JPH0622391B2 - 2相回転電機 - Google Patents

2相回転電機

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JPH0622391B2
JPH0622391B2 JP58221587A JP22158783A JPH0622391B2 JP H0622391 B2 JPH0622391 B2 JP H0622391B2 JP 58221587 A JP58221587 A JP 58221587A JP 22158783 A JP22158783 A JP 22158783A JP H0622391 B2 JPH0622391 B2 JP H0622391B2
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JP
Japan
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magnet
slot
slot portion
auxiliary
armature
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JP58221587A
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English (en)
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JPS60113648A (ja
Inventor
郁美 成田
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/03Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マグネットと電機子の突極との間に生じるコ
ギングを減少した2相回転電機に関するものである。
従来の2相回転電機として、例えば第1図に示されてい
るようなブラシレスモータの例が知られている。第1図
において、2相で励磁される駆動コイル1を巻回してな
る電機子2は4個の突極3を有しており、電機子2の上
記突極3の周囲に対向して周方向に6極に着磁したマグ
ネット4が配置されている。電機子2は固定子になって
おり、駆動コイル1に図示しない駆動装置から所定の電
流を通電して励磁することにより回転子としてのマグネ
ット4を回転付勢するようになっている。
第1図に示されるような突極3を有する回転電機にあっ
ては、突極と突極との間にスロット5を有するために磁
気的な不均一を生じ、マグネット4と電機子2との相互
作用によってコギング力を発生する。このコギング力
は、第2図に示されているように、突極3のスロット5
がマグネット4の中性軸4aを通過する際に磁気抵抗(磁
束数)が大きく変化することによって生ずる現象であ
る。このときのコギングトルクは、第3図に示されてい
るように、マグネットの中性軸がスロット5の端に位置
するとき最大となり、マグネットの中性軸がスロット5
の中心に位置するときはゼロとなり、また、マグネット
の中性軸がスロットの中心に位置するときを境にして第
3図に矢印で示されているように互いに逆向きとなる。
このようなコギングは、マグネットの中性軸が電機子の
スロットを通過する度に発生してトルク変動が生じ、振
動やトルクリップルの原因となっていた。
本発明の目的は、コギングをなくして振動やトルクリッ
プルのない2相回転電機を提供することにある。
本発明の特徴は、電機子の突極のマグネットとの対向面
に補助スロット部を設けて、マグネットの中性軸が、磁
気抵抗が増大する部分と減少する部分とを同時に通過す
るようにしてコギングトルクを互いに相殺させ、もって
コギングを減少させるようにしたことにある。
以下、第4図乃至第7図を参照しながら本発明を説明す
る。
第4図において、2相で励磁される駆動コイル11を巻回
してなる電機子12は4個の突極13を有してなり、各突極
13の外周面に対向して周方向に6極に着磁されたマグネ
ット14が配置されている。電機子12はこれを固定子とし
てその駆動コイル11に所定の電流を通電することによ
り、回転子としてのマグネット14と電機子12の突極13と
の間に駆動トルクを生じてマグネット14が回転駆動され
るようになっている。突極と突極との間にはスロット15
がある。
この第4図の実施例が第1図の従来例と異なる点は、電
機子12の突極13のマグネット14と対向する部分に補助ス
ロット部16が形成されていることと、この補助スロット
部16の周方向の幅がなす中心角と、補助スロット部と補
助スロット部によって挟まれた上記突極13の突部17の幅
がなす中心角との比率が1対2になっていることであ
る。
第5図は突極13と補助スロット16の構成を詳細に示して
いる。第5図において、補助スロット部16のなす中心角
をθ1 、補助スロット部16と補助スロット部16との間の
突極の突部17のなす中心角をθ2 とすると、θ1 対θ2
は1対2となっており、このように構成することによっ
て、マグネット14の中性軸に対して補助スロット部16と
スロット15が対向するタイミング及びそのとき中性軸に
対向する補助スロット部16とスロット15の数が同じにな
る。この状態を得るためには、次のようにして補助スロ
ット部16の角度が設定されている。いまマグネット14の
極数を2P、突極13の数をk、突部17の数をnとすると、 (1、n整数、mを1以上2p未満の整数とする) となるから、θ1 対θ2 が1対2のときは、一つの補助
スロット部16と一つの突部17とによって構成される1サ
イクルの角度が補助スロット部16と突部17のうち角度の
小さい方の角度の何倍であるかを示すwは3であり、こ
れを適用して(1)、(2)式が成するときのnを求
め、これを に適用すれば、補助スロット部16の角度θ1 が得られ
る。但し、スロット15の角度も同じ角度θ1 とする。
上式を用いて各種の場合について計算すると、 (a)l=1 m=1 n=2 ・・θ1 =15゜ (b)l=3 m=1 n=5 ・・θ1 = 6゜ (c)l=3 m=5 n=1 ・・θ1 =30゜ (d)l=5 m=2 n=4 ・・θ1 =7.5゜ となる。因に第4図、第5図に示した実施例は(d)に基
づくものである。前記(2)式は、補助スロット部16と
突部17との角度関係を逆にした場合を示す。
次に上記実施例の作用を第6図に基づいて説明する。図
において、マグネット14が右方に移動するものとする
と、補助スロット部16、スロット15にマグネット14の中
性軸が突入しようとする部分をB、マグネット14の中性
軸が各スロットから脱出しようとする部分をAで示して
ある。このとき各スロット部においてコギングトルクが
発生するが、このとき各スロット部で発生するコギング
トルクは第6図の下部に波形で示されているようにな
り、マグネット14の中性軸が突入しようとするスロット
でのコギングトルクと上記中性軸が脱出しようとするス
ロットのコギングトルクの方向が互いに逆向きのために
相殺され、全体としてのコギングトルクはゼロとなる。
また、上記Aの部分とBの部分はマグネット14の1回転
中にそれぞれ2個所ずつあり、全周におけるコギングト
ルクの和はゼロになる。但し、実際には加工上の精度誤
差等により各スロット部でのコギングトルクには若干の
ばらつきが生ずるから、完全には相殺することができな
いが、このばらつきは通常小さいものであり、実質的に
は無視できる程度のものである。
本発明は、図示の実施例のような2相ブラシレスモータ
のほか、電機子が回転するモータであってもよいし、ま
た、発電機であってもよい。またマグネットに対する補
助スロット部の構成の各種の変形例として第7図のよう
なものも考えられ、これによってもコギングトルクをゼ
ロにすることができる。
もちろん、周知のように突極の一部の突部17を補助突極
で代替することもできる。
本発明によれば、2相回転電機において、マグネットと
対向する電機子の突極に補助スロット部を設け、このス
ロット部のなす中心角と、補助スロット部を設けること
により形成された突極の突部をなす中心角との比率を1
対2または2対1とし、マグネットの中性軸に対して、
補助スロット部とスロット部の一方又は両方が突入する
個所の数と脱出する個所の数とを同数とし、かつ同時に
通過させるようにすることにより、全周におけるコギン
グトルクの和が略ゼロになるようにしたから、振動やト
ルクリップルを著しく減少させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の2相回転電機の例を示す一部断面平面
図、第2図は上記従来例に見られるコギング力の発生原
因を説明するためのマグネットと電機子の相対関係図、
第3図は同上コギング力の大きさと向きを説明するため
の特性線図、第4図は本発明の一実施例を示す一部断面
平面図、第5図は同上実施例の電機子の突極を拡大して
示す平面図、第6図は同上実施例の各スロット部におい
て生じるコギング力の状態を示すマグネットと電機子の
相対関係図、第7図は本発明の別の実施例を示すマグネ
ットと電機子の相対関係図である。 11……駆動コイル、12……電機子、13……突極、14……
マグネット、15……スロット、16……補助スロット部、
17……突極の突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偶数極に着磁されたマグネットと、このマ
    グネットに対向して配設された巻線用のスロット及び突
    極を有する2相の電機子を備え、かつ上記マグネットと
    電機子のうちいずれか一方を他方に対して回転させる回
    転電機において、前記電機子の突極の前記マグネットと
    対向する部分に前記スロットのなす中心角と等しい中心
    角を持つ補助スロット部を設けると共に、この補助スロ
    ット部及び前記スロットのなす前記中心角と前記突極の
    前記補助スロット部が設けられていない突部のなす中心
    角との相対比率を1対2に設定し、前記マグネットの中
    性軸に対して、前記補助スロット部とスロットの一方又
    は両方が突入する個所の数と脱出する個所の数とを同数
    とし、かつ同時に通過させることを特徴とする2相回転
    電機。
JP58221587A 1983-11-25 1983-11-25 2相回転電機 Expired - Lifetime JPH0622391B2 (ja)

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JP58221587A JPH0622391B2 (ja) 1983-11-25 1983-11-25 2相回転電機

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JP58221587A JPH0622391B2 (ja) 1983-11-25 1983-11-25 2相回転電機

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JPS60113648A JPS60113648A (ja) 1985-06-20
JPH0622391B2 true JPH0622391B2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=16769081

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JP58221587A Expired - Lifetime JPH0622391B2 (ja) 1983-11-25 1983-11-25 2相回転電機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4354668A (en) * 1981-08-20 1982-10-19 Jones & Laughlin Steel Incorporated Method and apparatus for determining completion of a cast in blast furnace casthouse pollution suppression system

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JPS60113648A (ja) 1985-06-20

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