JPH06221469A - 制御弁装置 - Google Patents

制御弁装置

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JPH06221469A
JPH06221469A JP3484093A JP3484093A JPH06221469A JP H06221469 A JPH06221469 A JP H06221469A JP 3484093 A JP3484093 A JP 3484093A JP 3484093 A JP3484093 A JP 3484093A JP H06221469 A JPH06221469 A JP H06221469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
valve
detector
valve opening
valve device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3484093A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Miyake
俊彦 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3484093A priority Critical patent/JPH06221469A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁開度検出器を付設するに当って、制御弁装
置の寸法増大を伴なうことなく、しかも圧力室の気密保
持機能の低下を防止する。 【構成】 弁開度検出器15を圧力室A以外の、制御弁
本体1と圧力作動部9の間の空間に配置したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧力作動部材の動作
により、弁の開閉と、弁の開閉度合を検知する例えば車
載用の制御弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は特開平2−209686に示され
た従来の排気ガス流量制御弁装置を示す断面図である。
図において、1は制御弁本体であり、外周の保持部2a
と通路部2bからなるハウジング2と、下部の弁座3
と、弁棒5を支承する軸受4で構成されている。弁棒5
の先端には弁6を有し、他方は圧力室Aの圧力により動
作するダイアフラム7と、このダイアフラム7を挟持す
るリテーナ8からなる圧力作動部9に連結されており、
圧力室Aに収納されたバネ10の力を受けて弁6が弁座
3に押圧されている。なお、11は上記ダイアフラム7
の周囲を上記制御弁本体1の間で保持するケースであ
る。12は弁開度検出器であり、圧力室Aを形成するケ
ース11にOリング13を介して気密接合されており、
上記弁6の開き度合を検知するシャフト12aを備え、
このシャフト12aは上記弁棒5に当接している。上記
弁開度検出器12の中には、抵抗可変器を構成するブラ
シ12b、抵抗板12c、バネ12dを備えており、電
気出力を取り出すためのリード線14が外部に引き出さ
れている。
【0003】次に動作について説明する。上記のような
構成においては、圧力室Aに印加される負圧の大きさに
応じてダイアフラム7に発生する、弁棒5を引き上げる
力と、バネ10による、ダイアフラム7を挟持したリテ
ーナ8を押し下げる力とのバランスにより、弁6の弁開
度が決まる。一方、弁開度検出器12のシャフト12a
はバネ12dの押圧力により弁棒5の一端に当接してお
り、この弁棒5と連動して弁座3と弁6との開き度合
を、弁開度検出器12内部のブラシ12bに伝達し、該
ブラシ12bが抵抗板12c上を摺動することで、電気
出力を変化させる作用をなす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような弁開度検
出器12を、圧力室Aを形成するケース11に装着した
制御弁装置では、圧力室Aの気密を保持するために、O
リング13を介した取付けや、リード線14の引き出し
方に注意を必要とすると共に、弁開度検出器12の付加
により、制御弁装置全体の高さが大きくなり、このた
め、搭載性の悪化をまねくという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、圧力室の気密保持や、高さの拡
大という問題を伴なわずに、弁開度検出器を装着できる
制御弁装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る制御弁装
置は、弁開度検出器を圧力室外で、しかも従来空間とし
て存在していた制御弁本体と圧力作動部材の間に配置し
たものである。
【0007】また、この発明に係る制御弁装置は、弁開
度検出器に非接触式の検出器を用い、被検出体を直接弁
棒に固定したものである。
【0008】また、この発明に係る制御弁装置は、弁開
度検出器の周囲を、制御弁本体の部材で覆ったものであ
る。
【0009】
【作用】この発明における制御弁装置は、弁開度検出器
の取付けに関し、気密保持の配慮を必要とせず、しかも
制御弁装置の高さの増大を伴わずに製作し得る。
【0010】また、この発明における制御弁装置は、弁
棒に直接被検出体を取付けることで、従来の弁開度検出
器のシャフト及びバネを廃止することが可能となる。
【0011】またこの発明における制御弁装置は、外力
による破損を防ぐと共に、弁開度検出器に差動コイルや
磁気検出素子を用いた場合における磁気シールドとして
の作用もある。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1において、1〜11は上記従来例のものと同様
であるが、弁開度検出器に差動コイル形の非接触式検出
器15を用い、これを制御弁本体1と圧力作動部材9の
間の非磁性体でなる弁棒5の周囲に配置し、かつこの差
動コイル形検出器15に相対する部分の弁棒5の外周に
被検出体である鉄心16を直接取付けたものである。
【0013】上記差動コイル形検出器15は、1次コイ
ル15aとその両側に配置され該1次コイルで励磁され
る2個の2次コイル15bによって構成されており、弁
棒5に直接取付けられた被検出体である鉄心16の変位
によって生じる、2個の2次コイル15bの電圧差を出
力として利用するようにしたものである。
【0014】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
すもので、弁開度検出器15をハウジング2と一体的に
形成した筒状のホルダー部2cに挿入し、ワッシャ19
を介してかしめ部2dでかしめ固定したものである。
【0015】実施例3.また、図3はこの発明の実施例
3を示すものであり、ハウジング2のダイアフラム外周
の保持部2aと通路部2bを別の部材で構成するととも
に、ダイアフラム7の外周の保持部2aの中央部に、弁
開度検出器15が挿入可能な凹み部2eを設け、その中
に弁開度検出器15の外周を包む様に収納固定したもの
である。
【0016】実施例4.図4はこの発明の実施例4を示
すもので、上記実施例の差動コイル形弁開度検出器の代
わりに、半導体の磁気検出素子17を用い、被検出体に
磁石18を配置固定したもので、磁界の変化により抵抗
値が変化するようにしている。即ち半導体の磁気検出素
子17aを2個並置した弁開度検出器17として用いた
もので、弁棒5に取付けられた被検出体である磁石18
の変位に応じて生ずる2個の磁気検出素子17aの抵抗
値変化を、電圧の変化として出力するものである。
【0017】なお、上記第1、第4の実施例では、弁開
度検出器15,17の出力が外部磁界の影響を受けやす
く、又車載用制御弁では外力を受ける可能性があること
から、第2、第3の実施例のように、弁開度検出器の外
周を、制御弁本体1のハウジング2と同一部材の金属で
一体的に形成したホルダー部2cや、板金プレス部材で
形成された、中央凹み部2eで包み込むことによって、
検出器を外力から保護するとともに、その外周を覆うこ
とで外部磁界の影響を受けにくくしている。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、弁開度
検出器を制御弁と圧力作動部材の間の空間に配置したこ
とにより、弁開度検出器の取付けに関し、従来の様に圧
力室の気密を保持するための構成部品を必要とせず、製
造上の難点を解決し、又弁開度検出器の付設による、制
御弁本体の搭載性の悪化を改善し得る効果がある。
【0019】また、この発明によれば、弁開度検出器の
被検出体を弁棒に直接固定したことにより、従来の弁開
度検出器のシャフトやバネを廃止することができる。
【0020】また、この発明によれば、外力による破損
を防ぐと共に、弁開度検出器に差動コイルや半導体磁気
検出素子を用いた場合、磁気シールドとしての効果も得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による制御弁装置を示す断
面側面図である。
【図2】この発明の実施例2による制御弁装置を示す断
面側面図である。
【図3】この発明の実施例3による制御弁装置を示す断
面側面図である。
【図4】この発明の実施例4による制御弁装置を示す断
面側面図である。
【図5】従来の制御弁装置を示す断面側面図である。
【符号の説明】
1 制御弁本体 2 ケース 3 弁座 5 弁棒 6 弁 9 圧力作動部 14 リード線 15,17 弁開度検出器 16,18 被検出体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に弁を有する弁棒を取付けた圧力作
    動部材、この圧力作動部材を固定し、かつ上記弁を受け
    る弁座を有する制御弁本体、上記圧力作動部材との間で
    圧力室を形成し、上記制御弁本体に取付けられたケース
    を備えた制御弁装置において、上記制御弁本体と圧力作
    動部材の間の弁棒の周囲に、弁開度検出器を配置したこ
    とを特徴とする制御弁装置。
  2. 【請求項2】 弁開度検出器に非接触式の検出器を用
    い、該検出器に相対する部分の弁棒に被検出体を直接固
    定したことを特徴とする請求項1記載の制御弁装置。
  3. 【請求項3】 弁開度検出器の外周を、制御弁本体の部
    材で覆ったことを特徴とする請求項1記載の制御弁装
    置。
JP3484093A 1993-01-28 1993-01-28 制御弁装置 Pending JPH06221469A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517281A (ja) * 2003-02-07 2006-07-20 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 制御バルブ・ポジショナー取り付けシステム
WO2020012828A1 (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 株式会社フジキン 流体制御機器

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JP4907336B2 (ja) * 2003-02-07 2012-03-28 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 制御バルブ・ポジショナー取り付けシステム
WO2020012828A1 (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 株式会社フジキン 流体制御機器

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