JPH06224628A - 多周波共用アレー・アンテナ - Google Patents

多周波共用アレー・アンテナ

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JPH06224628A
JPH06224628A JP858593A JP858593A JPH06224628A JP H06224628 A JPH06224628 A JP H06224628A JP 858593 A JP858593 A JP 858593A JP 858593 A JP858593 A JP 858593A JP H06224628 A JPH06224628 A JP H06224628A
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JP
Japan
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radiating element
frequency
radiating elements
line
radiating
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Application number
JP858593A
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English (en)
Inventor
Makoto Kijima
誠 木島
Yoshifusa Yamada
吉英 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH06224628A publication Critical patent/JPH06224628A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多周波を共用する場合でも高い周波数帯での
グレーティングローブの発生を抑え、利得を落とすこと
なく回線容量を大幅に増やせるようにする。 【構成】 各周波数帯域ごとに異なる放射素子を各周波
数ごとに間隔を変えて配列し、各放射素子に接続されて
いる給電線路の長さを調節して、所望の周波数で所望の
放射素子だけ励振されるようにし、各周波数の素子が1
波長を越えない間隔で設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定無線通信方式また
は移動無線通信方式による無線通信のアンテナに利用す
る。本発明は、多周波数帯域で共用することができるア
レー・アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】固定無線通信や移動通信などの無線通信
においては、利得を高くするために放射素子を多数配列
したアレー・アンテナが用いられている。最近では、回
線容量拡大のため、使用する周波数帯域が拡がる傾向に
ある。特に、複数の周波数帯が離れて存在する場合に
は、各周波数帯域ごとに別々のアレー・アンテナを設置
しなければならず、鉄塔への搭載が困難になっている。
【0003】そこで、図10に示すように、多周波で共
振する放射素子を配列したアレー・アンテナが提案され
ている。
【0004】図10中、Eは離れた複数の周波数帯域で
共振する放射素子、3は給電線路、6は電力分配器、7
は位相調節器、8は給電回路、Sは給電回路の入力端
子、Pは給電回路の出力端子である。出力端子Pは放射
素子Eの素子数と同数だけ配置される。放射素子Eは、
相互結合の影響をできるだけ低減するために、素子間隔
dが0.5波長以上となるように一定間隔で配列されて
いる。電力分配器6は広帯域で動作するものを使用して
いる。この方法を用いると、ひとつのアレー・アンテナ
を複数の離れた周波数帯で使用できるために、設置する
アンテナ数を減らすことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図13は2倍以上離れ
た周波数帯域で使用する場合の放射パターンの例を示し
たものである。ここでは、放射素子上に均一の励振振
幅、励振位相が供給されるようにしている。同図(a)
は周波数が1GHzの場合の放射パターン、同図(b)
は2GHzの場合の放射パターンである。放射パターン
は、いずれも0°方向で0dBとなるように正規化して
いる。ここで、素子数は20に設定され、また、素子間
隔dは周波数が1GHzの場合に対して0.7波長とな
る長さに設定されている。この場合、2GHzに対して
は素子間隔の波長比が1.4波長となる。そのため同図
(b)に示すように、約45°方向でグレーティングロ
ーブが発生している。このように、図12に示すような
アレー・アンテナを2倍以上離れた周波数帯域で使用す
る場合には、高い周波数帯においてdが1波長以上とな
るため、グレーティングローブが発生し、利得を大幅に
低下させるという問題が生じる。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもの
で、多周波数帯域で使用してもグレーティングローブの
発生を抑えることができ、利得の低下を防ぐことができ
る多周波共用アレー・アンテナを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一は、周波数
1 で共振する複数N個の放射素子E1 が直線L1 に沿
って間隔dで配列され、周波数f2 (>f1 )で共振す
る2N個の放射素子E2 が前記直線L1 の近傍であって
その直線L1 に平行する直線L2 に沿って間隔d/2で
配列され、N個のうちの1番目からN番目までの放射素
子E1 と、その近傍に配置された2個の放射素子E2
の給電線路をそれぞれ一つの結合点Cn(1≦n≦N)
に接続する給電手段を設け、さらに、その結合点Cn
(1≦n≦N)を一つの給電端子Sに接続する給電線路
を備え、その給電線路には、実効線路長を調節する位相
調節器を備え、その位相調節器は、前記結合点から前記
各放射素子(E)を見たインピーダンスがその放射素子
の二つの共振周波数(f1 ,f2 )の一方の共振周波数
で他方の共振周波数に共振する放射素子についてインピ
ーダンスがほぼ開放状態になるように調節されたことを
特徴とする。
【0008】本発明の第二は、放射素子の数を多くする
場合であって、周波数f1 で共振する複数N個の放射素
子E1 が直線L1 に沿って間隔dで配列され、周波数f
2 (>f1 )で共振する2N個の放射素子E2 が前記直
線L1 の近傍であってその直線L1 に平行する直線L2
に沿って間隔d/2で配列され、周波数f3 (>f2
で共振する4N個の放射素子E3 が直線L1 の近傍であ
って前記直線L2 の反対側で前記直線L1 に平行する直
線L3 に沿って間隔d/4で配列され、N個のうちの1
番目からN番目までの放射素子E1 と、その近傍に配置
された2個の放射素子E2 と、同じくその近傍に配置さ
れた4個の放射素子E3 との給電線路をそれぞれ一つの
結合点Cn(1≦n≦N)に接続する給電手段を設け、
さらに、その結合点Cn(1≦n≦N)を一つの給電端
子Sに接続する給電線路を備え、その給電線路には、実
効線路長を調節する位相調節器を備え、その位相調節器
は、前記結合点から前記各放射素子(E)を見たインピ
ーダンスがその放射素子の一つの共振周波数でその共振
する放射素子以外の放射素子の少なくとも一つについて
インピーダンスがほぼ開放状態になるように調節された
ことを特徴とする。
【0009】本発明の第三は、放射素子の数を多く設け
る場合の一般表現であり、周波数fk (k=1,2,
3,4,………,m)で共振する複数2K-1 N個の放射
素子Ek が互いに平行する直線Lk に沿ってそれぞれ間
隔d/2K-1 で配列され、N個のうちの1番目からN番
目までの放射素子E1 と、その近傍に配置されたそれぞ
れ2K-1 N個の放射素子E2 〜Emの給電線路をそれぞ
れ一つの結合点Cn(1≦n≦N)に接続する給電手段
を設け、さらに、その結合点Cn(1≦n≦N)を一つ
の給電端子Sに接続する給電線路を備え、その給電線路
には、それぞれ実効線路長を調節する位相調節器を備
え、その位相調節器は、前記結合点から前記各放射素子
(E)を見たインピーダンスがその放射素子の一つの共
振周波数でその共振する放射素子以外の放射素子の少な
くとも一つについてインピーダンスがほぼ開放状態にな
るように調節されたことを特徴とする。
【0010】
【作用】低い周波数帯用の放射素子の両側に、それより
高い周波数帯で動作する放射素子を二つずつ配置し、高
い周波数帯の素子の間隔が低い周波数帯の間隔の半分と
なるように設定し、さらに、結合点から各放射素子方向
を見たときの入力インピーダンスが使用する帯域以外の
周波数帯で無限大となるように給電線路の長さを設定す
る。
【0011】すなわち一つの共振周波数で、他の素子の
一つについて開放インピーダンスになるように等価長を
調節すると、インピーダンスが開放状態になった素子に
ついて無関係になる。
【0012】このような構成により、各周波数帯ごとに
異なる放射素子が励振され、低い周波数帯の放射素子と
高い周波数帯の放射素子の間隔を両方とも1波長より小
さく設定することができ、そのために、高い周波数帯で
発生するグレーティングローブを抑えることができ、利
得が低下することを防ぐことができる。各周波数で共振
する放射素子は1波長を越えない間隔で設定できる。
【0013】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。 (第一実施例)図1は本発明第一実施例の構成を示す斜
視図、図2は本発明実施例の回路構成を示す図である。
図1は四つの誘電体基板により構成された例を示したも
のである。
【0014】本発明第一実施例は、複数の誘電体基板1
のそれぞれに、周波数f1 で共振する複数N個の放射素
子E1 が直線L1 に沿って間隔dで配列され、周波数f
2 (>f1 )で共振する2N個の放射素子E2 が前記直
線L1 の近傍であってその直線L1 に平行する直線L2
に沿って間隔d/2で配列され、N個のうちの1番目か
らN番目までの放射素子E1 と、その近傍に配置された
2個の放射素子E2 との給電線路をそれぞれ一つの結合
点Cn(1≦n≦N)に接続する電力分配器6を含む給
電回路8を設け、さらに、その結合点Cn(1≦n≦
N)を一つの給電端子Sに接続する給電線路3を備え、
その給電線路3には、実効線路長を調節する位相調節器
7を備え、その位相調節器7は、結合点Cnから各放射
素子E1 およびE2 を見たインピーダンスがその放射素
子E1 およびE2 の二つの共振周波数f1 ,f2 の一方
の共振周波数で他方の共振周波数に共振する放射素子に
ついてインピーダンスがほぼ開放状態になるように調節
されるように構成される。
【0015】図1および図2中、E1 は低い周波数帯域
1 で共振する放射素子、E2 は高い周波数帯域f2
共振する放射素子である。放射素子としては、ダイポー
ルアンテナやパッチアンテナ、スロットアンテナなどの
平面アンテナなどが用いられる。3は接続用の給電線
路、4−1、4−2は放射素子に給電する線路である。
1 〜CN は結合点であり、この結合点C1 〜CN にお
いて各周波数帯ごとに電波が分離される。6は電力分配
器、7は位相調節器、8は給電回路、Sは給電回路の入
力端子、Pは給電回路の出力端子である。放射素子E1
は一定間隔dで配列され、放射素子E2 は放射素子E1
を挟み込むように配置され、隣り合う放射素子E2 との
間隔はd/2で配列される。放射素子E1 は放射素子E
2 の放射を乱さないような位置に配置される。
【0016】ここで、給電線路4−1、4−2の長さを
調節して、低い周波数帯では放射素子E1 だけが、また
高い周波数帯では放射素子E2 だけがそれぞれ励振する
ようにした場合の各放射素子E1 、E2 の素子間隔を波
長比で表すと、次式のように表せる。
【0017】
【数1】 周波数f1C、f2Cは周波数帯f1 、f2 のそれぞれの中
心周波数である。λ1C、λ2Cはそれぞれ周波数f1C、f
2Cの波長であり、D1 、D2 はそれぞれ波長f1C、f2C
に対する比である。式(1)、(2)より、一般的に、
2つの周波数f1Cとf2Cの比が1:n(n>1)の場合
には、
【0018】
【数2】 の条件を満たす素子間隔dを設定することにより、周波
数帯f1 とf2 の両方においてグレーティングローブが
発生しなくなる。例えば、二つの周波数帯f1 とf2
各中心周波数同士の比が1:2の場合には、D1 とD2
は等しくなるので、D1 を1波長未満となるように設定
すれば、D2 も1波長未満となる。
【0019】つぎに、図3を用いて、周波数帯毎に異な
る放射素子E1 、E2 を励振させる原理について説明す
る。同図(a)は給電回路の構成例である。結合点C1
では3種類の給電線路4−1、4−2および3がまとめ
られ、ここで、給電線路3と4−1とは特性インピーダ
ンス50Ωになるように調節される。また、給電線路4
−2は、f2Cに対して0.25波長の長さで特性インピ
ーダンスが71Ωとなる整合線路11−1、11−2を
介して特性インピーダンス50Ωの給電線路に接続され
る。放射素子単体の入力端子側からみた反射減衰量の例
を同図(b)に示す。ここで実線は放射素子E1 の特
性、破線は放射素子E2 の特性である。放射素子E1
共振する周波数帯f1 では、放射素子E2 は共振しない
ために、入力端子でほとんど反射される。従って、給電
線路L2 の長さを調節すると、ある長さにおいて同図
(a)の結合点C1 の(B)、(B′)方向から見て開
放となる。
【0020】この場合、同図(c)に示すように、周波
数帯f1 では等価的に給電線路4−1だけが存在するこ
とになるので、給電線路3と給電線路4−1の特性イン
ピーダンスを同じにしておけば、放射素子E1 に電力が
無損失で供給される。同様に、周波数帯f2 において結
合点C1 の(A)方向から見て開放となるように給電線
路4−1の長さを調節しておけば、同図(d)に示すよ
うに、f2 では給電線路4−2だけが存在することと等
価になる。ここでは、整合線路11−1、11−2共に
特性インピーダンスを71Ωとしてあるので、供給され
た電力は二つの放射素子E2 に等分配される。この場
合、整合線路11−1、11−2の特性インピーダンス
の比を変えることにより、電力分配比を変えることもで
きる。
【0021】実際に給電線路長を調節する方法を図4を
用いて説明する。同図(a)は放射素子E1 に特性イン
ピーダンスZ0 の給電線路を接続した場合の等価回路、
同図(b)は周波数f2Cで使用した場合の等価回路であ
る。いま、周波数帯f1 の放射素子E1 を接続している
とすると、その放射素子E1 は、同図(a)に示すよう
に放射抵抗RL となる抵抗器13に電気長φ(f)の線
路12を接続した回路で近似できる。この放射素子を周
波数f2Cで使用した場合に殆ど反射するものとすると、
同図(b)に示すように終端を短絡した形で表すことが
できる。このときの、放射素子E1 の等価回路の電気長
をφ(f2C)とする。このφ(f2C)を求めるには、放
射素子E1 単体をネットワークアナライザなどを用いて
測定した反射位相量から逆算する。放射素子E1 に接続
されている給電線路の電気長をL1 とすると、L1 が次
式の条件を満足するとき、Zinは無限大となり開放状態
となる。
【0022】
【数3】 ここで、λ2Cはf2Cにおける波長である。図4(b)に
示す例では、端子の位置Oおよびそこから半波長ずれた
点O′の点では定在波電流が0となるので開放となる。
このような条件を満足するL1 は複数あるが、そのうち
できるだけ短い線路を選ぶと、線路の周波数特性による
入力インピーダンスZinの変動が小さくなり、広い帯域
で開放状態となる。
【0023】このように本発明のアンテナでは、放射素
子が周波数を分離する特性を利用して、各周波数帯ごと
に異なる放射素子に給電することができる。さらに、高
い周波数帯の放射素子の間隔が低い周波数帯の素子の間
隔の半分となるように配置して、高い周波数帯における
素子間隔の波長比が広くなりすぎないようにすることに
より、グレーティングローブが発生しないようにするこ
とができる。
【0024】(第二実施例)図5は本発明第二実施例の
回路構成を示す図である。本発明第二実施例は、第一実
施例におけるそれぞれ二つの放射素子E2 を結合点C1
〜CN から別の給電線路4−2を経て電力分配器6−1
から分岐させたものである。
【0025】図5中、E1 は低い周波数帯域f1 で共振
する放射素子、E2 は高い周波数帯域f2 で共振する放
射素子である。3は接続用の給電線路、4−1、4−2
は放射素子E1 、E2 に給電する線路である。C1 〜C
N は結合点、6、6−1は電力分配器、7は位相調節
器、8は給電回路、Sは給電回路の入力端子、Pは給電
回路の出力端子である。
【0026】この例でも図2に示す場合と同様に、低い
周波数用の放射素子E1 は一定間隔dで配列され、放射
素子E2 は放射素子E1 を挟み込むように配置され、隣
り合う放射素子E2 との間隔はd/2となっている。放
射素子E1 、E2 の接続部分は、まず結合点C1 〜CN
で二つに分岐されて一方が放射素子E1 に直接接続さ
れ、もう一方は電力分配器6−1に接続される。電力分
配器6−1を調節して任意の励振分配比となるように二
つの放射素子E2 に給電している。
【0027】ここで、低い周波数帯f1 において結合点
1 〜CN の(B)の方向から見て開放となるように給
電線路4−2の長さや電力分配器6、6−1の特性イン
ピーダンスを調節し、さらに高い周波数帯f2 において
結合点C1 〜CN の(A)の方向から見て開放となるよ
うに給電線路4−1の長さを調節しておけば、第一実施
例と同じ原理でグレーティングローブを発生させずに離
れた周波数帯で共用することができる。
【0028】(第三実施例)図6は本発明第三実施例の
回路構成を示す図である。本発明第三実施例は、第一実
施例における放射素子E2 をδdだけずらして配置した
ものである。
【0029】図6中、E1 は低い周波数帯域f1 で共振
する放射素子、E2 は高い周波数帯域f2 で共振する放
射素子である。3は接続用の給電線路、4−1、4−2
は放射素子に給電する線路である。C1 〜CN は結合
点、6は電力分配器、7は位相調節器、8は給電回路、
Sは給電回路の入力端子、Pは給電回路の出力端子であ
る。
【0030】本第三実施例も第一実施例と同様に、低い
周波数帯用の放射素子は一定間隔dで配列されており、
放射素子E2 は放射素子E1 を挟み込むように配置され
る。ただし、前述したように放射素子E2 の位置をδd
だけずらして放射素子E2 と放射素子E1 との間隔が不
均一となるように配置されている。このようにすること
で、二つの放射素子E2 に対する放射素子E1 からの放
射波による影響を分散することができ、給電線路4−
1、4−2の決定については第一実施例と同様に行われ
る。
【0031】(第四実施例)図7は本発明第四実施例の
構成を示す斜視図、図8は本発明第四実施例の回路構成
を示す図である。図7は四つの誘電体基板により構成さ
れた例を示したものである。
【0032】本発明第四実施例は、複数の誘電体基板1
のそれぞれに、周波数f1 で共振する複数N個の放射素
子E1 が直線L1 に沿って間隔dで配列され、周波数f
2 (>f1 )で共振する2N個の放射素子E2 が前記直
線L1 の近傍であってその直線L1 に平行する直線L2
に沿って間隔d/2で配列され、周波数f3 (>f2
で共振する4N個の放射素子E3 が直線L1 の近傍であ
って前記直線L2 の反対側で前記直線L1 に平行する直
線L3 に沿って間隔d/4で配列され、N個のうちの1
番目からN番目までの放射素子E1 と、その近傍に配置
された2個の放射素子E2 と、同じくその近傍に配置さ
れた4個の放射素子E3 との給電線路をそれぞれ一つの
結合点Cn(1≦n≦N)に接続する電力分配器6を含
む給電回路8を設け、さらに、その結合点Cn(1≦n
≦N)を一つの給電端子Sに接続する給電線路3を備
え、その給電線路3には、実効線路長を調節する位相調
節器7を備え、その位相調節器7は、結合点C1 〜Cn
から各放射素子E1 、E2 、およびE3 を見たインピー
ダンスがその放射素子の一つの共振周波数でその共振す
る放射素子以外の放射素子の少なくとも一つについてイ
ンピーダンスがほぼ開放状態になるように調節される。
【0033】図7および図8中、E1 は周波数帯域f1
で共振する放射素子、E2 は周波数帯域f2 で共振する
放射素子、E3 は周波数帯域f3 で共振する放射素子で
あり、ここではf1 <f2 <f3 とする。3は接続用の
給電線路、4−1、4−2、4−3は放射素子E1 〜E
3 に給電する線路である。C1 〜CN は結合点、6は給
電手段を構成する電力分配器、7は位相調節器、8は給
電回路、Sは給電回路の入力端子、Pは給電回路8の出
力端子である。
【0034】ここでf1 用の放射素子E1 は一定間隔d
で配列され、放射素子E2 は放射素子E1 を挟み込むよ
うに配置され隣り合う放射素子E2 との間隔はd/2で
ある。さらに、放射素子E3 はそれぞれ放射素子E2
挟み込むように配置され、隣り合う放射素子E3 との間
隔はd/4である。
【0035】各放射素子E1 、E2 、E3 の接続部分は
結合点C1 〜CN で三つに分岐され、そのひとつが放射
素子E1 に直接接続される。このとき、給電線路4−1
の特性インピーダンスは給電線路3の特性インピーダン
スと同じになるように構成され、他の二つの分岐は、図
3(b)に示すように整合線路などを用いて、任意の励
振振幅比となるように分配される。これらの分岐はそれ
ぞれ結合点C1 〜CNでさらに三つに分岐され、そのひ
とつが放射素子E2 に、他の二つが放射素子E3 に接続
される。給電線路4−3の分岐も整合線路のインピーダ
ンスを調節して任意の励振振幅比となるように分配され
る。
【0036】それぞれ結合点C1 〜CN からみた場合
に、所望の周波数以外でできるだけ開放状態に近くなる
ように給電線路4−1〜4−3の長さを設定する必要が
ある。図9を用いて最適な線路長の求め方を説明する。
ここでは周波数はf1 =1GHz、f2 =2.33GH
z、f3 =3GHzを中心としてある帯域で共振するも
のとする。また、問題を簡略化するため、すべての周波
数fについてφ(f)は0であり一定であるものとす
る。f1 〜f3 の周波数の波長をλ1 、λ2 、λ3とす
ると、λ1 =3λ3 、λ2 =1.29λ3 となる。
【0037】給電線路4−3が図9(a)に示すような
等価回路で表される場合について、周波数f1 、f2
おいて端子(C)、(C′)から見て開放となるような
長さL3 を求める。同図(a)の例では、L3 =2.2
5λ3 に設定すると、f1 について0.75波長、f2
について約1.75波長となるので、f1 、f2 につい
て結合点の(C)、(C′)方向からみてほぼ開放状態
となる。同様にして、f1 、f3 において(B)、
(B′)方向から見て開放となるようにする場合も、同
図(b)に示すように給電線路4−2の長さL2 を2.
25λ3 に設定すればよい。さらに、f2 、f3 におい
て(A)方向から見て開放となるようにする場合も同図
(c)に示すように給電線路4−1の長さL1 を2.2
5λ3 に設定すればよい。このようにして、周波数の比
によっては、所望の周波数帯以外において放射素子
1 、E2 、E3 が開放に見えるようにそれぞれの給電
線路長を調節することができる。
【0038】(第五実施例)図10は本発明第五実施例
の回路構成を示す図である。本発明第五実施例は、第四
実施例におけるそれぞれ二つの放射素子E3 を結合点C
1 〜CN から別の給電線路4−3を経て電力分配器6−
2から分岐させたものである。
【0039】図10中、E1 は周波数帯域f1 で共振す
る放射素子、E2 は周波数帯域f2で共振する放射素
子、E3 は周波数帯域f3 で共振する放射素子であり、
ここではf1 <f2 <f3 とする。3は接続用の給電線
路、4−1、4−2、4−3は放射素子E1 、E2 、E
3 に給電する線路である。C1 〜CN は結合点、6、6
−2は電力分配器、7は位相調節器、8は給電回路、S
は給電回路の入力端子、Pは給電回路の出力端子であ
る。
【0040】ここでf1 用の放射素子E1 は一定間隔d
で配列され、放射素子E2 は放射素子E1 を挟み込むよ
うに配置され、隣り合う放射素子E2 との間隔はd/2
である。さらに、放射素子E3 はそれぞれ放射素子E2
を挟み込むように配置され、隣り合う放射素子E3 との
間隔はd/4である。
【0041】放射素子E1 、E2 、E3 との接続部分
は、まず結合点C1 〜CN で五つに分岐され、そのひと
つが放射素子E1 に直接接続される。このとき、給電線
路4−1の特性インピーダンスは給電線路3の特性イン
ピーダンスと同じになるように構成される。他の四つの
分岐は二つの分岐ごとに、任意の励振振幅比となるよう
に2分配される。一対の2分岐はそれぞれ放射素子E2
に接続され、もう一対の2分岐は、それぞれの分岐の先
端において電力分配器6−2でさらに2分配される。
【0042】このような構成でも第四実施例同様に、そ
れぞれ結合点C1 〜CN からみて所望の周波数以外でで
きるだけ開放状態に近くなるように、給電線路4−1〜
4−3の長さを設定することができる。
【0043】(第六実施例)図11は本発明第六実施例
の構成を示す斜視図である。
【0044】本発明第六実施例は、周波数fk (k=
1,2,3,4,………,m)で共振する複数2K-1
個の放射素子Ek が互いに平行する直線Lk に沿ってそ
れぞれ間隔d/2K-1 で配列され、N個のうちの1番目
からN番目までの放射素子E1と、その近傍に配置され
たそれぞれ2K-1 N個の放射素子E2 〜Emの給電線路
をそれぞれ一つの結合点Cn(1≦n≦N)に接続する
電力分配器6を含む給電手段を設け、さらに、その結合
点Cn(1≦n≦N)を一つの給電端子Sに接続する給
電線路3を備え、その給電線路3には、それぞれ実効線
路長を調節する位相調節器7を備え、その位相調節器7
は、結合点C1 〜Cn から各放射素子E1〜Em を見た
インピーダンスがその放射素子の一つの共振周波数でそ
の共振する放射素子以外の放射素子の少なくとも一つに
ついてインピーダンスがほぼ開放状態になるように調節
される。
【0045】このような構成でも第五実施例同様の効果
を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
周波を共用する場合でも高い周波数帯でのグレーティン
グローブの発生を抑えることができ、利得を落とすこと
なく回線容量を大幅に増やすことができる。また、給電
回路は各放射素子毎に設ける必要はなく、まとめて設置
すればよいから、アンテナ重量は軽量化され鉄塔への搭
載が容易であるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の構成を示す斜視図。
【図2】本発明第一実施例の回路構成を示す図。
【図3】(a)は本発明第一実施例におけるアンテナの
動作原理を説明するための給電回路の構成例示す図、
(b)は放射素子単体の入力端子側からみた反射減衰量
の例を示す図、(c)は周波数帯f1 のときの等価回路
を示す図、(d)は周波数帯f2 のときの等価回路を示
す図。
【図4】(a)は本発明第一実施例における線路長を調
節することで終端において開放となる理由を説明するた
めの任意の周波数fの場合の放射素子と給電線路の等価
回路を示す図、(b)は周波数f2cの場合の等価回路を
示す図。
【図5】本発明第二実施例の回路構成を示す図。
【図6】本発明第三実施例の回路構成を示す図。
【図7】本発明第四実施例の構成を示す斜視図。
【図8】本発明第四実施例の回路構成を示す図。
【図9】(a)、(b)、および(c)は、本発明第一
実施例における三つの周波数帯で共用する場合について
所望の周波数以外の2周波数帯(f1 =1GHzとf2
=2.33GHz、f1 =1GHzとf3 =3GHz、
およびf2 =2.33GHzとf3 =3GHz)で開放
状態としたときの定在波電流の状態を示す図。
【図10】本発明第五実施例の回路構成を示す図。
【図11】本発明第六実施例の構成を示す斜視図。
【図12】従来例の回路構成を示す図。
【図13】(a)は従来例における2倍以上離れた周波
数帯域で使用する場合の放射パターンの例を示す図、
(b)は中心周波数が2GHzの場合の放射パターンを
示す図。
【符号の説明】
1 誘電体基板 3、4−1、4−2、4−3 給電線路 6、6−1、6−2 電力分配器 7 位相調節器 8 給電回路 11−1、11−2 整合線路 12 線路 13 抵抗器 R1 〜R5 放射素子 C1 〜CN 結合点 S 入力端子 P 出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数f1 で共振する複数N個の放射素
    子E1 が直線L1 に沿って間隔dで配列され、 周波数f2 (>f1 )で共振する2N個の放射素子E2
    が前記直線L1 の近傍であってその直線L1 に平行する
    直線L2 に沿って間隔d/2で配列され、 N個のうちの1番目からN番目までの放射素子E1 と、
    その近傍に配置された2個の放射素子E2 との給電線路
    をそれぞれ一つの結合点Cn(1≦n≦N)に接続する
    給電手段を設け、 さらに、その結合点Cn(1≦n≦N)を一つの給電端
    子Sに接続する給電線路を備え、 その給電線路には、実効線路長を調節する位相調節器を
    備え、 その位相調節器は、前記結合点から前記各放射素子
    (E)を見たインピーダンスがその放射素子の二つの共
    振周波数(f1 ,f2 )の一方の共振周波数で他方の共
    振周波数に共振する放射素子についてインピーダンスが
    ほぼ開放状態になるように調節されたことを特徴とする
    多周波共用アレー・アンテナ。
  2. 【請求項2】 周波数f1 で共振する複数N個の放射素
    子E1 が直線L1 に沿って間隔dで配列され、 周波数f2 (>f1 )で共振する2N個の放射素子E2
    が前記直線L1 の近傍であってその直線L1 に平行する
    直線L2 に沿って間隔d/2で配列され、 周波数f3 (>f2 )で共振する4N個の放射素子E3
    が直線L1 の近傍であって前記直線L2 の反対側で前記
    直線L1 に平行する直線L3 に沿って間隔d/4で配列
    され、 N個のうちの1番目からN番目までの放射素子E1 と、
    その近傍に配置された2個の放射素子E2 と、同じくそ
    の近傍に配置された4個の放射素子E3 との給電線路を
    それぞれ一つの結合点Cn(1≦n≦N)に接続する給
    電手段を設け、 さらに、その結合点Cn(1≦n≦N)を一つの給電端
    子Sに接続する給電線路を備え、 その給電線路には、実効線路長を調節する位相調節器を
    備え、 その位相調節器は、前記結合点から前記各放射素子
    (E)を見たインピーダンスがその放射素子の一つの共
    振周波数でその共振する放射素子以外の放射素子の少な
    くとも一つについてインピーダンスがほぼ開放状態にな
    るように調節されたことを特徴とする多周波共用アレー
    ・アンテナ。
  3. 【請求項3】 周波数fk (k=1,2,3,4,……
    …,m)で共振する複数2k-1 N個の放射素子Ek が互
    いに平行する直線Lk に沿ってそれぞれ間隔d/2k-1
    で配列され、 N個のうちの1番目からN番目までの放射素子E1 と、
    その近傍に配置されたそれぞれ2k-1 N個の放射素子E
    2 〜Emの給電線路をそれぞれ一つの結合点Cn(1≦
    n≦N)に接続する給電手段を設け、 さらに、その結合点Cn(1≦n≦N)を一つの給電端
    子Sに接続する給電線路を備え、 その給電線路には、それぞれ実効線路長を調節する位相
    調節器を備え、 その位相調節器は、前記結合点から前記各放射素子
    (E)を見たインピーダンスがその放射素子の一つの共
    振周波数でその共振する放射素子以外の放射素子の少な
    くとも一つについてインピーダンスがほぼ開放状態にな
    るように調節されたことを特徴とする多周波共用アレー
    ・アンテナ。
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