JPH0622592U - 電気蚊取器付扇風機 - Google Patents

電気蚊取器付扇風機

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JPH0622592U
JPH0622592U JP3712092U JP3712092U JPH0622592U JP H0622592 U JPH0622592 U JP H0622592U JP 3712092 U JP3712092 U JP 3712092U JP 3712092 U JP3712092 U JP 3712092U JP H0622592 U JPH0622592 U JP H0622592U
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electric mosquito
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JP3712092U
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廣治 田中
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明和商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気蚊取器付扇風機の台座廻りの美感を高め
ると共に台座廻りの汚れを少なくし、しかも電気蚊取器
そのものの清掃を行い易くする。 【構成】 扇風機本体の台座に通電用差込み受口を有す
る蚊取器取付用窪部を設け、この窪部内へ、殺虫用薬液
容器とこれに螺着した蚊取器本体とから成る電気蚊取器
を挿入して、前記通電用差込み受口内へ蚊取器本体に設
けた通電用差込み片を嵌合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気蚊取器付扇風機の改良に係り、殺虫用薬液の取替をワンタッチで 行えると共に、扇風機の台座廻りを常に清潔に保持できるようにした電気蚊取器 付扇風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従前の電気蚊取器付扇風機は図5に示す如く、扇風機の台座A上に蚊取器本体 Bを収納する窪部Cを形成し、当該窪部C内へ蚊取器本体Bを収納固定すると共 に蚊取器本体Cのヒータ板Dへ通電をすることにより、ヒータ板D上に載置した 板状の蚊取用薬剤Eを加熱するように構成されており、スイッチをオンにしてヒ ータ板Dを加熱することにより蚊取用薬剤Eから殺虫成分が蒸発され、この蒸発 した殺虫成分が扇風機ファン(図示省略)の送風に乗って所望の方向へ放散され て行く。
【0003】 しかし、上記図5の電気蚊取器付扇風機にあっては、ヒータ板Dや蚊取用薬剤 Eが完全に露出された状態になっているため、所謂台座A廻りの美感が著しく悪 化すると云う問題がある。 また、蚊取用薬剤Eから蒸発した各種の物質がヒータ板Dの近傍へ蒸着するこ とにより、電気蚊取器廻りが極めて汚れ易くなり、掃除等に手数がかかると云う 難点がある。 更に、蚊取器本体Bが台座Aへ一体的に固定されているため、蚊取器本体Bが 汚損した場合でもその清掃がし難いと云う難点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従前の電気蚊取器付扇風機に於ける上述の如き問題、即ち蚊取用薬 剤等が台座上に露出された状態になっており、美感が悪化すること、蚊取用薬 剤からの蒸発物質がヒータ板等へ固着し、汚れが生じ易いこと、蚊取器本体が 汚損した場合に、清掃や取替えが容易に行えないこと等の問題を解決せんとする ものであり、蚊取器本体そのものを扇風機の台座へ着脱自在に取付けると共に、 殺虫剤として所謂殺虫用薬液を使用することにより、汚れの発生が少なくて掃除 等の手数が省けると共に美感に優れ、しかも、万一汚れが生じた場合でも簡単に 蚊取器本体の清掃を行えるようにした電気蚊取器付扇風機を提供するものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、台座2に通電用差込み受口2bを有する蚊取器取付用窪部2aを設 けた扇風機本体1と;殺虫用薬液7eを充填した殺虫薬液容器7の開口部へ外周 面に通電用差込み片8eを有する蚊取器本体8を螺着して成り、前記通電用差込 み片8eを前記通電用差込み受口2bへ嵌合せしめた状態で蚊取器取付用窪部2 a内へ着脱自在に挿着した電気蚊取器6とを考案の基本構成とするもである。
【0006】
【作用】
殺虫薬液容器7へ蚊取器本体8を螺着し、電気蚊取器9を組み立てる。これを 台座2の蚊取器取付用窪部2a内へ挿入すると、蚊取器本体8の通電用差込み片 8eが窪部2a内の通電用差込み受け口2b内へ嵌合し、蚊取器本体8が電気的 に電源へ接続されると共に、電気蚊取器6が台座2側へ保持固定される。 蚊取器本体8のスイッチ8eをオンにすると、ヒータ8bが加熱され、多孔質 棒体7cの毛細管現象によってヒータ部まで上昇した殺虫用薬液7eが蒸発され る。 蒸発された薬液7eは通気孔8aを通って上昇し、ファン5からの送風に乗っ て拡散されて行く。 薬液7eが全て蒸発すると、電気蚊取器6を台座2から取り外すと共に、蚊取 器本体8を容器7から外し、殺虫用薬液7eを充填する。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。図1は本考案に係る電気蚊 取器付扇風機の斜面図であり、図に於いて1は扇風機本体、2は台座、2aは蚊 取器取付用窪部、3は扇風機操作スイッチ、4は支柱、5はファン、6は電気蚊 取器である。 前記扇風機本体1やその台座2、操作スイッチ3、支柱4及びファン5等は何 れも公知のものであり、且つ本考案で使用する扇風機本体1は何如なる構成のも のであっても良いことは勿論である。
【0008】 図2は、本考案に係る電気蚊取器付扇風機の台座2の一部分を示すものであり 、電気蚊取器6は、台座2に形成した蚊取器取付用窪部2a内へ上方より着脱自 在に挿着されており、その頭部が若干上方へ突出した状態になっている。 即ち、電気蚊取器6を窪部2a内へ挿入し、これを下方へ押圧することにより 、後述するように電蚊取器6側の通電用差込み片と台座2側の通電用差込み受口 とが自動的に嵌合され、これによって電気蚊取器6そのものも台座2側へ固定さ れる。 尚、図2に於いて、8dは蚊取器操作スイッチであり、当該スイッチ8dをオ ンにすることにより、電気蚊取器6のヒータ8bやパイロットランプ8cへ通電 されることになる。 また、本実施例では電気蚊取器6の作動制御をオン・オフ式の操作スイッチ8 dにより行っているが、タイマースイッチやリモコンスイッチ等を扇風機の操作 スイッチ3に組み込むようにしてもよい。
【0009】 図3は本考案に於いて使用する電気蚊取器6の断面概要図であり、本考案では 大日本除虫菊株式会社製の電気蚊取器6が使用されている。 当該電気蚊取器6は殺虫液容器7と蚊取器本体8とから形成されており、容器 7の首部の外周面に形成した外ねじ7aへ蚊取器本体8の内ねじ8fを螺合する ことにより、両者は着脱自在に一体化されている。 即ち、前記殺虫液容器7はプラスチックやガラス等を用いて円筒状に形成され ており、その開口部を形成する容器の首部の外周面に外ねじ7aが形成されてい る。また、容器7の開口部には栓体7bが挿着されており、当該栓体7bに、こ れを貫通せしめた状態で細径の多孔質性棒体7cが固定されている。尚、本実施 例では、殺虫容器7内にピレスロイド(α−T80−フラメトリン)を主成分と する殺虫用薬液7eが貯留されている。
【0010】 一方、前記蚊取器本体8はプラスチック材によりほぼ半円状に形成されており 、中央には通気孔8aが穿設されている。また、本体8の内部にはヒータ8bと パイロットランプ8cが配設されており、更に、蚊取器本体8の外周面には電気 蚊取器作動スイッチ8dと通電用の差込み片8eが夫々設けられている。 尚、後述するように、当該電気蚊取器6を扇風機台座2の窪部2a内へ挿着す ることにより、前記通電用の差込み片8eが台座2に設けた通電用の差込み受口 2b内へ挿着され、ヒータ8b及びパイロットランプ8c等が電源(AC100 V)へ接続されると共に、電気蚊取器6が台座2へ保持される。 又、蚊取器本体8の下方部は半透明なプラスチック材により形成されており、 パイロットランプ8cの点灯を外部より視認することが出来る。
【0011】 扇風機の使用に際しては、先ず殺虫薬液容器7へ蚊取器本体8を螺着して電気 蚊取器6を組み立てる。 次に、当該電気蚊取器6を扇風機台座2に形成した蚊取器取付用窪部2a内へ 上方より挿入する。これにより、図4に示す如く蚊取器本体8に設けた差込み片 8eが、台座2側に設けた通電用の差込み受口2b内へ嵌合され、ヒータ8b等 が電源(AC100V)へ接続されると共に、電気蚊取器6が台座2へ支持固定 されることになる。 尚、本実施例では図示していないが、蚊取器取付用窪部2a内へ電気蚊取器6 を挿入し易くするために、窪部2aの内壁に挿着用のガイド溝を設けたり、或い は電気蚊取器6を台座2へより堅固に固定するために、固定機構を別途に設けて もよいことは勿論である。
【0012】 電気蚊取器6を台座2へ取付けたあと、作動スイッチ8dをオンにすると、パ イロットランプ8cが点灯し且つヒータ8bが加熱される。また、ヒータ8bが 加熱されると、多孔質性棒体7cの毛細管現象により上昇した殺虫用の薬液7e がヒータ8bにより加熱蒸発され、通気孔8aを通って上昇する。更に、通気孔 8aより外部へ出た薬液蒸気は、ファン5からの送風に乗って放散される。 尚、電気蚊取器6を使用しない場合には、行動スイッチ8dをオフにし、ヒー タの加熱を止める。また、殺虫薬液容器7が空になると、電気蚊取器6全体を台 座2から取り外し、殺虫用薬液7eを補充するか、若しくは殺虫用薬液7eを充 填した新しい殺虫薬液容器7と交換する。
【0013】
【考案の効果】
本考案に於いては、扇風機本体の台座2に蚊取器取付用窪部2aを穿設してこ れに通電用差込み受口2bを設けると共に、当該窪部2a内へ通電用差込み片8 eを設けた電気蚊取器6を着脱自在に挿入して通電用受口2bへ差込み片8eを 嵌着する構成としている。 その結果、台座2の上面側へは、蚊取器本体8の頭部のみが露出されることに なり、従前の電気蚊取器付扇風機に比較して台座廻りの美感が著しく向上する。 また、本考案では所謂殺虫薬液7eを使用する電気蚊取器6を使用しているた め、通気孔8aから放出された薬液の有効成分は完全に大気中へ放散されること になり、蚊取器本体頭部の汚損はほぼ皆無となる。 更に、本考案では、殺虫薬液容器7と蚊取器本体8から成る電気蚊取器6その ものを台座2へ着脱自在に取付ける構成としているため、電気蚊取器6そのもの の清掃を簡単に行うことが出来ると共に、殺虫用薬液7eの補充や取替も容易に 行える。 本考案は上述の通り優れた実用的効用を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気蚊取器付扇風機の一例を示す斜面
図である。
【図2】本考案の電気蚊取器付扇風機の台座の一部を示
す平面図である。
【図3】本考案で使用する電気蚊取器の断面概要図であ
る。
【図4】台座へ電気蚊取器を取付けた状態を示す部分断
面図である。
【図5】従前の電気蚊取器付扇風機の台座の一部を示す
ものである。
【符号の説明】
1は扇風機本体、2は台座、2aは蚊取器取付用窪部、
2bは通電用差込み受口、3は扇風機操作スイッチ、4
は支柱、5はファン、6は電気蚊取器、7は殺虫薬液容
器、7aは首部の外ねじ、7bは栓体、7cは多孔質性
棒体、7eは殺虫用薬液、8は蚊取器本体、8aは通気
孔、8bはヒータ、8cはパイロットランプ、8dは電
気蚊取作動スイッチ、8eは通電用差込み片、8fは内
ねじ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座(2)に通電用差込み受口(2b)
    を備えた蚊取器取付用窪部(2a)を設けた扇風機本体
    (1)と;殺虫用薬液(7e)を充填した殺虫薬液容器
    (7)の開口部へ外周面に通電用差込み片(8e)を有
    する蚊取器本体(8)を螺着して成り、前記通電用差込
    み片(8e)を前記通電用差込み受口(2b)へ嵌合せ
    しめた状態で蚊取器取付用窪部(2a)内へ着脱自在に
    挿着した電気蚊取器(6)と;から構成した電気蚊取器
    付扇風機。
  2. 【請求項2】 蚊取器本体(8)に作動スイッチ(8
    d)とパイロットランプ(8c)とを設けた請求項1に
    記載の電気蚊取器付扇風機。
JP3712092U 1992-06-02 1992-06-02 電気蚊取器付扇風機 Expired - Lifetime JPH0721915Y2 (ja)

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JPH0721915Y2 JPH0721915Y2 (ja) 1995-05-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002544142A (ja) * 1999-05-10 2002-12-24 バイオセンソリー,インコーポレイテッド 環境的に限定された三次元空間中での蚊の人のにおいの追跡能力を抑制するための方法、装置及び組成物

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JP2002544142A (ja) * 1999-05-10 2002-12-24 バイオセンソリー,インコーポレイテッド 環境的に限定された三次元空間中での蚊の人のにおいの追跡能力を抑制するための方法、装置及び組成物

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