JP2007334259A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置の重心位置を高くすることなく、表示装置の転倒角を大きくし、転倒を防止することができる表示装置を提供する。
【解決手段】
前面に画像表示面を有する表示部1と、表示部1が取付けられる脚部22及び脚部22が立設されるベース部21を有し、表示部1を起立状態にて支持するスタンド2とを備える表示装置において、スタンド2のベース部21の空洞内に転倒防止体3,3…を設け、表示部1の傾きが所定値以上になったときに、転倒防止体3,3…がスタンド2のベース部21の外部へ前後方向に突出するように構成されており、表示装置の重心位置を高くすることなく転倒防止体3,3…を取付け、表示装置の転倒角を大きくし、転倒を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置、プラズマ表示装置等の表示装置に関する。
液晶表示装置、プラズマ表示装置等の表示装置は、一般に、前面に画像表示面を有する表示部と、該表示部を起立状態にて支持するスタンドとを備えている。このような表示装置は、一般に、前記表示部が前記スタンドより重量があるため、重心が高位置となり、また床、載置台等の平面に載置されるスタンドの基部の奥行きが短いため、表示装置が前後に傾いたとき転倒せずに元の位置に復元可能である限界角度(以下、転倒角という)が小さく、前後に転倒しやすいという問題がある。地震等の揺れによる表示装置の転倒を防止するため、例えば、重りを加えて表示装置全体の重心位置を下げることが考えられるが、表示装置の軽量化を図りたいという相反する要望があり、また表示部が最も重量があるため、表示装置の重心位置を下げることは困難である。
このような問題に対応するため、床、載置台等の平面に接触する底面積を実質的に増加して、平面に接触する前後方向の長さを増大させ、転倒角を大きくする装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1において、筐体の基底部に該基底部に対して平行にスライド可能なスライド部材と、該スライド部材をスライドさせるアクチュエータと、前記筐体の傾きが所定値以上になったことを検出する傾き検出手段とを備え、前記筐体の傾きが所定値以上になったとき、前記スライド部材を筐体が傾いた方向にスライドさせ、筐体の端面から突出させることにより、転倒角を大きくし、筐体の転倒を防止するように構成された転倒防止機構が提案されている。
特開平8−252135号公報
ところが、特許文献1の転倒防止機構を液晶表示装置、プラズマ表示装置等の表示装置に適用して、スライド部材及び検出手段を外付けする場合、スタンドの基部に追加的なスペースを必要とし、表示装置の重心位置が高くなるという問題があった。また大型化し、外観が見苦しくなるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は、スタンドの基部の外部へ前後方向に突出可能に基部の空洞内に設けられた転倒防止体と、表示部の傾きが所定値以上になったことを検出する検出手段と、所定値以上の傾きが検出されたときに、転倒防止体を突出させるアクチュエータとを設けることにより、表示装置の重心位置を高くすることなく、表示装置の転倒角を大きくし、転倒を防止することができ、また外観を美しく保持できる表示装置を提供することにある。
また他の目的は、表示部又は脚部に設けられた空洞内に、表示部の傾きに応じて揺動可能に垂設されている重りと、アクチュエータを作動させるスイッチとを検出手段が備え、表示部の傾きが所定値以上になったときに、重りによりスイッチが作動するように構成してあることにより、追加的なスペースを必要とせず自動的に表示部の傾きを検出することができ、また容易に転倒防止体が動作する角度を設定することができる表示装置を提供することにある。
また他の目的は、基部の底面と略平行をなし、前後方向に両端を有する筒体と、筒体の内部を転動する転動体と、筒体の両端に設けられ、アクチュエータを作動させるスイッチとを検出手段が備え、表示部の傾きに伴って生じる転動体の軌跡が中央から両端に向けて上向きに傾斜をなし、表示部の傾きが所定値以上になったときに、転動体によりスイッチが作動するように筒体を構成してあることにより、追加的なスペースを必要とせず自動的に表示部の傾きを検出することができ、また容易に転倒防止体が動作する角度を設定することができる表示装置を提供することにある。
また他の目的は、基部の空洞内に一部が固定され、転倒防止体に他の部分にて固定されている弾性体を設け、弾性体が、転倒防止体の突出に伴い伸張し、突出方向と逆向きの復元力を転倒防止体に作用するように取付けてあることにより、アクチュエータのスイッチがオフになったときに、弾性体の復元力により自動的に転倒防止体をスタンドの基部の空洞内に収納することができる表示装置を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、前面に画像表示面を有する表示部と、該表示部が取付けられている脚部及び該脚部が立設されている基部を有し、前記表示部を起立状態にて支持するスタンドとを備える表示装置において、前記基部は空洞を有しており、前記基部の外部へ前後方向に突出可能に前記空洞内に設けられ、前記表示部の転倒を防止する転倒防止体と、前記表示部の傾きが所定値以上になったことを検出する検出手段と、該検出手段が所定値以上の傾きを検出したときに、前記転倒防止体を前記基部の外部へ突出させるアクチュエータとを備えることを特徴とする。
この発明にあっては、スタンドの基部の空洞内に転倒防止体を設け、表示部の傾きが所定値以上になったときに、転倒防止体がスタンドの基部の外部へ前後方向に突出するように構成してあるから、表示装置の重心位置を高くすることなく、表示装置の転倒角を大きくし、転倒を防止することができ、また外観を美しく保持できる。
また、本発明に係る表示装置は、前記検出手段は、前記表示部又は脚部に設けられた空洞内に、前記表示部の傾きに応じて揺動可能に垂設されている重りと、前記アクチュエータを作動させるスイッチとを備え、前記表示部の傾きが所定値以上になったときに、前記重りにより前記スイッチが作動するように構成してあることを特徴とする。
この発明にあっては、表示部の傾きが所定値以上になったときに、揺動可能に垂設された重りによりアクチュエータのスイッチが作動するように構成してあるから、追加的なスペースを必要とせず自動的に表示部の傾きを検出することができる。また重りを吊っている例えばワイヤ、紐等の長さ、スイッチの位置等のパラメータを変更することにより、容易に転倒防止体が動作する角度を設定することができる。
また、本発明に係る表示装置は、前記検出手段は、前記基部の底面と略平行をなし、前後方向に両端を有する筒体と、該筒体の内部を転動する転動体と、前記筒体の両端に設けられ、前記アクチュエータを作動させるスイッチとを備え、前記筒体は、前記表示部の傾きに伴って生じる前記転動体の軌跡が中央から両端に向けて上向きに傾斜をなし、前記傾きが所定値以上になったときに、前記転動体により前記スイッチが作動するように構成してあることを特徴とする。
この発明にあっては、表示部の傾きが所定値以上になったときに、筒体の内部を転動する転動体によりアクチュエータのスイッチが作動するように構成してあるから、追加的なスペースを必要とせず自動的に表示部の傾きを検出することができる。また筒体の形状の変更、例えば筒体の底面の傾斜角度を変更することにより、容易に転倒防止体が動作する角度を設定することができる。
また、本発明に係る表示装置は、前記基部の空洞内に一部が固定され、前記転倒防止体に他の部分にて固定されている弾性体を備え、該弾性体は、前記転倒防止体の前記基部の外部への突出に伴い伸張し、突出方向と逆向きの復元力が該転倒防止体に作用するように取付けてあることを特徴とする。
この発明にあっては、転倒防止体の突出に伴い伸張し、突出方向と逆向きの復元力を転倒防止体に作用する弾性体を取付けてあるから、アクチュエータを作動させるスイッチがオフになったときに、弾性体の復元力により自動的に転倒防止体をスタンドの基部の空洞内に収納することができる。
以上詳述したように本発明によれば、表示装置の重心位置を高くすることなく、表示装置の転倒角を大きくし、転倒を防止することができ、また外観を美しく保持できる。
また、本発明によれば、追加的なスペースを必要とせず自動的に表示部の傾きを検出することができる。また容易に転倒防止体が動作する角度を設定することができる。
また、本発明によれば、弾性体の復元力により自動的に転倒防止体をスタンドの基部の空洞内に収納することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1に係る表示装置の構成を示す側面図である。図2はスタンドの形状を略示する平面図であり、転倒防止体の動作説明図である。図2(a)は表示装置が静止している静止状態を、図2(b)は表示装置が揺れにより所定値以上前方に傾いている前方傾き状態を夫々示している。
図1に示す表示装置は、略直方体をなし、テレビ画像を表示する表示部1と、該表示部1の下側に配置され、表示部1を起立状態にて支持するスタンド2とを備える液晶テレビである。
表示部1は、前側に画像表示面を有する液晶のパネルと、該パネルの後側に配置された光学シートと、拡散板と、バックライト部と、電源基板を含むテレビ基板と、これらの部品を収容する筐体11とを備えており、筐体11の後面下部にスタンド2が取付けられている。
スタンド2は、例えば載置台に載置されるベース部(基部)21と、該ベース部21の中央に立設する脚部22とを有し、該脚部22の上端部が表示部1の後側に取付けられている。ベース部21は、図2に示すように左右に延びる本体部21aと、該本体部21aの両端から前後に延びる腕部21b,21bとを備えている。
このように構成された本発明に係る表示装置は、表示部1の転倒を防止する転倒防止体3,3…と、表示部1の傾きが所定値以上になったことを検出する検出手段4と、転倒防止体3,3…を突出させるよう作動するアクチュエータであるソレノイド5,5…とを備えている。図3はスタンドの部分断面図であり、転倒防止体の動作説明図である。図3(a)は表示装置が静止している静止状態を、図3(b)は表示装置が揺れにより所定値以上傾いている傾き状態を夫々示している。また図4は検出手段の動作説明図であり、図4(a)は表示装置が静止している静止状態を、図4(b)は表示装置が揺れにより所定値以上前方に傾いている前方傾き状態を、図4(c)は表示装置が揺れにより所定値以上後方に傾いている後方傾き状態を夫々示している。
転倒防止体3,3…は、図2(b)に示すように、略矩形をなす平板であり、腕部21b,21bの前後の端部に夫々設けてある。転倒防止体3,3…は、表示装置が静止している静止状態において、図2(a)に示すように、ベース部21に設けられた空洞内に収納されており、図3(a)に示すように、一端が腕部21b,21bの端面に夫々整合するように位置決めされており、他端は、軸を介してソレノイド5,5…に連結されている。
ソレノイド5,5…は、固定鉄心と、該固定鉄心と一定の距離を隔てて配されている可動鉄心と、励磁用のコイルと、磁気回路を形成するフレームとを備え、電気的エネルギを機械的直線運動に変換し、可動鉄心に結合された機構を駆動するそれ自体公知のアクチュエータである。この可動鉄心に前述した転倒防止体3,3…の他端が軸を介して連結されている。
検出手段4は、図4に示すように、スタンド2の脚部22の空洞内に設けてあり、例えばワイヤにより揺動可能に吊り下げられている重り40と、スイッチ41,41とを備えている。重り40は、静止状態において、図4(a)に示すように、脚部22の上部に取付けられた複数のワイヤにより脚部22の前後方向の真ん中に位置するように調節されており、自重により垂下している。スイッチ41,41は、図4(b)及び図4(c)に示すように、重り40が前後方向に振れ、揺動角度が所定値以上になったときに重り40が当接する位置に設けられている。尚、重り40を吊り下げるワイヤの長さ、スイッチ41,41を設ける位置等のパラメータを変更することにより、転倒防止体3,3…が動作する角度を転倒角以下の範囲内にて適宜設定することができる。
スイッチ41,41は、表示部1の内部に設けられた図示しない制御部に接続され、スイッチ41,41により発せられた信号は、前記制御部に与えられる。制御部は、スイッチ41,41の信号に応じて、ソレノイド5,5…に指令信号を発し、ソレノイド5,5…を駆動する。
以上の構成により、静止状態においては、図4(a)に示すように、重り40がスイッチ41,41の中間位置に静止しているため、ソレノイド5,5…は駆動されず、図2(a)及び図3(a)に示すように、ベース部21の腕部21b,21bの空洞内に転倒防止体3,3…が収納されている。一方、傾き状態においては、図4(b)又は図4(c)に示すように、表示装置が前方又は後方に傾いたとき、この傾きの方向に応じて重り40が前方又は後方のスイッチ41を押圧し、このスイッチ41により発せられた信号が制御部に与えられ、この信号に応じて制御部が指令信号を発し、この指令信号により駆動されたソレノイド5,5の動作により、図3(b)に示すように、ソレノイド5,5に取付けられた軸を介して転倒防止体3,3が前方又は後方に押し出される。このように転倒防止体3,3が、表示装置が傾いた側の腕部21b,21bの端面より突出することにより、床、載置台等の平面に接触する底面積が実質的に増え、平面に接触する前後方向の長さが増大し、転倒角が大きくなる。
以上のように構成された本発明に係る表示装置においては、スタンド2のベース部21の空洞内に転倒防止体3,3…を設け、表示部1の傾きが所定値以上になったときに、転倒防止体3,3…がスタンド2のベース部21の外部へ突出するよう構成されており、表示装置の重心位置を高くすることなく転倒防止体3,3…を取付け、表示装置の転倒角を大きくし、転倒を防止することができる。またスタンド1のベース部21の空洞内に転倒防止体3,3…を設けてあるから、表示装置の外観を美しく保持できる。更に表示部1の傾きが所定値以上になったときに、揺動可能に垂設された重り40がソレノイド5,5…のスイッチ41,41を押圧するように構成してあるから、追加的なスペースを必要とせず自動的に表示部1の傾きを検出することができる。また重り40を垂設している例えばワイヤ、紐等の長さ、スイッチ41,41の位置等のパラメータを変更することにより、容易に転倒防止体3,3…が動作する角度を設定することができる。
実施の形態2
図5は本発明の実施の形態2に係る表示装置の検出手段の動作説明図であり、図5(a)は静止状態を、図5(b)は前方傾き状態を、図5(c)は後方傾き状態を夫々示している。図6は検出手段の拡大図である。
検出手段4は、図5に示すように、スタンド2の脚部22の内部にベース部21の底面と略平行をなし、前後方向に両端を有し、円形の断面形状をなす筒体42と、該筒体42の内部を転動する転動体であるボール43と、筒体42の両端に設けられ、ソレノイド5,5…を作動させるスイッチ41,41とを備えている。
筒体42は、図6(a)に示すように、中央から両端に向けて上向きに傾斜する略V字型の形状を有しており、この上向きの傾斜角度が夫々θになるように形成されている。このためボール43は、図6(b)に示すように、表示装置がθ以上傾いたとき、図中に矢符にて示すように傾いた方向(図においては後方)に転動して、スイッチ41を押圧することになる。なお、筒体42の傾斜角度θを変更するという簡単な設計変更により、転倒防止体3,3…が動作する角度を転倒角以下の範囲内にて適宜設定することができる。なお、筒体42の断面形状は円形に限定されず、矩形等適宜の形状が可能であり、また転動体はボール43に限定されず、例えば円柱等、筒体42の内部を転動可能な形状であればよい。
以上の構成により、静止状態においては、図5(a)に示すように、ボール43がスイッチ41,41の中間位置に静止しているため、ソレノイド5,5…は駆動されず、ベース部21の腕部21b,21bの空洞内に転倒防止体3,3…が収納されている。一方、傾き状態においては、図5(b)又は図5(c)に示すように、表示装置が前方又は後方に傾いたとき、この傾きの方向に応じてボール43が前方又は後方のスイッチ41を押圧し、このスイッチ41により発せられた信号が制御部に与えられ、この信号に応じて制御部が指令信号を発し、この指令信号により駆動されたソレノイド5,5の動作により、ソレノイド5,5に取付けられた軸を介して転倒防止体3,3が前方又は後方に押し出される。
以上のように構成された本発明に係る表示装置においては、表示部1の傾きが所定値以上になったときに、筒体42の内部を転動するボール43がソレノイド5,5…のスイッチ41,41を押圧するように構成してあるから、簡素な構成にて自動的に表示部1の傾きを検出することができる。また筒体42の底面の傾斜角度θを変更することにより、容易に転倒防止体3,3…が動作する角度を設定することができる。
実施の形態3
図7は本発明の実施の形態3に係る表示装置の検出手段の動作説明図である。図7に示すように、検出手段4は、スタンド2のベース部21の内部に設けてある。その他の構成は、図5に示すと同様であるため、対応する構成部材に図5と同一の参照符号を付して、その構成及び動作の詳細な説明を省略する。
以上のように構成された本発明に係る表示装置においては、表示部1の傾きが所定値以上になったときに、筒体42の内部を転動するボール43がソレノイド5,5…のスイッチ41,41を押圧するように構成してあるから、簡素な構成にて自動的に表示部1の傾きを検出することができる。また筒体42の底面の傾斜角度θを変更することにより、容易に転倒防止体3,3…が動作する角度を設定することができる。
実施の形態4
図8は本発明の実施の形態4に係る表示装置の転倒防止体の動作説明図であり、図8(a)は静止状態を、図8(b)は傾き状態を夫々示している。
転倒防止体3は、図8に示すように、ソレノイド5,5…側の一端面から下方に延びる略矩形をなす取付け部31を有しており、該取付け部31には、弾性体であるバネ6,6…の一端が固定され、バネ6,6…の他端は、ソレノイド5,5…を基部21に固設する支持部材7に固定されている。尚、取付け部31の適長離隔した2箇所にバネ6,6…を夫々固定し、バネ6,6…の他端を支持部材7の両側面に夫々固定するように構成する方がより好ましい。バネ6,6…は、図8(a)に示す静止状態において、自然長になるように取付けてある。なお、弾性体はバネに限定されないのは言うまでもない。
以上の構成により、静止状態においては、図8(a)に示すように、ベース部21の腕部21b,21bの空洞内に転倒防止体3,3…が収納されている。このときのバネ6,6…は自然長であるため、転倒防止体3,3…に力は作用していない。一方、傾き状態においては、図8(b)に示すように、駆動されたソレノイド5,5の動作により、ソレノイド5,5に取付けられた軸を介して転倒防止体3,3が押し出される。この結果、バネ6,6が伸張され、転倒防止体3,3に突出方向と逆向きにバネ6,6の復元力が作用する。表示部1の傾きが所定値未満になり、ソレノイド5,5のスイッチ41がオフになると、転倒防止体3,3はバネ6,6の復元力によりベース部21の腕部21b,21bの空洞内に収納される。
以上のように構成された本発明に係る表示装置においては、転倒防止体3,3…の突出方向と逆向きの力を付与するバネ6,6…を備えているから、ソレノイド5,5…を動作させるスイッチ41,41がオフになったときに、バネ6,6…の復元力により自動的に転倒防止体3,3…をベース部21の腕部21b,21bの空洞内に収納することができる。
なお、以上の実施の形態において、検出手段4及びソレノイド5,5…をスタンド2の内部に設けているが、これに限定されず、検出手段4及びソレノイド5,5…の少なくとも一方を表示部1の内部に設けることも可能である。また、以上の実施の形態において、アクチュエータとしてソレノイドを用いているが、これに限定されず、モータ等、他のアクチュエータを用いることも可能である。
また、以上の実施の形態において、表示装置として液晶テレビを例に説明したが、これに限定されず、液晶テレビ以外の液晶表示装置、プラズマ表示装置、ELディスプレイ等の表示装置にも適用可能であり、その他、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において種々変更した形態にて実施することが可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態1に係る表示装置の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置のスタンドの形状を略示する平面図であり、転倒防止体の動作説明図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置のスタンドの部分断面図であり、転倒防止体の動作説明図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の検出手段の動作説明図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置の検出手段の動作説明図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置の検出手段の拡大図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置の検出手段の動作説明図である。 本発明の実施の形態4に係る表示装置の転倒防止体の動作説明図である。
符号の説明
1 表示部
2 スタンド
21 ベース部
22 脚部
3 転倒防止体
4 検出手段
40 重り
41 スイッチ
42 筒体
43 ボール
5 ソレノイド
6 バネ

Claims (4)

  1. 前面に画像表示面を有する表示部と、該表示部が取付けられている脚部及び該脚部が立設されている基部を有し、前記表示部を起立状態にて支持するスタンドとを備える表示装置において、前記基部は空洞を有しており、前記基部の外部へ前後方向に突出可能に前記空洞内に設けられ、前記表示部の転倒を防止する転倒防止体と、前記表示部の傾きが所定値以上になったことを検出する検出手段と、該検出手段が所定値以上の傾きを検出したときに、前記転倒防止体を前記基部の外部へ突出させるアクチュエータとを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記検出手段は、前記表示部又は脚部に設けられた空洞内に、前記表示部の傾きに応じて揺動可能に垂設されている重りと、前記アクチュエータを作動させるスイッチとを備え、前記表示部の傾きが所定値以上になったときに、前記重りにより前記スイッチが作動するように構成してある請求項1記載の表示装置。
  3. 前記検出手段は、前記基部の底面と略平行をなし、前後方向に両端を有する筒体と、該筒体の内部を転動する転動体と、前記筒体の両端に設けられ、前記アクチュエータを作動させるスイッチとを備え、前記筒体は、前記表示部の傾きに伴って生じる前記転動体の軌跡が中央から両端に向けて上向きに傾斜をなし、前記傾きが所定値以上になったときに、前記転動体により前記スイッチが作動するように構成してある請求項1記載の表示装置。
  4. 前記基部の空洞内に一部が固定され、前記転倒防止体に他の部分にて固定されている弾性体を備え、該弾性体は、前記転倒防止体の前記基部の外部への突出に伴い伸張し、突出方向と逆向きの復元力が該転倒防止体に作用するように取付けてある請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の表示装置。
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