JPH06222330A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Publication number
JPH06222330A
JPH06222330A JP1009193A JP1009193A JPH06222330A JP H06222330 A JPH06222330 A JP H06222330A JP 1009193 A JP1009193 A JP 1009193A JP 1009193 A JP1009193 A JP 1009193A JP H06222330 A JPH06222330 A JP H06222330A
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JP
Japan
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scanning
liquid crystal
display device
crystal display
image signal
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Pending
Application number
JP1009193A
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English (en)
Inventor
Makoto Tsumura
津村  誠
Masaru Takahata
勝 高畠
Masuyuki Ota
益幸 太田
Toru Sasaki
亨 佐々木
Masaaki Kitajima
雅明 北島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低消費電力特性と高画質表示特性を満たすと
ともに、低画像信号電圧駆動を実現するアクティブマト
リクス型液晶表示装置を提供する。 【構成】 複数の画像信号ラインと、複数の走査信号ラ
インと、画像信号ライン及び走査信号ラインの各交点に
それぞれ配置されたスイッチング素子及び画素電極と、
各画素電極に液晶層を介して対向配置された対向電極と
を備え、画像信号ラインに供給する信号電圧をフィール
ド毎に極性反転させて交流駆動を行うアクティブマトリ
クス型液晶表示装置において、1つの表示フィールド
を、飛び越し走査を行うことにより得られる複数のサブ
フィールド13乃至16によって構成し、複数のサブフ
ィールド13乃至16が順次表示される度毎に、画像信
号電圧の極性が反転され、かつ、順次隣接した走査ライ
ンについて走査が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
型液晶表示装置及びその走査駆動装置に係わり、特に、
フリッカの発生や消費電力の増大を避け、画像信号ライ
ンに供給される画像信号電圧の振幅の低減を図ったアク
ティブマトリクス型液晶表示装置及びその走査駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、既知のアクティブマトリクス型液
晶表示装置は、複数の走査信号ラインと、複数の画像信
号ラインと、前記複数の走査信号ライン及び複数の画像
信号ラインの各交点に配置された薄膜トランジスタ(T
FT)と、各TFTに接続された透明画素電極と、各画
素電極に液晶層を介して対向配置された対向電極と、前
記複数の走査信号ラインに結合された走査信号電圧発生
回路と、前記複数の画像信号ラインに結合された画像信
号電圧発生回路と、前記対向電極に接続された共通電極
電圧(Vcom)供給回路と、前記画像信号電圧発生回
路及び前記Vcom供給回路に接続された極性反転回路
とを備え、前記走査信号電圧発生回路に水平同期信号
が、前記画像信号電圧発生回路に画像信号(データ)
が、前記極性反転回路に垂直同期信号がそれぞれ供給さ
れ、前記各画素電極と対向電極とその間に配置の液晶層
は、それぞれ各別の画素を形成している。また、走査信
号ラインは対応するTFTのゲート電極に、画像信号ラ
インは対応するTFTのドレイン電極に、TFTのソー
ス電極は透明画素電極にそれぞれ接続されている。
【0003】動作時において、走査信号電圧発生回路
は、一定のフィールド周期毎にから水平同期信号に同期
した走査信号電圧を順次走査信号ラインに供給し、前記
走査信号電圧が供給された走査信号ラインに接続のTF
Tがオン状態になり、同時に、画像信号電圧発生回路
は、画像データに応じた画像信号電圧を順次画像信号ラ
インに供給し、前記オン状態になったTFTに接続の画
像信号ラインに供給された画像信号電圧が前記TFTを
介して対応する画素に印加され、この画素に前記画像信
号電圧に対応した電圧の書き込みが行われる。そして、
1ラインの選択時間(1H)が経過し、透明画素電極の
画像信号電圧の電位状態が十分安定したときに、前記T
FTに印加の走査信号電圧の供給を停止し、前記TFT
をオフ状態にする。前記TFTがオフした後も、透明画
素電極と対向電極間に存在する容量(付加容量及び浮遊
容量)により前記画素に電荷が保持され、透明画素電極
と対向電極間の電位差により液晶の透過率が一義的に決
定されるので、安定した輝度の表示が行われるものであ
る。次のライン以降における各選択時間(1H)におい
ても、前述の動作と同様の動作が繰り返して行われ、そ
の結果、表示パネル全体には所要の画像の表示が行われ
る。
【0004】この場合、極性反転回路において、各フィ
ールド毎に、各画像信号ラインに供給される画像信号電
圧を垂直同期信号に同期してその極性を反転させる(以
下、これをフィールド反転駆動という)とともに、対向
電極に供給される共通電極電圧(Vcom)を前記画像
信号電圧の極性に合わせて反転させ、各画素を構成する
液晶に実質的に交流電圧が印加させるようにしているの
で、前記液晶に直流成分が重畳されることがなくなっ
て、液晶材料の劣化が防止され、信頼性が高く、しか
も、高品位の画像表示を実現できるものである。
【0005】また、前記アクティブマトリクス型液晶表
示装置の各画素にカラーフィルタを設けたカラー液晶表
示装置は、表示容量を増大させたとても、駆動デューテ
ィ比に余り影響を与えないという利点があり、しかも、
印加される画像信号電圧の大きさを制御することにより
中間調表示が可能であることから、高精細のフルカラー
表示装置として広範囲に応用されている。特に、液晶表
示装置は、薄型、軽量、低消費電力という特徴を有する
ことから、可搬型パーソナルコンピュータ(パソコン、
PS)やワークステーション(WS)にも多く利用され
ている。
【0006】ところで、比較的最近においては、液晶表
示装置のフルカラー化や、高精細化に伴い、表示画質に
対する要求も高まり、特に、フリッカの発生や輝度むら
の発生に対して、より一層の表示画質の改善が要望され
ているとともに、持ち運びが可能な普及型の液晶表示装
置に対応できるものとして、消費電力が増大しないよう
な画像信号ラインの画像信号電圧の供給駆動方式、即
ち、低画像信号電圧駆動方式が注目されている。
【0007】この場合、既知の低画像信号電圧駆動方式
は、最初に奇数番目の走査ラインが順に選択され、その
選択が終了すると、次に、偶数番目の走査ラインが順に
選択されというようなインターレース走査方式であっ
て、各フィールド毎に、画像信号電圧の極性が反転する
フィールド反転駆動が行われている。また、対向電極の
共通電極電圧は、前記画像信号電圧の極性と反対極性で
供給されるものである。
【0008】このように、前記既知の低画像信号電圧駆
動方式は、各走査ライン毎に、画像信号電圧及び共通電
極電圧の極性をそれぞれ反転していることにより、各画
像信号電圧のセンター電圧及び共通電極電圧のセンター
電圧に対する正極性方向または負極性方向への電圧の偏
り特性の差に基づくフリッカ成分が空間的にキャンセル
され、表示画面上におけるフリッカの発生が防止され
る。
【0009】この他に、低電圧信号駆動方式を目指した
ものとしては、例えば、特開昭62ー218943号等
に開示のものがある。ここに開示のものは、各画像信号
ラインに供給される画像信号電圧の極性を、1走査ライ
ンの選択時間(1H)を最小単位としてその整数倍の間
隔をもって反転させ、かつ、その画像信号電圧の極性
を、1フィールド毎に反転させ、しかも、対向電極に前
記画像信号電圧の供給タイミングと同じタイミングで極
性の変化する共通電極電圧を供給するようにし、低電圧
信号駆動による低電力化を計っているものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既知の
液晶表示装置においては、表示パネル部の大型化及び高
精細化に伴い、表示画面の走査ライン数や画素数が増大
するようになるので、1走査ラインの選択時間(1H)
に割り当てられる時間が減少するとともに、容量性負荷
が増大するようになる。このため、ライン反転駆動及び
共通電極電圧の反転駆動との組み合わせを採用した既知
の低電圧信号駆動方式を、大型化及び高精細化した表示
パネル部を持った液晶表示装置に適用したときには、極
性の反転が行われる画像信号電圧及び共通電極電圧のセ
トリング(要安定化)時間によって画素に対する実効的
な書き込み時間が不足するようになり、安定した中間調
表示を実現することが難いという問題がある。また、画
像信号電圧及び共通電極電圧の反転周期が減少(反転周
波数が増大)するため、各画素の充放電回数の増大によ
って全体的な消費電力が増大するようになり、画像信号
電圧の低電圧化に伴う低消費電力化の機能が減退して、
可搬型液晶表示装置への適用が難しいという問題もあ
る。
【0011】本発明は、前記問題点を除くものであっ
て、その目的は、低消費電力特性と高画質表示特性を満
たすとともに、低画像信号電圧駆動を実現するアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記問題点を除去するた
めに、本発明は、複数の画像信号ラインと、複数の走査
信号ラインと、前記画像信号ライン及び走査信号ライン
の各交点にそれぞれ配置されたスイッチング素子及び画
素電極と、前記各画素電極に液晶層を介して対向配置さ
れた対向電極とを備え、前記画像信号ラインに供給する
画像信号電圧をフィールド毎に極性反転させて交流駆動
を行うアクティブマトリクス型液晶表示装置において、
1つの表示フィールドを、飛び越し走査を行うことによ
り得られる複数のサブフィールドによって構成し、前記
複数のサブフィールドが順次表示される度毎に、画像信
号電圧の極性が反転され、かつ、順次隣接した走査ライ
ンについて走査が行われる手段を備える。この場合、前
記手段において、好ましくは、前記飛び越し走査を行う
ことにより得られる複数のサブフィールドは、4つ以上
の走査ラインを順次飛び越すことによって得られる4つ
以上のサブフィールドからなる手段を備える。
【0013】また、前記問題点を除去するために、本発
明は、前記飛び越し走査を行うことにより得られる複数
のサブフィールドが、順番に複数にブロック分けした奇
数番目の走査ラインの飛び越し走査により得られる複数
のサブフィールドと、同じく、順番に複数にブロック分
けした偶数番目の走査ラインの飛び越し走査により得ら
れる複数のサブフィールドとからなり、前記各サブフィ
ールドにおける走査ラインの飛び越し走査の開始点が、
その前に表示されるサブフィールドの走査ラインの中間
点になるように選択される付加的な手段を備える。
【0014】
【作用】前記手段によれば、複数ライン毎に飛び越し走
査を行う走査ライン群をそれぞれ1つのサブフィールド
として複数のサブフィールドを構成した場合、または、
奇数番目の走査ラインと偶数番目の走査ラインを、それ
ぞれ複数のブロックに分割して複数のサブフィールドを
構成した場合等においても、隣接する走査ラインが、時
間的に連続して走査選択されるサブフィールドの走査ラ
インに割り当てられ、かつ、時間的に連続して走査選択
されるサブフィールドの画像信号電圧の極性が順次反転
されるように選択しているので、隣合う走査ラインにお
けるフリッカの位相状態がほぼ逆転し、全体的にライン
フリッカをキャンセルすることが可能になるため、フリ
ッカの発生を大幅に低減することができる。また、複数
ライン毎の飛び越し走査によって得られる複数のサブフ
ィールド毎に、画像信号電圧及び共通電極電圧の極性を
反転させるようにしているため、ライン反転駆動を行っ
た場合に比べて、画像信号電圧及び共通電極電圧の反転
周期の減少(反転周波数の増大)が大幅に低減され、各
画素の充放電回数の増大に伴う全体的な消費電力の増大
を招くことがなくなる。
【0015】また、前記付加的な手段によれば、偶数番
目の走査ラインと奇数番目の走査ラインを、それぞれ複
数のブロックに分割して複数のサブフィールドを構成し
た場合に、1つのブロックにおけるサブフィールドに対
して、それに続くブロックにおけるサブフィールドの走
査の開始点が、前記1つのブロックにおけるサブフィー
ルドの中間点になるような走査駆動を行っているので、
半ブロック(1/2ブロック)毎に画像信号電圧及び共
通電極電圧の極性が変化するようになり、実質的にサブ
フィールド数を2倍にしたのと同等の効果がある。その
上に、同一の分割ブロック数からなる複数のサブフィー
ルドを形成する場合に、変換した画像信号を記憶するの
に必要なメモリの記憶容量を半分に低減させることがで
きるとともに、画像信号電圧の反転周波数及び共通電極
電圧の反転周波数を増大させずに、フリッカの発生強度
を半減させることができる。
【0016】このため、走査ライン数が多く、容量性負
荷が大きい大型の高精細アクティブマトリクス型液晶表
示装置や、フレーム周波数の高いアクティブマトリクス
型液晶表示装置において、画像信号電圧の振幅を低減さ
せ、フリッカ発生の少ない高表示画質が得られ、同時
に、低消費電力特性が得られるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0018】図1は、本発明に係わるアクティブマトリ
クス型液晶表示装置の第1の実施例を示す構成図であ
る。
【0019】図1において、1は走査信号ライン、2は
画像信号ライン、3は薄膜トランジスタ(TFT)、4
は画素、5は走査信号電圧発生回路、6は画像信号電圧
発生回路、7は極性反転回路、8は水平同期信号入力端
子、9は垂直同期信号入力端子、10は共通電極電圧供
給回路、11は飛び越し走査回路、12は画像信号(デ
ータ)入力端子である。なお、本実施例においても、説
明を簡単にするために、走査ライン1の数は16本であ
るとして説明を行う。
【0020】そして、走査信号ライン1は走査信号電圧
発生回路5に接続され、画像信号ライン2は画像信号電
圧発生回路に接続される。各走査信号ライン1及び各画
像信号ライン2の交点に、それぞれTFT3と画素4が
配置され、各画素4は透明画素電極と対向電極とそれら
電極の間に配置された液晶層からなっている。TFT3
のゲート電極は対応する走査信号ライン1に、ドレイン
電極は対応する画像信号ライン2に、ソースは対応する
透明画素電極にそれぞれ接続され、各透明画素電極は共
通電極電圧供給回路10に接続される。水平同期信号入
力端子8は極性反転回路7と飛び越し走査回路11に、
垂直同期信号入力端子9は極性反転回路7に、画像信号
入力端子12は画像信号電圧発生回路6にそれぞれ接続
され、飛び越し走査回路11は走査信号電圧発生回路5
に、極性反転回路7は画像信号電圧発生回路6と共通電
極電圧供給回路10にそれぞれ接続される。
【0021】続く、図2は、第1の実施例において、複
数のサブフィールドを構成する場合の第1の例を示す表
示画面の構成図であり、また、図3は、図2に示された
表示画面を得る場合における、各電圧の供給タイミング
を示す波形図である。
【0022】図2及び図3において、13は第1のサブ
フィールド表示画面、13−1は1番目の走査ライン、
13−2は5番目の走査ライン、13−3乃至13−4
は9番目乃至13番目の走査ライン、14は第2のサブ
フィールド表示画面、14−1は2番目の走査ライン、
14−2は6番目の走査ライン、14−3乃至14−4
は10番目乃至14番目の走査ライン、15は第3のサ
ブフィールド表示画面、15−1は3番目の走査ライ
ン、15−2は7番目の走査ライン、15−3乃至15
−4は11番目乃至15番目の走査ライン、16は第4
のサブフィールド表示画面、16−1は4番目の走査ラ
イン、16−2は8番目の走査ライン、16−3乃至1
6−4は12番目乃至16番目の走査ライン、17は画
像信号電圧(VD)、18は共通電極電圧(Vco
m)、19は走査信号電圧(VG)であって、その中
で、19−1は1番目の走査ラインを形成する1番目の
走査信号電圧(VG1)、19−1は2番目の走査ライ
ンを形成する2番目の走査画像信号電圧(VG2)、1
9−3乃至19−16は3番目乃至16番目の走査ライ
ンを形成する3番目乃至16番目の走査信号電圧(VG
3乃至VG16)、20は画像信号電圧(VD)17の
センター電圧、21は共通電極電圧(Vcom)18の
センター電圧である。
【0023】以下、図1乃至図3を用いて、本実施例の
動作について説明する。
【0024】概略的に述べれば、本実施例による走査駆
動の方法は、1走査ラインの選択時間(1H)を単位と
して走査を行うという点においては、従来の走査駆動の
方法と同じであるが、複数ライン毎、本実施例では4本
のライン毎に飛び越し走査を行っている点、及び、互い
に隣接する走査ライン、例えば、1番目の走査ライン1
3−1と2番目の走査ライン14−1、または、2番目
の走査ライン14−1と3番目の走査ライン15−1等
において画像信号電圧(VD)17及び共通電極電圧
(Vcom)18の極性を反転させている点において異
なっている。この場合、1回の飛び越し操作によって形
成される表示フィールドをサブフィールドと定義すれ
ば、サブフィールド毎に画像信号電圧(VD)17及び
共通電極電圧(Vcom)18の極性を反転させること
によって、全ての隣接する走査ライン間で画像信号電圧
(VD)17及び共通電極電圧(Vcom)18を逆極
性にした状態にすることができる。
【0025】また、液晶表示装置の構成についても、本
実施例は、従来の構成に、飛び越し走査を実施させるた
めの飛び越し走査回路11を新たに付加し、かつ、画像
信号電圧(VD)17及び共通電極電圧(Vcom)1
8の極性をサブフィールド毎に反転させるために、極性
反転回路7に水平同期信号を供給している点が異なって
いる。
【0026】ところで、本実施例は、第1サブフィール
ド13において、最初の1/4期間に1番目の走査信号
ライン1に1番目の走査信号電圧(VG1)19−1を
供給するとともに、画像信号ライン2に正極性の画像信
号電圧(VD)17、対向電極に負極性の共通電極電圧
(Vcom)18を供給して、1番目の走査ライン13
−1の走査を行い、続く、1/4期間に5番目の走査信
号ライン1に5番目の走査信号電圧(VG5)19−5
を供給するとともに、画像信号ライン2に同じく正極性
の画像信号電圧(VD)17、対向電極に負極性の共通
電極電圧(Vcom)18を供給して、5番目の走査ラ
イン13−2の走査を行い、それに続く、1/4期間に
9番目の走査信号ライン1に9番目の走査信号電圧(V
G9)19−9を供給するとともに、画像信号ライン2
に同じく正極性の画像信号電圧(VD)17、対向電極
に負極性の共通電極電圧(Vcom)18を供給して、
9番目の走査ライン13−3の走査を行い、最後の1/
4期間に13番目の走査信号ライン1に13番目の走査
信号電圧(VG13)19−13を供給するとともに、
画像信号ライン2に同じく正極性の画像信号電圧(V
D)17、対向電極に負極性の共通電極電圧(Vco
m)18を供給して、13番目の走査ライン13−4の
走査を行い、第1サブフィールド13の表示画像が形成
される。次に、第2サブフィールド14においては、正
極性の画像信号電圧(VD)17と負極性の共通電極電
圧(Vcom)18が供給される代わりに、負極性の画
像信号電圧(VD)17と正極性の共通電極電圧(Vc
om)18が供給される点を除けば、前述の第1サブフ
ィールド13における動作と同様の動作が行われ、第2
サブフィールド14の表示画像が形成される。また、第
3及び第4サブフィールド15、16においては、それ
ぞれ、第1及び第2サブフィールド13、14における
動作と同様な動作が行われ、第3及び第4サブフィール
ド15、16の表示画像が形成され、それら第1乃至第
4サブフィールド13乃至16の合成により1フィール
ドの表示画像が形成される。
【0027】そして、前記1フィールドに続く次の1フ
ィールドにおいては、全体的に画像信号電圧(VD)1
7と共通電極電圧(Vcom)18の極性が反転されて
いるものの、前記フィールドにおける動作と全く同様の
動作が行われる。
【0028】以上のように、本実施例は、走査信号電圧
(VG1乃至VG16)19−1乃至19−16による
1番目乃至16番目の走査ライン13−1乃至16−4
の走査順序を複数ライン毎、本実施例においては4ライ
ン毎の飛び越し走査にするとともに、前記走査信号電圧
(VG1乃至VG16)19−1乃至19−16の供給
順序に合わせて、画像信号電圧(VD)17の供給順序
を図3に示すように設定しているものである。
【0029】このため、本実施例では、隣接する走査ラ
インを、時間的に連続して表示されるサブフィールドの
走査ラインを順に割り当てることにより、隣接する走査
ライン毎にフリッカの位相はほぼ逆転した状態になり、
前記フリッカの位相の相互キャンセルにより、表示画面
全体のラインフリッカの発生を抑えることができる。
【0030】また、本実施例では、画像信号電圧(V
D)17と共通電極電圧(Vcom)18の極性反転周
期を、従来のものに比べて4倍も長くすることができる
ので、各画素4に存在する付加的容量及び浮遊容量によ
る消費電力を、従来のものに比べて1/4に低減するこ
とができる。
【0031】さらに、通常の液晶表示装置の表示パネル
におけるように、表示画面を構成する走査ライン数が多
くなると、各サブフィールドを構成する走査ライン数も
増大するようになるが、本実施例では、前述のように、
ライン反転駆動に対する画像信号電圧(VD)17と共
通電極電圧(Vcom)18の極性反転周期の比率も大
きくなるため、消費電力の低減効果は著しく増大する。
【0032】続いて、図4は、本実施例におけるフリッ
カ発生状況と、そのフリッカの低減作用を示す波形説明
図である。
【0033】図4において、22はフリッカ成分波形で
あって、その内、22−1はある1つの走査ライン(L
1)におけるフリッカ成分波形、22−2は前記走査ラ
イン(L1)に隣接した走査ライン(L2)におけるフ
リッカ成分波形、22−3は合成されたフリッカ成分波
形である。
【0034】一般に、アクティブマトリクス型液晶表示
装置においては、各画素に供給される画像信号電圧(V
D)17に対して、同時に供給される共通電極電圧(V
com)18の印加設定タイミングがずれると、そのず
れに相当する直流成分が各画素の液晶に加わり、画像信
号電圧(VD)17の極性が正負対称であったとして
も、前記液晶に印加される電圧は非対称になり、この印
加電圧の非対称性がフリッカとなって表示画面において
観察されるようになる。
【0035】ところで、本実施例においても、前述のよ
うに走査ライン単位のフリッカが発生しており、それを
微視的に見たときには隣接する走査ライン(L1、L
2)において図4に示されたようなフリッカ成分波形2
2−1、22−2となり、その周期は2フィールド分に
相当する。この場合、隣接する走査ライン(L1、L
2)のフリッカ成分波形22−1、22−2が逆極性、
即ち、隣接する2走査ライン(L1、L2)に対する画
像信号電圧(VD)17の供給が同時であって、かつ、
それら電圧(VD)17が逆極性であるときに、前記2
走査ライン(L1、L2)間の位相差180度と定義す
れば、その位相差が180度になれば前記フリッカ成分
波形22−1、22−2を相互にキャンセルできるた
め、表示画面においてフリッカは観察されない。
【0036】ここにおいて、本実施例のように、ライン
反転駆動を行っている場合には、隣接する2つの走査ラ
イン(L1、L2)に正極性と負極性の画像信号電圧
(VD)17が同時に印加されることがないため、隣接
する2つの走査ライン(L1、L2)間の位相差が18
0度になることはなく、合成波22−3のようにどうし
てもフリッカ成分が残留するようになるが、大型化及び
高精細化に伴う走査ライン数の増大により、その位相差
が180度に近づくようになって、合成波22−3に示
されたフリッカ成分が順次低減され、実用的に見て問題
を生じないレベルに達するようになる。
【0037】しかしながら、隣接する2つの走査ライン
(L1、L2)によるフリッカ成分のキャンセル作用に
も自ずと限界が有り、人間の目のフリッカ成分に対する
感度の関係に基づけば、フリッカ成分の強度や、目と液
晶表示装置間の距離にも依存するとしても、この種の表
示装置を使用するときの一般的な明視距離である40乃
至50cmにおいては、1走査ラインの幅がおよそ1m
mを超えると、1走査ライン単位のフリッカ成分が見え
るようになる。
【0038】従って、通常の液晶表示装置における1走
査ラインの幅が0.2mm乃至0.4mm程度であるこ
とから、隣接する数本の走査ラインを1ブロックとして
順次同極性の画像信号電圧(VD)17を印加すると、
フリッカ成分が見える場合が生じるので、フリッカの発
生を防止するには、隣接する走査ライン(L1、L2)
について互いに逆極性の画像信号電圧(VD)17を印
加するとともに、隣接する走査ライン(L1、L2)間
の前記位相差を180度に近づけることが必要になり、
本実施例もその趣旨に沿ったものである。
【0039】続いて、図5は、サブフィールド数を変化
させた場合におけるフリッカ強度、1ラインの選択時
間、消費電力との関係を示す特性図であり、走査ライン
数を1000本としたときの特性を示すものである。
【0040】図5において、23はフリッカ強度特性、
24は1ラインの選択時間特性、25は消費電力特性で
ある。
【0041】液晶表示装置においてライン反転駆動を行
う場合には、表示部の仕様が決められると、走査ライン
数が決められ、フリッカ強度特性23と1ラインの選択
時間特性24も一義的に決定される。この場合、フリッ
カ強度特性23は、隣接する走査ライン間のラインフリ
ッカの位相差が180度(π)に近づくにしたがって順
次軽減されるものであって、隣接する走査ライン間のラ
インフリッカの位相差をθ1、サブフィールド数nとし
たとき、θ1とnとの関係は、θ1=π−(2π/n)
となり、サブフィールド数nを増大させることによっ
て、フリッカを低減させることができる。
【0042】しかしながら、液晶表示装置においては、
通常、高い表示画像品質を維持させるため、画像信号電
圧(VD)17の極性の反転の際に、前記電圧(VD)
17のセトリング(要安定化)時間を差し引いたサブフ
ィールド時間に基づいて1走査ラインの選択時間24を
決定しているため、サブフィールド数nが増大して1フ
ィールド期間内における画像信号電圧(VD)17の極
性反転回数が増大すると、1走査ラインの選択時間24
は減少するようになる。例えば、図5に示す例におい
て、ライン反転駆動を行う場合には、サブフィールド数
が1000になるので、そのときの有効な1ラインの選
択時間24は、フレーム反転駆動を行う場合(サブフィ
ールド数が1)に比べて1/3程度に減少するので、画
像信号電圧(VD)17の印加時間が短くなり過ぎるこ
とにより、表示画像品質の劣化を招く恐れがある。そし
て、ライン反転駆動を行う場合は、その駆動の性質上、
必ず1走査ライン毎に画像信号電圧(VD)17の極性
を反転する必要があるため、図5に示す他の1ラインの
選択時間24を選択することができない。
【0043】一方、本実施例は、サブフィールド数nを
適宜変えることにより、フリッカ強度特性23及び1ラ
インの選択時間特性24の最適値を選択することができ
るもので、図5に示すように、フリッカ強度特性23に
ついてはサブフィールド数nを2とした場合において
も、一定のフリッカ抑圧効果を挙げることができるが、
特に、サブフィールド数nを4以上にすれば、大幅なフ
リッカ抑圧効果が得られるようになる。この場合、前記
フリッカ抑圧効果は、表示パネルの総走査ライン数に関
係なく、隣接する走査ライン間のフリッカの位相差によ
り決められるので、サブフィールド数nを決めることに
より、一義的にフリッカ強度特性23が決定される。
【0044】また、液晶表示装置の消費電力は、図5に
示されるように、サブフィールド数nの増大と共に増加
するので、フリッカ強度特性23が極端に増大しない範
囲にあるサブフィールド数、例えば、4乃至64のサブ
フィールド数を選択することによって、液晶表示装置の
低消費電力化も合わせて実現することができる。
【0045】さらに、1ラインの選択時間24について
は、サブフィールド数を表示パネルの総走査ライン数の
1/4以下に抑えた場合に望ましい結果が得られる。た
だし、1ラインの選択時間24については、フィールド
周波数や表示パネルの総ライン数及び画像信号電圧回路
や対向電極の負荷状態によっても変化し、一義的に決定
されるものではないとしても、表示パネルが大画面化及
び高精細化になるにしたがって短くなるので、その点を
考慮してより適したサブフィールド数nを選ぶ必要があ
る。
【0046】次に、図6は、本実施例に使用される液晶
表示装置駆動システムの構成の1例を示すブロック構成
図である。
【0047】図6において、26は液晶表示装置、27
は表示パネル、28はアドレス制御回路、29はパソコ
ン(PC)またはワークステーション(WS)、30は
中央制御装置(CPU)、31は表示用画像メモリ、3
2は画像データ伝送路、33は同期信号及び制御信号伝
送路であり、その他、図1に示された構成要素と同じ構
成要素には同じ符号を付けている。
【0048】そして、液晶表示装置26は、画像表示を
行う表示パネル27と、飛び越し走査回路11の走査順
序を制御するアドレス制御回路28を含み、パソコン
(PC)またはワークステーション(WS)29は、C
PU30と、表示用画像メモリ31を含んでいる。表示
用画像メモリ31は、CPU30の制御のもとに、画像
データ伝送路32を介して画像データを画像信号電圧発
生回路6に、同期信号及び制御信号伝送路33を介して
水平及び垂直同期信号それに各種の制御信号を極性反転
回路7とアドレス制御回路28にそれぞれ供給するよう
に構成される。
【0049】この液晶表示装置駆動システムおいて、飛
び越し走査を行うには、アドレス制御回路28による飛
び越し走査回路11の制御に加え、パソコン(PC)ま
たはワークステーション(WS)29に内蔵された表示
用画像メモリ31を介して出力される画像データのライ
ン出力アドレス順序を、本実施例におけるラインアドレ
ス順序に合わせて出力させるか、もしくは、液晶表示装
置26側またはパソコン(PC)やワークステーション
(WS)29側のいづれかに、ラインアドレス順序を変
更するフィールドメモリ(図示なし)及びアドレス制御
回路28を具備させる必要がある。このとき、液晶表示
装置26は、パソコン(PC)やワークステーション
(WS)29から垂直同期信号や水平同期信号、場合に
よってはサブフィールド極性切換信号等の制御信号を受
け、表示パネル27の各走査ラインを飛び越し走査して
必要とされる画像表示を行うようにしているものであ
る。
【0050】次に、図7は、各TFTとそれに接続され
た画素との間に、表示画質向上用の補助容量素子を接続
した本発明による液晶表示装置の第2の実施例を示す部
分回路構成図であり、図8は、第2の実施例の回路を駆
動する場合における、各電圧の供給タイミングを示す波
形図である。
【0051】図7及び図8において、34は補助容量素
子、35は走査信号電圧(VG)であって、その中で、
35−1はi番目の走査信号ラインに供給されるi番目
の走査信号電圧(VGi)、35−2はi+4番目の走
査信号ラインに供給されるi+4番目の走査信号電圧
(VGi+4)、36は各走査信号電圧のセンター電圧
(VGc)であり、その他、図1に示された構成要素と
同じ構成要素には同じ符号を付け、図3に示された電圧
と同じ電圧には同じ符号を付けている。
【0052】そして、補助容量素子34は、ゲート電極
がi番目の走査信号ライン1に接続されたTFT3にお
いて、そのソース電極とそれに接続された画素4との接
続点aと、i−1番目の走査信号ライン1との間に接続
されており、図示されていないが、他のTFT3におい
ても、同様の接続がなされている。
【0053】本実施例は、各サブフィールド毎に、画像
信号電圧(VD)17及び共通電極電圧(Vcom)1
8の極性をそれぞれ反転させる点は、第1の実施例と同
じであるが、それら画像信号電圧(VD)17及び共通
電極電圧(Vcom)18の極性の反転とともに、各走
査信号ライン1に供給される走査信号電圧(VG)の極
性を共通電極電圧(Vcom)18の極性に合わせて反
転させる、即ち、第1サブフィールドにおいては、走査
信号電圧(VG)をそのセンター電圧(VGc)36よ
りも負極性になるようにし、続く、第2サブフィールド
においては、同じく走査信号電圧(VG)をそのセンタ
ー電圧(VGc)36よりも正極性になるようにし、以
下、同様に、第3サブフィールドにおいては再び負極
性、第4サブフィールドにおいては再び正極性になるよ
うに反転させている。
【0054】そして、i番目の走査ラインを選択する走
査信号電圧(VGi)35−1、i+4番目の走査ライ
ンを選択する走査信号電圧(VGi+4)35−2等
は、前記極性が交互に反転する走査信号電圧(VG)に
重畳されて印加される点を除けば、画像信号電圧(V
D)17及び共通電極電圧(Vcom)18の供給の点
は、第1の実施例の場合と何等変わるところがない。
【0055】このような補助容量素子34の接続、及
び、走査信号電圧(VG)35の極性反転駆動方式を採
用すれば、共通電極電圧(Vcom)18の極性の反転
により、各画素4の対向電極側に印加される電圧が変化
したとしても、同様の走査信号電圧(VG)35の極性
の反転により、各画素4の透明画素電極側に印加される
電圧も同様に変化し、各画素4への印加電圧は共通電極
電圧(Vcom)18の極性の反転に伴って変化せず、
単に、画像信号電圧(VD)17のみに依存するので、
各画素4においては画像信号電圧(VD)17に正しく
対応した画像表示を行うことができる。
【0056】なお、補助容量素子34の接続個所として
は、各画素4に回路的に並列に挿入してもよく、その接
続の場合においても、動作及び得られる効果は、本実施
例の場合と全く同様である。
【0057】本実施例によれば、アクティブマトリクス
型液晶表示装置において、サブフィールド数nを広範囲
に変えることができるので、フリッカ強度特性と1ライ
ンの選択時間特性とからサブフィールド数nの最適値を
選択することが可能になり、フリッカ強度の増大や1ラ
インの選択時間の減少による画像表示品質の低下を招く
ことなしに、画像信号電圧(VD)の低電圧駆動、及
び、液晶表示装置の低消費電力化を実現することができ
る。
【0058】続く、図9は、本発明のアクティブマトリ
クス型液晶表示装置において、複数のサブフィールドを
構成する第3の実施例を示す表示画面の構成図であり、
また、図10は、第3の実施例の表示画面を得る場合
の、各電圧の供給タイミングを示す波形図である。な
お、本実施例においても、説明を簡単にするために、走
査ラインの数は16本であるとして説明を行う。
【0059】図9及び図10において、37は第1のサ
ブフィールド表示画面、37−1は1番目の走査ライ
ン、37−2は3番目の走査ライン、37−3乃至37
−4は5番目乃至7番目の走査ライン、38は第2のサ
ブフィールド表示画面、38−1は2番目の走査ライ
ン、38−2は4番目の走査ライン、38−3乃至38
−4は6番目乃至8番目の走査ライン、39は第3のサ
ブフィールド表示画面、39−1は9番目の走査ライ
ン、39−2は11番目の走査ライン、39−3乃至3
9−4は13番目乃至15番目の走査ライン、40は第
4のサブフィールド表示画面、40−1は10番目の走
査ライン、40−2は12番目の走査ライン、40−3
乃至40−4は14番目乃至16番目の走査ライン、4
1は走査信号電圧(VG)であって、その中で、41−
1は1番目の走査ラインを形成する1番目の走査信号電
圧(VG1)、41−1は2番目の走査ラインを形成す
る2番目の走査画像信号電圧(VG2)、41−3乃至
41−16は3番目乃至16番目の走査ラインを形成す
る3番目乃至16番目の走査信号電圧(VG3乃至VG
16)であり、その他、図3に示された電圧と同じ電圧
については同じ符号を付けている。また、本実施例に用
いられる液晶表示装置の構成は、図1に示された第1の
実施例の構成と殆んど同じである。
【0060】本実施例は、奇数番目の走査ラインと偶数
番目の走査ラインを、それぞれ走査の順番にまとめて複
数のブロック分けを行い、これらブロックをそれぞれ各
別のサブフィールドと定め、各サブフィールドの組み合
わせにより1つのフィールドを構成しているものであ
る。そして、各サブフィールド内においては1ラインお
きに飛び越し走査が行われ、しかも、隣接する走査ライ
ンにそれぞれ逆極性の画像信号電圧(VD)が供給され
るもので、飛び越し走査のライン数、及び、各サブフィ
ールドのブロック分けの状態を除けば、第1の実施例と
ほぼ同じである。また、本実施例の構成は、形式的に、
図1に示された第1の実施例と同じであるが、図10に
示すような走査信号電圧(VG1乃至VG16)41−
1乃至41−16のタイミングを得るために、飛び越し
走査回路11の内部に、各サブフィールド毎に1ライン
おきの走査信号電圧出力を得るための論理回路あるいは
ROM内プログラムを保持している。
【0061】本実施例によれば、第1の実施例と同じよ
うに、サブフィールド数nを制御すれば、フリッカ強度
と1ラインの選択時間を適宜制御することができる。
【0062】続いて、図11は、第3の実施例に使用さ
れる液晶表示装置駆動システムの構成の一例を示すブロ
ック構成図であって、シーケンシャルに画像データを出
力するノンインターレース型の駆動システムと接続した
例を示すものである。
【0063】図11において、42はラインメモリであ
り、その他、図6に示された構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付けている。
【0064】そして、ラインメモリ42は、表示用画像
メモリ31と画像信号電圧発生回路6とを結合している
画像データ伝送路32内に配置され、アドレス制御回路
28の出力で制御されるように構成されている。
【0065】本駆動システムは、ある1つのサブフィ−
ルドの走査が終了すると、次のサブフィールドの走査の
開始点は、走査を終了した前記サブフィールドにおいて
走査を開始したラインの次のラインであるため、ノンイ
ンターレース画像データと同期を取るためには、表示パ
ネル27に画像データを転送するサブフィールドメモリ
と待機状態の次期読み出し用サブフィールドメモリ、及
び、現書き込み用に合計2サブフィールド分のサブフィ
ールドメモリが必要である。このため、本駆動システム
では、4サブフィールド分の複数ラインのラインメモリ
42を設けたことにより、シーケンシャルに画像データ
を出力するノンインターレース方式の駆動システムとの
接続が可能になる。ただし、サブフィールド数の少ない
本例においては、実質的にフィールドメモリを持つこと
と等価になるが、大画面で、高精細の表示パネル27の
ように、ライン数の多い表示パネル27においては、サ
ブフィールド数を増やすことにより、フリッカ強度を低
減させ、かつ、メモリの記憶容量が削減できるものであ
る。
【0066】本駆動システムによれば、ラインメモリ4
2を設けたことにより、低消費電力特性、低画像信号電
圧特性、低フリッカ特性、及び十分な1ラインの選択時
間の維持を行った状態において、シーケンシャルに画像
データを出力するノンインターレース方式の駆動システ
ムとの接続ができるようになる。
【0067】続く、図12は、本発明のアクティブマト
リクス型液晶表示装置において、複数のサブフィールド
を構成する第4の実施例を示す表示画面の構成図であ
り、また、図13は、第4の実施例の表示画面を得る場
合における、各電圧の供給タイミングを示す波形図であ
る。なお、本実施例においても、説明を簡単にするため
に、走査ラインの数は16本であるとして説明を行う。
【0068】図11において、43は第1のサブフィー
ルド表示画面、43−1は13番目の走査ライン、43
−2は15番目の走査ライン、43−3乃至43−4は
1番目乃至3番目の走査ライン、44は第2のサブフィ
ールド表示画面、44−1は2番目の走査ライン、44
−2は4番目の走査ライン、44−3乃至44−4は6
番目乃至8番目の走査ライン、45は第3のサブフィー
ルド表示画面、45−1は5番目の走査ライン、46−
2は7番目の走査ライン、46−3乃至46−4は9番
目乃至11番目の走査ライン、46は第4のサブフィー
ルド表示画面、46−1は10番目の走査ライン、46
−2は12番目の走査ライン、46−3乃至46−4は
14番目乃至16番目の走査ライン、47は走査信号電
圧(VG)であって、その中で、47−1は1番目の走
査ラインを形成する1番目の走査信号電圧(VG1)、
47−1は2番目の走査ラインを形成する2番目の走査
画像信号電圧(VG2)、47−3乃至47−16は3
番目乃至16番目の走査ラインを形成する3番目乃至1
6番目の走査信号電圧(VG3乃至VG16)であり、
その他、図3に示された電圧と同じ電圧については同じ
符号を付けている。また、本実施例に用いられる液晶表
示装置の構成も、図1に示された第1の実施例の構成と
殆んど同じである。
【0069】本実施例の走査駆動は、ほぼ第3の実施例
の走査駆動と同じであるが、第3の実施例の走査駆動と
異なる点は、各サブフィールドの走査開始点が、直前に
表示されたサブフィールドで走査した走査ラインのほぼ
中間点になるように設定している点である。各サブフィ
ールドの走査開始点を前述のように設定すれば、隣接す
る走査ライン間のフリッカの位相差を、第3の実施例の
ものに比べ1/2に低減することができる。即ち、1つ
のサブフィールドのライン走査が終了しても、走査開始
点は元の位置に戻ることはなく、1/2サブフィールド
だけ戻った点から次のサブフィールドのライン走査が開
始されるので、サブフィールド数をnとし、隣接する走
査ライン間のフリッカの位相差をθ2とすれば、θ2と
nの間において、θ2=π±(2π/n)×(1/2)
=π±(π/n)の関係が得られ、サブフィールド数n
を2倍にしたのと同等の効果が得られる。
【0070】また、図11に示された液晶表示装置26
として、本実施例の液晶表示装置を用いてなる液晶表示
装置駆動システムを構成する場合に、ラインメモリ42
においては、1/2サブフィールド単位で読み出し、待
機、書き込みを繰り返し行うことによって画像データの
変換ができるので、その記憶容量を、第3の実施例の液
晶表示装置を用いた場合の1/2に低減することができ
る。
【0071】このように、本実施例によれば、第3の実
施例と同一のサブフィールド数を設けるだけで、フリッ
カ強度とメモリの記憶容量を半減させることができる。
【0072】次いで、図14は、第3の実施例と第4の
実施例において、サブフィールド数とフリッカ強度との
関係を示す特性図である。
【0073】図14において、48は第3の実施例にお
けるフリッカ強度特性、49は第4の実施例におけるフ
リッカ強度特性を示す。
【0074】図14に示すように、第3の実施例及び第
4の実施例においても、フリッカ強度は、サブフィール
ド数nにほぼ逆比例して減少する特性を示すが、第4の
実施例は、同じサブフィールド数において、第3の実施
例に比べてフリッカ強度を1/2に低減させることがで
きることが判る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数ライン毎に飛び越し走査を行う走査ライン群をそれ
ぞれ1つのサブフィールドとして複数のサブフィールド
を構成するか、または、奇数番目の走査ラインと偶数番
目の走査ラインを、それぞれ複数のブロックに分割して
複数のサブフィールドを構成し、隣接する走査ライン
が、時間的に連続して走査選択されるサブフィールドの
走査ラインに割り当てられ、かつ、時間的に連続して走
査選択されるサブフィールドの画像信号電圧の極性が順
次反転されるように選択されているので、隣合う走査ラ
インにおけるフリッカの位相状態がほぼ逆転し、全体的
にラインフリッカをキャンセルすることが可能になり、
フリッカの発生を大幅に低減できるという効果がある。
【0076】また、本発明によれば、複数ライン毎の飛
び越し走査によって得られる複数のサブフィールド毎
に、画像信号電圧及び共通電極電圧の極性を反転させて
いるため、ライン反転駆動を行った場合に比べて、画像
信号電圧及び共通電極電圧の反転周期の減少(反転周波
数の増大)が大幅に低減され、各画素の充放電回数の増
大に伴う全体的な消費電力の増大を招かないという効果
がある。
【0077】さらに、本発明によれば、特に、偶数番目
の走査ラインと奇数番目の走査ラインを、それぞれ複数
のブロックに分割して複数のサブフィールドを構成し、
1つのブロックにおけるサブフィールドに対して、それ
に続くブロックにおけるサブフィールドの走査の開始点
が、前記1つのブロックにおけるサブフィールドの中間
点になるような走査駆動を行うようにすれば、半ブロッ
ク(1/2ブロック)毎に画像信号電圧及び共通電極電
圧の極性が変化するようになり、実質的にサブフィール
ド数を2倍にしたのと同等の効果が得られる。このた
め、同一の分割ブロック数からなる複数のサブフィール
ドを形成する場合に、変換した画像信号を記憶するのに
必要なメモリの記憶容量を半分に低減させることができ
るとともに、画像信号電圧の反転周波数及び共通電極電
圧の反転周波数を増大させずに、フリッカの発生強度を
半減させることができるという効果がある。
【0078】同時に、走査ライン数が多く、容量性負荷
が大きい大型の高精細アクティブマトリクス型液晶表示
装置や、フレーム周波数の高いアクティブマトリクス型
液晶表示装置において、画像信号電圧の振幅を低減さ
せ、フリッカ発生の少ない高表示画質が得られ、同時
に、低消費電力特性が得られるという効果もある。
【0079】この他に、本発明の液晶表示装置の駆動シ
ステムにおいて、画像データ変換用のラインメモリを設
けたことにより、低消費電力特性、低画像信号電圧特
性、低フリッカ特性、及び十分な1ラインの選択時間が
維持でき、かつ、シーケンシャルに画像データを出力す
るノンインターレース方式の駆動システムとの接続が可
能となるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるアクティブマトリクス型液晶表
示装置の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】図1に示された実施例における、複数のサブフ
ィールドを構成する一例を示す表示画面の構成図であ
る。
【図3】図2に示された表示画面を得る場合の、各電圧
の供給タイミングを示す波形図である。
【図4】図1に示された実施例におけるフリッカ発生状
況と、そのフリッカの低減作用を示す波形説明図であ
る。
【図5】サブフィールド数を変化させた場合におけるフ
リッカ強度、1ラインの選択時間、消費電力との関係を
示す特性図である。
【図6】図1に示された実施例に使用される液晶表示装
置駆動システムの構成の一例を示すブロック構成図であ
る。
【図7】本発明に係わるアクティブマトリクス型液晶表
示装置の第2の実施例を示す部分構成図である。
【図8】図7に示された第2の実施例を駆動する場合
の、各電圧の供給タイミングを示す波形図である。
【図9】本発明に係わるアクティブマトリクス型液晶表
示装置において、複数のサブフィールドを構成する第3
の実施例を示す表示画面の構成図である。
【図10】図9に示された表示画面を得る場合の、各電
圧の供給タイミングを示す波形図である。
【図11】第3の実施例に使用される液晶表示装置駆動
システムの構成の一例を示すブロック構成図である。
【図12】本発明に係わるアクティブマトリクス型液晶
表示装置において、複数のサブフィールドを構成する第
4の実施例を示す表示画面の構成図である。
【図13】図12に示された表示画面を得る場合の、各
電圧の供給タイミングを示す波形図である。
【図14】第3の実施例と第4の実施例における、サブ
フィールド数とフリッカ強度との関係を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
1 走査信号ライン 2 画像信号ライン 3 薄膜トランジスタ(TFT) 4 画素 5 走査信号電圧発生回路 6 画像信号電圧発生回路 7 極性反転回路 8 水平同期信号入力端子 9 垂直同期信号入力端子 10 共通電極電圧供給回路 11 飛び越し走査回路 12 画像信号(データ)入力端子 13、37、43 第1のサブフィールド表示画面 14、38、44 第2のサブフィールド表示画面 15、39、45 第3のサブフィールド表示画面 16、40、46 第4のサブフィールド表示画面 17 画像信号電圧(VD) 18 共通電極電圧(Vcom) 19、35、41、47 走査信号電圧(VG) 20 画像信号電圧(VD)のセンター電圧 21 共通電極電圧(Vcom)のセンター電圧 22 フリッカ成分波形 23 フリッカ強度特性 24 1ラインの選択時間(1H)特性 25 消費電力特性 26 液晶表示装置 27 表示パネル 28 アドレス制御回路 29 パソコン(PC)またはワークステーション(W
S) 30 中央制御装置(CPU) 31 表示用画像メモリ 32 画像データ伝送路 33 同期信号及び制御信号伝送路 34 補助容量素子 36 走査信号電圧のセンター電圧(VGc) 42 ラインメモリ 48 第3の実施例におけるフリッカ強度特性 49 第4の実施例におけるフリッカ強度特性
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 亨 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 北島 雅明 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像信号ラインと、複数の走査信
    号ラインと、前記画像信号ライン及び走査信号ラインの
    各交点にそれぞれ配置されたスイッチング素子及び画素
    電極と、前記各画素電極に液晶層を介して対向配置され
    た対向電極とを備え、前記画像信号ラインに供給する信
    号電圧をフィールド毎に極性反転させて交流駆動を行う
    アクティブマトリクス型液晶表示装置において、1つの
    表示フィールドを、飛び越し走査を行うことにより得ら
    れる複数のサブフィールドによって構成し、前記複数の
    サブフィールドが順次表示される度毎に、画像信号電圧
    の極性が反転され、かつ、順次隣接した走査ラインにつ
    いて走査が行われることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記飛び越し走査を行うことにより得ら
    れる複数のサブフィ−ルドは、4つ以上の走査ラインを
    順次飛び越すことによって得られる4つ以上のサブフィ
    ールドからなることを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記飛び越し走査を行うことにより得ら
    れる複数のサブフィールドは、順番に複数にブロック分
    けした奇数番目の走査ラインの飛び越し走査により得ら
    れる複数のサブフィールドと、同じく、順番に複数にブ
    ロック分けした偶数番目の走査ラインの飛び越し走査に
    より得られる複数のサブフィールドとからなることを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記各サブフィールドにおける走査ライ
    ンの飛び越し走査の開始点が、その前に表示されるサブ
    フィールドの走査ラインの中間点になるように選択され
    ることを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のサブフィールドが順次表示さ
    れる度毎に、前記画像信号電圧の極性の反転に伴って、
    対向電極電位の極性も前記画像信号電圧の極性と反対極
    性になるように反転されることを特徴とする請求項1記
    載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 表示すべき画像データを蓄積する画像メ
    モリと、前記メモリへの前記画像データの書き込み及び
    前記画像メモリからの前記画像データの読み出し制御を
    行う2つのライン方向アドレスカウンタとを備え、前記
    2つのライン方向アドレスカウンタのいずれか一方の出
    力アドレス値の増減を複数番地毎に行い、かつ、そのラ
    イン方向アドレスカウンタの出力アドレス値に対応して
    液晶表示装置の各画像信号ラインに印加される画像デー
    タの供給順序を制御することを特徴とする請求項1記載
    の液晶表示装置の走査駆動装置。
  7. 【請求項7】 表示すべき画像データを蓄積する画像メ
    モリと、前記画像データを液晶表示装置に転送する表示
    制御部とを有し、前記表示制御部は、1フィールドの期
    間中に前記画像メモリから1フィールド分の同一画像デ
    ータを複数回読み出すととともに、この読み出した1フ
    ィールド分の画像データの中から各サブフィールドに対
    応したものを選択的に前記液晶表示装置に転送すること
    を特徴とする請求項1記載の液晶表示装置の走査駆動装
    置。
  8. 【請求項8】 複数のライン分の画像データを蓄積する
    画像メモリと、前記画像データを液晶表示装置に転送す
    るアドレス制御部とを有し、前記アドレス制御部は、複
    数のサブフィールドの表示順序にしたがって前記画像メ
    モリから読み出した前記画像データの並び換えを行い、
    その並び換えを行った前記画像データを前記液晶表示装
    置に転送することを特徴とする請求項1記載の液晶表示
    装置の走査駆動装置。
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