から孔明け位
置までの距離を段階的に位置決めするためのロック機構
があるので、段階的に位置決めされた位置にしか孔明け
することができず、任意の位置に孔明けしたい場合には
使い易さの点で改良すべき問題があり、また、門形案内
部材4と操作杆5との間に段階的に位置決するためのロ
ック機構があるので、操作杆5を摺動させる時にこのロ
ック機構が引っかかって操作杆5を滑らかに動かすこと
が困難であり使い易さの点で改良すべき問題がある。
【0005】本発明は事務機器としての外観が良く、か
つ、紙の端縁から孔明け位置までの距離の移動調整を滑
らかに行えるようにし、更にこの距離の調整を無段階に
行えるようにした孔明けパンチを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る手段は、パンチ屑溜め凹部を備えた基盤
にパンチ本体を嵌着した構造の孔明けパンチにおいて、
前記基盤の側部両側の上面に案内レールを平行に設け、
該案内レールに嵌合する溝を裏面に形成し前記基盤の上
面に対して摺接し前記基盤の幅と略等しい位置決板を設
け、該位置決板の上面につまみを設けると共に位置決板
の裏面にカム板を設けて該つまみとカム板とを位置決板
に明けた長孔貫通孔を貫通する軸にて一体にし、前記パ
ンチ本体の基盤に止めねじを介して前記軸をパンチ本体
の基盤に回動自在に定置したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明はこのように構成したので次の通りの作
用がある。すなわち、パンチ屑溜め凹部を備えた基盤に
パンチ本体を嵌着した構造の孔明けパンチの前記基盤の
側部両側の上面に案内レールを平行に設け、該案内レー
ルに嵌合する溝を裏面に形成し前記基盤の上面に対して
摺接し前記基盤の幅と略等しい位置決板を設けたので、
パンチ本体基盤上で目に見える部分は基盤と略同じ幅の
位置決板でありその外観を向上することが可能となる。
そして、前記案内レールに案内されて基盤上を摺動する
ように設けられた位置決板の上面につまみを設けると共
に位置決板の裏面にカム板を設けて該つまみとカム板と
を位置決板に明けた長孔貫通孔を貫通する軸にて一体に
し、前記パンチ本体の基盤に止めねじを介して前記軸を
パンチ本体の基盤に回動自在に定置したので、つまみを
回してカム板を回動させることにより、つまみを基盤に
対して定置した状態で案内レールに沿って基盤上面を位
置決板のみ無段階に移動させることが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。組み立て斜視図で示した図1において、基盤1
の側部両側の上面には案内レール 101が平行に設けられ
ている。 102はパンチ本体基盤3が嵌着される段部であ
り、 103はパンチ屑溜め凹部である。パンチ本体基盤3
には後で説明する止めねじが貫通する貫通孔 301が明け
られている。また、基盤1の先端部には紙の大きさに応
じて孔明け位置を決めるための位置決尺9が摺動可能な
ように嵌入されている。位置決板7には位置決板7が基
盤1の上面に沿って摺動した時にパンチ本体2の脚部 2
01が干渉しないように凹部 701が形成されていると共
に、孔間の中央部を指示するための突起702が形成され
ている。8は後で説明するつまみである。
【0009】案内板7の裏面には図2および図3に示す
ように、図1における案内レール 101が嵌合される溝 7
03が設けられており、この溝 703と案内レール 101とが
嵌合した状態で基盤1の上面に位置決板7の摺接面 704
が摺接するようになっている。また、位置決板7には長
孔 709が明けられており、つまみ8の中心からずれた中
心を有するカム板10が図3に示すように、長孔 709を貫
通してつまみ8の中心に設けられた軸 111によりつまみ
8に一体に設けられている。また、カム板10の外周に接
する案内面 706および 708を形成するように図3でも解
るように低い段部 705および 707が形成されている。そ
して、カム板10には二本のスリット1001が設けられてカ
ム板10の一部にスプリング効果を持たせるようにし、そ
の部分に突起1002が形成されている。図2に示すように
図3に示した軸 111には孔11が明けられており、軸 111
は実質上円筒になっている。
【0010】図4は図7のAーA線における縦断面図で
あり、図1に示すようにパンチ本体基盤3を基盤1の段
部 102に嵌着した後に、図3に示すように位置決板7に
つまみ8とカム板10とを一体にした状態で溝 703を案内
レール 101に嵌入して組み立てた状態を示している。こ
れを更に詳しく説明すると図5および図6に示すように
感知板12の軸 121を図2に示す孔11に挿入し、この状態
で図1および図4に示すように基盤1に嵌着されている
パンチ本体基盤3を位置決板7で覆うように溝703を案
内レール 101に嵌入し、止めねじ13を止めねじ貫通孔 3
01(図1)を通して図5に示すねじ孔 122に螺合する。
これにより孔11と軸 121との嵌合でつまみ8の回動を可
能にし、かつ、止めねじ13と止めねじ貫通孔 301との間
で軸 111をパンチ本体基盤3に定置する。感知板12は図
示が省略されているが位置決板7またはパンチ基盤3に
対して回転しないようになっている。
【0011】このように構成した本実施例の作用につい
て次に説明する。まず、組み立てについて説明する。パ
ンチ本体2は通常のものであり既に組み立てられてい
る。このパンチ本体2を基盤1の段部 102に嵌着する。
次に、図3に示すように軸 111を介してつまみ8とカム
板10とを一体に取りつけた位置決板7の軸 111に明けた
孔11に感知板12の軸 121を挿入し、パンチ本体基盤3を
位置決板7で覆うように案内レール 101に溝 703を嵌入
する。次に、パンチ本体基盤3の裏面から貫通孔301に
止めねじ13を挿通しての軸 121に設けたねじ孔 122に螺
合することにより組立が完了する。このように、組み立
て点数が少なく、かつ、一本の止めねじ13により止めれ
ばよいので、組み立てを容易に行うことが可能になる。
【0012】このようにして組み立てた状態において、
つまみ8に一体に設けられた軸 111に明けた孔11に感知
板12に設けた軸 121を嵌合しているので、孔11と軸 121
との嵌合によりつまみ8は回動可能になり、これにより
軸 111を介してつまみ8に一体に設けられたカム板10を
回転させることが可能になり、かつ、パンチ本体基盤3
に明けた貫通孔 301を貫通して上記軸 121に設けたねじ
孔 122に止めねじ13を螺合するようにしているので、上
記つまみ8とカム板10とを一体に結合している軸 111を
パンチ本体基盤3に定置することが可能になる。これに
よりつまみ8(カム板10)をパンチ本体基盤3に定置し
た状態で回動させることが可能になる。本実施例では感
知板12に設けた軸 121を孔11に嵌合するようにしている
が、感知板12を使用せずに単にねじ孔 122を備えた軸 1
21を使用しても上記作用は同じである。
【0013】そして、止めねじ13は位置決板7に明けた
長孔貫通孔 709に挿通されており、案内レール 101と溝
703とが嵌合し位置決板7の摺接面 704が基盤1の上面
を摺接するようになっているので、パンチ本体基盤3に
定置され、かつ、回転可能になっている上記つまみ8を
回すことによりカム板10が回動し、このカム板10の外周
に摺接するように形成された案内面 706および 708を介
して位置決板7を無段階に移動させることが可能にな
る。そして、逆に位置決板7を移動してカム板10を回動
させることができないので、つまみ8を回さない限り位
置決板7を動かすことができず、カム板10の回動をロッ
クするロック機構を設けなくても、位置決板7の移動を
確実にロックすることが可能になる。
【0014】また、カム板10には二本のスリット1001が
設けられていてカム板10の一部にスプリング効果を持た
せ、その部分に突起を設けているので、上記カム板10の
回動により突起1002が感知板12に設けた感知孔 123に嵌
合して段階的に位置決板7の移動位置を感知することも
可能であり、また、上記の通りカム板10の一部にスプリ
ング効果を持たせているので、突起1002と感知孔 123と
が嵌合しない任意の位置に位置決板7を位置決すること
が可能であり、かつ、この位置決板7の位置決めを無段
階にすることが可能である。そして、この位置決板7の
位置決めはつまみ8を回すだけの簡単な操作により行
い、かつ、位置決板7は案内レール 101と溝 703との嵌
合により案内され、基盤1の上面と位置決板7の摺接面
704との間の摺接により移動するので、位置決板7の移
動を円滑に行うことが可能になる。
【0015】そして、溝 704、カム板10および止めねじ
13などは位置決板7の裏面に形成ないしは配設されてい
るので、組み立てた状態では図7に示すように溝 704、
カム板10および止めねじ13などは位置決板7により隠さ
れた状態であり、位置決板7の表面にはつまみ8のみが
現れていてその外観を向上させることが可能である。本
実施例のように位置決板7の形状を基盤1の形状に一致
させることにより、その外観を更に向上することが可能
になる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、パン
チ屑溜め凹部を備えた基盤にパンチ本体を嵌着した構造
の孔明けパンチの前記基盤の側部両側の上面に案内レー
ルを平行に設け、該案内レールに嵌合する溝を裏面に形
成し前記基盤の上面に対して摺接し前記基盤の幅と略等
しい位置決板を設けたので、パンチ本体基盤上で目に見
える部分は基盤と略同じ幅の位置決板でありその外観を
向上することができる。そして、前記案内レールに案内
されて基盤上を摺動するように設けられた位置決板の上
面につまみを設けると共に位置決板の裏面にカム板を設
けてこのつまみとカム板とを位置決板に明けた長孔貫通
孔を貫通する軸にて一体にし、前記パンチ本体の基盤に
止めねじを介して前記軸をパンチ本体の基盤に回動自在
に定置したので、つまみを回してカム板を回動させるこ
とにより、つまみを基盤に対して定置した状態で案内レ
ールに沿って基盤上面を位置決板のみ無段階に移動させ
ることができると共に、つまみを回すという簡単な操作
で円滑に位置決板を移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の組み立て分解斜視図であ
る。
【図2】図1における位置決板の裏面図である。
【図3】図2のBーBにおける縦断面図である。
【図4】図7のAーA線における縦断面図である。
【図5】図4におけるカムロック板の平面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】本実施例の外観図である。
【図8】従来例の外観図である。
【符合の説明】
1 基盤 101 案内レール 103 パンチ屑溜め凹部 2 パンチ本体 7 位置決板 703 溝 10 カム板 111 軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチ屑溜め凹部を備えた基盤にパンチ
    本体を嵌着した構造の孔明けパンチにおいて、前記基盤
    の側部両側の上面に案内レールを平行に設け、該案内レ
    ールに嵌合する溝を裏面に形成し前記基盤の上面に対し
    て摺接し前記基盤の幅と略等しい位置決板を設け、該位
    置決板の上面につまみを設けると共に位置決板の裏面に
    カム板を設けて該つまみとカム板とを位置決板に明けた
    長孔貫通孔を貫通する軸にて一体にし、前記パンチ本体
    の基盤に止めねじを介して前記軸をパンチ本体の基盤に
    回動自在に定置したことを特徴とする孔明けパンチ。
JP3261793A 1993-01-28 1993-01-28 孔明けパンチ Pending JPH06226692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3261793A JPH06226692A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 孔明けパンチ

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JP3261793A JPH06226692A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 孔明けパンチ

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JPH06226692A true JPH06226692A (ja) 1994-08-16

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ID=12363819

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JP3261793A Pending JPH06226692A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 孔明けパンチ

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JP (1) JPH06226692A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8549972B2 (en) 2008-11-12 2013-10-08 Ek Success Ltd. Flat paper punch

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8549972B2 (en) 2008-11-12 2013-10-08 Ek Success Ltd. Flat paper punch
US10556360B2 (en) 2008-11-12 2020-02-11 American Crafts, L.C. Flat paper punch

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