JPH0622398A - 音響コントロール装置 - Google Patents

音響コントロール装置

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JPH0622398A
JPH0622398A JP4196486A JP19648692A JPH0622398A JP H0622398 A JPH0622398 A JP H0622398A JP 4196486 A JP4196486 A JP 4196486A JP 19648692 A JP19648692 A JP 19648692A JP H0622398 A JPH0622398 A JP H0622398A
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JP
Japan
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unit
control
control means
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data
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JP4196486A
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Inventor
Katsuyoshi Ishiyama
克義 石山
Hisamune Tanaka
久統 田中
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音響装置の状態を簡便に把握して良好な音響
コントロールを行い、設置作業を簡略化する。 【構成】 音響装置を構成する複数のユニット66,7
0,……には、それらの動作制御と動作状態の検知を行
うマイクロコンピュータ80,82,……が設けられて
いる。これらとパーソナルコンピュータ92とは、アド
レスで指定されたコンピュータに対して時分割で双方向
にデータの授受を行うことができるインタフェースで通
信可能となっている。パーソナルコンピュータ92に
は、各マイクロコンピュータで検知された動作状態のデ
ータが入力されており、それらが音響装置の接続構成を
示すCRT96上のユニットブロック図に表示される。
オペレータは、CRT96の表示を参照しながら必要な
コントロール指示を行う。この指示は、該当するマイク
ロコンピュータで読み取られて実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホールや体育館などの
音響設備にかかり、特に、アンプなどの機械ユニットが
コントロールを行うオペレータ室から離れて設置されて
いるような場合に好適な音響コントロール装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】ホールな
どで使用される音響設備としては、例えば図6に示すも
のがある。同図において、CDプレーヤ10,VTR1
2,カセットデッキ14などのソースの音声信号は、入
力パッチ盤16,ミキサ18,出力パッチ盤20,グラ
フィックイコライザユニット22,ディレイユニット2
4などによる処理を適宜受けてパワーアンプ(図中には
PAで表示)26A,26B,……,26Nに各々入力
されている。そして、それらによって増幅された音声信
号は、出力制御スイッチユニット28で適宜選択接続さ
れたスピーカ30A,30B,……,30Nに各々供給
されて音声出力が行われる。
【0003】ところで、最近では、CDプレーヤ10な
どのソース機器から出力制御スイッチユニット28に至
る各種の機材がコントロール操作を行うオペレータ室以
外の場所,例えばステージの下部などの機械室に配置さ
れることが多い。このような場合、各種機材の遠隔制御
の必要性が生ずる。ところが、従来の音響コントロール
装置では、同図に矢印f1,f2,……,fNで示すよう
に、音響装置の各ユニット毎に個別にオペレータ室32
との間で通信制御が行われている。このため、システム
全体の動作状況を簡便に把握することは非常に困難であ
るという不都合がある。
【0004】加えて、各部における信号の通過レベル,
例えばパワーアンプ26A,26B,……,26Nの出
力信号レベルは、矢印fa,fb,……,fnで示すよ
うに各信号毎にオペレータ室32に引き込まれてLED
レベルメータなどに表示されている。このため、各機材
とオペレータ室とを結ぶケーブル本数は相当な数とな
り、設置に多大の手数やスペースを要するという不都合
も生ずる。
【0005】本発明は、これらの点に着目したもので、
音響装置の状態を簡便に把握して良好な音響コントロー
ルを行うことができ、設置も容易に行うことができる音
響コントロール装置を提供することを、その目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つは、音響装
置を構成する複数のユニットの動作をコントロールする
音響コントロール装置において、この装置は、音響装置
の状態を表示するとともに、各ユニットの動作のコント
ロール指示を行う中央コントロール手段と、この手段か
ら転送されたコントロール指示を受けて各ユニットの動
作制御を行うとともに、いずれか必要なユニットの動作
状態を示すデータを前記中央コントロール手段に転送す
る複数のユニットコントロール手段とを各々備え、これ
らのコントロール手段は、指定したコントロール手段と
時分割方式で双方向にデータの授受を行うことができる
入出力制御手段を備えたことを特徴とする。
【0007】他の発明は、前記音響コントロール装置に
おいて、前記中央コントロール手段は、複数のユニット
のうちの少なくともコントロール指示の対象となるユニ
ットをその接続状態に対応して示すとともに、前記ユニ
ットコントロール手段から転送された動作状態を示すデ
ータに基づいて、該当するユニットの動作状態を示す表
示制御手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、音響装置を構成する複数のユ
ニットには、動作制御と動作状態の検知用にユニットコ
ントロール手段が設けられる。これらは、オペレータが
操作する中央コントロール手段と、指定したコントロー
ル手段と時分割方式で双方向にデータの授受を行うこと
ができる入出力制御手段によって接続される。このた
め、オペレータ室と各ユニットを接続するケーブル数は
大幅に低減され、設置作業が簡略化される。
【0009】また、中央コントロール手段には、コント
ロール対象となるユニットがその接続状態に対応して表
示されており、該当するユニットの動作状態も表示され
ている。このため、オペレータは、音響装置の動作状態
を簡便に把握して良好な音響コントロールを行うことが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明による音響コントロール装置の
一実施例について、添付図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施例の全体構成が示されている。本実施
例では、ソース機器として、ワイヤレスマイク50,マ
イク52,54,CDプレーヤ56,DAT(ディジタ
ルオーディオテープレコーダ)58,カセットデッキ6
0,VTR(ビデオテープレコーダ)62,VD(ビデ
オディスク)プレーヤ64が各々用意されている。これ
らのソース機器の出力側は、入力パッチ盤66に接続さ
れており、この入力パッチ盤66の出力側はミキサ68
に接続されている。このミキサ68には、ディレイ回
路,リミッタ,ノイズゲートなどの所望のエフェクタ6
9が接続されている。
【0011】次に、ミキサ68の出力側は出力パッチ盤
70に接続されており、この出力パッチ盤70の出力側
の1つはグライコ(グラフィックイコライザ)ユニット
72に、他の出力側はミックスマトリクス・VCA(ボ
リュームコントロールアンプ)74に接続されている。
そして、このミックスマトリクス・VCA74の出力側
はグライコユニット72に接続されている。
【0012】グライコユニット72はチャンネル分のグ
ライコ回路を含んでおり、1つのチャンネルのグライコ
回路は直接パワーアンプ26Aに接続されている。しか
し、他のグライコ回路は、ディレイユニット76のディ
レイ回路を各々介してパワーアンプ26B,26C,…
…,26Gに各々接続されている。これらのパワーアン
プ26A,26B,……,26Gの出力側は出力制御ス
イッチユニット78に接続されており、この出力制御ス
イッチユニット78の出力側は、スピーカ30A,30
B,……,30Gに各々接続されている。
【0013】このような音響装置について、更に説明す
ると、ソース機器のうち、CDプレーヤ56,DAT5
8,カセットデッキ60,VTR62,VDプレーヤ6
4は、通常オペレータ室(図1には示していない)内に
設置されている。ワイヤレスマイク30,マイク52,
54は、例えばステージ上に設置されている。入力パッ
チ盤66は、これらのソースの各出力チャンネルとミキ
サ68の入力チャンネルとの接続切換えを行うためのも
のである。ミキサ68は、入力された各ソースを所望に
よりミキシングするためのもので、必要があればエフェ
クタ69による信号処理が加えられる。
【0014】出力パッチ盤70は、ミキサ68の各出力
チャンネルとグライコユニット72あるいはミックスマ
トリクス・VCA74の入力チャンネルとの接続切換え
を行うためのものである。ミックスマトリクス・VCA
74は、入力信号を必要に応じて増幅するためのもので
ある。また、グライコユニット72は、入力信号の各チ
ャンネル毎に周波数特性を必要に応じて変化させる機能
を有しており、ディレイユニット76は、音像定位の調
整などのために各チャンネル毎に信号遅延を行う機能を
有している。更に、出力制御スイッチユニット78は、
パワーアンプ26A,26B,……,26Gとスピーカ
30A,30B,……,30Gとを接続する多数のスイ
ッチで構成されている。これらのスピーカ30A,30
B,……,30Gは、ステージやホール内の適宜位置に
配置されている。
【0015】次に、本実施例の主要部であるコントロー
ル部分について説明する。上述した音響装置のうちの入
力パッチ盤66,出力パッチ盤70,ミックスマトリク
ス・VCA74,グライコユニット72,ディレイユニ
ット76,出力制御スイッチユニット78には、マイク
ロコンピュータ80,82,84,86,88,90が
各々設けられている。これらのマイクロコンピュータ8
0,82,……,90は、それぞれ該当するユニットの
動作制御と出力チャンネルの通過信号レベルなどの検出
を行う機能を有しており、全体のコントロールを行うパ
ーソナルコンピュータ92にケーブル94で接続されて
いる。また、パーソナルコンピュータ92には、音響装
置全体のブロック図が表示されるCRT96が接続され
ている。
【0016】図2には、これらのマイクロコンピュータ
とパーソナルコンピュータの機能ブロックが示されてい
る。同図において、パーソナルコンピュータ92は、表
示制御部P1,コントロール指示部P2,入出力制御部
P3を備えている。これらのうち、表示制御部P1は、
CRT96における表示の制御を行うためのものであ
る。コントロール指示部P2は、上述した各ユニットの
動作指示を行うためのもので、キーボードやマウスなど
を含んでいる。入出力制御部P3は、各マイクロコンピ
ュータとの通信制御を行うためのものである。
【0017】次に、マイクロコンピュータ80,82,
……,90は、ユニット制御部M1,データ取込み部M
2,入出力制御部M3を備えている。これらのうち、ユ
ニット制御部M1は、パーソナルコンピュータ92のコ
ントロール指示部P2によって指示された動作内容を各
ユニットに対して実行するためのものである。データ取
込み部M2は、各ユニットで得られる通過信号レベルや
信号遅延量などの所望のデータを取込むためのものであ
る。また、入出力制御部M3は、パーソナルコンピュー
タ92との間におけるコントロールデータ及び検出デー
タの授受を制御するためのものである。本実施例では、
「RS485」として規格化されているデータ伝送用の
標準インタフェースに基づいて、各入出力制御部間にお
けるデータの授受が行われるようになっている。
【0018】次に、各ユニットとマイクロコンピュータ
との関係について、一例を挙げて更に説明する。図3に
は、出力制御スイッチユニット78とマイクロコンピュ
ータ90との関係が示されている。同図において、マイ
クロコンピュータ90のユニット制御部M1の制御信号
出力側は出力制御スイッチユニット78のスイッチ駆動
回路100に接続されており、これによって各制御スイ
ッチ78A,78B,……,78の開閉駆動が行われる
ようになっている。これら制御スイッチ78A,78
B,……,78Gの出力側には、出力側にダイオードが
接続されたバッファアンプ102A,102B,……,
102Gが分岐して接続されており、これらの出力側は
データセレクタ104に接続されている。そして、この
データセレクタ104の出力側がマイクロコンピュータ
90のA/D変換入力部90Aに接続されており、これ
によってディジタル信号に変換されてマイクロコンピュ
ータ90に取り込まれるようになっている。A/D変換
入力部90Aの出力側はメモリ部90Bに接続されてお
り、取り込まれたデータが格納されるようになってい
る。
【0019】次に、以上のように構成された本実施例の
全体的動作について説明する。まず、オペレータが各ユ
ニットのコントロールを行う場合の動作について説明す
る。例えば、オペレータがパーソナルコンピュータ92
のコントロール指示部P2によって、パワーアンプ26
Bをスピーカ30Bに接続する制御スイッチ78BをO
FFからONとする切換え指示を行ったとする。この動
作は、例えばCRT96上の表示(後述する)を参照し
つつ、マウスでコントロール箇所とコントロール内容を
指示することで行われる。すると、このコントロールデ
ータは、パーソナルコンピュータ92の入出力制御部P
3に送られ、適宜のデータ入出力のタイミングでケーブ
ル94に出力される。このとき、入出力制御部P3で、
そのコントロールデータを受け取るべきマイクロコンピ
ュータ90の機器アドレスが付加される。
【0020】ケーブル94に出力されたデータは、まず
マイクロコンピュータ82に入力される。マイクロコン
ピュータ82では、その入出力制御部M3で入力データ
の機器アドレスがチェックされる。そして、自己のアド
レスであればそのコントロールデータを取込み、自己の
アドレスでない場合はそのコントロールデータは取り込
まれない。この動作が、各マイクロコンピュータ84,
86,…で次々に行われる。この例では、機器アドレス
はマイクロコンピュータ90を示しているから、マイク
ロコンピュータ90の入出力制御部M3においてそのコ
ントロールデータが取り込まれる。
【0021】マイクロコンピュータに取り込まれたデー
タはユニット制御部M1に送られ、このユニット制御部
M1によって該当するユニットの駆動制御が行われる。
この例では、マイクロコンピュータ90のユニット制御
部M1によって、出力制御スイッチユニット78の駆動
制御が行なわれる。すなわち、制御スイッチ78BをO
Nにする制御指示がユニット制御部M1からスイッチ駆
動回路100に出力され、このスイッチ駆動回路100
によって制御スイッチ78BがOFFからONに切り換
られる。他方、このスイッチ切換えの動作が行われたこ
とは、ユニット制御部M1,入出力制御部M3からパー
ソナルコンピュータ92にその旨のデータが転送され
る。このときも、同様に機器アドレスが利用される。
【0022】パーソナルコンピュータ92では、このデ
ータが入出力制御部P3から表示制御部P1に送られ、
その旨がCRT96に表示される。これによって、オペ
レータは、指示したスイッチ切換えが行われたことを確
認することができる。その他のユニットのコントロール
についても同様である。
【0023】次に、各ユニットから送られてくるデータ
の表示動作について説明する。各ユニットからのデータ
の取り込みは、パーソナルコンピュータ92の入出力制
御部P3による制御下で行われる。すなわち、入出力制
御部P3は、適当な順序,例えばマイクロコンピュータ
82→マイクロコンピュータ84→マイクロコンピュー
タ86→……の順序でデータ転送を行う。このとき、上
述した機器アドレスが用いられ、各マイクロコンピュー
タのデータ取込み部M2に取り込まれたデータが順にパ
ーソナルコンピュータ92に取り込まれる。そして、表
示制御部P1によって、そのデータの内容がCRT96
に表示される。
【0024】例えば、出力制御スイッチユニット78を
通過してスピーカ30A,30B,……,30Gに供給
されている信号レベルを表示する場合を例として説明す
る。パーソナルコンピュータ92の入出力制御部P3
は、上述したコントロール指示がないときの空き時間を
利用して、データ転送要求をマイクロコンピュータ90
の機器アドレスとともにケーブル94に出力する。する
と、機器アドレスからこの転送要求がマイクロコンピュ
ータ90の入出力制御部M3に取り込まれる。
【0025】他方、マイクロコンピュータ90では、制
御スイッチ78A,78B,……,78Gの出力側の通
過信号レベルがバッファアンプ102A,102B,…
…,102G,データセレクタ104,A/D変換部9
0Aを介して順に取り込まれて、メモリ部90Bに格納
されている。これらの通過信号レベルのデータは、前記
転送要求を受けてメモリ部90Bから読み出され、入出
力制御部M3からパーソナルコンピュータ92に転送さ
れる。パーソナルコンピュータ92では、これらの通過
信号レベルデータが入出力制御部P3で取り込まれると
ともに表示制御部P1に送られ、CRT96に信号レベ
ルの表示が行われる。他のユニットにおけるデータの転
送についても同様である。
【0026】このように、本実施例によれば、各ユニッ
トの状態,例えばスイッチの開閉状態や通過信号レベル
の大きさなどが1本のケーブルを利用して時分割的にパ
ーソナルコンピュータに転送表示されているので、オペ
レータは、音響装置全体の動作状態を簡単に把握するこ
とができ、各ユニットに対する所望のコントロールも容
易に行うことができる。また、オペレーション用のパー
ソナルコンピュータと各ユニットとは、双方向にデータ
の授受が行われる1本のケーブルで接続すれば十分であ
るから、設置の手数やスペース,コストが低減できる。
更に、「RS485」として規格化されたインタフェー
スは、理論上1kmまでの通信が可能であり、ホールや
体育館などにおける機械室とオペレータ室との距離であ
れば十分に対応可能である。
【0027】次に、図4を参照しながら、前記CRT9
6における表示について説明する。図4には、表示の一
例が示されている。この表示は、音響装置のシステム構
成に対応して種々変更されるものである。同図に示す例
では、ステージ(演壇)上のマイクロホン200の出力
が3つのチャンネルに分割されており、マイクロホンの
出力レベル表示DA,各チャンネルのフェーダ表示D
B,レベル表示DC,DDが各々行われている。また、
ミキサ1〜7,パッチ6,8,AVモノ1,2の各ソー
スはマトリクススイッチ202を介してミキシングアン
プ204に入力され、アンプ出力は3つのチャンネルに
分割されており、マトリクススイッチ表示DE,アンプ
出力フェーダ表示DFが行われている。
【0028】更に、マイクロホン側の3チャンネルとミ
キサ側の3チャンネルはスイッチ群204を介して3チ
ャンネルのアンプ206に入力されており、スイッチ表
示DGが行われている。AVモノ2は、アンプ208に
入力されている。アンプ206,208の出力側は、ス
ピーカに各々接続されており、通過信号レベル表示DH
が行われている。また、パッチA〜Eもスピーカに接続
されており、各スピーカの入力側においてスイッチ表示
DIが行われている。
【0029】この表示中、スイッチ表示DE,DG,D
Iは、例えばONが赤、OFFが青というように色が開
閉状態を示している。レベル表示DA,DD,DHは、
例えば図5(A)に示すように、レベル強度と色及びバ
ーの上下変化とが対応する表示となっている。また、フ
ェーダ表示DB,DF,レベル表示DCは、同図(B)
に示すように、大きさに対応してバーが左右に変化する
表示となっている。「(3−1),(9−1),(9−
2)」などの表示は、ユニットとチャンネルを示す。
(3−1)は、第3ユニットの第1チャンネルを表わ
す。この表示によって、例えばレベルの低下などが生じ
たときにどのユニットのどのチャンネルに故障が生じた
かを容易に知ることができ、修理復旧に都合がよい。ま
た、「シーリング マエ,ブタイ ユカ,シモ ウシ
ロ」などは、スピーカの配置位置を示すもので、音響効
果のコントロールに好都合である。
【0030】例えば、マトリクススイッチ202のO
N,OFFをコントロールするときは、該当する表示部
分をマウスで指示するとともに、続いてON又はOFF
(図示せず)を指示する。すると、上述したようにして
該当するスイッチのコントロールが行われる。また、通
過信号レベルなどのデータは、上述したようにしてパー
ソナルコンピュータ側に転送され、同図に示すようにC
RT上に表示される。このように、本実施例によれば、
音響装置をを構成する各ユニットが、その接続状態に対
応してブロックで表示され、また、該当する場合には動
作状態も表示される。このため、オペレータは、音響装
置のシステム構成自体を表示から把握することができる
とともに、それらの動作状態も知ることができ、各ユニ
ットに対する所望のコントロールをパーソナルコンピュ
ータ上の操作で簡便に行うことができる。
【0031】なお、本発明は、何ら上記実施例に限定さ
れるものではなく、例えば次のものも含まれる。 (1)前記実施例では、「RS485」として規格化さ
れているインタフェースを利用したが、類似のものであ
れば他のものを用いてよい。 (2)音響装置のシステム構成は、所望に応じて種々変
更されるが、いずれにも本発明は適用可能である。ま
た、マイクロコンピュータが制御するユニットの単位
も、必要に応じて適宜変更してよい。例えば、ディレイ
ユニットを2つに分割し各分割ユニット毎にマイクロコ
ンピュータを設けるようにしたり、グライコユニットと
ディレイユニットを合わせて1つのマイクロコンピュー
タで制御するなどである。この場合、ディスプレイ装置
上の表示も対応して変更する。 (3)前記実施例では、通過信号レベルやスイッチのO
N・OFFなどを表示したが、表示内容は必要に応じて
適宜選択してよい。また、音響装置を構成するユニット
のうちの比較的重要でないもの,例えばコントロールの
余地のないものなどは表示を省略してもよい。更に、各
表示のシンボルも必要に応じて適宜変更してよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による音響
コントロール装置によれば、次のような効果がある。 (1)中央コントロール手段とユニットコントロール手
段とを、指定したコントロール手段と時分割方式で双方
向にデータの授受を行うことができる入出力制御手段で
接続することとしたので、オペレータ室と各ユニットを
接続するケーブル数を大幅に低減でき、設置が容易にな
る。 (2)コントロールの対象となるユニットを、その接続
状態に対応して表示し、該当する場合には動作状態も表
示することとしたので、オペレータは音響装置の状態を
簡便に把握して良好な音響コントロールを行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音響コントロール装置の一実施例
を示す構成図である。
【図2】前記実施例におけるコントロール部分を示すブ
ロック図である。
【図3】前記実施例における出力制御スイッチユニット
とマイクロコンピュータ90との関係を示すブロック図
である。
【図4】前記実施例のCRTにおける表示例を示す説明
図である。
【図5】前記表示例における通過信号レベルの表示シン
ボルを示す説明図である。
【図6】従来の音響コントロール装置の例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
26A,26B〜26N…パワーアンプ、30A,30
B〜30N…スピーカ、50…ワイヤレスマイク、5
2,54…マイク、56…CDプレーヤ、58…DA
T、60…カセットデッキ、62…VTR、64…VD
プレーヤ、66…入力パッチ盤、68…ミキサ、69…
エフェクタ、70…出力パッチ盤、72…グライコユニ
ット、74…ミックスマトリクス・VCA、76…ディ
レイユニット、78…出力制御スイッチユニット、78
A,78B〜78G…制御スイッチ、80,82,8
4,86,88,90…マイクロコンピュータ(ユニッ
トコントロール手段)、90A…A/D変換部、90B
…メモリ部、92…パーソナルコンピュータ(中央コン
トロール手段)、94…ケーブル、96…CRT(中央
コントロール手段)、100…スイッチ駆動回路、10
2A,102B〜102G…バッファアンプ、104…
データセレクタ、200…マイクロホン、202…マト
リクススイッチ、204…スイッチ群、206,208
…アンプ、DA〜DI…表示、M1…ユニット制御部、
M2…データ取込み部、M3,P3…入出力制御部(入
出力制御手段)、P1…表示制御部(表示制御手段)、
P2…コントロール指示部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響装置を構成する複数のユニットの動
    作をコントロールする音響コントロール装置において、
    この装置は、音響装置の状態を表示するとともに、各ユ
    ニットの動作のコントロール指示を行う中央コントロー
    ル手段と、この手段から転送されたコントロール指示を
    受けて各ユニットの動作制御を行うとともに、いずれか
    必要なユニットの動作状態を示すデータを前記中央コン
    トロール手段に転送する複数のユニットコントロール手
    段とを各々備え、これらのコントロール手段は、指定し
    たコントロール手段と時分割方式で双方向にデータの授
    受を行うことができる入出力制御手段を備えたことを特
    徴とする音響コントロール装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音響コントロール装置に
    おいて、前記中央コントロール手段は、複数のユニット
    のうちの少なくともコントロール指示の対象となるユニ
    ットをその接続状態に対応して示すとともに、前記ユニ
    ットコントロール手段から転送された動作状態を示すデ
    ータに基づいて、該当するユニットの動作状態を示す表
    示制御手段を備えたことを特徴とする音響コントロール
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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