JPH06222542A - 熱現像式ジアゾ複写機の用紙加熱装置 - Google Patents

熱現像式ジアゾ複写機の用紙加熱装置

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JPH06222542A
JPH06222542A JP843693A JP843693A JPH06222542A JP H06222542 A JPH06222542 A JP H06222542A JP 843693 A JP843693 A JP 843693A JP 843693 A JP843693 A JP 843693A JP H06222542 A JPH06222542 A JP H06222542A
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JP
Japan
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drum
sheet
paper
peripheral surface
heating device
Prior art date
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Application number
JP843693A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Nishio
辰夫 西尾
Keiichi Nomura
啓一 野村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙をドラムで加熱した際に用紙から発生す
る水蒸気をドラムの周面から速やかに機外へ導けるよう
にして、紙面にスジ状の跡やシワが発生しないようにす
る。 【構成】 加熱現像用のドラム56の周面56aに円周
方向に沿って複数の溝71を形成し、用紙が現像時に高
温に加熱されたドラム56の周面56aに密着してそこ
に含まれている水分が水蒸気になっても、それが溝71
を通って速やかにドラムの周面56aから逃げ出るよう
にして、用紙面に水蒸気によるスジ状の跡やシワがほと
んど残らないようにする。また、その溝を螺旋状にすれ
ば転造工法により製作できるため安価に製作でき、その
螺旋状の溝の条数を増やせば、転造時の送りピッチが条
数分だけ早まるため製作時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、露光により潜像を形
成した感光性を有するシート状の用紙を加熱されたドラ
ムの周面に接触させることによって発色させて現像する
熱現像式ジアゾ複写機の用紙加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このように感光性を有する用紙を
加熱することによって現像する用紙加熱装置としては、
例えば実公昭43−29356号公報に記載されている
ものがある。この用紙加熱装置は、図6に示すように内
部に設けられた熱源となる赤外線ランプ61によって内
側から加熱され、矢示A方向に図示しない駆動装置によ
って回転されるドラム(加熱円筒)62の外側に、一端
63aを固定軸64に固定すると共に他端63bにバネ
65の一端を取り付けた圧接ベルト63を設け、そのバ
ネ65の引っ張り付勢力により圧接ベルト63をドラム
62の外側の周面に密着させている。
【0003】また、そのドラム62の出入口部分に、用
紙搬送用の各ローラ67,68及び69を図示の矢示方
向にそれぞれ回転可能に設け、感光性を有し露光により
潜像が形成されて用紙加熱装置に送り込まれる用紙P
を、ローラ67と68とによってドラム62と圧接ベル
ト63との間に送り込み、それを加熱状態にあるドラム
62によって加熱現像して出口側のローラ67と69と
によって排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、用紙を加
熱することによって現像する熱現像式ジアゾ複写機の用
紙加熱装置は、一般的に用紙を100℃以上に加熱する
必要がある。そのため、一般的に用紙(感光紙及び普通
紙)は通常4〜8%程度の水分を含んでいるため、この
ように水分を含んだ用紙が100℃以上に加熱されたド
ラムに密着すると、その水分が沸点を越えることによっ
て水蒸気となり、その水蒸気が用紙面に沿って外部に逃
げ出すため、その逃げ出す際に通路となった部分にスジ
状の跡が残ったり、シワが発生したりしてコピーの画像
品質に悪影響を与え易かった。
【0005】この水分の蒸発を具体的な例をあげて説明
すると、例えば市販の熱式感光紙A1サイズの薄口の場
合には、用紙の加熱前の重量が18.4gf であり、こ
れを例えば約140℃で1秒間加熱した後に重量を測定
すると16.4gf となり、水1Mol 18gfは22.
4リットルの気体になることから、この場合には減少分
2.0gf は約2.5 リットルの気体として蒸発したこ
とになる。したがって、このようなA1サイズの熱式感
光紙を使用した場合には、それがドラムに密着した状態
で瞬間的に上記の水分が用紙面に沿って蒸発して逃げて
いく。
【0006】そのため、図6で説明した用紙加熱装置の
場合には、この水分の蒸発によって紙面にスジ状の跡が
残ったりシワが発生しないようにするため、図7に示す
ようにドラム62の外側の周面に用紙との間に微小空間
を形成するための凹凸部62a(図8も参照)を、その
ドラム62の母線に対して45゜の傾斜角で幅dのV字
溝を交差させて多数形成し、その微小空間によって形成
される通路内を通って用紙から蒸発した水蒸気が一様に
分散されるようにしている。
【0007】しかしながら、このようにドラムの周面全
体に互いに交差するV字溝が多数形成されている場合に
は、ドラムに密着した現像後の用紙をそこから剥離させ
るための剥離爪を設けている場合には、その剥離爪の先
端がV字溝によってドラムの周面全体に形成される凸部
上をドラムの全幅に亘って常に摺接するようになるた
め、凹凸の無い周面を摺接する場合に比べてその摩耗度
合いが著しく早まってしまう。
【0008】そこで、この摩耗対策として、例えばドラ
ムの外周面に形成するV字溝を周面の全面に形成せず
に、ドラムの長手方向に間隔をあけて部分的に形成する
ことによって平坦部(曲面)を形成し、その平坦部にの
み剥離爪を摺接させるようにすることも考えられるが、
このようにすれば構造が複雑化すると共に、その平坦部
とV字溝を形成した部分とでは熱伝導が異なるため、画
像濃度にムラができるようになって新たな問題が発生す
る恐れがある。
【0009】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、用紙をドラムで加熱した際に、その用紙か
ら発生する水蒸気をドラムの周面から速やかに且つ効率
的に機外へ導けるようにして、紙面にスジ状の跡やシワ
が発生しないようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、露光により潜像を形成した感光性を有す
るシート状の用紙を加熱されたドラムの周面に接触させ
て加熱することにより発色させて現像する熱現像式ジア
ゾ複写機の用紙加熱装置において、上記ドラムの周面に
円周方向に沿って複数の溝を形成したものである。ま
た、そのドラムの周面に形成する溝を、螺旋状にすると
効果的である。
【0011】
【作用】このように構成した熱現像式ジアゾ複写機の用
紙加熱装置によれば、用紙が現像時に高温に加熱された
ドラムに密着してそこに含まれている水分が水蒸気にな
っても、その水蒸気はドラムの周面に円周方向に沿って
複数形成されている溝を通って速やかにドラムの周面か
ら逃げ出るため、用紙面に水蒸気によるスジ状の跡やシ
ワがほとんど残らない。
【0012】また、そのドラム周面に形成する溝を螺旋
状にすれば、その溝を簡便な転造工法により製作できる
ため製作コストを安価にすることができ、その螺旋状の
溝の条数を増やせば、転造時の送りピッチが条数分だけ
早まるため製作時間を短縮することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明による熱現像式ジアゾ
複写機の用紙加熱装置の一実施例を要部のみ示す斜視
図、図2はその用紙加熱装置に設けられているドラムの
外周面を部分的に拡大して示す正面図、図3は同じくそ
の熱現像式ジアゾ複写機の全体を示す構成図である。
【0014】この熱現像式ジアゾ複写機は、図3に示す
ように、紙面を互いに位置合わせして合体させた原稿D
とシート状の感光性を有する用紙(図3では大サイズが
収納された状態を示しているが、通常は大きさを原稿サ
イズと一致させる)Pを、給紙部1、露光部2、分離部
3、搬送部4、現像部5の各プロセスを経て用紙Pにコ
ピーを行う。
【0015】その給紙部1は、給紙テーブル13と、駆
動側ローラ14aと従動側ローラ14b側が図3に仮想
線で示す位置まで移動することによって互いに接離可能
な第1の送りローラ対14と、搬送路に出没可能な第1
のストッパ15と、そのストッパ15の0〜3mm程度搬
送上流側に設けられた原稿を検知するための検知手段1
6(例えば反射型フォトセンサ)等からなる原稿の給送
系と、シート状の用紙Pを収納する用紙収納カセット2
0と、給紙ローラ17等からなる用紙の給紙系とによっ
て構成されている。
【0016】その給紙テーブル13の入口から原稿Dを
挿入すると、このとき従動側ローラ14bは仮想線で示
す離間状態にあって駆動側ローラ14aのみが矢示方向
に回転しているので、先端はその第1の送りローラ対1
4を過ぎて搬送路上に突出した位置にある第1のストッ
パ15に当接し、その原稿の挿入が検知手段16によっ
て検知される。
【0017】すると、その突出状態にあった第1のスト
ッパ15が待避位置(この例では下側)に移動すると共
に、離間状態にあった第1の送りローラ対14の従動側
ローラ14bが駆動側ローラ14aに接触するため、原
稿Dの搬送が開始される。また、これと同時に、用紙収
納カセット20内のシート状の用紙Pが、その最上位の
用紙に接触回転する給紙ローラ17により、予め設定し
た所定の距離給紙される。このようにして、給紙テーブ
ル13から給紙された原稿Dと用紙収納カセット20か
ら給紙された用紙Pは、合流搬送路6で合流する。
【0018】その合流搬送路6には、駆動ローラ18a
に対して従動ローラ18bが実線で示す離間位置に移動
可能な第2の送りローラ対18が設けられており、その
従動ローラ18bは略中央が揺動自在に支持された支持
部材7の一端に回転自在に支持されており、その支持部
材7の他端には第2のストッパ19が形成されていて、
その支持部材7が通常の状態においてスプリング(図示
せず)により図3に示す位置に揺動付勢されて、従動ロ
ーラ18bが駆動ローラ18aから離れた離間位置にあ
ると共に、第2のストッパ19が合流搬送路6を搬送さ
れる原稿D及び用紙Pの通過を阻止する図示の位置にあ
る。
【0019】この状態で、原稿Dの先端と用紙Pの先端
がそれぞれ第2のストッパ19に当接してそれらの位置
が揃えられると、例えば図示しないソレノイドが作動す
ることによって支持部材7が図3で反時計回り方向に揺
動して第2のストッパ19が搬送経路外に退避すると共
に、従動ローラ18bが仮想線で示すように駆動ローラ
18aに圧接する。したがって、先端が揃えられて重合
状態になっている原稿Dと用紙Pがその状態で露光部2
へ搬送される。
【0020】その露光部2は、駆動ローラ10と、引張
りローラ21と、アイドルローラ22と、その各ローラ
間に張装された無端ベルト23と、シリンダ受けコロ2
4と、そのシリンダ受けコロ24により回転可能に位置
決め支持された透明なシリンダガラス25と、そのシリ
ンダガラス25の内側に図示しない保持手段により保持
される螢光ランプ26とによって構成されている。
【0021】そして、給紙部1によって給送された重合
状態の原稿Dと用紙Pを、無端ベルト23とシリンダガ
ラス25との間に挾み込んだ状態で、螢光ランプ26の
光エネルギーにより感光性を有する用紙Pを露光してそ
こに潜像を形成し、それを分離部3へ搬送する。
【0022】分離部3には、図示しない付勢手段により
シリンダガラス25側に付勢されたピックオフ板27が
設けられていて、露光を終えた重合状態にある原稿Dと
用紙Pを次工程の分離部導入部へ導く。その分離部導入
部には原稿吸着側と用紙吸着側とがあり、原稿吸着側は
原稿吸着板28と、その原稿吸着板に軸支された駆動ロ
ーラ29と従動ローラ30と、それらのローラ間に張装
された搬送ベルト31とによって構成されている。
【0023】また、用紙吸着側は、重合状態にある原稿
Dと用紙Pの用紙側に当接し、その用紙Pを用紙吸着板
32から任意の微小距離だけ離す用紙側中立保持部材を
備えており、その原稿Dと用紙Pの各吸着部には図示し
ない吸引ファンにより予め設定した負圧が発生するよう
になっていて、その負圧により原稿Dとシート状の用紙
Pをそれぞれ吸着しながら搬送することによってそれら
の分離を行う。
【0024】搬送部4は、原稿Dを排出しやすくするた
めに図3で反時計回り方向に回転する逆転ローラ33
と、搬送ベルト31に接しながら回転することにより原
稿Dを機外に排出する原稿搬送ローラ34と、用紙吸着
板32に当接する用紙搬送ローラ35と、中継搬送ロー
ラ対36及び各ローラ間に設けられたガイド部材群とか
らなり、原稿Dから分離した後の用紙Pを現像部5へ導
く。
【0025】現像部5は、露光部2による露光によって
潜像が形成された感光性を有するシート状の用紙Pを、
加熱することにより発色させて顕像化する用紙加熱装置
8を備えている。その用紙加熱装置8は、図示しない前
後の側板にそれぞれ回転可能に支持されたローラ状の回
転保持部材55a,55bによって、ドラム(加熱回転
円筒)56の両端の外周面をそれぞれ回転自在に保持
し、そのドラム56内に発熱体57を配設している。
【0026】そのドラム56の外周部分には、駆動ロー
ラ51と3個のアイドルローラ52a,52b,52c
の間に掛け渡された無端ベルト50が、用紙の出入口側
(図3で左方側)を除いて密着状態に接するようになっ
ている。
【0027】このドラム56は、図3の矢示方向への回
転が図示しない制御手段によってオン・オフ制御され、
現像が可能な状態ではその外周面が内部に設けられてい
る発熱体57によって用紙上の潜像を発色させて現像す
る任意の高温にまで加熱されており、その表面温度は温
度検出手段53によって検出されるようになっていて、
その温度が設定温度に対して過度に上昇し過ぎないよう
にするため安全手段54を設けている。
【0028】そして、露光を終えて用紙Pがアイドルロ
ーラ52aのある入口側から無端ベルト50とドラム5
6との間に搬送されると、それがその間に挾持された状
態で搬送される過程において加熱されて発色して現像が
行なわれ、アイドルローラ52cの出口側から送り出さ
れる。
【0029】その出口部分にはピックオフ板59が設け
られており、その先端側が図示しない付勢手段によりド
ラム56の外周面に接触するようになっていて、それに
よって現像後の用紙Pがドラム56に巻き付いた場合で
あっても剥離できるようになっている。そして、この用
紙加熱装置8から送り出された用紙Pは、そのピックオ
フ板59により排紙ローラ対60へ導かれ、その排紙ロ
ーラ対60の搬送力によってコピートレイ58上に排出
される。
【0030】ところで、この用紙加熱装置8のドラム5
6には、図1に示すように外側の周面56aに円周方向
に沿って複数の溝71を間隔を置いて形成してある。そ
の溝71は、図2に示すように例えばV字状とし、その
溝幅Wを0.2〜0.5mm、溝の深さHを0.2〜1m
m 程度とする。
【0031】したがって、前述したように用紙が現像時
に高温に加熱されたドラム56の外周面に密着したとき
には、その用紙に含まれている水分が水蒸気になってド
ラム56の周面56aから瞬時に逃げようとするが、そ
の際に水蒸気はドラム56の周面56aに形成されてい
る溝71を通って速やかに逃げ出るため、用紙面に水蒸
気によるスジ状の跡やシワがほとんど残らない。
【0032】図4はドラムの周面に形成する溝を螺旋状
にした実施例を示す斜視図であり、図1に対応する部分
には同一の符号を付してある。この実施例は、ドラム5
6の周面56a上の溝を、螺旋状に形成した溝71′と
して、それをドラム56の一端側から他端側まで連続さ
せて形成している。なお、溝71′の断面形状は、図2
で説明した溝71と同様な幅と深さのV字状としてい
る。
【0033】このように、ドラム56の周面56aに形
成する溝71′を螺旋状にすれば、その溝を簡便な転造
工法により製作できるため製作コストを安価にすること
ができ、その螺旋状の溝71′は、加工の工法上におい
て1条〜5条の螺旋が転造工法により容易に製作でき
る。そして、その螺旋の条数を多くすれば、その条数分
だけ転造時の送りピッチが早まるため、ドラムの周面5
6aに溝71′を形成する製作時間をそれだけ早めるこ
とができる。
【0034】図5は無短ベルトの代わりに耐熱シートを
使用した用紙加熱装置の例を示す概略図であり、図3に
対応する部分には同一の符号を付してある。
【0035】この用紙加熱装置は、図示しない支持機構
により矢示方向に回転可能に支持されるドラム56の周
面56aを、現像部入口72から出口73にわたって張
り渡した耐熱シート74で密着状態に覆っている。そし
て、その耐熱シート74によって大半が覆われるドラム
56の周面56aに、図2又は図4で説明した溝71又
は71′を円周方向に沿って形成している。このよう
に、この発明は無短ベルトを使用しない用紙加熱装置で
あっても同様に適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、用紙が現像時に高温に加熱されたドラムに密着する
ことによってそこに含まれている水分が蒸発しても、そ
の水蒸気はドラムの周面に円周方向に沿って複数形成し
ている溝を通って速やかにドラムの周面から逃げ出るた
め、用紙面に水蒸気によるスジ状の跡やシワができない
ので、画質品質の低下を防止できる。
【0037】また、ドラムの周面には円周方向に沿う複
数の溝が形成されているだけであるため、見かけ上にお
いてその周面は平滑状態に等しいので、加熱現像後の用
紙をドラムの周面から剥離させる部材はドラムの全幅に
亘って接触する単純な構造のものでよいため、それを安
価に製作することができると共に、その剥離させる部材
が凹凸部上を摺接するようなことがないので高寿命が得
られる。
【0038】さらに、そのドラム周面に形成する溝を螺
旋状にすれば、その溝を簡便な転造工法により製作でき
るので製作コストを安価にすることができ、その螺旋状
の溝の条数を増やせば、転造時の送りピッチが条数分だ
け早まるため製作時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による熱現像式ジアゾ複写機の用紙加
熱装置の一実施例を要部のみ示す斜視図である。
【図2】同じくその用紙加熱装置に設けられているドラ
ムの外周面を部分的に拡大して示す正面図である。
【図3】同じくその熱現像式ジアゾ複写機の全体を示す
構成図である。
【図4】ドラムの周面に形成する溝を螺旋状にした実施
例を示す斜視図である。
【図5】無短ベルトの代わりに耐熱シートを使用した用
紙加熱装置の例を示す概略図である。
【図6】従来の用紙加熱装置の一例を示す概略図であ
る。
【図7】同じくその用紙加熱装置のドラム62の外周面
に形成されている凹凸部62aを部分的に拡大して示す
図である。
【図8】図7のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
2 露光部 5 現像部 8 用紙加熱装置 56 ドラム 56a 周面 71,71′
溝 74 耐熱シート P 用紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光により潜像を形成した感光性を有す
    るシート状の用紙を加熱されたドラムの周面に接触させ
    て加熱することにより発色させて現像する熱現像式ジア
    ゾ複写機の用紙加熱装置において、 前記ドラムの周面に円周方向に沿って複数の溝を形成し
    たことを特徴とする熱現像式ジアゾ複写機の用紙加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 露光により潜像を形成した感光性を有す
    るシート状の用紙を加熱されたドラムの周面に接触させ
    て加熱することにより発色させて現像する熱現像式ジア
    ゾ複写機の用紙加熱装置において、 前記ドラムの周面に螺旋状に溝を形成したことを特徴と
    する熱現像式ジアゾ複写機の用紙加熱装置。
JP843693A 1993-01-21 1993-01-21 熱現像式ジアゾ複写機の用紙加熱装置 Pending JPH06222542A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1122594A1 (de) * 2000-02-02 2001-08-08 Agfa-Gevaert AG Vorrichtung zum Transport von Einzelblättern durch eine Einrichtung zum Belichten oder Bedrucken der Einzelblätter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1122594A1 (de) * 2000-02-02 2001-08-08 Agfa-Gevaert AG Vorrichtung zum Transport von Einzelblättern durch eine Einrichtung zum Belichten oder Bedrucken der Einzelblätter
US6481710B2 (en) 2000-02-02 2002-11-19 Agfa-Gevaert Ag Apparatus for transporting individual sheets through a device for exposing or printing the sheets

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