JPH06224852A - 光伝送方式 - Google Patents
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- JPH06224852A JPH06224852A JP5009725A JP972593A JPH06224852A JP H06224852 A JPH06224852 A JP H06224852A JP 5009725 A JP5009725 A JP 5009725A JP 972593 A JP972593 A JP 972593A JP H06224852 A JPH06224852 A JP H06224852A
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- H04N7/22—Adaptations for optical transmission
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- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/50—Transmitters
- H04B10/501—Structural aspects
- H04B10/503—Laser transmitters
- H04B10/504—Laser transmitters using direct modulation
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- H04B10/501—Structural aspects
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- H04B10/505—Laser transmitters using external modulation
- H04B10/5053—Laser transmitters using external modulation using a parallel, i.e. shunt, combination of modulators
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- H04B10/541—Digital intensity or amplitude modulation
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- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/02—Channels characterised by the type of signal
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- Signal Processing (AREA)
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- Electromagnetism (AREA)
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- Optical Communication System (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多チャンネルAM信号とM値の直交振幅変調
信号を多重し、LD光を直接強度変調して伝送する場合
に、最適なM値の直交振幅変調信号の光変調度を与え、
AM信号の伝送品質を確保したうえで、多数のM値の直
交振幅変調信号を効率的に伝送する。 【構成】 エンコーダ120で誤り訂正のコーディック
されたデジタル信号は、変調器130で所定の搬送周波
数の16QAM信号に変換され、AM信号と周波数多重
され光電変換器160に入力される。ここで光変調度の
設定は、伝送する信号の光変調度の和が1を超える場合
において、M値の直交振幅変調信号の光変調度と誤り率
との関係に基づき、光変調度に対する誤り率が受信機雑
音と受信するM値の直交振幅変調信号の電力との比で与
えられる誤り率から外れる光変調度を割り出し、その光
変調度に対し必要な伝送マージンに相当する光変調度を
加味した光変調度に、M値の直交振幅変調信号の光変調
度を設定する。
信号を多重し、LD光を直接強度変調して伝送する場合
に、最適なM値の直交振幅変調信号の光変調度を与え、
AM信号の伝送品質を確保したうえで、多数のM値の直
交振幅変調信号を効率的に伝送する。 【構成】 エンコーダ120で誤り訂正のコーディック
されたデジタル信号は、変調器130で所定の搬送周波
数の16QAM信号に変換され、AM信号と周波数多重
され光電変換器160に入力される。ここで光変調度の
設定は、伝送する信号の光変調度の和が1を超える場合
において、M値の直交振幅変調信号の光変調度と誤り率
との関係に基づき、光変調度に対する誤り率が受信機雑
音と受信するM値の直交振幅変調信号の電力との比で与
えられる誤り率から外れる光変調度を割り出し、その光
変調度に対し必要な伝送マージンに相当する光変調度を
加味した光変調度に、M値の直交振幅変調信号の光変調
度を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVに用いられる
ような周波数多重信号を伝送する光伝送システムに関す
るものである。
ような周波数多重信号を伝送する光伝送システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】周波数多重信号を光伝送する場合、田辺
他、「80チャンネル AM−FDMTV信号光伝送装
置」,ナショナルテクニカルレポートVol.36 N
o.6Dec.1990や、シー・ジェイ・チュングお
よびアイ・ヤコブ”TV チャンネルキャパシティ オ
ブ ライトウエイブ マルティチャネル AM SCM
システムズ アズ リミティッド バイ レーザ ス
レッショルド ノンリニアリティ” イン オプティカ
ル コミュニケーション コンフェランス (C.J.
Chung and I.Jacobs,”TV ch
annelcapacity of lightwav
e multichannel AMSCM syst
ems as limited by laser t
hreshold nonlinearity”,in
Optical Comminication Co
nference)March 1992,pp.18
−19にあるように非常によい歪特性を有する。このよ
うな特徴より、光伝送システムにおいて、正規化された
ひとつの信号の光変調度の和が1以上となるような多重
信号にM値の直交振幅変調信号が含まれる場合でも、ア
イ・エム・アイ・ハッバ,”マルティチャンネル M−
QAM フォー CATV ディスツリブーション”,
LEOS サマー トピカル ミーティング ダイジェ
スト(I.M.I.Habbab,”Multicha
nnel M−QAM For CATV Distr
ibution”,LEOS Summer Topi
cal Meeting Digest)Wednes
day,July 29,1992 WB4 pp.2
1−22にあるように高品質な伝送が可能と考えられて
いる。
他、「80チャンネル AM−FDMTV信号光伝送装
置」,ナショナルテクニカルレポートVol.36 N
o.6Dec.1990や、シー・ジェイ・チュングお
よびアイ・ヤコブ”TV チャンネルキャパシティ オ
ブ ライトウエイブ マルティチャネル AM SCM
システムズ アズ リミティッド バイ レーザ ス
レッショルド ノンリニアリティ” イン オプティカ
ル コミュニケーション コンフェランス (C.J.
Chung and I.Jacobs,”TV ch
annelcapacity of lightwav
e multichannel AMSCM syst
ems as limited by laser t
hreshold nonlinearity”,in
Optical Comminication Co
nference)March 1992,pp.18
−19にあるように非常によい歪特性を有する。このよ
うな特徴より、光伝送システムにおいて、正規化された
ひとつの信号の光変調度の和が1以上となるような多重
信号にM値の直交振幅変調信号が含まれる場合でも、ア
イ・エム・アイ・ハッバ,”マルティチャンネル M−
QAM フォー CATV ディスツリブーション”,
LEOS サマー トピカル ミーティング ダイジェ
スト(I.M.I.Habbab,”Multicha
nnel M−QAM For CATV Distr
ibution”,LEOS Summer Topi
cal Meeting Digest)Wednes
day,July 29,1992 WB4 pp.2
1−22にあるように高品質な伝送が可能と考えられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】M値の直交振幅変調信
号は小さなCNRでも高品質な伝送が可能である。した
がって、光変調度を小さく設定し伝送てもジェイ・ギ・
プロアキス”ディジタルコミュニケーションズ マック
グローヒル シリーズ イン エレクトリカルエンジニ
アリング セコンドエディション(J.G.Proak
is ”Digital Communication
s” MacGraw−Hill Series in
Electrical Engineering S
econd Edition)pp.278−285で
与えられ所要のCNRと誤り率の関係におけるCNRが
得られ、伝送品質を確保できる。一方、LD光を多重信
号で直接強度変調し伝送する場合の歪量はLDに入力す
る信号電流により決まる。このため、多数のM値の直交
振幅変調信号を、大きな光変調度を設定するAM信号と
組み合わせ同時伝送しても、LDに入力する信号電流の
大きさはほとんど変化しないため歪量は変化しない。こ
のように、周波数多重信号を直接強度変調して光伝送す
る伝送システムにM値の直交振幅変調信号をさらに周波
数多重することのより、高い伝送品質と、より多くのチ
ャンネル伝送が同時に実現できると考えられていた。
号は小さなCNRでも高品質な伝送が可能である。した
がって、光変調度を小さく設定し伝送てもジェイ・ギ・
プロアキス”ディジタルコミュニケーションズ マック
グローヒル シリーズ イン エレクトリカルエンジニ
アリング セコンドエディション(J.G.Proak
is ”Digital Communication
s” MacGraw−Hill Series in
Electrical Engineering S
econd Edition)pp.278−285で
与えられ所要のCNRと誤り率の関係におけるCNRが
得られ、伝送品質を確保できる。一方、LD光を多重信
号で直接強度変調し伝送する場合の歪量はLDに入力す
る信号電流により決まる。このため、多数のM値の直交
振幅変調信号を、大きな光変調度を設定するAM信号と
組み合わせ同時伝送しても、LDに入力する信号電流の
大きさはほとんど変化しないため歪量は変化しない。こ
のように、周波数多重信号を直接強度変調して光伝送す
る伝送システムにM値の直交振幅変調信号をさらに周波
数多重することのより、高い伝送品質と、より多くのチ
ャンネル伝送が同時に実現できると考えられていた。
【0004】しかし、実際には、伝送する信号の光変調
度の和が例えば以上の約2.1で、かつAM信号の伝送
品質が要求される品質を満足している光伝送システムに
M値の直交振幅変調信号をさらに多重して伝送すると、
同時に伝送されるAM多重信号の影響により図3に示す
ようにM値の直交振幅変調信号(ここでは16値の直交
振幅変調信号)の誤り率が劣化した。また、M値の直交
振幅変調信号の光変調度を大きくし、受信CNRを大き
くしても誤り率がさほど改善されない特性が見られた。
このような光伝送システムにおいては、低い誤り率を達
成するために、M値の直交振幅変調信号の光変調度とし
て、従来考えられていたよりも、かなり大きなCNRを
得られる光変調度を設定しなければならない。
度の和が例えば以上の約2.1で、かつAM信号の伝送
品質が要求される品質を満足している光伝送システムに
M値の直交振幅変調信号をさらに多重して伝送すると、
同時に伝送されるAM多重信号の影響により図3に示す
ようにM値の直交振幅変調信号(ここでは16値の直交
振幅変調信号)の誤り率が劣化した。また、M値の直交
振幅変調信号の光変調度を大きくし、受信CNRを大き
くしても誤り率がさほど改善されない特性が見られた。
このような光伝送システムにおいては、低い誤り率を達
成するために、M値の直交振幅変調信号の光変調度とし
て、従来考えられていたよりも、かなり大きなCNRを
得られる光変調度を設定しなければならない。
【0005】このような16QAM信号の誤り率が劣化
は、多重信号の電流値がレーザの閾値電流以下になるこ
とによるクリッピングのために発生する瞬時的な歪に起
因する。このような歪については従来は全く論じられる
ことは無かったが、LD光を直接強度変調して信号を伝
送し、かつ、伝送する信号の光変調度の和が1以上とな
る場合は、原理的な現象であり、回避することはできな
い現象である。M値の直交振幅変調信号のように、いわ
ゆるデジタル変調信号を同時に伝送する場合はデジタル
変調信号の伝送品質に大きな影響を及ぼす。このような
瞬時的な歪は次のように実際には次のように観測され
る。すなわち、前出の誤り率を評価した時の条件である
伝送する信号の光変調度との和が約2.1の場合、16
QAM信号のチャンネル内の歪は図4に示すように大き
な最大値を持つ。また、16QAM信号の搬送波を除く
以外は同じ条件で、16QAMチャンネル内の雑音出力
レベルの時間変動を観測した場合は、図5に示すような
瞬時的な雑音レベルの変動が観測される。これが、クリ
ッピングにより発生する瞬時的な歪である。
は、多重信号の電流値がレーザの閾値電流以下になるこ
とによるクリッピングのために発生する瞬時的な歪に起
因する。このような歪については従来は全く論じられる
ことは無かったが、LD光を直接強度変調して信号を伝
送し、かつ、伝送する信号の光変調度の和が1以上とな
る場合は、原理的な現象であり、回避することはできな
い現象である。M値の直交振幅変調信号のように、いわ
ゆるデジタル変調信号を同時に伝送する場合はデジタル
変調信号の伝送品質に大きな影響を及ぼす。このような
瞬時的な歪は次のように実際には次のように観測され
る。すなわち、前出の誤り率を評価した時の条件である
伝送する信号の光変調度との和が約2.1の場合、16
QAM信号のチャンネル内の歪は図4に示すように大き
な最大値を持つ。また、16QAM信号の搬送波を除く
以外は同じ条件で、16QAMチャンネル内の雑音出力
レベルの時間変動を観測した場合は、図5に示すような
瞬時的な雑音レベルの変動が観測される。これが、クリ
ッピングにより発生する瞬時的な歪である。
【0006】前記した田辺他や、シー・ジェイ・チュン
グおよびアイ・ヤコブの文献に示されるように、周波数
多重信号でLD光を直接光伝送する場合に究極的に歪量
を決定する要因はクリッピングであり、AM−FDMT
V信号伝送装置のように周波数多重信号を伝送する光伝
送システムでは、通常クリッピングが起こる条件で伝送
されている。このような条件の光伝送システムに、M値
の直交振幅変調信号をさらに多重し伝送する場合には、
ジェイ・ギ・プロアキス”ディジタルコミュニケーショ
ンズ マックグローヒル シリーズ イン エレクトリ
カル エンジニアリング セコンドエディション(J.
G.Proakis ”DigitalCommuni
cations” MacGraw−Hill Ser
iesin Electrical Engineer
ing Second Edition)pp.278
−285で与えられるような、CNRと誤り率の関係が
成立しない。
グおよびアイ・ヤコブの文献に示されるように、周波数
多重信号でLD光を直接光伝送する場合に究極的に歪量
を決定する要因はクリッピングであり、AM−FDMT
V信号伝送装置のように周波数多重信号を伝送する光伝
送システムでは、通常クリッピングが起こる条件で伝送
されている。このような条件の光伝送システムに、M値
の直交振幅変調信号をさらに多重し伝送する場合には、
ジェイ・ギ・プロアキス”ディジタルコミュニケーショ
ンズ マックグローヒル シリーズ イン エレクトリ
カル エンジニアリング セコンドエディション(J.
G.Proakis ”DigitalCommuni
cations” MacGraw−Hill Ser
iesin Electrical Engineer
ing Second Edition)pp.278
−285で与えられるような、CNRと誤り率の関係が
成立しない。
【0007】以上のように、AM信号のような大きな変
調の設定を必要とする信号と、M値の直交振幅変調信号
を多数周波数多重した信号でLD光を直接強度変調した
場合には、AM信号の伝送品質を満足する条件で、所定
の誤り率を達成するのであれば、伝送チャンネル数の増
大がならない。また、M値の直交振幅変調信号の光変調
度を大きく設定し、誤り率を低下させれば、歪量が増加
し、同時に伝送するAM信号の伝送品質を確保できなく
なる。さらに、M値の直交振幅変調信号の光変調度を小
さく設定し、AM信号の伝送品質を保ったままで伝送チ
ャンネル数を増大させる場合には、適当な光変調度の設
定方法及びその時の誤り率を予測することはできないと
いう問題がある。
調の設定を必要とする信号と、M値の直交振幅変調信号
を多数周波数多重した信号でLD光を直接強度変調した
場合には、AM信号の伝送品質を満足する条件で、所定
の誤り率を達成するのであれば、伝送チャンネル数の増
大がならない。また、M値の直交振幅変調信号の光変調
度を大きく設定し、誤り率を低下させれば、歪量が増加
し、同時に伝送するAM信号の伝送品質を確保できなく
なる。さらに、M値の直交振幅変調信号の光変調度を小
さく設定し、AM信号の伝送品質を保ったままで伝送チ
ャンネル数を増大させる場合には、適当な光変調度の設
定方法及びその時の誤り率を予測することはできないと
いう問題がある。
【0008】本発明はこれらの問題点を解決し、多チャ
ンネルのAM信号のように大きな光変調の設定を必要と
する信号とM値の直交振幅変調信号を同時に多重し、L
D光を直接強度変調して伝送する場合に最適なM値の直
交振幅変調信号の光変調度を与え、AM信号の伝送品質
を確保したうえで、多数のM値の直交振幅変調信号を効
率的に伝送する光伝送方式を提供することを目的とす
る。
ンネルのAM信号のように大きな光変調の設定を必要と
する信号とM値の直交振幅変調信号を同時に多重し、L
D光を直接強度変調して伝送する場合に最適なM値の直
交振幅変調信号の光変調度を与え、AM信号の伝送品質
を確保したうえで、多数のM値の直交振幅変調信号を効
率的に伝送する光伝送方式を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの手段として、(数2)等により、誤り率が受信機雑
音電力と受信したM値の直交振幅変調信号の電力で与え
られる与えられる誤り率の関係を外れた光変調度をもと
め、さらに、伝送システムが必要とする伝送マージンに
相当する光変調度を加味し、M値の直交振幅変調信号の
設定する光変調度とする。
めの手段として、(数2)等により、誤り率が受信機雑
音電力と受信したM値の直交振幅変調信号の電力で与え
られる与えられる誤り率の関係を外れた光変調度をもと
め、さらに、伝送システムが必要とする伝送マージンに
相当する光変調度を加味し、M値の直交振幅変調信号の
設定する光変調度とする。
【0010】上記の光変調度で設定されたM値の直交振
幅変調信号の誤り率は、明らかに所要の誤り率を達成し
ないため、復調されたデジタル信号に誤り訂正を行い、
所要の誤り率を達成する。
幅変調信号の誤り率は、明らかに所要の誤り率を達成し
ないため、復調されたデジタル信号に誤り訂正を行い、
所要の誤り率を達成する。
【0011】
【数2】
【0012】
【作用】M値の直交振幅変調信号を、クリッピングが生
じるような条件で多重し光伝送する場合は(数2)が意
味するように、M値の直交振幅変調の光変調度が小さい
場合、即ち、受信機雑音電力と受信したM値の直交振幅
変調信号の電力比が小さな場合は、誤り率は受信機雑音
電力の影響が支配的となり、誤り率は受信機雑音電力と
受信したしM値の直交振幅変調信号の電力比で与えられ
る。しかし、M値の直交振幅変調信号の光変調度を大き
くすると、クリッピングによる瞬時的な歪の影響が支配
的となり、受信機雑音電力と受信したM値の直交振幅変
調信号の電力比の関係で与えられる誤り率から離れてい
く。さらに、クリッピングによる瞬時的な歪による誤り
は、光変調度を大きくしても誤り率があまり改善されな
い。したがって、誤り率が受信機雑音電力と受信したM
値の直交振幅変調信号の受信電力との関係で与えられる
誤り率から外れだす光変調度に光変調度とそれよりも大
きな光変調度を設定したときの誤り率を比較しても、前
出の文献にしめされた受信機雑音電力と受信したM値の
直交振幅変調信号の電力比で与えられる誤り率のように
劇的な誤り率の改善はなく、光変調度に関わらずほぼ同
様の誤り率しか得られない。したがって、(数2)等に
より誤り率が受信機雑音電力と受信したM値の直交振幅
変調信号の電力との関係より与えられる誤り率から外れ
だす光変調度を割り出し、その光変調度に必要な伝送マ
ージンを加えた光変調度は、誤り率と光変調度の関係に
おいて最も効率的な光変調度であり、必要最小限必要な
光変調度となる。このように、設定した光変調度の信号
を大きな光変調度を設定する必要のある信号と多重して
も、LDへ入力する信号の電流値は大きな光変調度を設
定する必要のある信号のみを多重して伝送する場合と大
きく変化しないため、歪量の変化はほとんどない。ま
た、M値の直交振幅変調信号の誤り率は、誤り訂正によ
り改善し、所望の値を得ることができる。
じるような条件で多重し光伝送する場合は(数2)が意
味するように、M値の直交振幅変調の光変調度が小さい
場合、即ち、受信機雑音電力と受信したM値の直交振幅
変調信号の電力比が小さな場合は、誤り率は受信機雑音
電力の影響が支配的となり、誤り率は受信機雑音電力と
受信したしM値の直交振幅変調信号の電力比で与えられ
る。しかし、M値の直交振幅変調信号の光変調度を大き
くすると、クリッピングによる瞬時的な歪の影響が支配
的となり、受信機雑音電力と受信したM値の直交振幅変
調信号の電力比の関係で与えられる誤り率から離れてい
く。さらに、クリッピングによる瞬時的な歪による誤り
は、光変調度を大きくしても誤り率があまり改善されな
い。したがって、誤り率が受信機雑音電力と受信したM
値の直交振幅変調信号の受信電力との関係で与えられる
誤り率から外れだす光変調度に光変調度とそれよりも大
きな光変調度を設定したときの誤り率を比較しても、前
出の文献にしめされた受信機雑音電力と受信したM値の
直交振幅変調信号の電力比で与えられる誤り率のように
劇的な誤り率の改善はなく、光変調度に関わらずほぼ同
様の誤り率しか得られない。したがって、(数2)等に
より誤り率が受信機雑音電力と受信したM値の直交振幅
変調信号の電力との関係より与えられる誤り率から外れ
だす光変調度を割り出し、その光変調度に必要な伝送マ
ージンを加えた光変調度は、誤り率と光変調度の関係に
おいて最も効率的な光変調度であり、必要最小限必要な
光変調度となる。このように、設定した光変調度の信号
を大きな光変調度を設定する必要のある信号と多重して
も、LDへ入力する信号の電流値は大きな光変調度を設
定する必要のある信号のみを多重して伝送する場合と大
きく変化しないため、歪量の変化はほとんどない。ま
た、M値の直交振幅変調信号の誤り率は、誤り訂正によ
り改善し、所望の値を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0014】図1は第一の解決手段の構成例を示してい
る。ここで、110はデジタル信号源、120はデジタ
ル信号に誤り訂正のコーディックをおこなうエンコーダ
である。130はデジタル信号を所定の搬送周波数の1
6QAM信号に変換する変調器、140はAM信号源、
150は16QAM信号及びAM信号を周波数多重する
多重器、160は周波数多重信号を光信号に変化する光
電変換器、170は光信号を伝送するファイバ、180
は光信号を電気信号に変換する光受信機、190は電気
信号に変換された多重信号から指定された信号を選択す
るチューナ、200は16QAM信号をデジタル信号に
復調する復調器、210は復調されたデジタル信号の誤
りを訂正する誤り訂正器である。
る。ここで、110はデジタル信号源、120はデジタ
ル信号に誤り訂正のコーディックをおこなうエンコーダ
である。130はデジタル信号を所定の搬送周波数の1
6QAM信号に変換する変調器、140はAM信号源、
150は16QAM信号及びAM信号を周波数多重する
多重器、160は周波数多重信号を光信号に変化する光
電変換器、170は光信号を伝送するファイバ、180
は光信号を電気信号に変換する光受信機、190は電気
信号に変換された多重信号から指定された信号を選択す
るチューナ、200は16QAM信号をデジタル信号に
復調する復調器、210は復調されたデジタル信号の誤
りを訂正する誤り訂正器である。
【0015】デジタル信号源110からのデジタル信号
はエンコーダ120で誤り訂正のコーディックされる。
このデジタル信号は、変調器130で所定の搬送周波数
の16QAM信号に変換される。16QAM信号とAM
信号源140からのAM信号は多重器150で周波数多
重され光電変換器160に入力する。ここで、光変調度
の設定は以下のように行なわれる。
はエンコーダ120で誤り訂正のコーディックされる。
このデジタル信号は、変調器130で所定の搬送周波数
の16QAM信号に変換される。16QAM信号とAM
信号源140からのAM信号は多重器150で周波数多
重され光電変換器160に入力する。ここで、光変調度
の設定は以下のように行なわれる。
【0016】まず、AM信号の所要受信CNRを満足
し、AM信号に要求される歪量を満足するAM信号の光
変調度を決定する。このような、AM信号の光変調度の
条件下で(数2)を用い、M値の直交振幅変調信号の光
変調に対し、容易に所要の誤り率を達成できるか、否か
判定する。誤り率が容易に達成でき無い場合には、(数
2)による光変調度と誤り率の関係において、前出の誤
り率が受信機雑音電力と受信したM値の直交振幅変調信
号の電力比で与えられる誤り率が外れだす光変調度を割
り出し、必要な伝送マージンに相当する光変調度を加味
した光変調度に16QAM信号の光変調度を設定する。
し、AM信号に要求される歪量を満足するAM信号の光
変調度を決定する。このような、AM信号の光変調度の
条件下で(数2)を用い、M値の直交振幅変調信号の光
変調に対し、容易に所要の誤り率を達成できるか、否か
判定する。誤り率が容易に達成でき無い場合には、(数
2)による光変調度と誤り率の関係において、前出の誤
り率が受信機雑音電力と受信したM値の直交振幅変調信
号の電力比で与えられる誤り率が外れだす光変調度を割
り出し、必要な伝送マージンに相当する光変調度を加味
した光変調度に16QAM信号の光変調度を設定する。
【0017】なお、(数2)の導出及び妥当性を以下に
示す。伝送する信号の光変調度の和が1以上となるよう
な条件で信号を周波数多重し、LD光を直接強度変調す
る光伝送では、クリッピングにより広い帯域にわたり瞬
時的な歪が発生する。この歪の統計的性質がインパルス
雑音と同様であると仮定し、更に光伝送の伝送パラメー
タを考慮するとM値の直交振幅変調信号の誤り率は上記
(数2)のように近似できる。
示す。伝送する信号の光変調度の和が1以上となるよう
な条件で信号を周波数多重し、LD光を直接強度変調す
る光伝送では、クリッピングにより広い帯域にわたり瞬
時的な歪が発生する。この歪の統計的性質がインパルス
雑音と同様であると仮定し、更に光伝送の伝送パラメー
タを考慮するとM値の直交振幅変調信号の誤り率は上記
(数2)のように近似できる。
【0018】ここで、Aはインパルス指数で、1つの瞬
時的な歪の持続時間と単位時間当たりの瞬時的な歪の数
の積と定義する。σj 2は(j/A+G’)/(1+
G’)、G’は熱雑音の平均電力(σG 2)と瞬間的な歪
の平均電力(σI 2)の比と定義する。さらに、インパル
ス指数(A)は前出の定義より、伝送する多重信号が単
位時間当りにクリップされる割合である(数3)を代入
する。
時的な歪の持続時間と単位時間当たりの瞬時的な歪の数
の積と定義する。σj 2は(j/A+G’)/(1+
G’)、G’は熱雑音の平均電力(σG 2)と瞬間的な歪
の平均電力(σI 2)の比と定義する。さらに、インパル
ス指数(A)は前出の定義より、伝送する多重信号が単
位時間当りにクリップされる割合である(数3)を代入
する。
【0019】
【数3】
【0020】ここで、σ0 2は正規化された多重信号の振
幅値の分散である。また、瞬時的な歪の平均電力
(σI 2)として、ケー・アラヘン アンド アール・エ
ー・ミナシアン、”ウルティメイト リミット オブ
サブキャリア マルティプレックス ライトウエイブ トランスミッション、”アイ・イー・
イー エレクトロニクス レター(K.Alahem
and R.A.Minasian, ”Ultima
teLimits of Subcarrier Mu
ltiplexlightwave Transmis
sion,”IEE Electronics Let
ter)4th. July 1991 Vol.27
No.14で与えられるクリッピングによる歪成分の
平均電力を代入する。
幅値の分散である。また、瞬時的な歪の平均電力
(σI 2)として、ケー・アラヘン アンド アール・エ
ー・ミナシアン、”ウルティメイト リミット オブ
サブキャリア マルティプレックス ライトウエイブ トランスミッション、”アイ・イー・
イー エレクトロニクス レター(K.Alahem
and R.A.Minasian, ”Ultima
teLimits of Subcarrier Mu
ltiplexlightwave Transmis
sion,”IEE Electronics Let
ter)4th. July 1991 Vol.27
No.14で与えられるクリッピングによる歪成分の
平均電力を代入する。
【0021】
【数4】
【0022】
【数5】
【0023】ここで、Bは伝送するM値の直交振幅変調
信号の帯域、また、Sn(f)は(数5)のRn(τ)の
フーリェ変換対である。
信号の帯域、また、Sn(f)は(数5)のRn(τ)の
フーリェ変換対である。
【0024】(数2)から計算される誤り率と、図3に
示される、16QAM信号の実測値を同時に図2に示
す。(数2)から求めた16QAM信号の誤り率と実測
値はほぼ一致しており、(数2)により16QAMの誤
り率を予測することができる。
示される、16QAM信号の実測値を同時に図2に示
す。(数2)から求めた16QAM信号の誤り率と実測
値はほぼ一致しており、(数2)により16QAMの誤
り率を予測することができる。
【0025】(数2)で与えられる誤り率において、M
値の直交振幅変調信号の光変調度が小さく受信機雑音電
力と受信したM値の直交振幅変調信号の電力の比が小さ
い場合、誤り率は、ジェイ・ギ・プロアキス”ディジタ
ルコミュニケーションズ マックグローヒル シリーズ
イン エレクトリカル エンジニアリング セコンド
エディション(J.G.Proakis ”Digit
al Communications” MacGra
w−Hill Series in Electric
al Engineering Second Edi
tion)pp.278−285で与えられるような、
CNRと誤り率の関係が成立する。しかし、M値の直交
振幅変調信号の光変調度を大きくし、受信機雑音電力と
受信したM値の直交振幅変調信号の電力の比が大きくな
っても、クリッピングによる瞬時的な歪の影響により誤
り率が改善されない現象が生じる。したがって、誤り率
を確保するために、いたずらにM値の直交振幅変調信号
の光変調度を大きくしても、誤り率は改善せず、M値の
直交振幅変調信号の光変調度が大きくなったことにより
光伝送システムの歪の増大を招くだけである。以上のこ
とから、誤り率が受信機雑音電力と受信したM値の直交
振幅変調信号の電力の比で与えられる誤り率から外れだ
す光変調度を割り出し、必要な伝送マージンに相当する
光変調度を加味して設定する光変調度は、誤り率および
光伝送システムの歪量を考えた場合、最も効率的な光変
調度になる。すなわち、M値の直交変調振幅変調信号の
光変調度を大きくしても誤り率が改善されないため、こ
れ以上光変調度を大きくするとクリッピングの影響が大
きくなり光伝送システムの歪量が増大し、同時に伝送す
る他の信号の伝送品質の劣化を招くためである。
値の直交振幅変調信号の光変調度が小さく受信機雑音電
力と受信したM値の直交振幅変調信号の電力の比が小さ
い場合、誤り率は、ジェイ・ギ・プロアキス”ディジタ
ルコミュニケーションズ マックグローヒル シリーズ
イン エレクトリカル エンジニアリング セコンド
エディション(J.G.Proakis ”Digit
al Communications” MacGra
w−Hill Series in Electric
al Engineering Second Edi
tion)pp.278−285で与えられるような、
CNRと誤り率の関係が成立する。しかし、M値の直交
振幅変調信号の光変調度を大きくし、受信機雑音電力と
受信したM値の直交振幅変調信号の電力の比が大きくな
っても、クリッピングによる瞬時的な歪の影響により誤
り率が改善されない現象が生じる。したがって、誤り率
を確保するために、いたずらにM値の直交振幅変調信号
の光変調度を大きくしても、誤り率は改善せず、M値の
直交振幅変調信号の光変調度が大きくなったことにより
光伝送システムの歪の増大を招くだけである。以上のこ
とから、誤り率が受信機雑音電力と受信したM値の直交
振幅変調信号の電力の比で与えられる誤り率から外れだ
す光変調度を割り出し、必要な伝送マージンに相当する
光変調度を加味して設定する光変調度は、誤り率および
光伝送システムの歪量を考えた場合、最も効率的な光変
調度になる。すなわち、M値の直交変調振幅変調信号の
光変調度を大きくしても誤り率が改善されないため、こ
れ以上光変調度を大きくするとクリッピングの影響が大
きくなり光伝送システムの歪量が増大し、同時に伝送す
る他の信号の伝送品質の劣化を招くためである。
【0026】このように、光変調度を設定された多重信
号はファイバ170で伝送され、光受信機180で電気
信号に変換される。チューナ190は電気信号に変換さ
れた多重信号の中から、信号を選択し、復調器200に
出力する。復調器200は、16QAM変調された信号
をデジタル信号に復調する。復調されたデジタル信号
は、誤り訂正器210で誤りを訂正され、所要の誤り率
のデジタル信号になる。
号はファイバ170で伝送され、光受信機180で電気
信号に変換される。チューナ190は電気信号に変換さ
れた多重信号の中から、信号を選択し、復調器200に
出力する。復調器200は、16QAM変調された信号
をデジタル信号に復調する。復調されたデジタル信号
は、誤り訂正器210で誤りを訂正され、所要の誤り率
のデジタル信号になる。
【0027】なお本実施例においては(数2)を用いて
光変調度の設定を行なったが、伝送する信号の光変調度
の和が1を超える場合において、M値の直交振幅変調信
号の光変調度と誤り率との関係に基づき、受信機熱雑音
と受信信号電力との比で与えられる誤り率から外れ出す
光変調度を割り出し、その光変調度に対し必要な伝送マ
ージンに相当する光変調度を加味した光変調度に、M値
の直交振幅変調信号の光変調度を設定するようにしても
よい。
光変調度の設定を行なったが、伝送する信号の光変調度
の和が1を超える場合において、M値の直交振幅変調信
号の光変調度と誤り率との関係に基づき、受信機熱雑音
と受信信号電力との比で与えられる誤り率から外れ出す
光変調度を割り出し、その光変調度に対し必要な伝送マ
ージンに相当する光変調度を加味した光変調度に、M値
の直交振幅変調信号の光変調度を設定するようにしても
よい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明により、大きな光変
調度を設定する信号にM値の直交振幅変調信号を周波数
多重し、光伝送を行う場合において、伝送するひとつの
信号の光変調度の和が1以上となるような条件のとき、
必要最小限の光変調度の設定を可能とし、伝送時の歪量
を変化させることなく、多チャンネルの光伝送を可能と
する。また、誤り訂正によりM値の直交振幅変調信号の
伝送品質も確保できる。
調度を設定する信号にM値の直交振幅変調信号を周波数
多重し、光伝送を行う場合において、伝送するひとつの
信号の光変調度の和が1以上となるような条件のとき、
必要最小限の光変調度の設定を可能とし、伝送時の歪量
を変化させることなく、多チャンネルの光伝送を可能と
する。また、誤り訂正によりM値の直交振幅変調信号の
伝送品質も確保できる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】伝送する信号の光変調度の和が2.1の場合に
16QAM変調信号を伝送した時の光変調度に対する誤
り率の実測値と、実測値を測定したときの伝送条件で
(数2)により算出した光変調度に対する誤り率の計算
値を示す図
16QAM変調信号を伝送した時の光変調度に対する誤
り率の実測値と、実測値を測定したときの伝送条件で
(数2)により算出した光変調度に対する誤り率の計算
値を示す図
【図3】伝送する信号の光変調度の和が2.1の場合に
16QAM変調信号を伝送した時の光変調度に対する誤
り率の実測値を示す図
16QAM変調信号を伝送した時の光変調度に対する誤
り率の実測値を示す図
【図4】伝送する信号の光変調度の和が2.1の場合に
16QAM変調信号を伝送した時の16QAMチャンネ
ル内のスペクトラムを示す図
16QAM変調信号を伝送した時の16QAMチャンネ
ル内のスペクトラムを示す図
【図5】伝送する信号の光変調度の和が2.1の場合に
16QAM変調信号を伝送した時の16QAMチャンネ
ル内の雑音出力の時間変動を示す図
16QAM変調信号を伝送した時の16QAMチャンネ
ル内の雑音出力の時間変動を示す図
110 デジタル信号源 120 エンコーダ 130 変調器 140 AM信号源 150 多重器 160 光電変換器 170 ファイバ 180 光受信機 190 チューナ 200 復調器 210 訂正器
Claims (2)
- 【請求項1】異なる2種以上の変調信号に対し異なる光
変調度を設定し、これらの信号を周波数多重して、該周
波数多重信号でLD光を直接強度変調して伝送する光伝
送方式で、 伝送する信号のうち、少なくとも1種類がM値の直交振
幅変調信号であり、 伝送する少なくとも1種類の変調信号の光変調度がM値
の直交振幅変調信号に比べ大きく設定され、 かつ、(数1)により、この光伝送においてM値の直交
振幅変調信号の光変調度の設定にて、誤り率が所要の値
を達成することが容易でないと判断される場合におい
て、 (数1)で現わされる光変調度と誤り率の関係から、誤
り率が受信機熱雑音と受信信号電力の比で与えられる誤
り率から外れ出す光変調度を割り出し、必要な伝送マー
ジンに相当する光変調度を加味した光変調度に、M値の
直交振幅変調信号の光変調度を設定することと、 伝送するデジタル信号を誤り訂正のためコーディングを
ほどこし、復調後誤り訂正をすることとを特徴とする光
伝送方式。 【数1】 - 【請求項2】異なる2種以上の変調信号に対し異なる光
変調度を設定し、これらの信号を周波数多重して、該周
波数多重信号でLD光を直接強度変調して伝送する光伝
送方式で、 伝送する信号のうち、少なくとも1種類がM値の直交振
幅変調信号であり、 伝送する少なくとも1種類の変調信号の光変調度がM値
の直交振幅変調信号に比べ大きく設定され、 かつ、伝送する信号の光変調度の和が1を超える場合に
おいて、 M値の直交振幅変調信号の光変調度と誤り率との関係に
基づき、受信機熱雑音と受信信号電力との比で与えられ
る誤り率から外れ出す光変調度を割り出し、その光変調
度に対し必要な伝送マージンに相当する光変調度を加味
した光変調度に、M値の直交振幅変調信号の光変調度を
設定することと、 伝送するデジタル信号を誤り訂正のためコーディングを
ほどこし、復調後誤り訂正をすることとを特徴とする光
伝送方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5009725A JPH06224852A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 光伝送方式 |
US08/067,217 US5351148A (en) | 1993-01-25 | 1993-05-26 | Optical transmission system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5009725A JPH06224852A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 光伝送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06224852A true JPH06224852A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11728287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5009725A Pending JPH06224852A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 光伝送方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5351148A (ja) |
JP (1) | JPH06224852A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2022049154A (ja) * | 2020-09-16 | 2022-03-29 | Dxアンテナ株式会社 | 信号計測器 |
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