JPH06222959A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH06222959A JPH06222959A JP5011628A JP1162893A JPH06222959A JP H06222959 A JPH06222959 A JP H06222959A JP 5011628 A JP5011628 A JP 5011628A JP 1162893 A JP1162893 A JP 1162893A JP H06222959 A JPH06222959 A JP H06222959A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】煩雑な作業を一切要することなく装置の積算使
用時間を正確に検知して常に安定に且つ経済的に使用で
きる情報処理装置を提供する。 【構成】装置の電源投入時のみタイマ割込発生手段を駆
動させて一定時間の経過毎に割込みを発生させ、この割
込みの発生毎に記憶手段のカウンタエリアのカウンタ値
を一定値づつアップカウントするよう更新する。このカ
ウンタエリアに正確に記録される装置の積算使用時間を
装置の使用終了時毎に表示または印字出力する。装置の
使用終了時毎に、記憶手段のデバイス情報エリアに管理
すべき部品のデバイス名に関連付けて記憶した寿命まで
の使用時間から前記積算使用時間を減算して寿命までの
残り時間を算出し、この残り時間を表示または印字す
る。
用時間を正確に検知して常に安定に且つ経済的に使用で
きる情報処理装置を提供する。 【構成】装置の電源投入時のみタイマ割込発生手段を駆
動させて一定時間の経過毎に割込みを発生させ、この割
込みの発生毎に記憶手段のカウンタエリアのカウンタ値
を一定値づつアップカウントするよう更新する。このカ
ウンタエリアに正確に記録される装置の積算使用時間を
装置の使用終了時毎に表示または印字出力する。装置の
使用終了時毎に、記憶手段のデバイス情報エリアに管理
すべき部品のデバイス名に関連付けて記憶した寿命まで
の使用時間から前記積算使用時間を減算して寿命までの
残り時間を算出し、この残り時間を表示または印字す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定の使用時間の経過
時に取り替える必要のある消耗部品や一定の使用時間毎
にメンテナンスを必要とする定期点検部品を有する、例
えばPOS(Point Of Sales)システム
やECR(Elctronic Cash Regis
ter)等の情報処理装置に関するものである。
時に取り替える必要のある消耗部品や一定の使用時間毎
にメンテナンスを必要とする定期点検部品を有する、例
えばPOS(Point Of Sales)システム
やECR(Elctronic Cash Regis
ter)等の情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の情報処理装置に具備している液
晶表示装置やそのバックライト或いはハードディスクド
ライブ等は、何れも装置の使用時に常時通電されてそれ
ぞれ表示状態、点灯状態およびモータがオン状態になっ
ているため、装置の使用積算時間が各々の定格時間にな
った時に寿命となる。例えば、液晶表示装置のバックラ
イトは、一定の使用時間が経過すると輝度が低下し、そ
れ以後、或る使用時間が経過すると全く点灯しなくな
る。
晶表示装置やそのバックライト或いはハードディスクド
ライブ等は、何れも装置の使用時に常時通電されてそれ
ぞれ表示状態、点灯状態およびモータがオン状態になっ
ているため、装置の使用積算時間が各々の定格時間にな
った時に寿命となる。例えば、液晶表示装置のバックラ
イトは、一定の使用時間が経過すると輝度が低下し、そ
れ以後、或る使用時間が経過すると全く点灯しなくな
る。
【0003】斯かるバックライト等の部品が装置の使用
中において不意に不良になると、装置自体の故障や使用
状態の中断による不都合の発生を招来することがある。
そのため、前述の各消耗部品または定期点検部品は、装
置の一定の使用時間毎に定期的に保守点検したり、寿命
前に交換する必要がある。そこで、従来では、装置の使
用開始日を紙に書き込んで装置の外部に貼り付け、装置
の1日における平均使用時間と使用日数に基づき装置の
積算使用時間を計算して消耗部品の保守点検時期や部品
交換時期を判断している。
中において不意に不良になると、装置自体の故障や使用
状態の中断による不都合の発生を招来することがある。
そのため、前述の各消耗部品または定期点検部品は、装
置の一定の使用時間毎に定期的に保守点検したり、寿命
前に交換する必要がある。そこで、従来では、装置の使
用開始日を紙に書き込んで装置の外部に貼り付け、装置
の1日における平均使用時間と使用日数に基づき装置の
積算使用時間を計算して消耗部品の保守点検時期や部品
交換時期を判断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前述のよう
な装置の積算使用時間の算出方法では、大雑把な概算時
間しか算出することができない。従って、保守点検時期
や交換時期の判断も極めて不正確となり、トラブルが発
生してから使用を中断してメンテナンスを行なう等の不
都合が生じている。一方、前述のような不都合の発生を
未然に防止することに留意し過ぎると、未だ十分に寿命
が残っている部品を交換してしまうことになり、累積す
ると大きな経済的損失となる。しかも、積算使用時間の
煩わしい計算を頻繁に行なわなければならない欠点があ
る。
な装置の積算使用時間の算出方法では、大雑把な概算時
間しか算出することができない。従って、保守点検時期
や交換時期の判断も極めて不正確となり、トラブルが発
生してから使用を中断してメンテナンスを行なう等の不
都合が生じている。一方、前述のような不都合の発生を
未然に防止することに留意し過ぎると、未だ十分に寿命
が残っている部品を交換してしまうことになり、累積す
ると大きな経済的損失となる。しかも、積算使用時間の
煩わしい計算を頻繁に行なわなければならない欠点があ
る。
【0005】そこで本発明は、煩雑な作業を一切要する
ことなく装置の積算使用時間を正確に検知して常に安定
に且つ経済的に使用できる情報処理装置を提供すること
を技術的課題とするものである。
ことなく装置の積算使用時間を正確に検知して常に安定
に且つ経済的に使用できる情報処理装置を提供すること
を技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を達成するための技術的手段として、情報処理装置を次
のように構成した。即ち、装置の使用時に常時通電され
て装置の所定の使用時間の経過時に交換や点検する必要
のある消耗部品や定期点検部品を具備する情報処理装置
において、電源投入時のみ駆動して一定時間間隔で割込
みを発生させるタイマ割込発生手段と、装置の積算使用
時間を記憶するカウンタエリアと管理すべき前記各部品
のデータおよびそれらの寿命までの使用時間を設定記憶
するデバイス情報エリアとを備えた記憶手段と、前記タ
イマ割込発生手段から割込みが発生する毎に前記カウン
タエリアに記憶の積算使用時間値に一定値を加算して順
次更新する時間積算手段と、装置の使用終了時毎に前記
デバイス情報エリアの各寿命使用時間から前記カウンタ
エリアの積算使用時間を減算して各部品の寿命までの残
り時間を算出する演算手段と、この演算手段の演算結果
および前記カウンタエリアの積算使用時間値を表示また
は印字する出力手段とを備えたことを特徴として構成さ
れている。
を達成するための技術的手段として、情報処理装置を次
のように構成した。即ち、装置の使用時に常時通電され
て装置の所定の使用時間の経過時に交換や点検する必要
のある消耗部品や定期点検部品を具備する情報処理装置
において、電源投入時のみ駆動して一定時間間隔で割込
みを発生させるタイマ割込発生手段と、装置の積算使用
時間を記憶するカウンタエリアと管理すべき前記各部品
のデータおよびそれらの寿命までの使用時間を設定記憶
するデバイス情報エリアとを備えた記憶手段と、前記タ
イマ割込発生手段から割込みが発生する毎に前記カウン
タエリアに記憶の積算使用時間値に一定値を加算して順
次更新する時間積算手段と、装置の使用終了時毎に前記
デバイス情報エリアの各寿命使用時間から前記カウンタ
エリアの積算使用時間を減算して各部品の寿命までの残
り時間を算出する演算手段と、この演算手段の演算結果
および前記カウンタエリアの積算使用時間値を表示また
は印字する出力手段とを備えたことを特徴として構成さ
れている。
【0007】
【作用】装置の導入設置時に、寿命を管理すべき液晶表
示装置の液晶表示部やバックライト或いはハードディス
クドライブ等の部品名等のデータとそれらの寿命までの
使用時間を使用者が記憶手段のデバイス情報エリアに設
定記憶する。そして、装置の使用に際しての電源投入状
態時においてタイマ割込発生手段が駆動して例えば1分
経過毎に割込みを発生させると、この割込みの発生毎に
記憶手段のカウンタエリアに記憶の使用時間値に例えば
「1」が加算されて更新されていく。従って、カウンタ
エリアには、装置の電源投入による使用状態の積算使用
時間が分単位で正確に記憶されていき、この積算使用時
間が装置の使用終了時毎に表示または印字されるので、
管理すべき部品の定期的な点検や清掃を的確に行なって
常に安定した状態で使用できる。
示装置の液晶表示部やバックライト或いはハードディス
クドライブ等の部品名等のデータとそれらの寿命までの
使用時間を使用者が記憶手段のデバイス情報エリアに設
定記憶する。そして、装置の使用に際しての電源投入状
態時においてタイマ割込発生手段が駆動して例えば1分
経過毎に割込みを発生させると、この割込みの発生毎に
記憶手段のカウンタエリアに記憶の使用時間値に例えば
「1」が加算されて更新されていく。従って、カウンタ
エリアには、装置の電源投入による使用状態の積算使用
時間が分単位で正確に記憶されていき、この積算使用時
間が装置の使用終了時毎に表示または印字されるので、
管理すべき部品の定期的な点検や清掃を的確に行なって
常に安定した状態で使用できる。
【0008】また、使用終了時毎に、デバイス情報エリ
アに記憶の各部品の寿命使用時間からカウンタエリアに
記憶のその時点までの積算使用時間をそれぞれ減算して
各部品の寿命までの残り時間を算出し、その算出時間が
表示または印字されるので、各部品を寿命寸前の適切な
時期に交換するよう管理することができる。
アに記憶の各部品の寿命使用時間からカウンタエリアに
記憶のその時点までの積算使用時間をそれぞれ減算して
各部品の寿命までの残り時間を算出し、その算出時間が
表示または印字されるので、各部品を寿命寸前の適切な
時期に交換するよう管理することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について図面
を参照しながら詳述する。図1は本発明の一実施例のブ
ロック構成を示し、装置全体を制御する中央処理装置
(1)と、電源投入処理およびタイマ割込処理のプログ
ラムが格納されたROM(7)と、業務プログラムを記
憶する外部記憶装置としてのハードディスクドライブ
(5)およびフロッピーディスクドライブ(6)と、こ
のハードディスクドライブ(5)またはフロッピーディ
スクドライブ(6)の業務プログラムがこれの実行に際
しロードされ、その業務プログラムのワークエリアとし
ても使用されるRAM(8)と、データ入力用のキーボ
ード(2)と、データを印字出力するR/Jプリンタ
(3)と、液晶表示部(4a)及びこれのバックライト
(4b)からなるデータ表示用液晶表示装置(4)と、
装置の使用時間の積算用のスタティックRAM(9)
と、このスタティックRAM(9)のバックアップ用の
バッテリー(10)と、タイマ割込発生回路(11)と
を具備している。
を参照しながら詳述する。図1は本発明の一実施例のブ
ロック構成を示し、装置全体を制御する中央処理装置
(1)と、電源投入処理およびタイマ割込処理のプログ
ラムが格納されたROM(7)と、業務プログラムを記
憶する外部記憶装置としてのハードディスクドライブ
(5)およびフロッピーディスクドライブ(6)と、こ
のハードディスクドライブ(5)またはフロッピーディ
スクドライブ(6)の業務プログラムがこれの実行に際
しロードされ、その業務プログラムのワークエリアとし
ても使用されるRAM(8)と、データ入力用のキーボ
ード(2)と、データを印字出力するR/Jプリンタ
(3)と、液晶表示部(4a)及びこれのバックライト
(4b)からなるデータ表示用液晶表示装置(4)と、
装置の使用時間の積算用のスタティックRAM(9)
と、このスタティックRAM(9)のバックアップ用の
バッテリー(10)と、タイマ割込発生回路(11)と
を具備している。
【0010】このブロック構成のうちスタティックRA
M(9)とタイマ割込発生回路(11)とが本発明によ
り新たに付加されたハードウエア構成であり、タイマ割
込発生回路(11)が装置の電源投入時のみ常時通電さ
れて時間を計時するとともに、1分経過毎に中央処理装
置(1)にタイマ割込みを発生させ、それにより、スタ
ティックRAM(9)の後述のカウンタエリアに記憶の
積算使用時間であるカウンタ値が、割込み発生毎に
「1」を加算して更新されていく。
M(9)とタイマ割込発生回路(11)とが本発明によ
り新たに付加されたハードウエア構成であり、タイマ割
込発生回路(11)が装置の電源投入時のみ常時通電さ
れて時間を計時するとともに、1分経過毎に中央処理装
置(1)にタイマ割込みを発生させ、それにより、スタ
ティックRAM(9)の後述のカウンタエリアに記憶の
積算使用時間であるカウンタ値が、割込み発生毎に
「1」を加算して更新されていく。
【0011】スタティックRAM(9)のフォーマット
を図5に示してあり、カウンタエリア(CE)とデバイ
ス情報エリア(DE)とから構成されている。カウンタ
エリア(CE)は、前回使用時までの積算使用時間を記
憶する第1のカウンタエリアと、現時点までの積算使用
時間を記憶する第2のカウンタエリアとからなってい
る。デバイス情報エリア(DE)は、使用時間を管理す
る必要のあるバックライト(4b)等の数である寿命チ
ェックデバイス数エリアと、デドイス名エリアとそれら
の寿命時間エリアとからなっている。
を図5に示してあり、カウンタエリア(CE)とデバイ
ス情報エリア(DE)とから構成されている。カウンタ
エリア(CE)は、前回使用時までの積算使用時間を記
憶する第1のカウンタエリアと、現時点までの積算使用
時間を記憶する第2のカウンタエリアとからなってい
る。デバイス情報エリア(DE)は、使用時間を管理す
る必要のあるバックライト(4b)等の数である寿命チ
ェックデバイス数エリアと、デドイス名エリアとそれら
の寿命時間エリアとからなっている。
【0012】次に、前記実施例の作用について図2乃至
図4の各フローチャートを参照しながら説明する。先
ず、電源投入処理のフローチャートを示した図2におい
て、装置を導入して設置する場合の最初の電源投入時
に、所定の操作、例えば、指定キーを押圧しながら電源
投入すると、それによりカウンタの初期設定処理を実行
すると判別され(ステップS1)、ステップS2乃至ス
テップS5に示すカウンタ初期値入力処理の実行に移行
する。
図4の各フローチャートを参照しながら説明する。先
ず、電源投入処理のフローチャートを示した図2におい
て、装置を導入して設置する場合の最初の電源投入時
に、所定の操作、例えば、指定キーを押圧しながら電源
投入すると、それによりカウンタの初期設定処理を実行
すると判別され(ステップS1)、ステップS2乃至ス
テップS5に示すカウンタ初期値入力処理の実行に移行
する。
【0013】即ち、キーボード(2)によりカウンタ値
を入力する(ステップS2)と、そのカウンタ値がスタ
ティックRAM(9)のカウンタエリア(CE)の第1
および第2の両カウンタエリアに転送されてカウンタ値
として記憶される(ステップS3)。次に、使用時間に
対する寿命をチェックするためのバックライト(4b)
等の部品に対するデバイス情報設定要求の入力がされた
か否かを判別され(ステップS4)、デバイス情報設定
要求の入力がされた場合にはデバイス情報入力処理が実
行される(ステップS5)。
を入力する(ステップS2)と、そのカウンタ値がスタ
ティックRAM(9)のカウンタエリア(CE)の第1
および第2の両カウンタエリアに転送されてカウンタ値
として記憶される(ステップS3)。次に、使用時間に
対する寿命をチェックするためのバックライト(4b)
等の部品に対するデバイス情報設定要求の入力がされた
か否かを判別され(ステップS4)、デバイス情報設定
要求の入力がされた場合にはデバイス情報入力処理が実
行される(ステップS5)。
【0014】このデバイス情報入力処理のフローチャー
トを図3に示してあり、先ず、初期化であるか否かを判
別される(ステップS51)。この初期化は、一旦設定
されたデバイス情報の更新を行なう場合等に実行される
ものである。次に、寿命をチェックすべきバックライト
(4b)等の部品のデバイス名をキーボード(2)から
入力すると(ステップS52)、この入力デバイス名が
スタティックRAM(9)のデバイス情報エリア(D
E)のデバイス名エリアに転送記憶される(ステップS
53)。続いて、その設定したデバイス名の寿命となる
使用時間の絶対値をキーボード(2)により入力すると
(ステップS54)、この入力値とステップS2で入力
したカウンタ値とが加算されてデバイス情報エリア(D
E)の寿命時間エリアに転送記憶される(ステップS5
5)。そして、ステップS56において寿命をチェック
すべき全ての部品の情報の入力が終了したと判別される
まで、ステップS51にジャンプして上述と同様のルー
チンを繰り返す。
トを図3に示してあり、先ず、初期化であるか否かを判
別される(ステップS51)。この初期化は、一旦設定
されたデバイス情報の更新を行なう場合等に実行される
ものである。次に、寿命をチェックすべきバックライト
(4b)等の部品のデバイス名をキーボード(2)から
入力すると(ステップS52)、この入力デバイス名が
スタティックRAM(9)のデバイス情報エリア(D
E)のデバイス名エリアに転送記憶される(ステップS
53)。続いて、その設定したデバイス名の寿命となる
使用時間の絶対値をキーボード(2)により入力すると
(ステップS54)、この入力値とステップS2で入力
したカウンタ値とが加算されてデバイス情報エリア(D
E)の寿命時間エリアに転送記憶される(ステップS5
5)。そして、ステップS56において寿命をチェック
すべき全ての部品の情報の入力が終了したと判別される
まで、ステップS51にジャンプして上述と同様のルー
チンを繰り返す。
【0015】このような設定が終了すると、装置の電源
投入状態時のみタイマ割込発生回路(11)が駆動して
計時動作を行なうとともに、1分毎の時間間隔で中央処
理装置(1)に対し割込みを指令する。中央処理装置
(1)は、ROM(7)のタイマ割込処理プログラムに
従って割込みの指令毎にスタティックRAM(9)のカ
ウンタエリア(CE)における第2のカウンタエリアの
カウンタ値に「1」を加算して更新する。即ち、第2の
カウンタエリアのカウンタ値のみが1分経過毎に「1」
だけアップカウントされていき、この第2のカウンタエ
リアに現時点までの装置の積算使用時間が分単位で正確
に記録されていく。
投入状態時のみタイマ割込発生回路(11)が駆動して
計時動作を行なうとともに、1分毎の時間間隔で中央処
理装置(1)に対し割込みを指令する。中央処理装置
(1)は、ROM(7)のタイマ割込処理プログラムに
従って割込みの指令毎にスタティックRAM(9)のカ
ウンタエリア(CE)における第2のカウンタエリアの
カウンタ値に「1」を加算して更新する。即ち、第2の
カウンタエリアのカウンタ値のみが1分経過毎に「1」
だけアップカウントされていき、この第2のカウンタエ
リアに現時点までの装置の積算使用時間が分単位で正確
に記録されていく。
【0016】そして、装置の使用を終了する場合、その
都度図4に示すような終了処理が実行される。即ち、終
了操作が行なわれると、第2のカウンタエリアに記憶の
現時点までの積算使用時間のカウンタ値から第1のカウ
ンタエリアに記憶の前回までの積算使用時間のカウンタ
値を減算して今回の使用時間を算出し(ステップS
8)、この算出した今回の使用時間を液晶表示部(4
a)に表示し、且つプリンタ(3)により図6に示すよ
うにシート紙(P)に印字出力する(ステップS9)。
次に、第2のカウンタエリアのカウンタ値を第1のカウ
ンタエリアに転送して両カウンタエリアの各々のカウン
タ値を同一にする(ステップS10)。これにより、後
述するように次の電源投入時にカウンタエリアのカウン
タデータが破壊しているか否かをチェックできる。そし
て、第2のカウンタエリアに記憶のトータルの積算使用
時間を、液晶表示部(4a)に表示し且つ図6に示すよ
うにシート紙(P)に印字する(ステップS11)。
都度図4に示すような終了処理が実行される。即ち、終
了操作が行なわれると、第2のカウンタエリアに記憶の
現時点までの積算使用時間のカウンタ値から第1のカウ
ンタエリアに記憶の前回までの積算使用時間のカウンタ
値を減算して今回の使用時間を算出し(ステップS
8)、この算出した今回の使用時間を液晶表示部(4
a)に表示し、且つプリンタ(3)により図6に示すよ
うにシート紙(P)に印字出力する(ステップS9)。
次に、第2のカウンタエリアのカウンタ値を第1のカウ
ンタエリアに転送して両カウンタエリアの各々のカウン
タ値を同一にする(ステップS10)。これにより、後
述するように次の電源投入時にカウンタエリアのカウン
タデータが破壊しているか否かをチェックできる。そし
て、第2のカウンタエリアに記憶のトータルの積算使用
時間を、液晶表示部(4a)に表示し且つ図6に示すよ
うにシート紙(P)に印字する(ステップS11)。
【0017】更に、ステップS12乃至ステップS17
に示す各デバイスの寿命に対する情報の処理が実行され
る。即ち、スタティックRAM(9)のデバイス情報エ
リア(DE)のチェックデバイス数エリアの記憶データ
が「0」であるか否かが予め判別され(ステップS1
2)、この場合「0」ではないので、デバイス情報エリ
ア(DE)に記憶の1番目のデバイス名の寿命時間を読
み出すとともに、この寿命時間から第2のカンウタエリ
アに記憶の積算使用時間を減算して寿命までの残り時間
を算出し(ステップS13)、この残り時間をデバイス
名と対応させて液晶表示部(4a)に表示し、且つ図6
に示すようにシート紙(P)に印字する(ステップS1
5)。この処理がデバイス情報エリア(DE)に記憶の
全てのデバイスについて終了したと判別(ステップS1
6)されるまで、ステップS13にジャンプして上述と
同様の処理を繰り返し、記憶されている全てのデバイス
について同様の処理が終了した後に、電源がオフされる
(ステップS17)。
に示す各デバイスの寿命に対する情報の処理が実行され
る。即ち、スタティックRAM(9)のデバイス情報エ
リア(DE)のチェックデバイス数エリアの記憶データ
が「0」であるか否かが予め判別され(ステップS1
2)、この場合「0」ではないので、デバイス情報エリ
ア(DE)に記憶の1番目のデバイス名の寿命時間を読
み出すとともに、この寿命時間から第2のカンウタエリ
アに記憶の積算使用時間を減算して寿命までの残り時間
を算出し(ステップS13)、この残り時間をデバイス
名と対応させて液晶表示部(4a)に表示し、且つ図6
に示すようにシート紙(P)に印字する(ステップS1
5)。この処理がデバイス情報エリア(DE)に記憶の
全てのデバイスについて終了したと判別(ステップS1
6)されるまで、ステップS13にジャンプして上述と
同様の処理を繰り返し、記憶されている全てのデバイス
について同様の処理が終了した後に、電源がオフされる
(ステップS17)。
【0018】このように、装置の使用時間が正確にカウ
ントされるとともに、装置の使用終了毎に図6に示すよ
うにシート紙(P)に積算使用時間と各デバイスの各々
の寿命までの残り時間が自動的に印字出力されるので、
煩雑な積算使用時間の計算作業を一切必要とせず、消耗
部品を寿命直前の適切な時期に取り替えることができる
とともに、所定使用時間毎に定期的に点検や清掃を行な
うができる。例えば、1000時間に1回の定期点検や
100時間に1回の清掃を行なうことができ、装置を常
に安定した良好な状態で使用することができる。
ントされるとともに、装置の使用終了毎に図6に示すよ
うにシート紙(P)に積算使用時間と各デバイスの各々
の寿命までの残り時間が自動的に印字出力されるので、
煩雑な積算使用時間の計算作業を一切必要とせず、消耗
部品を寿命直前の適切な時期に取り替えることができる
とともに、所定使用時間毎に定期的に点検や清掃を行な
うができる。例えば、1000時間に1回の定期点検や
100時間に1回の清掃を行なうことができ、装置を常
に安定した良好な状態で使用することができる。
【0019】また、装置の設置時の初期設定時以外の場
合は、電源投入時に先ず図2に示すように両カウンタエ
リアの各々のカウンタ値が一致しているか否かを判別さ
れる(ステップS6)。スタティックRAM(9)はバ
ッテリ(10)によりバックアップされているが、何ら
かの原因でカウンタエリアのカウンタ値が破壊されて
も、前回の使用終了時に一致させた筈の両カウンタエリ
アの各々のカウンタ値が不一致になることで判別され、
液晶表示部(4a)にカウンタエラーが表示される(ス
テップS7)。この表示により、前回の使用終了時に印
字出力されたシート紙(P)のトータルの使用時間をキ
ーボード(2)により入力すれば(ステップS2)、こ
の入力値が両カウンタエリアに転送記憶され(ステップ
S3)て設定し直すことができる。
合は、電源投入時に先ず図2に示すように両カウンタエ
リアの各々のカウンタ値が一致しているか否かを判別さ
れる(ステップS6)。スタティックRAM(9)はバ
ッテリ(10)によりバックアップされているが、何ら
かの原因でカウンタエリアのカウンタ値が破壊されて
も、前回の使用終了時に一致させた筈の両カウンタエリ
アの各々のカウンタ値が不一致になることで判別され、
液晶表示部(4a)にカウンタエラーが表示される(ス
テップS7)。この表示により、前回の使用終了時に印
字出力されたシート紙(P)のトータルの使用時間をキ
ーボード(2)により入力すれば(ステップS2)、こ
の入力値が両カウンタエリアに転送記憶され(ステップ
S3)て設定し直すことができる。
【0020】更に、装置の使用終了時以外の任意の時期
に寿命までの残り時間等を知りたい場合には、図4のス
テップS12乃至ステップS16のルーチンのみを実行
させることにより可能となる。更にまた、シート紙
(P)に印字された残り時間が「0」に近くなったこと
により当該部品を交換した場合には、図3に示すよう
に、初期化(ステップS51)することによりスタティ
ックRAM(9)のデバイス情報エリア(DE)の寿命
チェックデバイス数エリアを一旦「0」に設定した後
に、管理すべき全ての部品についてデバイス名とそれら
の寿命使用時間をキーボード(2)により順次入力し、
ステップS51乃至ステップS56のルーチンを繰り返
してデバイス情報エリア(DE)の内容を更新する。
に寿命までの残り時間等を知りたい場合には、図4のス
テップS12乃至ステップS16のルーチンのみを実行
させることにより可能となる。更にまた、シート紙
(P)に印字された残り時間が「0」に近くなったこと
により当該部品を交換した場合には、図3に示すよう
に、初期化(ステップS51)することによりスタティ
ックRAM(9)のデバイス情報エリア(DE)の寿命
チェックデバイス数エリアを一旦「0」に設定した後
に、管理すべき全ての部品についてデバイス名とそれら
の寿命使用時間をキーボード(2)により順次入力し、
ステップS51乃至ステップS56のルーチンを繰り返
してデバイス情報エリア(DE)の内容を更新する。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の情報処理装置によ
ると、装置の電源投入時のみタイマ割込発生手段を駆動
させて一定時間の経過毎に割込みを発生させ、この割込
みの発生毎に記憶手段のカウンタエリアに記憶の使用時
間値に一定値を加算して更新していき、この積算使用時
間が装置の使用終了時毎に表示または印字される構成と
したので、カウンタエリアには、装置の電源投入状態に
おける積算使用時間が例えば分単位で正確に記憶されて
いき、この積算使用時間が表示または印字されるので、
管理すべき部品の定期的な点検や清掃を的確に行なって
常に安定した状態で使用できる。
ると、装置の電源投入時のみタイマ割込発生手段を駆動
させて一定時間の経過毎に割込みを発生させ、この割込
みの発生毎に記憶手段のカウンタエリアに記憶の使用時
間値に一定値を加算して更新していき、この積算使用時
間が装置の使用終了時毎に表示または印字される構成と
したので、カウンタエリアには、装置の電源投入状態に
おける積算使用時間が例えば分単位で正確に記憶されて
いき、この積算使用時間が表示または印字されるので、
管理すべき部品の定期的な点検や清掃を的確に行なって
常に安定した状態で使用できる。
【0022】また、装置の導入設置時に、寿命を管理す
べき液晶表示部やそのバックライト或いはハードディス
クドライバ等の部品とそれらの寿命までの使用時間を使
用者が記憶手段のデバイス情報エリアに設定記憶すれ
は、使用終了時毎に、デバイス情報エリアに記憶の各部
品の寿命使用時間からその時点までの積算使用時間をそ
れぞれ減算し、各部品の寿命までの残り時間が表示また
は印字されるので、各部品を寿命寸前の適切な時期に交
換するよう容易に且つ正確に管理することができ、寿命
が未だ十分に残っているのに交換することによる経済的
損失や、部品が不良となってから装置の使用を中断して
取り替えることによる不都合の発生を、確実に防止する
ことができる。
べき液晶表示部やそのバックライト或いはハードディス
クドライバ等の部品とそれらの寿命までの使用時間を使
用者が記憶手段のデバイス情報エリアに設定記憶すれ
は、使用終了時毎に、デバイス情報エリアに記憶の各部
品の寿命使用時間からその時点までの積算使用時間をそ
れぞれ減算し、各部品の寿命までの残り時間が表示また
は印字されるので、各部品を寿命寸前の適切な時期に交
換するよう容易に且つ正確に管理することができ、寿命
が未だ十分に残っているのに交換することによる経済的
損失や、部品が不良となってから装置の使用を中断して
取り替えることによる不都合の発生を、確実に防止する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】同上、電源投入処理のフローチャートである。
【図3】同上、デバイス情報入力処理のフローチャート
である。
である。
【図4】同上、終了処理のフローチャートである。
【図5】記憶手段としてのスタティックRAMのフォー
マットを示す図である。
マットを示す図である。
【図6】同上、印字出力例を示す図である。
3 プリンタ(印字出力手段) 4 液晶表示装置(表示出力手段) 9 スタティックRAM(記憶手段) CE 記憶手段のカウンタエリア DE 記憶手段のデバイス情報エリア 11 タイマ割込発生回路(タイマ割込発生手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 装置の使用時に常時通電されて装置の所
定の使用時間の経過時に交換や点検する必要のある消耗
部品や定期点検部品を具備する情報処理装置において、
電源投入時のみ駆動して一定時間間隔で割込みを発生さ
せるタイマ割込発生手段と、装置の積算使用時間を記憶
するカウンタエリアと管理すべき前記各部品のデータお
よびそれらの寿命までの使用時間を設定記憶するデバイ
ス情報エリアとを備えた記憶手段と、前記タイマ割込発
生手段から割込みが発生する毎に前記カウンタエリアに
記憶の積算使用時間値に一定値を加算して順次更新する
時間積算手段と、装置の使用終了時毎に前記デバイス情
報エリアの各寿命使用時間から前記カウンタエリアの積
算使用時間を減算して各部品の寿命までの残り時間を算
出する演算手段と、この演算手段の演算結果および前記
カウンタエリアの積算使用時間値を表示または印字する
出力手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011628A JPH06222959A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011628A JPH06222959A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06222959A true JPH06222959A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11783201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5011628A Pending JPH06222959A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06222959A (ja) |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5011628A patent/JPH06222959A/ja active Pending
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