JPH0621970A - メッセージバッファ割当て機能を有するパケット通信システム - Google Patents

メッセージバッファ割当て機能を有するパケット通信システム

Info

Publication number
JPH0621970A
JPH0621970A JP17786192A JP17786192A JPH0621970A JP H0621970 A JPH0621970 A JP H0621970A JP 17786192 A JP17786192 A JP 17786192A JP 17786192 A JP17786192 A JP 17786192A JP H0621970 A JPH0621970 A JP H0621970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message buffer
packet communication
time value
communication system
transmission delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17786192A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Azuma
道生 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17786192A priority Critical patent/JPH0621970A/ja
Publication of JPH0621970A publication Critical patent/JPH0621970A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パケット通信において、メッセージバッファ
不足の事態でメッセージバッファの割当てを繰り返しパ
ケット通信システムが高負荷状態になることを防止す
る。 【構成】 パケット通信システム1でメッセージバッフ
ァ4の割当てができないとき、アロケート監視部6がこ
れを検知し再割当てのタイミングを目標伝送遅延時間値
内で遅らせ、メッセージバッファ4の解放を待つ。この
間、メッセージバッファ不足フラグ5を立てる。そし
て、再びメッセージバッファ4が割当てができないと、
コネクション解放指示部10がコネクションを切断し、
伝送遅延時間値保存および最適化部8によって最適伝送
遅延時間値を算出する。そして、初期目標伝送遅延時間
値設定ファイル7の初期値を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はメッセージバッファ割
当て機能を有するパケット通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パケット通信システムにおいて、
長文のメッセージをデータ伝送すると、メッセージバッ
ファが不足し、他のメッセージ伝送のためのメッセージ
バッファ割当て要求が受けつけられなくなる。しかし、
メッセージを伝送しようとする他の要求元は、必要なデ
ータ長のメッセージバッファの解放を待たないで、割当
て要求動作を成功するまで繰り返し行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパケッ
ト通信システムのメッセージバッファ割当て方式では、
メッセージバッファが不足し、割当てが困難になっても
メッセージバッファの割当て要求を繰り返し続けるた
め、処理待ち行列が一時的に増大しシステム全体に大き
な負荷をかける原因になっていた。
【0004】この発明の目的は、メッセージバッファ不
足の事態におけるメッセージバッファ割当て要求の繰り
返しによる高負荷状態になることを防止する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のメッセージバ
ッファ割当て機能を有するパケット通信システムは、第
1のパケット通信システムが第2のパケット通信システ
ムに対しデータ伝送を行うために、コネククションの確
立およびメッセージバッファの割当てを行うとき、前記
第1のパケット通信システムには、パケット通信プロト
コルに従って前記第2のパケット通信システムと通信を
行うパケット通信手段と、前記パケット通信手段の動作
のタイミングを制御する時間を計時するタイマー手段
と、前記パケット通信手段によって、前記メッセージバ
ッファの割当てが行える場合、メッセージ不足フラグを
オフ状態にし、また、前記メッセージバッファの割当て
が行えない場合、前記メッセージバッファ不足フラグを
オン状態にし、かつ、前記メッセージバッファの再割当
てを行うタイミングを遅延させる時間を前記タイマー手
段に設定し、前記タイマー手段が前記時間値に達したと
き、前記メッセージバッファ不足フラグがオフ状態であ
るとき、前記メッセージバッファの再割当てを行い、あ
るいは、前記メッセージバッファ不足フラグが依然とし
てオン状態であるとき、前記コネクションを解放させる
指示を行うアロケート監視手段と、前記メッセージバッ
ファの前記再割当ての前記タイミングを遅らせる前記時
間の最適値を初期目標伝送遅延時間値設定ファイルの初
期目標伝送遅延時間値と前記コネクションの確立に要し
た応答時間とによって算出し、時間値保存バッファに記
憶させる伝送遅延時間値保存および最適化手段と、前記
タイマー手段の計時中に、前記メッセージバッファの割
当てができないため処理待ちとなっているメッセージが
ないことを検出し、前記アロケート監視手段の前記タイ
マー手段の計時を解除する処理待ち監視手段と、前記タ
イマー手段が前記時間値に達したとき、前記メッセージ
バッファ不足フラグが前記オン状態の場合、前記アロケ
ート監視手段の指示によって、前記コネクションを解放
するコネクション解放指示手段と、を備える。
【0006】
【実施例】次に、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0007】この発明の一実施例の構成を示す図1を参
照すると、パケット通信システム1は、相手のパケット
通信システム(図示せず)に対しパケット通信プロトコ
ルに従って通信を行うパケット通信部2と、パケット通
信部2の動作タイミングを制御する時間を計時するタイ
マー部3と、メッセージをデータ伝送するため一時蓄え
るメッセージバッファ4と、メッセージにメッセージバ
ッファ4を割当て、その割当ての可否を登録するメッセ
ージバッファ不足フラグ5と、その割当てができないと
き、再割当てのタイミングを設定するアロケート監視部
6と、初期目標伝送遅延時間値設定ファイル7の目標伝
送遅延時間の初期値とコネクション確立時に測定される
応答時間との差によって、再割当てを行うタイミングの
時間値を決定する伝送遅延時間値保存および最適化部8
と、再割当てを行うタイミングの時間値を記憶する時間
値保存バッファ9と、再割当てのタイミングでメッセー
ジバッファ4の割当てができないとき、コネクションの
解放をパケット通信部2に指示するコネクション解放指
示部10と、メッセージバッファ4の再割当てタイミン
グを待っている間に、処理待ちのメッセージがないこと
を検出しタイマー部3の計時を解除させる処理待ち監視
部9と、で構成される。
【0008】この実施例の動作の詳細を説明すると、伝
送遅延時間値保存および最適化部8では、まず相手のパ
ケット通信システムとのコネクション確立時に初期目標
伝送遅延時間値設定ファイル7を参照し目標伝送遅延時
間値の初期値と、パケット通信部2がコネクションの確
立のため、発呼パケットの送信から相手のパケット通信
システムの応答である接続完了パケットの受信までに要
した時間を測定し、実際の伝送遅延時間値として保存す
る。そして、目標伝送遅延時間値に対して実際の伝送遅
延時間値との差から、メッセージバッファ4の割当てに
何ミリ秒の遅れを許容できるかを算出し、時間値保存バ
ッファ9にその値を格納する。
【0009】次に、パケット通信部2においてメッセー
ジバッファ4の割当てができないとき、アロケート監視
部6がメッセージバッファ4の空がないことを検知し、
メッセージバッファ不足フラグ5をオン状態にする。そ
して、パケット通信部2に対して、バッファ9に格納さ
れた時間値を用いて、全てのメッセージバッファ4の割
当て要求を遅延させる。この遅延の間に、メッセージバ
ッファ割当て済みで処理待ち行列に溜っているメッセー
ジは処理される。そして、処理待ち監視部11が処理待
ち行列に溜ったメッセージがないことを検出する。処理
待ち監視部11はメッセージバッファ4の割当てタイミ
ングの計時の解除と処理待ちのメッセージがないことを
アロケート監視部6に通知する。アロケート監視部6
は、メッセージバッファ不足フラグ5をオフ状態にし、
メッセージバッファ4の割当ての可否の監視を続ける。
【0010】また、メッセージバッファ4の不足が解消
されないため、メッセージバッファ不足フラグ5がオン
状態で、かつ、タイマー部3の計時が解除されないで、
メッセージバッファ4の再割当てができないとき、アロ
ケート監視部6は、コネクション解放指示部10に指示
し、相手のパケット通信システムとのコネクションを一
旦解放し、初期値目標伝送遅延時間値設定ファイル9の
目標伝送遅延時間値の初期値を、伝送遅延時間値保持お
よび最適化部8で算出した値によって更新し、コネクシ
ョンの確立を再度行う。
【0011】更に、流れ図2を参照すると、パケット通
信部2がメッセージバッファ割当て要求を行うときの動
作は、まづ、メッセージバッファ不足フラグ5を参照す
る。
【0012】そして、メッセージバッファ不足フラグ5
がオフ(OFF)の場合(図2の手順20のOFF)、
パケット通信部2はメッセージバッファ割当て要求を行
う(手順22)。メッセージバッファの割当てに成功
し、メッセージバッファ不足フラグ5がオフ(OFF)
のとき、そのまま終了する(手順23のOFF)。メッ
セージバッファ不足フラグ5がオン(ON)のとき、メ
ッセージバッファ割当てが成功しているので、アロケー
ト監視部6に、メッセージバッファ不足フラグ5をオフ
(OFF)させる(手順24)。また、パケット通信部
2がメッセージバッファ割当て要求を行って、失敗する
場合(手順22の失敗)、パケット通信部2はメッセー
ジバッファ不足フラグ5を参照し、オン状態のとき(手
順25のON)、コネクション解放指示部10にコネク
ションを解放させる(手順26)。あるいは、パケット
通信部2はメッセージバッファ不足フラグ5を参照し、
オフ(OFF)の場合(手順25のOFF)、アロケー
ト解放部6にメッセージブッファ不足フラグ5をオン状
態させ、終了する(手順27)。パケット通信部2がメ
ッセージバッファ割当て要求するとき、メッセージバッ
ファ不足フラグ5がオン状態の場合(手順20のO
N)、パケット通信部2はタイマー部3に時間値保存バ
ッファ9の時間値を設定し、メッセージバッファ割当て
要求を設定時間の間、抑制(スリープ)する(手順2
1)。タイマー部3から、設定時間が経過し、パケット
通信部2はメッセージバッファ割当て要求の抑制を解除
し、割当て要求を行う(手順22)。そして、メッセー
ジバッファの割当てに成功すると(手順23)、フラグ
5を参照し、オフ状態に設定して終了する(手順2
4)。あるいは、メッセージバッファの割当てに失敗
し、メッセージバッファ不足フラグ5がオン状態である
とき(手順25のON)、パケット通信部2はコネクシ
ョン解放指示部10にコネクションを解放させる(手順
26)。また、メッセージバッファ不足フラグ5がオフ
状態であるとき(手順25のOFF)、アロケート監視
部5にメッセージバッファ不足フラグ5をオン状態にさ
せ、終了する。
【0013】上述のパケット通信部2の動作説明によれ
ば、メッセージバッファが不足し、割当てができないと
き、割当て要求の発行を抑制するので、処理待ち行列が
増大し、高負荷になることを防止できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、メッセージバッファの割当てができない事態になる
と、目標伝送遅延時間値と実際の伝送遅延時間値との差
の時間の間、メッセージバッファの割当て要求を抑制す
るので、メッセージバッファの不足によって、パケット
通信システムが高負荷状態になることを回避できる。
【0015】また、その事態を回避できない場合は、相
手のパケット通信システムとのコネクションを一旦解放
し、自システムから相手への目標伝送遅延時間値を更新
する。これによって、パケット通信部は多数の相手のパ
ケット通信システムに対して最適な目標伝送遅延時間値
を初期目標伝送遅延時間値設定ファイルに保存できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1のパケット通信部の動作を説明する流れ図
である。
【符号の説明】
1 パケット通信システム 2 パケット通信部 3 たタイマー部 4 メッセージバッファ 5 メッセージバッファ不足フラグ 6 アロケート監視部 7 初期目標伝送遅延時間値設定ファイル 8 伝送遅延時間値保存および最適化部 9 時間値保存バッファ 10 コネクション解放指示部 11 処理待ち監視部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のパケット通信システムが第2のパ
    ケット通信システムに対しデータ伝送を行うために、コ
    ネククションの確立およびメッセージバッファの割当て
    を行うとき、前記第1のパケット通信システムには、パ
    ケット通信プロトコルに従って前記第2のパケット通信
    システムと通信を行うパケット通信手段と、前記パケッ
    ト通信手段の動作のタイミングを制御する時間を計時す
    るタイマー手段と、前記パケット通信手段によって、前
    記メッセージバッファの割当てが行える場合、メッセー
    ジ不足フラグをオフ状態にし、また、前記メッセージバ
    ッファの割当てが行えない場合、前記メッセージバッフ
    ァ不足フラグをオン状態にし、かつ、前記メッセージバ
    ッファの再割当てを行うタイミングを遅延させる時間を
    前記タイマー手段に設定し、前記タイマー手段が前記時
    間値に達したとき、前記メッセージバッファ不足フラグ
    がオフ状態であるとき、前記メッセージバッファの再割
    当てを行い、あるいは、前記メッセージバッファ不足フ
    ラグが依然としてオン状態であるとき、前記コネクショ
    ンを解放させる指示を行うアロケート監視手段と、前記
    メッセージバッファの前記再割当ての前記タイミングを
    遅らせる前記時間の最適値を初期目標伝送遅延時間値設
    定ファイルの初期目標伝送遅延時間値と前記コネクショ
    ンの確立に要した応答時間とによって算出し、時間値保
    存バッファに記憶させる伝送遅延時間値保存および最適
    化手段と、前記タイマー手段の計時中に、前記メッセー
    ジバッファの割当てができないため処理待ちとなってい
    るメッセージがないことを検出し、前記アロケート監視
    手段の前記タイマー手段の計時を解除する処理待ち監視
    手段と、前記タイマー手段が前記時間値に達したとき、
    前記メッセージバッファ不足フラグが前記オン状態の場
    合、前記アロケート監視手段の指示によって、前記コネ
    クションを解放するコネクション解放指示手段と、を備
    えることを特徴とするメッセージバッファ割当て機能を
    有するパケット通信システム。
JP17786192A 1992-07-06 1992-07-06 メッセージバッファ割当て機能を有するパケット通信システム Withdrawn JPH0621970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17786192A JPH0621970A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 メッセージバッファ割当て機能を有するパケット通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17786192A JPH0621970A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 メッセージバッファ割当て機能を有するパケット通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0621970A true JPH0621970A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16038365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17786192A Withdrawn JPH0621970A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 メッセージバッファ割当て機能を有するパケット通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0621970A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643263B1 (en) 1998-03-31 2003-11-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Device and method for buffer protection

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643263B1 (en) 1998-03-31 2003-11-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Device and method for buffer protection

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10015104B2 (en) Processing received data
US7039012B2 (en) Process execution method and apparatus
JP2566726B2 (ja) データ処理方法および装置
US6424870B1 (en) Parallel processor
JPH06309252A (ja) 相互接続インタフェース
US7116635B2 (en) Process execution method and apparatus
JPH0621970A (ja) メッセージバッファ割当て機能を有するパケット通信システム
EP1966950A2 (en) Processing received data
JP2911931B2 (ja) プロセッサ間通信におけるデータ転送競合回避方式
JP3251077B2 (ja) アソシエーション管理方法
JPH1196108A (ja) 計算機システム及びバス制御装置
JP2001325212A (ja) マルチプロセッサシステムにおけるソースプロセッサから宛先プロセッサにデータブロックを送信する方法と装置
JPH05227216A (ja) パケット交換機におけるバッファ輻輳制御方式
JPH06334707A (ja) ネットワーク通信方式
JP2611739B2 (ja) タスク間通信システム
JPH0644164A (ja) バッファ管理方式
JP2000267960A (ja) プロセス間のパケット通信方法及びパケット通信装置
JPH10289188A (ja) サーバ・クライアント間通信優先度制御装置
KR19980047248A (ko) 이동통신 시스템 기지국에서의 트래픽 데이터의 실시간 처리 방법
JPH05204801A (ja) 通信処理方式
JP2571005B2 (ja) 通信制御方式
JP3438056B2 (ja) 共用メモリ管理方式
JP2768300B2 (ja) 蓄積型・即時型自動切り換えメッセージ通信方法とその方式
JPS62166635A (ja) マルチリンク制御方式
JPH02184950A (ja) 通信制御装置および通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005