JPH0622666Y2 - テーブルフィーダ用シール装置 - Google Patents

テーブルフィーダ用シール装置

Info

Publication number
JPH0622666Y2
JPH0622666Y2 JP1988078283U JP7828388U JPH0622666Y2 JP H0622666 Y2 JPH0622666 Y2 JP H0622666Y2 JP 1988078283 U JP1988078283 U JP 1988078283U JP 7828388 U JP7828388 U JP 7828388U JP H0622666 Y2 JPH0622666 Y2 JP H0622666Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal body
table feeder
side wall
upper cover
sliding seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988078283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH022328U (ja
Inventor
信太郎 島村
宏明 田畑
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
Priority to JP1988078283U priority Critical patent/JPH0622666Y2/ja
Publication of JPH022328U publication Critical patent/JPH022328U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0622666Y2 publication Critical patent/JPH0622666Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ship Loading And Unloading (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば石炭用連続アンローダのテーブルフィ
ーダ上部からの粉塵の漏れを防ぐために用いられるテー
ブルフィーダ用シール装置に関する。
[従来の技術] アンローダのテーブルフィーダは、第5図に示すように
垂直に立上った側壁10を有し、その上方にはテーブル
フィーダ上方を覆うための上部カバー12が周方向に相
対移動自在に配置されている。
そして、上記側壁10の上面部と上部カバー12の周縁
部との間に形成された隙間16をシールするために、側
壁10の上面部には自由端が上部カバー12の周縁部に
摺接されたゴム板製のシール板30が取付けられてい
た。なお、31はシール板30を覆うカバーである。
[考案が解決しようとする課題] ところで、製作、組立精度上、側壁10と上部カバー1
2の隙間16がこれらの相対移動により変化するため、
シール板30にはその変化に応じる追従が要求される。
しかしながら、上記シール板30では、劣化して追従性
が低下し易く、しかも摩擦抵抗が大きく摩耗し易いた
め、高いシール性を維持することが難しく、頻繁に交換
しなければならなかった。
本考案の目的はこのような従来技術の問題点を解決し、
摩耗しにくく、しかも追従性の低下を来さない耐久性の
高いテーブルフィーダ用シール装置を提供することであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、テーブルフィーダ
の側壁上面部と、その上方を相対移動自在に覆う上部カ
バーの周縁部との間をシールする装置において、上記上
部カバーの周縁部に垂直の取付面を有するフランジを設
けると共に、その取付面に周方向に連続したブラケット
を設け、上記側壁上面部に超高分子ポリエチレンからな
る周方向に連続した環状の滑動シール体を摺動自在に載
置し、この滑動シール体の上面部とブラケットとの間を
掛け渡して、ゴム板の外側に板バネが重ね合わされ且つ
断面U字状に弾性変形された付勢シール体をボルトとナ
ットにより取付け、側壁上面部と取付面とに、上記滑動
シール体の半径方向の移動範囲を規制するストッパをそ
れぞれ固着したものである。
[作用] 滑動シール体は、テーブルフィーダの側壁上面部に摺動
自在に載置されると共に付勢シール体の弾性力によって
上記側壁上面部に押圧されている。これにより、側壁と
上部カバーの上下、左右の相対変位に追従してシールす
ることが可能となる。また滑動シール体は超高分子ポリ
エチレンなどの摩擦係数の小さい部材によって形成さ
れ、滑動性に優れ、摩耗しにくい。したがって、耐久性
の高いシール装置が実現されることになる。さらに、ス
トッパにより滑動シール体の半径方向の移動範囲が規制
されるので、滑動シール体の追従性をさらに向上させて
確実なシールを行うことができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
アンローダのテーブルフィーダ部分を示す第2図におい
て、1はクレーンのブーム先端部2に連結されたトップ
支持フレームであり、このトップ支持フレーム1上に
は、第3図に示すように例えば第1の旋回環3を介して
バケットエレベータケーシング4が旋回自在に支持さ
れ、この第1の旋回環3には第2の旋回環5を介してテ
ーブルフィーダ6の旋回テーブル7と内側壁8とからな
るテーブルフィーダ本体9が旋回自在に支持されてい
る。テーブルフィーダ本体9の外周に沿って内側壁8に
対向した外側壁10が配置され、この外側壁10はトッ
プ支持フレーム1に立設された支持材11に固定されて
いる。
テーブルフィーダ6の上方には、これを覆う周方向に連
続した上部カバー12が配置され、この上部カバー12
は、第4図に示すようにバケットエレベータケーシング
4から水平に延出された支持材13に固定されている。
テーブルフィーダ6の外側壁10は旋回しないが、内側
壁8は旋回テーブル7と一体で旋回し、また上部カバー
12はバケットエレベータケーシング4と一体で旋回す
るようになっているため、テーブルフィーダ6の両側壁
8,10の上面部14と上部カバー12の内外の周縁部
15との間には隙間16がそれぞれ形成されている。こ
れらの隙間16をシールするために、本考案に係るシー
ル装置17がそれぞれ設けられるが、内側および外側の
シール装置17は同一構成であるため、外側のシール装
置についてその具体的構成を説明する。第1図に示すよ
うに、外側壁10の上端部には水平の上面部14を形成
するフランジ18が設けられ、上部カバー12の周縁部
には垂直の取付面19を有する断面コ字状のフランジ2
0が設けられている。そして、上記外側壁上面部14に
は超高分子ポリエチレンからなる周方向に連続した環状
の滑動シール体21が摺動自在に載置され、この滑動シ
ール体21の上面部と、上記上部カバー12の取付面1
9に周方向に連続して固着された断面L字状のブラケッ
ト22とには、これらの間をシールすると共に滑動シー
ル体21を外側壁上面部14に押圧付勢するための断面
U字状に弾性変形された付勢シール体23が掛渡されて
ボルト24とナット25により取付けられている。この
付勢シール体23は、シールを行うゴム板26の外側に
板ばね27を重ね合せて構成されている。なお、28,
29は外側壁上面部14と上部カバー12の取付面19
とにそれぞれ固着されたストッパであり、滑動シール体
21の半径方向の移動範囲を規制している。
かかる構成によれば、上部カバー12の旋回移動に追従
して滑動シール体21がテーブルフィーダ6の両側壁上
面部14を摺動し、上部カバー12と両側壁上面部14
との間の左右方向(半径方向)の変位は上記滑動シール
体21の摺動によって吸収され、上下方向の変位は付勢
シール体23の弾性変形によって吸収される。また、上
部カバー12と滑動シール体21との間は付勢シール体
23によってシールされている。滑動シール体21は超
高分子ポリエチレンによって形成されているため、滑動
性に優れ摩耗しにくい。なお、付勢シール体23はゴム
板26と板バネ27で構成されているため弾力性が低下
しにくく、しかもゴム板26は板ばね27によって覆わ
れていて外部に露出していないので劣化しにくい。
したがって、シール性、追従性および耐久性の高いシー
ル装置が実現できる。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば次のような優れた効果を発
揮する。
テーブルフィーダの側壁上面部に滑動シール体を摺動自
在に載置して、この滑動シール体と上部カバー周縁部と
の間に付勢シール体を掛渡して取付けたので、シール
性、追従性および耐久性の高いテーブルフィーダ用シー
ル装置が実現できる。
特に、超高分子ポリエチレンによって滑動シール体を形
成したので耐摩耗性を向上させ、さらにストッパにより
滑動シール体の半径方向の移動範囲を規制して追従性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図のC部を拡大した本考案に係るテーブル
フィーダ用シール装置の一実施例を示す断面図、第2図
はアンローダのテーブルフィーダ部分を示す側面図、第
3図は第2図のA−A矢視断面図、第4図は第3図のB
−B矢視平面図、第5図は従来のテーブルフィーダ用シ
ール装置を示す断面図である。 図中、6はテーブルフィーダ、10は側壁、12は上部
カバー、21は滑動シール体、23は付勢シール体であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルフィーダの側壁上面部と、その上
    方を相対移動自在に覆う上部カバーの周縁部との間をシ
    ールする装置において、上記上部カバーの周縁部に垂直
    の取付面を有するフランジを設けると共に、該取付面に
    周方向に連続したブラケットを設け、上記側壁上面部に
    超高分子ポリエチレンからなる周方向に連続した環状の
    滑動シール体を摺動自在に載置し、該滑動シール体の上
    面部とブラケットとの間を掛け渡して、ゴム板の外側に
    板バネが重ね合わされ且つ断面U字状に弾性変形された
    付勢シール体をボルトとナットにより取付け、側壁上面
    部と取付面とに、上記滑動シール体の半径方向の移動範
    囲を規制するストッパをそれぞれ固着したことを特徴と
    するテーブルフィーダ用シール装置。
JP1988078283U 1988-06-15 1988-06-15 テーブルフィーダ用シール装置 Expired - Lifetime JPH0622666Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988078283U JPH0622666Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 テーブルフィーダ用シール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988078283U JPH0622666Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 テーブルフィーダ用シール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH022328U JPH022328U (ja) 1990-01-09
JPH0622666Y2 true JPH0622666Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=31303219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988078283U Expired - Lifetime JPH0622666Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 テーブルフィーダ用シール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622666Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5220503Y2 (ja) * 1971-05-25 1977-05-12
JPS5544980Y2 (ja) * 1975-10-16 1980-10-22
JPS5693628A (en) * 1979-11-22 1981-07-29 Buehler Ag Geb Conveyor device for unloading under steep condition in shipping and other tank device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH022328U (ja) 1990-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1044853A (en) Drain stopper
GB2102479A (en) A man-hole for a road
JPH0622666Y2 (ja) テーブルフィーダ用シール装置
JP2010121267A (ja) エキスパンション・ジョイント
JP6148528B2 (ja) 支承構造
JPH0732984Y2 (ja) ベアリングシール
CN216478922U (zh) 一种与凸部配合的驱动桥密封结构
JPS5934644Y2 (ja) すべり支承用ダストシ−ル
KR102231801B1 (ko) 이동식 펌프 장치
JPH0356693Y2 (ja)
WO2024048552A1 (ja) 密封構造
CN219774799U (zh) 一种水泥磨机用滑履护罩密封结构
CN211874937U (zh) 轴承结构
JPH0243597Y2 (ja)
CN219173117U (zh) 一种密封盖结构
JP4609636B2 (ja) 密封装置
JPH0411967U (ja)
CN220581534U (zh) 一种带防尘挡板的组合密封结构
CN218863262U (zh) 悬动磁力调心随动油封
JP2576611Y2 (ja) 流体圧シリンダ装置
JPS5916805Y2 (ja) スケ−ル装置
JPS6221814Y2 (ja)
CN216459466U (zh) 一种离心机用料位探测器
JPH0386250U (ja)
JPS6238054Y2 (ja)