JPH06226673A - ロボットハンド - Google Patents

ロボットハンド

Info

Publication number
JPH06226673A
JPH06226673A JP1665793A JP1665793A JPH06226673A JP H06226673 A JPH06226673 A JP H06226673A JP 1665793 A JP1665793 A JP 1665793A JP 1665793 A JP1665793 A JP 1665793A JP H06226673 A JPH06226673 A JP H06226673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
air
cylinder
closed chamber
variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1665793A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Shimamura
公一 嶋村
Ryuichi Onda
隆一 恩田
Minoru Kobayashi
小林  実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1665793A priority Critical patent/JPH06226673A/ja
Publication of JPH06226673A publication Critical patent/JPH06226673A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットハンドに関し,限られた供給エアポ
ート数に対して複数個のハンドの取りつけを可能にし,
かつ,電源断時のハンドの位置を保持できるようにする
ことを目的とする。 【構成】 ワーク 7の把持方向に駆動可能なピストン 5
およびシリンダ 1と,該ピストンのロッドの先端に取り
つけられた該ワークの把持装置 6と,電源投入時に圧搾
空気を該シリンダの該ピストンのロッドと反対側の第1
の可変密閉室 2内に供給し且つ電源遮断時に該第1の可
変密閉室内の空気を排気する2ポートの空気制御バルブ
10と,該シリンダの該ピストンのロッド側の第2の可変
密閉室 3内に設けられ該ピストンを押し上げる戻しバネ
4と,該第2の可変密閉室に設けられ且つ真空源 9に接
続された排気口とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として産業用ロボット
のハンドに係り, 特に電源断時のエアシリンダのピスト
ン位置の保持機構に関する。
【0002】近年, 製造分野における多品種小量生産化
に伴い, 多部品組立ロボットの需要が増加し,1つのロ
ボットに多くの組立機能を搭載した複合ハンドが要求さ
れている。このため,汎用度の高い真空吸着機構を複数
個使用したハンドが提供されているが,ワークを把持し
たときに電源が遮断された場合にハンドを駆動するエア
シリンダのピストン位置を保持する必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来,電源遮断時のエアシリンダのピス
トン位置保持はダブルソレノイド型空気制御バルブを使
用することで可能であった。
【0004】図3は従来例によるハンドの構成図であ
る。図において, 1はエアシリンダ, 2, 3 はエアシリ
ンダの可変チャンバ, 5はピストン, 6はピストンの先
端に取りつけられた吸着パッド, 9は吸着パッドを作動
させる真空源, 11はエアシリンダを作動させる空圧源,
12,12a は電磁ソレノイドを作動させる電源, 13はバル
ブ開閉スイッチ, 14はダブルソレノイド型空気制御バル
ブ(3ポート), 22は電磁ソレノイド, 31はハンド機構
部である。
【0005】上記の構造で,2つの電磁ソレノイドの電
源が断のときのピストン位置保持動作は以下のようにな
る。まず,電源12a が投入されると, ダブルソレノイド
型空気制御バルブ14は図の上側の枠内に示される接続と
なり,チャンバ 2内に圧搾空気が送りこまれ, チャンバ
3内の空気は排気されてピストン 5は矢印の方向に下が
り,下死点で停止し位置を保持する。この状態で電源断
が発生してもバルブ14の位置には変化が生じないため,
ピストンも電源断以前の状態を維持する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例では,ダブルソ
レノイド型空気制御バルブを使用しているため,ハンド
の供給エアポート数は2個必要であった。しかしなが
ら,ロボット先端に搭載されている供給エアポート数は
限られているので, 複数個のハンドを取りつけることは
できなかった。
【0007】本発明は限られた供給エアポート数に対し
て複数個のハンドの取りつけを可能にし,かつ,電源が
遮断されたときのハンドの把持位置を保持できるように
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は, 1)ロボットアームの先端に取りつけられるロボットハ
ンドであって,ワーク 7の把持方向に駆動可能なピスト
ン 5およびシリンダ 1と,該ピストンのロッドの先端に
取りつけられた該ワークの把持装置 6と,電源投入時に
圧搾空気を該シリンダの該ピストンのロッドと反対側の
第1の可変密閉室 2内に供給し且つ電源遮断時に該第1
の可変密閉室内の空気を排気する2ポートの空気制御バ
ルブ10と,該シリンダの該ピストンのロッド側の第2の
可変密閉室 3内に設けられ該ピストンを押し上げる戻し
バネ 4と,該第2の可変密閉室に設けられ且つ真空源 9
に接続された排気口とを有するロボットハンド, あるい
は 2)ロボットアームに請求項1記載のロボットハンドが
複数個搭載されているロボットハンドにより達成され
る。
【0009】
【作用】図1は本発明の原理説明図である。図におい
て, 1はエアシリンダ, 2, 3 は可変チャンバ(第1及
び第2の可変密閉室), 4は戻しバネ, 5 はピストン,
6は吸着パッド, 7 はワーク, 8は継手, 9は真空源,
10は空気制御バルブ, 11は空圧源, 12は電源, 13はバル
ブ開閉スイッチ, 22は電磁ソレノイド, 23はソレノイド
戻しバネ, 30はハンド機構部である。
【0010】空圧源11の圧搾空気が空気制御バルブ10を
介してシリンダ 1の可変チャンバ 2に送り込まれると,
ピストン 5が矢印の下向き方向へ移動する。ピストン 5
のロッドの先端にはワーク 7を把持する真空吸着パッド
(把持装置) 6が取りつけられ,継手 8を介して真空源
9に接続されている。また,シリンダ 1の可変チャンバ
3も継手 8を介して真空源 9に接続されている。
【0011】空気制御バルブ10は電磁ソレノイド22に通
電することで圧搾空気を可変チャンバ 2に送り込み,前
記通電を止め空気制御バルブ10を遮断することにより可
変チャンバ 2内の空気を排気する。
【0012】したがって,圧搾空気を可変チャンバ 2に
送り込みピストン 5を下げた状態で空気制御バルブ10を
遮断し, 可変チャンバ 2内の空気を排気すると戻しバネ
4の力によりピストン 5は上方に移動する。
【0013】本発明では,圧搾空気を可変チャンバ 2に
送り込みピストン 5を下げた状態で吸着パッド 6でワー
ク 7を吸着把持すると, 空気制御バルブ10を遮断し, 可
変チャンバ 2内の空気を排気しても, 可変チャンバ 3が
負圧状態にあり戻しバネ 4の力に打ち勝つため, ピスト
ン 5の位置は保持される。
【0014】
【実施例】単体ハンドの場合は図1で説明したので,こ
こでは本発明の複合ハンドへの適用例を説明する。
【0015】図2は本発明の実施例の構成図である。こ
の例は,図1で説明したハンドを2個搭載した複合ハン
ドの機構を示し,基本動作は図1に準ずる。
【0016】図において, 1a, 1b はエアシリンダ, 2
a, 2bは可変チャンバ, 4a, 4bは戻しバネ, 5a, 5bはピ
ストン, 6a, 6bは吸着パッド, 7a, 7bはワーク, 8は継
手, 10a, 10bは空気制御バルブ, 11a, 11bは空圧源, 12
は電源, 15a, 15bは真空制御バルブ, 16は真空源および
真空破壊装置, 17は金具, 18はロボットアーム, 19, 20
はピストン位置検出センサ, 21a, 21bは盲栓, 22は電磁
ソレノイド, 23a, 23bはソレノイド戻しバネ, 32はハン
ド機構部である。
【0017】ここで, 17は2個のハンドを連結する金具
であり,ロボットアームの先端18に接続されている。16
は真空源および真空破壊装置であり,ワークの把持およ
びリリースを行う装置である。
【0018】いま,シリンダ1aの吸着パッド6aでワーク
7aを把持する場合を説明すると,空気制御バルブ10a を
通電し,圧搾空気を可変チャンバ2aへ送り込むと, ピス
トン5aは下方へ移動する。下死点までくるとピストン位
置検出スイッチ(位置検出センサ)19が作動し,真空制
御バルブ15a を動作させ, 吸着パッド6aを負圧状態にし
ワーク7aを把持する。
【0019】一方,この状態で電源断が発生すると, 空
気制御バルブ10a も真空制御バルブ15a も遮断状態にな
り,ピストン位置保持不能, ワーク把持不能の危険が生
じるが, 真空制御バルブ15a の排気ポートに盲栓21a を
取りつけることにより,可変チャンバ3aおよび吸着パッ
ド6aの負圧状態が保たれて, ピストン位置保持およびワ
ーク把持が可能となる。
【0020】また,ワークを把持していない状態におい
て,電源断が発生するとハンドは戻しバネ4a, 4bの力に
より退避する方向に移動するため, ロボットハンドリン
グ作業に支障をきたすことはない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば, 限られた空圧源, 真空
源に対してロボットアームに複数個のハンドの取りつけ
が可能となり,かつ,空圧源, 真空源を制御する電磁バ
ルブの電源断時にも, ハンドのワーク保持状態を保持す
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の実施例の構成図
【図3】 従来例によるハンドの構成図
【符号の説明】
1, 1a, 1b エアシリンダ 2, 2a, 2b, 3, 3a, 3b 可変チャンバ 4, 4a, 4b 戻しバネ 5, 5a, 5b ピストン 6, 6a, 6b 吸着パッド 7, 7a, 7b ワーク 8 継手 9 真空源 10, 10a, 10b 空気制御バルブ 11, 11a, 11b 空圧源 12, 12a 電源 15a, 15b 真空制御バルブ 16 真空源および真空破壊装置 17 連結金具 18 ロボットアームの先端部 19, 20 ピストン位置検出スイッチ 21a, 21b 盲栓 22 電磁ソレノイド 23, 23a, 23b ソレノイド戻しバネ 30, 31, 32 ハンド機構部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアームの先端に取りつけられる
    ロボットハンドであって,ワーク(7) の把持方向に駆動
    可能なピストン(5) およびシリンダ(1) と,該ピストン
    のロッドの先端に取りつけられた該ワークの把持装置
    (6) と,電源投入時に圧搾空気を該シリンダの該ピスト
    ンのロッドと反対側の第1の可変密閉室(2) 内に供給し
    且つ電源遮断時に該第1の可変密閉室内の空気を排気す
    る2ポートの空気制御バルブ(10)と,該シリンダの該ピ
    ストンのロッド側の第2の可変密閉室(3)内に設けられ
    該ピストンを押し上げる戻しバネ(4)と,該第2の可変
    密閉室に設けられ且つ真空源(9) に接続された排気口と
    を有することを特徴とするロボットハンド。
  2. 【請求項2】 ロボットアームに請求項1記載のロボッ
    トハンドが複数個搭載されていることを特徴とするロボ
    ットハンド。
JP1665793A 1993-02-04 1993-02-04 ロボットハンド Withdrawn JPH06226673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1665793A JPH06226673A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 ロボットハンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1665793A JPH06226673A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 ロボットハンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06226673A true JPH06226673A (ja) 1994-08-16

Family

ID=11922420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1665793A Withdrawn JPH06226673A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 ロボットハンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06226673A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087151A (ja) * 2006-09-22 2008-04-17 Mire Kk 電子部品ピッカー及びこれを備えたハンドラー用ヘッドアセンブリー
KR100877903B1 (ko) * 2006-10-25 2009-01-13 (주)진성 테크템 다수 물품의 흡착 전환 이송 집접장치.
JP2018204543A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 Smc株式会社 シリンダ装置及び吸着装置付きシリンダ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087151A (ja) * 2006-09-22 2008-04-17 Mire Kk 電子部品ピッカー及びこれを備えたハンドラー用ヘッドアセンブリー
KR100877903B1 (ko) * 2006-10-25 2009-01-13 (주)진성 테크템 다수 물품의 흡착 전환 이송 집접장치.
JP2018204543A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 Smc株式会社 シリンダ装置及び吸着装置付きシリンダ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5850961A (en) Quick exhaust remote trigger valve for fastener driving tool
EP0260128B1 (en) Vacuum suction device
JP4532749B2 (ja) デュアルスロットバルブおよびその操作方法
US7281464B2 (en) Inlet monitor and latch for a crust breaking system
JPH0569373A (ja) 2方向作動の把持装置
JP5463048B2 (ja) 磁力グラブ
EP1255049B1 (en) Low-energy and non-heat transferring crust breaking system
US4484855A (en) Double-hand unit
JPH06226673A (ja) ロボットハンド
CN213616773U (zh) 机器人的快换系统
JPS6325102Y2 (ja)
KR20020040250A (ko) 다차종 금속 패널 파지장치
SU1238834A1 (ru) Устройство дл подачи плоских заготовок в рабочую зону пресса
JP2538779Y2 (ja) 流体圧ハンド装置
SU1627404A1 (ru) Магнитно-вакуумный захват
JPH09280406A (ja) ダブルソレノイド形電磁弁
SU1620299A1 (ru) Захватное устройство
JPH10264070A (ja) 流体圧作動式チャック装置
JP2546056Y2 (ja) 打ち込み機
JPS61249289A (ja) 産業用ロボツトのハンド装置
JPS5923956B2 (ja) ハンドの制御方式
RU2016270C1 (ru) Пневматический привод возвратно-поступательного действия
KR940003181Y1 (ko) 자동공구 교환장치
JP2003301952A (ja) 空圧バルブ機構
JPH03178793A (ja) ワーク・ハンドリングロボットのグリッパー駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404