JPH06224641A - ディジタルam送信機 - Google Patents

ディジタルam送信機

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JPH06224641A
JPH06224641A JP5008695A JP869593A JPH06224641A JP H06224641 A JPH06224641 A JP H06224641A JP 5008695 A JP5008695 A JP 5008695A JP 869593 A JP869593 A JP 869593A JP H06224641 A JPH06224641 A JP H06224641A
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signal
power amplifier
encoder
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信之 三木
Haruhiko Yura
晴彦 由良
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    • H04L27/02Amplitude-modulated carrier systems, e.g. using on-off keying; Single sideband or vestigial sideband modulation
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    • HELECTRICITY
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    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers
    • H03F3/2178Class D power amplifiers; Switching amplifiers using more than one switch or switching amplifier in parallel or in series
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  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチング電力増幅器が平均して動作し、
信頼性の向上したディジタルAM送信機を提供するこ
と。 【構成】 音声信号をディジタル化したディジタル信号
のビットの全てまたは一部と、このビットの全てまたは
一部の値に対応する数から信号が出力される符号化手段
の出力端との組み合わせが、時間の経過で変化するよう
にしている。そして、符号化手段の出力端にそれぞれ接
続され、音声信号で変調される搬送波信号を増幅する複
数のスイッチング電力増幅器16の動作時間が均等化す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中波ラジオ放送などに
使用される中波送信機をディジタル化したディジタルA
M送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタルAM送信機について、
図6の回路構成図で説明する。
【0003】61は音声信号Aの入力端で、入力端61
から音声信号Aが入力される。入力された音声信号A
は、A/Dコンバータ62に加えられ、例えば12ビッ
トの2進符号(2、2、2、……211)で表現
されるディジタル信号に変換される。このディジタル信
号は各ビット毎に並列に符号器63に加えられる。
【0004】符号器63は、12ビットの2進符号に対
応する4095個(#1〜#4095)の出力端を有し
ており、それらの出力端のうち、ディジタル信号のビッ
トで定まる所定の出力端から信号が出力される。
【0005】例えば、2進符号の2ビットが1の場合
(10進表示で1)には#1の1個の出力端に1が出力
される。また、2ビットが1の場合(10進表示で
2)には#2、3の2個の出力端に1が出力される。そ
して、2ビットが1の場合(10進表示で4)には#
4、5、6、7の4個の出力端に1が出力される。
【0006】したがって、音声信号のレベルが小さい場
合には、番号の小さい出力端から1が出力され、そし
て、音声信号のレベルが大きくなるにつれて番号の大き
い出力端からも1が出力されるようになる。
【0007】また、符号器63の出力端には、それぞれ
搬送波切替器64(#1〜#4095)が接続され、各
搬送波切替器64はスイッチング電力増幅器65(#1
〜#4095)に接続される。
【0008】なお、搬送波切替器64は符号器63の出
力端から出力1が加えられると、ON状態になる。
【0009】一方、66は搬送波信号Cの入力端で、入
力端66から入力された搬送波信号Cは、分配器67で
スイッチング電力増幅器65と等しい数の4095個に
分割され、前記搬送波切替器64に加えられる。そし
て、ON状態にある搬送波切替器64を通してスイッチ
ング電力増幅器65に加えられる。
【0010】スイッチング電力増幅器65に加えられた
搬送波信号Cは増幅され、合成器68に加えられる。合
成器68は、各スイッチング電力増幅器65(#1〜#
4095)に個別に接続される一次巻線(#1〜#40
95)と、各一次巻線と個別に結合し互いが直列に接続
される二次巻線(#1〜#4095)とで構成されてい
る。
【0011】したがって、複数のスイッチング電力増幅
器65のうち、動作状態にあるスイッチング電力増幅器
の出力が合成器68で合成される。合成された出力は帯
域フィルタ69でAM変調波AMとなり、出力端70か
ら出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のディジ
タルAM送信機は、高効率で高性能という特徴がある
が、次のような欠点がある。
【0013】例えば、符号器は複数の出力端を有してい
るが、番号の大きい出力端からは音声信号のレベルが大
きい場合しか出力されない。これに対し、番号の小さい
出力端は、音声信号のレベルが小さい場合でも、また大
きい場合でも出力される。したがって、番号の小さい出
力端の方が頻繁に出力される。
【0014】このため、番号の小さい符号器の出力端に
接続されるスイッチング電力増幅器は、番号の大きい符
号器の出力端に接続されるスイッチング電力増幅器に比
し、動作する時間が長くなる。
【0015】ところで、中波ラジオ送信機のような大電
力送信機では、通常、同一電力の複数個の増幅器を並列
に接続して構成している。したがって、電力増幅器によ
って動作する時間が不均一になると、特定の電力増幅器
が早く故障してしまい、信頼性のバランスに問題が発生
する。
【0016】本発明は、上記の欠点を解決するもので、
スイッチング電力増幅器が平均して動作するディジタル
AM送信機を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタルAM
送信機は、音声信号をディジタル化したディジタル信号
が入力され、前記ディジタル信号のビットの全てまたは
一部の値に対応した数の出力端から動作信号を出力する
符号化手段と、この符号化手段の出力端にそれぞれ接続
され、かつ、前記音声信号で変調される搬送波信号を増
幅する複数のスイッチング電力増幅器と、この複数のス
イッチング電力増幅器のうち、前記符号化手段から前記
動作信号が出力する出力端に接続して動作するスイッチ
ング電力増幅器の出力を合成する合成器とを具備し、前
記ディジタル信号のビットの全てまたは一部と、このビ
ットの全てまたは一部の値に対応する数から信号が出力
される前記符号化手段の出力端との組み合わせが、時間
の経過で変化するようにしている。
【0018】
【作用】上記の構成によれば、音声信号をディジタル化
したディジタル信号のビットの全てまたは一部の値と、
この値に対応する数から信号が出力される符号化手段の
出力端との組み合わせが、時間の経過で変化するように
している。
【0019】したがって、符号化手段の出力端にそれぞ
れ接続され、音声信号で変調される搬送波信号を増幅す
る複数のスイッチング電力増幅器のうち、動作するスイ
ッチング電力増幅器は、入力するディジタル信号のレベ
ルによって一義的に決定されなくなり、各スイッチング
電力増幅器は動作する時間が均等化する。
【0020】この結果、動作するスイッチング電力増幅
器の発熱量が少なくなり、信頼性が向上する。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例について、図1の回路構成
図を参照して説明する。
【0022】11は音声信号の入力端で、入力端11か
ら音声信号が入力される。入力された音声信号は、A/
Dコンバータ12に加えられ、例えば12ビットの2進
符号(2、2、2、……211)で表現されるデ
ィジタル信号に変換される。このディジタル信号は各ビ
ット毎に並列に符号器13に加えられる。
【0023】符号器13は、12ビットの2進符号に対
応する4095個(#1〜#4095)の出力端を有し
ており、それらの出力端のうち、ディジタル信号の値で
定まる所定の出力端から信号が出力される。
【0024】例えば、2進符号の2ビットが1の場合
(10進表示で1)には#1の1個の出力端に1が出力
される。また、2ビットが1の場合(10進表示で
2)には#2、3の2個の出力端に1が出力される。そ
して、2ビットが1の場合(10進表示で4)には#
4、5、6、7の4個の出力端に1が出力される。
【0025】したがって、音声信号のレベルが小さい場
合には、下位のビットが1になるので番号の小さい方の
出力端から1が出力される。そして、音声信号のレベル
が大きくなるにつれて、上位のビットが1になるので番
号の大きい出力端からも1が出力されるようになる。
【0026】符号器13の出力端は可変符号器14に接
続される。なお、可変符号器14の動作については後で
説明するが、可変符号器14は、符号器13の出力端に
対応してそれぞれ4095個(#1〜#4095)の入
力端と出力端を有している。そして、可変符号器14の
出力端は、それぞれ各別に搬送波切替器15(#1〜#
4095)に接続され、搬送波切替器15は同様に各別
にスイッチング電力増幅器16(#1〜#4095)に
接続される。
【0027】なお、搬送波切替器15は、可変符号器1
4の出力が加えられるとON状態になる。
【0028】なお、搬送波切替器15やスイッチング電
力増幅器16などは、各実施例において、それぞれ複数
個で構成されているが、搬送波切替器15やスイッチン
グ電力増幅器16などの表現は、必ずしもこれら複数個
を総称するものではなく、特定の1個あるいは複数個を
表現する場合でも、搬送波切替器15あるいはスイッチ
ング電力増幅器16と表現して説明する。
【0029】また、17は搬送波信号の入力端で、入力
端17から搬送波信号が入力される。搬送波信号は、分
配器18でスイッチング電力増幅器16の数に等しい4
095個に分割され、それぞれ前記搬送波切替器15に
加えられる。そして、ON状態にある搬送波切替器15
からスイッチング電力増幅器16に加えられ増幅され
る。増幅された信号は合成器19に加えられる。なお、
スイッチング電力増幅器16の構成や動作については、
米国特許第4,580,111に記載されているので説
明は省略する。
【0030】合成器19は、各スイッチング電力増幅器
16に個別に接続される一次巻線(#1〜#4095)
と、各一次巻線に個別に結合され互いが直列に接続され
る二次巻線(#1〜#4095)とで構成されている。
したがって、複数のスイッチング電力増幅器16のう
ち、動作状態にあるスイッチング電力増幅器16の出力
が合成器19で合成される。合成された出力は帯域フィ
ルタ20でAM変調波となり、出力端21から出力され
る。
【0031】ここで、上記の符号器13や可変符号器1
4などの動作について、図2の回路構成図を参照して説
明する。
【0032】図2で、図1と対応させると211が音声
信号の入力端11、そして、212がA/Dコンバータ
12、213が符号器13、214が可変符号器14、
215が搬送波切替器15、216がスイッチング電力
増幅器16である。
【0033】なお、図1の実施例では、音声信号は12
ビットのディジタル信号に変換されているが、図2で
は、説明の都合上、4ビット(2、2、2
)のディジタル信号に変換されるものとして説明す
る。
【0034】したがって、A/Dコンバータ212は4
個の出力端(#1〜#4)を持ち、この出力端は符号器
213に接続される。
【0035】符号器213は、4個の入力端(#1〜#
4)と、15個の出力端(#1〜#15)とを有し、各
入力端(#1〜#4)と各出力端(#1〜#15)との
間にバッファアンプB1〜15が接続されている。
【0036】例えば、2ビットに対応する入力端#1
には1個のバッファアンプB1が、そして、2ビット
に対応する入力端#2には2個のバッファアンプB2、
3が、2ビットに対応する入力端#3には4個のバッ
ファアンプB4〜7が、さらに、2ビットに対応する
入力端#4には8個のバッファアンプB8〜15が接続
され、これらのバッファアンプは出力端(#1〜#1
5)にそれぞれ接続されている。
【0037】また、符号器213の15個の出力端は可
変符号器214、例えばマトリックス状スイッチSWの
入力端(#1〜#15)に接続される。マトリックス状
スイッチSWは入力端と同数の出力端(#1〜#15)
を有している。そして、マトリックス状スイッチSWを
構成する入力端と出力端は、縦方向および横方向に交差
するマトリックスの交点を通して接続される。なお、入
力端と出力端を接続する交点は、例えばクロック発生器
CLが発生するクロック信号によって移動するように構
成されている。
【0038】例えば、ある時刻t=nでは○印の交点が
接続状態にあり、それから一定時間が経過した時刻t=
n+1では□印の交点が、さらに一定時間が経過したt
=n+2の時刻では△印の交点が接続状態となるように
制御される。
【0039】したがって、図の例ではクロック信号の立
上がりごとに、接続状態にある交点が右方向に順に移動
する。
【0040】例えば入力端#1は、時間の経過とともに
出力端#1から2、3…と順に接続され、また、入力端
#2は、時間の経過とともに出力端#2から3、4…と
順に接続される。
【0041】また、マトリックス状スイッチSWの出力
端は、それぞれ搬送波切替器215(#1〜#15)に
接続される。この搬送波切替器215は、マトリックス
状スイッチSWの出力端から出力が加えられた時にON
状態となる。そして、図1で説明したようにON状態に
ある搬送波切替器215(#1〜#15)を通して、搬
送波信号Cがスイッチング電力増幅器216に加えら
れ、スイッチング電力増幅器216は動作状態になる。
【0042】したがって、上記した構成によれば、音声
信号のレベルが一定で、例え符号器213から信号が出
力する出力端が同一であっても、マトリックス状スイッ
チSWの働きで、信号が出力するマトリックス状スイッ
チSWの出力端は時間とともに変化する。
【0043】このため、入力する音声信号に変化がなく
ても、動作状態になるスイッチング電力増幅器が時間に
よって変化し、1つのスイッチング電力増幅器が集中し
て動作することがなくなる。
【0044】例えば、音声信号のレベルが低い場合で
も、マトリックス状スイッチSWの働きで、スイッチン
グ電力増幅器は小さい番号のものから、大きい番号のも
のまで均等に動作する。したがって、各スイッチング電
力増幅器が均一に動作し、信頼性のバランスがよくな
り、信頼性も向上する。
【0045】なお、クロック信号の周波数を高くすれ
ば、接続状態にある交点の切り替えがそれだけ早くな
り、スイッチング電力増幅器の持つ熱容量により、スイ
ッチング電力増幅器の発熱がより平均化される。
【0046】ここで、動作するスイッチング電力増幅器
が入力するディジタル信号の値で一義的に定まる従来装
置の場合と、入力するディジタル信号の値が一定でも動
作するスイッチング電力増幅器が切り替わる本発明の場
合とで、スイッチング電力増幅器の発熱量を比較する。
なお、発熱量はスイッチング電力増幅器の平均出力電力
に比例するため、平均出力電力で発熱量を比較する。
【0047】従来装置の場合、変調0%のとき動作する
スイッチング電力増幅器は特定され、発熱するスイッチ
ング電力増幅器も決まってしまう。
【0048】例えば、出力が1kWの送信機で、ピーク
変調マージンが110%とすると、従来装置の場合、ス
イッチング電力増幅器のうち、無変調時に動作する1台
の出力電力P1は、 P1=送信機平均電力/動作しているものの台数 =1000W/((15台/1.1)/2) =1000/6.815=147W … 式(1) となる。
【0049】本発明の場合、等価的に全てのスイッチン
グ電力増幅器が動作していることになる。したがって、
動作する1台の出力電力P2は、 P2=1000W/15台=67W … 式(2) となる。
【0050】また、送信機の定格状態であるプログラム
変調(変調度40%)では、送信機の平均出力は無変調
時の1.08倍となる。このため、スイッチング電力増
幅器1台当たりの出力電力P3は、 P3=1000W×1.08/15台=72W … 式(3) となる。
【0051】式(1)〜式(3)から分かるように、本
発明によればスイッチング電力増幅器1台当たりの発熱
量は、従来装置の半分以下になる。
【0052】このように発熱量が低下することにより、
信頼性が向上し、また、放熱系の熱設計が簡略化し、総
合効率向上やコストダウンが実現できる。
【0053】なお、上記の構成では、マトリックス状ス
イッチSWの入力端と出力端を接続するマトリックスの
交点の全てを、ある一定時間ごとに一律に移動してい
る。しかし、各スイッチング電力増幅器の平均的電力損
失や発熱量ができるだけ等しくなるように、接続状態に
ある交点を移動する時間間隔を部分的に相違させること
もできる。また、15個の交点を3個づつ5組に分け、
1つの組みを単位にして交点を移動させることもでき
る。この場合も各スイッチング電力増幅器の平均的電力
損失はほぼ平均化される。
【0054】なお、上記の可変符号器の動作の説明は、
4ビットの場合で行っているが、図1のような12ビッ
トの場合も同様に説明できる。
【0055】次に本発明の他の実施例を図3の回路構成
図で説明する。
【0056】前記した図1の実施例では、符号器13と
可変符号器14をそれぞれ別の回路構成ブロックで構成
しているが、図3の実施例は符号器3と可変符号器11
とを同一の回路構成ブロックB1で構成した例である。
なお、図3では図1と同一部分に同一番号を付し説明は
省略する。
【0057】また、本発明のもう一つの他の実施例につ
いて、図4の回路構成図で説明する。
【0058】なお、図4の実施例では、図1と同一部分
には同一の番号を付し、図1と相違する構成を中心に説
明する。
【0059】111は音声信号の入力端で、入力端1か
ら音声信号が入力される。入力された音声信号は、A/
Dコンバータ12に加えられ、12ビットの2進符号
(2、2、2、……211)で表現されるディジ
タル信号に変換される。
【0060】そして、ディジタル信号の下位ビット(2
〜2)は、D/Aコンバータ41でアナログ信号に
変換され、アナログ電力増幅器42に加えられる。アナ
ログ電力増幅器42には、入力端17、そして分配器1
8を通して搬送波信号が供給されており、搬送波信号は
D/Aコンバータ41から加えられるアナログ信号の大
きさに応じて増幅される。
【0061】一方、ディジタル信号の上位ビット(2
〜211)は、符号器13a、そして可変符号器14a
に加えられ、上記した図1の実施例と同様の方法で処理
される。
【0062】また、スイッチング電力増幅器(#1〜#
15)およびアナログ電力増幅器42で増幅された搬送
波信号は合成器19で合成され、帯域フィルタ20を通
して出力端21からAM変調波として出力される。な
お、図4の実施例の場合、電力増幅器は、15個のスイ
ッチング電力増幅器と1個のアナログ電力増幅器で構成
されるので、搬送波信号は分配器18で16個に分割さ
れる。
【0063】また、本発明のもう一つの他の実施例につ
いて、図5の回路構成図で説明する。
【0064】前記した図4の実施例では符号器13aと
可変符号器14aが別の回路構成ブロックで構成されて
いるが、図5の実施例は符号器13aと可変符号器14
bとを同一の回路構成ブロックB2で構成した例であ
る。なお、図5では図4と同一部分に同一番号を付し説
明は省略する。
【0065】なお、上記した実施例では、動作するスイ
ッチング電力増幅器を決定する符号化手段を、例えばマ
トリックス状スイッチなどで構成し、縦方向および横方
向に交差するマトリックスの交点を時間とともに変化さ
せている。このようなマトリックス状スイッチはロジッ
クICなどで容易に実現できる。
【0066】また、符号化手段を、例えば回路構成ブロ
ックが相違する符号器と可変符号器とで構成し、先ず符
号器において、音声信号をディジタル化したディジタル
信号をその値で定まる数の出力に変換し、次に可変符号
器において、符号器で変換された出力から、動作するス
イッチング電力増幅器を決定する動作信号を作ってい
る。しかし、図3や図5の実施例のように符号器と可変
符号器を一体化し、符号化手段に入力されるディジタル
信号をそのまま利用し、例えばソフトウエア的に処理し
たり、またはDSP(デジタル信号処理IC)等で処理
したりして、動作するスイッチング電力増幅器を決定す
る動作信号を作ることもできる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチング電力増幅
器が平均して動作し、信頼性の向上したディジタルAM
送信機が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の説明するための回路構成図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路構成図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す回路構成図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す回路構成図である。
【図6】従来装置説明する回路構成図である。
【符号の説明】
11…入力端 12…A/Dコンバータ 13…符号器 14…可変符号器 15…搬送波切替器 16…スイッチング電力増幅器 17…入力端 18…分配器 19…合成器 20…帯域フィルタ 21…出力端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号をディジタル化したディジタル
    信号が入力され、前記ディジタル信号のビットの全てま
    たは一部の値に対応した数の出力端から動作信号を出力
    する符号化手段と、この符号化手段の出力端にそれぞれ
    接続され、かつ、前記音声信号で変調される搬送波信号
    を増幅する複数のスイッチング電力増幅器と、この複数
    のスイッチング電力増幅器のうち、前記符号化手段から
    前記動作信号が出力する出力端に接続して動作するスイ
    ッチング電力増幅器の出力を合成する合成器とを具備し
    たディジタルAM送信機において、前記ディジタル信号
    のビットの全てまたは一部と、このビットの全てまたは
    一部の値に対応する数から信号が出力される前記符号化
    手段の出力端との組み合わせが、時間の経過で変化する
    ようにしたことを特徴とするディジタルAM送信機。
JP5008695A 1993-01-22 1993-01-22 ディジタルam送信機 Expired - Lifetime JP2809957B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5008695A JP2809957B2 (ja) 1993-01-22 1993-01-22 ディジタルam送信機
US08/275,415 US5450444A (en) 1993-01-22 1994-07-15 Digital AM transmitter
EP94111193A EP0693843B1 (en) 1993-01-22 1994-07-18 Digital AM transmitter

Applications Claiming Priority (3)

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