JPH0622203B2 - アモルフアス半導体薄膜生成装置 - Google Patents

アモルフアス半導体薄膜生成装置

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JPH0622203B2
JPH0622203B2 JP61001024A JP102486A JPH0622203B2 JP H0622203 B2 JPH0622203 B2 JP H0622203B2 JP 61001024 A JP61001024 A JP 61001024A JP 102486 A JP102486 A JP 102486A JP H0622203 B2 JPH0622203 B2 JP H0622203B2
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JP
Japan
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thin film
semiconductor thin
amorphous semiconductor
gas
substrate
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博 酒井
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
本発明は、化合物ガスをグロー放電を用いたプラズマ反
応により分解して基体上に堆積させるアモルファス半導
体薄膜生成装置に関する。
【従来技術とその問題点】
第2図に、半導体原料ガスをグロー放電を用いたプラズ
マ反応により分解し、半導体膜を堆積させるために従来
用いられている代表的な生成装置を示す。以下、モノシ
ラン(SiH4)ガスによりアモルファスシリコン半導体薄
膜を作成する場合を例にとり説明を行う。真空排気系に
排気管8を介して接続された反応室6内に原料ガスであ
るモノシランあるいはモノシランと水素の混合ガスを導
入管7より導入し、1Torr前後の減圧下で電圧1,2間
にグロー放電を生起させる。その結果、放電プラズマ中
では高速電子の衝突によりモノシランや水素の活性種が
生成され、これらがヒータ4により加熱される下部電極
2の上に置かれた基板3の上に堆積して半導体薄膜が生
成される。 こうして作成された半導体薄膜の特性は、放電プラズマ
の性質に大きく依存する。プラズマ生成には直流(以下
DCと書く)電圧印加方式と高周波(以下RFと書く)
電圧印加方式とがあるが、現在は絶縁物基板を電極上に
おいても一様なプラズマが得られることなどの利点から
RF印加方式が主に用いられている。しかし、RF放電
内では入力パワー以外のプラズマの人為的制御が困難で
あること、及びプラズマの物理的性質を評価する研究方
法が論理的にも実験的にも十分には確立されていないと
いう問題点がある。従って、一つの生成装置においてあ
る膜質の半導体薄膜を成長させるための最適放電条件は
別の生成装置に適用することが困難である。 さらに、第2図のような構造の生成装置では、p形ある
いはn形のアモルファスシリコン膜を得るための例えば
p形の場合B2H6,n形の場合PH3などのドーピングガ
ス、あるいはa−siC:H膜やa−SiGe:H膜などのa
−Si合金薄膜を生成するためのC2H2,GeH4などの化合物
原料ガスは、主原料ガスのSiH4と混合されて導入管7を
介して反応室6に導入される。従って分解エネルギーの
異なる各種のガスが同一の導入管より反応室に導かれ、
同一のプラズマグロー放電条件のもとで分解,生成され
るため、各原料ガスが必ずしも各々最適条件で分解され
ず、最適のp形及びn形アモルファスシリコン膜あるい
はアモルファス合金膜が得られないという欠点があっ
た。
【発明の目的】
本発明は、上記従来の装置にみられる欠点を取除くため
になされたものであり、異なる種類の原料ガスのそれぞ
れ適応した放電の制御が容易で、良質のp形及びn形ア
モルファス半導体薄膜あるいはアモルファス合金薄膜の
得られるアモルファス半導体薄膜生成装置を提供するこ
とを目的とする。
【発明の要点】
本発明によるアモルファス半導体薄膜生成装置は、真空
排気可能な反応室内に、一つの共通電極と開口部がそれ
に対向する複数の円筒状個別電極が配置され、共通電極
と個別電極の間にはそれぞれ独立して制御可能の電源が
接続され、個別電極の内部空間はそれぞれ独立した原料
化合物ガス導入管に連通するものである。これにより、
平行平板電極間のDC放電やRF放電では得られない高
密度,高エネルギーのプラズマを円筒状電極内に発生さ
せ、原料ガスの励起,解離等をより活発に行うホロー電
極方式が、各原料化合物ガスについて各個別電極を用い
てそのガスに適合して独立グロー放電条件下で行われる
ため、上記の目的を達成することができる。
【発明の実施例】
第1図はこの発明の実施例を示すもので、第2図と共通
の部分には同一の符号が付されている。図中符号9で示
したのは中空同筒型の金属でできたホロー陰極であり、
メッシュ電極11との間で電源12から給電される電力によ
りDC放電を行い、プラズマ10を発生する。この場合、
p形及びn形アモルファスシリコン膜、あるいはアモル
ファス合金膜の生成に必要なSiH4,B2H2,PH3,C2H2,GeH4
などの原料化合物ガスの種類に従い、複数個のホロー陰
極9を縦横に適当な間隔で配置する。また、各ホロー陰
極9へのガス導入は、それぞれ独立に原料ガス導入管7
から絶縁物の接続管17を介してホロー陰極内に供給さ
れ、ここで陰極内に生成されている高密度の負グロープ
ラズマ10中で効率よく電離あるいは解離され、これらの
生成物はメッシュ陽極11を通過して放電部分とメッシュ
電極を挟んで反対側に設置された取付台1上の基板3に
堆積する。この際、メッシュ電極11と基板取付台1の間
に接続されるRF電源14によるRF電界が堆積の均一化
に役立つ。基板3は取付台1に装備されたヒータ4によ
り任意の温度に加熱できる。DC電源15からの各ホロー
陰極9への給電電力は、各ホロー陰極との間に接続され
た可変抵抗13によって調整することができる。例えば電
源15の電圧が 400〜500 Wの場合に可変抵抗13の制御に
より流れる電流を0〜100WA の間に、従ってホロー陰極
9とメッシュ陽極11の間の放電電力は0〜50Wの間に調
整する。これにより、例えばC2H2のようなSiH4にくらべ
て分解しやすい原料ガスを供給するホロー陰極9とメッ
シュ陽極11の間の放電電力はSiH4を供給するホロー陰極
9の場合の1/2 ないし1/3 に低められ、最適条件で放電
が起こるようにすることができる。 第1図に示した装置では、電極等に付着したフレークや
ほこりが基板上に落下するのを防ぐために、基板3が上
部に設置されたデポアップ方式となっているが、基板を
下部に設置するデポダウン方式や、基板を鉛直面内に配
置する方式にも本発明を有効に実施できることは勿論で
ある。
【発明の効果】
本発明は、p形及びn形アモルファスシリコン膜を生成
するためのドーピングガスあるいはアモルファス合金薄
膜を生成するための化合物ガスを主原料ガスであるシラ
ンガスとは別にそれぞれ独立に供給できるホロー電極を
備え、各ホロー電極によって共通電極との間にそれぞれ
の原料ガスの分解エネルギーに応じた分解条件で、プラ
ズマを生成できるようにしたものである。これにより、
ドーピング効率の優れた各導電形のアモルファスシリコ
ン膜あるいは良好な膜質のアモルファス合金膜を得るこ
とができる。特に、本発明による生成装置を用いてアモ
ルファス太陽電池を作成する場合、p層,i層,n層各
膜の生成において大きな効果を得ることができ、太陽電
池の高効率化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は従来の装
置の断面図である。 1:基板取付台、3:基板、6:反応室、7:ガス導入
管、9:ホロー陰極、11:メッシュ陽極、12:DC電
源、13:可変抵抗、14:RF電源、17:絶縁接続管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化合物ガスを電極間に発生するグロー放電
    を用いたプラズマ反応により分解して基体上にアモルフ
    ァス半導体を堆積させるものにおいて、真空排気可能な
    反応室内に一つの共通電極と開口部が該共通電極に対向
    する複数の円筒状個別電極が配置され、共通電極と個別
    電極の間にはそれぞれ独立して制御可能の電源が接続さ
    れ、個別電極の内部空間はそれぞれ独立した化合物ガス
    導入管に連通したことを特徴とするアモルファス半導体
    薄膜生成装置。
JP61001024A 1986-01-07 1986-01-07 アモルフアス半導体薄膜生成装置 Expired - Lifetime JPH0622203B2 (ja)

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WO2004107825A1 (ja) * 2003-05-30 2004-12-09 Tokyo Electron Limited プラズマ源及びプラズマ処理装置
JP2004356558A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Toshio Goto コーティング装置およびコーティング方法
JP5116999B2 (ja) * 2006-06-27 2013-01-09 株式会社ピュアロンジャパン プラズマ発生装置

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