JPH06225956A - 防球ネットの嵩上げ装置 - Google Patents

防球ネットの嵩上げ装置

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JPH06225956A
JPH06225956A JP3438693A JP3438693A JPH06225956A JP H06225956 A JPH06225956 A JP H06225956A JP 3438693 A JP3438693 A JP 3438693A JP 3438693 A JP3438693 A JP 3438693A JP H06225956 A JPH06225956 A JP H06225956A
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JP
Japan
Prior art keywords
net
additional
pole
rope
additional pole
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Pending
Application number
JP3438693A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Aso
光夫 阿蘓
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設の防球ネットを、支柱に過度の負担がか
からないように、嵩上げする。 【構成】 防球ネット5を支持する支柱1の先に付加ポ
ール7を上下にスライドできるように支持する。支柱の
上部および下部に滑車をそれぞれ設け、付加ポールの下
端から出たワイヤーロープ13を上部滑車15を折り返
しさらに、下部滑車を折り返して付加ポールの上端に結
び付けると共に、このロープを走行させるウインチを設
ける。このワイヤーロープに沿って付加ネット19を上
げ下げする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴルフ場、同練習
場、野球場、バッティング場等でボールが場外に飛び出
すのを防止する防球ネットに関し、さらに詳しくは、既
設の防球ネットをさらに高くするための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既設の防球ネットが使ってみて低過ぎる
ことが分かり、ネットを嵩上げしようとする場合、支柱
に付加ポールを継ぎ足すと、風圧面積の増大により、支
柱に過度の曲げモーメントが加わり支柱がもたない場合
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、支柱に過
度の負担がかからないように、防球ネットを嵩上げする
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】防球ネットを支持する支
柱の先に付加ポールを上下にスライドできるように支持
する。支柱の上部および下部に滑車をそれぞれ設け、付
加ポールの下端から出たワイヤーロープを上部滑車を折
り返しさらに、下部滑車を折り返して付加ポールの上端
に結び付けると共に、このロープを走行させるウインチ
を設ける。このワイヤーロープに沿って付加ネットを上
げ下げする
【0005】
【作用】ウインチを駆動して付加ポールの根元側に繋が
るロープを引くと付加ポールは引き上げられ、支柱の先
から突出する。この状態で付加ポールに付加ネットを展
張する。風が強くなった時は、ウインチを操作して付加
ポールの先端側に繋がるロープを引くことにより、付加
ポールは下降する。
【0006】
【実施例】図面を参照しながらこの発明の実施例を説明
すると、符号1は既設の支柱1(長さ40m)であり、そ
の先と地上との間に張ったガイドロープ3に沿って防球
ネット5が展張されている。5aはネット付きのロープ
である。
【0007】この支柱1の先に付加ポール7(長さ6.7
m)を上下に摺動自在に取り付ける。すなわち、図3に
示すように、支柱1に3段に渡ってスリーブ9を固定
し、これらスリーブに、鋼管製の付加ポール7を上下に
スライド自在に支持させる。付加ポールに雪や氷が付着
すると、動きが妨げられるので、付加ポールの周りをフ
レキシブルチューブで覆うとよい。
【0008】付加ポール7を上下させるため、図4に示
すように、支柱1の下部にウインチ11を取り付け、ウ
インチと付加ポール7をワイヤロープ13で結ぶ。ワイ
ヤロープ13はウインチのドラム11aに数回巻き付け
られており、その一端は支柱1の上部に取り付けられた
上部滑車15を経由して付加ポール7の下端に結合され
ている。ロープ13の他端は、地上に取り付けた下部滑
車17を経由して付加ポール7の上端に結合されてい
る。
【0009】付加ポール7の先端にはさらに滑車21が
取り付けられており、これに付加ネット付きロープ19
aを懸回する。付加ネット19は、本体ネット5と同様
に、ガイドリング23が取り付けてあり、このリングの
中をワイヤロープ13が通っている。
【0010】いま、ウインチドラム11aを図4で反時
計回りに回転駆動すると、ワイヤロープ13は付加ポー
ル7の根元に繋がる側が引っ張られ、先端に繋がる側が
弛むので、付加ポール7は上昇する。こうして、図3に
実線で示すように、付加ポール7は支柱1の先から突き
出た格好になり、ポールの先端まで達しているワイヤロ
ープ13に沿って付加ネット19を展張する。付加ネッ
ト19の上げ下げには図示しない別のウインチを用い
る。
【0011】風が強くなったときは、付加ポール7と付
加ネット19を下げる。付加ポールを下げるには、ウイ
ンチドラム11aを図4で時計回りに駆動する。する
と、付加ポールの先端に繋がる側が引っ張られ、根元に
繋がる側のロープが弛むので、付加ポール7は図3に鎖
線で示すように下降する。さらに風が強くなってきた
ら、本体ネット5も下ろす。
【0012】
【発明の効果】この発明装置では、支柱の先に付加ポー
ルを昇降できるように取り付けたので、強風時、降下さ
せて風圧面積を減少させ、本体支柱に無理な力が掛かる
のを回避することができる。また、昇降用ワイヤロープ
が付加ポールの先まで達しているので、これに沿わせて
付加ネットを展張することができ、別にガイドワイヤを
必要としない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】防球ネットの嵩上げ装置の概要を示す正面図で
ある。
【図2】同じく概略側面図である。
【図3】支柱上部の側面図である。
【図4】支柱下部の側面図である。
【符号の説明】 1 支柱 5 防球ネット 7 付加ポール 11 ウインチ 13 ワイヤーロープ 15 上部滑車 17 下部滑車 19 付加ネット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防球ネット(5)を支持する支柱(1)
    の先に上下にスライドできるように支持された付加ポー
    ル(7)と、該支柱の上部および下部にそれぞれ設けら
    れた上部、下部滑車(15,17)と、該付加ポールの
    下端から出て該上部滑車を折り返しさらに、該下部滑車
    を折り返して該付加ポールの上端に結び付けられたロー
    プ(13)と、該ロープを走行させるウインチ(11)
    と、該ロープに沿って上げ下げする付加ネット(19)
    からなる防球ネットの嵩上げ装置。
JP3438693A 1993-01-29 1993-01-29 防球ネットの嵩上げ装置 Pending JPH06225956A (ja)

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JPH06225956A true JPH06225956A (ja) 1994-08-16

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ID=12412735

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JP3438693A Pending JPH06225956A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 防球ネットの嵩上げ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108837999A (zh) * 2018-08-28 2018-11-20 国网山东省电力公司电力科学研究院 一种输电铁塔塔身维护装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108837999A (zh) * 2018-08-28 2018-11-20 国网山东省电力公司电力科学研究院 一种输电铁塔塔身维护装置
CN108837999B (zh) * 2018-08-28 2023-10-10 国网山东省电力公司电力科学研究院 一种输电铁塔塔身维护装置

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