JPH06226630A - 三重層フィルムとそれを用いたサンドブラスト工法 - Google Patents

三重層フィルムとそれを用いたサンドブラスト工法

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JPH06226630A
JPH06226630A JP4334593A JP4334593A JPH06226630A JP H06226630 A JPH06226630 A JP H06226630A JP 4334593 A JP4334593 A JP 4334593A JP 4334593 A JP4334593 A JP 4334593A JP H06226630 A JPH06226630 A JP H06226630A
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JP
Japan
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layer film
adhesive
layer
film
adhesive layer
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Application number
JP4334593A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Kaneda
吉見 金田
Motoharu Shimabara
元治 島原
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Fuigura Kk
Original Assignee
Fuigura Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は複数の型抜模様と一体の抜型模様とを
容易に且つ完全に分離させる三重層フィルムを提供する
と共に、該三重層フィルムを用いて相反する相似模様を
形成するサンドブラスト工法を提供する目的である。 【構成】本発明はセパレータへ第1接着層を設けた下層
フィルムを貼付し、下層フィルムへ第1接着層の接着力
より弱い接着力を有する第2接着層を設けた中層フィル
ムを積層し、下層フィルムと中層フィルムとへ打抜き加
工して複数の型抜模様と一体の抜型模様とを形成し、模
様を形成後の下層フィルムと中層フィルムとへ第1接着
層の接着力より弱い接着力を有し且つ第2接着層の接着
力より強い接着力又は同等の接着力を有する第3接着層
を設けた上層フィルムを積層した構成であり、前記三重
層フィルムを用いたサンドブラスト工法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下層フィルムに形成し
た小模様の複数の型抜模様と一体の抜型模様とを容易に
且つ確実に分離させる三重層フィルムに関するものであ
り、加えて、前記三重層フィルムを用いて、ガラス、石
材、木材、各種金属等の被彫刻面の表面に下層フィルム
をマスクをして、サンドブラスト加工を施す工法に関す
るものであり、詳しくは、相違する被彫刻面の表面へ相
反する相似模様を得る工法に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、下層フィルムへ予め小
模様を打ち抜きし、該下層フィルムの上面に上層フィル
ムを積層した二重層フィルムを用いて、多数の小模様の
型抜模様と一体の抜型模様とを分離させるものは既に開
発されているが、小模様の複数の型抜模様と残形の一体
の抜型模様とに完全に分離させるのに手間暇がかかり問
題点を有していた。
【0003】又、被彫刻面へマスク基材を貼付してサン
ドブラスト工法によって、彫刻することは周知である
が、その問題点として特に複数の小模様をマスクして彫
刻面を形成する場合、複数のマスク基材を所定パターン
で寸法を計りながら個々に被彫刻面へ貼付する方法で行
われていたが、熟練した人手を要すると共に非能率的で
あり、コスト高と成る等の弊害を有していた。
【0004】更に、前述の二重フィルムを用いて、下層
フィルムをマスク基材として被彫刻面の比較的広範囲へ
貼着し、上層フィルムを剥離して模様を形成して、サン
ドブラスト工法によって彫刻する方法はあるが、小模様
の複数の型抜模様と残形の一体の抜型模様とに完全に分
離させて貼着させるのに手間暇がかかり、或いは、複数
から成る小模様の型抜模様の位置がずれたり、分離させ
る一体の抜型模様と一緒に持ち上がって、複数の小模様
の一部が抜けたりし、再び揃えるのに苦労を呈してお
り、又、型抜模様の残形と成る抜型模様は利用されるこ
と無く破棄される場合が多かった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述の問題点を解決するもの
であり、小模様の複数の型抜模様と一体の抜型模様とを
容易に且つ完全に分離させる三重層フィルムを提供する
と共に、該三重層フィルムを用いて相反する相似模様を
形成するサンドブラスト工法を提供する目的である。
【0006】
【発明の構成】本発明の構成は、易剥離性を備えたセパ
レータへ下面に第1接着層を設けた下層フィルムを貼付
し、下層フィルムの上面へ第1接着層の接着力より弱い
接着力を有する第2接着層を下面に設けた中層フィルム
を積層し、下層フィルムと中層フィルムとへ打抜き加工
して小模様の複数の型抜模様と一体の抜型模様とを形成
し、夫々の模様を形成後の下層フィルムと中層フィルム
との上面へ第1接着層の接着力より弱い接着力を有し且
つ第2接着層の接着力より強い接着力又は同等の接着力
を有する第3接着層を下面に設けた上層フィルムを積層
した構成である。
【0007】
【発明の作用】本発明の三重層フィルムの夫々の接着層
の接着力は、第1接着層>第3接着層≧第2接着層とし
ているものであるが、易剥離性を有したセパレータへ貼
付させている状態では第1接着層<第2接着層≦第3接
着層と成っており、上層フィルムの外縁端辺を把持し第
3接着層から剥離することによって、複数の型抜模様の
下層フィルムとセパレータに残存する一体の抜型模様の
下層フィルムとを容易に且つ完全に分離させることがで
き、更に、前記三重層フィルムを用いることによって、
別々の被彫刻面へ相反する相似模様のサンドブラスト面
を形成するものである。
【0008】
【発明の実施例】以下本発明を実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
【0009】図1は実施例の三重層フィルムをセパレー
タへ貼付させている状態を表わす説明図であり、図2は
第3接着層から剥離して複数の型抜模様の下層フィルム
と一体の抜型模様の下層フィルムとを分離させた状態を
表わす説明図であり、図3は第1被彫刻面へ貼付した状
態を表わす説明図であり、図4は第3接着層から剥離し
た状態を表わす説明図であり、図5は第2接着層から剥
離した状態を表わす説明図であり、図6は第2被彫刻面
へ貼付した状態を表わす説明図であり、図7は中層フィ
ルムを剥離した状態を表わす説明図であり、図8は本発
明の実施後の第1被彫刻面の平面説明図であり、図9は
本発明の実施後の第2被彫刻面の平面説明図である。
【0010】本発明は、下層フィルムに形成した小模様
の複数の型抜模様aと一体の抜型模様bとを容易に且つ
確実に分離させる三重層フィルムに関するものであり、
加えて、前記三重層フィルムを用いて、ガラス、石材、
木材、各種金属等の被彫刻面の表面に下層フィルムをマ
スクをして、サンドブラスト加工を施す工法に関するも
のであり、詳しくは、相違する被彫刻面の表面へ相反す
る相似模様を得る工法に関するものであり、易剥離性を
備えたシート状のセパレータCへ下面に第1接着層1を
設けた下層フィルム2を貼付し、該下層フィルム2の上
面へ第1接着層1の接着力より弱い接着力を有する第2
接着層3を下面に設けた中層フィルム4を積層し、該下
層フィルム2と中層フィルム4とへ予め打抜き加工して
任意に既定した小模様の複数の型抜模様aと一体の抜型
模様bとを形成し、該夫々の模様a.bを形成後の下層
フィルム2と中層フィルム4との上面へ第1接着層1の
接着力より弱い接着力を有し且つ第2接着層3の接着力
より強い接着力又は同等の接着力を有する第3接着層5
を下面に設けた上層フィルム6を積層したものである。
【0011】そして、前記三重層フィルムを用いて、前
記三重層フィルムの上層フィルム6の外縁端辺を把持し
第3接着層5から剥離し該上層フィルム6の下面へ第3
接着層5を介して複数の型抜模様aの中層フィルム4a
と該複数の型抜模様bの中層フィルム4aの下面へ第2
接着層3aを介して複数の型抜模様aの下層フィルム1
aとを前記セパレータCに残存する一体の抜型模様bの
中層フィルム4bと下層フィルム2bとへ分離させる工
程と、前記上層フィルム6と複数の型抜模様aの中層フ
ィルム4aと下層フィルム2aとを第1被彫刻面Aの表
面へ第1接着層1aで強固に貼着させる工程と、該工程
で第1被彫刻面Aへ貼着させた上層フィルム6と複数の
型抜模様aの中層フィルム4aと下層フィルム2aとの
該上層フィルム6の外縁端辺を把持し第3接着層5a又
は第2接着層3aから剥離する工程と、複数の型抜模様
bの下層フィルム2aを貼着した第1被彫刻面Aの表面
へサンドブラスト加工をする工程と、前記セパレータC
に残存する一体の抜型模様bの中層フィルム4bと下層
フィルム2bとをセパレータCから剥離する工程と、第
2被彫刻面Bの表面へ一体の抜型模様bの中層フィルム
4bと下層フィルム2bとを第1接着層1bで強固に貼
着する工程と、該工程で第2被彫刻面Bの表面へ貼着さ
れた一体の抜型模様bの中層フィルム4bと下層フィル
ム2bとの該中層フィルム4bの外周縁部を把持して第
2接着層3bから剥離する工程と、一体の抜型模様bの
下層フィルム2bを貼着した第2被彫刻面Bの表面をサ
ンドブラスト加工する工程とによって夫々の被彫刻面
A.Bへ相反する相似模様を得るサンドブラスト工法で
ある。
【0012】即ち、本発明のセパレータCは塩化ビニル
等の表面に易剥離性を有したポリプロピレン等の樹脂で
コーティングしたシート状のものであり、下層フィルム
2は下面に第1接着層1を設け、先ず、前記セパレータ
Cへ第1接着層1によって下層フィルム2を貼付させた
ものであり、該下層フィルム2はサンドブラスト等によ
るエッチング、又は、塗装等の場合ではマスク基材を用
いるものであり、又、単なる小模様として貼着して当該
下層フィルムを使用する場合には、透明有色、半透明有
色又は無色、有色又は無色の不透明フィルム等を用いる
ものである。
【0013】前記中層フィルム4は下面に第2接着層3
を設けたものであるが、該第2接着層3の接着力は下層
フィルム2に設けた第1接着層1の接着力より弱いもの
であり、該第2接着層3を介して下層フィルム2の上面
へ中層フィルム4を積層するものである。
【0014】そして、前記下層フィルム2と中層フィル
ム4とが積層された二重層の夫々のフィルム2.4へ予
め既定された小模様を機械的に多数打抜き加工し、円
形、楕円形、矩形等の幾何学模様、或いは、花びら、蝶
等の図模様を形成して、既定した小模様の複数の型抜模
様aと一体の抜型模様bとを形成するものであり、従っ
て、第1接着層1及び第2接着層3も切断されるもので
ある。
【0015】前記上層フィルム6は下面に第3接着層5
を設けたものであるが、該第3接着層5は第1接着層1
の接着力より弱い接着力を有し且つ第2接着層3の接着
力より強い接着力又は同等の接着力を有するものであ
り、夫々の模様a.bを形成され積層された前記下層フ
ィルム2と中層フィルム4との上面へ第3接着層5によ
って積層して三重層フィルムを得るものである。
【0016】本発明に用いる三重層フィルムの夫々の接
着層1.3.5の接着力は、第1接着層1>第3接着層
5≧第2接着層3と成るものであるが、易剥離性を有し
たセパレータCへ貼付させている状態では第1接着層1
<第2接着層3≦第3接着層5と成るものである。
【0017】本発明は前記接着力の差を利しているもの
であって、セパレータCへ貼付させた状態で三重層フィ
ルムの上層フィルム6の外縁端部を持って、つまり、第
3接着層5からゆっくりと剥離すると、剥離する力は第
3接着層5を進行し、やがて、切断された打ち抜き加工
部の切断線へかかるが、第1接着層1、下層フィルム
2、第2接着層3、中層フィルム4は夫々切断されてい
るため、第3接着層5へ力が加わるが、第3接着層5及
び第2接着層2はセパレータCの上面の第1接着層1よ
り接着力が強いため、セパレータCと下層フィルム2と
の間の第1接着層1の接着力が最も弱くなり、第1接着
層1から確実に剥離し、上層フィルム6と第3接着層5
を介して切断し予め既定した小模様の複数の型抜模様a
の中層フィルム4aと、該複数の型抜模様aの中層フィ
ルム4aの下面へ第2接着層3aを介して複数の型抜模
様aの下層フィルム2aが、図2に図示のように、セパ
レータCと複数の型抜模様aの下層フィルム2aとの間
の第1接着層1aから確実に剥離されるものである。
【0018】そして、セパレータCの上面には図2の下
方に図示の如く、一体の抜型模様bの第1接着層1bを
設けた下層フィルム2bと、一体の抜型模様bの第2接
着層3bを設けた中層フィルム4bとをセパレータCの
上面に残して複数の型抜模様aと一体の抜型模様bとが
容易に且つ完全に分離できるものである。
【0019】次いで、分離させた小模様の複数の型抜模
様aと成った下面へ第1接着層1aを設けた下層フィル
ム2aと、下面へ第2接着層3aを有した中層フィルム
4aと、下面へ第3接着層5を有した上層フィルム6と
の三重層フィルムを被貼着面又は第1被彫刻面Aの所定
の位置へ複数の型抜模様aの第1接着層1aによって図
3に図示の如く強固に貼着させるものである。
【0020】その後に、上層フィルム6の外縁端部を把
持して、つまり、第3接着層5からゆっくり剥離するも
のであり、図4に図示の場合は、第3接着層5の接着力
が第2接着層3aの接着力と同等な場合であって、第3
接着層5から剥離するものであり、この場合、上層フィ
ルム6及び第3接着層5と中層フィルム4及び第2接着
層3とは同一部材を積層して使用できるものである。
【0021】そして、図5に図示のように下層フィルム
2aのみにするには、中層フィルム4aを第2接着層3
aから剥離させるものであるが、装飾用に被貼着面へ貼
着して用いるには下層フィルム2aと中層フィルム4a
との色彩を変えてカラフルな装飾を施せるものである。
【0022】更に、本発明の第3接着層5は第2接着層
3aの接着力より強い接着力を有したものも包含されて
おり、この場合は上層フィルム6の外縁端部を把持し
て、第3接着層5からゆっくり剥離することによって、
第2接着層3aから剥離するものであって、中層フィル
ム4aは第2接着層3aによって上層フィルム5と共に
剥離されるものであり、複数の型抜模様aを形成した第
1接着層1aと下層フィルム2aとは第1接着層1aの
強力な接着力によって、確りと被貼着面及び第1被彫刻
面Aへ貼着されるものである。
【0023】一方、セパレータCの上面に残存した一体
の抜型模様bの下面に第1接着層1bを設けた下層フィ
ルム2bと、一体の抜型模様bの下面に第2接着層1b
を設けた中層フィルム4bとをセパレータCから剥離さ
せて、被貼着面及び第2被彫刻面Bの表面へ図6に図示
のように第1接着層1bによって強固に貼着するもので
ある。
【0024】前述のように、本発明は夫々の接着層1.
3.5の接着力を、第1接着層1>第3接着層5≧第2
接着層3とし、易剥離性を有したセパレータCへ貼付さ
せている状態では第1接着層1<第2接着層3≦第3接
着層5としているため、第3接着層5から剥離すると容
易に且つ完全に既定した複数の型抜模様aと一体の抜型
模様bとの分離を可能とするものものである。
【0025】更に、本発明の三重層フィルムを用いたサ
ンドブラスト工法は前述の被貼着面を第1被彫刻面Aと
したもので、下層フィルム2にはサンドブラスト工法に
耐え得るシート状のマスク基材を用いるものである。
【0026】そして、第1被彫刻面Aの表面をサンドブ
ラスト加工すると複数の型抜模様aの下面に第1接着層
1aを設けた下層フィルム2aの外域、つまり、分離さ
れずに残留した一体とした抜型模様bと同形状が彫刻さ
れるものであり、一方、第2被彫刻面Bの表面へサンド
ブラスト加工すると一体とした抜型模様bの第1接着層
1bによって貼着された下層フィルム2bの外域、つま
り、分離させた下層フィルム2aがあった複数の小模様
の型抜模様aと同形状が彫刻されるものである。
【0027】即ち、夫々の被彫刻面A.Bへ相反する相
似模様を得る三重層フィルムを用いたサンドブラストに
よる彫刻する工法であり、特に、厚みを有する透明板硝
子、例えば、複層板硝子、及び、合わせ板硝子らの両面
を第1被彫刻面A及び第2被彫刻面Bとして位置合わせ
をして本発明の工法を施せば、透明板硝子の両面へ相反
する相似模様が形成でき有効に施行できるものであり、
真平面方向から目視すれば全体が摺り硝子となり、斜め
方向から目視すれば板硝子の厚みによって透明部分も現
われるものであり、又、不透明な被彫刻物の裏表に相反
する相似模様を施すことも可能である。
【0028】
【発明の効果】前述のように、本発明は、下層フィルム
と上層フィルムとの間に更にもう1枚の中層フィルムを
プラスして三重層フィルムとし、各接着層の接着力に差
を設けたことによって、複数の型抜模様と一体の抜型模
様とを容易に且つ完全に分離させることができ、加え
て、サンドブラスト工法によって同一模様の相反する相
似模様を形成することでき、又、機械的な打ち抜き加工
によって狂いがなく、常に同一のパターンが得られると
共に、素人でも容易に実施することができ、能率も良
く、廉価で製作できるものであり、極めて貢献度の高い
有意義な効果を奏するものである。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例の三重層フィルムがセパレータへ
貼付されてる状態を表わす説明図である。
【図2】図2は第3接着層から剥離して複数の型抜模様
の下層フィルムと一体の抜型模様の下層フィルムとを分
離させた状態を表わす説明図である。
【図3】図3は第1被彫刻面へ貼付した状態を表わす説
明図である。
【図4】図4は第3接着層から剥離した状態を表わす説
明図である。
【図5】図5は第2接着層から剥離した状態を表わす説
明図である。
【図6】図6は第2被彫刻面へ貼付した状態を表わす説
明図である。
【図7】図7は中層フィルムを剥離した状態を表わす説
明図である。
【図8】図8は本発明の実施後の第1被彫刻面の平面説
明図である。
【図9】図9は本発明の実施後の第2被彫刻面の平面説
明図である。
【0030】
【符号の説明】
1 第1接着層 1a 型抜模様の第1接着層 1b 抜型模様の第1接着層 2 下層フィルム 2a 型抜模様の下層フィルム 2b 抜型模様の下層フィルム 3 第2接着層 3a 型抜模様の第2接着層 3b 抜型模様の第2接着層 4 中層フィルム 4a 型抜模様の中層フィルム 4b 抜型模様の中層フィルム 5 第3接着層 6 上層フィルム a 型抜模様 b 抜型模様 A 第1被彫刻面 B 第2被彫刻面 C セパレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】易剥離性を備えたシート状のセパレータへ
    下面に第1接着層を設けた下層フィルムを貼付し、該下
    層フィルムの上面へ第1接着層の接着力より弱い接着力
    を有する第2接着層を下面に設けた中層フィルムを積層
    し、該下層フィルムと中層フィルムとへ予め打抜き加工
    して任意に既定した小模様の複数の型抜模様と一体の抜
    型模様とを形成し、該夫々の模様を形成後の下層フィル
    ムと中層フィルムとの上面へ第1接着層の接着力より弱
    い接着力を有し且つ第2接着層の接着力より強い接着力
    又は同等の接着力を有する第3接着層を下面に設けた上
    層フィルムを積層したことを特徴とする三重層フィル
    ム。
  2. 【請求項2】易剥離性を備えたシート状のセパレータへ
    下面に第1接着層を設けた下層フィルムを貼付し、該下
    層フィルムの上面へ第1接着層の接着力より弱い接着力
    を有する第2接着層を下面に設けた中層フィルムを積層
    し、該下層フィルムと中層フィルムとへ予め打抜き加工
    して任意に既定した小模様の複数の型抜模様と一体の抜
    型模様とを形成し、該夫々の模様を形成後の下層フィル
    ムと中層フィルムとの上面へ第1接着層の接着力より弱
    い接着力を有し且つ第2接着層の接着力より強い接着力
    又は同等の接着力を有する第3接着層を下面に設けた上
    層フィルムを積層した三重層フィルムを用いて、前記三
    重層フィルムの上層フィルムの外縁端辺を把持し第3接
    着層から剥離し該上層フィルムの下面へ第3接着層を介
    して複数の型抜模様の中層フィルムと該複数の型抜模様
    の中層フィルムの下面へ第2接着層を介して複数の型抜
    模様の下層フィルムとを前記セパレータに残存する一体
    の抜型模様の中層フィルムと下層フィルムとへ分離させ
    る工程と、前記上層フィルムと複数の型抜模様の中層フ
    ィルムと下層フィルムとを第1被彫刻面の表面へ第1接
    着層で強固に貼着させる工程と、該工程で第1被彫刻面
    へ貼着させた上層フィルムと複数の型抜模様の中層フィ
    ルムと下層フィルムとの該上層フィルムの外縁端辺を把
    持し第3接着層又は第2接着層から剥離する工程と、複
    数の型抜模様の下層フィルムを貼着した第1被彫刻面の
    表面へサンドブラスト加工をする工程と、前記セパレー
    タに残存する一体の抜型模様の中層フィルムと下層フィ
    ルムとをセパレータから剥離する工程と、第2被彫刻面
    の表面へ一体の抜型模様の中層フィルムと下層フィルム
    とを第1接着層で強固に貼着する工程と、該工程で第2
    被彫刻面の表面へ貼着された一体の抜型模様の中層フィ
    ルムと下層フィルムとの該中層フィルムの外周縁部を把
    持して第2接着層から剥離する工程と、一体の抜型模様
    の下層フィルムを貼着した第2被彫刻面の表面をサンド
    ブラスト加工する工程とによって夫々の被彫刻面へ相反
    する相似模様を得ることを特徴とする三重層フィルムを
    用いたサンドブラスト工法。
JP4334593A 1993-02-09 1993-02-09 三重層フィルムとそれを用いたサンドブラスト工法 Pending JPH06226630A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101318033B1 (ko) * 2012-02-13 2013-10-14 아트플러스덴탈랩(주) 샌드 블라스트 작업창 및 이를 구비한 샌드 블라스트 장치

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