JP2004015357A - 表示装置 - Google Patents

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Ritsuo Machii
町井 律雄
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Abstract

【目的】壁にぴったりとつけて設置可能な設置面積の少ない転倒防止部材を備えた据置型表示装置を提供すること。
【構成】前後に転倒防止部材を備えた表示装置において、壁との距離に応じて背面側の転倒防止部材を表示装置内部方向に引き込む。そして、背面側の転倒防止部材において、突起部が床面と表示装置における筐体の底面との間の高さに設けられている。又、壁を検出する壁検出手段を有し、前記壁検出手段により壁を検出したときに、背面側の転倒防止部材を表示装置内部方向に引き込む。更に、転倒防止部材を表示装置内部方向へ引き込ませることを停止するための検出手段を設ける。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、転倒防止金具を備えた表示装置、特に据置型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、オーディオ・ビジュアル機器、特にテレビやモニタといった据置型表示装置の分野における技術的発展の方向性の1つとして大画面化がある。このような大画面化は、必然的に装置の外形サイズの大型化を誘い、設置スペースを大きく取ることになってしまうため、これらの機器は一般に大画面化と同時に奥行方向の薄型化によって省スペースを図っている。
【0003】
ところが、単純に大画面化と奥行方向の薄型化を同時に行うと、機器の重心が高くなるとともに、設置面積が小さくなってしまい、床に置く等の通常の設置方法では不安定になって、地震等による揺れや誤って人がぶつかったときの衝撃等によって装置が容易に倒れてしまう可能性がある。そこで、従来製品では設置時の安定化のために、図18のように転倒防止部として前後に突起部2を機器に設けたりする手段が採用されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述従来例のように転倒防止部として前後に突起部を設けることは、壁にぴったりつけて設置できないので、設置面積が大きくなり、薄型の効果を充分に生かすことができないという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、壁にぴったりとつけて設置可能な設置面積の少ない転倒防止部材を備えた据置型表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、前後に転倒防止部材を備えた表示装置において、壁との距離に応じて背面側の転倒防止部材を表示装置内部方向に引き込むことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、背面側の転倒防止部材において、突起部が床面と表示装置における筐体の底面との間の高さに設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、壁を検出する壁検出手段を有し、前記壁検出手段により壁を検出したときに、背面側の転倒防止部材を表示装置内部方向に引き込むことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、転倒防止部材を表示装置内部方向へ引き込ませることを停止するための検出手段を有することを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前後の転倒防止部材において、床面の高さに応じて高さを調整する高さ調整部材を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
<実施の形態1>
図1は本実施の形態1に係る据置型表示装置における転倒防止装置の要部斜視図、図2は側面図、図3は据置型表示装置を壁と離して設置した場合と壁にぴったりとつけて設置した場合の側面図、つまり、図3(a)は据置型表示装置を壁と離して設置した場合の側面図、図3(b)は据置型表示装置を壁にぴったりとつけて設置した場合の側面図を示している。
【0013】
図1及び図2において、1は据置型表示装置、2は据置型表示装置1が前面側に倒れるのを防止する転倒防止金具、3は据置型表示装置1が背面側に倒れるのを防止する転倒防止装置、5は据置型表示装置1を移動可能にした小型車輪のキャスターを示す。据置型表示装置1が背面側に倒れるのを防止する転倒防止装置3において、31はL型形状をした転倒防止部材、32は床と接している小型車輪のキャスター、33は据置型表示装置1の内部と接しているキャスター、39は一方を据置型表示装置1の内部に、他方をL型形状の転倒防止部材31の先端に取り付けた圧縮コイルバネを示す。
【0014】
図3(a)及び図3(b)において、据置型表示装置1が背面側に倒れるのを防止する転倒防止装置3はC方向にスライド可能に配設されており、据置型表示装置1を壁6につけた場合、前記転倒防止部材31が壁に押されて据置型表示装置1の本体内に収納され、据置型表示装置1は壁にぴったりつけることが可能となる。
【0015】
次に、据置型表示装置1を壁にぴったりつけた後、壁から離した場合、圧縮コイルバネ39の復元力により、壁6に接するまで前記転倒防止部材31が押し出される。つまり、壁から離した距離だけ前記転倒防止部材31が押し出される。そして、据置型表示装置を壁と離して設置した場合には、図3(a)に示すように、圧縮コイルバネ39の復元力により、完全に前記転倒防止装置31は押し出される。実施の形態では、転倒防止装置3を本体内部に収納しているが、本体の外側である下面又は側面に収納されても適用可能である。
【0016】
このような構成にすることにより、従来の背面側の転倒防止金具のスペースを無くして、壁にぴったりつけて設置が可能なので、設置するスペースが狭くて済む。
【0017】
<実施の形態2>
以下、本発明を図面に示す実施の形態2に基づいて説明する。前記実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、相違する点のみを説明する。図4は実施の形態2の据置型表示装置における転倒防止装置の要部斜視図、図5、図6は据置型表示装置を壁と離して設置した場合と壁にぴったりとつけて設置した場合の上面図、側面図、つまり、図5(a)、図6(a)は据置型表示装置を壁と離して設置した場合の上面図、側面図、図5(b)、図6(b)は据置型表示装置を壁にぴったりとつけて設置した場合の上面図、側面図を示している。
【0018】
実施の形態2が前記実施の形態1と異なる点は、転倒防止装置の転倒防止部材がスライド方向に引き込まれるのではなく、回転方向に引き込まれるようにしたものである。又、転倒防止装置の転倒防止部材において、突起部の高さが床面の高さにより近づいたものである。図4及び図5において、4はL型形状をした転倒防止部材及びねじりコイルバネから成る転倒防止装置を示し、据置型表示装置1に左右対称に配設されている。
【0019】
据置型表示装置1が背面側に倒れるのを防止する転倒防止装置4において、41はL型形状をした転倒防止部材、42は転倒防止部材41を飛び出させるためのねじりコイルバネを示す。転倒防止部材41において、411は据置型表示装置内に回動可能に配設された軸、412は床と接している軸を示す。ねじりコイルバネ42において、421は密着されたコイル部、422は据置型表示装置内に固定された腕部、423は転倒防止部材41に固定された腕部を示す。その他の構成は前記実施の形態1と同様である。
【0020】
以上の構成の本実施の形態において、据置型表示装置が背面側に倒れるのを防止する転倒防止部材41はE方向に回動可能に配設されており、据置型表示装置1を壁6につけた場合、前記転倒防止部材41が壁に押されて据置型表示装置1の本体内に収納され、据置型表示装置1は壁にぴったりつけることが可能となる。
【0021】
次に、据置型表示装置1を壁にぴったりつけた後、壁から離した場合、ねじりコイルバネ42の復元力により、壁6に接するまで前記転倒防止部材41が押し出される。つまり、壁から離した距離だけ前記転倒防止部材41が押し出される。そして、据置型表示装置を壁と離して設置した場合には、図5(a)及び図6(a)に示すように、ねじりコイルバネ42の復元力により、完全に前記転倒防止部材41は押し出される。完全に前記転倒防止部材41は押し出された場合でも、前記転倒防止部材41の突起部の高さが床面の高さにより近いので、邪魔になりにくい。実施の形態では、転倒防止部材41を本体内部に収納しているが、本体の外側である下面又は側面に収納されても適用可能である。
【0022】
このような構成にすることにより、実施の形態1と同じように、従来の背面側の転倒防止金具のスペースを無くして、壁にぴったりつけて設置が可能なので、設置するスペースが狭くて済む。しかも、完全に前記転倒防止部材41は押し出された場合でも、転倒防止部材の突起部の高さが床面の高さにより近いので、実施の形態1に比べて邪魔になりにくい。
【0023】
<実施の形態3>
以下、本発明を図面に示す実施の形態3に基づいて説明する。
【0024】
前記実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、相違する点のみを説明する。
【0025】
図7は本実施の形態の据置型表示装置における転倒防止装置の要部斜視図、図8は側面図、図9は据置型表示装置を壁と離して設置した場合と壁にぴったりとつけて設置した場合の側面図、つまり、図9(a)は据置型表示装置を壁と離して設置した場合の側面図、図9(b)は据置型表示装置を壁にぴったりとつけて設置した場合の側面図を示している。本実施の形態は前記実施の形態1と異なる点は、転倒防止装置が人力ではなく、モータにより引き込まれるようにしたものである。
【0026】
図7及び図8において、35は壁に接触したことを検出する壁検出手段である壁検出スイッチ、38は転倒防止部材31の上面に配設されたラック、71は転倒防止部材31をスライドさせるためのモータ、72はモータの軸に取り付けられたギア、7は転倒防止装置3を駆動させる前記ギア72が取り付けられた前記モータ71から成る転倒防止装置3用駆動装置を示す。その他の構成は前記実施の形態1と同様である。
【0027】
以上の構成の本実施の形態において、壁検出スイッチ35が検出した結果を、駆動信号として送信して、据置型表示装置1の本体内に設けられたモータ71を駆動することにより、モータ71の軸に取り付けられたギア72を回転させ、ギア72と噛合っている転倒防止部材31の上面に配設されたラック38をスライドさせることで、転倒防止部材31をスライドさせる構成になっている。
【0028】
以下、据置型表示装置における転倒防止装置3の動作について、図13のフローチャートに基づいて説明する。
【0029】
図13のフローチャートにおいて、据置型表示装置を壁に離して設置した状態(図9(a))から据置型表示装置を壁に近づけた場合、壁を検出する壁検出スイッチ35がONされているかの確認を行う(S201)。壁検出スイッチ35がOFFされている場合には、モータ71を停止する(S204)。壁検出スイッチ35がONされている場合には、駆動信号をモータ71に送信して、モータを反時計回り(図8)に回転させる(S202)。
【0030】
送信したモータ71の駆動信号数の合計がN未満かの確認を行い(S203)、N未満の場合には、ステップS201に戻り、壁検出スイッチ35がONされている間は、駆動信号をモータ71に送信して、モータ71を反時計回り(図8)に回転させる(S202)ことにより、転倒防止部材31をC方向にスライドさせる。送信したモータ71の駆動信号数の合計がNになった場合、つまり、転倒防止部材31を据置型表示装置1に収納して、据置型表示装置1を壁6にぴったりとつけて設置させた場合(図9(b))には、モータ71の回転を停止させる(S204)。
【0031】
壁を検出する壁検出スイッチ35がOFFされているかの確認を行い(S201)、壁検出スイッチ35がOFFされている場合には、駆動信号をモータ71に送信して、モータ71を時計回り(図8)に回転させる(S206)。送信したモータ71の駆動信号数の合計がN未満かの確認を行い(S207)、N未満の場合には、ステップS205に戻り、壁検出スイッチ35がOFFされている間は、駆動信号をモータ71に送信して、モータ71を時計回り(図8)に回転させる(S206)ことにより、転倒防止部材31をCと反対方向にスライドさせる。送信したモータ71の駆動信号数の合計がNになった場合、つまり、転倒防止部材31を据置型表示装置1から完全に飛出させ、据置型表示装置1を壁6から離して設置させた場合には、モータ71の回転を停止させて、スタートに戻る。
【0032】
上記構成にすることにより、壁検出スイッチ35で、壁6を検出させているので、且つ、モータ71で転倒防止部材31をスライドさせているので、壁に負荷が掛からない。又、据置型表示装置を壁に押付ける場合に、実施の形態1,2のような転倒防止部材31による押し付け負荷はない。
【0033】
<実施の形態4>
以下、本発明を図面に示す実施の形態4に基づいて説明する。前記実施の形態3と同一部分には同一符号を付して、その説明を省略し、相違する点のみを説明する。
【0034】
図10は本実施の形態の据置型表示装置における転倒防止装置の要部斜視図、図11は側面図、図12は据置型表示装置を壁と離して設置した場合と壁にぴったりとつけて設置した場合の側面図、つまり、図12(a)は据置型表示装置を壁と離して設置した場合の側面図、図12(b)は据置型表示装置を壁にぴったりとつけて設置した場合の側面図を示している。実施の形態4は前記実施の形態3と異なる点は、転倒防止部材31が据置型表示装置に完全に収納されたときに、モータ71の回転を停止するモータ回転停止スイッチ37を配設した点である。
【0035】
図10及び図11において、36は転倒防止部材31の先端部、37はモータ71の回転を停止するモータ回転停止スイッチを示す。その他の構成は前記実施の形態3と同様である。
【0036】
以上の構成の実施の形態2において、壁検出スイッチ35を検出して、検出した結果を、駆動信号として送信して、据置型表示装置1の本体内に設けられたモータ71を駆動することにより、モータ71の軸に取り付けられたギア72を回転させ、ギア72と噛合っている転倒防止部材31の上面に配設されたラック38をスライドさせることで、転倒防止部材31をスライドさせて、据置型表示装置1の本体内に転倒防止部材31の収納が完了したときに、モータ回転停止スイッチ37でモータ71の回転を停止させる構成になっている。
【0037】
以下、据置型表示装置1における転倒防止装置3の動作について図14のフローチャートに基づいて説明する。
【0038】
図14のフローチャートにおいて、据置型表示装置1を壁6から離して設置した状態(図12(a))から据置型表示装置1を壁6に近づけた場合、モータ71の回転を停止するモータ回転停止スイッチ37がOFFされているかの確認を行い(S101)、モータ回転停止スイッチ37がOFFされている場合には、壁6を検出する壁検出スイッチ35がONされているかの確認を行う(S102)。
【0039】
壁検出スイッチ35がOFFされている場合には、モータ71を停止する(S103)。壁検出スイッチ35がONされている場合には、駆動信号をモータ71に送信して、モータ71を反時計回り(図8)に回転させる(S104)。壁検出スイッチ35がONされている間は、駆動信号をモータ71に送信して、モータ71を反時計回り(図11)に回転させる(S104)ことにより、転倒防止部材31をC方向にスライドさせる。
【0040】
転倒防止部材31の先端部36が前面方向にスライドしてモータ回転停止スイッチ37に接し、モータ回転停止スイッチ37がONになったところでモータ71の回転を停止させる(S105)。つまり、転倒防止部材31が据置型表示装置1に完全に収納されて、据置型表示装置1を壁6にぴったりとつけて設置させた状態である(図12(b))。その際、送信した駆動信号の合計を数えるカウンターをリセットするN=0(S106)。
【0041】
その後、モータ71を時計回り(図11)に回転させ(S107)、壁検出スイッチ35がONされているかの確認を行う(S108)。壁検出スイッチ35がOFFされている場合には、壁検出スイッチ37がONになるまでモータ71を時計回り(図11)に回転させる。壁検出スイッチ35がONになったところで、モータ71の回転を停止する(S109)。
【0042】
次に、据置型表示装置1を壁6にぴったりとつけて設置した状態(図12(b))から据置型表示装置1を壁6から離す場合で、壁を検出する壁検出スイッチ35がOFFされてかの確認を行う(S110)。壁検出スイッチ35がONされている場合には、モータ71の回転を停止する(S109)。壁検出スイッチ35がOFFされている場合には、据置型表示装置1が壁6から離れたことを検出し、モータ71に駆動信号を送信してモータ71を時計回り(図11)に回転させる(S111)。
【0043】
次に、送信した駆動信号の数の合計がNより小さいかの確認を行い(S112)、送信した駆動信号の数の合計がNより小さい場合には、モータ71に駆動信号を送信してモータ71を時計回り(図11)に回転させる(S111)。送信した駆動信号の数の合計がNになった場合には、スタートに戻り、上記フローを行う。送信した駆動信号の数の合計Nは、据置型表示装置1の転倒防止部材31が本体内に完全に収納するのに必要なモータ駆動信号数の合計を示す。
【0044】
上記構成にすることにより、転倒防止部材31をスライドさせているモータ71が正常に動作しないときでも、モータ回転停止スイッチ37を配設しているので、据置型表示装置1の本体内に転倒防止装置3を完全に収納した時点で、確実にモータ71の回転を停止させることができる。
【0045】
<実施の形態5>
以下、本発明を図面に示す実施の形態5に基づいて説明する。
【0046】
前記実施の形態1と同一部分には同一符号を付して、その説明を省略し、相違する点のみを説明する。
【0047】
図15は本実施の形態5の据置型表示装置における転倒防止装置の要部斜視図、図16は据置型表示装置を壁から離して設置し、床面が平らな場合の側面図、図17は据置型表示装置を壁から離して設置し、床面に段差がある場合の側面図である。
【0048】
本実施の形態が前記実施の形態1と異なる点は、前面側の転倒防止金具2及び背面側の転倒防止部材31において床面の高さに応じて高さを調整する高さ調整装置を有した点である。
【0049】
図15及び図16において、8は前面側の転倒防止金具2及び背面側の転倒防止部材31に取り付けられた床面の高さに応じて高さを調整する高さ調整装置、81はねじを有する軸に回転自在に取り付けられたキャスター、82は前記キャスター81を前面側の転倒防止金具2及び背面側の転倒防止部材31に固定させる六角ナット等の固定部材を示す。
【0050】
前記キャスター81において、811はキャスター部、812は転倒防止部材2,31にねじ込まれているねじを有する軸部を示す。その他の構成は前記実施の形態1と同様である。
【0051】
以上の構成の本実施の形態において、据置型表示装置が前後に倒れるのを防止する前面側の転倒防止金具2及び背面側の転倒防止部材31に取り付けられた高さ調整装置8のキャスター81は上下方向(床面に対して垂直方向)に調整可能に配設されている。
【0052】
高さ調整装置8におけるキャスター81の高さ調整は固定部材82を緩めて、キャスター81を床面と接するように上下方向に移動する。その状態を保持して、キャスター81を前面側の転倒防止金具2及び背面側の転倒防止部材31に固定部材82で固定することにより高さ調整を行う。
【0053】
図17に示すように、据置型表示装置を壁から離して設置した場合に、段差F,Gがある床面においては、上記の高さ調整のように行う。床面に対して段差Fが低い場合には、前面側の転倒防止金具2に取り付けられた固定部材82を緩めて、キャスター81をFの長さ分を下方向に伸ばす。
【0054】
次に、キャスター81を前面側の転倒防止金具2に固定部材82で固定する。床面に対して段差Gが高い場合には、背面側の転倒防止部材31に取り付けられた固定部材82を緩めて、キャスター81をGの長さ分を上方向に縮める。次に、キャスター81を背面側の転倒防止部材31に固定部材82で固定する。
【0055】
上記構成にすることにより、床面に段差がある場合でも、据置型表示装置を水平に保ったまま、前記据置型表示装置を設置することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明に係る前後に転倒防止部材を備えた据置型表示装置は、上記構成にすることにより、前記据置型表示装置を壁にぴったりとつけて設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る据置型表示装置における転倒防止部の要部斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る据置型表示装置における転倒防止部の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る据置型表示装置を壁と離して設置した場合、壁にぴったりとつけて設置した場合及び壁から或る程度の距離を離して設置した場合の側面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る据置型表示装置における転倒防止部の要部斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る据置型表示装置を壁と離して設置した場合と壁にぴったりとつけて設置した場合の上面図である。
【図6】本発明の実施の形態2の据置型表示装置を壁と離して設置した場合と壁にぴったりとつけて設置した場合の側面図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る据置型表示装置における転倒防止部の要部斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る据置型表示装置における転倒防止部の側面図である。
【図9】本発明の実施の形態3に係る据置型表示装置を壁と離して設置した場合と壁にぴったりとつけて設置した場合の側面図である。
【図10】本発明の実施の形態4に係る据置型表示装置における転倒防止部の要部斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態4に係る据置型表示装置における転倒防止部の側面図である。
【図12】本発明の実施の形態4に係る据置型表示装置を壁と離して設置した場合と壁にぴったりとつけて設置した場合の側面図である。
【図13】本発明の実施の形態3に係る据置型表示装置における転倒防止装置の動作を説明するフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態4に係る据置型表示装置における転倒防止装置の動作を説明するフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態5に係る据置型表示装置における転倒防止部の要部斜視図である。
【図16】本発明の実施の形態5に係る据置型表示装置を壁から離して設置し、床面が平らな場合の側面図である。
【図17】本発明の実施の形態5に係る据置型表示装置を壁から離して設置し、床面に段差がある場合の側面図である。
【図18】従来例の転倒防止部材を有する据置型表示装置の側面図である。
【符号の説明】
1     据置型表示装置
2     転倒防止金具
3,4   転倒防止装置
5     キャスター
6     壁
7     転倒防止装置用駆動装置
8     高さ調整装置
31,41 転倒防止部材
32,33 キャスター
35    壁検出スイッチ
36    先端部
37    モータ回転停止スイッチ
38    ラック
39    圧縮コイルバネ
42    ねじりコイルバネ
45    ストッパー部材
72    ギア
81    キャスター
82    固定部材
811   キャスター部
812   ねじを有する軸部

Claims (5)

  1. 前後に転倒防止部材を備えた表示装置において、
    壁との距離に応じて背面側の転倒防止部材を表示装置内部方向に引き込むことを特徴とする表示装置。
  2. 背面側の転倒防止部材において、突起部が床面と表示装置における筐体の底面との間の高さに設けられていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 壁を検出する壁検出手段を有し、前記壁検出手段により壁を検出したときに、背面側の転倒防止部材を表示装置内部方向に引き込むことを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 転倒防止部材を表示装置内部方向へ引き込ませることを停止するための検出手段を有することを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前後の転倒防止部材において、床面の高さに応じて高さを調整する高さ調整部材を有することを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
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JP (1) JP2004015357A (ja)

Cited By (5)

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