JPH0622182Y2 - 水分計付き穀物計量機 - Google Patents

水分計付き穀物計量機

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JPH0622182Y2
JPH0622182Y2 JP1988067527U JP6752788U JPH0622182Y2 JP H0622182 Y2 JPH0622182 Y2 JP H0622182Y2 JP 1988067527 U JP1988067527 U JP 1988067527U JP 6752788 U JP6752788 U JP 6752788U JP H0622182 Y2 JPH0622182 Y2 JP H0622182Y2
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JP
Japan
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sample
grain
weighing
path
hopper
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JP1988067527U
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JPH01171328U (ja
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義博 井龍
博 相沢
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各生産者からの穀物を荷受けし、乾燥、精
選、貯蔵の各行程を経て出荷するようにした穀物乾燥調
整施設に適用され、その荷受け時の穀物総重量を測定す
ると同時にその穀物の初期水分を測定できるようにした
水分計付き穀物計量機の改良に関する。
(従来の技術) 従来、水分計付き計量機としては、荷受け穀物を投入し
てその重量を測定する計量ホッパ内に、荷受け穀物の初
期水分を測定する水分計の測定電極を配置したものが知
られている。
このような水分計付き計量機では、荷受け穀物の全重量
は、計量ホッパへの投入穀物量が定量になるたびにその
穀物を完全に排出して再び投入するという動作を繰り返
すことにより求め、また荷受け穀物の初期水分は、計量
ホッパが定量になるたびに水分計を作動させ、その各測
定値を平均することにより求めている。このようにして
求めた初期水分は、荷受け穀物を乾燥する際の制御資料
などに利用される。
ところで、旧型の穀物乾燥調整施設に隣接して新しい穀
物乾燥調整施設を増設したり、あるいは穀物乾燥調整施
設を複数台新設することが、一般に行われているが、こ
のような場合、一方の穀物乾燥調整施設に荷受けされた
穀物の一部を、他方の穀物乾燥調整施設に必要に応じて
持ち込み、その他方の施設の一部を利用して穀物の初期
水分の測定をはじめとする自主検定ができれば、きわめ
て便宜であり、両施設間の有効利用が図れるといえる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述の水分計付き穀物計量機では、上述のよう
に計量ホッパ内に水分計の測定電極が配置されているの
で、その計量ホッパで計量中の荷受け穀物しか水分測定
できず、上述の便宜を実現することはできない。
そこで、本考案は、これらの点に鑑み、荷受けした穀物
以外の外部の穀物の水分も測定できるようにすることに
より、両施設間の有効利用を図ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案は以下のような構
成とした。
すなわち、本考案は、荷受け穀物の一部を計量ホッパに
投入し、その投入量が定量になるたびに穀物を計量ホッ
パから排出してさらに他の一部を投入するようにして荷
受け穀物全部の重量を求めるようにした穀物計量機にお
いて、 前記計量ホッパに投入または排出される穀物の一部を、
自主検定用サンプルとして採取するサンプル採取機構
と、 サンプル採取機構で採取したサンプルが定量になるとサ
ンプル計量終了信号を出力する信号出力手段と、 サンプル採取機構で採取した定量の穀物を内部サンプル
として搬送する内部サンプル搬送路と、 余剰のサンプルをもとの穀物に返還するサンプル返還路
と、 前記サンプル計量終了信号によりサンプルの搬送方向を
内部サンプル搬送路からサンプル返還路へと切換える切
換弁と、 外部からの穀物を外部サンプルとして搬入する外部サン
プル搬入路とを備えるとともに、 前記内部サンプル搬送路と前記外部サンプル搬入路との
各排出端を合流させて、その合流部をひとつの排出路に
連結するとともに、その排出路に前記サンプルの水分を
測定する水分計を設けてなるものである。
(作用) 以下、本考案の作用について図面を参照して説明する。
計量ホッパ3で計量される穀物の一部は、サンプルカッ
プ6で採取されたのち内部サンプルとして計量部10に
導かれ、ここで水分測定されたのちに排出される。
サンプル採取機構で定量以上に採取した余剰サンプル
は、サンプル計量器9から出力されるサンプル計量終了
信号により、切換弁11が切換わり、排出ホッパ5に向
けて搬送される。
一方、例えば隣接する他の穀物乾燥調整施設に荷受けさ
れた穀物の一部が必要に応じて自主検定用サンプルとし
て持ち込まれ、外部サンプルホッパ15に投入される
と、このサンプルは外部サンプルとして計量部10に導
かれ、ここで水分測定されたのちに、排出される。
従って、以後、この両サンプルは同一の専用の乾燥機に
導かれて自主検定に供することができる。
(実施例) 次に、本考案の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
図において、1は各生産者が持参した荷受け穀物を計量
に先立って張込む張込みホッパであり、その排出口に開
閉自在な排出シャッタ2を設ける。
3は計量の際に、張込ホッパ1内の穀物を落下させて収
容する計量ホッパであり、その排出口に開閉自在な排出
シャッタ4を設ける。この計量ホッパ3には、収容され
る穀物重量を測定する重量計(図示せず)を併設し、重
量計はその穀物重量に応じた電気信号を出力する。
5は計量ホッパ3で計量が終了した穀物を収容するとと
もにその排出口を開口した排出ホッパであり、その排出
口から排出された穀物は、乾燥機や貯蔵室に向けて送ら
れる。
6はサンプリングカップ7を張込みホッパ1の排出口に
向けて進出し、張込ホッパ1の排出口から落下する穀物
の一部をそのカップ7で自主検定用サンプルとして採取
するサンプル採取機構である。
サンプリングカップ7の定位置の下方には、ふたまたの
内部サンプルホッパ8を設け、その一方の排出口を排出
ホッパ5に連結するとともに、その他方の排出口をサン
プル計量器9の計量部10に連結する。この内部サンプ
ルホッパ8のふたまた部には、サンプルの搬送方向を切
換える切換弁11を設ける。
サンプル計量器9は、その計量部10に収納されるサン
プルの総重量が例えば1kgというように一定の重量にな
ったときに、サンプルの計量が終了した旨を示すサンプ
ル計量終了信号を送出するようにしたものである。
12は計量部10の排出口を開閉自在とする排出シャッ
タであり、その排出口をサンプル排出シュート13を介
してサンプル箱14の入口に連結する。
15は外部の自主検定用サンプルを投入するために、ケ
ース16の外側にその投入口を設けるとともに、その排
出口をサンプル計量器9の計量部10にのぞませた外部
サンプル搬入ホッパである。
サンプル計量器9の計量部10内には、内部サンプルホ
ッパ8から排出される内部サンプル、または外部サンプ
ル搬入ホッパ15か排出される外部サンプルの水分測定
を行う水分計の測定電極17を配置する。
水分計は、計量部10内の穀物の収容量により電気抵抗
や静電容量が変化するので、これらの変化を検出して水
分を求める。
また、水分計の測定電極17の配置位置は、内部サンプ
ルホッパ8および外部サンプルホッパ15の合流点より
下流であればサンプル排出シュート13やサンプル箱1
4に配置してもよい。
次に、以上のように構成する実施例の動作例について説
明する。
いま、張込ホッパ1に穀物が張込まれ、排出シャッタ2
が開くと、サンプリング採取機構7のカップ6が張込ホ
ッパ1の排出口に向けて進出する。
これにより、計量ホッパ3に穀物が収容されていき、例
えば100kgというように定量になると、張込ホッパ1
の排出シャッタ2が閉じたのち、計量ホッパ3の排出シ
ャッタ4が開いて空の状態になる。
この間にカップ6で採取されたサンプルは、内部サンプ
ルとして内部サンプルホッパ8を経由してサンプル計量
器9の計量部10に収容される。
このような各動作によって、計量部10に収容される内
部サンプルが例えば1kgというように定量になると、サ
ンプル計量器9からサンプル計量終了信号が出力される
ので、この信号により切換弁11が図示の位置から反対
側に切換わる。従って、以後、サンプルカップ6で採取
されたサンプルは、排出ホッパ5に向けて搬送される。
ここで、水分計が作動して計量部10内の内部サンプル
の水分測定を行い、その測定が終了すると、排出シャッ
タ12が開いて内部サンプルはサンプル箱14に落下す
る。この内部サンプルは、サンプル専用の乾燥機に導か
れたのち、自主検定に供される。
次に、隣接する他の穀物乾燥調整施設に荷受けされた穀
物の一部を必要に応じて自主検定用サンプルとして持ち
込み、水分測定を行う場合について説明する。
この場合には、計量ホッパ3における計量作業を中止、
あるいはその作業を行っていないときに、例えば1kgと
いうように単位量の穀物を、外部サンプルとして外部サ
ンプルホッパ15から投入すると、この外部サンプルは
サンプル計量器9の計量部10に収容される。
ここで、特別に設けた外部サンプル測定ボタンを押下す
ると、この押下によって水分計が起動してその水分測定
を行い、その測定が終了すると、排出シャッタ12が開
いて外部サンプルはサンプル箱14に落下する。そし
て、この外部サンプルも、内部サンプルと同様に自主検
定に供される。
(考案の効果) 以上のように本考案では、外部サンプルを投入する外部
サンプルホッパを設け、このホッパに自主検定用サンプ
ルを投入すれば水分が測定されて排出されるようにした
ので、例えば隣接する他の穀物乾燥調整施設に荷受けさ
れた穀物の一部を持ち込んで、外部サンプルホッパから
投入すれば他の施設に荷受けされた穀物の自主検定作業
が内部サンプルと同様に行うことができるのできわめて
便宜であり、もって両施設間の有効利用が図れる。
サンプル計量終了信号によりサンプルの搬送方向を切換
える切換弁を設けたので、サンプル採取機構で定量以上
に採取した場合でも、余剰のサンプルが自動的にもとの
穀物に戻り、人手を必要とせずに円滑に作業が継続でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施例の全体図である。 3は計量ホッパ、7はサンプル採取機構、8は内部サン
プルホッパ、9はサンプル計量器、10は計量部、13
はサンプル排出シュート、15は外部サンプル搬入ホッ
パ、17は水分計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷受け穀物の一部を計量ホッパに投入し、
    その投入量が定量になるたびに穀物を計量ホッパから排
    出してさらに他の一部を投入するようにして荷受け穀物
    全部の重量を求めるようにした穀物計量機において、 前記計量ホッパに投入または排出される穀物の一部を、
    自主検定用サンプルとして採取するサンプル採取機構
    と、 サンプル採取機構で採取したサンプルが定量になるとサ
    ンプル計量終了信号を出力する信号出力手段と、 サンプル採取機構で採取した定量の穀物を内部サンプル
    として搬送する内部サンプル搬送路と、 余剰のサンプルをもとの穀物に返還するサンプル返還路
    と、 前記サンプル計量終了信号によりサンプルの搬送方向を
    内部サンプル搬送路からサンプル返還路へと切換える切
    換弁と、 外部からの穀物を外部サンプルとして搬入する外部サン
    プル搬入路とを備えるとともに、 前記内部サンプル搬送路と前記外部サンプル搬入路との
    各排出端を合流させて、その合流部をひとつの排出路に
    連結するとともに、その排出路に前記サンプルの水分を
    測定する水分計を設けてなる水分計付き穀物計量機。
JP1988067527U 1988-05-24 1988-05-24 水分計付き穀物計量機 Expired - Lifetime JPH0622182Y2 (ja)

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JPH01171328U JPH01171328U (ja) 1989-12-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7074975B2 (ja) * 2018-02-28 2022-05-25 近江度量衡株式会社 計測装置
JP2019197007A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 東京瓦斯株式会社 超音波探傷の判定装置、判定プログラム及び判定方法

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JPS62287140A (ja) * 1986-06-05 1987-12-14 Iseki & Co Ltd 水分計の自動停止装置

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JPH01171328U (ja) 1989-12-05

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