JP5089669B2 - 薄膜形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シリコン薄膜太陽電池に用いられる微結晶シリコン薄膜等の半導体膜を形成する薄膜形成装置に関する。
従来、シリコン薄膜太陽電池の光電変換層の一つとして、可視光〜赤外光域の光を吸収する性質を持つ微結晶シリコン薄膜が広く用いられている。
微結晶シリコン薄膜の製造方法としては、シラン(SiH)と水素(H)との混合ガスを用いたプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法によってガラス基板上に堆積させるのが一般的である。すなわち、真空排気された真空容器にSiHガスとHガスとをそれぞれ一定量供給し、容器内のガス圧力を所定の値に保っておく。この状態で、容器内に設置された一対の平行平板電極のカソード側(プラズマ電極)に高周波電圧を印加し、アノード側(接地電極)との間にグロー放電を起こさせ、SiH/H混合プラズマを発生させる。
ガラス基板は、通常200℃程度に加熱された接地電極上に保持されており、この表面にSiH/H混合プラズマ中で生成された活性なSiHやSiH等の膜前駆体が入射することによってシリコンの薄膜が堆積する。また、膜表面には、プラズマから多量のH原子も同時に入射することで、シリコン薄膜の一部が結晶化し、いわゆる微結晶シリコン膜が形成される。
プラズマCVD法で微結晶質のシリコン薄膜を形成するには、一般的には「高圧枯渇法」と呼ばれる成膜手法が広く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、比較的高いガス圧力(例えば、1〜10Torr)下で、SiHガス流量Q(SiH)を十分小さくし(換言すると、Hガス流量Q(H)を十分大きくし。)、SiHとHとの流量比をQ(SiH)/[Q(SiH)+Q(H)]=1〜5%程度にまで下げ、プラズマ中のSiHを枯渇させることによって、微結晶シリコン薄膜の堆積が可能となる(逆に、SiH流量比Q(SiH)/[Q(SiH)+Q(H)]が大きいと、堆積した膜は非晶質となる。)。また、プラズマ電極と接地電極(すなわち基板)との間の電極間隔を5〜10mm程度にまで狭めることも膜の結晶化に有効であることが知られている。
また、微結晶シリコン膜を形成する別の手法として、「レイヤ・バイ・レイヤ法」と呼ばれる成膜法も知られている(例えば、特許文献2や非特許文献1参照)。このレイヤ・バイ・レイヤ法では、上記のプラズマCVD装置を用いて、SiHプラズマ(又はSiH/H混合プラズマ)の生成とHプラズマの生成とを交互に多数回繰り返してシリコン薄膜の堆積を行うことによって、たとえSiHプラズマで堆積した時点では非晶質の薄膜であっても、引き続きHプラズマに曝すことで、薄膜を結晶化させている。この方法では、SiHプラズマ(又はSiH/H混合プラズマ)の生成時間TSiとHプラズマの生成時間Tとが重要な制御パラメータである。例えば、TSiを固定したとき、Tを変化させることにより、シリコン膜の結晶化率を大きく変化できることが示されている。一方、膜の堆積速度(時間平均値)に関しては、Tを増加させてシリコン膜を非晶質から微結晶に変化させても、堆積速度は高々30%程度減少する程度である。
これらの方法によって得られた微結晶シリコン薄膜を太陽電池の光電変換層に適用し、太陽電池セルを試作評価した結果、光電変換効率が高々9%程度の実用的な特性が得られている。
また、非結晶シリコン薄膜からなる発電層と微結晶シリコン薄膜からなる発電層とを積層したタンデム型太陽電池も提案されており、全変換効率が高々12%程度の太陽電池モジュールが量産されている。
最近では、シリコン薄膜太陽電池の本格的な実用化に向けて、より生産性が高く、より低コストで太陽電池を製造できるようにするため、基板の寸法が1m×1m以上の大面積の基板(例えば、1.4m×1.1m)が用いられるようになってきた。上記の微結晶シリコン薄膜の形成も、その堆積速度や膜質のみならず、このようなメートル級の大面積基板上に均一に製膜できる大面積・均一成膜技術がますます重要になってきている。
上記のプラズマCVD装置では、プラズマ電極にSiHガスやHガスが供給され、電極内部のガスバッファ室で十分にミキシングされた後、電極面のシャワープレート(多数のガス噴出孔が形成されている電極板)から真空容器内にガスが導入される。このため、プラズマ電極と基板との間の反応空間では、シャワープレートから噴出したSiHガスやHガスは、プラズマ中での分解、膜表面への付着、再結合等の様々な気相・表面反応を経て、一部が膜に取り込まれ、残りの未反応ガスは電極や基板の周辺から排気される。
SiHガスは、プラズマ中での分解と表面への付着が主に起こるため、電極や基板の中央から周辺部に輸送されるにつれて消費が進み、SiH密度は低下していく。一方、Hガスは、プラズマ中での分解と表面での再結合とがほぼ釣り合っているため、その密度は電極や基板の面内でほとんど一定に保たれている。よって、基板の面積が大きく、しかもプラズマ電極と基板との間の距離が短い場合には、基板の中央部と周辺部とで、SiHガスとHガスとの混合比が局所的に異なるようになる。
さらに、このようなガス混合比の不均一性は、圧力が高いほど増長される傾向があるため、高ガス圧力及び狭電極間隔の条件にて成膜する微結晶シリコン薄膜の場合には、メートル級の大面積基板に膜厚や膜質が均一な薄膜を形成することが著しく困難になる。
このようなガス供給に関わる成膜の不均一性を解消するため、以下に記す種々の提案がなされている。例えば、特許文献3に記載の発明は、シャワープレートのガス噴出孔をSiHガス用とHガス用とに区別しておき、SiHガス用のガス噴出孔は電極面内で分布を持たせて配置している。具体的には、電極の中央部では噴出孔の密度を小さくし、周辺部では噴出孔の密度を大きくしている。これにより、ガス孔からプラズマに流入するSiHガスの量を、電極の中央部では相対的に小さく、周辺に向かうにつれて大きくなるように調整できる。結果として、SiHガスとHガスの密度を電極面内で均一にすることが可能となる。
また、特許文献4に記載の発明は、プラズマ電極内部のガスバッファ室を区画壁によって複数の小室に区分けしておき、それぞれの室には外部から独立してガスを供給している。さらに、各バッファ室に供給するガス流量は、マスフローコントローラなどの流量調整手段によって、それぞれの室で異なる値に調整できる。こうして、プラズマ電極のシャワープレートから反応空間に供給するガス流量を所望の面内分布に制御することができ、大面積基板においても均一な成膜が可能となる。
特開2001−237187号公報 特表平9−508236号公報 特開2001−223170号公報 特開2007−324331号公報
しかしながら、実用的な光電変換効率を有するシリコン薄膜太陽電池の製造においては、メートル級の大面積基板上に、膜厚が2〜3μmの微結晶シリコン膜を形成する工程が必須となり、この工程では、膜の堆積速度の均一性と結晶性の均一性がともに約10%以下であることが求められる。堆積速度の均一性を確保するためには、特許文献3、4に開示されているように、SiHガスの密度の均一性を向上させることが有効である。しかしながら、膜の結晶性は、SiHガスとHガスとの流量比Q(SiH)/[Q(SiH)+Q(H)]のみならず、プラズマ電極と基板との距離や、基板温度にも強く依存するので、堆積速度と結晶性の均一性とを両立させることは困難である。
また、特許文献3に記載の発明では、成膜の均一性を向上させるためには、プラズマ電極のガス噴出孔の面内分布を最適化すれば良いが、ガス圧力、高周波電圧、電極間隔等の成膜条件を変えるたびに、最適なガス噴出孔分布が異なってしまうという問題がある。このため、成膜条件出し時には、数多くのシャワープレートを予め作製しておき、条件を変えるたびに装置を長時間大気開放してシャワープレートを交換する必要がある。
また、特許文献4に記載の発明では、複数のマスフローコントローラによって、電極面内のガス流量分布を制御できる。しかし、SiHガス流量の調整だけでは、膜厚の不均一性と膜の結晶性の不均一性とを同時に向上させることは困難である。具体的には、プラズマ電極のある領域において、SiHガスの流量を局所的に少なくさせると、その付近では堆積速度が減少する。一方、膜の結晶性に関しては、SiHガス流量を減少させると、ガス流量比Q(SiH)/[Q(SiH)+Q(H)]も減少し、膜の結晶性は向上する。
このように、上記従来の技術には、SiHガス流量を変化させると、膜厚の均一性と結晶の均一性との双方に影響を与えてしまい、これらを独立して制御することはできないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メートル級の大面積基板上に半導体膜を均一に形成できる薄膜形成装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、基板を保持する基板保持手段と、基板と対向して設けられるプラズマ電極と、プラズマ電極に高周波電圧を印加する高周波電源とを備え、基板保持手段とプラズマ電極との間に、形成する薄膜の材料ガスと水素ガスとの混合ガスのプラズマを発生させて基板上に半導体膜を形成する薄膜形成装置であって、プラズマ電極は、多数のガス噴出孔を備えたシャワープレートと、該シャワープレートのガス噴出孔の反対側の空間がほぼ同心状の複数の室に画成されたガスバッファ室とを含んでおり、水素ガスを複数の室の各々に供給する第1のガス供給手段と、材料ガスを複数の室の各々に供給する第2のガス供給手段と、ガスバッファ室への第1のガスの供給流量を制御する第1の流量調整手段と、複数の室の各々への第2のガスの供給流量を制御する第2の流量調整手段と、第2のガス供給手段からの複数の室に対する材料ガスの供給、遮断を周期的に繰り返すデューティ制御を、室ごとに独立して実行する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明にかかる薄膜形成装置は、各小室に供給する材料ガスの流量の時間平均値と供給/供給停止時間とをそれぞれ制御することで、堆積速度と結晶性の均一性との双方を向上させることが可能となり、歩留まりが向上するという顕著な効果を奏する。
図1は、本発明にかかる薄膜形成装置の実施の形態の構成を模式的に示す図である。 図2は、薄膜形成装置のプラズマ電極の拡大図である。 図3は、区画壁によるガスバッファ室の小室への分割の一例を示す図である。 図4は、各小室に対するSiHガスの供給の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる薄膜形成装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、本発明にかかる薄膜形成装置の実施の形態の構成を模式的に示す図である。また、図2は、実施の形態にかかる薄膜形成装置のプラズマ電極の拡大図である。この薄膜形成装置は、従来のプラズマCVD装置を基本とするものであり、薄膜を形成する雰囲気を内部に形成する真空容器10内に、基板ステージ12とプラズマ電極13とを備えている。基板ステージ12及びプラズマ電極13は、対向する面が互いに平行となるように設置されている。真空容器10にはガス排気管11が設けられており、ガス排気管11に接続された不図示の真空ポンプによって、真空容器10内のガスが排気され、真空容器10内が所定の真空度に設定される。
基板ステージ12は、真空容器10と同様に電気的に接地されており、成膜処理を施す大面積基板100(例えば、1.4m×1.1mの寸法を有するメートル級の基板)が載置される構造となっている。また、基板ステージ12の内部には、不図示の加熱ヒータが内蔵されており、成膜処理時には、基板温度を所定の温度、例えば150〜250℃程度の値に設定する。本実施の形態では基板ステージ12は、真空容器10の下部側に設けられている。なお、基板ステージ12は、特許請求の範囲における基板保持手段に対応する。
プラズマ電極13は、筒状の側面部131と、筒状構造の一方の端部の上面部133と反対側の底面とから構成され、底面には、多数のガラス噴出孔134が均等に分散配置されたシャワープレート132を有する。さらに、プラズマ電極13の内部には、成膜時にシャワープレート132のガス噴出孔134から噴出するSiHガスやHガスを十分にミキシング及び拡散させるためのガスバッファ室135が設けられ、さらにガスバッファ室135は、区画壁136(136a、136b)によって複数の小室137(137a〜137c)に分けられている。区画壁136及び小室137の配置の仕方は、成膜処理を行う基板の形状・寸法によって異なるが、本実施の形態では、図3に示すように、ガスバッファ室135は二つのリング状の区画壁136a及び136bによって、ほぼ同心状の三つの小室137a、137b、137cに分けられている。
プラズマ電極13は、シャワープレート132が基板ステージ12の基板載置面と平行になるように、基板ステージ12の基板載置面から所定距離上方に配置されて、真空容器10内に固定される。ここでは、プラズマ電極13の筒状の側面部131や上面部133は、アルミナやポリテトラフルオロエチレン(PolyTetraFluoroEthylene, PTFE)などの絶縁スペーサ14によって真空容器10とは電気的に絶縁されるように、真空容器10に固定されている。
さらに、プラズマ電極13の筒状の上面部133は、プラズマ電極13を取り囲むように設置されるシールドボックス20と、不図示のインピーダンス整合器とを介して、高周波電源40に電気的に接続されている。これにより、プラズマ電極13には、高周波電圧が印加される。高周波電源40の発振周波数は、13.56MHzや27.12MHzなどが一般的であるが、プラズマの密度を増加させて成膜の高速化を図るために、30〜150MHzの周波数、すなわちVHF(Very High Frequency)帯が用いられることもある。このように、プラズマ電極13には高周波電圧が印加されるため、高周波の放射や漏洩を防ぐために、真空容器10の外部でプラズマ電極13を取り囲むように設置されたシールドボックス20を配置する必要がある。
プラズマ電極13の上面部133には、ガスバッファ室135の複数の小室137のそれぞれにHガスとSiHガスとを供給するため、複数個のHガス供給口21(21a、21b、21c)と複数個のSiHガス供給口25(25a、25b、25c)とが設けられている。
本実施の形態においては、図3に示すように、ガスバッファ室135が三つの小室137a、137b、137cに分けられており、Hガス供給口21(21a、21b、21c)のそれぞれには、Hガス供給管22が配設され、Hガス供給管22の上流部では、Hガスを供給する不図示のHガス供給部からのHガスの流量をコントロールするマスフローコントローラ23とガスバルブ24とを備える。なお、マスフローコントローラ23やガスバルブ24は、シールドボックス20の外部に配置される。
一方、SiHガスの供給は、上記のHガスの場合とは手法が異なり、三つの小室137a〜137cに供給するそれぞれのSiHガス流量を個別に制御して行う。このため、SiHガス供給口25(25a、25b、25c)に接続された3本のSiHガス供給管26(26a、26b、26c)上には、SiHガスを供給する不図示のSiHガス供給部からのSiHガスの流量をコントロールするマスフローコントローラ27a、27b、27cとガスバルブ28a、28b、28cとがそれぞれシールドボックス20の外部に設けられている。
このように、本実施の形態にかかる薄膜形成装置は、ガスバッファ室135の三つの小室137a〜137cのそれぞれに供給するSiHガスの流量を個別に制御・調整できる。シャワープレート132のガス噴出孔134からプラズマに入射したSiHガスは、プラズマ電極13の中央から周辺部へ輸送されるにつれてガスの分解・消費が進むため、プラズマ中のSiH密度は一定ではない。プラズマ電極13の中心からの距離を横軸、SiH濃度を縦軸として両者の関係をグラフで表すと、プラズマ電極13の中央を頂点とした山形(プラズマ電極13の中央で最大、周辺で最小)を示す。そこで、プラズマ電極13の中央部に位置する小室137aに供給するSiHガス流量Q(SiH)を相対的に小さくし、プラズマ電極13の周辺に位置する小室137cに供給するSiHガス流量Q(SiH)を相対的に大きくすることで、プラズマ内のSiH密度が一定に近づくように調整できる。結果として、基板上に成膜されるシリコン膜の膜厚の均一性を向上させることが可能となる。
さらに、本実施の形態にかかる薄膜形成装置では、シールドボックス20の内部のSiHガス供給管26a、26b、26c上に、SiHガスの通過/遮断を高速に切り替えるガスバルブ29a、29b、29cも配置されており、真空容器10内へのSiHガスの供給/供給停止を高速に切り替えられる。なお、SiHガスの供給/供給停止をできる限り高速に切り替えるには、ガスバルブ29とプラズマ電極13との間の配管距離を可能な限り近づければよい。例えば、ガスバルブ29とプラズマ電極13との間の配管距離が10cmの場合よりも5cmの場合の方が、ガスバルブ29とプラズマ電極13との間のSiH供給管26の容積が小さくなるため、SiHガスの供給/供給停止の切り替えが高速になる。
ここで、ガスバルブ29a、29b、29cはエア駆動式であり、圧縮空気を送るためのエア供給管30a、30b、30cが接続されている。また、エア供給管30a、30b、30cには、圧縮空気の通過/遮断を切り替える電磁式のガスバルブ31a、31b、31cがシールドボックス20の外部に設けられている。既に説明したように、シールドボックス20内では高強度の高周波電界が存在するが、ガスバルブ29a〜29cはエア駆動式であり、電気的な動作が一切無く、圧縮空気のみによって開閉動作がなされるため、このような環境でも問題なく使用可能である。
また、プラズマ電極13の上面部133には、高周波電圧や直流の自己バイアス電圧が印加されているため、HガスやSiHガスの供給管22、26が金属製(例えばステンレス製)の場合には、プラズマ電極13とガス供給管22、26とを電気的に絶縁するため、HガスやSiHガスの供給口21、25には、アルミナやPTFEなどの絶縁体ブロックの内部にガスの流路を形成したものが用いられる。しかし、これは必ずしも必要ではなく、エア駆動式のガスバルブ29a〜29cをプラズマ電極13の上面部133に直接取り付けてもその開閉動作には問題はないため、真空容器10へのSiHガスの供給/供給停止の切り替えを高速化するのに都合が良い。ただし、この場合には、シールドボックス20内でガス配管22、26の途中に絶縁性の配管等を取り付け、電気的に切り離す必要がある。
また、本実施の形態では、機械的に開閉動作を行うガスバルブの一例として、エア駆動式のバルブを挙げて説明したが、エア駆動方式に限定されるものではないことは言うまでもない。さらには、電気的に開閉を行うピエゾバルブであっても、バルブの電磁シールドが十分になされていれば適用可能である。
さらに、本実施の形態にかかる薄膜形成装置は、SiHガスの通過/遮断を高速に切り替えるガスバルブ29a〜29cの開閉を制御する制御部60を備える。制御部60は、SiHガスの真空容器10内への供給/供給停止を切り替えるバルブ開閉信号を所定の周期でガスバルブ31a〜31cに供給する。
次に、上記構成の薄膜形成装置における薄膜形成方法について説明する。まず、真空容器10内の基板ステージ12上に基板100を設置した後、ガス排気管11を通じて真空容器10内を真空排気し、真空容器10内を所定の真空度とする。また、基板100が所定の温度となるように基板ステージ12の加熱ヒータで加熱する。
この状態で、Hガス供給管21上に設けられたガスバルブ24を開くと、HガスがHガス供給口22、小室137a〜137c及びシャワープレート132を介して真空容器10に連続的に供給される。この時、真空容器10に供給されるHガスの全流量は、マスフローコントローラ23によって設定された値となっている。
一方、SiHガスに関しては、SiHガス供給管26a〜26cの上流に設けられたガスバルブ28a〜28cを開けると、SiHガスはマスフローコントローラ27a〜27cによって設定されたそれぞれの流量で、SiHガス供給口25、小室137a〜137c及びシャワープレート132を介して真空容器10に供給される。ここで、ガスバルブ28a〜28cは絶えず開いた状態にしておくが、シールドボックス20内の3個のガスバルブ29a〜29cは所定の周期で繰り返し開閉させ、小室137a〜137cへのSiHガスの供給/供給停止を切り替える。
より具体的には、制御部60からのバルブ開閉信号を受けて、まずエア供給管30a〜30c上のガスバルブ31a〜31cをそれぞれ開閉することで、SiHガス供給管26a〜26cのガスバルブ29a〜29cへの圧縮空気の供給/供給停止が切り替えられる。例えば、SiHガスの供給/供給停止を切り替えるガスバルブ29a〜29cがノーマリ・クローズ型の場合には、制御部60からバルブ開信号が出されてガスバルブ31a〜31cが開状態となると、ガスバルブ29a〜29cは圧縮空気が供給されて開状態となる。
逆に、制御部60からバルブ閉信号が出されてエア供給管30a〜30c上のガスバルブ31a〜31cが閉状態となると、SiHガスの供給/供給停止を切り替えるガスバルブ29a〜29cへの圧縮空気の供給が止まり、空気圧の作用によってガスバルブ29a〜29cは閉状態となる。
こうして、ガスバッファ室135の小室137a〜137c(さらには、シャワープレート132を通じて真空容器10)へのSiHガスの供給/供給停止を切り替えることができる。ここで、ガスバルブ29a〜29cを開閉動作させてSiHガスの供給/供給停止を切り替えている時でも、各小室137a〜137cに供給するSiHガスの流量は対応するマスフローコントローラ27a〜27cによってそれぞれ制御されているため、ガス流量の時間平均値はマスフローコントローラ27a〜27cによって設定される値となる。
ところで、「レイヤ・バイ・レイヤ法」による微結晶シリコン膜の成膜手法に関して上述したように、SiH/H混合プラズマとHプラズマとを交互に繰り返し発生させてシリコン薄膜を堆積させる際、SiHガスの供給をオンしてSiH/H混合プラズマを発生させる時間TSiとSiHガスの供給をオフしてHプラズマを発生させる時間Tとを調整することにより、シリコン膜の結晶性を非晶質から微結晶までの広範囲で変化させることができる。また、SiHガスの流量の時間平均値を一定に保っておけば、シリコン膜の堆積速度はほぼ一定に保たれる。
よって、ガスバッファ室135の各小室137a〜137cに接続されているSiHガスの供給のガスバルブ29a〜29cの開閉時間をそれぞれ調整することで、膜の堆積速度をほとんど変化させずに、結晶性の面内均一性を向上させることが可能となる。例えば、SiHガスの供給/供給停止のデューティ比[=TSi/(TSi+T)]を変化させ、デューティ比を小さくする(TSiを短くする)と堆積したシリコン膜の結晶性が向上し、逆にデューティ比を大きくする(TSiを長くする)と結晶性が低下する。こうして、各小室137a〜137cに供給するSiHガスの流量の時間平均値Q(SiH)と供給/供給停止時間(TSi/T)とを、小室ごとに個別に制御することで、堆積速度と結晶性の均一性との双方を向上させることが可能となる。上記のように、プラズマ電極13の中央部に位置する小室137aには相対的に小さい流量でSiHガスを供給し、プラズマ電極13の周辺部に位置する小室137cには相対的に大きい流量でSiHガスを供給する(換言すると、プラズマ電極13の中央部に位置する小室137aは単位時間当たりのSiHガスの供給量を少なくし、プラズマ電極13の周辺部に位置する小室137cは単位時間当たりのSiHガスの供給量を多くする)ことで、プラズマ内のSiH密度が一定に近づくように調整でき、結果として、基板上に成膜されるシリコン膜の膜厚の均一性を向上させることが可能となる。この場合、プラズマ電極13の中央部に位置する小室137aはデューティ比TSi/(TSi+T)を相対的に大きくし、プラズマ電極13の周辺部に位置する小室137cはデューティ比TSi/(TSi+T)を相対的に小さくすることで、膜厚の均一性を損なうことなく結晶性の面内均一性も向上させることが可能となる。小室137a〜137cに対するSiHガスの供給の一例を図4に示す。
なお、SiHガスを供給している間にシリコン膜が基板上に堆積し、堆積した膜の結晶性は、SiHガスの供給を停止している間に変化するため、堆積したシリコン膜が薄い方がその結晶性を変化させるのに都合が良い。
以上のようにして、所定の厚さの微結晶シリコン薄膜が形成された後、Hガス供給管21上に設けられたガスバルブ24と、SiHガス供給管26上に設けられたガスバルブ28とを閉じ、基板ステージ12の加熱ヒータをオフし、真空容器10内を十分に排気してから大気圧に戻す。そして、基板ステージ12に載置されている基板100を真空容器10外へ搬出して薄膜形成処理が終了する。
本実施の形態にかかる薄膜形成装置は、供給するSiHガスの流量の時間平均値Q(SiH)と供給/供給停止時間(TSi/T)とを、小室ごとにそれぞれ制御できる。このため、堆積速度と結晶性の均一性との双方を向上させることが可能であり、歩留まりが向上する。しかも、条件出しにあたって、シャワープレート132の交換は不要であるため、条件を変えるたびに装置を長時間大気開放する必要はない。このため、条件出しの際にシャワープレートの交換に伴う真空容器10の減圧が不要となり、消費エネルギーを低減できる。
ここで、上記の方法にて1.4m×1.1mの大面積ガラス基板上に微結晶シリコン薄膜を成膜し、評価した例について説明する。ここでは、小室137a、137b、137cへ供給するSiHガス流量をそれぞれ、Q(SiH)=1.8slm(slm:1013.25hPa、0℃における1分間あたりの流量)、2.0slm、2.4slm、Hガスの全流量をQ(H)=98slm、真空容器10のガス圧力を1500Pa、プラズマ生成のための高周波電力(周波数27.12MHz)を15kW、プラズマ電極13と基板ステージ12との距離を6mm、基板ステージ12の温度を200℃に設定してシリコン薄膜を形成した。
SiHガスの供給/供給停止に関しては、繰り返し周波数を10〜0.1Hzの範囲、SiHガスの供給時間をTSi=5ms〜5sの範囲で変化させて成膜したところ、TSiがTSi=10ms以上1s以内の範囲であれば、膜の結晶性が変化することが確認できた。そこで、シリコン膜のラマン散乱分光によって得られる非晶質に起因するピークI(480cm−1)と結晶に起因するピークI(520cm−1)との強度比I/Iが基板100面内で7程度となるように、各小室137a〜137cへのSiHガスの供給/停止時間(TSi/T)を調整した結果、供給/停止周波数を全て5Hz(周期200ms)とし、各小室137a、137b、137cにSiHガスを供給する時間をそれぞれTSi=50ms、45ms、30msにした時、満足できる均一な成膜(堆積速度の均一性±6%、結晶性の均一性±9%)が達成された。
本実施の形態においては、プラズマCVD法による膜形成の際に、基板100上に堆積するシリコン膜の堆積速度の均一性が所望の値(例えば±10%)以内になるように、ガスバッファ室135の各小室137a〜137cのそれぞれに供給するSiHガスの流量Q(SiH)を、対応するマスフローコントローラ27a〜27cによって調整する。加えて、各小室137a〜137cに接続されたSiHガスバルブ29a〜29cを繰り返し開閉することにより、一定周期でSiHガスを供給/供給停止させ、基板100上に堆積するシリコン膜の結晶性が所望の範囲になるよう、SiHガスの供給/供給停止時間(TSi/T)を調整する。例えば、シリコン膜のラマン散乱分光によって得られる非晶質に起因するピークI(480cm−1)と結晶に起因するピークI(520cm−1)との強度比I/Iが基板100面内で6以上7以下になるようにすればよい。これにより、従来の微結晶シリコン膜の堆積方法と比べて、成膜時の堆積速度及び結晶性をより均一にできるという効果が得られる。
なお、上記実施の形態は、本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることはない。例えば、上記実施の形態においては、HガスとSiHガスとを用いた微結晶シリコン膜の製造方法を例として説明したが、HガスにHe、Ne、Ar等の不活性ガスなどを添加してもよい。また、材料ガスはSiHガスに限定されるものではなく、Siを含む他のガス(例えばジシラン(Si))でも良く、また、ジボラン(B)、ホスフィン(PH)、アルシン(AsH)に代表されるドーパントガスを添加しても良い。また、微結晶シリコン以外にも、微結晶シリコンゲルマニウム(SiGe1−x)や微結晶ゲルマニウムの成膜においても同様の効果があり、高い結晶性を維持しつつ高速成膜が可能となる。微結晶シリコンゲルマニウムの成膜の場合には、材料ガスとしてはSiHとGeHとの混合ガスを、微結晶ゲルマニウムの成膜の場合には原料ガスとしてGeHガスを用いればよい。このように、本発明は様々な変形が可能である。
以上のように、本発明にかかる薄膜形成装置は、メートル級の大面積基板を用いた微結晶シリコン薄膜を利用する太陽電池の製造に有用である。
10 真空容器
11 ガス排気管
12 基板ステージ
13 プラズマ電極
14 絶縁スペーサ
20 シールドボックス
21a、21b、21c Hガス供給口
22 Hガス供給管
23 マスフローコントローラ(Hガス用)
24、28a、28b、28c、29a、29b、29c、31a、31b、31c ガスバルブ
25a、25b、25c SiHガス供給口
26a、26b、26c SiHガス供給管
27a、27b、27c マスフローコントローラ(SiHガス用)
30a、30b、30c エア供給管
40 高周波電源
60 制御部
100 基板
131 側面部
132 シャワープレート
133 上面部
134 ガス噴出孔
135 ガスバッファ室
136a、136b 区画壁
137a、137b、137c 小室

Claims (5)

  1. 基板を保持する基板保持手段と、前記基板と対向して設けられるプラズマ電極と、前記プラズマ電極に高周波電圧を印加する高周波電源とを備え、前記基板保持手段と前記プラズマ電極との間に、形成する薄膜の材料ガスと水素ガスとの混合ガスのプラズマを発生させて前記基板上に半導体膜を形成する薄膜形成装置であって、
    前記プラズマ電極は、多数のガス噴出孔を備えたシャワープレートと、該シャワープレートの前記ガス噴出孔の反対側の空間がほぼ同心状の複数の室に画成されたガスバッファ室とを含んでおり、
    前記水素ガスを前記複数の室の各々に供給する第1のガス供給手段と、
    前記材料ガスを前記複数の室の各々に供給する第2のガス供給手段と、
    前記ガスバッファ室への前記水素ガスの供給流量を制御する第1の流量調整手段と、
    前記複数の室の各々への前記材料ガスの供給流量を制御する第2の流量調整手段と、
    前記第2のガス供給手段からの前記複数の室に対する前記材料ガスの供給、遮断を周期的に繰り返すデューティ制御を室ごとに独立して実行する制御手段とを有することを特徴とする薄膜形成装置。
  2. 前記シャワープレートの中央部に近い室ほど、前記材料ガスの供給流量が小さいことを特徴とする請求項1記載の薄膜形成装置。
  3. 前記シャワープレートの中央部に近い室ほど、繰り返し周期中の供給の期間の割合が大きいことを特徴とする請求項1又は2記載の薄膜形成装置。
  4. 前記制御手段は、シールドボックス内に設けられ、空気圧に応じて開閉するエアバルブと、前記エアバルブを開閉させることによって、前記デューティ制御を実行する開閉手段とを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の薄膜形成装置。
  5. 前記第1及び第2のガス供給手段は、前記複数の室の各々に接続された第1及び第2のガス供給管を有し、
    前記第1及び第2の流量調整手段は、前記第1及び第2のガス供給管上に設けられたマスフローコントローラであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の薄膜形成装置。
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