JPH06223171A - 符号化装置及び復号化装置 - Google Patents

符号化装置及び復号化装置

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JPH06223171A
JPH06223171A JP5234958A JP23495893A JPH06223171A JP H06223171 A JPH06223171 A JP H06223171A JP 5234958 A JP5234958 A JP 5234958A JP 23495893 A JP23495893 A JP 23495893A JP H06223171 A JPH06223171 A JP H06223171A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送すべき輪郭データの個数を減少させる。 【構成】 静止画像を一様性のある領域に分割し、これ
ら領域に特定のラベルを付す手段10と、これら領域の内
容及び輪郭を符号化する手段20,30とを具える静止画像
符号化装置において、輪郭を符号化する前記の手段が、
輪郭情報を符号化するサブアセンブリ30を有し、このサ
ブアセンブリが、(a)符号化すべき画像中の輪郭を検
出する手段31〜35と、(b)各領域の輪郭に対し、伝送
するために保持されている種類の輪郭縁部に関する実際
の進行方向を検出し、且つ各輪郭線分の順次の画像点の
各対に対し、このように検出した実際の進行方向と、2
つの順次の画像点間の瞬時的な進行方向とを比較するこ
とにより瞬時的な進行方向が実際の進行方向であるか否
かを検査する手段41,42と、(c)検出された前記の実
際の進行方向に進む輪郭線分を符号化する手段43と、
(d)各領域に対し、全処理を再初期化する手段60,51
とを具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静止画像を一様性のあ
る領域に分割し、これら領域に特定のラベルを付す手段
と、これら領域の内容及び輪郭を符号化する手段とを具
える静止画像符号化装置及びこれと関連する復号化装置
に関するものである。本発明は特に、静止画像を伝送及
び記憶する分野又はそのいずれか一方の分野に用いるこ
とができ、例えば“Minitel"(電話回線で静止画を伝送
するための、小型スクリーン及び簡単なキーボードを有
するフランスの装置)又はこれに類似の装置を含む分野
で極めて簡単な符号化装置/復号化装置を実現するのに
用いうる。
【0002】
【従来の技術】種々の文献、例えばIEEE Transacti
ons on Circuits and Systems, Vol.CAS-34, No.11
(1987年11月号)の第1306〜1336頁の論
文“Recent results in high-compression imaging cod
ing"に、画像内に存在する対象に対応する輪郭を保存し
て各画像を一組の領域に予めセグメント分割することに
基づいた符号化技術が記載されている。一般的に言え
ば、前記のセグメント分割は、比較的一様性のある画像
内の領域、すなわち輝度の変化がわずかであるか零であ
る領域を所定の基準に従って決定し、一方ではこれら領
域の内容を符号化するとともに他方ではこれら領域の輪
郭を符号化することより成る。
【0003】これら領域のテクスチュア又は内容をデー
タ圧縮を伴って符号化する方法が現在満足なものとして
得られている。しかし、この方法は、領域の個数が多く
なればなる程輪郭の個数が多くなり、輪郭が符号化すべ
き信号の大部分を占める為に、符号化するのに極めて費
用がかかるようになるこれらの輪郭に対しては満足なも
のではない。更に、このように符号化される信号には可
成りの冗長性が含まれる。その理由は、領域の輪郭はそ
の隣の領域の輪郭を部分的に規定する為である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、伝送
すべき輪郭データの個数を著しく減少させることによ
り、符号化に要する費用を著しく低減化させる符号化装
置を提供せんとするにある。本発明の他の目的は、上述
した種類の符号化装置により伝送された符号化信号を復
号化するのに適した復号化装置を提供せんとするにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、静止画像を一
様性のある領域に分割し、これら領域に特定のラベルを
付す手段と、これら領域の内容及び輪郭を符号化する手
段とを具える静止画像符号化装置において、輪郭を符号
化する前記の手段が、輪郭情報を符号化するサブアセン
ブリを有し、このサブアセンブリが、(a)符号化すべ
き画像中の輪郭を検出する手段と、(b)順次に考慮す
る各領域の輪郭に対し、符号化後に伝送するために保持
されている種類の輪郭縁部に関する実際の進行方向を検
出し、且つ前記の領域の各輪郭線分の順次の画像点の各
対に対し、実際の進行方向と、各対の2つの順次の画像
点間の瞬時的な進行方向とを比較することにより瞬時的
な進行方向が実際の進行方向であるか否かを検査する手
段と、(c)検出された前記の実際の進行方向に進む輪
郭線分のみを選択及び符号化する手段と、(d)分割に
より得られた領域の各々に対し、前記の項目(a),
(b),(c)で特定した手段を用いる方法の有効な実
行を制御する手段とを具えていることを特徴とする。
【0006】本発明の構成によれば、輪郭データを情報
の冗長性なく伝送せしめることができる。実際には、所
定の側に面する各領域の輪郭の縁部のみ、例えば左側縁
部のみを伝送することにより、2つの隣接する領域の処
理中に同じ輪郭線分を二度伝送しないですむ。
【0007】本発明はさらに、静止画像を一様性のある
領域に分割し、これら領域に特定のラベルを付す手段
と、これら領域の内容及び輪郭を符号化する手段とを具
える符号化装置により符号化された静止画像に相当する
信号を復号化する復号化装置であって、前記の信号を復
号化する手段と、もとの静止画像に相当する復号化され
た画像を再生する手段とを有する当該復号化装置におい
て、この復号化装置が前記の領域の輪郭に関連する符号
化情報を復号化するサブアセンブリを有し、このサブア
センブリが(a)伝送された各輪郭線分の最初の画像点
と、この輪郭線分の他の画像点とを復号化する手段と、
(b)伝送された各輪郭線分の前記の最初の画像点及び
他の画像点を画像メモリに書込み、各輪郭線分を対応す
る領域のラベルにより識別し、前記の画像メモリを走査
して遭遇する各輪郭線分に相当する現在のラベルをこの
画像メモリに入れる手段と、(c)前記の項目(a),
(b)に特定した手段を用いる方法の有効な実行を制御
するシーケンス手段とを具えることを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1に示す本発明による符号化装置はまず第
1に、系列画像の各画像を一様性のある領域に分割する
セグメント分割(セグメンテーション)サブアセンブリ
10を有する。この場合、例えば前記の論文に記載され
たいわゆる“分割併合法”に応じて実現されるセグメン
ト分割によりサブアセンブリ10の2つの出力端S 1
びS2 に領域の内容を表すデータと、この場合特定の領
域との画像点(すなわち画素)の関連を規定するラベル
の形態とした輪郭データとを生ぜしめる。領域の内容に
関連するデータを生じる第1出力端S1 は各領域のテク
スチュア情報を符号化するサブアセンブリ20に接続さ
れ、輪郭データを生じる第2出力端はこのデータを符号
化するサブアセンブリ30に接続されている。
【0009】サブアセンブリ20はテクスチュアデータ
を記憶するためのメモリ21とこのデータを符号化する
ための符号化回路22との直列接続回路を有している。
符号化又はその検証の実行は後に説明するようにサブア
センブリ30により制御される。前記のテクスチュアデ
ータを構成する空間輝度変化が低次数の多項式関数で表
される場合で、例えば、各領域に対し、この領域におけ
るグレーレベル(濃度値)の変化をできるだけ良好に規
定するZ=a+bx+cyの種類の多項式(ここにa,
b,cはこの領域に割当てられた特定の多項式係数の組
を構成する)が関連している場合、符号化は例えば、こ
の式Zを表す平面中の振幅の3つの非共線点Z1
2 ,Z3 を選択し、これらの値Z1 ,Z2 ,Z3 を8
ビットで符号化することにより行なわれる。
【0010】サブアセンブリ30自体はまず第1に、考
慮している画像全体に対するラベルを記憶するメモリ3
1を有している。このメモリ31に記憶されるラベル画
像の一例を図2に示す。この例は3つのみの領域を有す
るだけである為に特に簡単な例であるが、これにより適
正な説明を行なうことができる。この場合の画像は20
×8個の画素を有する画像に相当する。各領域はそのラ
ベル、この場合1,2又は3により示されており、すべ
ての画素は例外なくこれらのラベルの1つに割当てられ
ており、領域間の実際の境界は異なる値のラベル間に延
在する。このメモリ31に回路32〜35の直列接続回
路が続き、これら回路はセグメント分割により得られた
各領域を順次に処理する。再初期化は、セグメント分割
された画像のすべての領域が最終的に処理されるまで1
領域から次の領域への処理の進行を可能にする。各領域
を処理するこれら回路は順次に、(任意の、例えば行方
向又は列方向の走査により)ラベルの変化を検出するこ
とにより領域の輪郭を検出する回路32と、(例えばこ
の輪郭上に位置する画素と大部分はほかに、すなわち輪
郭の側方に位置する画素とを別の輝度レベルに設定する
ことにより)検出領域の輪郭を記憶する画像メモリ33
と、この輪郭を再生するためにこの輪郭をトラッキング
(追跡)する回路34と、このトラッキング中この輪郭
に関連する画素の座標列を記憶するメモリ35とを以っ
て構成されている。
【0011】サブアセンブリ30は、ある所定の種類の
輪郭縁部(例えば左側縁部;これは右側縁部とすること
もできる)に対する各領域輪郭に関する進行方向を検出
する検出器41をも有する。この回路の効果は以下の通
りである。符号化に続くべき画像伝送中に各領域の全輪
郭が伝送される場合には、各輪郭が2度、すなわち1度
は所定の領域の輪郭として、他の1度はこの所定の領域
に隣接する領域の輪郭として伝送されることが分かる。
この状態を図3に示してある。この図3は4つの領域
1,2,3,4を有する画像の簡単化した例を示してお
り、この画像では線分Aが領域1の右側縁部であるが領
域2の左側縁部でもあり、線分Bが領域3の右側縁部で
あるが領域4の左側縁部でもあり、以下同様である。こ
の場合、左側縁部及び右側縁部は通常のように走査した
画像(セグメント分割後に記憶した初期画像又はラベル
画像)、すなわち左側から右側に且つ上側から下側に向
けて横ライン状に走査した画像に対し規定したものであ
るが、このテレビジョン型の走査以外の走査、例えば上
側から下方に且つ右側から左側に向けて縦ライン状に走
査する画像も採用しうる。
【0012】このような伝送の冗長性(輪郭の二重伝
送)を回避するためには、各輪郭を一度だけ伝送するこ
とを決定する。この目的のためには、所定の領域の輪郭
に対してはある所定の種類の輪郭線分のみを、例えば左
側縁部を構成する線分のみを伝送すれば充分である。し
かし実際には、領域の右側縁部を構成する線分、従って
この領域に関する情報として伝送すべきでない線分は当
該領域に隣接する領域(実際にはその右側に位置する領
域)に対する左側縁部を構成し、従ってこの隣接領域に
関連する情報として伝送される。
【0013】このように伝送すべき輪郭線分の種類を選
択した場合には(この場合以後常に左側縁部を構成する
線分を選択する)、画像中でどの領域を考慮しているか
にかかわらず、当該領域の輪郭に関する実効的な進行方
向(時計の針の回転方向であるかその逆であるこの実効
的な方向は、この輪郭に順次に関連する画素の座標対が
メモリ35中に入る順序に相当する方向である)を考慮
して、伝送のために予め保持されている縁部(この場
合、左側縁部)に関する実際の進行方向(上側から下側
へ又は下側から上側への進行方向)を決定する必要があ
る。実際の進行方向は検出器41により決定され、この
目的のためにこの検出器はラベル画像メモリ31の出力
信号と、関連の輪郭の画素の座標列を記憶するメモリ3
5の出力信号とを受ける。検出器41は、輪郭の2つの
順次の画像点に対し関連の領域のラベルが右側に位置す
るか左側に位置するかを確かめることにより実際の進行
方向を決定する。すなわち輪郭に関する実効的な進行方
向が時計の針の回転方向である場合にこれらラベルが右
側に位置すると、左側縁部に関する実際の進行方向は下
側から上側に向かう方向であるが、輪郭に関する実効的
な進行方向が時計の針の回転方向とは反対の方向である
場合にこれらラベルが左側に位置すると、左側縁部に関
する実際の進行方向は上側から下側に向かう方向であ
る。図4は、図3の4つの領域の左側縁部のみが存在し
ている画像を示しており、この図4で矢印は、本例の場
合(メモリ35に画素の座標により記憶された)これら
画素の順序が(上述した前提条件の2番目のものに対応
する)時計の針の回転方向とは逆の実効的な進行方向に
相当し、従って左側縁部を構成する各輪郭線分がこのよ
うな実効的な進行方向に対して実際に上側から下側に描
かれているということを表している。これをその瞬時的
な進行方向(順次の2つの画像点を結ぶ小さなラインの
進行方向)と称することができる。
【0014】この瞬時的な進行方向が一旦決定される
と、検出器41の出力端に接続されメモリ35の出力信
号をも受ける検査回路42が動作し始め、輪郭をトラッ
キングしてメモリ35に記憶順序により規定された方向
で順次に入れられた各画素対に対し、瞬時的な進行方向
が検出器41により決定された実際の進行方向であるか
どうかを確かめる。
【0015】その応答が肯定(検査回路42の出力が
“1”、すなわち瞬時的な進行方向が検出器41により
決定された進行方向)である場合には、検査回路42が
この場合符号化段43より成る選択兼符号化手段の動作
を制御する。この符号化段43自体は以下の2つの異な
る状態を識別する。‐関連の画素対の第1画素が輪郭線
分の最初の点であり、これに対し検査回路の応答が肯定
となる、すなわち、この第1画素は前記の応答が再び否
定となるまで連続的に符号化される線分の最初の点であ
り、この場合検査回路42の出力信号“1”を受ける符
号化回路44によりこの第1画素のみの符号化が達成さ
れる。‐関連の画素対の第1画素が前記の線分の最初の
点ではなく、この連続的に符号化された線分の一部を単
に構成している、すなわち、この場合この点(及びこれ
に続く線分のあらゆる点)の符号化が検査回路42の出
力信号“1”を受ける符号化回路45により行なわれ
る。
【0016】上述した例では、線分の最初の点を符号化
する符号化回路44は、復号時に読み取るべき符号化線
分のヘッダ(見出し)の伝送後にこの点の絶対座標を生
じ、一方、後続の点を符号化する符号化回路45は前記
の絶対座標に対して規定した相対情報を生じる。しか
し、この解決策は可能な唯一の解決策ではなく、本発明
はこれに限定されるものではない。
【0017】検査回路42の応答が否定であるか否定と
なる(この回路の出力が“0”となる、すなわち、瞬時
的な進行方向が検出器41により決定された実際の進行
方向でない)場合、検査回路42は符号化回路45を不
作動に制御し(従って符号化回路45が検査回路42か
ら出力“0”を受け)、検査回路の応答が再び肯定とな
るまでいかなる符号化をも禁止するようにする。
【0018】サブアセンブリ30は(領域の輪郭の最終
点を考慮した場合)メモリ35により制御されるシーケ
ンス回路60をも有する。このシーケンス回路60の出
力は、テクスチュアに関する情報を符号化するサブアセ
ンブリ20の符号化回路22による符号化が符号化段4
3により行なわれる符号化と同期して適正に行なわれて
いるかの有効検証を行ない(図1の対応する接続ライン
を参照)、次に新たな領域に対する上述した全処理の再
初期化を制御し、画像のすべての領域が処理されるまで
これを繰り返す。サブアセンブリ30は順次に処理され
る新たな各領域に別々の番号を割当てる領域カウンタ5
1を有し、復号器が復号すべき二進信号の流れからのそ
れぞれのデータを画像領域の各輪郭に再関連させるよう
にする。マルチプレクサ70は回路22,44,45及
び51の出力信号を受け、デジタル信号の列を伝送チャ
ネルに出力する。
【0019】本発明による符号化装置の動作を要約する
と以下の通りである。輪郭チェーン(すなわち各輪郭の
画素の座標の列)が1領域に対し一旦決定されると(こ
の場合、各領域が順次に現在の領域となる)、この輪郭
チェーンに関して伝送のために記憶されている種類の輪
郭縁部、本例の場合例えば左側縁部上に位置する少なく
とも一対の画素を考慮する。この画素に対し、輪郭の方
向、すなわち左側縁部に関する例では下側から上側への
方向であるか上側から下側への方向であるかを注目す
る。この場合、上述した例では左側縁部である同様なす
べての縁部は必ず同じ方向にたどる必要がある。次に、
輪郭チェーンの順次走査を画素順次に開始し、伝送のた
めに保持された種類の縁部の進行方向と一致する進行方
向の画素に対してのみ符号化及び伝送が行なわれる。
【0020】静止画像が上述したようにして符号化され
ている場合には、上述した符号化装置により伝送された
符号化信号を復号化する復号化装置を本発明の範囲内で
上述したのと逆に構成することができる。復号化装置の
一実施例(図5参照)は、まず第1に、符号化装置によ
り生ぜしめられ伝送された種々の信号を受けるデマルチ
プレクサ110を有し、このデマルチプレクサは以下に
説明するようにこれら信号を復号化装置の適切な回路に
案内する作用をする。
【0021】各領域のテクスチュア情報を復号化するサ
ブアセンブリ120はサブアセンブリ20から生じる信
号、すなわちこの場合符号化された多項式の係数をデマ
ルチプレクサ110から受ける。サブアセンブリ120
は、このテクスチュア情報を記憶するメモリ121と、
多項式合成回路122と、画像メモリ123との直列接
続回路を有する。
【0022】(前述したようにして得られた符号化され
た画像分割ラインすなわちセグメント分割ラインを構成
する)輪郭を復号化するサブアセンブリ130はデマル
チプレクサ110の他の出力信号を受ける。このサブア
センブリ130では、符号化回路44により生ぜしめさ
れた符号化線分のヘッダ及び伝送すべき輪郭線分の第1
点の絶対座標が回路144により受信され、この回路1
44は伝送された各輪郭線分の第1点を復号化し、一
方、符号化回路45により生ぜしめられた前記の線分の
後続点の座標に対応する符号化信号は、伝送された輪郭
線分のこれら後続点を復号化する回路145により受信
される。領域カウンタ51により生ぜしめられ、処理さ
れた領域の番号に対応する符号化信号は領域カウンタ1
51に供給される。サブアセンブリ130は更に、画像
メモリ154と、このメモリを走査して記憶制御する回
路155と、最初のセグメント分割により得られる領域
の各々に対する復号化処理の有効な実行を制御するシー
ケンス回路160とを有している。
【0023】この復号化装置の動作は以下の通りであ
る。領域カウンタ151により与えられる現在の領域の
番号は、復号化された信号の流れにより規定された位置
で画像メモリ154内に書き込まれる。より正確に言え
ば、輪郭線分の最初の点を復号化する回路144が、輪
郭線分のこの最初の点を書き込むための書込み位置の初
期化、すなわち更新をこのメモリ154において行ない
うるようにする。次に、復号化回路144により制御さ
れた線分の他の点を復号化する回路145により、これ
ら他の点を前記のメモリ154中に書き込むのを制御す
る。従って、伝送のために保持されたすべての縁部、こ
の場合例えば左側縁部が一旦たどられると、他の左側縁
部に遭遇しなくなるまで現在のラベルを書き込むことに
より、或いは他の左側縁部を横切る場合には関連の新た
なラベルを書き込むことにより画像を(上述した例の場
合、左側から右側に且つ上側から下側に)横ライン状に
走査する。この処理は、走査中左側縁部を横切るたびに
同様に繰り返され、この処理は、セグメント分割された
もとの画像に対応するラベル画像全体が再生されるまで
行なわれる。
【0024】次に、画像メモリ154の出力が多項式合
成回路122の第2入力端に供給され、各領域に対し、
この合成が行なわれる区域を規定し、もとの静止画像に
対応する復号化画像の再生を画像メモリ123により行
ないうるようにする。
【0025】本発明は上述した実施例に限定されず、幾
多の変更を加えうること勿論である。特に、上述した技
術的な解決策はいかなる種類の輪郭にも適用しうること
に注意すべきである。
【0026】例えば1992年9月9日に出願したフラ
ンス国特許出願第9210757号には、輪郭の原画素
チェーンを順次の輪郭線分の多角形チェーンに変換する
符号化装置が開示されている。より正確に言えば、この
符号化装置は符号化すべきセグメント分割された画像を
検査し、画像走査中のラベルの検査により種々の領域の
輪郭を検出し、次にトリプレットと称する点、すなわち
少なくとも3つの領域間で接触している点や、場合に応
じ追加の制御点を各領域の輪郭上で選択する。この符号
化装置は次にこれらの順次の点のうちの2つの点間に存
在する任意の形状の輪郭線分をその近似の直線線分に変
換する。このようにして形成された線分の連続が多角形
輪郭を構成し、この場合にも本発明を良好に適用しう
る。その理由は、線分が直線である為、復号化により画
像を再生する場合両端を符号化(及び伝送)すれば充分
である為である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による符号化装置の一実施例を示すブロ
ック線図である。
【図2】20×8個の画素を有する原画像をセグメント
分割して符号化装置に記憶されるラベル画像の一例を示
す説明図である。
【図3】4つの領域を有する画像の簡単化した例を、あ
る領域に対する左側縁部を構成するもその隣接の領域に
対する右側縁部をも構成する所定の縁部と一緒に示す線
図である。
【図4】伝送のために選択した種類の輪郭縁部、この場
合左側縁部のみを示す図3に対応する画像線図である。
【図5】本発明による復号化装置の一実施例を示すブロ
ック線図である。
【符号の説明】
10,20,30 サブアセンブリ 21 メモリ 22 符号化回路 31 ラベル画像メモリ 32 輪郭検出回路 33 画像メモリ 34 トラッキング回路 35 メモリ 41 検出器 42 検査回路 43 符号化段 44,45 符号化回路 51 領域カウンタ 60 シーケンス回路 70 マルチプレクサ 110 デマルチプレクサ 120,130 サブアセンブリ 121 メモリ 122 多項式合成回路 123 画像メモリ 144,145 復号化回路 151 領域カウンタ 154 画像メモリ 155 走査兼記憶制御回路 160 シーケンス回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画像を一様性のある領域に分割し、
    これら領域に特定のラベルを付す手段と、これら領域の
    内容及び輪郭を符号化する手段とを具える静止画像符号
    化装置において、 輪郭を符号化する前記の手段が、輪郭情報を符号化する
    サブアセンブリを有し、このサブアセンブリが、(a)
    符号化すべき画像中の輪郭を検出する手段と、(b)順
    次に考慮する各領域の輪郭に対し、符号化後に伝送する
    ために保持されている種類の輪郭縁部に関する実際の進
    行方向を検出し、且つ前記の領域の各輪郭線分の順次の
    画像点の各対に対し、実際の進行方向と、各対の2つの
    順次の画像点間の瞬時的な進行方向とを比較することに
    より瞬時的な進行方向が実際の進行方向であるか否かを
    検査する手段と、(c)検出された前記の実際の進行方
    向に進む輪郭線分のみを選択及び符号化する手段と、
    (d)分割により得られた領域の各々に対し、前記の項
    目(a),(b),(c)で特定した手段を用いる方法
    の有効な実行を制御する手段とを具えていることを特徴
    とする静止画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の静止画像符号化装置に
    おいて、前記の選択及び符号化する手段が、前記の輪郭
    線分の最初の画像点を符号化する回路とこの輪郭線分の
    他の画像点を符号化する回路との並列接続回路を具えて
    いることを特徴とする静止画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 静止画像を一様性のある領域に分割し、
    これら領域に特定のラベルを付す手段と、これら領域の
    内容及び輪郭を符号化する手段とを具える符号化装置に
    より符号化された静止画像に相当する信号を復号化する
    復号化装置であって、前記の信号を復号化する手段と、
    もとの静止画像に相当する復号化された画像を再生する
    手段とを有する当該復号化装置において、 この復号化装置が前記の領域の輪郭に関連する符号化情
    報を復号化するサブアセンブリを有し、このサブアセン
    ブリが(a)伝送された各輪郭線分の最初の画像点と、
    この輪郭線分の他の画像点とを復号化する手段と、
    (b)伝送された各輪郭線分の前記の最初の画像点及び
    他の画像点を画像メモリに書込み、各輪郭線分を対応す
    る領域のラベルにより識別し、前記の画像メモリを走査
    して遭遇する各輪郭線分に相当する現在のラベルをこの
    画像メモリに入れる手段と、(c)前記の項目(a),
    (b)に特定した手段を用いる方法の有効な実行を制御
    するシーケンス手段とを具えることを特徴とする復号化
    装置。
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