JPH06221127A - エンジンの潤滑油制御装置 - Google Patents

エンジンの潤滑油制御装置

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JPH06221127A
JPH06221127A JP5011854A JP1185493A JPH06221127A JP H06221127 A JPH06221127 A JP H06221127A JP 5011854 A JP5011854 A JP 5011854A JP 1185493 A JP1185493 A JP 1185493A JP H06221127 A JPH06221127 A JP H06221127A
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JP
Japan
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engine
water temperature
lubricating oil
temperature
hydraulic pressure
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JP5011854A
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English (en)
Inventor
Masaaki Sato
雅昭 佐藤
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 機関水温を冷却する電動冷却ファンと、潤滑
油圧変更手段とを備えた機関において、潤滑油圧の制御
により燃費低減を図ると共に、機関過熱を防止し冷却フ
ァンの作動時間を最小限に短縮して油圧制御による燃費
低減を高めた装置を提供する。 【構成】 冷却水温度TW に対し、第1基準温度TW
と同温度より高く冷却ファンの作動開始水温より低い第
2基準温度TW 2とを設定する基準温度設定手段と、第
1及び第2基準温度とを比較する第1比較手段と、機関
水温の上昇率ΔTW /Δtを算出する演算手段と、水温
上昇率を所定のしきい値と比較する第2比較手段と、第
1及び第2比較手段の比較結果に基づき油圧を変更する
制御手段を備える。制御手段は、機関水温が第1基準温
度以上で第2基準温度よりも低い場合において、水温上
昇率がしきい値よりも大きい時には潤滑油圧が高圧側
に、かつ水温上昇率がしきい値以下の時には潤滑油圧が
低圧側になるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は潤滑油圧を制御するエン
ジンの潤滑油制御装置に関し、特に所定温度以上の冷却
水温度領域において作動される冷却ファンを備えたエン
ジンの潤滑油制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開昭60-112613 号公
報に開示されているように、エンジンのウォータジャケ
ット内の冷却水温度(以下「エンジン水温」と呼ぶ)に
よって潤滑油圧を高低に切換える油圧変更手段を備えた
エンジンが知られている。
【0003】また、エンジン回転数と負荷(例えば吸気
負圧)から所定の低回転・低中負荷領域を設定し、エン
ジンの運転領域が上記所定領域内にあるときは潤滑油を
低圧側に制御し、かつエンジンの運転領域が上記所定領
域外の領域にあるときには、潤滑油圧を高圧側に制御す
る制御手段を備えたエンジンも提案されている。
【0004】さらに、所定温度以上のエンジン水温領域
で作動される電動の冷却ファンを備えたエンジンも通常
的に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、潤滑油圧を
高低に切換えることが可能な油圧変更手段を備えたエン
ジンでは、高油圧側に制御すると、オイルポンプを駆動
しているエンジンの負荷が増大し、燃費を悪化させるか
ら、燃費低減の点からみれば、潤滑油圧をなるべく低油
圧側に制御することが望ましい。
【0006】しかしながら、ロータリピストンエンジン
では、偏心軸内に形成されたオイル通路から潤滑油がロ
ータの内部に噴射されてロータを冷却するようになって
いるから、低油圧状態が継続すると、ロータ冷却用オイ
ルの供給が減少してロータが過熱するという問題があ
る。そしてロータが過熱すると、ロータ内に組込まれて
いるオイルシールとそのOリングおよびスプリング、各
ガスシールおよびそのスプリング、ならびにロータのラ
ンド部分(サイドハウジングとの摺動部位)の温度が上
昇し、シール類の異常摩耗、Oリングおよびスプリング
のへたり、ならびにランド部分の焼付き等を発生するお
それがある。またロータの燃焼室側を過熱することより
ノッキングが発生するという問題もある。
【0007】さらに低油圧状態の継続に伴ってロータが
過熱すると、その熱がガスシールを介してロータハウジ
ングに伝達され、ロータハウジングの摺動面温度を上昇
させ、プリイグニッションを発生させたり、エンジン水
温を上昇させることになる。
【0008】エンジン水温が上昇すると、電動ファンで
ある冷却ファンが作動して、エンジン水温を下げようと
するが、この電動ファンの作動により、オルタネータに
対する電気負荷が大幅に増加し、これによって潤滑油圧
を低油圧から高油圧に切換える場合のエンジン負荷の増
加量よりもはるかに多量のエンジン負荷が発生して、燃
費を悪化させるから、燃費改善の面からみれば、電動フ
ァンの作動時間はなるべく短縮した方がよいことにな
る。
【0009】さらに過給機を備えたロータリピストンエ
ンジンにおいては、過給時にロータが過熱するのを防止
するために、空燃比がリッチになるように燃料噴射弁か
ら余分な燃料を噴射させることにより、燃料によるロー
タ冷却も行なっている。この燃料によるロータ冷却は、
燃費を大幅に悪化させることになるから、ロータ過熱を
防止して空燃比をリッチにする機会を少なくすること
は、燃費低減に対して大きな効果を奏することになる。
【0010】上述の事情に鑑み、本発明は、エンジン水
温が所定温度以上の領域において作動される冷却ファン
と、潤滑油圧を変更しうる油圧変更手段とを備えたエン
ジンにおいて、潤滑油圧の制御により燃費低減を図ると
ともに、エンジン過熱を防止しつつ、冷却ファンの作動
時間を最小限に短縮することによって、潤滑油圧制御に
よる燃費低減効果をより高めることが可能なエンジンの
潤滑油制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンジンの
潤滑油制御装置は、エンジン水温に対して所定の基準温
度を設定する手段と、エンジン水温を上記基準温度と比
較する手段と、エンジン運転状態が潤滑油圧を低油圧側
に制御すべき状態であっても、上記比較手段における比
較結果から、エンジン水温が上記基準温度以上であるこ
とが検出された場合、潤滑油圧が高められるように上記
油圧変更手段を制御する制御手段とを備えていることを
特徴とするものである。
【0012】具体的には、エンジン水温TW に対し、第
1基準温度TW 1と、該第1基準温度TW 1よりも高
く、かつ冷却ファンの作動開始水温よりも低い第2基準
温度TW 2とを設定する基準温度設定手段と、エンジン
水温TW を上記第1および第2基準温度TW 1,TW
と比較する第1比較手段と、エンジン水温TW の上昇率
ΔTW /Δtを算出する演算手段と、上記水温上昇率Δ
W /Δtを所定のしきい値と比較する第2比較手段
と、上記第1および第2比較手段による比較結果に基づ
いて上記油圧変更手段を制御する制御手段とよりなるこ
とを特徴とするものである。
【0013】そして上記制御手段は、エンジン水温TW
が第1基準温度TW 1よりも低いときには潤滑油圧が低
圧側となるように、かつエンジン水温TW が第2基準温
度TW 2以上であるときには潤滑油圧が高圧側となるよ
うに、上記油圧変更手段を制御するとともに、エンジン
水温TW が第1基準温度TW 1以上でかつ第2基準温度
W 2よりも低い場合において、水温上昇率ΔTW /Δ
tが上記しきい値よりも大きいときには潤滑油圧が高圧
側となるように、かつ水温上昇率ΔTW /Δtが上記し
きい値以下のときには潤滑油圧が低圧側となるように、
上記油圧変更手段を制御するように構成されている。
【0014】また本発明によるエンジンの潤滑油制御装
置は、変速機の変速段を検出する手段と、所定の第1お
よび第2基準時間T1,T2を設定する手段と、潤滑油
圧の低油圧状態の持続時間を第1基準時間T1と比較
し、かつ高油圧状態の持続時間を第2基準時間T2と比
較する手段と、上記変速段検出手段による検出結果およ
び上記比較手段による比較結果に基づいて上記油圧変更
手段を制御する制御手段とを備えており、該制御手段
は、所定の変速段以上の高速段を用いて走行中に、低油
圧状態が上記第1設定時間T1以上持続された場合に、
潤滑油圧が高油圧側に切換えられ、かつ該高油圧状態が
上記第2基準時間T2以上持続されるように上記油圧変
更手段を制御することを特徴とするものである。
【0015】さらに本発明によるエンジンの潤滑油制御
装置は、潤滑油圧が低油圧になるように上記油圧変更手
段を制御中に、エンジン水温が冷却ファンの作動開始水
温に達した場合に、潤滑油圧が高油圧状態となるように
制御し、かつ冷却ファンの作動開始を所定時間だけ遅延
させる制御手段を備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0016】
【作用および効果】本発明によれば、エンジンが過熱す
るおそれのない軽負荷・低回転領域では、潤滑油圧を低
圧側に制御することにより、オイルポンプの負荷を軽減
することができ、これによって燃費が低減される。
【0017】また、エンジンが過熱するおそれのある高
負荷・高回転領域では、エンジン過熱を正確に予測して
潤滑油圧を高圧側に制御しているから、エンジンの過熱
を伴うことなしに冷却ファンの作動開始水温を従来より
も高く設定することができ、これによって、エンジン負
荷を増大させる冷却ファンの作動時間が最小限に短縮さ
れ、油圧制御による燃費低減効果をより高めることが可
能になる効果がある。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】図1は本発明が適用される2気筒ロータリ
ピストンエンジンの潤滑油圧制御システム図である。図
1において、ロータリピストンエンジン1の偏心軸2
は、各2個のジャーナル部3A,3Bと偏心部4A,4
Bを備えている。5A,5Bはフロントハウジングおよ
びリヤハウジング(ともに図示は省略)に固設された軸
受筒で、偏心軸2はそのジャーナル部3A,3Bにおい
て、軸受筒5A,5Bの内周面にそれぞれ取付けられた
メインメタル6A,6Bを介して回転自在に軸支され、
2個のロータ7A,7Bは、ロータ7A,7Bの内周面
にそれぞれ取付けられたロータメタル8A,8Bを介し
て偏心部4A,4Bに回転自在に軸支されている。
【0020】偏心軸2の内部には、その軸線方向に延び
るオイル通路9が形成されており、このオイル通路9の
両端部からジャーナル部3A,3Bを径方向に貫通する
オイル通路10A,10Bが形成されている。これらオイル
通路10A,10Bは、メインメタル6A,6Bにそれぞれ
形成されたオイル孔に合致する位置においてジャーナル
部3A,3Bの外周面に開口している。また、オイル通
路9から分岐して偏心軸2の径方向に延びるオイル通路
11A,11Bがロータメタル8A,8Bの位置に開口して
いる。
【0021】さらに、ロータ冷却用オイルをロータ7
A,7Bの内部へ噴射するためのオイル通路12A,12B
がオイル通路9から分岐して斜め方向に延び、偏心部4
A,4Bの一端にそれぞれ開口している。
【0022】フロントハウジングの前面には、偏心軸2
に取付けられたスプロケット13からチェーン14を介して
駆動されるオイルポンプ15が取付けられており、このオ
イルポンプ15によって吸い上げられたオイルパン16内の
オイルは、オイル通路17を通じてオイルクーラ18へ送ら
れて冷却された後、オイル通路19を通じてオイルフィル
タ20に送られ、このオイルフィルタ20で濾過されたオイ
ルは、リヤハウジングの上方部分内に形成されたオイル
通路21Bおよび軸受筒5B内のオイル通路22Bを通っ
て、軸受筒5Bの内周面に取付けられたメインメタル6
Bに供給される。
【0023】また、フロントハウジングの上方部分内に
も、軸受筒5Aの内周に取付けられたメインメタル6A
を潤滑するためのオイル通路21Aが形成されており、こ
のオイル通路21Aは、ハウジング内を偏心軸2の軸線方
向に貫通して設けられたオイル通路23を介してオイルフ
ィルタ20と連通している。
【0024】したがって、オイルフィルタ20を通過した
オイルは、オイル通路23,21Aおよび軸受筒5A内のオ
イル通路22Aを通ってメインメタル6Aに達するように
なっている。そして、メインメタル6A,6Bに供給さ
れたオイルは、メインメタル6A,6Bにそれぞれ形成
されたオイル孔を通じて、メインメタル6Aとジャーナ
ル部3Aとの間およびメインメタル6Bとジャーナル部
3Bとの間にそれぞれ供給される。
【0025】また、メインメタル6A,6Bのオイル孔
および偏心軸2に形成されたオイル通路10A,10Bを通
じて偏心軸2内のオイル通路9に入ったオイルは、オイ
ル通路11A,11Bを通じて、ロータメタル8Aと偏心部
4Aとの間およびロータメタル8Bと偏心部4Bとの間
にそれぞれ供給される。
【0026】さらに、ロータ7A,7Bの内部を冷却す
るために偏心部4A,4Bの一端に斜めに形成されてい
るオイル通路12A,12Bには、偏心軸2の回転数が所定
値に達したときにオイル通路12A,12Bを開いて、ロー
タ7A,7Bの内部にオイルを供給するようにした一方
向ボール弁よりなるオイルジェット24が設けられてい
る。
【0027】さらに、フロントハウジングに形成された
オイル通路21Aの途中から分岐したオイル通路25を通じ
てメータリングポンプ26に供給され、メータリングポン
プ26からオイル通路27A,27Bに圧送されたオイルは、
ロータ7A,7Bのハウジングに設けられたチェックバ
ルブ28を通じて作動室内に供給されるようになってい
る。また、オイル通路21Aと23との接続点から導出され
たオイル通路29を通じて排気ターボ過給機30にオイルが
供給されるようになっている。
【0028】一方、オイルクーラ18とオイルフィルタ20
とを接続するオイル通路19には、オイルパン16に通じる
リリーフ通路31が接続されているとともに、このリリー
フ通路31を通るオイルの量を調整して油圧を制御する油
圧制御弁(リリーフ弁)32が設けられている。
【0029】油圧制御弁32は、オイルフィルタ20のボデ
ィに一体に設けられており、リリーフ通路31を開閉する
弁体33と、この弁体33を閉位置に付勢するスプリングの
荷重を制御するダイヤフラム式アクチュエータ34とを備
えている。アクチュエータ34には、エンジン1の吸気通
路35におけるスロッルバルブ36の下流側から導出された
負圧供給通路37がチェックバルブ38および電磁三方弁39
を介して接続されている。
【0030】すなわち、アクチュエータ34は、ダイヤフ
ラム34a によって負圧室34b と大気室34c とに区画され
たケーシング34d を備え、負圧室34b が電磁三方弁39の
第1ポート39a に接続されるとともに内部にスプリング
34e が縮装されている。ダイヤフラム34a には、負圧室
34b に大気圧が導入されているときにスプリング34eの
付勢力を弁体33に伝達する伝達ロッド40の一端(図1の
右端)が連結されている。また、弁体33とケーシング34
d との間にも、弁体33を閉位置に付勢するスプリング41
が縮装されている。
【0031】負圧供給通路37に連通する電磁三方弁39の
第2ポート39b は、励磁コイル39cの非励磁時には弁体3
9d にて閉塞され、励磁時には開放されて第1ポート39a
に連通し、大気に連通する第3ポート39e は、励磁コ
イル39c の非励磁時には第1ポート39a を大気に開放
し、励磁時には弁体39d にて閉塞されるようになってい
る。
【0032】したがって、電磁三方弁39の励磁コイル39
c の非励磁時には、アクチュエータ34の負圧室34b に大
気圧が導入されるから、伝達ロッド40によって伝達され
るスプリング34e の付勢力と、スプリング41の付勢力と
の合成力が弁体33に作用することになり、オイル通路21
A,21Bを通じてエンジン各部に供給される潤滑油の油
圧は高油圧とされ、オイルジェット24からロータ7A,
7Bの内部に噴射される冷却用オイルの量が増加する。
また、スロットルバルブ36の下流側が負圧になっている
ときに電磁三方弁39の励磁コイル39c が励磁されると、
アクチュエータ34の負圧室34b に負圧が導入されて伝達
ロッド40が図1の右方に移動するから、弁体33には伝達
ロッド40による押圧力は作用せず、スプリング41の付勢
力のみが作用することになり、エンジン各部に供給され
るオイルの油圧は低油圧に設定されることになる。した
がって、ロータ冷却用オイルの供給量も減少することに
なる。
【0033】一方、エンジン1の冷却水を冷却するため
に、モータ42によって駆動される冷却ファン43が設けら
れており、モータ42とバッテリ44とを接続する電源回路
にリレースイッチ45が介装されている。そしてリレース
イッチ45の励磁コイル45a が励磁されると、スイッチ45
b が電源回路を閉じ、冷却ファン43が回転するようにな
っている。
【0034】上記電磁三方弁39および冷却ファン43を作
動させるために、マイクロコンピュータを含むコントロ
ーラ46が設けられており、このコントローラ46は、吸気
通路35におけるスロットルバルブ36の下流の吸気負圧を
検出する負圧センサ47からの信号と、エンジン回転数を
検出するエンジン回転数センサ48からの信号と、エンジ
ン1のウォータジャケット内の冷却水温度すなわちエン
ジン水温を検出する水温センサ49からの信号とを入力
し、エンジン負荷とエンジン回転数とをパラメータとす
る運転領域とエンジン水温とに応じて、アクチュエータ
34に吸気負圧もしくは大気圧を導入させるように電磁三
方弁39を制御するようになっている。これにより、油圧
制御弁32のリリーフ圧が変更され、潤滑油圧が所定の高
油圧側または所定の低油圧側に切換えられることにな
る。
【0035】また、コントローラ46は、エンジン水温が
所定温度に達すると、冷却ファン43が作動するようにリ
レースイッチ45を制御するようになっている。
【0036】さらにコントローラ46は、排気ターボ過給
機30の過給によってロータの温度が異常に上昇するのを
防止するために、過給時にエンジン水温が所定温度に達
すると、空燃比がリッチになるように燃料噴射弁50に供
給する燃料噴射信号のパルス幅を拡大して燃料を増量
し、燃料によるロータ冷却も行なうようになっている。
【0037】なお、本実施例では、冷却ファン43として
電動ファンを用いているが、これに代り、コントローラ
46によって制御される電磁クラッチを介してエンジン1
によって機械的に駆動される冷却ファンを用いてもよ
い。
【0038】次にコントローラ46が実行する潤滑油の油
圧制御ルーチンの一例を図2のフローチャートに従って
説明する。この油圧制御ルーチンでは、エンジン水温T
W に関して第1基準温度TW 1(例えば105 ℃)と、こ
の第1基準温度TW 1よりも高温で、かつ冷却ファン43
の作動開始温度(例えば115 ℃)よりも低温の第2基準
温度TW 2(例えば110 ℃)とを予め設定しておき、エ
ンジン水温TW を上記第1および第2設定温度TW 1,
W 2と比較して潤滑油の油圧を制御するようになって
いる。
【0039】まず、図2のステップS1において、負圧
センサ47、エンジン回転数センサ48および水温センサ49
の各出力から吸気負圧、エンジン回転数およびエンジン
水温TW を検出する。次にステップS2で、吸気負圧と
エンジン回転数とから、図3に示す制御マップによっ
て、現在のエンジン運転領域が、所定エンジン回転数
(例えば3000rpm)以下でかつ低中負荷の領域I内である
か、あるいは高回転・高負荷領域IIに属するかを調べ
る。そして現在のエンジン運転領域が図3の領域IIに属
していると判明したときは、ステップS3へ進んで電磁
三方弁39を非励磁状態として潤滑油圧を高油圧側に制御
する。
【0040】次に、ステップS2において、現在の運転
領域が図3の領域I内にあると判定された場合には、ス
テップS4でエンジン水温TW を上記第2基準温度TW
2と比較し、エンジン水温TW が上記第2基準温度TW
2以上であると判定されたときには、ステップS3へ進
んで潤滑油圧を高油圧側に制御する。
【0041】一方、ステップS4において、エンジン水
温が上記第2基準温度TW 2よりも低いと判定されたと
きには、ステップS5へ進んで、エンジン水温TW を上
記第1基準温度TW 1と比較し、エンジン水温TW が第
1基準温度TW 1未満のときにはステップS6へ進み、
電磁三方弁39を作動させて潤滑油圧を低油圧側に制御す
る。
【0042】次に、ステップS4およびステップS5に
おいて、エンジン水温TW が第2基準温度TW 2よりも
低く、かつ第1基準温度TW 1以上であると判定された
ときには、ステップS7へ進んで、単位時間におけるエ
ンジン水温TW の変化量ΔTW /Δtを算出し、このと
きの正の水温変化率すなわち水温上昇率が所定のしきい
値A以下であればステップS6で低油圧側に制御し、上
記水温上昇率がしきい値Aよりも大きければステップS
3で高油圧側に制御する。
【0043】このように、図2に示す制御ルーチンで
は、エンジン水温TW が第1基準温度TW 1以上で第2
基準温度TW 2よりも低いときには、単位時間における
水温上昇量を測定しているので、ロータ7A,7B等の
過熱を正確に予測でき、かつこの予測に基づいて潤滑油
を高油圧側に制御してエンジン水温TW の上昇を防止し
ているから、冷却ファン43の動作開始温度を従来よりも
高めることが可能になる。
【0044】ちなみに、従来は冷却ファン43の作動開始
水温を上記第1設定温度TW 1(例えば105 ℃)近傍に
選定していたが、図2に示す制御ルーチンによれば冷却
ファン43の作動開始水温を、上記第2設定温度TW 2よ
りも若干高い温度TW 3(例えば115 ℃)に設定するこ
とが可能になった。
【0045】したがって、図2に示す制御ルーチンによ
れば、潤滑油を低油圧から高油圧に切換えた場合のオイ
ルポンプ15の負荷増大に伴う燃料消費量の増加に比較し
て、より多量の燃料消費量の増加を伴う冷却ファン43の
作動時間を従来よりも大幅に短縮することができ、これ
によって、潤滑油圧の制御と相俟って燃費低減を達成す
ることが可能になった。
【0046】次に、上述のようなエンジン水温TW の測
定に基づく油圧制御ルーチンに代り、タイマを用いた油
圧制御ルーチンの一例を図4および図5のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0047】まず、図4のステップS11で、エンジン回
転数センサ48および負圧センサ47の出力からエンジン回
転数および吸気負圧を検出する。そしてステップS12で
現在の運転領域が潤滑油圧を低油圧に制御すべき領域か
否か、すなわち例えば図3の領域I内にあるか否かを調
べる。
【0048】現在の運転領域が領域IIにあると判定され
たときには、ステップS13へ進み、本制御ルーチンにお
けるタイマを用いた制御を行なうことを示すフラグ1を
OFFにし、かつステップS14で低油圧状態の持続時間
t1および高油圧状態の持続時間t2を計時するタイム
カウンタをリセットするとともに、ステップS15で潤滑
油圧を高油圧側に制御する。
【0049】次にステップS12で、現在の運転領域が低
油圧に制御すべき領域であると判定された場合、ステッ
プS16で変速機の変速段を検出する。本実施例の場合、
変速機が5速または6速の前進段を備えており、ステッ
プS17で、4速以上の高速段を用いて走行中であるか否
かを調べる。そして1速〜3速の低速段を用いて走行中
であれば、ステップS18,S19において、上記フラグ1
をOFFにするとともにタイムカウンタをリセットし、
ステップS20で潤滑油圧を低圧側に制御する。
【0050】一方、ステップS17において、4速以上の
高速段を用いて走行していると判定された場合、図5の
ステップS21に移り、フラグ1がONであるかOFFで
あるかを調べる。そしてフラグ1がOFFであると判定
されたときには、タイムカウンタを作動させて、4速以
上の高速段になってからの潤滑油圧の低油圧状態持続時
間t1の計時を開始し、ステップS22で低油圧状態持続
時間t1が、予め設定されている第1基準時間T1を上
まわったか否かを判定し、ステップS22の判定結果が
「NO」である間はステップS23でタイムカウンタをイ
ンクリメントし、ステップS22の判定結果が「YES」
になった時点でステップS24へ進む。
【0051】ステップS24では、上記フラグ1をONに
し、かつステップS25でタイムカウンタt1をリセット
し、ステップS26で潤滑油圧を高油圧側に切換えるとと
もに、高油圧状態持続時間t2の計時を開始する。次の
制御サイクルでは、ステップS21からステップS27へ進
み、高油圧状態持続時間t2が、予め設定されている第
2基準時間T2を上まわったか否かを判定し、ステップ
S27の判定結果が「NO」である間はステップS28でタ
イムカウンタをインクリメントし、ステップS27の判定
結果が「YES」になった時点でステップS29へ進む。
【0052】ステップS29では、上記フラグ1をOFF
にし、かつステップS30でタイムカウンタt2をリセッ
トし、ステップS31で潤滑油圧を低油圧側に切換える。
【0053】なお、図5に示す制御ルーチンでは、変速
機が例えば6速の前進段を備えている場合に、上記第1
基準時間T1を一定にせず、4速の場合がもっとも短か
く、5速,6速に向うに伴って長くなるように設定する
のが好ましい。その理由は、低速段になるほど水温上昇
が早いので、第1基準時間T1を短かくすることで、ロ
ー7A,7Bの過熱を正確に予測できるからである。
【0054】以上の説明で明らかなように、図4および
図5に示す制御ルーチンは、定常走行中および緩加速中
におけるロータ7A,7Bの加熱を予測し、潤滑油圧を
第2基準時間T2の間、高油圧制御を行なうものである
から、ロータ7A,7Bの加熱が防止され、かつ冷却フ
ァン43の作動を防止ないしは遅延させることによって燃
費を低減することができる。
【0055】次に図6に示すフローチャートは、低油圧
状態で走行すべき運転領域において、エンジン水温が冷
却ファン43の作動開始温度に達したときに、潤滑油圧を
高油圧側に切換えて、ロータ7A,7Bの過熱を防止す
るとともに、冷却ファン43の作動開始を所定時間遅延さ
せることによって、冷却ファン43の作動時間の短縮を図
った制御ルーチンである。
【0056】図6において、まずステップS41でエンジ
ン回転数、吸気負圧およびエンジン水温を検出し、ステ
ップS42で現在の運転領域が潤滑油圧を低油圧に制御す
べき状態か否かを調べる。そして、ステップS42の判定
結果が「NO」のときには、ステップS43で潤滑油圧を
高油圧側に制御する。
【0057】次にステップS42の判定結果が「YES」
のときには、ステップS44で冷却ファン43を作動させる
べきエンジン水温であるか否かを調べ、ステップS44の
判定結果が「NO」のときにはステップS45で潤滑油圧
を低油圧側に制御する。
【0058】また、ステップS44の判定結果が「YE
S」であれば、ステップS46で、本制御ルーチンにおけ
るタイマを用いた制御を行なうことを示すフラグ2がO
NであるかOFFであるかを調べ、ステップS46の判定
結果がOFFであれば、ステップS47へ進んでフラグ2
をONにし、かつステップS48で潤滑油圧を高油圧側に
制御するとともに、タイムカウンタt3の計時を開始す
る。
【0059】次の制御サイクルでは、ステップS46から
S49へ進み、フラグ2がONになってからの経過時間t
3が予め設定された第3基準時間T3を上まわったか否
かを調べ、ステップS49の判定結果が「NO」の間はス
テップS50でタイムカウンタをインクリメントし、ステ
ップS49の判定結果が「YES」となった時点でステッ
プS51へ進む。
【0060】ステップS51では、上記フラグ2をOFF
にし、かつステップS52でタイムカウンタt3をリセッ
トし、ステップS53で冷却ファン43を作動させるととも
に、ステップS54で潤滑油圧を低油圧側に制御する。
【0061】なお、図6では省略されているが、本制御
ルーチンにおいても、冷却ファン43の作動開始を遅延さ
せる制御は、図4の場合と同様に4速以上の変速段で行
なうことが好ましく、その場合の遅延時間である第3基
準時間T3は、低速段ほど短かく設定することよって、
水温上昇を防止し、エンジンの信頼性を確保するように
なっている。
【0062】次に図7に示すフローチャートは、エンジ
ン回転数と吸気負圧(負荷)によって運転領域をあらわ
す制御マップを、変速段に応じたエンジン水温上昇およ
びロータ温度上昇を加味して複数設け、これらマップに
基づいて潤滑油圧を制御するようにして、制御を簡素化
することが可能な制御ルーチンを示す。
【0063】すなわち、ステップS61において変速段を
検出し、次のステップS62で変速段が4速以上であるか
否かを調べ、ステップS62の判定結果が「NO」であれ
ばステップS63で、1,2,3速用マップをセットし、
以下同様に、ステップS64〜S68でそれぞれの変速段に
応じたマップをセットする。
【0064】そして、ステップS69で、エンジン回転数
および吸気負圧を検出し、ステップS70で現在の運転領
域が、セットされたマップに示された運転領域の内部に
あるか、外部にあるかによって低油圧制御領域が高油圧
制御領域かを決定して、油圧制御を行なうようにしてい
る。
【0065】さらに図8に示すように、エンジン回転数
と吸気負圧とエンジン水温との3つの要素に基づいて立
体的な制御マップを設定し、運転状態が図8における立
体の内部にあれば低油圧制御、外部にあれば高油圧制御
と決定して油圧制御を行なうものである。この場合も、
エンジン水温のみを変速段に応じて変更した制御マップ
を各変速段について用意するのが好ましい。その場合、
低速段の方がロータ7A,7Bの温度上昇に対して水温
の追従が遅れるため、低速段に向う程、設定水温を低く
することによってロータ7A,7Bの過熱をより効果的
に防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるロータリピストンエンジン
の潤滑油圧制御システム図
【図2】潤滑油圧制御ルーチンの一例を示すフローチャ
ート
【図3】潤滑油圧制御マップ
【図4】潤滑油圧制御ルーチンの他の例を示すフローチ
ャート
【図5】潤滑油圧制御ルーチンのさらに他の例を示すフ
ローチャートの前半部分
【図6】同、後半部分
【図7】潤滑油圧制御ルーチンのさらに他の例を示すフ
ローチャート
【図8】潤滑油圧制御マップ
【符号の説明】
1 ロータリピストンエンジン 2 偏心軸 6A,6B メインメタル 7A,7B ロータ 15 オイルポンプ 20 オイルフィルタ 32 油圧制御弁 34 アクチュエータ 36 スロットルバルブ 39 電磁三方弁 43 冷却ファン 46 コントローラ 47 負圧センサ 48 エンジン回転数センサ 49 水温センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定温度以上の冷却水温度領域において
    作動される冷却ファンと、潤滑油圧を変更しうる油圧変
    更手段とを備えたエンジンにおいて、 冷却水温度に対して所定の基準温度を設定する手段と、 冷却水温度を上記基準温度と比較する手段と、 エンジンの運転状態が潤滑油圧を低油圧側に制御すべき
    状態であっても、上記比較手段による比較結果から、冷
    却水温度が上記基準温度以上であることが検出された場
    合、潤滑油圧が高められるように上記油圧変更手段を制
    御する制御手段とを備えてなることを特徴とするエンジ
    ンの潤滑油制御装置。
  2. 【請求項2】 所定温度以上の冷却水温度領域において
    作動される冷却ファンと、潤滑油圧を変更しうる油圧変
    更手段とを備えたエンジンにおいて、 冷却水温度TW に対し、第1基準温度TW 1と、該第1
    基準温度TW 1よりも高く、かつ上記冷却ファンの作動
    開始冷却水温度よりも低い第2基準温度TW 2とを設定
    する基準温度設定手段と、 冷却水温度TW を上記第1および第2基準温度TW 1,
    W 2と比較する第1比較手段と、 冷却水温度TW の上昇率ΔTW /Δtを算出する演算手
    段と、 上記水温上昇率ΔTW /Δtを所定のしきい値と比較す
    る第2比較手段と、 上記第1および第2比較手段による比較結果に基づいて
    上記油圧変更手段を制御する制御手段とを備え、 該制御手段は、冷却水温度TW が上記第1基準温度TW
    1よりも低いときには潤滑油圧が低圧側となるように、
    かつ冷却水温度TW が上記第2基準温度TW 2以上であ
    るときには潤滑油圧が高圧側となるように、上記油圧変
    更手段を制御するとともに、冷却水温度TW が上記第1
    基準温度TW 1以上でかつ上記第2基準温度TW 2より
    も低い場合において、上記水温上昇率ΔTW /Δtが上
    記しきい値より大きいときには潤滑油圧が高圧側となる
    ように、かつ上記水温上昇率ΔTW /Δtが上記しきい
    値以下のときには潤滑油圧が低圧側になるように、上記
    油圧変更手段を制御するように構成されてなることを特
    徴とするエンジンの潤滑油制御装置。
  3. 【請求項3】 上記エンジンが、ロータ内部を潤滑油に
    よって冷却されるように構成されたロータリピストンエ
    ンジンよりなることを特徴とする請求項2記載のエンジ
    ンの潤滑油制御装置。
  4. 【請求項4】 所定温度以上の冷却水温度領域において
    作動される冷却ファンと、潤滑油圧を変更しうる油圧変
    更手段とを備えたエンジンにおいて、 変速機の変速段を検出する手段と、 所定の第1および第2基準時間T1,T2を設定する手
    段と、 潤滑油圧の低油圧状態の持続時間を上記第1基準時間T
    1と比較し、かつ高油圧状態の持続時間を上記第2基準
    時間T2と比較する手段と、 上記変速段検出手段による検出結果および上記比較手段
    による比較結果に基づいて上記油圧変更手段を制御する
    制御手段とを備え、 該制御手段は、所定の変速段以上の高速段を用いて走行
    中に上記低油圧状態が上記第1基準時間T1以上持続さ
    れた場合に、潤滑油圧が高油圧状態に切換えられ、かつ
    該高油圧状態が上記第2基準時間T2以上持続されるよ
    うに上記油圧変更手段を制御することを特徴とするエン
    ジンの潤滑油制御装置。
  5. 【請求項5】 所定温度以上の冷却水温度領域において
    作動される冷却ファンと、潤滑油圧を変更しうる油圧変
    更手段とを備えたエンジンにおいて、 潤滑油圧が低油圧となるように上記油圧変更手段を制御
    中に、冷却水温度が上記冷却ファンの作動温度領域に達
    した場合に、潤滑油圧が高油圧状態になるように上記油
    圧変更手段を制御し、かつ上記冷却ファンの作動開始を
    所定時間だけ遅延させる制御手段を備えてなることを特
    徴とするエンジンの潤滑油制御装置。
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