JPH06221806A - タッチ信号プローブ - Google Patents

タッチ信号プローブ

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JPH06221806A
JPH06221806A JP30268993A JP30268993A JPH06221806A JP H06221806 A JPH06221806 A JP H06221806A JP 30268993 A JP30268993 A JP 30268993A JP 30268993 A JP30268993 A JP 30268993A JP H06221806 A JPH06221806 A JP H06221806A
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和彦 日高
Mikiya Teraguchi
幹也 寺口
Aritsune Hama
有恒 濱
Chihiro Marumo
千尋 丸茂
Kunitoshi Nishimura
国俊 西村
Kiyokazu Okamoto
清和 岡本
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定物に対する検出感度が高く低接触力で
の測定が可能であるとともに、外乱振動によっては誤検
出が生ぜず、方向性、速度依存性が少なく且つロングス
タイラス化を図ることができるタッチ信号プローブを提
供する。 【構成】 被測定物と接触する接触球14Aを有する振
動子14の軸方向の略中心部を係合ピン18を介してス
タイラスホルダ12に支持するとともに、振動子14に
振動を付加し且つその振動の変化を検出する圧電素子1
6を振動子14の溝部20に密着した状態で取付け、測
定時に振動子14を圧電素子16によって振動させ、こ
の振動の変化を圧電素子16によって検出することによ
り、被測定物との接触を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタッチ信号プローブに係
り、例えば三次元測定機等によって被測定物の形状等を
測定する場合に用いられるタッチ信号プローブに関す
る。
【0002】
【背景技術】被測定物の形状、寸法等の測定を行う測定
機としてハイトゲージ(一次元測定機)、三次元測定
機、輪郭測定機等が知られているが、その場合の座標検
出や位置検出を行うために、測定機には被測定物との接
触を検出するタッチ信号プローブが用いられる。
【0003】従来、タッチ信号プローブの接触検出機構
としては、(A)プローブのスタイラスの根元に圧電素
子、歪みゲージ等の検出素子を設け、これらの検出素子
によって被測定物との接触時にスタイラスに生じる歪み
や衝撃を検出するようにしたもの、(B)スタイラスの
先端部に圧電素子を設け、この圧電素子によって被測定
物との接触時にスタイラスに生じる衝撃を検出するよう
にしたもの、(C)できるだけ長いスタイラスを使用で
き、且つ応答時間の短縮を目的として、圧電素子をねじ
によってスタイラスの途中に取付け、この圧電素子によ
ってスタイラスを振動させ、先端球が被測定物に接触し
た際の振幅の減少具合から接触状態を検出するもの(ド
イツ国特許2841424号)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した
(A),(B),(C)のいずれにも次のような欠点が
ある。まず、(A)のスタイラスの根元に検出素子を設
けたプローブでは、スタイラスを長くした場合に、被測
定物と接触する先端球から検出素子までの距離が長くな
るから被測定物との接触時と、検出素子での振動の検出
時とに時間差が生じ、この結果、接触時の座標位置を正
確に測定機が読みとることができなくなり、測定精度が
低下する欠点がある。
【0005】特に、スタイラスには被測定物との接触の
方向に応じて異なる波が生じるため、つまり、スタイラ
スの軸方向に被測定物が接触する場合には縦波が、横方
向に被測定物が接触する場合には横波が生じるため、こ
の縦波と横波との伝播速度の差により、スタイラスの先
端部から検出素子に伝わる時間が接触の方向によって異
なり、接触時と検出時の時間差が必ずしも一定にならな
い。しかも、横波には速度依存性があるため、先端球と
被測定物との衝突速度がばらつくと精度のばらつきとな
る。
【0006】また、これらのプローブにおいて検出感度
を向上させるにはスタイラスの剛性を低下させることが
考えられるが、剛性を低下させるとスタイラスの固有振
動数が低下してスタイラスが外乱振動によって振動しや
すくなるため誤検出が生じやすく、やはり精度を悪化さ
せてしまう。
【0007】(B)の圧電素子をスタイラスの先端部に
設置したプローブについては、前述の縦波と横波との関
係で理由付けられるように、スタイラスに対する縦方向
の力と横方向の力とに対する検出感度が異なるため、被
測定物との接触方向に検出感度が依存するという欠点が
ある。
【0008】更に、(C)のスタイラスを振動させるタ
イプのプローブでは振幅を検出する圧電素子がプローブ
の軸方向に螺合するねじによってスタイラスに押圧され
て取付けられているため、ねじによる押圧力が低いと、
圧電素子とスタイラスとの間に滑りが生じて高い振動振
幅を得ることができず、検出感度が低下する欠点があ
る。逆に、ねじによる押圧力を高くすると、圧電素子の
性能を劣化させる問題がある。
【0009】また、(C)のプローブは、少なくとも軸
方向に対称に構成されていないため、共振時における振
動エネルギ/電気エネルギの効率は極めて低いものとな
る。このことは、先端球が被測定物に接触して振動エネ
ルギが散逸してもあまり振幅が変化しないことを、即ち
検出感度が低いことを意味する。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は三次元測定機等に利用されるタッチ
信号プローブにおいて、被測定物に対する検出感度が高
く低接触力での測定が可能であるとともに、外乱振動に
よっては誤検出が生ぜず、方向性、速度依存性が少なく
且つロングスタイラス化を図ることができるタッチ信号
プローブを提供するところにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のタッチ信号プロ
ーブは、スタイラスホルダと、このスタイラスホルダに
軸方向の略中央部が支持されているとともに先端に被測
定物と接触する接触部を有する振動子と、この振動子の
スタイラスホルダに対する支持点を振動の節として振動
子を共振させる加振手段と、前記振動子の振動の変化か
ら前記接触部の被測定物に対する接触を検出する検出手
段とを含むことを特徴とする。また、本発明のタッチ信
号プローブは、略柱状に形成されるとともに軸方向に振
動し、且つ、先端に被測定物と接触する接触部を有する
振動子と、この振動子において振動の節近傍に配置され
るとともに振動子の固有振動数に略一致した振動数で振
動子を加振する加振素子と、前記節と同一の節又はこの
節の隣の節の近傍に配置され、且つ、前記接触部が被測
定物に接触する際にこの接触による振動の拘束に対応し
て発振信号を変化させる検出素子とを含むことを特徴と
する。ここで、タッチ信号プローブを前記振動子におけ
る1箇所又は複数箇所の前記振動の節に設けられるとと
もに前記振動子を支持する1個又は複数個の支持部材
と、この支持部材とともに前記加振素子及び検出素子を
密閉するハウジングとを備えて構成してもよい。さら
に、前記ハウジングの固有振動数(基本周波数及びその
高調波成分)が前記振動子の共振振動数と相違する構造
としてもよい。
【0012】
【作用】本発明では、スタイラスホルダに振動子をその
軸方向の略中央部を支持させるとともに、振動子の支持
点を振動の節として振動させる加振手段を振動子に設け
ている。つまり、振動子はスタイラスホルダにその重心
を中心として対称に支持され、且つ振動の節の部分でス
タイラスホルダに支持されているので、外乱振動に対す
る安定性が向上するとともに加振手段によって容易に振
動するようになる。また、振動子が被測定物と接触した
ときの振動の減衰を検出手段によってとらえて被測定物
との接触を検出するので、低接触力での測定が可能とな
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係るタッチ信号プローブの好
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説
明する。ここで、各実施例中、同一又は同様構成要素は
同一符号を付して説明を省略もしくは簡略にする。
【0014】図1は第1実施例に係るタッチ信号プロー
ブの要部を示す一部破断斜視図、図2及び図3は図1の
タッチ信号プローブの振動子と圧電素子との関係を示す
側面図、図4は図1のタッチ信号プローブにおける回路
構成の概略を示す説明図である。
【0015】図1に示すように、第1実施例に係るタッ
チ信号プローブ10は、スタイラスホルダ12、振動子
14、圧電素子16等から構成される。スタイラスホル
ダ12は図示しない三次元測定機等の移動軸に取付けら
れ、この移動軸が移動しながら被測定物との接触を検出
し、接触時の座標を読み取ることによって形状等を測定
する。
【0016】スタイラスホルダ12は、中空の円筒状に
形成され、その内側下端には振動子14がその軸方向の
略中央部の支持点に設けられた一対の係合ピン18によ
って支持されている。振動子14の下端には、測定時に
被測定物と当接する接触球14Aが取付けられていると
ともに、その上端には、接触球14Aと同重量のバラン
サー14Bが取付けられている。このバランサー14B
は、振動子14の先端に接触球14Aが取付けられてい
るため、共振時における振動の節が振動子14の中心か
ら外れないように重量バランスをとり、且つタッチ信号
プローブ10の全体が振動子14の振動方向と交差する
方向に移動して加速度を受けた時に支持点の回りのモー
メントを受けないようにするためのものである。従っ
て、バランサー14Bは接触球14Aと同一の球であっ
ても差し支えない。
【0017】また、図2に示すように、振動子14に
は、圧電素子16の取付部として一対の溝部20が外周
部に切り欠かれて形成されており、図3に示すようにこ
の溝部20には、同一形状の2つの圧電素子16が接着
剤等によって、その両端が密着した状態で取付けられて
いる。ここで、振動子14の中心軸をX軸、それと直角
方向にY軸、Z軸をとれば、溝部20は概ね原点に対し
て対称な構造が望ましい。また、圧電素子16は、この
溝部20に、X−Z平面に平行で且つX−Z平面に対称
となる位置に取付けることが望ましい。
【0018】これらの圧電素子16は、図4に示すよう
に、加振素子である加振用電極16Aと検出素子である
検出用電極16Bとに二分されており、これらの電極1
6A,16Bには2本の信号線22A,22Bが配線さ
れている。これらの信号線のうち、信号線22Aはアク
チュエータとして振動子14を振動させる駆動回路24
に接続されており、信号線22Bは振動子14の振動を
検出する検出回路26に接続されている。更に検出回路
26には信号処理回路28が接続されている。ここに、
圧電素子16の加振用電極16A及び駆動回路24を含
んでX軸方向に振動を付加する加振手段が構成され、圧
電素子16の検出用電極16B、検出回路26及び信号
処理回路28を含んで振動子14の振動の変化から接触
球14Aの被測定物に対する接触を検出する検出手段が
構成されている。
【0019】2つの圧電素子16から配線された各信号
線22A,22Bは各々並列に接続され、又、これらの
圧電素子16の裏面には同一電極で共通のアース線22
Cが接続されている。従って、2つの圧電素子16は同
一電圧で同じ変形をするので、溝部20から振動子14
に振動が加えられ、振動子14にX軸方向の振動モード
が励起されることになる。以上の構成は閉ループ構成で
共振状態を励起する方法であるが、共振状態を励起する
方法はこれに限定されるものでなく、外部の発振器で駆
動することにより共振状態を励起する方法でもよい。
【0020】尚、図示していないが、駆動回路の電源と
して小型電池を使用するとともに、図4の駆動回路24
等の回路をIC化して振動子14の近辺に設置し、且つ
タッチ信号のみを信号線で取り出すようにすれば、プロ
ーブ10と三次元測定機本体との電気的接続は極めて単
純化される。
【0021】前記の如く構成した第1実施例に係るタッ
チ信号プローブの作用は以下の通りである。
【0022】被測定物の形状等を測定する際は、検出回
路28からセンサ信号を駆動回路24に正帰還する。す
ると、圧電素子16が所定の振動数で発振を始め、圧電
素子16は共振状態となる。共振時には、図1に示す振
動子14の中心である係合ピン18が振動の節となり、
振動子14の端部、つまり、接触球14A、バランサー
14Bが振動の腹となる。従って、接触球14AはX軸
方向に振動している。
【0023】共振状態で接触球14Aが被測定物に接触
すると、この接触による振動の拘束に対応して振動子1
4にエネルギの損失が生じるため、検出用電極16Bか
ら送られる振動子14のセンサ信号が変化する。する
と、このセンサ信号の変化が信号処理回路28によって
検出され、測定機本体にタッチ信号が出力される。その
結果、そのときの座標値が測定機本体に取り込まれ、こ
れにより座標検出が行われる。
【0024】以上、説明したように、本実施例によれば
圧電素子16の両端を図3に示すように振動子14の中
央部の溝部20に密着した状態で取付けているので、圧
電素子16と振動子14との間に滑りが生ぜず、振動子
14を圧電素子16によって高い振動振幅で確実に振動
させることが可能となる。これにより、タッチ信号プロ
ーブ10の検出感度が向上する。
【0025】また、振動子14はその略中央部でスタイ
ラスホルダ12に支持されているので圧電素子16によ
って容易に共振させることができ、従って、極めてQ値
(横軸を振動数、縦軸に振幅をとった場合の共振特性曲
線の鋭さを示す指標)の高い、即ち、検出感度が高く、
低接触力で測定が可能なスタイラスを実現することがで
きる。このため、前記実施例によれば、検出レベルは、
接触球14Aと被測定物との接触力を1g以下に設定す
ることも可能であり、従って、被測定物が軟質物の場合
でも測定が可能となる利点がある。
【0026】更に、振動子14は、スタイラスホルダ1
2に対して共振時の節の部分で支持されているので、外
乱振動に対して鈍感な、即ち、安定性が高く誤検出が生
じないプローブが実現可能である。
【0027】加えて、振動子14は、図1に示すよう
に、その中央の係合ピン18によってスタイラスホルダ
12に支持され、振動子14とスタイラスホルダ12と
の組み合わせによってスタイラスを構成している。従っ
て、スタイラスを長くするにはスタイラスホルダ12の
みを長くすればよく、この結果、検出感度に影響を与え
ることなくロングスタイラス化が可能となる。これによ
り、形状測定等の自由度が向上する。
【0028】次に、本発明の第2実施例を図5及び図6
に基づいて説明する。第2実施例は第1実施例に比べて
スタイラスホルダの構造が相違し、他の構造は第1実施
例と同じである。図5は第2実施例に係るタッチ信号プ
ローブの要部を示す一部破断斜視図、図6はタッチ信号
プローブの断面と振動子の振動モードを示す図である。
図5に示すように、スタイラスホルダ12は前記振動子
14を支持するリング状の支持部材30と、この支持部
材30とともに前記圧電素子16の加振用電極16A及
び検出用電極16Bを密閉する円筒状のハウジング32
と、このハウジング32の上端に設けられた移動軸取付
用の装着部34とから構成されている。図6に示すよう
に、前記支持部材30が前記振動子14を支持する位置
は振動子14の振動の節と同一である。この支持部材3
0の近傍かつ振動子14の振動の節と略同一部分に加振
用電極16A及び検出用電極16Bが位置する。振動子
14のバランサー14Bと接触球14Aとは振動子14
の腹にあり、図6中、隣合う腹と節との間に相当する寸
法をmとすると、バランサー14Bと接触球14Aとの
間の寸法は2mである。前記ハウジング32の固有振動
数(基本周波数及びその高調波成分)が前記振動子14
の共振振動数と相違する。
【0029】前記の如く構成した第2実施例では第1実
施例と作用が同じであり、タッチ信号プローブ10の検
出感度が向上するという第1実施例の効果を奏すること
ができる他に次の効果を奏することができる。即ち、第
2実施例では、ハウジング32及び支持部材30で圧電
素子16を密閉する構造としたから、圧電素子16が外
気にさらされることがなく、湿気、汚水等により圧電素
子16が劣化することを防ぐことができる。従って、過
酷な作業環境であっても、湿気、汚水等による影響を受
けないようにした信頼性の高いタッチ信号プローブを実
現できる。
【0030】更に、第2実施例では、ハウジング32は
固有振動数並びにその高調波成分が振動子14の固有振
動数と相違する構造としたから、装着部34等から伝達
される外乱振動と振動子14の加振による振動とは互い
に影響を及ぼさないので、極めて安定した共振状態を実
現できる。尚、第2実施例では、圧電素子16は振動子
14の振動の節より若干ずれて配置されているが、この
節と略同一の位置にあるので、実用上問題はない。
【0031】次に、本発明の第3実施例を図7に基づい
て説明する。第3実施例は第2実施例に比べ振動子の構
造が相違し、他の構造は第2実施例と同じである。図7
は第3実施例に係るタッチ信号プローブの断面と振動子
の振動モードを示す図である。図7に示すように、振動
子36は、前記振動子14より2m分長く形成され、そ
の先端には前記接触球14Aが取付けられ、その基端に
はバランサー36Bが取付けられている。このバランサ
ー36Bは振動子36が支持部材30で支持された位置
が振動の節となるように重さが調整されている。振動子
36のバランサー36Bと接触球14Aとは振動子14
の腹の位置にある。
【0032】前記の如く構成した第3実施例では第2実
施例と同じ作用及び効果を奏する他に、他に次の効果を
奏することができる。即ち、第3実施例では、振動子3
6を長く形成し、且つ、これに釣り合うようにバランサ
ー36Bの重さを調整したから、スタイラスホルダ32
の形状を変更することなく、第2実施例に比べて3倍の
ロングスタイラス化が可能となる。
【0033】次に、本発明の第4実施例を図8に基づい
て説明する。第4実施例は第2実施例に比べ振動子及び
スタイラスホルダの構造が相違し、他の構造は第2実施
例と同じである。図8は第4実施例に係るタッチ信号プ
ローブの断面と振動子の振動モードを示す図である。図
8に示すように、振動子38は小径部が大径部より長く
形成された段付き状に形成され、大径部の端部には前記
接触球14Aが取付けられているが、小径部には第1〜
3実施例のバランサー14B,36Bが取付けられてい
ない。この振動子38の大径部には振動子38の振動の
節より小径部側に若干ずれた位置に検出素子16Bが取
付けられ、振動子38の小径部には振動子38の振動の
節より2m分ずれた位置に加振素子16Aが取付けられ
ている。振動子38の振動の節及び加振素子16Aの取
付位置は振動子38の振動の節と同一位置にあり、接触
球14A及び小径部の端部は振動子38の振動の腹と同
一位置にある。検出素子16Bの取付位置は振動子38
の振動の節より若干ずれているものの、実用上問題はな
いので振動子38の振動の節と略同一の位置にあるとい
える。
【0034】振動子38の振動の節はリング状の支持部
材40で支持されており、この支持部材40には円筒状
ハウジング42が取付けられている。このハウジング4
2は固有振動数並びに高調波成分が振動子38の固有振
動数と相違する構造である。ハウジング42の外周部分
と支持部材40の鍔部分には移動軸取付用の装着部44
が取付けられている。ここで、支持部材40、ハウジン
グ42及び装着部44からスタイラスホルダ46が構成
され、支持部材40及びハウジング42は前記圧電素子
16を密閉する構造とされている。前記の如く構成した
第4実施例では加振用電極16Aと検出用電極16Bを
分離して振動子38に取付け、且つバランサーを省略し
ても、第2,3実施例と同じ作用及び効果を奏すること
ができる。この作用効果は、加振用電極16Aと検出用
電極16Bとの取付位置を交換しても達成できる。
【0035】次に、本発明の第5実施例を図9及び図1
0に基づいて説明する。第5実施例は第3実施例に比べ
スタイラスホルダの構造が相違し、他の構造は第3実施
例と同じである。図9は第5実施例に係るタッチ信号プ
ローブの要部を示す一部破断斜視図、図10はタッチ信
号プローブの断面と振動子の振動モードを示す図であ
る。図10に示すように、スタイラスホルダ48は、前
記振動子36を支持する一対の係合ピン18及びこれら
の係合ピン18が取付けられる円板50を有する第1支
持部材52と、この支持板50に取付けられる有底円筒
状の第1ハウジング54及び蛇腹状の第2ハウジング5
6と、第2ハウジング56の開口端部に取付けられると
ともに振動子36を支持するリング状の第2支持部材5
8と、支持板50に延設される一対の板状に形成される
とともに取付孔60Aが形成された装着部60とから構
成されている。
【0036】第1支持部材42の支持位置は、振動子3
6の振動の節、且つ加振用電極16A及び検出用電極1
6Bと干渉しない位置である。第2支持部材48の支持
位置は、振動子36の振動の節から2m分ずれた隣の節
の位置である。接触球14A及びバランサー36Bは振
動子38の振動の腹の位置にある。前記第1ハウジング
44及び第2ハウジング46は固有振動数並びに高調波
成分が振動子38の固有振動数と相違する構造である。
【0037】前記の如く構成した第5実施例では第3実
施例と同じ作用及び効果を奏する他に、次の効果を奏す
ることができる。即ち、第5実施例では振動子36の支
持を係合ピン18で行ったから、加振用電極16A及び
検出用電極16Bと第1支持部材52とをともに振動子
36の振動の節に配置できる。従って、外乱振動に対し
てより安定性が高く誤検出が生じないプローブが実現で
きる。また、第5実施例では、第1及び第2支持部材5
2,38で振動子36の2か所の振動の節を支持する構
造であるが、仮に、振動子36の支持位置が正確に節と
一致していないとしても、極めて安定した共振状態を実
現できる。更に、振動子36の振動の節に取付けられた
支持板50に装着部60を延設したから、この点からも
プローブの安定性を高くすることができる。
【0038】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の
改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【0039】例えば本実施例では、三次元測定機に適用
した場合について説明したが、これに限らずハイトゲー
ジ(一次元測定機)、二次元測定機、輪郭測定機等に適
用することも可能である。また、本実施例では被測定物
との接触を検出する場合について説明したが、共振時の
振動子14,36,38の振幅と、被測定物との接触力
は、ほぼ比例関係にあるので、タッチ信号プローブ10
を力センサとしても使用可能である。更に、本実施例で
は加振手段として圧電素子16を使用したが、振動子1
4を確実に振動させることができれば他のアクチュエー
タを利用してもよい。
【0040】更に、本実施例では、振動子14,36,
38をスタイラスホルダ12,46,48に対して鉛直
方向に支持しているが、これに限らず振動子14,3
6,38を水平方向に逆T字状に支持することも可能で
ある。要は、振動子14,36,38の軸方向の略中央
部を支持できれば、振動子の向きは問わない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
振動子をその軸方向振動の振動の節でスタイラスホルダ
に支持しているので、振動子の共振特性及び検出感度が
向上し、低接触力での測定が可能となる。また、外乱振
動によっては誤検出が生じないので測定精度の悪化を防
止することができるとともに、且つロングスタイラス化
が可能となり測定の自由度が向上する。更に、接触部と
被測定物との接触方向、接触速度による影響を受けるこ
となく測定が可能なので、測定精度の向上に寄与する。
更に、ハウジング及び支持部材で加振素子及び検出素子
を密閉する構造とすれば、加振素子及び検出素子が外気
にさらされることがなく、湿気、汚水等によりこれらの
素子が劣化することを防ぐことができる。従って、過酷
な作業環境であっても、湿気、汚水等による影響を受け
ないようにした信頼性の高いタッチ信号プローブを実現
できる。更に、ハウジングの固有振動数並びにその高調
波成分を前記振動子の共振振動数と相違する構造とすれ
ば、外乱振動と振動子の加振による振動とは互いに影響
を及ぼさないから、極めて安定した共振状態を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るタッチ信号プローブ
の要部を示す一部破断斜視図である。
【図2】図1のタッチ信号プローブの振動子を示す側面
図である。
【図3】図1のタッチ信号プローブの振動子と圧電素子
との関係を示す側面図である。
【図4】図4は図1のタッチ信号プローブにおける回路
構成の概略を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るタッチ信号プローブ
の要部を示す一部破断斜視図である。
【図6】第2実施例に係るタッチ信号プローブの断面と
振動子の振動モードを示す図である。
【図7】本発明の第3実施例に係るタッチ信号プローブ
の断面と振動子の振動モードを示す図である。
【図8】本発明の第4実施例に係るタッチ信号プローブ
の断面と振動子の振動モードを示す図である。
【図9】本発明の第5実施例に係るタッチ信号プローブ
の要部を示す一部破断斜視図である。
【図10】第5実施例のタッチ信号プローブの断面と振
動子の振動モードを示す図である。
【符号の説明】
10 タッチ信号プローブ 12,46,48 スタイラスホルダ 14,36,38 振動子 16 圧電素子 16A 加振素子である加振用電極(加振手段) 16B 検出素子である検出用電極(検出手段) 20 溝部 24 駆動回路(加振手段) 26 検出回路(検出手段) 28 信号処理回路(検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 丸茂 千尋 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内 (72)発明者 西村 国俊 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内 (72)発明者 岡本 清和 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタイラスホルダと、このスタイラスホ
    ルダに軸方向の略中央部が支持されているとともに先端
    に被測定物と接触する接触部を有する振動子と、この振
    動子のスタイラスホルダに対する支持点を振動の節とし
    て振動子を共振させる加振手段と、前記振動子の振動の
    変化から前記接触部の被測定物に対する接触を検出する
    検出手段とを含むことを特徴とするタッチ信号プロー
    ブ。
  2. 【請求項2】 略柱状に形成されるとともに軸方向に振
    動し、且つ、先端に被測定物と接触する接触部を有する
    振動子と、この振動子において振動の節近傍に配置され
    るとともに振動子の固有振動数に略一致した振動数で振
    動子を加振する加振素子と、前記節と同一の節又はこの
    節の隣の節の近傍に配置され、且つ、前記接触部が被測
    定物に接触する際にこの接触による振動の拘束に対応し
    て発振信号を変化させる検出素子とを含むことを特徴と
    するタッチ信号プローブ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のタッチ信号プローブにお
    いて、前記振動子における1箇所又は複数箇所の前記振
    動の節に設けられるとともに前記振動子を支持する1個
    又は複数個の支持部材と、この支持部材とともに前記加
    振素子及び検出素子を密閉するハウジングとを備えてい
    ることを特徴とするタッチ信号プローブ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のタッチ信号プローブにお
    いて、前記ハウジングの固有振動数並びにその高調波成
    分が前記振動子の共振振動数と相違することを特徴とす
    るタッチ信号プローブ。
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