JPH0622448Y2 - シャワーヘッド - Google Patents
シャワーヘッドInfo
- Publication number
- JPH0622448Y2 JPH0622448Y2 JP12730889U JP12730889U JPH0622448Y2 JP H0622448 Y2 JPH0622448 Y2 JP H0622448Y2 JP 12730889 U JP12730889 U JP 12730889U JP 12730889 U JP12730889 U JP 12730889U JP H0622448 Y2 JPH0622448 Y2 JP H0622448Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- ring
- cavity
- return spring
- supply inlet
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は入浴時等に用いられるシャワーヘッドに関し、
特に老人や身体不自由などを介護して入浴させる場合な
どに好適なものである。
特に老人や身体不自由などを介護して入浴させる場合な
どに好適なものである。
《従来の技術》 これまでのシャワーヘッドは、単に導入した湯水をその
散水通孔から流出させるだけであり、この流出を止めよ
うとする場合は、シャワーヘッドに連結される給水ホー
スの基端側とか浴室壁面などに設けられた各種の開閉コ
ックを操作しなければならない。
散水通孔から流出させるだけであり、この流出を止めよ
うとする場合は、シャワーヘッドに連結される給水ホー
スの基端側とか浴室壁面などに設けられた各種の開閉コ
ックを操作しなければならない。
このため、自ら入浴できる者のシャワー使用であれば、
それほどの支障とはならないが、介護者が身体不自由者
をバスタブに入れ、シャワーによる入浴を行わせるとき
には、その都度シャワーヘッドから離れた箇所の開閉コ
ックまで行き、または可成り手を伸して、これを操作し
なければならず、この結果介護者に負担をかけるだけで
なく、入浴者は湯水のシャワーを与えてもらうまでに、
その都度待たせられるなどの不都合があった。
それほどの支障とはならないが、介護者が身体不自由者
をバスタブに入れ、シャワーによる入浴を行わせるとき
には、その都度シャワーヘッドから離れた箇所の開閉コ
ックまで行き、または可成り手を伸して、これを操作し
なければならず、この結果介護者に負担をかけるだけで
なく、入浴者は湯水のシャワーを与えてもらうまでに、
その都度待たせられるなどの不都合があった。
《考案が解決しようとする課題》 本考案は、上記従来技術の問題点につき検討の結果、請
求項(1)にあっては、シャワーヘッドの握持部を介護者
が握ったまま、ワンハンドにて操作杆を押入できるよう
にし、これによって即時の給湯開始を可能とすると共
に、当該押入操作の解除によって、直ちに当該シャワー
ヘッドからの給湯を停止できるようにし、これにより介
護者の労力を軽減すると共に、入浴者の待ち時間をなく
し、かつ、介護者が他方の手で入浴者を洗いながら、握
持側のワンハンドによる給湯の制御を行うことができる
ようにし、入浴者に対して快適なシャワーを楽しませ得
るようにしようとするのが、その目的である。
求項(1)にあっては、シャワーヘッドの握持部を介護者
が握ったまま、ワンハンドにて操作杆を押入できるよう
にし、これによって即時の給湯開始を可能とすると共
に、当該押入操作の解除によって、直ちに当該シャワー
ヘッドからの給湯を停止できるようにし、これにより介
護者の労力を軽減すると共に、入浴者の待ち時間をなく
し、かつ、介護者が他方の手で入浴者を洗いながら、握
持側のワンハンドによる給湯の制御を行うことができる
ようにし、入浴者に対して快適なシャワーを楽しませ得
るようにしようとするのが、その目的である。
次に、請求項(2)のシャワーヘッドによるときは、上記
請求項(1)の構成に加えて、手動により押入した操作杆
を、そのままの状態に保持することのできるストッパピ
ンを出没自在に設けることによって、給湯状態を指先な
どによる押入操作なしで、持続し得るようにし、さらに
介護者の労力を軽減させようとしている。
請求項(1)の構成に加えて、手動により押入した操作杆
を、そのままの状態に保持することのできるストッパピ
ンを出没自在に設けることによって、給湯状態を指先な
どによる押入操作なしで、持続し得るようにし、さらに
介護者の労力を軽減させようとしている。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記の目的を達成するため請求項(1)では多
数の散水通孔を有する散水先端部と、これに連設され、
基端側に給水ホースの連結口を有する握持部とからな
り、この握持部には、前記散水先端部の給水内室と連通
する給水出口と、上記連結口と連通の給水入口との間に
あって、一端が閉成で、他端の開口された空洞を介設
し、当該空洞には、上記の閉成側に内設した復帰用スプ
リングと、これに連設の操作杆とを内装し、当該操作杆
には、奥側部と手許側部とに被嵌して前記空洞の内周壁
に摺動自在なるよう当接した夫々奥側Ｏリングと手許側
Ｏリングとを設けると共に、上記両部間を連設した細成
軸部と、前記復帰用スプリングの弾力によって空洞から
所定位置まで延出した頭出操作部とを有し、当該頭出操
作部が空洞から頭出している状態にて、前記の奥側Ｏリ
ングは前記給水出口と給水入口との間に、手許側Ｏリン
グは給水入口よりも頭出操作部側に位置させ、当該頭出
操作部の前記復帰用スプリングの弾力に抗した押入操作
状態では、奥側Ｏリングが給水出口よりも復帰用スプリ
ング側に位置し、手許側Ｏリングは給水入口よりも頭出
操作部寄りに位置することで、給水入口と給水出口と
が、前記細成軸部の周側に形成された連通空所により連
通自在となるよう形成されてなるシャワーヘッドを提供
しようとしており、さらに請求項(2)にあっては上記請
求項(1)の構成に加えて、握持部から突設した基板に、
押入状態における操作杆の頭出操作部と、当該自在なス
トッパピンが出没自在なるよう設けられていることを、
その内容としている。
数の散水通孔を有する散水先端部と、これに連設され、
基端側に給水ホースの連結口を有する握持部とからな
り、この握持部には、前記散水先端部の給水内室と連通
する給水出口と、上記連結口と連通の給水入口との間に
あって、一端が閉成で、他端の開口された空洞を介設
し、当該空洞には、上記の閉成側に内設した復帰用スプ
リングと、これに連設の操作杆とを内装し、当該操作杆
には、奥側部と手許側部とに被嵌して前記空洞の内周壁
に摺動自在なるよう当接した夫々奥側Ｏリングと手許側
Ｏリングとを設けると共に、上記両部間を連設した細成
軸部と、前記復帰用スプリングの弾力によって空洞から
所定位置まで延出した頭出操作部とを有し、当該頭出操
作部が空洞から頭出している状態にて、前記の奥側Ｏリ
ングは前記給水出口と給水入口との間に、手許側Ｏリン
グは給水入口よりも頭出操作部側に位置させ、当該頭出
操作部の前記復帰用スプリングの弾力に抗した押入操作
状態では、奥側Ｏリングが給水出口よりも復帰用スプリ
ング側に位置し、手許側Ｏリングは給水入口よりも頭出
操作部寄りに位置することで、給水入口と給水出口と
が、前記細成軸部の周側に形成された連通空所により連
通自在となるよう形成されてなるシャワーヘッドを提供
しようとしており、さらに請求項(2)にあっては上記請
求項(1)の構成に加えて、握持部から突設した基板に、
押入状態における操作杆の頭出操作部と、当該自在なス
トッパピンが出没自在なるよう設けられていることを、
その内容としている。
《作用》 請求項(1)のシャワーヘッドによるときは、握持部を持
ち、頭出操作部を親指などにより押入すると、操作杆
は、復帰用スプリングの弾力に抗して空洞内へ押し込ま
れ、これにより手許側Ｏリングが給水入口に近ずくと共
に、奥側Ｏリングは給水出口の手前側から、これを通過
して復帰用スプリング側まで移行することとなるから、
給水入口と給水出口とが、操作杆の細成軸部にあって、
その周側に形成される連通空所により連通状態となり、
供給されて来た湯水が、散水先端部の散水通孔から散水
されることとなるのであり、この操作杆押入状態を保持
している限り給湯の散水は続行する。
ち、頭出操作部を親指などにより押入すると、操作杆
は、復帰用スプリングの弾力に抗して空洞内へ押し込ま
れ、これにより手許側Ｏリングが給水入口に近ずくと共
に、奥側Ｏリングは給水出口の手前側から、これを通過
して復帰用スプリング側まで移行することとなるから、
給水入口と給水出口とが、操作杆の細成軸部にあって、
その周側に形成される連通空所により連通状態となり、
供給されて来た湯水が、散水先端部の散水通孔から散水
されることとなるのであり、この操作杆押入状態を保持
している限り給湯の散水は続行する。
また、上記の操作に際し、奥側Ｏリングが給水出口を通
過する適宜の位置にて操作杆を停止させるようにすれば
供給湯水の量をも加減することができる。
過する適宜の位置にて操作杆を停止させるようにすれば
供給湯水の量をも加減することができる。
次に、上記の押入を解除するため、親指を頭出操作部か
ら離せば、復帰用スプリングの復原力により、操作杆は
原位置に復帰し、これによって奥側Ｏリングは給水出口
を通過して、頭出操作部側へ移行するから、給水入口
は、連通空所に開口しているものの、給水出口は当該連
通空所に開口しない状態となって、湯や水の流れはここ
で遮断される。
ら離せば、復帰用スプリングの復原力により、操作杆は
原位置に復帰し、これによって奥側Ｏリングは給水出口
を通過して、頭出操作部側へ移行するから、給水入口
は、連通空所に開口しているものの、給水出口は当該連
通空所に開口しない状態となって、湯や水の流れはここ
で遮断される。
次に、請求項(2)のシャワーヘッドでは、上記請求項(1)
につき設示した如く、頭出操作部の押入操作によってシ
ャワーの使用状態となるが、このとき基板に出没自在な
ストッパピンを突出状態とすることで、これに復帰用ス
プリングの復原力により押圧されている頭出操作部が押
当し、操作杆の押入状態が、指を離しても保持され、シ
ャワーの使用を続行することができる。
につき設示した如く、頭出操作部の押入操作によってシ
ャワーの使用状態となるが、このとき基板に出没自在な
ストッパピンを突出状態とすることで、これに復帰用ス
プリングの復原力により押圧されている頭出操作部が押
当し、操作杆の押入状態が、指を離しても保持され、シ
ャワーの使用を続行することができる。
そして、給湯による散水を停止したいときは、少しだけ
頭出操作部を押入してやれば、ストッパピンが落動し、
この状態で頭出操作部の押入を解除すれば、復帰用スプ
リングによって操作杆が復動し、湯水の流れが止まる。
頭出操作部を押入してやれば、ストッパピンが落動し、
この状態で頭出操作部の押入を解除すれば、復帰用スプ
リングによって操作杆が復動し、湯水の流れが止まる。
《実施例》 本考案を図示の実施例によって詳記すれば、第１図と第
２図とにより示された実施例にあっては、既知の如く多
数の図示されていない散水通孔が穿設されている散水部
１をもち、かつこれと連通の給水内室２をもっている散
水先端部３と、これに連設され、基端側には給水ホース
４の連結口５が開口されている握持部６とからなってい
る。
２図とにより示された実施例にあっては、既知の如く多
数の図示されていない散水通孔が穿設されている散水部
１をもち、かつこれと連通の給水内室２をもっている散
水先端部３と、これに連設され、基端側には給水ホース
４の連結口５が開口されている握持部６とからなってい
る。
上記散水先端部３は、その基端に突設の連結螺筒部3a
を、握持部６の先端側に開口の連結螺口6aに螺着するこ
とで連設されている。
を、握持部６の先端側に開口の連結螺口6aに螺着するこ
とで連設されている。
上記の握持部６は、握持し易い形状となっていて、前記
連結螺口6aと連通する給水出口6bと、連結口５に連通の
給水入口6cとの間には、一端が閉止板6dなどにより閉成
され、他端には開口6eが設けられている空洞6fが、シャ
ワーヘッドの長手方向と直交状に形成されており、上記
の給水入口6cと給水出口6bとは、その軸線が互いに、シ
ャワーヘッドの巾方向へ変位した配置となっており、図
中6gは閉止板6dの固定用ビスを、6d′は閉止板6dの空気
抜口を示している。
連結螺口6aと連通する給水出口6bと、連結口５に連通の
給水入口6cとの間には、一端が閉止板6dなどにより閉成
され、他端には開口6eが設けられている空洞6fが、シャ
ワーヘッドの長手方向と直交状に形成されており、上記
の給水入口6cと給水出口6bとは、その軸線が互いに、シ
ャワーヘッドの巾方向へ変位した配置となっており、図
中6gは閉止板6dの固定用ビスを、6d′は閉止板6dの空気
抜口を示している。
次に、上記空洞6fには、前記閉止板6d側より、順次復帰
用スプリング6h、そして操作杆6iが内装されており、当
該操作杆6iには、図示例にあって大径とした奥側部6jと
手許側部6kとにあって、その外周に被嵌した奥側Ｏリン
グ6lと手許側Ｏリング6mとが設けられていると共に、当
該両部6j,6kとの間は、細成軸部6nにより連設され、従
って上記両Ｏリング6l,6m間には、当該細成軸部6nと空
洞6fの内周面間に、連通空所Ｅが形成されることとな
る。
用スプリング6h、そして操作杆6iが内装されており、当
該操作杆6iには、図示例にあって大径とした奥側部6jと
手許側部6kとにあって、その外周に被嵌した奥側Ｏリン
グ6lと手許側Ｏリング6mとが設けられていると共に、当
該両部6j,6kとの間は、細成軸部6nにより連設され、従
って上記両Ｏリング6l,6m間には、当該細成軸部6nと空
洞6fの内周面間に、連通空所Ｅが形成されることとな
る。
ここで、上記の操作杆6iが復帰用スプリング6hの弾力に
より押圧され、その頭出操作部6pが、空洞6fから延出す
るが、操作杆6iの抜出を阻止するため、当該第１図、第
２図の実施例では、握持部６の底面にビス6qにて取着す
ることで基板6rが、開口6eよりも延出されており、当該
基板6rの先端に受部6sが起立され、当該受部6sに頭出操
作部6pの操作鍔部6tが衝当することで、握持部６は停止
している。
より押圧され、その頭出操作部6pが、空洞6fから延出す
るが、操作杆6iの抜出を阻止するため、当該第１図、第
２図の実施例では、握持部６の底面にビス6qにて取着す
ることで基板6rが、開口6eよりも延出されており、当該
基板6rの先端に受部6sが起立され、当該受部6sに頭出操
作部6pの操作鍔部6tが衝当することで、握持部６は停止
している。
これに対し、第３図の実施例にあっては、上記操作杆6i
のストッパ機構が以下のように相違している。
のストッパ機構が以下のように相違している。
すなわち、ここでは前記の連結口５から挿入したストッ
パ管6uを、給水入口6cから空洞6fにまで延出するように
してあり、当該ストッパ管6uの突出端部6vに握持部６の
奥側部6jが押当することで、握持部６の抜出が阻止され
ている。
パ管6uを、給水入口6cから空洞6fにまで延出するように
してあり、当該ストッパ管6uの突出端部6vに握持部６の
奥側部6jが押当することで、握持部６の抜出が阻止され
ている。
さらに、上記両Ｏリング6j,6mと給水入口6c、給水出口6
bとの相対関係位置であるが、第１図に仮想線で示す如
く頭出操作部6pが、開口6eから突出している平常状態に
あっては、奥側Ｏリング6lが前記給水出口6bと給水入口
6cとの間に存し、手許側Ｏリング6mの方は、給水入口6c
よりも頭出操作部6p側に位置するようにしてあり、従っ
て、この場合には、当該給水入口6cと給水出口6bとは、
奥側Ｏリング6lによって遮断状態となっている。
bとの相対関係位置であるが、第１図に仮想線で示す如
く頭出操作部6pが、開口6eから突出している平常状態に
あっては、奥側Ｏリング6lが前記給水出口6bと給水入口
6cとの間に存し、手許側Ｏリング6mの方は、給水入口6c
よりも頭出操作部6p側に位置するようにしてあり、従っ
て、この場合には、当該給水入口6cと給水出口6bとは、
奥側Ｏリング6lによって遮断状態となっている。
これに対し、頭出操作部6pを前記復帰用スプリング6hの
弾力に抗して押入操作した実線位置にあっては、奥側Ｏ
リング6lが給水出口6bよりも復帰用スプリング6h側に位
置し、手許側Ｏリング6mは給水入口6cよりも頭出操作部
6p寄りに位置することで、給水入口6cと給水出口6bと
が、前記連通空所Ｅを介して連通状態となるよう構成さ
れている。
弾力に抗して押入操作した実線位置にあっては、奥側Ｏ
リング6lが給水出口6bよりも復帰用スプリング6h側に位
置し、手許側Ｏリング6mは給水入口6cよりも頭出操作部
6p寄りに位置することで、給水入口6cと給水出口6bと
が、前記連通空所Ｅを介して連通状態となるよう構成さ
れている。
さらに、請求項(2)に係るシャワーヘッドにあっては、
前記の握持部６から突設した基板6rに、ストッパピン6w
が出没自在に貫通されており、図中6xがその抜止縁、6y
が操作子を示している。
前記の握持部６から突設した基板6rに、ストッパピン6w
が出没自在に貫通されており、図中6xがその抜止縁、6y
が操作子を示している。
そして、前記の如く操作杆6iを空洞6f内へ押入した状態
にあって、操作子6yを押し上げれば、上記ストッパピン
6wが頭出状態となり、これが復帰用スプリング6hの弾力
により復動しようとする操作杆6iの頭出操作部6pに押当
し、操作杆6iの押入状態が確保され、このことで、頭出
操作部6pを指先などで押入していなくとも、前記の如く
給水入口6cと給水出口6bとの連通が確保され、従って当
該シャワーヘッドに供給された水や湯水の流出が続行さ
れることとなる。
にあって、操作子6yを押し上げれば、上記ストッパピン
6wが頭出状態となり、これが復帰用スプリング6hの弾力
により復動しようとする操作杆6iの頭出操作部6pに押当
し、操作杆6iの押入状態が確保され、このことで、頭出
操作部6pを指先などで押入していなくとも、前記の如く
給水入口6cと給水出口6bとの連通が確保され、従って当
該シャワーヘッドに供給された水や湯水の流出が続行さ
れることとなる。
上記の如き状態からシャワーの使用を停止したいとき
は、少しだけ頭出操作部6pを押し込めば、ストッパピン
6wは落動するから、このとき押入していた指を離すこと
で、操作杆6iは原位置に復動して、湯水等の流れは遮断
される。
は、少しだけ頭出操作部6pを押し込めば、ストッパピン
6wは落動するから、このとき押入していた指を離すこと
で、操作杆6iは原位置に復動して、湯水等の流れは遮断
される。
上記の実施例によるシャワーヘッドを使用するには、連
結口５に水や湯を供給する給水ホース４を連結し、握持
杆６を握りしめるようにして、親指などで操作杆6iの頭
出操作部6pを押入し、次にその解除を行うようにすれば
よく、この操作により散水先端部３の散水通孔からの散
水を、随時流出または遮断することができ、また、スト
ッパピン6wのある場合は、これを突出させることで散水
の流出状態を指先の使用によることなしに持続させるこ
とができる。
結口５に水や湯を供給する給水ホース４を連結し、握持
杆６を握りしめるようにして、親指などで操作杆6iの頭
出操作部6pを押入し、次にその解除を行うようにすれば
よく、この操作により散水先端部３の散水通孔からの散
水を、随時流出または遮断することができ、また、スト
ッパピン6wのある場合は、これを突出させることで散水
の流出状態を指先の使用によることなしに持続させるこ
とができる。
《考案の効果》 本願請求項(1)によるときは、シャワーヘッドを握りし
めている片方の手のみで、その指先を用いての押入操作
と、その解除だけにより、シャワーヘッドからの散水
を、随時流出させたり停止させることができるから、特
に身体不自由者などを入浴させている介護者にとって、
その労力を大幅に軽減できるのはもちろん、入浴者は待
たされることなく、速やかに湯水の供与を受けることが
できる。
めている片方の手のみで、その指先を用いての押入操作
と、その解除だけにより、シャワーヘッドからの散水
を、随時流出させたり停止させることができるから、特
に身体不自由者などを入浴させている介護者にとって、
その労力を大幅に軽減できるのはもちろん、入浴者は待
たされることなく、速やかに湯水の供与を受けることが
できる。
請求項(2)では、ストッパピンの利用により散水状態
を、介護者等の指先を用いることなく持続することもで
き、この結果、さらに介護者等の労力を軽減することが
可能となる。
を、介護者等の指先を用いることなく持続することもで
き、この結果、さらに介護者等の労力を軽減することが
可能となる。
第１図と第２図は本考案に係るシャワーヘッドの一実施
例を示す夫々一部切欠の平面図と側面図、第３図は他実
施例の一部を切欠した平面図である。 ２……給水内室 ３……散水先端部 ４……給水ホース ５……連結口 ６……握持部 6b……給水出口 6c……給水入口 6f……空洞 6h……復帰用スプリング 6i……操作杆 6j……奥側部 6k……手許側部 6l……奥側Ｏリング 6m……手許側Ｏリング 6n……細成軸部 6p……頭出操作部 6r……基板 6w……ストッパピン Ｅ……連通空所
例を示す夫々一部切欠の平面図と側面図、第３図は他実
施例の一部を切欠した平面図である。 ２……給水内室 ３……散水先端部 ４……給水ホース ５……連結口 ６……握持部 6b……給水出口 6c……給水入口 6f……空洞 6h……復帰用スプリング 6i……操作杆 6j……奥側部 6k……手許側部 6l……奥側Ｏリング 6m……手許側Ｏリング 6n……細成軸部 6p……頭出操作部 6r……基板 6w……ストッパピン Ｅ……連通空所
Claims (2)
- 【請求項１】多数の散水通孔を有する散水先端部と、こ
れに連設され、基端側に給水ホースの連結口を有する握
持部とからなり、この握持部には、前記散水先端部の給
水内室と連通する給水出口と、上記連結口と連通の給水
入口との間にあって、一端が閉成で、他端の開口された
空洞を介設し、当該空洞には、上記の閉成側に内設した
復帰用スプリングと、これに連設の操作杆とを内装し、
当該操作杆には、奥側部と手許側部とに被嵌して前記空
洞の内周壁に摺動自在なるよう当接した夫々奥側Ｏリン
グと手許側Ｏリングとを設けると共に、上記両部間を連
設した細成軸部と、前記復帰用スプリングの弾力によっ
て空洞から所定位置まで延出した頭出操作部とを有し、
当該頭出操作部が空洞から頭出している状態にて、前記
の奥側Ｏリングは前記給水出口と給水入口との間に、手
許側Ｏリングは給水入口よりも頭出操作部側に位置さ
せ、当該頭出操作部の前記復帰用スプリングの弾力に抗
した押入操作状態では、奥側Ｏリングが給水出口よりも
復帰用スプリング側に位置し、手許側Ｏリングは給水入
口よりも頭出操作部寄りに位置することで、給水入口と
給水出口とが、前記細成軸部の周側に形成された連通空
所により連通自在となるよう形成されてなるシャワーヘ
ッド。 - 【請求項２】多数の散水通孔を有する散水先端部と、こ
れに連設され、基端側に給水ホースの連結口を有する握
持部とからなり、この握持部には、前記散水先端部の給
水内室と連通する給水出口と、上記連結口と連通の給水
入口との間にあって、一端が閉成で、他端の開口された
空洞を介設し、当該空洞には、上記の閉成側に内設した
復帰用スプリングと、これに連設の操作杆とを内装し、
当該操作杆には、奥側部と手許側部とに被嵌して前記空
洞の内周壁に摺動自在なるよう当接した夫々奥側Ｏリン
グと手許側Ｏリングとを設けると共に、上記両部間を連
設した細成軸部と、前記復帰用スプリングの弾力によっ
て空洞から所定位置まで延出した頭出操作部とを有し、
当該頭出操作部が空洞から頭出している状態にて、前記
の奥側Ｏリングは前記給水出口と給水入口との間に、手
許側Ｏリングは給水入口よりも頭出操作部側に位置さ
せ、当該頭出操作部の前記復帰用スプリングの弾力に抗
した押入操作状態では、奥側Ｏリングが給水出口よりも
復帰用スプリング側に位置し、手許側Ｏリングは給水入
口よりも頭出操作部寄りに位置することで、給水入口と
給水出口とが、前記細成軸部の周側に形成された連通空
所により連通自在となるよう形成され、さらに前記握持
部から突設した基板には、押入状態における操作杆の頭
出操作部と当接自在なストッパピンを出没可能なるよう
設けてなるシャワーヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12730889U JPH0622448Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | シャワーヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12730889U JPH0622448Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | シャワーヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0364632U JPH0364632U (ja) | 1991-06-24 |
| JPH0622448Y2 true JPH0622448Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31675068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12730889U Expired - Fee Related JPH0622448Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | シャワーヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622448Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002113396A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-16 | San-Ei Faucet Mfg Co Ltd | 止水機構付継手 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP12730889U patent/JPH0622448Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0364632U (ja) | 1991-06-24 |
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