JPH0622438A - 保護継電装置 - Google Patents
保護継電装置Info
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- JPH0622438A JPH0622438A JP4199041A JP19904192A JPH0622438A JP H0622438 A JPH0622438 A JP H0622438A JP 4199041 A JP4199041 A JP 4199041A JP 19904192 A JP19904192 A JP 19904192A JP H0622438 A JPH0622438 A JP H0622438A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 他の機器等との保護協調を容易かつ確実にで
きる保護継電装置を得ることを目的とする。 【構成】 電力系統の事故を検出し、しゃ断指令信号を
出力する保護継電装置において、任意の動作時間特性曲
線図を入力する曲線図入力手段60と、この曲線図入力
手段60で入力された曲線図をデータ化する処理手段6
1と、この処理手段61でデータ化されたデータを取り
込む入力手段62と、この入力手段62で取り込んだデ
ータを記憶する記憶手段63とを具備し、動作出力信号
を出力するマイクロコンピュータにより、入力電流値に
対する動作時間テーブルを前記記憶手段63から読出す
ものである。
きる保護継電装置を得ることを目的とする。 【構成】 電力系統の事故を検出し、しゃ断指令信号を
出力する保護継電装置において、任意の動作時間特性曲
線図を入力する曲線図入力手段60と、この曲線図入力
手段60で入力された曲線図をデータ化する処理手段6
1と、この処理手段61でデータ化されたデータを取り
込む入力手段62と、この入力手段62で取り込んだデ
ータを記憶する記憶手段63とを具備し、動作出力信号
を出力するマイクロコンピュータにより、入力電流値に
対する動作時間テーブルを前記記憶手段63から読出す
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、他の保護継電装置又
は機器との保護協調を必要とする保護継電装置に関する
ものである。
は機器との保護協調を必要とする保護継電装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば三菱電機株式会社発行の三
菱高圧受配電用過電流継電器カタログ(NO.SE−E
380−C 昭和63年8月作成)に示された従来の高
圧受電設備の配電図、図6は図5の高圧受電設備による
保護協調例の動作時間特性曲線図である。
菱高圧受配電用過電流継電器カタログ(NO.SE−E
380−C 昭和63年8月作成)に示された従来の高
圧受電設備の配電図、図6は図5の高圧受電設備による
保護協調例の動作時間特性曲線図である。
【0003】図5において、1は電源供給元である配電
用変電所(以下、配変と略称する)の電源送り出し側の
しゃ断器、2はしゃ断器1の負荷側に設置された変流
器、3は変流器2に接続された過電流継電器であり、変
流器2の負荷側で発生した事故による過電流を該変流器
を通して検出し、しゃ断器1へしゃ断指令を与える。
用変電所(以下、配変と略称する)の電源送り出し側の
しゃ断器、2はしゃ断器1の負荷側に設置された変流
器、3は変流器2に接続された過電流継電器であり、変
流器2の負荷側で発生した事故による過電流を該変流器
を通して検出し、しゃ断器1へしゃ断指令を与える。
【0004】4は高圧需要家の受電側のしゃ断器、5は
しゃ断器4の負荷側に設置された変流器、6は変流器5
に接続された過電流継電器であり、変流器5の負荷側で
発生した事故による過電流を該電流器を通して検出し、
しゃ断器4へしゃ断指令を与える。7は高電圧を低電圧
に変換する変圧器、8は低圧側の過電流を検出してしゃ
断する低圧しゃ断器である。
しゃ断器4の負荷側に設置された変流器、6は変流器5
に接続された過電流継電器であり、変流器5の負荷側で
発生した事故による過電流を該電流器を通して検出し、
しゃ断器4へしゃ断指令を与える。7は高電圧を低電圧
に変換する変圧器、8は低圧側の過電流を検出してしゃ
断する低圧しゃ断器である。
【0005】上記図5に示す高圧受電設備では、過電流
継電器3,6、低圧しゃ断器8が他の保護継電装置又は
機器との保護協調を必要とする保護継電装置となる。
継電器3,6、低圧しゃ断器8が他の保護継電装置又は
機器との保護協調を必要とする保護継電装置となる。
【0006】次に動作について説明する。今、例えば、
低圧しゃ断器8の負荷側のF点にて短絡事故が発生する
と、各変流器2,5及び低圧しゃ断器8に短絡事故電流
が流れ、各過電流継電器3,6及び低圧しゃ断器8内の
過電流検出部に入力される。
低圧しゃ断器8の負荷側のF点にて短絡事故が発生する
と、各変流器2,5及び低圧しゃ断器8に短絡事故電流
が流れ、各過電流継電器3,6及び低圧しゃ断器8内の
過電流検出部に入力される。
【0007】そして、各過電流継電器3,6及び低圧し
ゃ断器8は動作しようとするが、この場合、短絡事故F
点に、電源側で最も近い低圧しゃ断器8のみが動作して
しゃ断し、電源側の配電線に影響を及ぼさないように、
各過電流継電器3,6及び低圧しゃ断器8の間で動作時
間の協調を持たせている。ここでは短絡事故を例に説明
したが、過負荷による保護も同様である。
ゃ断器8は動作しようとするが、この場合、短絡事故F
点に、電源側で最も近い低圧しゃ断器8のみが動作して
しゃ断し、電源側の配電線に影響を及ぼさないように、
各過電流継電器3,6及び低圧しゃ断器8の間で動作時
間の協調を持たせている。ここでは短絡事故を例に説明
したが、過負荷による保護も同様である。
【0008】実際の保護協調では他につながる各機器の
特性も考慮する必要があり、保護協調例を図6にて説明
する。図6においては、11は過電流継電器3の動作時
間特性曲線、12は過電流継電器6の動作時間特性曲
線、13は変圧器7の放熱特性曲線、14は変圧器7の
励磁突入電流特性曲線、15は低圧しゃ断器8のホット
スタート時のしゃ断特性曲線、16は低圧しゃ断器8の
コールドスタート時のしゃ断特性曲線である。
特性も考慮する必要があり、保護協調例を図6にて説明
する。図6においては、11は過電流継電器3の動作時
間特性曲線、12は過電流継電器6の動作時間特性曲
線、13は変圧器7の放熱特性曲線、14は変圧器7の
励磁突入電流特性曲線、15は低圧しゃ断器8のホット
スタート時のしゃ断特性曲線、16は低圧しゃ断器8の
コールドスタート時のしゃ断特性曲線である。
【0009】図6の横軸電流値は変流器2,5の1次側
に流れる高圧側の電流で示しており、低圧しゃ断器8の
特性は高圧側の電流に換算した値で記している。
に流れる高圧側の電流で示しており、低圧しゃ断器8の
特性は高圧側の電流に換算した値で記している。
【0010】高圧受電器の過電流継電器6は、配変の過
電流継電器3の特性及び低圧しゃ断器8との協調を図る
他、負荷側につながる変圧器7の放熱特性や励磁突入電
流特性も考慮する必要がある。
電流継電器3の特性及び低圧しゃ断器8との協調を図る
他、負荷側につながる変圧器7の放熱特性や励磁突入電
流特性も考慮する必要がある。
【0011】現状の過電流継電器6では、上記の協調を
図る為、変圧器等の放熱特性、過負荷耐量を考慮して、
限時要素の特性をほぼ電流の2乗に反比例する超反限時
特性(IEC−255−4規格準拠)とすることによ
り、小入力域では低圧しゃ断器8のしゃ断特性曲線1
5,16及び変圧器7の放熱特性曲線13と協調をとり
やすくし、又、大入力域では配変の過電流継電器3との
協調をとりやすくしている(図6中のA部)。
図る為、変圧器等の放熱特性、過負荷耐量を考慮して、
限時要素の特性をほぼ電流の2乗に反比例する超反限時
特性(IEC−255−4規格準拠)とすることによ
り、小入力域では低圧しゃ断器8のしゃ断特性曲線1
5,16及び変圧器7の放熱特性曲線13と協調をとり
やすくし、又、大入力域では配変の過電流継電器3との
協調をとりやすくしている(図6中のA部)。
【0012】過大入力域では、機器等の焼損を防ぐ為、
瞬時要素に任意に整定された動作電流値以上の電流が流
れると、瞬時で動作するような特性となっているが、し
ゃ断器1及び4の投入時に発生する変圧器7の励磁突入
電流に対して誤動作しないよう、変圧器7の励磁突入電
流特性曲線14との協調を図る為、2段限時特性をもた
せている(図6中のB部)。
瞬時要素に任意に整定された動作電流値以上の電流が流
れると、瞬時で動作するような特性となっているが、し
ゃ断器1及び4の投入時に発生する変圧器7の励磁突入
電流に対して誤動作しないよう、変圧器7の励磁突入電
流特性曲線14との協調を図る為、2段限時特性をもた
せている(図6中のB部)。
【0013】次にこの過電流継電器6の内部ブロックと
動作について説明する。図7は、昭和63年電気学会全
国大会論文1055項「デジタル形高圧受電用過電流リ
レーの開発」に示された従来の過電流継電器の内部ブロ
ック図である。R相からの電流入力はR相整流平滑回路
21にて直流電圧信号に変換される。又T相からの電流
入力も同様に、T相整流平滑回路22にて変換される。
これらR相整流平滑回路21、T相整流平滑回路22か
らの出力信号は、マイクロコンピュータ23内のA/D
変換器33に取り込まれ、電流信号データとして該マイ
クロコンピュータに入力される。
動作について説明する。図7は、昭和63年電気学会全
国大会論文1055項「デジタル形高圧受電用過電流リ
レーの開発」に示された従来の過電流継電器の内部ブロ
ック図である。R相からの電流入力はR相整流平滑回路
21にて直流電圧信号に変換される。又T相からの電流
入力も同様に、T相整流平滑回路22にて変換される。
これらR相整流平滑回路21、T相整流平滑回路22か
らの出力信号は、マイクロコンピュータ23内のA/D
変換器33に取り込まれ、電流信号データとして該マイ
クロコンピュータに入力される。
【0014】そして、限時電流整定回路24から限時動
作整定データが、瞬時電流整定回路25から瞬時動作整
定データが、ダイヤル整定回路26から動作時間整定デ
ータが、整定内容としてマイクロコンピュータ23に入
力される。
作整定データが、瞬時電流整定回路25から瞬時動作整
定データが、ダイヤル整定回路26から動作時間整定デ
ータが、整定内容としてマイクロコンピュータ23に入
力される。
【0015】マイクロコンピュータ23は上記の各入力
にもとづいて演算し、動作の場合は動作表示器回路2
8、出力リレー回路27へ出力される。29は各回路へ
電源を供給する定電圧回路であり、この定電圧回路29
やプログラムデータを、マイクロコンピュータ内部で監
視し、正常である時、RUN表示回路30へ信号を出力
してLEDを点灯させる。31は数値表示回路であり、
表示選択整定回路32により任意の表示項目を選択して
表示する。
にもとづいて演算し、動作の場合は動作表示器回路2
8、出力リレー回路27へ出力される。29は各回路へ
電源を供給する定電圧回路であり、この定電圧回路29
やプログラムデータを、マイクロコンピュータ内部で監
視し、正常である時、RUN表示回路30へ信号を出力
してLEDを点灯させる。31は数値表示回路であり、
表示選択整定回路32により任意の表示項目を選択して
表示する。
【0016】次に上記マイクロコンピュータ23の内部
での処理を図8について説明する。電流信号入力データ
と限時動作整定データにより限時要素動作判定40(レ
ベル判定)を行ない、限時動作整定データに対し、電流
信号入力データが大きい場合、限時動作整定データに対
する電流信号入力データとの入力倍数演算41を行な
う。
での処理を図8について説明する。電流信号入力データ
と限時動作整定データにより限時要素動作判定40(レ
ベル判定)を行ない、限時動作整定データに対し、電流
信号入力データが大きい場合、限時動作整定データに対
する電流信号入力データとの入力倍数演算41を行な
う。
【0017】限時動作時間データテーブル42には、超
反限時特性の計算式(IEC−255−4規格準拠)T
={80/(I2 −1)}×D/10に対応した限時入
力倍数I及び動作時間整定データDに対する限時動作時
間データTをテーブル化して記憶しており、限時動作時
間演算43として限時入力倍数演算41の結果の限時入
力倍数I及び動作時間整定データDから、限時動作時間
データTを限時動作時間データテーブル42から求め
る。この限時動作時間データTによる動作時間を、限時
要素動作タイマー44にて経過した後、限時動作出力信
号を動作表示器回路28へ出力する。
反限時特性の計算式(IEC−255−4規格準拠)T
={80/(I2 −1)}×D/10に対応した限時入
力倍数I及び動作時間整定データDに対する限時動作時
間データTをテーブル化して記憶しており、限時動作時
間演算43として限時入力倍数演算41の結果の限時入
力倍数I及び動作時間整定データDから、限時動作時間
データTを限時動作時間データテーブル42から求め
る。この限時動作時間データTによる動作時間を、限時
要素動作タイマー44にて経過した後、限時動作出力信
号を動作表示器回路28へ出力する。
【0018】一方、瞬時要素についても、前述の限時要
素の動作とほぼ同一であり、瞬時要素動作判定45、瞬
時入力倍数演算46の処理を経て、瞬時動作時間演算4
8を行なう。瞬時要素動作時間データテーブル47は、
瞬時要素2段限時特性に対応した瞬時入力倍数Iに対す
る瞬時動作時間データTをテーブル化して記憶してい
る。
素の動作とほぼ同一であり、瞬時要素動作判定45、瞬
時入力倍数演算46の処理を経て、瞬時動作時間演算4
8を行なう。瞬時要素動作時間データテーブル47は、
瞬時要素2段限時特性に対応した瞬時入力倍数Iに対す
る瞬時動作時間データTをテーブル化して記憶してい
る。
【0019】瞬時要素動作判定45で求めた瞬時動作時
間データTによる動作時間を、瞬時要素動作タイマー4
9にて経過した後、瞬時動作出力信号を動作表示器回路
28へ出力する。
間データTによる動作時間を、瞬時要素動作タイマー4
9にて経過した後、瞬時動作出力信号を動作表示器回路
28へ出力する。
【0020】限時動作出力信号及び瞬時動作出力信号の
OR論理50をとった信号は、復帰タイマー51を通っ
て動作出力信号として出力リレー回路27へ出力され
る。復帰タイマー51は、OR論理50からの信号喪失
後、一定時間は動作出力信号を保持することで、復帰時
間を持たせている。
OR論理50をとった信号は、復帰タイマー51を通っ
て動作出力信号として出力リレー回路27へ出力され
る。復帰タイマー51は、OR論理50からの信号喪失
後、一定時間は動作出力信号を保持することで、復帰時
間を持たせている。
【0021】このように図6において、過電流継電器6
の動作時間特性曲線の位置を変えたい場合、限時電流整
定により超反限時特性曲線の位置を横軸電流方向に移動
でき、ダイヤル整定により同曲線の位置を縦軸時間方向
に移動できる。
の動作時間特性曲線の位置を変えたい場合、限時電流整
定により超反限時特性曲線の位置を横軸電流方向に移動
でき、ダイヤル整定により同曲線の位置を縦軸時間方向
に移動できる。
【0022】又、瞬時電流整定により瞬時要素の2段限
時特性曲線を横軸電流方向に移動できる。これら3つの
整定により、電源側,負荷側の各機器との保護協調の調
整を行なう。
時特性曲線を横軸電流方向に移動できる。これら3つの
整定により、電源側,負荷側の各機器との保護協調の調
整を行なう。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来の保護継電装置は
以上のように構成されているので、例えば電源供給元で
ある配変の電源送り出し側の過電流継電器3のダイヤル
整定が、一般にはダイヤル1の所をダイヤル0.5にて
整定されるケースがあり、これは図6で考えると、動作
時間特性曲線11が下に下がってくることになるので、
過電流継電器6の限時動作整定,ダイヤル整定,瞬時整
定により動作時間特性曲線12の位置を操作しても、協
調がとれないという問題点があった。
以上のように構成されているので、例えば電源供給元で
ある配変の電源送り出し側の過電流継電器3のダイヤル
整定が、一般にはダイヤル1の所をダイヤル0.5にて
整定されるケースがあり、これは図6で考えると、動作
時間特性曲線11が下に下がってくることになるので、
過電流継電器6の限時動作整定,ダイヤル整定,瞬時整
定により動作時間特性曲線12の位置を操作しても、協
調がとれないという問題点があった。
【0024】上記は過電流継電器3のダイヤル整定の高
速化に対する問題のみあげたが、変圧器7の特性又は低
圧しゃ断器の特性,整定によっても同様である。
速化に対する問題のみあげたが、変圧器7の特性又は低
圧しゃ断器の特性,整定によっても同様である。
【0025】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、保護継電装置としての過電
流継電器の動作時間特性を保護協調上最適化することを
目的とする。
ためになされたものであり、保護継電装置としての過電
流継電器の動作時間特性を保護協調上最適化することを
目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る保
護継電装置は、任意の動作時間特性曲線図を入力する曲
線図入力手段と、この曲線図入力手段で入力された曲線
図をデータ化するデータ化手段と、このデータ化手段で
データ化されたデータを取り込む入力手段と、この入力
手段で取り込んだデータを記憶する記憶手段とを具備し
たものである。
護継電装置は、任意の動作時間特性曲線図を入力する曲
線図入力手段と、この曲線図入力手段で入力された曲線
図をデータ化するデータ化手段と、このデータ化手段で
データ化されたデータを取り込む入力手段と、この入力
手段で取り込んだデータを記憶する記憶手段とを具備し
たものである。
【0027】請求項2の発明に係る保護継電装置は、電
源側,負荷側につながる他の機器の動作特性曲線図を入
力する曲線図入力手段と、この曲線図入力手段から入力
された曲線図を保護協調上最適化する計算手段と、この
計算手段で計算された最適な曲線図をデータ化するデー
タ化手段と、このデータ化手段でデータ化されたデータ
を取り込む入力手段と、この入力手段で取り込んだデー
タを記憶する記憶手段とを具備したものである。
源側,負荷側につながる他の機器の動作特性曲線図を入
力する曲線図入力手段と、この曲線図入力手段から入力
された曲線図を保護協調上最適化する計算手段と、この
計算手段で計算された最適な曲線図をデータ化するデー
タ化手段と、このデータ化手段でデータ化されたデータ
を取り込む入力手段と、この入力手段で取り込んだデー
タを記憶する記憶手段とを具備したものである。
【0028】請求項3の発明に係る保護継電装置は、任
意の動作特性曲線図を数式にて入力する数式入力手段
と、この数式入力手段で数式で入力した動作特性を作図
手段を介在させ、または、直接データ化するデータ化手
段と、このデータ化手段でデータ化されたデータを取り
込む入力手段と、この入力手段で取り込んだデータを記
憶する記憶手段とを具備したものである。
意の動作特性曲線図を数式にて入力する数式入力手段
と、この数式入力手段で数式で入力した動作特性を作図
手段を介在させ、または、直接データ化するデータ化手
段と、このデータ化手段でデータ化されたデータを取り
込む入力手段と、この入力手段で取り込んだデータを記
憶する記憶手段とを具備したものである。
【0029】
【作用】請求項1の発明における保護継電装置は、任意
の動作時間特性曲線図を入力することにより、保護協調
上、最適な動作時間特性が得られ、限時電流整定,瞬時
電流整定,ダイヤル整定等のわずらわしい整定が不要と
なる。
の動作時間特性曲線図を入力することにより、保護協調
上、最適な動作時間特性が得られ、限時電流整定,瞬時
電流整定,ダイヤル整定等のわずらわしい整定が不要と
なる。
【0030】請求項2の発明における保護継電装置は、
電源側,負荷側につながる他の機器の動作特性曲線図を
入力し、この入力された曲線図から最適な特性を計算す
ることにより、最適な動作時間特性曲線を使用者が検討
する必要がなく、検討時間の短縮及び検討に関する知識
が少ない使用者にも入力が可能となる。
電源側,負荷側につながる他の機器の動作特性曲線図を
入力し、この入力された曲線図から最適な特性を計算す
ることにより、最適な動作時間特性曲線を使用者が検討
する必要がなく、検討時間の短縮及び検討に関する知識
が少ない使用者にも入力が可能となる。
【0031】請求項3の発明における保護継電装置は、
任意の動作特性曲線図を数式にて入力することにより、
保護協調上、最適な動作時間特性が得られ、限時電流整
定,瞬時電流整定,ダイヤル整定等のわずらわしい整定
が不要となる。
任意の動作特性曲線図を数式にて入力することにより、
保護協調上、最適な動作時間特性が得られ、限時電流整
定,瞬時電流整定,ダイヤル整定等のわずらわしい整定
が不要となる。
【0032】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1の発明の一実施例を示すブロック
図であり、例えば前記図5の高圧受電設備の配線図中に
示された保護協調を必要とする保護継電装置としての過
電流継電器6について説明する。なお、前記図7と同一
部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
する。図1は請求項1の発明の一実施例を示すブロック
図であり、例えば前記図5の高圧受電設備の配線図中に
示された保護協調を必要とする保護継電装置としての過
電流継電器6について説明する。なお、前記図7と同一
部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
【0033】図1において、60は保護協調上最適な任
意の動作時間特性曲線図を入力する曲線図入力手段、6
1は入力された動作時間特性曲線図をデータ化するデー
タ化手段、62はデータ化手段61からのデータを保護
協調を必要とする保護継電装置としての過電流継電器内
部へ入力するデータ入力手段、63はデータ入力手段6
2にて入力したデータを記憶する記憶手段である。
意の動作時間特性曲線図を入力する曲線図入力手段、6
1は入力された動作時間特性曲線図をデータ化するデー
タ化手段、62はデータ化手段61からのデータを保護
協調を必要とする保護継電装置としての過電流継電器内
部へ入力するデータ入力手段、63はデータ入力手段6
2にて入力したデータを記憶する記憶手段である。
【0034】次に動作について説明する。過電流継電器
6に求める最適の動作時間特性曲線図を任意の曲線図を
入力する曲線図入力手段60によりデータ化手段61に
入力する。このデータ化手段61の具体例としては、使
用者が紙の上に任意に描いた曲線図を読取る装置を用い
て、電子計算機の画面上に同一の曲線図を入力するもの
である。
6に求める最適の動作時間特性曲線図を任意の曲線図を
入力する曲線図入力手段60によりデータ化手段61に
入力する。このデータ化手段61の具体例としては、使
用者が紙の上に任意に描いた曲線図を読取る装置を用い
て、電子計算機の画面上に同一の曲線図を入力するもの
である。
【0035】データ化手段61に入力された曲線図は、
電流値に対する動作時間データに変換され、データを内
部へ入力するデータ入力手段62を介して記憶手段63
に記憶される。この記憶手段63は動作時間データテー
ブルとして使用され、マイクロコンピュータ23からデ
ータを読出す。
電流値に対する動作時間データに変換され、データを内
部へ入力するデータ入力手段62を介して記憶手段63
に記憶される。この記憶手段63は動作時間データテー
ブルとして使用され、マイクロコンピュータ23からデ
ータを読出す。
【0036】以下、上記の過電流継電器6のR相又はT
相に電流が入力された時の処理について説明する。ただ
し、過電流継電器6としての基本的な動作は、前記図7
に示した従来の過電流継電器6と同じであるから、詳細
な説明は省略し、マイクロコンピュータ23の内部処理
を図2について説明する。
相に電流が入力された時の処理について説明する。ただ
し、過電流継電器6としての基本的な動作は、前記図7
に示した従来の過電流継電器6と同じであるから、詳細
な説明は省略し、マイクロコンピュータ23の内部処理
を図2について説明する。
【0037】電流信号入力データに基づいて動作時間演
算43で、記憶手段63の電流に対する動作時間データ
テーブルより動作時間データを求め、この動作時間デー
タによる動作時間の経過後、動作タイマー44の動作出
力信号を、動作表示器回路28及び出力リレー回路27
へ出力することにより、任意の動作時間特性を得ること
ができる。
算43で、記憶手段63の電流に対する動作時間データ
テーブルより動作時間データを求め、この動作時間デー
タによる動作時間の経過後、動作タイマー44の動作出
力信号を、動作表示器回路28及び出力リレー回路27
へ出力することにより、任意の動作時間特性を得ること
ができる。
【0038】なお、上記の曲線図入力手段60、データ
化手段61は過電流継電器6の内部に組込んだものでも
良い。
化手段61は過電流継電器6の内部に組込んだものでも
良い。
【0039】本実施例1では、過電流継電器6に保護協
調上、最適の動作時間特性曲線図を入力できる他、限時
電流整定,ダイヤル整定,瞬時電流整定等のわずらわし
い整定が不要となる利点がある。
調上、最適の動作時間特性曲線図を入力できる他、限時
電流整定,ダイヤル整定,瞬時電流整定等のわずらわし
い整定が不要となる利点がある。
【0040】実施例2.図3は請求項2の発明の一実施
例を示すブロック図であり、前記図1と同一部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。図1に示す実施例
1では、過電流継電器6に求める最適の動作時間特性曲
線図を、任意の曲線図を入力する曲線図入力手段60で
入力しているため、使用者が過電流継電器6に求める最
適の動作時間特性曲線図を検討する必要があった。
例を示すブロック図であり、前記図1と同一部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。図1に示す実施例
1では、過電流継電器6に求める最適の動作時間特性曲
線図を、任意の曲線図を入力する曲線図入力手段60で
入力しているため、使用者が過電流継電器6に求める最
適の動作時間特性曲線図を検討する必要があった。
【0041】しかるに本実施例では、過電流継電器6の
電源側,負荷側につながる各機器の特性曲線図を入力す
ることで、過電流継電器6に求める最適の動作時間特性
曲線図を自動的に計算して入力する。
電源側,負荷側につながる各機器の特性曲線図を入力す
ることで、過電流継電器6に求める最適の動作時間特性
曲線図を自動的に計算して入力する。
【0042】つまり、本実施例2では、図1における任
意の曲線図を入力する曲線図入力手段60を他の機器の
特性曲線図を入力する曲線図入力手段70と他の機器の
特性から最適な特性を計算する計算手段71とに変更し
た構成であり、過電流継電器6の内部構成及びマイクロ
コンピュータ内部での処理については、前記図1に示す
実施例1と同一である
意の曲線図を入力する曲線図入力手段60を他の機器の
特性曲線図を入力する曲線図入力手段70と他の機器の
特性から最適な特性を計算する計算手段71とに変更し
た構成であり、過電流継電器6の内部構成及びマイクロ
コンピュータ内部での処理については、前記図1に示す
実施例1と同一である
【0043】次に動作について説明する。例えば図3に
おいて、他の機器の特性曲線を入力する曲線図入力手段
70にて、過電流継電器の電源側,負荷側につながる各
機器、すなわち、配変の過電流継電器6の動作時間特性
やトランスの放電特性等を、他の機器の特性から最適な
特性を計算する計算手段71に入力すると、電源側,負
荷側の特性曲線の中間を結ぶ曲線図を自動的に計算し、
データ化手段61に入力される。その後の動作について
は、図1に示す実施例1と同一の為、説明を省略する。
おいて、他の機器の特性曲線を入力する曲線図入力手段
70にて、過電流継電器の電源側,負荷側につながる各
機器、すなわち、配変の過電流継電器6の動作時間特性
やトランスの放電特性等を、他の機器の特性から最適な
特性を計算する計算手段71に入力すると、電源側,負
荷側の特性曲線の中間を結ぶ曲線図を自動的に計算し、
データ化手段61に入力される。その後の動作について
は、図1に示す実施例1と同一の為、説明を省略する。
【0044】なお、上記の計算手段71は、単に電源
側,負荷側の特性の中間をとるのみでなく、過電流継電
器6の慣性特性やしゃ断器のしゃ断時間等を考慮して、
負荷側又は電源側に重み付けしてその間の曲線を計算し
ても良い。
側,負荷側の特性の中間をとるのみでなく、過電流継電
器6の慣性特性やしゃ断器のしゃ断時間等を考慮して、
負荷側又は電源側に重み付けしてその間の曲線を計算し
ても良い。
【0045】本実施例2では過電流継電器6に求める最
適の動作時間特性曲線を使用者が検討する必要がなくな
る為、検討時間の短縮及び検討に関する知識が少ない使
用者にも入力が可能となる。
適の動作時間特性曲線を使用者が検討する必要がなくな
る為、検討時間の短縮及び検討に関する知識が少ない使
用者にも入力が可能となる。
【0046】実施例3.図4は請求項3の発明の一実施
例を示すブロック図であり、前記図1と同一部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。図1に示す実施例
1では、過電流継電器6に求める最適の動作時間特性曲
線図を、任意の曲線図を入力する曲線図入力手段で入力
しているが、本実施例3では、過電流継電器6に求める
最適の動作時間特性曲線を数式にて入力する。
例を示すブロック図であり、前記図1と同一部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。図1に示す実施例
1では、過電流継電器6に求める最適の動作時間特性曲
線図を、任意の曲線図を入力する曲線図入力手段で入力
しているが、本実施例3では、過電流継電器6に求める
最適の動作時間特性曲線を数式にて入力する。
【0047】つまり、本実施例3では、図1における任
意の曲線図を入力する曲線図入力手段60を任意の数式
を入力する数式入力手段80と入力した数式から曲線図
を描く描画手段81に変更した構成であり、過電流継電
器6の内部構成及びマイクロコンピュータ内部での処理
については、前記図1に示す実施例1と同一である。
意の曲線図を入力する曲線図入力手段60を任意の数式
を入力する数式入力手段80と入力した数式から曲線図
を描く描画手段81に変更した構成であり、過電流継電
器6の内部構成及びマイクロコンピュータ内部での処理
については、前記図1に示す実施例1と同一である。
【0048】次に動作について説明する。例えば図4に
おいて、数式入力手段80にて入力電流値に対する動作
時間で表わした任意の数式を、描画手段81に入力する
と、数式は曲線図化されてデータ化手段61に入力され
る。その後の動作については、図1に示す実施例1と同
一の為、説明を省略する。
おいて、数式入力手段80にて入力電流値に対する動作
時間で表わした任意の数式を、描画手段81に入力する
と、数式は曲線図化されてデータ化手段61に入力され
る。その後の動作については、図1に示す実施例1と同
一の為、説明を省略する。
【0049】なお、上記数式入力手段80、描画手段8
1は過電流継電器内部に組込んだものでも良く、又、描
画手段81を無くし、数式入力手段80からの数式を直
接データ化手段61でデータ化するような構成でも良
い。
1は過電流継電器内部に組込んだものでも良く、又、描
画手段81を無くし、数式入力手段80からの数式を直
接データ化手段61でデータ化するような構成でも良
い。
【0050】又、数式入力手段80として、数式を検討
する時間を省く為、数種類の数式をあらかじめ用意して
おき、その中から選択して使用できるような機能として
も良い。
する時間を省く為、数種類の数式をあらかじめ用意して
おき、その中から選択して使用できるような機能として
も良い。
【0051】本実施例3では、過電流継電器6に保護協
調上、最適の動作時間特性曲線を数式で入力できる他、
限時電流,ダイヤル整定,瞬時電流整定等わずらわしい
整定が不要となる利点がある。
調上、最適の動作時間特性曲線を数式で入力できる他、
限時電流,ダイヤル整定,瞬時電流整定等わずらわしい
整定が不要となる利点がある。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、任意の動作時間特性曲線図を入力するので保護協調
上、最適な動作時間特性が得られ、限時電流整定,瞬時
電流整定,ダイヤル整定等のわずらわしい整定が不要と
なるという効果がある。
ば、任意の動作時間特性曲線図を入力するので保護協調
上、最適な動作時間特性が得られ、限時電流整定,瞬時
電流整定,ダイヤル整定等のわずらわしい整定が不要と
なるという効果がある。
【0053】請求項2の発明によれば、電源側,負荷側
につながる他の機器の動作特性曲線図を入力し、この入
力された曲線図から最適な特性を計算するので、最適な
動作時間特性曲線を使用者が検討する必要がなく、検討
時間の短縮及び検討に関する知識が少ない使用者にも入
力が可能となるという効果がある。
につながる他の機器の動作特性曲線図を入力し、この入
力された曲線図から最適な特性を計算するので、最適な
動作時間特性曲線を使用者が検討する必要がなく、検討
時間の短縮及び検討に関する知識が少ない使用者にも入
力が可能となるという効果がある。
【0054】請求項3の発明によれば、任意の動作特性
曲線図を数式で入力するので、保護協調上、最適な動作
時間特性が得られ、限時電流整定,瞬時電流整定,ダイ
ヤル整定等のわずらわしい整定が不要となるという効果
がある。従って、いずれの発明によっても、保護協調を
必要とする保護継電装置としての過電流継電器の動作時
間特性曲線を使用者が任意に可変できることにより、電
源側,負荷側につながる各機器との保護協調がとりやす
く、波及事故の防止に役立つものである。
曲線図を数式で入力するので、保護協調上、最適な動作
時間特性が得られ、限時電流整定,瞬時電流整定,ダイ
ヤル整定等のわずらわしい整定が不要となるという効果
がある。従って、いずれの発明によっても、保護協調を
必要とする保護継電装置としての過電流継電器の動作時
間特性曲線を使用者が任意に可変できることにより、電
源側,負荷側につながる各機器との保護協調がとりやす
く、波及事故の防止に役立つものである。
【図1】請求項1の発明の一実施例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1の実施例におけるマイクロコンピュータの
内部処理図である。
内部処理図である。
【図3】請求項2の発明の一実施例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】請求項3の発明の一実施例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】高圧受電設備の配電図である。
【図6】動作時間特性曲線図である。
【図7】従来の保護継電装置としての過電流継電器のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】図7に示す過電流継電器におけるマイクロコン
ピュータの内部処理図である。
ピュータの内部処理図である。
21 R相整流・平滑回路(整流・平滑回路) 22 T相整流・平滑回路(整流・平滑回路) 23 マイクロコンピュータ 24 限時電流整定回路(電流整定回路) 25 瞬時電流整定回路(電流整定回路) 26 ダイヤル整定回路(電流整定回路) 33 アナログ/ディジタル変換器 60 曲線図入力手段 61 データ化手段 62 入力手段 63 記憶手段 70 曲線図入力手段 71 計算手段 80 数式入力手段 81 描画手段
Claims (3)
- 【請求項1】 電流入力を直流電圧信号に変換する整流
平滑回路と、この直流電圧信号をディジタル信号に変換
するアナログ/ディジタル変換器と、このアナログ/デ
ィジタル変換器からのディジタル信号および電流整定回
路からの整定データを入力して動作出力信号を演算する
マイクロコンピュータを有する保護継電装置において、
任意の動作時間特性曲線図を入力する曲線図入力手段
と、この曲線図入力手段で入力された曲線図をデータ化
するデータ化手段と、このデータ化手段でデータ化され
たデータを取り込む入力手段と、この入力手段で取り込
んだデータを記憶する記憶手段とを具備したことを特徴
とする保護継電装置。 - 【請求項2】 電流入力を直流電圧信号に変換する整流
平滑回路と、この直流電圧信号をディジタル信号に変換
するアナログ/ディジタル変換器と、このアナログ/デ
ィジタル変換器からのディジタル信号および電流整定回
路からの整定データを入力して動作出力信号を演算する
マイクロコンピュータを有する保護継電装置において、
電源側,負荷側につながる他の機器の動作特性曲線図を
入力する曲線図入力手段と、この曲線図入力手段から入
力された曲線図を保護協調上最適化する計算手段と、こ
の計算手段で計算された最適な曲線図をデータ化するデ
ータ化手段と、このデータ化手段でデータ化されたデー
タを取り込む入力手段と、この入力手段で取り込んだデ
ータを記憶する記憶手段とを具備したことを特徴とする
保護継電装置。 - 【請求項3】 電流入力を直流電圧信号に変換する整流
平滑回路と、この直流電圧信号をディジタル信号に変換
するアナログ/ディジタル変換器と、このアナログ/デ
ィジタル変換器からのディジタル信号及び電流整定回路
からの整定データを入力して動作出力信号を演算するマ
イクロコンピュータを有する保護継電装置において、任
意の動作特性曲線図を数式にて入力する数式入力手段
と、この数式入力手段で数式で入力した動作特性を描画
手段を介在させ、又は、直接データ化するデータ化手段
と、このデータ化手段でデータ化されたデータを取り込
む入力手段と、この入力手段で取り込んだデータを記憶
する記憶手段とを具備したことを特徴とする保護継電装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4199041A JPH0622438A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 保護継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4199041A JPH0622438A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 保護継電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622438A true JPH0622438A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16401135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4199041A Pending JPH0622438A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 保護継電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622438A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007312508A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | ディジタル過電流保護継電器システム |
JP2016111867A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | 株式会社Nttファシリティーズ | 遮断器、電力供給システム、遮断方法及び遮断プログラム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57119612A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-26 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Reverse time limiting relay unit |
JPS63182632U (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-24 | ||
JPH03113935U (ja) * | 1990-03-06 | 1991-11-21 | ||
JPH03269928A (ja) * | 1990-03-19 | 1991-12-02 | Fuji Electric Co Ltd | デジタル保護継電器 |
JPH04112613A (ja) * | 1990-09-03 | 1992-04-14 | Toshiba Corp | 保護継電器 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4199041A patent/JPH0622438A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57119612A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-26 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Reverse time limiting relay unit |
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JPH04112613A (ja) * | 1990-09-03 | 1992-04-14 | Toshiba Corp | 保護継電器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007312508A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | ディジタル過電流保護継電器システム |
JP4573802B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2010-11-04 | 三菱電機株式会社 | ディジタル過電流保護継電器システム |
JP2016111867A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | 株式会社Nttファシリティーズ | 遮断器、電力供給システム、遮断方法及び遮断プログラム |
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