JP3317944B2 - 投射型ディスプレイ装置 - Google Patents

投射型ディスプレイ装置

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一都 佐藤
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エヌイーシービューテクノロジー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投射型ディスプレイ
装置に係り、特に平行な2枚のスクリーンに投射を行う
投射型ディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より大画面に画像を表示する方法の
一つとして、液晶表示装置や陰極線管(CRT)を用い
た表示装置で表示される画像を、スクリーンの前面、あ
るいは背面に投射することにより、スクリーンに表示さ
せる投射型ディスプレイ装置が知られている。
【0003】この従来の投射型ディスプレイ装置とし
て、光源と、光源の仮想中心から発する主光線を受けて
その取り込み立体角を制御する少なくとも1つの光学面
を含む取り込み角制御部分群と、この部分群より射出す
る主光線の進行方向に横断的に設けられた仮想面上にお
ける主として主光線の空間的分布制御機能を有する光学
面とこの面からの主光線を受けて主としてその方向制御
機能を有する光学面の以上少なくとも2つの光学面を含
む光束制御部分群とからなる照明部と、この照明部から
の光束を選択的に反射又は透過させることにより原画像
を形成し、画像形成に寄与する光束の開き角をその前後
で大きく変化させることのない画像形成部と、この画像
形成部から射出する光束を取り込みスクリーン上に2次
画像を形成する結像部とから構成されている投射型ディ
スプレイ装置が知られている(再公表特許WO97/0
1787)。
【0004】この従来の投射型ディスプレイ装置では、
比較的簡単な構成により、斜め投射、均一照明、深い焦
点深度、近距離拡大投射の特徴を有し、明るく、高解像
で安価な特長を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の投射型デ
ィスプレイ装置や近年の高輝度のプロジェクタが普及し
つつあるが、いずれもスクリーンは1つであり、多数の
人に1台の装置で適正な明るさで複数のスクリーンに映
像を映し出すことができない。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
1台の装置で適正な明るさで複数のスクリーンに映像を
映し出すことが可能な投射型ディスプレイ装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は映像光を放射する投影器と、映像光が入射
され、一部を通して映像を表示すると共に、残りを反射
する第1のスクリーンと、第1のスクリーンで反射され
た映像光を収束及び反転し、かつ、反射する第1の反射
器と、第1の反射器で反射された映像光を反射する第2
の反射器と、第2の反射器で反射された映像光の少なく
とも一部を透過して映像を表示する、第1のスクリーン
と平行に配置された第2のスクリーンとを有する構成と
したものである。
【0008】本発明では、互いに平行な第1及び第2の
スクリーンにそれぞれ同じ映像光が入射される。このと
き、第1の反射器は第1のスクリーンで反射された映像
光を収束及び反転するようにしているため、第2のスク
リーンでは第1のスクリーンと同じ映像を上下、左右が
反転されることなく表示できる。ここで、上記の第1の
反射器は、第2の反射器側の反射面が凹に彎曲した構成
であることを特徴とする。
【0009】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、第1及び第2の反射器は、それらの反射面が、第1
及び第2のスクリーンの各平面に対してそれぞれ直交す
る方向に配置されていることを特徴とする。
【0010】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、第1及び第2の反射器は、それらの反射面が、第1
及び第2のスクリーンの各平面に対してそれぞれ傾斜し
て配置されていることを特徴とする。ここで、第1及び
第2の反射器の反射面の、第1及び第2のスクリーンの
各平面に対する傾斜角度は、第1及び第2スクリーンの
間隔を所望の値に設定するための値に設定されることを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる投射型ディ
スプレイ装置の第1の実施の形態の構成図を示す。この
実施の形態は、50%透過、50%反射の特性をもつ第
1のスクリーン1と、スクリーン1の反射光を反射する
第1の反射器2と、反射器2の反射光を反射する第2の
反射器3と、反射器3からの反射光を投射する第2のス
クリーン4と、光源である投影器10とからなる。
【0012】第1のスクリーン1と第2のスクリーン4
とはいずれも平面スクリーンで、互いに所定距離離れて
平行に配置されている。また、反射器2はスクリーン1
の反射光が入射する位置に配置され、反射器3は反射器
2からの反射光を反射した光がスクリーン4に投射でき
る位置に配置されている。
【0013】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。投影器10から放射された映像光は、スクリーン1
により一部が反射され、残りが透過して映像として表示
される。スクリーン1により反射された反射光は、反射
器2に入射して全反射され、光路が変えられて反射器3
に入射して全反射され、再び光路が変えられてスクリー
ン4に入射する。
【0014】ここで、反射器2が平面の場合、反射器2
で反射された映像光は、距離に比例して広がり、また、
スクリーン4に左右反転した映像が表示される。そこ
で、この実施の形態では、反射器2は図2に示すよう
に、反射器3側の反射面が凹に彎曲した形状とされてい
る。
【0015】これにより、図2に示すように、スクリー
ン1で反射された映像光の右端5と左端6が反射器2で
反射されて、反射器3に入射し、これより反射された光
は右端が7、左端が8で示すようにされて、つまり、反
射器2に入射する映像光は左右反転されてスクリーン4
に入射される。
【0016】従って、この実施の形態によれば、平行に
設置された2枚のスクリーン1及び4に、それぞれ同じ
映像を上下、左右が反転されることなく、1台の投射装
置で同時に表示させることができる。
【0017】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は本発明になる投射型ディスプレイ装置
の第2の実施の形態の構成図を示す。同図中、図1と同
一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図1及び図2と共に説明した第1の実施の形態では反射
器2及び3はいずれもその反射面が互いに平行で、か
つ、スクリーン1及び4の平面に対して直交するように
設置されていた。
【0018】これに対し、この第2の実施の形態では、
反射器2′がスクリーン1の反射光が入射する位置に配
置され、反射器3′が反射器2′からの反射光を反射し
た光がスクリーン4に投射できる位置に配置されてお
り、また、互いに平行に配置されている点は第1の実施
の形態の反射器2及び3との関係と同じであるが、反射
器2′及び3′の両反射面がスクリーン1及び2の平面
に対して傾斜している点に特徴がある。なお、反射器
2′は反射器2と同じように図2の構成とされており、
映像光を収束、反転する。
【0019】この実施の形態によれば、第1の実施の形
態と同様に、スクリーン1とスクリーン4のそれぞれに
同時に同じ映像を表示することができると共に、反射器
2′及び3′の角度を変えることにより、スクリーン1
とスクリーン4の間隔を任意に決定することができる。
【0020】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、スクリーン1の透過率と反
射率は等しくなくてもよく、また、スクリーン4は若干
の反射率を有していてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、通常の投射型ディ
スプレイ装置では、映像は1枚のスクリーンに映像を表
示するが、本発明によれば、第1の反射器が第1のスク
リーンで反射された映像光を収束及び反転し、第2のス
クリーンでは第1のスクリーンと同じ映像を上下、左右
が反転されることなく表示できるようにしたため、1台
の装置で2枚のスクリーンに同じ映像を同時に適正な明
るさで表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図2】図1中の反射器2の一例の構成の説明図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成図である。
【符号の説明】
1、4 スクリーン 2、2′ 映像光を収束、反転する反射器 3、3′ 反射器 5 映像光の右端 6 映像光の左端 7 反射光の左端 8 反射光の右端 10 投影器(光源)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−293725(JP,A) 特開 平8−320462(JP,A) 特開 平8−62721(JP,A) 特開 昭50−23227(JP,A) 特開2001−154608(JP,A) 実開 平2−118369(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 G03B 21/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像光を放射する投影器と、 前記映像光が入射され、一部を通して映像を表示すると
    共に、残りを反射する第1のスクリーンと、 前記第1のスクリーンで反射された前記映像光を収束及
    び反転し、かつ、反射する第1の反射器と、 前記第1の反射器で反射された前記映像光を反射する第
    2の反射器と、 前記第2の反射器で反射された前記映像光の少なくとも
    一部を透過して前記映像を表示する、前記第1のスクリ
    ーンと平行に配置された第2のスクリーンとを有するこ
    とを特徴とする投射型ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の反射器は、前記第2の反射器
    側の反射面が凹に彎曲した構成であることを特徴とする
    請求項1記載の投射型ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の反射器は、それらの
    反射面が、前記第1及び第2のスクリーンの各平面に対
    してそれぞれ直交する方向に配置されていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の投射型ディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の反射器は、それらの
    反射面が、前記第1及び第2のスクリーンの各平面に対
    してそれぞれ傾斜して配置されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の投射型ディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の反射器の反射面の、
    前記第1及び第2のスクリーンの各平面に対する傾斜角
    度は、前記第1及び第2スクリーンの間隔を所望の値に
    設定するための値に設定されることを特徴とする請求項
    4記載の投射型ディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のスクリーンは、透過率が50
    %、反射率が50%にそれぞれ設定されていることを特
    徴とする請求項1記載の投射型ディスプレイ装置。
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