JPH0622339B2 - 振幅圧伸単側波帯通信装置 - Google Patents

振幅圧伸単側波帯通信装置

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JPH0622339B2
JPH0622339B2 JP62286229A JP28622987A JPH0622339B2 JP H0622339 B2 JPH0622339 B2 JP H0622339B2 JP 62286229 A JP62286229 A JP 62286229A JP 28622987 A JP28622987 A JP 28622987A JP H0622339 B2 JPH0622339 B2 JP H0622339B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は狭帯域な伝送路で音声信号を伝送する振幅圧伸
単側波帯(Amplitude Companded Single Side Band:以
下、ACSSBという)通信装置に関し、特に、低速度
データ伝送および電話交換機接続用のシグナリング・ト
ーン(Signalling Tone)信号伝送が可能なACSSB
通信装置に関する。
(従来の技術) 近年、移動通信の発展に伴い無線周波数の有効利用が望
まれ、800MHz帯の周波数を利用する自動車電話シス
テムにおいては、位相変調方式を使用して、約12.5KH
zの周波数間隔で無線周波数を有効利用することが可能
となっている。
一方、移動衛星通信システムにおいては、利用できる無
線周波数は1600MHz帯の約10MHz帯域幅の中の周波
数に限定されるため、増々の狭帯域化が要求されてい
る。この狭帯域化を実現するために、移動衛星通信シス
テムにおいては、位相変調方式や周波数変調方式よりも
狭帯域で通信することができる振幅変調方式の利用が考
えられており、振幅変調方式の中でも単側波帯(Single
Side Band:SSB)変調方式で、且つ、信号対雑音比
を改善するための振幅圧伸(Amplitude Companding)機
能を持つACSSB変調方式の使用が提案されている。
この変調方式を使用した場合、約5KHzの狭帯域で通信
可能であることが知られている。以下に、ACSSB変
調方式を使用した従来のACSSB通信装置について図
面を参照して説明する。
第4図は従来例のACSSB通信装置の構成図であり、
1は送信部、2は空中線部、3は受信部、11は受信部
3で自動周波数制御(Automatic Frequency Control:以
下、AFCという)と自動利得制御(Automatic Gain C
ontrol:以下AGCという)を行うために使用する基準
信号を発生する基準信号発振器、12は中間周波数の搬
送波信号を発生する局部発振器、13は音声信号の振幅
を圧縮する圧縮器、14は音声信号と基準信号発振器1
1の出力の基準信号とを合成する合成器、15は局部発
振器12の出力の搬送波信号を音声信号で振幅変調する
変調器、16は上側波帯変調信号を出力する狭帯域ろ波
器、17は高周波信号を発生するシンセサイザ、18は
狭帯域ろ波器16の出力の上側波帯変調信号を高周波信
号へ周波数変換して無線通信信号とする混合器、19は
無線通信信号を増幅して出力する送信増幅器、31はA
GCのもとに無線通信信号を低雑音増幅する受信増幅
器、32はAFCのもとに高周波信号を発生するシンセ
サイザ、33は受信増幅器31の出力の無線通信信号を
中間周波信号へ周波数変換して中間周波通信信号とする
混合器、34は上側波帯変調信号を出力する狭帯域ろ波
器、35は上側波帯変調信号である中間周波通信信号を
プロダクト検波によって復調しベースバンドの復調信号
を出力する復調器、36は復調信号を2分岐する分岐
器、37は再生された音声信号を出力する音声帯域ろ波
器、38は音声信号の振幅を伸張する伸張器、39は分
岐器36の出力の復調信号の中から基準信号を抽出する
基準信号ろ波器、40は基準信号ろ波器39の出力の基
準信号の振幅値を検出し、その振幅値が常に所定範囲内
の値となるように受信増幅器31を自動利得制御する自
動利得制御器、41は基準信号ろ波器39の出力の基準
信号と基準信号発振器11の出力の基準信号とを位相比
較し、位相誤差が所定値以下となるようにシンセサイザ
32を自動周波数制御する自動周波数制御器である。
第5図は従来例の送信部に関する信号のスペクトラムを
示す図であり、第5図(a)は合成器14の出力信号の
スペクトラム、第5図(b)は変調器15の出力信号の
スペクトラム、第5図(c)は狭帯域ろ波器16の出力
信号のスペクトラムおよび第5図(d)は混合器18の
出力信号のスペクトラムである。
次に、第4図および第5図を参照にして従来例のACS
SB通信装置の作用を説明する。
送信側においては、本装置に入力された音声信号は送信
部1の圧縮器13に入力され、音声信号の振幅が圧縮さ
れる。圧縮器13の圧縮比は、例えば、2:1(あるい
は4:1)に設定され、受信部3の伸張器38と組み合
わされて圧伸器(Compandor)を構成し、音声信号の聴
感信号対雑音比(以下、S/N比という)を約20dB程
度改善する。圧縮器13の出力の音声信号は合成器14
へ入力され、また、基準信号発振器11の出力の基準信
号は合成器14へ入力され、合成器14で音声信号と基
準信号が合成される。
合成された信号が5KHzの狭帯域幅内の信号で、且つ、
音声信号と基準信号とが互いに混信しないように、第5
図(a)に示すように、音声信号の帯域幅は300Hzか
ら2600Hzに制限され、基準信号の周波数は3100
HZに選定されている。
このような音声信号の帯域幅と基準信号の周波数は、従
来のろ波技術に基づく最良値に選定されている。合成器
14の出力の合成信号は変調器15へ入力され、また、
局部発振器12の出力の搬送波信号(周波数=f)は
変調器15へ入力されて、変調器15にて搬送波信号が
合成信号で振幅変調され、第5図(b)に示されるスペ
クトラムを持つ両側波帯変調信号が変調器15から出力
される。変調器15の出力の両側波帯変調信号は狭帯域
ろ波器16へ入力され、帯域幅が5KHzの帯域通過ろ波
特性により下側波帯変調信号が十分減衰されて、第5図
(c)に示される上側波帯変調信号が狭帯域ろ波器16
から出力される。
狭帯域ろ波器16の出力の上側波帯変調信号は混合器1
8へ入力され、また、シンセサイザ17の出力の高周波
信号(周波数=f)は混合器18へ入力されて、中間
周波信号である上側波帯変調信号が第5図(d)に示さ
れる高周波信号に周波数変換される。混合器18の出力
の無線通信信号は直線性の良い送信増幅器19で増幅さ
れ、送信部1の出力の無線通信信号が空中線部2から送
信される。一方、受信側においては、空中線部2を介し
て受信された無線通信信号は受信部3の受信増幅器31
により低雑音増幅される。受信増幅器31は自動利得制
御器40からのAGC信号によって利得制御される。受
信増幅器31の出力の無線通信信号は混合器33へ入力
され、また、シンセサイザ32の出力の高周波信号は混
合器33へ入力されて、混合器33にて無線通信信号が
中間周波通信信号に周波数変換される。シンセサイザ3
2は自動周波数制御器41からのAFC信号によって周
波数制御され、その結果、送信部1における中間周波数
帯域の信号と同じ中間周波数帯域の中間周波通信信号が
混合器33から出力される。
混合器33の出力の中間周波通信信号は狭帯域ろ波器3
4へ入力され、帯域幅が5KHzの帯域通過ろ波特性によ
り上側波帯変調信号が抽出される。
狭帯域ろ波器34の出力の上側波帯変調信号は復調器3
5へ入力され、また、局部発振器12の出力の搬送波信
号が復調器35へ入力される。
復調器35にて上側波帯変調信号はプロダクト検波によ
って復調され、ベースバンドの復調信号が復調器35か
ら出力される。復調器35の出力の復調信号は分岐器3
6へ入力され2分岐されて出力される。分岐器36の一
方の出力信号は音声帯域ろ波器37へ入力され、音声信
号に合成されている基準信号が十分減衰されて、再生さ
れた振幅圧縮音声信号が出力される。音声帯域ろ波器3
7の出力の振幅圧縮音声信号は伸張器38へ入力され、
振幅圧縮音声信号の振幅が伸張される。
伸張器38の伸張比は、圧縮器13の圧縮比と、逆に適
合する値であり、例えば1:2(あるいは1:4)に設
定されている。送信部1の圧縮器13と受信部3の伸張
器38との組合わせによる圧伸機能によりS/N比が約
20dB改善され、受信部3の出力の音声信号が本装置か
ら出力される。
分岐器36の他方の出力信号は基準信号ろ波器39へ入
力され、復調信号の中から3100Hzの基準信号が抽出
される。基準信号ろ波器39の出力の基準信号は自動利
得制御器40へ入力され、自動利得制御器40にて基準
信号の振幅値が所定値と比較される。基準信号の振幅値
が所定値より大きい場合は受信増幅器31の利得を小さ
くし、基準信号の振幅値が所定値より小さい場合は受信
増幅器31の利得を大きくするように制御して、基準信
号の振幅値が常に所定範囲内の値となるように受信増幅
器31を自動利得制御するAGC信号が自動利得制御器
40から出力される。また、基準信号ろ波器39の出力
の基準信号と基準信号発振器11の出力の基準信号とが
自動周波数制御器41へ入力され、両基準信号の位相比
較が行われる。位相誤差が所定値以下となるようにシン
セサイザ32を自動周波数制御するAFC信号が自動周
波数制御器41から出力される。
以上のように、従来のACSSB通信装置は、音声帯域
を300Hzから2600Hzに制限し、3100Hzの基準
信号を挿入して、単側波帯変調通信方式を用いることに
より、5KHzの無線帯域幅にて通信信号を伝送すること
ができる。更に、送信部で挿入した基準信号により受信
部のAFCおよびAGCを行うことができ、無線回路上
で発生した通信信号の周波数変動および振幅値変動を自
動補正することが可能である。従って、狭帯域通信を要
求され、且つ、衛星搭載機器の周波数変動やドップラー
効果に起因する周波数変動の発生およびマルチバスフェ
ージングによる繁雑な振幅値変動の発生が考えられる移
動衛星通信システムにおいては、上記の従来技術に基づ
くACSSB通信装置が使用されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の従来のACSSB通信装置におい
ては、音声信号の周波数帯域幅の上側帯域外に3100
Hzの基準信号を挿入し、音声信号と基準信号とが互いに
混信しないように音声信号の帯域幅の上側を2600Hz
までに制限している。このために、上側が3000Hz以
上の帯域幅を必要とする低速度データ伝送(例えば、4
800bpsデータ伝送)ができないという問題がある。
また、本ACSSB通信装置と通常電話回線網に使用さ
れている電話交換機とを接続するためには、音声信号の
他に電話交換機接続用信号であるシグナリング・トーン
信号(通常、3825Hzの信号)を伝送する必要があ
る。しかし、従来のACSSB通信装置においては、3
100Hzの基準信号が音声信号の上側帯域外に挿入され
ているため、更に3825Hzのシグナリング・トーン信
号を音声信号の上側帯域外に挿入することはできないと
いう問題がある。従来のろ波技術では、3100Hzの基
準信号と3825Hzのシグナリング・トーン信号の両信
号を混信なく音声信号の上側帯域外に挿入することは困
難である。すなわち、従来のACSSB通信装置は、低
速度データ伝送ができないという欠点とシグナリング・
トーン信号伝送ができないという欠点を持っている。
本発明の目的は、上記従来の技術の問題点を解決するた
め、音声信号の帯域幅を低速度データ伝送に必要な帯域
幅とし、且つ、基準信号を音声信号の帯域幅の下側帯域
外に挿入し、シグナリング・トーン信号を音声信号の帯
域幅の上側帯域外に挿入することにより、低速度データ
伝送が可能で、且つ、シグナリング・トーン信号伝送が
可能なACSSB通信装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、次の手段構成を
有する。すなわち、本発明によるACSSB通信装置
は、送信側で、低速度データ信号を含む音声信号を振幅
圧縮し、この振幅圧縮音声信号で単側波帯振幅変調され
た高周波信号である無線通信信号を空中線を介して受信
側へ送信し、受信側で、送信側からの無線通信信号を空
中線を介して受信し、無線通信信号から振幅圧縮音声信
号を復調し、振幅圧縮音声信号を振幅伸張するACSS
B通信装置であり、送信側では、所定の圧縮特性に基づ
いて低速度データ信号を含む音声信号を振幅圧縮する圧
縮手段と;受信側においてAGCとAFCとに使用する
ための基準信号を発生し、かつまた、前記振幅圧縮され
た音声信号を所定の周波数分だけ周波数の高い方向へ周
波数変換し、音声信号の占有周波数帯域幅を低速度デー
タ信号に必要な所要の周波数帯域幅として、その音声信
号用周波数帯域幅の下側帯域外に前記基準信号が存在す
るように前記周波数変換された音声信号と前記基準信号
とを合成した合成信号を生成する合成手段と;所定の中
間周波数の搬送波信号を前記合成信号で単側波帯振幅変
調した変調信号を生成する変調手段と;電話交換機接続
用信号であるマウス(Mouth)信号を入力とし、マウス
信号からマウス信号の有無に係わって所定の周波数の信
号が有無となった信号であるシグナリング・トーン信号
へ変換処理するマウス信号変換手段と;音声信号の占有
周波数帯域幅を低速度データ信号に必要な所要の周波数
帯域幅として、その音声信号用周波数帯域幅の上側帯域
外に、かつまた、狭帯域伝送に必要とされる周波数帯域
幅の内側に前記シグナリング・トーン信号が存在するよ
うに前記変調信号と前記シグナリング・トーン信号とを
合成した高周波信号である無線通信信号を生成して受信
側へ送信する送信手段と;受信側では、送信側からの無
線通信信号をAGCのもとに受信増幅し、受信増幅した
無線通信信号とAFCのもとに発生した高周波信号とを
混合し、無線通信信号を周波数変換して所定の中間周波
通信信号を生成し、かつまた、シグナリング・トーン信
号を通過し音声信号および基準信号を阻止するろ波処理
によってシグナリング・トーン信号を抽出する受信手段
と;前記抽出されたシグナリング・トーン信号から電話
交換機接続用信号であるイヤ(Ear)信号へ変換処理す
るイヤ信号変換手段と;前記中間周波通信信号から単側
波帯振幅変調信号を抽出して復調を行い復調信号を生成
し、かつまた、基準信号を通過し音声信号およびシグナ
リング・トーン信号を阻止するろ波処理によって基準信
号を抽出する復調手段と;前記抽出された基準信号から
前記受信手段に対してAGCおよびAFCを行うための
AGC信号およびAFC信号を生成する自動利得/周波
数制御手段と;前記復調信号を所定の周波数分だけ周波
数の低い方向へ周波数変換し、ベースバンドの振幅圧縮
音声信号を再生する音声信号再生手段と;前記圧縮手段
の圧縮特性と適合する所定の伸張特性に基づいて前記再
生された振幅圧縮音声信号を振幅伸張する伸張手段と;
を具備することを特徴とするACSSB通信装置であ
る。
(作用) 以下、上記手段構成を有する本発明の振幅圧伸単側波帯
通信装置の作用について説明する。
送信側において、本装置に入力された低速度データ信号
を含む音声信号は圧縮手段に入力され、音声信号の振幅
が所定の圧縮特性に基づいて圧縮される。振幅圧縮され
た音声信号は合成手段に入力され、所定の周波数分だけ
周波数の高い方向へ周波数変換される。次に、周波数変
換された音声信号と基準信号とが合成される。基準信号
は、受信側でAGCおよびAFCに使用される信号であ
り、音声信号の周波数帯域幅の下側帯域外に挿入されて
合成される。音声信号と基準信号が合成された合成信号
は、音声信号の占有周波数帯域幅として低速度データ信
号に必要な所要の周波数帯域幅を有している。合成信号
は変調手段に入力され、所定の中間周波数の搬送波信号
を合成信号で単側波帯振幅変調した変調信号が生成され
る。
変調信号は送信手段へ入力される。一方、本装置へ入力
された電話交換機接続用信号であるマウス信号はマウス
信号変換手段に入力され、マウス信号の有無に係わって
所定の周波数の信号が有無となった信号であるシグナリ
ング・トーン信号へ変換される。シグナリング・トーン
信号は送信手段へ入力される。送信手段において変調信
号とシグナリング・トーン信号が合成された高周波信号
である無線通信信号が生成される。無線通信信号は、音
声信号の占有周波数帯域幅として低速度データ信号に必
要な所要の周波数帯域幅を有し、その音声信号用周波数
帯域幅の上側帯域外に、かつまた、狭帯域伝送に必要と
される周波数帯域幅の内側にシグナリング・トーン信号
が挿入された信号である。無線通信信号は空中線を介し
て受信側へ送信される。受信側において、空中線を介し
て受信された送信側からの無線通信信号は、受信手段に
入力されてAGCのもとに受信増幅される。
次に、受信増幅された無線通信信号とAFCのもとに発
生した高周波信号とが混合されて、無線通信信号が周波
数の低い方向へ周波数変換され所定の中間周波通信信号
が生成される。また、受信手段において、シグナリング
・トーン信号を通過し音声信号および基準信号を阻止す
るろ波処理によってシグナリング・トーン信号が抽出さ
れる。
抽出されたシグナリング・トーン信号はイヤ信号変換手
段に入力され、電話交換機接続用信号であるイヤ信号へ
変換され、イヤ信号が本装置から出力される。中間周波
通信信号は復調手段に入力され、単側波帯振幅変調され
ている中間周波通信信号が復調されて復調信号が生成さ
れる。また、復調手段において、基準信号を通過し音声
信号およびシグナリング・トーン信号を阻止するろ波処
理によって基準信号が抽出される。抽出された基準信号
は自動利得/周波数制御手段に入力され、受信手段に対
してAGCおよびAFCを行うためのAGC信号および
AFC信号が生成される。
復調信号は音声信号再生手段に入力され、所定の周波数
分だけ周波数の低い方向へ周波数変換されてベースバン
ドの振幅圧縮音声信号が再生される。再生された振幅圧
縮音声信号は伸張手段に入力され、圧縮手段の圧縮特性
と適合する所定の伸張特性に基づいて振幅圧縮音声信号
の振幅が伸張される。圧伸機能によって信号対雑音比が
改善された音声信号が本装置から出力される。
(実施例) 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のACSSB通信装置(送信
部1)の構成図である。11′は基準信号発振器、12
は局部発振器、13は圧縮器、14′は合成器、15は
変調器、16は狭帯域ろ波器、17はシンセサイザ、1
8は混合器、19は送信増幅器、20は圧縮器13の出
力の音声信号と基準信号発振器11′の出力の基準信号
とを混合して音声信号の周波数を基準信号の周波数分だ
け周波数の高い方向へ周波数変換する混合器、21は低
速度データ信号に必要な周波数帯域幅を有して周波数変
換された音声信号を通過する特性を持つ狭帯域ろ波器、
22は電話交換機接続用信号であるマウス信号を受け、
マウス信号からシグナリング・トーン信号の生成を制御
する制御信号へ変換するマウス信号変換器、23は制御
信号に基づき、マウス信号の有無に係わって所定の周波
数の信号が有無となった信号であるシグナリング・トー
ン信号を生成するシグナリング・トーン信号生成器、2
4は局部発振器12の出力の搬送波信号とシグナリング
・トーン信号とを混合して、シグナリング・トーン信号
を搬送波信号の周波数分だけ周波数の高い方向へ周波数
変換する混合器、25は狭帯域ろ波器16の出力の上側
波帯振幅変調信号と混合器24の出力のシグナリング・
トーン信号とを合成する合成器である。さらに、26は
基準信号発振器11′、合成器14′、混合器20およ
び狭帯域ろ波器21で構成される合成手段、27は局部
発振器12、変調器15および狭帯域ろ波器16で構成
される変調手段、28はマウス信号変換器22およびシ
グナリング・トーン信号生成器23で構成されるマウス
信号変換手段、29はシンセサイザ17、混合器18、
送信増幅器19、混合器24および合成器25で構成さ
れる送信手段である。
なお、第4図に示されている構成要素の番号と同番号お
よびダッシュ付同番号の構成要素は第4図に示された従
来例のACSSB通信装置の構成要素と同様のものであ
る。また、送信部1の構成要素ではないが、関連機器と
して、空中線部2、受信部3、並びに受信部3の構成要
素である復調器35、自動周波数制御器41および混合
器45も示してある。
第2図は本発明の一実施例のACSSB通信装置(受信
部3)の構成図である。31は受信増幅器、32はシン
セサイザ、33は混合器、34は狭帯域ろ波器、35は
復調器、36は分岐器、37は音声帯域ろ波器、38は
伸張器、39′は基準信号ろ波器、40は自動利得制御
器、41は自動周波数制御器、42は混合器33の出力
信号を2分岐する分岐器、43は分岐器42の一方の出
力信号からシグナリング・トーン信号を抽出するシグナ
リング・トーン信号ろ波器、44はシグナリング・トー
ン信号ろ波器43の出力のシグナリング・トーン信号か
ら電話交換機接続用信号であるイヤ信号へ変換処理する
イヤ信号交換器、45は分岐器36の一方の出力の復調
信号と送信部1の基準信号発振器11′の出力の基準信
号とを混合して復調信号の周波数を基準信号の周波数分
だけ周波数の低い方向へ周波数変換する混合器である。
さらに、46は受信増幅器31、シンセサイザ32、混
合器33、分岐器42およびシグナリング・トーン信号
ろ波器43で構成される受信手段、47は狭帯域ろ波器
34、復調器35、分岐器36および基準信号ろ波器3
9′で構成される復調手段、48は自動利得制御器40
および自動周波数制御器41で構成される自動利得/周
波数制御手段、49は音声帯域ろ波器37および混合器
45で構成される音声信号再生手段である。
なお、第4図に示されている構成要素の番号と同番号お
よびダッシュ付同番号の構成要素は第4図に示された従
来例のACSSB通信装置の構成要素と同様のものであ
る。また、受信部3の構成要素ではないが、関連機器と
して、空中線部2、送信部1、並びに送信部1の構成要
素である基準信号発振器11′および局部発振器12も
示してある。
第3図は本発明実施例の送信部に関する信号のスペクト
ラムを示す図であり、第3図(a)は狭帯域ろ波器21
の出力信号のスペクトラム、第3図(b)は合成器1
4′の出力信号のスペクトラム、第3図(c)は狭帯域
ろ波器16の出力信号のスペクトラム、第3図(d)は
合成器22の出力信号のスペクトラム、および第3図
(e)は混合器18の出力信号のスペクトラムである。
以下、第1図、第2図および第3図を参照して本発明実
施例のACSSB通信装置の作用について説明する。な
お、第4図に示した従来例のACSSB通信装置の構成
部分と同様の構成部分については、その作用の詳細説明
を省略する。
送信側において、本装置に入力された低速度データ信号
を含む音声信号は送信部1の圧縮器13に入力され、音
声信号の振幅が圧縮される。
振幅圧縮された音声信号は混合器20に入力され、ま
た、基準信号発振器11′の出力の基準信号も混合器2
0に入力される。混合器20において音声信号と基準信
号とが混合され、音声信号が基準信号の周波数分だけ周
波数の高い方向へ周波数変換される。混合器20の出力
の音声信号は狭帯域ろ波器21へ入力され、低速度デー
タ信号に必要な周波数帯域幅を通過帯域幅とする帯域ろ
波特性により音声信号がろ波処理される。
例えば、基準信号の周波数を300Hzに選定し、低速度
データ信号に必要な周波数帯域幅を300Hzから300
0Hzとした場合、狭帯域ろ波器21の出力の音声信号
は、第3図(a)に示すように、その帯域幅が300+
300(=600)Hzから300+3000(=330
0)Hzの信号となっている。狭帯域ろ波器21の出力の
音声信号と基準信号発振器11′の出力の基準信号は合
成器14′に入力され、音声信号と基準信号が合成され
る。音声信号が基準信号の周波数分だけ周波数の高い方
向へ周波数変換されているので、基準信号が音声信号の
周波数帯域幅の下側帯域外に挿入された合成信号が生成
される。すなわち、第3図(b)に示されるような音声
信号と基準信号とが合成された合成信号が合成器14′
から出力される。合成信号は変調器15に入力され、局
部発振器12の出力の搬送波信号(周波数=f)を振
幅変調し、両側波帯振幅変調信号が生成される。
両側波帯振幅変調信号は狭帯域ろ波器16に入力され、
第3図(c)に示される上側波帯振幅変調信号が出力さ
れる。一方、本装置に入力された電話交換機接続用信号
であるマウス信号はマウス信号変換器22に入力され、
シグナリング・トーン信号生成器23を制御する制御信
号が生成される。制御信号に基づき、マウス信号の有無
に係わって所定の周波数の信号が有無となった信号であ
るシグナリング・トーン信号がシグナリング・トーン信
号生成器23から出力される。
例えば、所定の周波数を3825Hzに選定した場合、3
825Hzの連続信号を発生して、制御信号によって連続
信号をスイッチングし、マウス信号が有の時はスイッチ
ングをオンとし、マウス信号が無の時はスイッチングを
オフとして連続信号を接/断することにより3825Hz
のシグナリング・トーン信号が生成される。シグナリン
グ・トーン信号と局部発振器12の出力の搬送波信号と
が混合器24で混合されて、シグナリング・トーン信号
は搬送波信号の周波数(=f)分だけ周波数の高い方
向へ周波数変換される。
狭帯域ろ波器16の出力の上側波帯振幅変調信号と混合
器24の出力のシグナリング・トーン信号が合成器25
に入力され、上側波帯振幅変調信号の音声信号周波数帯
域幅の上側帯域外にシグナリング・トーン信号が挿入さ
れて、第3図(d)に示されるような上側波帯振幅変調
信号とシグナリング・トーン信号とが合成された合成信
号が合成器25から出力される。合成信号はシンセサイ
ザ17の出力の高周波信号(周波数=f)と混合器1
8によって混合され、合成信号が高周波信号の周波数
(f)分だけ周波数の高い方向へ周波数変換されて、
第3図(e)に示されるような無線通信信号が生成され
る。無線通信信号は直線性の良い送信増幅器19によっ
て増幅されて空中線部2を介して受信側へ送信される。
受信側において、送信側から送信された無線通信信号
は、空中線部2を介して受信増幅器31に入力される。
受信増幅器31は、自動利得制御器40からのAGC信
号によるAGCのもとに、無線通信信号を低雑音増幅す
る。低雑音増幅された無線通信信号は混合器33に入力
され、シンセサイザ32の出力の高周波信号(周波数=
)と混合されて、中間周波数の中間周波通信信号が
混合器33から出力される。シンセサイザ32は自動周
波数制御器41からのAFC信号によるAFCのもと
に、高周波信号を発生する。中間周波通信信号は分岐器
42に入力され、2分岐されて出力される。分岐器42
の一方の出力の中間周波通信信号はシグナリング・トー
ン信号ろ波器43に入力され、シグナリング・トーン信
号は通過し、音声信号および基準信号は阻止されて、シ
グナリング・トーン信号のみが抽出される。抽出された
シグナリング・トーン信号はイヤ信号変換器44に入力
されて電話交換機接続用信号であるイヤ信号に変換され
る。イヤ信号変換器44の出力のイヤ信号が本装置から
出力される。また、分岐器42の他方の出力の中間周波
通信信号は狭帯域ろ波器34に入力され、上側波帯振幅
変調信号が抽出される。上側波帯振幅変調信号は復調器
35に入力され、また、送信部1の局部発振器12の出
力の搬送波信号も復調器35に入力されて、プロダクト
検波によって復調され復調信号が生成される。
復調信号は分岐器36に入力され、2分岐されて出力さ
れる。分岐器36の一方の出力の復調信号は基準信号ろ
波器39′に入力され、基準信号は通過し、音声信号お
よびシグナリング・トーン信号は阻止されて、基準信号
のみが抽出される。
抽出された基準信号は自動利得制御器40と自動周波数
制御器41に入力される。基準信号に基づき、自動利得
制御器40にてAGC信号が生成され、自動周波数制御
器41にてAFC信号が生成される。AGC信号および
AFC信号の生成作用については、従来例における生成
作用と同様である。分岐器36の他方の出力の復調信号
は混合器45に入力され、また、送信部1の基準信号発
振器11′の出力の基準信号が混合器45に入力され
る。混合器45にて復調信号と基準信号とが混合され、
復調信号は基準信号の周波数分だけ周波数の低い方向へ
周波数変換されてベースバンドの信号が生成される。混
合器45の出力信号は音声帯域ろ波器37に入力され、
低速度データ信号に必要な周波数帯域幅を通過帯域幅と
するろ波特性によって音声信号以外の信号は阻止され
て、ベースバンドの振幅圧縮音声信号のみが抽出され
る。
抽出再生された振幅圧縮音声信号は伸張器38に入力さ
れ、振幅圧縮音声信号の振幅が伸張される。伸張器38
の出力の音声信号が本装置から出力される。
なお、上記の実施例においては、振幅圧縮された音声信
号を所定の周波数分だけ周波数の高い方向へ周波数変換
するために、送信部1の混合器20へ基準信号発振器1
1′の出力の基準信号を入力して、基準信号の周波数分
だけ周波数の高い方向へ周波数変換しているが、必ずし
も基準信号を使って周波数変換することに限定するもの
ではない。音声信号の周波数帯域幅の下側帯域外に基準
信号を挿入し、音声信号と基準信号とを合成して上側波
帯振幅変調できるように、混合器20において音声信号
を所定の周波数分だけ周波数の高い方向へ周波数変換す
ればよく、所定の周波数の信号を発生する発振器を具備
し、基準信号にかわってこの発振器の出力信号を混合器
20に入力して音声信号を所定の周波数分だけ高く周波
数変換する実施例も考えられる。この場合は、受信部3
の混合器45に入力されている送信部1の基準信号発振
器11′の出力の基準信号にかわって、上記発振器の出
力信号が混合器45に入力される。
また、送信部1において、混合器24により、シグナリ
ング・トーン信号生成器23の出力のシグナリング・ト
ーン信号(周波数=3825Hz)を局部発振器12の出
力の搬送波信号の周波数(=f)分だけ高く周波数変
換する実施例を説明したが、シグナリング・トーン信号
生成器23内で発生した3825Hzの連続信号にかわっ
てf+3825Hzの連続信号を発生して、このf
3825Hzの連続信号をスイッチングしてシグナリング
・トーン信号を生成し、合成器25に入力する実施例も
考えられる。この場合は、混合器24が不要となる。
さらにまた、上側波帯変調信号とシグナリング・トーン
信号とを合成した無線通信信号を生成するために、中間
周波数帯において上側波帯変調信号とシグナリング・ト
ーン信号を合成し、次にこの合成信号を周波数変換して
高周波信号である無線通信信号を生成する実施例を説明
したが、中間周波数の上側波帯変調信号を先ず高周波信
号に周波数変換し、シグナリング・トーン信号も高周波
信号に周波数変換して、その後、上側波帯変調信号とシ
グナリング・トーン信号とを合成して無線通信信号を生
成する実施例も考えられる。また、シグナリング・トー
ン信号生成器23内で発生する連続信号をf+f
3825Hzの連続信号とし、この連続信号をスイッチン
グしてシグナリング・トーン信号を生成して、高周波信
号の上側波帯変調信号とこのシグナリング・トーン信号
とを合成して無線通信信号を生成する実施例も考えられ
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のACSSB通信装置にお
いては、音声信号を所要の周波数分だけ周波数の高い方
向へ一度周波数変換することによって、音声信号の周波
数帯域幅の下側帯域外に基準信号を挿入して音声信号と
基準信号とを合成することができる。これによって、音
声信号の周波数帯域幅の上側帯域外にシグナリング・ト
ーン信号を挿入して音声信号および基準信号とシグナリ
ング・トーン信号とを合成することができる。
すなわち、音声信号の占有周波数帯域幅として低速度デ
ータ信号に必要な所要の周波数帯域幅を有し、音声信号
の周波数帯域幅の下側帯域外に基準信号が挿入され、さ
らに、上側帯域外に、かつまた、狭帯域伝送に必要とさ
れる周波数帯域幅の内側にシグナリング・トーン信号が
挿入された無線通信信号による通信が可能となり、低速
度データ伝送およびシグナリング・トーン信号伝送がで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のACSSB通信装置(送信部
1)の構成図、第2図は本発明実施例のACSSB通信
装置(受信部3)の構成図、第3図は本発明実施例の送
信部に関する信号のスペクトラム、第4図は従来のAC
SSB通信装置の構成図、第5図は従来例の送信部に関
する信号のスペクトラムである。 1……送信部、2……空中線部、3……受信部、11,
11′……基準信号発振器、12……局部発振器、13
……圧縮器、 14,14′……合成器、15……変調器、 16……狭帯域ろ波器、17……シンセサイザ、 18……混合器、19……送信増幅器、 20……混合器、21……狭帯域ろ波器、 22……マウス信号変換器、23……シグナリング・ト
ーン信号発生器、24……混合器、 25……合成器、26……合成手段、 27……変調手段、28……マウス信号変換手段、29
……送信手段、31……受信増幅器、 32……シンセサイザ、33……混合器、 34……狭帯域ろ波器、35……復調器、 36……分岐器、37……音声帯域ろ波器、 38……伸張器、39,39′……基準信号ろ波器、4
0……自動利得制御器、41……自動周波数制御器、4
2……分岐器、43……シグナリング・トーン信号ろ波
器、44……イヤ信号変換器、45……混合器、46…
…受信手段、47……復調手段、48……自動利得/周
波数制御手段、49……音声信号再生手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側で、低速度データ信号を含む音声信
    号を振幅圧縮し、この振幅圧縮音声信号で単側波帯振幅
    変調された高周波信号である無線通信信号を空中線を介
    して受信側へ送信し、受信側で、送信側からの無線通信
    信号を空中線を介して受信し、無線通信信号から振幅圧
    縮音声信号を復調し、振幅圧縮音声信号を振幅伸張する
    振幅圧伸単側波帯通信装置において、送信側では、所定
    の圧縮特性に基づいて低速度データ信号を含む音声信号
    を振幅圧縮する圧縮手段と;受信側において自動利得制
    御(AGC)と自動周波数制御(AFC)とに使用する
    ための基準信号を発生し、かつまた、前記振幅圧縮され
    た音声信号を所定の周波数分だけ周波数の高い方向へ周
    波数変換し、音声信号の占有周波数帯域幅を低速度デー
    タ信号に必要な所要の周波数帯域幅として、その音声信
    号用周波数帯域幅の下側帯域外に前記基準信号が存在す
    るように前記周波数変換された音声信号と前記基準信号
    とを合成した合成信号を生成する合成手段と;所定の中
    間周波数の搬送波信号を前記合成信号で単側波帯振幅変
    調した変調信号を生成する変調手段と;電話交換機接続
    用信号であるマウス(Mouth)信号を入力とし、マウス
    信号からマウス信号の有無に係わって所定の周波数の信
    号が有無となった信号であるシグナリング・トーン(Si
    gnalling Tone)信号へ変換処理するマウス信号変換手
    段と;音声信号の占有周波数帯域幅を低速度データ信号
    に必要な所要の周波数帯域幅として、その音声信号用周
    波数帯域幅の上側帯域外に、かつまた、狭帯域伝送に必
    要とされる周波数帯域幅の内側に前記シグナリング・ト
    ーン信号が存在するように前記変調信号と前記シグナリ
    ング・トーン信号とを合成した高周波信号である無線通
    信信号を生成して受信側へ送信する送信手段と;を具備
    し、受信側では、送信側からの無線通信信号をAGCの
    もとに受信増幅し、受信増幅した無線通信信号とAFC
    のもとに発生した高周波信号とを混合し、無線通信信号
    を周波数変換して所定の中間周波通信信号を生成し、か
    つまた、シグナリング・トーン信号を通過し音声信号お
    よび基準信号を阻止するろ波処理によってシグナリング
    ・トーン信号を抽出する受信手段と;前記抽出されたシ
    グナリング・トーン信号から電話交換機接続用信号であ
    るイヤ(Ear)信号へ変換処理するイヤ信号変換手段
    と;前記中間周波通信信号から単側波帯振幅変調信号を
    抽出して復調を行い復調信号を生成し、かつまた、基準
    信号を通過し音声信号およびシグナリング・トーン信号
    を阻止するろ波処理によって基準信号を抽出する復調手
    段と;前記抽出された基準信号から前記受信手段に対し
    てAGCおよびAFCを行うためのAGC信号およびA
    FC信号を生成する自動利得/周波数制御手段と;前記
    復調信号を所定の周波数分だけ周波数の低い方向へ周波
    数変換し、ベースバンドの振幅圧縮音声信号を再生する
    音声信号再生手段と;前記圧縮手段の圧縮特性と適合す
    る所定の伸張特性に基づいて前記再生された振幅圧縮音
    声信号を振幅伸張する伸張手段と;を具備することを特
    徴とする振幅圧伸単側波帯通信装置。
JP62286229A 1987-11-12 1987-11-12 振幅圧伸単側波帯通信装置 Expired - Lifetime JPH0622339B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178639A (ja) * 1982-04-13 1983-10-19 Nec Corp 衛星通信方式
JPS61293028A (ja) * 1985-06-20 1986-12-23 Sony Corp 送受信装置

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