JPH06222702A - 磁気記録転写装置 - Google Patents

磁気記録転写装置

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Publication number
JPH06222702A
JPH06222702A JP1160893A JP1160893A JPH06222702A JP H06222702 A JPH06222702 A JP H06222702A JP 1160893 A JP1160893 A JP 1160893A JP 1160893 A JP1160893 A JP 1160893A JP H06222702 A JPH06222702 A JP H06222702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic recording
magnetic
transfer
sheet
conveying
Prior art date
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Pending
Application number
JP1160893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Oneda
章吾 大根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH06222702A publication Critical patent/JPH06222702A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁性体を熱で紙等に転写することにより良質
の磁気記録転写媒体を得ることが可能な磁気記録転写装
置を提供する。 【構成】 磁性体を含んだシート部材1と、磁気記録の
なされる磁気記録転写媒体10と、シート部材1の磁性
体に磁気記録を行う磁気記録ヘッド5と、この磁気記録
ヘッド5により磁気記録のなされたシート部材1を熱に
より磁気記録転写媒体10に転写する磁気転写手段4と
を備えた磁気記録転写装置を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状部材に磁気記
録がなされた磁性体を熱を用いて紙等に転写する磁気記
録転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状部材に磁気記録がなされ
た磁性体を紙等に転写する磁気記録方式しては、種々の
ものが考案されている。例えば、その第一の従来例とし
て、シート状部材たるカードに磁気テープを張付け、そ
のカードを再生ヘッド部に通過させることにより、ある
短い時間だけ音声を再生するという装置である。また、
第二の従来例として、磁性体を熱を用いて紙等に一旦転
写した後、その転写された後の紙等の部材の表面に磁気
記録を行うという方式がある。この方式においては、前
述した第一の従来例の方式のようなテープをカットして
張付ける工程が省略できるため、製造工程の簡略化を図
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来例の場合、
磁気テープに一旦録音して切断したものをカード板に張
付けるという工程によりカードを製作しているため、製
造工程が複雑化し作業時間がかかるという問題がある。
また、第二の従来例の場合、テープをカットし張付ける
工程が省略できるため生産性の向上を図ることはできる
が、一旦紙に磁性体を転写した後に録音するということ
は音質に問題が生じる場合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、磁性体を含んだシート部材と、磁気記録のなされる
磁気記録転写媒体と、前記シート部材の前記磁性体に磁
気記録を行う磁気記録ヘッドと、この磁気記録ヘッドに
より磁気記録のなされた前記シート部材を熱により前記
磁気記録転写媒体に転写する磁気転写手段とを備えた磁
気記録転写装置を設けた。
【0005】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、シート部材を定速で順方向に搬送する順
方向搬送手段と、前記シート部材を順方向とは逆方向に
搬送する逆方向搬送手段と、前記シート部材を順方向に
搬送しながら磁気記録を行った後で前記シート部材を逆
方向に搬送し元の位置から再度順方向に搬送して転写す
るシート順方向逆方向搬送手段とを備えるようにした。
【0006】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、磁気記録を行う第1速度でシート部材を
定速搬送する磁気記録定速搬送手段と、転写を行う第2
速度で前記シート部材を定速搬送する転写定速搬送手段
とを備えるようにした。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、磁気記録と転写とが
一工程で行え製造工程の簡略化を図ることが可能となる
と共に、磁気記録を行った後に転写を連続して行ってい
るため良質の磁気記録、転写を行うことが可能となる。
【0008】請求項2記載の発明では、一度磁気記録の
みを行った後、元の位置に戻して転写だけを行うため、
品質の優れた磁気記録、転写を行うことが可能となる。
【0009】請求項3記載の発明では、磁気記録と転写
とをそれぞれ最適な第1速度及び第2速度にて処理する
ことができるため、生産性を低下させることなく一段と
高い品質の磁気記録、転写を行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1に基づ
いて説明する。図1は、磁気記録転写装置の構成を示す
ものである。シート部材としての磁性体シート1のシー
ト表面には、図示しない磁性体が塗布されている。この
磁性体の塗布された前記磁性体シート1は、図1の中央
部でサーマルヘッド2と定速回転するプラテンローラ3
との間で挾持されている。前記サーマルヘッド2と前記
プラテンローラ3とは、磁気転写手段4を構成してい
る。この磁気転写手段4の前段(入力側)には、前記磁
性体シート1の磁性体に磁気記録を行うための磁気記録
ヘッド5と、磁気記録、転写に必要なバックテンション
を磁性体シート1に与える搬送ローラ6及び補助ローラ
7とが配設されている。一方、前記磁気転写手段4の後
段(出力側)には、転写後のシート排出をスムーズに行
うために搬送ローラ8及び補助ローラ9が配設されてい
る。さらに、前記サーマルヘッド2と前記プラテンロー
ラ3との間には、前記磁性体シート1の他に磁気記録転
写媒体としての転写シート10が挾持されるようになっ
ている。
【0011】このような構成において、A方向から搬送
された磁性体の塗布された磁性体シート1は、磁気記録
ヘッド5の位置で所定の信号の磁気記録がなされる。こ
の磁気記録がなされた磁性体シート1は転写シート10
と共に、サーマルヘッド2と定速で回転しているプラテ
ンローラ3との間で挾まれることにより、磁性体シート
1はサーマルヘッド2で加熱され磁気記録がなされた磁
性体が転写シート10側に転写される。この転写後の磁
性体シート1は、搬送ローラ8及び補助ローラ9により
B方向に排出される。また、搬送ローラ6及び補助ロー
ラ7は、磁気記録や転写の際に必要なバックテンション
を磁性体シート1に与え、これにより確実に処理がなさ
れるようにしている。従って、上述したような処理を行
うことによって、磁気記録と転写とを一つの工程で行え
るため、製造工程の簡略化を図り作業効率を高め生産性
を向上させることができる。しかも、このように磁気記
録を行った後に転写を連続して行っているため、従来に
比べて良質な磁気記録がなされた転写シート10を作製
することができる。
【0012】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
1に基づいて説明する。なお、前述した請求項1記載の
発明と同一部分についての説明は省略し、その同一部分
については同一符号を用いる。
【0013】本実施例は、前述した図1の磁気記録転写
装置において、磁性体シート1を定速で順方向(A方向
からB方向)に搬送する順方向搬送手段と、前記磁性体
シート1を順方向とは逆方向(B方向からA方向)に搬
送する逆方向搬送手段と、前記磁性体シート1を順方向
に搬送しながら磁気記録を行った後で前記磁性体シート
1を逆方向に搬送し元の位置から再度順方向に搬送して
転写するシート順方向逆方向搬送手段とを備えるように
したものである。
【0014】この場合、前記順方向搬送手段は、プラテ
ンローラ3と搬送ローラ8と補助ローラ9とを用いて実
行することができ、これにより磁性体シート1を定速で
順方向に搬送することができる。前記逆方向搬送手段
は、搬送ローラ6と補助ローラ7とを用いて実行するこ
とができ、これにより磁性体シート1を順方向とは逆方
向に搬送することができる。前記シート順方向逆方向搬
送手段は、搬送ローラ6と補助ローラ7とプラテンロー
ラ3と搬送ローラ8と補助ローラ9とを用いて実行する
ことができ、これにより磁性体シート1を順方向から一
旦逆方向に搬送した後元の位置に戻してから再度順方向
に搬送して転写することができる。
【0015】このような構成において、順方向搬送手段
と、逆方向搬送手段と、シート順方向逆方向搬送手段と
を用いて、実際に磁性体シート1を最適な搬送速度で搬
送させる具体的な動作例について述べる。まず、磁性体
シート1を順方向に搬送して行き磁気記録ヘッド5の位
置で一度磁気記録を行う。次に、搬送ローラ6と補助ロ
ーラ7とを逆方向に回転させ磁性体シート1を順方向と
は逆方向に搬送して元の位置まで戻した状態にする。次
に、その元の位置から磁性体シート1を再度順方向に搬
送して行きサーマルヘッド2により転写のみを行う。こ
のように動作させる理由としては、磁気記録に最適な搬
送速度と転写に最適な搬送速度とが異なる場合に、それ
ぞれの最適な速度で搬送することができるからである。
従って、このように磁性体シート1を磁気記録と転写に
それぞれ最適な速度で搬送させることによって、請求項
1記載の発明よりも品質の高い磁気記録のなされた転写
シート10を得ることができる。
【0016】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
2に基づいて説明する。なお、前述した請求項1,2記
載の発明と同一部分についての説明は省略し、その同一
部分については同一符号を用いる。
【0017】本実施例では、図2に示すように、磁気記
録ヘッド5とサーマルヘッド2及びプラテンローラ3と
の間に、搬送ローラ11,13と補助ローラ12,14
とを設けた。また、ここでは、磁気記録を行う第1速度
で磁性体シート1を定速搬送する磁気記録定速搬送手段
と、転写を行う第2速度で磁性体シート1を定速搬送す
る転写定速搬送手段とを備えるようにした。
【0018】この場合、前記磁気記録定速搬送手段は、
プラテンローラ3と搬送ローラ8と補助ローラ9とを用
いて実行することができ、これにより磁気記録を行うた
めの第1速度で磁性体シート1を定速搬送することがで
きる。また、前記転写定速搬送手段は、搬送ローラ11
と補助ローラ12とを用いて実行することができ、これ
により転写を行うための第2速度で磁性体シート1を定
速搬送することができる。
【0019】このような構成において、磁気記録定速搬
送手段と、転写定速搬送手段とを用いて、実際に磁性体
シート1を最適な搬送速度で搬送させる具体的な動作例
について述べる。まず、磁気記録を行う際には、搬送ロ
ーラ6及び補助ローラ7により磁気記録を行うために最
適なバックテンションを磁性体シート1に付与した状態
で、搬送ローラ11及び補助ローラ12を磁気記録を行
うために最適な第1速度で回転させ、これにより磁気記
録ヘッド5の位置で磁性体シート1に磁気記録を行う。
次に、転写を行う際には、搬送ローラ13及び補助ロー
ラ14により転写を行うために最適なバックテンション
を磁性体シート1に付与した状態で、プラテンローラ3
と搬送ローラ8と補助ローラ9とを転写するために最適
な第2速度で回転させ、これによりサーマルヘッド2の
位置で磁性体シート1に磁気記録された磁性体を転写シ
ート10側に転写する。従って、このように磁気記録に
最適な第1速度と転写に最適な第2速度にて処理するこ
とによって、請求項1,2記載の発明よりも一段と高い
品質で磁気記録及び転写処理を行うことができ、これに
より、生産性を低下させることなく高品質に磁気記録が
なされた転写シート10を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、磁性体を含んだ
シート部材と、磁気記録のなされる磁気記録転写媒体
と、前記シート部材の前記磁性体に磁気記録を行う磁気
記録ヘッドと、この磁気記録ヘッドにより磁気記録のな
された前記シート部材を熱により前記磁気記録転写媒体
に転写する磁気転写手段とを備えた磁気記録転写装置を
設けたので、磁気記録と転写とが一つの工程で行え製造
工程の簡略化を図り生産性を向上させることができ、し
かも、磁気記録を行った後に転写を連続して行っている
ため良質の磁気記録がなされた磁気記録転写媒体を得る
ことができるものである。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、シート部材を定速で順方向に搬送する順方
向搬送手段と、前記シート部材を順方向とは逆方向に搬
送する逆方向搬送手段と、前記シート部材を順方向に搬
送しながら磁気記録を行った後で前記シート部材を逆方
向に搬送し元の位置から再度順方向に搬送して転写する
シート順方向逆方向搬送手段とを備えるようにしたの
で、一度磁気記録のみを行った後に元の位置に戻して転
写だけを行うことにより、一段と高い品質の磁気記録の
なされた磁気記録転写媒体を得ることができるものであ
る。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、磁気記録を行う第1速度でシート部材を定
速搬送する磁気記録定速搬送手段と、転写を行う第2速
度で前記シート部材を定速搬送する転写定速搬送手段と
を備えるようにしたので、磁気記録と転写をそれぞれ最
適な第1速度、第2速度にて搬送しながら処理すること
により、生産性を低下させることなくさらに一段と高い
品質の磁気記録のなされた磁気記録転写媒体を得ること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2記載の発明の一実施例である磁気
記録転写装置の構成を示す側面図である。
【図2】請求項3記載の発明の一実施例である磁気記録
転写装置の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 シート部材 4 磁気転写手段 5 磁気記録ヘッド 10 磁気記録転写媒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体を含んだシート部材と、磁気記録
    のなされる磁気記録転写媒体と、前記シート部材の前記
    磁性体に磁気記録を行う磁気記録ヘッドと、この磁気記
    録ヘッドにより磁気記録のなされた前記シート部材を熱
    により前記磁気記録転写媒体に転写する磁気転写手段と
    を備えたことを特徴とする磁気記録転写装置。
  2. 【請求項2】 シート部材を定速で順方向に搬送する順
    方向搬送手段と、前記シート部材を順方向とは逆方向に
    搬送する逆方向搬送手段と、前記シート部材を順方向に
    搬送しながら磁気記録を行った後で前記シート部材を逆
    方向に搬送し元の位置から再度順方向に搬送して転写す
    るシート順方向逆方向搬送手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の磁気記録転写装置。
  3. 【請求項3】 磁気記録を行う第1速度でシート部材を
    定速搬送する磁気記録定速搬送手段と、転写を行う第2
    速度で前記シート部材を定速搬送する転写定速搬送手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の磁気記録転
    写装置。
JP1160893A 1993-01-27 1993-01-27 磁気記録転写装置 Pending JPH06222702A (ja)

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