JPH06226615A - 型材の研磨装置 - Google Patents
型材の研磨装置Info
- Publication number
- JPH06226615A JPH06226615A JP1613893A JP1613893A JPH06226615A JP H06226615 A JPH06226615 A JP H06226615A JP 1613893 A JP1613893 A JP 1613893A JP 1613893 A JP1613893 A JP 1613893A JP H06226615 A JPH06226615 A JP H06226615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- polishing
- opening
- closing cylinder
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】型材の研磨加工に当り、型材に悪影響を与えな
いように研磨材の回転と送り速度の調整が簡単に得ら
れ、又、型材への押し当て力が均一に得られることを目
的としている。 【構成】駆動モータ3と、その動力を伝達するボールス
プライン軸1,タイミングベルト2,ギア8,11,1
2,13を介して研磨材5に回転動力を与える構成と、
開閉シリンダ7と、その動作を伝達する旋回ギア10,
アーム9,14による構成と、幅方向スライドのボール
スプライン軸1の構成をそれぞれ組合せたものである。 【効果】様々な型材の研磨加工が、1個の駆動モータで
対応可能となる。
いように研磨材の回転と送り速度の調整が簡単に得ら
れ、又、型材への押し当て力が均一に得られることを目
的としている。 【構成】駆動モータ3と、その動力を伝達するボールス
プライン軸1,タイミングベルト2,ギア8,11,1
2,13を介して研磨材5に回転動力を与える構成と、
開閉シリンダ7と、その動作を伝達する旋回ギア10,
アーム9,14による構成と、幅方向スライドのボール
スプライン軸1の構成をそれぞれ組合せたものである。 【効果】様々な型材の研磨加工が、1個の駆動モータで
対応可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばアルミ製電車に
使用されるアルミ型材の構体組付溶接前の研磨加工に好
適な型材の研磨装置に関する。
使用されるアルミ型材の構体組付溶接前の研磨加工に好
適な型材の研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】厚板鋼板の表面を全自動で研削する装置
は、2つの研削ユニットを備え、研削ユニットのそれぞ
れにモータを備えている。
は、2つの研削ユニットを備え、研削ユニットのそれぞ
れにモータを備えている。
【0003】((株)ノリタケの厚板表面自動研削機のカ
タログ)
タログ)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】型材の両サイドおよび
表裏の4面を同時研磨する従来の装置には、両サイドで
2個のモータ、あるいは両サイドおよび表裏の4面独立
した4個のモータを使用する方式が取られているが、い
ずれの方式もモータの特性などに差があり、型材に悪影
響を与え易い構造である。又、型材の幅違いや研磨材の
摩耗等に対する調整を行わなければならない。
表裏の4面を同時研磨する従来の装置には、両サイドで
2個のモータ、あるいは両サイドおよび表裏の4面独立
した4個のモータを使用する方式が取られているが、い
ずれの方式もモータの特性などに差があり、型材に悪影
響を与え易い構造である。又、型材の幅違いや研磨材の
摩耗等に対する調整を行わなければならない。
【0005】上記従来の装置を自動化に置き替える場
合、次の問題がある。
合、次の問題がある。
【0006】(1)2個あるいは4個のモータを使用し
た場合、研磨材の回転数と型材の送り速度の関係の調整
が困難である。
た場合、研磨材の回転数と型材の送り速度の関係の調整
が困難である。
【0007】(2)型材の厚みおよび研磨材の摩耗によ
る大きさの変化等には、手動で調整対応しなければなら
ない。
る大きさの変化等には、手動で調整対応しなければなら
ない。
【0008】(3)4面独立駆動では、型材に押し当て
る圧力などの調整が困難である。
る圧力などの調整が困難である。
【0009】(4)4面独立の構造にすると装置が大き
くなり、かつ電気容量が大きい装置となってしまう。
くなり、かつ電気容量が大きい装置となってしまう。
【0010】本発明の目的は、自動化に置き替えるに当
り型材に悪影響を与えないよう、研磨材の回転と送り速
度の調整が簡単であり、又、型材への押し当て力が均一
に得られる型材の研磨装置を提供することにある。
り型材に悪影響を与えないよう、研磨材の回転と送り速
度の調整が簡単であり、又、型材への押し当て力が均一
に得られる型材の研磨装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、1個の駆動モータで各4箇所の研磨材に、スプライ
ン,タイミングベルト,プーリ,ギアを介して同一の回
転動力が与えられる構造、および回転動力を失わずして
各研磨材にシリンダ圧力によりリンク,ギアを介して上
下に同一の動作が与えられる構造、並びに幅方向に対応
できる構造を、全ての機能が失われないように組合せる
ことにより、自動化対応可能な機能の装置としたもので
ある。
に、1個の駆動モータで各4箇所の研磨材に、スプライ
ン,タイミングベルト,プーリ,ギアを介して同一の回
転動力が与えられる構造、および回転動力を失わずして
各研磨材にシリンダ圧力によりリンク,ギアを介して上
下に同一の動作が与えられる構造、並びに幅方向に対応
できる構造を、全ての機能が失われないように組合せる
ことにより、自動化対応可能な機能の装置としたもので
ある。
【0012】
【作用】駆動モータの動力はボールスプライン軸からタ
イミングベルト及びギアを介して研磨材に伝えられ、型
材の研磨が行なわれる。研磨材の上下方向の位置は、開
閉シリンダを作動させリンクアーム,旋回アームが動く
ことにより調整され、幅方向の移動は研磨材やギアなど
が取付けられたブラケット板を移動させることで行なわ
れる。
イミングベルト及びギアを介して研磨材に伝えられ、型
材の研磨が行なわれる。研磨材の上下方向の位置は、開
閉シリンダを作動させリンクアーム,旋回アームが動く
ことにより調整され、幅方向の移動は研磨材やギアなど
が取付けられたブラケット板を移動させることで行なわ
れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
より説明する。
より説明する。
【0014】型材6は、治具台17に固定されている状
態である。
態である。
【0015】駆動モータ3の動力は、ボールスプライン
軸1,タイミングベルト2及びギア8を介しそれぞれ左
右対称にかつ上下に配列されているギア11,12,1
3を経てギア13と同軸の研磨材5に伝達される。一
方、開閉シリンダ7の作動によりリンクアーム9,旋回
アーム14を介して研磨材5の上下移動が行なわれる。
軸1,タイミングベルト2及びギア8を介しそれぞれ左
右対称にかつ上下に配列されているギア11,12,1
3を経てギア13と同軸の研磨材5に伝達される。一
方、開閉シリンダ7の作動によりリンクアーム9,旋回
アーム14を介して研磨材5の上下移動が行なわれる。
【0016】以下、詳細に説明する。まず、駆動モータ
3からカップリング4を介してボールスプライン軸1に
動力が伝達される。ボールスプライン軸1から左右の各
タイミングベルト2を経てギア8に動力が伝達され、次
にギア8よりギア11にて上下に動力が各々伝達され
る。後は、ギア系列によりギア12,13にて各々の研
磨材5に動力が全て同一に伝達される。尚、ギア11は
伝達軸15とはベアリングを有しているため、伝達軸1
5の動きには左右されずに回転動力を伝達できる。
3からカップリング4を介してボールスプライン軸1に
動力が伝達される。ボールスプライン軸1から左右の各
タイミングベルト2を経てギア8に動力が伝達され、次
にギア8よりギア11にて上下に動力が各々伝達され
る。後は、ギア系列によりギア12,13にて各々の研
磨材5に動力が全て同一に伝達される。尚、ギア11は
伝達軸15とはベアリングを有しているため、伝達軸1
5の動きには左右されずに回転動力を伝達できる。
【0017】次に、研磨材5を回転動力を失わずに上下
に開閉する機構は、左右の開閉シリンダ7の動作によ
り、まずリンクアーム9に動作が伝達される。リンクア
ーム9は伝達軸15に強固に取り付けられているため、
開閉シリンダ7の動作が伝達軸15の旋回動作に変えら
れる。伝達軸15はキー等により旋回ギア10と旋回ア
ーム14を給合しており、各々の旋回ギア10を介して
旋回アーム14に旋回動作が伝達されることにより、研
磨材5が矢印のように上下に開閉移動する。尚、旋回ギ
ア10は、動力伝達用のギア11と同一モジュール及び
歯数のギアを使用しており、伝達軸15と同一上の軸に
並列に配列されている(図2においてギア11と旋回ギ
ア10は重なっている状態となる)もので、回転動力な
らびに旋回動作は伝達軸15を介してそれぞれ伝達され
る。よって研磨材5はどの開閉位置においても、回転動
力を失うことはない。
に開閉する機構は、左右の開閉シリンダ7の動作によ
り、まずリンクアーム9に動作が伝達される。リンクア
ーム9は伝達軸15に強固に取り付けられているため、
開閉シリンダ7の動作が伝達軸15の旋回動作に変えら
れる。伝達軸15はキー等により旋回ギア10と旋回ア
ーム14を給合しており、各々の旋回ギア10を介して
旋回アーム14に旋回動作が伝達されることにより、研
磨材5が矢印のように上下に開閉移動する。尚、旋回ギ
ア10は、動力伝達用のギア11と同一モジュール及び
歯数のギアを使用しており、伝達軸15と同一上の軸に
並列に配列されている(図2においてギア11と旋回ギ
ア10は重なっている状態となる)もので、回転動力な
らびに旋回動作は伝達軸15を介してそれぞれ伝達され
る。よって研磨材5はどの開閉位置においても、回転動
力を失うことはない。
【0018】研磨材5の幅方向の各ユニットの移動は、
LMガイド16とベアリングを有している結合ブラケッ
ト板17により、任意の幅方向位置に各ユニットがセッ
トできるため、どの幅方向位置においても回転動力が得
られる。
LMガイド16とベアリングを有している結合ブラケッ
ト板17により、任意の幅方向位置に各ユニットがセッ
トできるため、どの幅方向位置においても回転動力が得
られる。
【0019】本実施例によれば、駆動モータ3により上
下左右4個所の研磨材5に均一のトルク並びに回転を与
えることができ、又、開閉機構では上下対称の動きによ
り均一の押し当て力を与えることができる。
下左右4個所の研磨材5に均一のトルク並びに回転を与
えることができ、又、開閉機構では上下対称の動きによ
り均一の押し当て力を与えることができる。
【0020】本発明の自動化装置における具体的な実施
例としては、左右の各研磨ユニットに、型材の幅読取り
センサーを設置し、並びに左右の各ユニットにNC装置
を付加させ、センサーにて型材の幅を読取り、それをN
C制御にフィードバックさせることにより、幅方向違い
の型材でも調整の不要な自動機とすることができる。
例としては、左右の各研磨ユニットに、型材の幅読取り
センサーを設置し、並びに左右の各ユニットにNC装置
を付加させ、センサーにて型材の幅を読取り、それをN
C制御にフィードバックさせることにより、幅方向違い
の型材でも調整の不要な自動機とすることができる。
【0021】又、別の実施例として装置全体の上下機
能、あるいは治具台の上下機能を加えることにより、厚
みの大幅な違いの型材にも調整の不要な装置とすること
ができる。
能、あるいは治具台の上下機能を加えることにより、厚
みの大幅な違いの型材にも調整の不要な装置とすること
ができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、様々な型材の研磨加工
が1個の駆動モータで対応可能となり、又、研磨材の大
きさに拘らず調整が不要となり、回転動力がどの研磨材
にも均一に伝達されるため、型材に悪影響を与える恐れ
がなく、操作が簡単であり、維持費も経済的であるとい
う効果がある。
が1個の駆動モータで対応可能となり、又、研磨材の大
きさに拘らず調整が不要となり、回転動力がどの研磨材
にも均一に伝達されるため、型材に悪影響を与える恐れ
がなく、操作が簡単であり、維持費も経済的であるとい
う効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
1…ボールスプライン軸、3…駆動モータ、5…研磨
材、6…型材、7…開閉シリンダ。
材、6…型材、7…開閉シリンダ。
Claims (1)
- 【請求項1】駆動モータ1個でスプライン,ベルト,ギ
アを介して4個所の研磨材に回転動力を伝達する機構
と、回転動力を阻害することなく開閉シリンダの圧力に
よりリンクアーム,旋回ギア,旋回アームを介して研磨
材を移動する機構と、これらの機構をガイドとブラケッ
ト板を設けて幅方向に移動する機構とを設けたことを特
徴とする型材の研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1613893A JPH06226615A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 型材の研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1613893A JPH06226615A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 型材の研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06226615A true JPH06226615A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11908144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1613893A Pending JPH06226615A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 型材の研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06226615A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110170898A (zh) * | 2019-06-04 | 2019-08-27 | 东阳客语环保科技有限公司 | 一种光电耦合透镜的组合方法 |
CN114851033A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-08-05 | 枣阳市华联摩擦材料有限公司 | 摩擦片外弧面打磨设备 |
CN115609434A (zh) * | 2022-09-18 | 2023-01-17 | 山东信义汽车配件制造有限公司 | 基于汽车刹车盘片旋转抛光设备 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP1613893A patent/JPH06226615A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110170898A (zh) * | 2019-06-04 | 2019-08-27 | 东阳客语环保科技有限公司 | 一种光电耦合透镜的组合方法 |
CN110170898B (zh) * | 2019-06-04 | 2021-07-02 | 九江祥明光学科技有限公司 | 一种光电耦合透镜的组合方法 |
CN114851033A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-08-05 | 枣阳市华联摩擦材料有限公司 | 摩擦片外弧面打磨设备 |
CN115609434A (zh) * | 2022-09-18 | 2023-01-17 | 山东信义汽车配件制造有限公司 | 基于汽车刹车盘片旋转抛光设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4077163A (en) | Pivot mechanism for grinding wheel infeed | |
JPH06226615A (ja) | 型材の研磨装置 | |
US5219412A (en) | Method and apparatus of moving bowling-lane maintenance machine | |
JPH04506035A (ja) | 手持ち式帯つや出し盤 | |
US3566515A (en) | Roll grinding machine | |
KR102208472B1 (ko) | 선재 표면 가공장치 | |
US3932960A (en) | Single slide grinding machine | |
US2784649A (en) | Machine tool for the production of blades of centrifugal machines | |
JPS6052246A (ja) | 研磨機 | |
JPS63154301A (ja) | 板状加工物の縁加工装置 | |
CA1235297A (en) | Drive mechanism for a lapping machine or the like | |
US3958370A (en) | Single slide grinding machine with means for selectively producing a reciprocation of said slide | |
JPH0938850A (ja) | 磨き装置 | |
JPH08301516A (ja) | くわえ胴のくわえ部材調節装置 | |
US1879506A (en) | Grinding machine | |
SU1284803A1 (ru) | Станок дл доводки плоских поверхностей | |
SU1523310A1 (ru) | Устройство дл шлифовани торцов деталей | |
JPH0748369Y2 (ja) | 平面研摩機 | |
JPH0446687B2 (ja) | ||
RU2001117208A (ru) | Станок для механической обработки объемного изделия, в особенности элемента зубного протеза, посредством автоматического копирования | |
RU2028914C1 (ru) | Устройство для двусторонней обработки плоских деталей | |
KR100464290B1 (ko) | 캠 연마기 | |
JPS5835397Y2 (ja) | 回転体の位置決め装置 | |
KR200351563Y1 (ko) | 캠 연마기 | |
SU931392A1 (ru) | Заточный станок |