JPH062253B2 - 図柄コーティング布帛の製造方法及び装置 - Google Patents
図柄コーティング布帛の製造方法及び装置Info
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- JPH062253B2 JPH062253B2 JP63098003A JP9800388A JPH062253B2 JP H062253 B2 JPH062253 B2 JP H062253B2 JP 63098003 A JP63098003 A JP 63098003A JP 9800388 A JP9800388 A JP 9800388A JP H062253 B2 JPH062253 B2 JP H062253B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、部分的にコーティング皮膜の厚さが異る図柄
コーティング布帛の製造方法及びその装置に関するもの
である。
コーティング布帛の製造方法及びその装置に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) 従来、図柄コーティング布帛の製造はエンボス離型紙使
用のラミネート装置で行われていた。このラミネート装
置の一例を第二図に示し、その機構を簡単に説明する
と、エンボス離型紙送り出し機構(25)よりエンボス離型
紙(21)を送り出し、第一塗工機構(26)でエンボス離型紙
(21)上に合成重合体(23)をコーティングする。次に第一
乾燥機(27)で完全に溶剤又は水分を蒸発させ、合成重合
体(23)を完全にエンボス離型紙(21)の表面に固着する。
次に第二塗工機構(28)で接着剤(24)を塗布し、布帛送り
出し機構(29)より布帛(22)を送り出し、貼合機構(30)で
布帛(22)とエンボス離型紙上の合成重合体とのラミネー
トを行い、第2乾燥機(31)で該両者を接着せしめる。次
に離型機構(32)でエンボス離型紙(21)と図柄コーティン
グ布帛(33)を離型し、図柄コーティング布帛(33)を布帛
巻き取り機構(35)に巻き取り、エンボス離型紙(21)を離
型紙巻き取り機構(34)に巻き取る機構である。
用のラミネート装置で行われていた。このラミネート装
置の一例を第二図に示し、その機構を簡単に説明する
と、エンボス離型紙送り出し機構(25)よりエンボス離型
紙(21)を送り出し、第一塗工機構(26)でエンボス離型紙
(21)上に合成重合体(23)をコーティングする。次に第一
乾燥機(27)で完全に溶剤又は水分を蒸発させ、合成重合
体(23)を完全にエンボス離型紙(21)の表面に固着する。
次に第二塗工機構(28)で接着剤(24)を塗布し、布帛送り
出し機構(29)より布帛(22)を送り出し、貼合機構(30)で
布帛(22)とエンボス離型紙上の合成重合体とのラミネー
トを行い、第2乾燥機(31)で該両者を接着せしめる。次
に離型機構(32)でエンボス離型紙(21)と図柄コーティン
グ布帛(33)を離型し、図柄コーティング布帛(33)を布帛
巻き取り機構(35)に巻き取り、エンボス離型紙(21)を離
型紙巻き取り機構(34)に巻き取る機構である。
この機構で得られるラミネートタイプの図柄コーティン
グ布帛は防水性はすぐれるが、合成重合体の薄塗りが困
難な為、風合が硬くペーパーライクであり、耐久性、ス
トレッチ性も劣るという欠点があった。
グ布帛は防水性はすぐれるが、合成重合体の薄塗りが困
難な為、風合が硬くペーパーライクであり、耐久性、ス
トレッチ性も劣るという欠点があった。
また部分的な図柄コーティング布帛の製造はグラビアロ
ールコーター法、スクリーンプリント法等で一般的に行
われてきた。しかしこの方法で製造したものは、布帛に
塗布した合成重合体が不連続付着であり、防水性、漏水
性、剥離強力等に問題があり、表面効果のみを目的とし
用途が限定されたものであった。
ールコーター法、スクリーンプリント法等で一般的に行
われてきた。しかしこの方法で製造したものは、布帛に
塗布した合成重合体が不連続付着であり、防水性、漏水
性、剥離強力等に問題があり、表面効果のみを目的とし
用途が限定されたものであった。
本発明は、図柄コーティング布帛を製造する場合におけ
る上記の問題を解決せんとしてなされたものであり、塗
工機構と乾燥機各一工程で安価に図柄コーティング布帛
を得る方法及びその装置の提供を目的とするものであ
る。
る上記の問題を解決せんとしてなされたものであり、塗
工機構と乾燥機各一工程で安価に図柄コーティング布帛
を得る方法及びその装置の提供を目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は次の構成を有する。
即ち第一番目の発明は連続走行する拡布状布帛に合成重
合体を接触させこれを薄層に塗布した後、乾燥機に導入
して固着せしめるコーティング方法において、予め布帛
の裏面に凹凸状作用面を有するバッキング基材を接触せ
しめ、塗布面側の布帛の表面状態を凹凸状にし、これへ
前記合成重合体を塗布し、しかる後前記乾燥機へ導入す
ることを特徴とする図柄コーティング布帛の製造方法を
要旨とするものであり、又第2番目の発明は、前記第1
番目の発明を実施するのに好適な装置であって、布帛走
行路に沿って塗工機構と乾燥機とを順次配設し、前記両
者に連続走行する拡布状布帛を経由せしめてコーティン
グする装置において、塗工機構の合成重合体供給機構と
対向する布帛の裏面に、凹凸状作用面を有するバッキン
グ基材を接触せしめ、これを布帛と同速度又は布帛より
低速度で走行せしめる機構を設けたことを特徴とする図
柄コーティング布帛の製造装置を要旨とするものであ
る。
合体を接触させこれを薄層に塗布した後、乾燥機に導入
して固着せしめるコーティング方法において、予め布帛
の裏面に凹凸状作用面を有するバッキング基材を接触せ
しめ、塗布面側の布帛の表面状態を凹凸状にし、これへ
前記合成重合体を塗布し、しかる後前記乾燥機へ導入す
ることを特徴とする図柄コーティング布帛の製造方法を
要旨とするものであり、又第2番目の発明は、前記第1
番目の発明を実施するのに好適な装置であって、布帛走
行路に沿って塗工機構と乾燥機とを順次配設し、前記両
者に連続走行する拡布状布帛を経由せしめてコーティン
グする装置において、塗工機構の合成重合体供給機構と
対向する布帛の裏面に、凹凸状作用面を有するバッキン
グ基材を接触せしめ、これを布帛と同速度又は布帛より
低速度で走行せしめる機構を設けたことを特徴とする図
柄コーティング布帛の製造装置を要旨とするものであ
る。
本発明で云う布帛とは、織物、編物、不織布などが挙げ
られ、その構成繊維としては、綿、麻、羊毛、絹等の天
然繊維、ナイロン、ポリエステル、アクリル等の合成繊
維、またそれらの混用であってもよい。
られ、その構成繊維としては、綿、麻、羊毛、絹等の天
然繊維、ナイロン、ポリエステル、アクリル等の合成繊
維、またそれらの混用であってもよい。
本発明でいう合成重合体としては、アクリル酸エステル
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン
樹脂、塩化ビニル樹脂、アミノ酸樹脂、ハイパロン、フ
ッッソ樹脂等があり、これらの樹脂はエマルジョン、水
又は有機溶剤溶液等、どの状態でも利用できる。
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン
樹脂、塩化ビニル樹脂、アミノ酸樹脂、ハイパロン、フ
ッッソ樹脂等があり、これらの樹脂はエマルジョン、水
又は有機溶剤溶液等、どの状態でも利用できる。
又、風合の硬化を防止するために、コーティング皮膜の
付着量は50g/m2以下とすることが好ましく更に、コー
ティング方法としては、乾式コーティング、湿式コーテ
ィングの何れでもよく、フローティングナイフコータ
ー、ナイフオーバーロールコーター、リバースロールコ
ーター、ロールドクターコーター等の塗布方式が利用で
きる。
付着量は50g/m2以下とすることが好ましく更に、コー
ティング方法としては、乾式コーティング、湿式コーテ
ィングの何れでもよく、フローティングナイフコータ
ー、ナイフオーバーロールコーター、リバースロールコ
ーター、ロールドクターコーター等の塗布方式が利用で
きる。
本発明で云うバッキング基材の凹凸基材としては、特に
限定はされないが、通常エンボス紙をバッキングロール
の上を走行させるか、又はバッキングロールとしてグラ
ビアロールが用いられる。
限定はされないが、通常エンボス紙をバッキングロール
の上を走行させるか、又はバッキングロールとしてグラ
ビアロールが用いられる。
本発明では、コーティング加工の他に、撥水、柔軟等の
諸処理を施してもよいことは勿論である。但し、撥水加
工はコーティング加工前あるいはコーティング加工後の
どちらでも行えるが、コーティング加工前に行う場合に
は、接着強度に十分な注意を払う必要がある。
諸処理を施してもよいことは勿論である。但し、撥水加
工はコーティング加工前あるいはコーティング加工後の
どちらでも行えるが、コーティング加工前に行う場合に
は、接着強度に十分な注意を払う必要がある。
以下、図面に示す実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
(実施例) まず最初に本発明方法を実施する装置の構成について、
その一例を図により説明する。
その一例を図により説明する。
第1図は実施例の装置の全体を示す説明図であって、布
帛(1)の走行路に沿って、第1案内ローラー(9)、第2案
内ローラー(10)、テンションバー(11)、第3案内ローラ
ー(12)、第4案内ローラー(13)、第5案内ローラー(14)
を順次配置し、前記の5個のローラー群とテンションバ
ーでもって入口機構(I)を形成している。
帛(1)の走行路に沿って、第1案内ローラー(9)、第2案
内ローラー(10)、テンションバー(11)、第3案内ローラ
ー(12)、第4案内ローラー(13)、第5案内ローラー(14)
を順次配置し、前記の5個のローラー群とテンションバ
ーでもって入口機構(I)を形成している。
本発明装置の中核をなす塗布機構(C)は図に示す様に、
布帛(1)上に適度な粘度を有する合成重合体(3)とドクタ
ーナイフ(2)を置き(合成重合体(3)とドクターナイフ
(2)で合成重合体供給機構を形成する)該布帛(1)に接合
するバッキング基材(本実施例ではバッキングロール)
(4)にエンボス紙(5)を通し、布帛(1)と同じ速度でエン
ボス紙送り出し機構(6)からエンボス紙巻き取り機構(7)
へと該エンボス紙(5)を走行させる機構となっている。
布帛(1)上に適度な粘度を有する合成重合体(3)とドクタ
ーナイフ(2)を置き(合成重合体(3)とドクターナイフ
(2)で合成重合体供給機構を形成する)該布帛(1)に接合
するバッキング基材(本実施例ではバッキングロール)
(4)にエンボス紙(5)を通し、布帛(1)と同じ速度でエン
ボス紙送り出し機構(6)からエンボス紙巻き取り機構(7)
へと該エンボス紙(5)を走行させる機構となっている。
第1図上、(8)は布帛(1)上に塗布した合成重合体(3)を
乾燥固着する、熱風式フローティング乾燥機(8)であ
り、以下に述べる出口機構と連設している。
乾燥固着する、熱風式フローティング乾燥機(8)であ
り、以下に述べる出口機構と連設している。
最後に布帛(1)の走行路に沿って、第6案内ローラ(1
5)、第7案内ローラ(16)、第8案内ローラー(17)振り落
し装置(18)を設置し、走行路を形成すると共に、前記4
個の各ローラー群と振り落し装置をもって出口装置(O)
を形成している。
5)、第7案内ローラ(16)、第8案内ローラー(17)振り落
し装置(18)を設置し、走行路を形成すると共に、前記4
個の各ローラー群と振り落し装置をもって出口装置(O)
を形成している。
次に、上記の装置を用いて実施する本発明の方法につい
てその一例を第1図により説明する。
てその一例を第1図により説明する。
先ず、布帛(1)を入口機構からテンションバー(11)で該
布帛(1)のテンションを調節し、塗布機構(C)内に導入す
る。布帛(1)の裏面にエンボス紙(5)が接合されている
為、布帛(1)の表面状態は凹凸状になり、合成重合体(3)
は凹凸状に塗布され、ドクターナイフ(2)で薄膜状に引
き伸ばされ皮膜が形成される。次に乾燥機(8)に布帛(1)
を通過せしめ、熱エネルギーで合成重合体(3)の溶剤又
は水を気化し、布帛(1)の表面に皮膜を固着させ、出口
機構(O)へと送り出される。
布帛(1)のテンションを調節し、塗布機構(C)内に導入す
る。布帛(1)の裏面にエンボス紙(5)が接合されている
為、布帛(1)の表面状態は凹凸状になり、合成重合体(3)
は凹凸状に塗布され、ドクターナイフ(2)で薄膜状に引
き伸ばされ皮膜が形成される。次に乾燥機(8)に布帛(1)
を通過せしめ、熱エネルギーで合成重合体(3)の溶剤又
は水を気化し、布帛(1)の表面に皮膜を固着させ、出口
機構(O)へと送り出される。
次に具体的な実施例について説明する。
実施例1 70d/18fのナイロンフィラメントを経糸及び緯糸
に用い、経糸密度120本/inch、緯糸密度90本/inchの
平織物に、染色とフッ素系撥水剤による撥水処理を施し
て布帛を得た。続いて、アクリル酸エステル樹脂パーク
ロルエチレン溶液(固型分12%)100部に対して、
ブチル化メラミン1部、顔料1部を混合した樹脂液を、
該布帛の片面に、適宜の図柄を保有するエンボス紙を布
帛の片面に接合した第一図のナイフロールコーターを用
いて塗布し、直ちに乾燥(120℃)、熱処理(150
℃)を行った。
に用い、経糸密度120本/inch、緯糸密度90本/inchの
平織物に、染色とフッ素系撥水剤による撥水処理を施し
て布帛を得た。続いて、アクリル酸エステル樹脂パーク
ロルエチレン溶液(固型分12%)100部に対して、
ブチル化メラミン1部、顔料1部を混合した樹脂液を、
該布帛の片面に、適宜の図柄を保有するエンボス紙を布
帛の片面に接合した第一図のナイフロールコーターを用
いて塗布し、直ちに乾燥(120℃)、熱処理(150
℃)を行った。
かかる図柄コーティング布帛のコーティング皮膜は平均
7g/m2(固型分)の塗布量を持ち、風合も良好であっ
た。又、洗濯(JIS L-217103法)3回後、並びにドライ
クリーニング(JIS L-217401法)3回後共に、コーティ
ング膜の損傷及び触感の変化も認められなかった。
7g/m2(固型分)の塗布量を持ち、風合も良好であっ
た。又、洗濯(JIS L-217103法)3回後、並びにドライ
クリーニング(JIS L-217401法)3回後共に、コーティ
ング膜の損傷及び触感の変化も認められなかった。
比較例1 実施例1と同じ布帛と樹脂液を用い、第2図のラミネー
ト装置を用いて図柄コーティング布帛を得た。
ト装置を用いて図柄コーティング布帛を得た。
かかる図柄コーティング布帛のコーティング被膜は平均
100g/m2(固型分)の塗布量を持ち、風合は硬く用途
が限定されるものであった。
100g/m2(固型分)の塗布量を持ち、風合は硬く用途
が限定されるものであった。
(発明の効果) 以上の如く、本発明方法に依れば、塗布量の少ないコー
ティング皮膜を有する図柄コーティング布帛を簡便に得
ることができ、かかるコーティング布帛は風合が良好で
耐久性をも兼備え、頗る有用なものである。
ティング皮膜を有する図柄コーティング布帛を簡便に得
ることができ、かかるコーティング布帛は風合が良好で
耐久性をも兼備え、頗る有用なものである。
更に本発明においてバッキング基材にエンボス紙を使用
し布帛と同速度又は布帛より低速度で走行した場合、図
柄が無限に近く広がるという効果も得られるものであ
る。
し布帛と同速度又は布帛より低速度で走行した場合、図
柄が無限に近く広がるという効果も得られるものであ
る。
第1図はこの発明の実施例の側面図、第2図は従来のラ
ミネート装置の側面図である。 付号の説明 (1)…布帛、 (2)…ドクターナイフ、 (3)…合成重合体、 (4)…バッキングロール、 (5)…エンボス紙、 (6)…エンボス紙送り出し機構、 (7)…エンボス紙巻き取り機構、 (8)…乾燥機、 (9)…第1案内ローラー、 (10)…第2案内ローラー、 (11)…テンションバー、(12)…第3案内ローラー、 (13)…第4案内ローラー、 (14)…第5案内ローラー、 (15)…第6案内ローラー、 (16)…第7案内ローラー、 (17)…第8案内ローラー、 (18)…振り落し装置、 (I)…入口機構、 (C)…塗布機構、 (D)…乾燥機構、 (O)…出口機構、 (21)…エンボス離型紙、 (22)…布帛、 (23)…合成重合体、 (24)…接着剤、 (25)…エンボス離型紙送り出し機構、 (26)…第一塗工機構、 (27)…第一乾燥機、 (28)…第二塗工機構、 (29)…布帛送り出し機構、 (30)…貼合機構、 (31)…第2乾燥機、 (32)…離型機構、 (33)…図柄コーティング布帛、 (34)…離型紙巻き取り機構、 (35)…布帛巻き取り機構。
ミネート装置の側面図である。 付号の説明 (1)…布帛、 (2)…ドクターナイフ、 (3)…合成重合体、 (4)…バッキングロール、 (5)…エンボス紙、 (6)…エンボス紙送り出し機構、 (7)…エンボス紙巻き取り機構、 (8)…乾燥機、 (9)…第1案内ローラー、 (10)…第2案内ローラー、 (11)…テンションバー、(12)…第3案内ローラー、 (13)…第4案内ローラー、 (14)…第5案内ローラー、 (15)…第6案内ローラー、 (16)…第7案内ローラー、 (17)…第8案内ローラー、 (18)…振り落し装置、 (I)…入口機構、 (C)…塗布機構、 (D)…乾燥機構、 (O)…出口機構、 (21)…エンボス離型紙、 (22)…布帛、 (23)…合成重合体、 (24)…接着剤、 (25)…エンボス離型紙送り出し機構、 (26)…第一塗工機構、 (27)…第一乾燥機、 (28)…第二塗工機構、 (29)…布帛送り出し機構、 (30)…貼合機構、 (31)…第2乾燥機、 (32)…離型機構、 (33)…図柄コーティング布帛、 (34)…離型紙巻き取り機構、 (35)…布帛巻き取り機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 巾 久人 滋賀県長浜市相撲町1312―14 審査官 酒井 正己 (56)参考文献 特開 昭52−119649(JP,A) 実開 昭56−151679(JP,U) 特公 昭34−4691(JP,B1) 特公 昭58−50549(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】連続走行する拡布状布帛に合成重合体を接
触させこれを薄層に塗布した後、乾燥機に導入して固着
せしめるコーティング方法において、布帛の裏面に凹凸
状作用面を有するバッキング基材を接触せしめ、塗布面
側の布帛の表面状態を凹凸状にし、これへ前記合成重合
体を塗布し、しかる後前記乾燥機へ導入することを特徴
とする図柄コーティング布帛の製造方法。 - 【請求項2】布帛走行路に沿って塗工機構と乾燥機とを
順次配設し、前記両者に連続走行する拡布状布帛を経由
せしめてコーティングする装置において、塗工機構の合
成重合体供給機構と対向する布帛の裏面に、凹凸状作用
面を有するバッキング基材を接触せしめ、これを布帛と
同速度又は布帛より低速度で走行せしめる機構を設けた
ことを特徴とする図柄コーティング布帛の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63098003A JPH062253B2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 図柄コーティング布帛の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63098003A JPH062253B2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 図柄コーティング布帛の製造方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01270961A JPH01270961A (ja) | 1989-10-30 |
JPH062253B2 true JPH062253B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=14207513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63098003A Expired - Lifetime JPH062253B2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 図柄コーティング布帛の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062253B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100408435B1 (ko) * | 2001-07-25 | 2003-12-06 | 박순태 | 원단의 코팅 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATA287276A (de) * | 1976-03-31 | 1979-02-15 | Caratsch Hans Peter | Verfahren und einrichtung zum aufbringen von kunstharzpulver in einer rasterfoermigen beschichtung auf bahnmaterial |
JPS56151679U (ja) * | 1980-04-14 | 1981-11-13 | ||
JPS5850549A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | トナ−像の転写方法 |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP63098003A patent/JPH062253B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01270961A (ja) | 1989-10-30 |
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