JPH0622257A - 投写型テレビジョン受信装置 - Google Patents
投写型テレビジョン受信装置Info
- Publication number
- JPH0622257A JPH0622257A JP17804092A JP17804092A JPH0622257A JP H0622257 A JPH0622257 A JP H0622257A JP 17804092 A JP17804092 A JP 17804092A JP 17804092 A JP17804092 A JP 17804092A JP H0622257 A JPH0622257 A JP H0622257A
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- Japan
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- block body
- auxiliary leg
- compression spring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、例えば投写型テレビジョン受信装
置に関するもので、薄型装置の転倒防止に関するもので
ある。 【構成】 装置本体1の底面の一部にあるブロック体9
が、補助脚12と連結棒10、揺動レバ−11からなる
リンク機構に連結され、装置本体1が定常状態にあると
きは圧縮バネ13の付勢力を規制し、装置本体1の傾斜
に応じて圧縮バネ13の付勢力が解除されることによっ
て、ブロック体9を本体前面に突出させ、装置本体1の
転倒を防止できるようにした。
置に関するもので、薄型装置の転倒防止に関するもので
ある。 【構成】 装置本体1の底面の一部にあるブロック体9
が、補助脚12と連結棒10、揺動レバ−11からなる
リンク機構に連結され、装置本体1が定常状態にあると
きは圧縮バネ13の付勢力を規制し、装置本体1の傾斜
に応じて圧縮バネ13の付勢力が解除されることによっ
て、ブロック体9を本体前面に突出させ、装置本体1の
転倒を防止できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三つのCRT管面上に
各々形成された赤色、緑色、青色の各画像をレンズで拡
大し、スクリ−ン上に合致させてなる投写型テレビジョ
ン受信装置に関するものである。
各々形成された赤色、緑色、青色の各画像をレンズで拡
大し、スクリ−ン上に合致させてなる投写型テレビジョ
ン受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受信装置の大型化に
伴い、1管式のテレビジョン受信装置に替わって、3管
式投写型テレビジョン受信装置の普及は目覚ましいもの
がある。図4は、一般的な投写型テレビジョン受信装置
の外観図である。
伴い、1管式のテレビジョン受信装置に替わって、3管
式投写型テレビジョン受信装置の普及は目覚ましいもの
がある。図4は、一般的な投写型テレビジョン受信装置
の外観図である。
【0003】装置の普及に伴い本体の大きさ、とりわけ
その奥行き寸法Dの短縮が要望され、益々装置の薄型傾
向が強くなってきた。一方、通常のテレビジョン受信装
置に比べ投写型テレビジョン装置は背が高く、重いのが
一般的であり、設置後の安全性には注意が必要で、とり
わけ装置の転倒には十分な配慮が必要とされている。
その奥行き寸法Dの短縮が要望され、益々装置の薄型傾
向が強くなってきた。一方、通常のテレビジョン受信装
置に比べ投写型テレビジョン装置は背が高く、重いのが
一般的であり、設置後の安全性には注意が必要で、とり
わけ装置の転倒には十分な配慮が必要とされている。
【0004】図5において、転倒に至る条件を説明す
る。図中(A)は通常設置状態を、(B)は傾斜状態を
示す。
る。図中(A)は通常設置状態を、(B)は傾斜状態を
示す。
【0005】(A)において、装置本体1の重心Gと装
置本体1の前面底部3を結ぶ線と、重心Gを通る垂線と
でなす角度をθとする。
置本体1の前面底部3を結ぶ線と、重心Gを通る垂線と
でなす角度をθとする。
【0006】次に、装置本体1を傾けていき、(B)の
ように傾斜角がδになったとき、重心Gを通る垂線が前
面底部3を通る位置にくる。さらに傾けていくと重心G
を通る垂線は前面底部3を越へ、遂には前方へ倒れるこ
とになる。即ち傾斜角δより大きくなると装置本体1は
転倒するのでこの傾斜角δを装置本体1の転倒角と呼
び、これはθに等しい。一般に装置本体1の転倒角はθ
で表される。
ように傾斜角がδになったとき、重心Gを通る垂線が前
面底部3を通る位置にくる。さらに傾けていくと重心G
を通る垂線は前面底部3を越へ、遂には前方へ倒れるこ
とになる。即ち傾斜角δより大きくなると装置本体1は
転倒するのでこの傾斜角δを装置本体1の転倒角と呼
び、これはθに等しい。一般に装置本体1の転倒角はθ
で表される。
【0007】次に、装置本体1が薄型になった場合の転
倒角θの変化を図6で説明する。図6において、実線で
表される装置の奥行寸法をDとし、このときの重心位置
は図中のGであり、転倒角はθである。二点鎖線で薄い
装置を表し、このときの奥行寸法をD´、重心位置はG
´、転倒角はθ´である。一般に、装置内の部品の構成
は装置の大きさにあまり関係なく、奥行の短縮に応じて
重心もほぼ平行に移動すると考えられるので、一般的に
は、次の関係式が成り立つ。
倒角θの変化を図6で説明する。図6において、実線で
表される装置の奥行寸法をDとし、このときの重心位置
は図中のGであり、転倒角はθである。二点鎖線で薄い
装置を表し、このときの奥行寸法をD´、重心位置はG
´、転倒角はθ´である。一般に、装置内の部品の構成
は装置の大きさにあまり関係なく、奥行の短縮に応じて
重心もほぼ平行に移動すると考えられるので、一般的に
は、次の関係式が成り立つ。
【0008】 D´< D ならば θ´< θ 即ち 奥行寸法が小さくなれば、転倒角が小さくなるの
で、倒れ易くなるのである。このため図7に表すように
装置本体1と壁5とを鎖4で連結し、転倒防止に努めて
いた。
で、倒れ易くなるのである。このため図7に表すように
装置本体1と壁5とを鎖4で連結し、転倒防止に努めて
いた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置本
体1の周囲に壁5がなかったり、あっても外観上の制約
があり鎖4が使えないという欠点があった。
体1の周囲に壁5がなかったり、あっても外観上の制約
があり鎖4が使えないという欠点があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、薄型
の装置の転倒防止に関する投写型テレビジョン受信装置
を提供することを目的としている。
の装置の転倒防止に関する投写型テレビジョン受信装置
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、装置本体の底部に設けた補助脚と、これに
連動して装置本体の前面底部から突出するブロック体を
設け、装置本体が傾いたとき補助脚とブロック体が作用
して転倒を防止するものである。
するために、装置本体の底部に設けた補助脚と、これに
連動して装置本体の前面底部から突出するブロック体を
設け、装置本体が傾いたとき補助脚とブロック体が作用
して転倒を防止するものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、比較的簡単な構造で薄型装置
の転倒を防止することができる。
の転倒を防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の転倒防止の実施例を図1〜図
2によって説明する。
2によって説明する。
【0014】図1において、装置本体1が転倒角θまで
傾斜したとき、重心Gは本体前面底面部3を通るが、こ
のとき本体前面底面部に位置するブロック体9を本体前
面8からχだけ突出させる。このとき本体1の回転支点
は、ブロック体9が突出したので底面部15に移動す
る。従って、転倒角はさらにα分増加したことになり、
本体1の転倒を防ぐことができる。
傾斜したとき、重心Gは本体前面底面部3を通るが、こ
のとき本体前面底面部に位置するブロック体9を本体前
面8からχだけ突出させる。このとき本体1の回転支点
は、ブロック体9が突出したので底面部15に移動す
る。従って、転倒角はさらにα分増加したことになり、
本体1の転倒を防ぐことができる。
【0015】次に図2(イ)、(ロ)において、上記ブ
ロック体9の駆動方法について述べる。図2(イ)は定
常状態を、(ロ)は傾斜状態を表す。
ロック体9の駆動方法について述べる。図2(イ)は定
常状態を、(ロ)は傾斜状態を表す。
【0016】図2(イ)において、ブロック体9は、連
結棒10と軸19、及び軸20を介して揺動レバ−11
とリンク機構を構成している。揺動レバ−11は軸14
を中心に揺動する。補助脚12は、揺動レバ−11のフ
ォ−ク部16とピン17に連結する一方、本体底面8よ
り圧縮バネ13を介して床面7と接触している。
結棒10と軸19、及び軸20を介して揺動レバ−11
とリンク機構を構成している。揺動レバ−11は軸14
を中心に揺動する。補助脚12は、揺動レバ−11のフ
ォ−ク部16とピン17に連結する一方、本体底面8よ
り圧縮バネ13を介して床面7と接触している。
【0017】図2(ロ)において、本体1の傾斜θによ
って補助脚12の接地部18は床面7から離れるが圧縮
バネ13の作用により矢印22のように押し下げられる
ので、揺動レバ−11は矢印21の方向に回動し、連結
棒10を介してブロック体9を矢印23の方向に、即ち
前面8からχだけ押し出すことになる。押し出し量χは
圧縮バネ13のストロ−クや、揺動レバ−11の腕長さ
を変えることで任意に選べることができるのはいうまで
もない。
って補助脚12の接地部18は床面7から離れるが圧縮
バネ13の作用により矢印22のように押し下げられる
ので、揺動レバ−11は矢印21の方向に回動し、連結
棒10を介してブロック体9を矢印23の方向に、即ち
前面8からχだけ押し出すことになる。押し出し量χは
圧縮バネ13のストロ−クや、揺動レバ−11の腕長さ
を変えることで任意に選べることができるのはいうまで
もない。
【0018】図3(イ)は本発明の別の実施例の定常状
態をあらわし、(ロ)は本発明の別の実施例の傾斜状態
をあらわす。
態をあらわし、(ロ)は本発明の別の実施例の傾斜状態
をあらわす。
【0019】図3(イ)においてブロック体9はガイド
軸24をガイドとして圧縮バネ13により付勢されてい
るが、ブロック体9、連結棒10、揺動レバ−11、及
び補助脚12はリンク機構を構成し、補助脚12は床面
7に接地しているので、ブロック体9が前方へ突出する
ことを規制している。
軸24をガイドとして圧縮バネ13により付勢されてい
るが、ブロック体9、連結棒10、揺動レバ−11、及
び補助脚12はリンク機構を構成し、補助脚12は床面
7に接地しているので、ブロック体9が前方へ突出する
ことを規制している。
【0020】図3(ロ)において、本体1の傾斜θによ
って補助脚12が床面7から離れると、補助脚12の矢
印22方向への規制除かれるので、圧縮バネ13の付勢
力によりブロック体9は矢印23方向へ押し出される。
って補助脚12が床面7から離れると、補助脚12の矢
印22方向への規制除かれるので、圧縮バネ13の付勢
力によりブロック体9は矢印23方向へ押し出される。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、圧縮バネと簡単なリンク機構を用いるだけ
で、薄型装置の転倒防止を図ることができるので、安価
で、かつ接地後の安定性のよい薄型の投写型テレビジョ
ン受信装置を提供するもである。
明によれば、圧縮バネと簡単なリンク機構を用いるだけ
で、薄型装置の転倒防止を図ることができるので、安価
で、かつ接地後の安定性のよい薄型の投写型テレビジョ
ン受信装置を提供するもである。
【図1】本発明の効果を表す概略説明図
【図2】(イ)本発明の実施例の定常状態の要部断面図 (ロ)本発明の実施例の傾斜状態の要部断面図
【図3】(イ)本発明の他の実施例の定常状態の要部断
面図 (ロ)本発明の他の実施例の傾斜状態の要部断面図
面図 (ロ)本発明の他の実施例の傾斜状態の要部断面図
【図4】従来の装置の概略斜視図
【図5】従来の装置の転倒角の説明図
【図6】薄型装置の転倒角の説明図
【図7】従来の装置の転倒防止の一実施例の説明図
1 装置本体 3、15 回転支点 4 鎖 9 ブロック体 10 連結棒 11 揺動レバ− 12 補助脚 13 圧縮バネ G、G´ 重心 θ、θ´ 転倒角 D、D´ 装置奥行寸法
Claims (3)
- 【請求項1】 本体の底面の一部にあって水平方向に移
動可能なブロック体と、前記ブロック体と連動して垂直
方向に移動可能な補助脚からなり、本体の傾斜に対応し
て前記補助脚とブロック体が作動し、前記ブロック体を
本体の前方へ突出せしめることを特徴とする投写型テレ
ビジョン受信装置。 - 【請求項2】 前記補助脚は、本体の底面から常時突出
せしめるように圧縮バネで付勢されていることを特徴と
する請求項1記載の投写型テレビジョン受信装置。 - 【請求項3】 前記ブロック体は、本体の前面から常時
突出せしめるように圧縮バネで付勢されていることを特
徴とする請求項1記載の投写型テレビジョン受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17804092A JP3163762B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 投写型テレビジョン受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17804092A JP3163762B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 投写型テレビジョン受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622257A true JPH0622257A (ja) | 1994-01-28 |
JP3163762B2 JP3163762B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=16041544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17804092A Expired - Fee Related JP3163762B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 投写型テレビジョン受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3163762B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1713266A1 (en) * | 2005-04-14 | 2006-10-18 | Coretronic Corporation | Device and method for preventing television from toppling down |
JP2007094264A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Kyocera Mita Corp | 機器の支持機構及び画像形成装置の安全装置 |
JP2007334259A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Sharp Corp | 表示装置 |
KR100830432B1 (ko) * | 2007-01-15 | 2008-05-20 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 전도방지용 스탠드 |
JP2014106487A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Sharp Corp | スタンド装置および画像表示装置 |
CN111404050A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-07-10 | 湖州南浔上福线缆有限公司 | 一种便携式电器柜底部支撑架的自动调节传动装置 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17804092A patent/JP3163762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1713266A1 (en) * | 2005-04-14 | 2006-10-18 | Coretronic Corporation | Device and method for preventing television from toppling down |
JP2007094264A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Kyocera Mita Corp | 機器の支持機構及び画像形成装置の安全装置 |
JP2007334259A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Sharp Corp | 表示装置 |
KR100830432B1 (ko) * | 2007-01-15 | 2008-05-20 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 전도방지용 스탠드 |
JP2014106487A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Sharp Corp | スタンド装置および画像表示装置 |
CN111404050A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-07-10 | 湖州南浔上福线缆有限公司 | 一种便携式电器柜底部支撑架的自动调节传动装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3163762B2 (ja) | 2001-05-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |