JPH06219688A - ラフィングジブのバックストップ組立体 - Google Patents

ラフィングジブのバックストップ組立体

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JPH06219688A
JPH06219688A JP5251555A JP25155593A JPH06219688A JP H06219688 A JPH06219688 A JP H06219688A JP 5251555 A JP5251555 A JP 5251555A JP 25155593 A JP25155593 A JP 25155593A JP H06219688 A JPH06219688 A JP H06219688A
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luffing jib
boom
attached
pendant
backstop
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Application number
JP5251555A
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English (en)
Inventor
Terry Casavant
カサヴァント テリー
Michael Wanek
ウォーネク マイケル
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Manitowoc Co Inc
Original Assignee
Manitowoc Co Inc
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Publication date
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Publication of JPH06219688A publication Critical patent/JPH06219688A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/62Constructional features or details
    • B66C23/82Luffing gear

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ラフィングジブとラフィングジブが取り付け
られるブームとの間の回転を制限するためのラフィグジ
ブバックストップ組立体を提供する。 【構成】 少なくとも1つのバックストップペンダント
40を有しており、バックストップペンダント40の第
1端部はラフィングジブ30に、第2端部はブーム20
に取付けられる。バックストップペンダント40は、ラ
フィングジブをブーム20に対して180゜の角度まで
伸長可能にする長さを有している。またバックストップ
ペンダント40と係合する配備可能部材50は、完全配
備されるとバックストップペンダント40の一部をブー
ム20及びラフィングジブ30から離れた状態に保持し
て、ラフィングジブ30がブーム20に対して許容作業
角度を超えて回転することをバックストップペンダント
40及び配備可能部材50が防止できるように構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリフトクレーンに関し、
より詳しくは、リフトクレーン用ラフィングジブのバッ
クストップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】リフトクレーンは、クレーン床のアッパ
ワークスに取り付けられたブームを有しており、また、
多くの場合には、ブームの頂部に枢着されたラフィング
ジブを有している。タワークレーン構造の場合には、ク
レーンのブームはクレーン床から本質的に垂直に延びて
いる。ラフィングジブの上端部は上昇及び下降でき、従
って、ブームに対するラフィングジブの角度を変えるこ
とができる。これは、クレーンキャブから制御されるウ
インチ及びケーブルを用いてクレーン操縦者により行わ
れる。荷重は、ラフィングジブの上端部すなわちヘッド
に取り付けられた滑車により支持されたケーブルから吊
り下げられている。荷重は、ラフィングジブ及び/又は
ブーム(タワークレーンの場合を除く)の上昇及び下
降、ケーブル長さの収縮又は伸長、又はこれらの組合せ
により位置決めされる。一般に、ラフィングジブを備え
たクレーンは、ブームに対するラフィングジブの作業角
度を制限するためのバックストップペンダントを有して
おり、これは安全予防策である。なぜならば、ブーム及
びラフィングジブは、ラフィングジブが180°より小
さい角度でブームから延びる場合にのみ作動するように
構成され且つリギング(索具装着)されているからであ
る。ラフィングジブの作業角度を制限することにより、
バックストップペンダントは、荷重が突然解放されたと
き、突風が吹いたとき、又はジブ/ストラット/ペンダ
ント装置の重心が枢着点の後方に移動してジブの自重
(非載荷状態のジブ)を超えたときに、ラフィングジブ
が後方に過剰移動することを防止する。一般に、バック
ストップペンダントは、ブームヘッドの領域においてそ
の一端がブームに取り付けられており、ラフィングジブ
のバットエンド(突合わせ端部)領域においてペンダン
トの他端がラフィングジブに取り付けられている。ペン
ダントの長さは一定であるため、ペンダントは、ラフィ
ングジブがブームに対して安全作業角度(あらゆるクレ
ーンについて、180°より小さい角度)を超えて回転
することを防止する。
【0003】本発明は、クレーンの作業配備前に、バッ
クストップペンダントをクレーンに取り付けることに付
随する問題に関する。例えば、ペンダントの長さが一定
であり且つ一般にブームヘッドの領域及びラフィングジ
ブバットにおいて取り付けられているため、ラフィング
ジブは、ペンダントが取り付けられる前に、クレーンの
所望の作業限度範囲内の角度まで、ブームに対して回転
されなければならない。通常、ブーム及びラフィングジ
ブは、組立て中及び作業配備前は地面に沿って置かれて
いるので、この回転は、ブームヘッド及びラフィングジ
ブバットを持ち上げて行わなければならない。この場
合、ブームヘッド、ジブバット(及び従ってペンダント
の取付け箇所)は、地面から高い位置に位置するため、
ペンダントを取り付けるためには、作業者は、付随する
後方業務上及び安全上の配慮をしながら、地面から非常
に高い位置に居なくてはならない(通常、非常に高い梯
子又はマンリフトを用いる)。この問題を解決するため
の従来の1つのアプローチとして、ラフィングジブヘッ
ド又はブームヘッドにペンダントを取り付ける方法があ
る。これにより、ブームヘッド及びラフィングジブバッ
トが空中に上昇していても、取付け箇所への地面レベル
のアクセスが可能になった。しかしながら、この特別な
解決方法によれば、ペンダントは、ラフィングジブ又は
ブームとほぼ同じ長さでスパンしなければならない。こ
れらの長さのため、ペンダントは、クレーン構造の重量
を大幅に増大させ、この重量の増大のために吊上げ能力
が低下する。また、クレーンのブーム又はラフィングジ
ブの長さを変える場合には、種々の長さをもつ多数のペ
ンダントが必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術のもつ欠点を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ラフィ
ングジブと該ラフィングジブが取り付けられるブームと
の間の回転を制限するためのラフィングジブのバックス
トップ組立体が提供される。該バックストップ組立体
は、第1端部がラフィングジブに取り付けられ且つ第2
端部がブームに取り付けられた少なくとも1つのバック
ストップペンダントを有しており、該ペンダントは、ラ
フィングジブをブームに対して180°までの角度に配
置できる充分な長さを有している。バックストップ組立
体は更に、バックストップペンダントと係合する配備可
能部材を更に有しており、該配備可能部材は、完全配備
されたときには、バックストップペンダントの一部をブ
ーム及びラフィングジブから離れた状態に保持して、ラ
フィングジブがブームに対して180°より小さい許容
作業角度を超えて回転することを、ペンダント及び配備
可能部材が防止できるようになっている。好ましくは、
配備可能部材が2つのテレスコピック(入れ子式)スト
ラットからなり、該ストラットの第1端部は、ラフィン
グジブとブームとが互いに枢着された位置に隣接した箇
所でブームに取り付けられている。テレスコピックスト
ラットの第2端部とブームとの間には第1対のワイヤロ
ープが取り付けられている。テレスコピックストラット
の第2端部とラフィングジブとの間には第2対のワイヤ
ロープが取り付けられている。各対のワイヤロープは、
協働してバックストップペンダントとして作用する。テ
レスコピックストラットが完全に伸長すると、バックス
トップペンダントの弛みが除去され、バックストップペ
ンダントの有効長さが短縮される。テレスコピックスト
ラットの長さをそれらの伸長位置に固定するためのラッ
チが設けられている。
【0006】本発明は、クレーンの作業配備前に、地面
レベルでのペンダントの取付けを可能にする。ペンダン
トが完全に取り付けられた後は、テレスコピックストラ
ットがペンダントの弛みを除去するので、ラフィングジ
ブ及びブームが互いに一定角度(クレーンの所望の作業
限度を超える角度)にあるときに、ペンダントを取り付
けることができる。また、本発明は、種々の幾何学的寸
法(すなわち、種々のラフィングジブ長さ、ブーム長さ
又はこれらを組み合わせた任意の寸法)をもつクレーン
に対して、単一組のバックストップペンダントの使用が
可能になる。好ましい実施例においては、本発明は更
に、テレスコピックストラットの長さをこれらの伸長位
置に固定するのに使用するラッチを解除するための機構
を有している。この機構は、ラッチの遠隔解除を行っ
て、ブームの頂部及びラフィングジブバットが空中にあ
る間にラッチを解除できるものである。次に、ブームと
ラフィングジブとの組立体の全体が地上に下降される。
本発明のこれらの長所及び他の長所並びに本発明の好ま
しい実施例は、添付図面を参照して述べる以下の詳細な
説明により最も良く理解されるであろう。
【0007】
【実施例】図1は、作業配備前に位置決めされたクレー
ン10を示す。このクレーン10は、概略的に、ロワワ
ークス11と、アッパワークス12と、ブーム20とを
有しており、該ブーム20にはラフィングジブ30が枢
着されている。ブーム20及びラフィングジブ30は、
地面に沿って互いに本質的に平行に置かれている。ブー
ム20及びラフィングジブ30をこのように位置決めす
ると、バックストップペンダント40の地面レベルでの
準備取付けが容易になる。バックストップペンダント4
0は、クレーンのブーム20及びラフィングジブ30の
両側に取り付けられているけれども、側面図には1つの
みのバックストップペンダント40が示されている。ク
レーン10は更にラフィングジブのバックストップ組立
体を有しており、該組立体は、バックストップペンダン
ト40が取り付けられる配備可能部材50を備えてい
る。好ましい実施例においては、ラフィングジブのバッ
クストップ組立体は、実際には図4に示すような1対の
テレスコピックストラット60を有しているけれども、
図1〜図3の側面図では1つのストラット60のみを見
ることができる。
【0008】図3に示すように、好ましい実施例のテレ
スコピックストラット60の第1端部63は位置23に
おいてブーム20に枢着されており、位置23は、ラフ
ィングジブ30とブーム20とが互いに枢着された位置
25に隣接している。好ましい実施例のテレスコピック
ストラット60は、ストラット外側チューブ61と、ス
トラット内側チューブ62とを有している。ストラット
内側チューブ62はストラット外側チューブ61内で自
由に摺動する。図3に示すように、ストラット内側チュ
ーブ62はストラット外側チューブ61内から外方に延
びている。この配備状態になる前には、ストラット内側
チューブ62の殆ど全部が、図1に示すように、テレス
コピックストラット60のストラット外側チューブ61
内に位置している。ストラット内側チューブ62の配備
により、テレスコピックストラット60を有効に伸長さ
せることができる。各バックストップペンダント40
は、2本のワイヤロープ41、42で構成するのが好ま
しい。別の構成として、各ペンダント40をテンション
バー又は他のテンション部材で作ることができる。ワイ
ヤロープ41は、その第1端部43が、ブームヘッドの
大体の領域における位置21において、ブーム20に取
り付けられており、且つその第2端部44が、テレスコ
ピックストラット60の第2端部64に取り付けられて
いる。ワイヤロープ42は、その第2端部45が、ラフ
ィングジブバットの大体の領域における位置31におい
て、ラフィングジブ30に取り付けられており、且つそ
の第1端部46が、テレスコピックストラット60の第
2端部64に取り付けられている。
【0009】図1に示す前配備(pre-deployment)位置
では、バックストップペンダント40に弛みが存在す
る。この弛みは、バックストップペンダント40の弧と
して図1に示されている。この弛みによって、ペンダン
ト40の、ブーム20及びラフィングジブ30の位置2
1、31におけるクレーン10への取付け、及びテレス
コピックストラット60の第2端部64への取付けが容
易になる。この取付けは、テレスコピックストラット6
0がその伸長位置ではなく収縮位置にあるため可能であ
る。図1及び図2に示すように、ブーム20の長さ又は
ラフィングジブ30の長さに対するバックストップペン
ダント40の長さは小さい。また、ペンダント40の長
さは、ブーム20又はラフィングジブ30の長さとは無
関係であることも明らかである。従って、ブームとラフ
ィングジブとの任意の組合せに対して、単一組のバック
ストップペンダント40を使用できる。図2は、第1作
業配備段階後の図1のクレーン10を示す。ブーム20
は上昇されており且つラフィングジブ30はブーム20
に対して枢動されている(ラフィングジブ30は、ここ
に参考として取り入れる米国特許出願第07/833,772号に
開示された多位置ジブ起立支持部材を備えている)。こ
の特別位置において、配備可能部材50は完全配備状
態、すなわち、ストラット60の第2端部64がブーム
20から最大距離を隔てた状態にある。
【0010】好ましい実施例においては、ブーム20が
上昇し且つ該ブーム20に対してラフィングジブ30が
枢動するとき、バックストップペンダント40及びスト
ラット内側チューブ62の重量により、テレスコピック
ストラット60がその完全伸長位置に引き出される。テ
レスコピックストラット60が伸長すると、バックスト
ップペンダント40の弛みがなくなり、各ワイヤロープ
41、42がピンと引っ張られる。完全伸長したテレス
コピックストラット60は、バックストップペンダント
40と協働して、バックストップペンダント40の取付
け位置21と31との間の絶対距離が所定距離を超える
ことを防止する。この距離は、ブーム20とラフィング
ジブ30との相互の所定最大作業角度に相当する。図3
は、ペンダント40に弛みが存在しない状態のブーム2
0とラフィングジブ30との相対位置を示す。ブーム2
0及びラフィングジブ30は、互いに、これらの最大作
業角度に位置決めされる。この状態は、図2に示すクレ
ーン10のの設定中に生じるだけでなく、ブーム20が
上昇されて地面に対して本質的に垂直な位置に固定され
るタワークレーン形態を含むクレーン作業中にも生じ
る。図4は、好ましい実施例のラフィングジブのバック
ストップ組立体における配備可能部材50のテレスコピ
ックストラット60を詳細に示すものである。好ましい
配備可能部材50は2つのテレスコピックストラット6
0を有しており、該ストラット60は、1対のクロスメ
ンバ65、66により連結されていて一体的に作動す
る。配備可能部材50は、各ストラット外側チューブ6
1の第1端部63が、連結位置23においてブーム20
に枢着されている。ストラット外側チューブ61及びス
トラット内側チューブ62はそれぞれ開口67、68を
有しており、該開口67、68は、ラッチすなわち引込
み可能部材70の一部を形成するピン71を受け入れる
ことができる寸法を有している。ストラット外側チュー
ブ61の開口67とストラット内側チューブ62の開口
68とが整合すると、これらの整合した開口67、68
及び外側チューブ61と内側チューブ62との間にピン
71が通ることができ、これにより、外側チューブ61
と内側チューブ62との相対移動が拘束される。従っ
て、ピン71は、テレスコピックストラット60が圧縮
荷重を受けたときに、該テレスコピックストラット60
が収縮することを防止する。ストラット内側チューブ6
2の過大伸長は、シアストッパ69により防止される。
【0011】好ましい実施例のラッチすなわち引込み可
能部材70は、テレスコピックストラット60の伸長時
に自動的に係合するばね付勢形ピン71からなり、該ピ
ン71はばね72が包囲し且つ係合している。別の構成
として、引込み可能部材70を空気圧又は電気で作動さ
せることもできる。好ましい実施例においては、開口6
7、68がピン71と整合されると、これらの開口6
7、68には、ピン71がばね72によって押し込まれ
る。これは、ピン71の作動によって、ピン71が係合
完了したことをキャブ操縦者及び地上の作業者に知らせ
るのに充分な大きさの可聴スナップ音が生じるように構
成される。かくしてテレスコピックストラット60がこ
れらの伸長位置に固定され、ラフィングジブのバックス
トップ組立体はクレーン10の安全作業を可能にする。
また、各ピン71の端部75がストラット外側チューブ
61及び内側チューブ62を貫通していることが地上か
ら見えるようにするのが好ましい。このようにすれば、
地上の作業者は、ピン71が完全に係合しており且つク
レーン10が安全に作業できることを、視覚及び聴覚の
両方で確認できる。好ましい実施例は更に、遠隔ウイン
チ(図示せず)/制御ケーブル装置からなるラッチ解除
機構を有しており、該ラッチ解除機構は、ラッチを遠隔
解除して、分解時にブーム20及びラフィングジブ30
が地面に接近されるときに、テレスコピックストラット
60が収縮できるようにする。
【0012】各引込み可能部材70の一端には各制御ケ
ーブル80、81の一端が取り付けられている。これら
の制御ケーブル80、81の各々は、クロスメンバ65
に支持された滑車82又は一連の滑車83、84の周囲
に掛けられ、ワイヤロープクリップ85により一体結合
される。一体結合されたケーブルは、次に、シャックル
86を介して第3ケーブル87に取り付けられ、該第3
ケーブル87は、クロスメンバ65に支持されたもう1
つの滑車88の回りに掛けられて、クレーン10のアッ
パワークス12に導かれる。このケーブル87はブーム
20の長さ分を走行して、ブームバットに取り付けられ
たウインチ(図示せず)のスプールに巻き取られる。ウ
インチは、手動形又は動力形のいずれのウインチでもよ
い。ウインチを作動させると、ケーブルが引っ張られ
て、ピン71が引っ込められる。このケーブル87はブ
ーム20の長さに亘って走行しているけれども、ケーブ
ル87が小径であるため重量を大幅に増大させることは
ない。また、使用されるブーム20がケーブル87の最
大長さよりも短い場合には、剰余のケーブル87はウイ
ンチに簡単に蓄えられる。本発明の他の1つの実施例
は、単一のワイヤロープで構成されたバックストップペ
ンダントを利用するものである。この実施例によれば、
配備可能部材がペンダントの中央部分と係合する。配備
可能部材が完全配備されると、バックストップペンダン
トの中央部分が、ブーム及びラフィングジブから一定距
離に保持される。かくして、バックストップペンダント
の有効長さを短縮できる。
【0013】本発明のもう1つの実施例は、前述の好ま
しい実施例で説明したような1対のストラットではな
く、単一のストラットを使用するものである。この実施
例では、本発明はまた、1対のバックストップペンダン
トではなく、単一のバックストップペンダントを使用し
ている。以上、いくつかの実施例についてのみ完全に示
し且つ説明したが、本発明の装置は種々の形態の実施例
に組み込むことができることを理解すべきである。本発
明は、その精神又は本質的特徴から逸脱することなく、
上記以外の形態に実施できる。以上説明した実施例は、
あらゆる点において単なる例示であって制限的ではな
く、従って本発明の範囲は、以上の説明ではなく特許請
求の範囲の記載により定まるものと考えるべきである。
特許請求の範囲の意味及び範囲内に包含されるあらゆる
変更は、本発明の範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例によるクレーンの側面
図であり、ブーム及びラフィングジブが地面に沿って置
かれているところを示すものである。
【図2】ブームを上昇させたところを示す、図1のクレ
ーンの側面図である。
【図3】図1のクレーンのブームとラフィングジブとが
枢着されている領域を示す拡大側面図である。
【図4】図3の4−4線に沿うテレスコピックストラッ
ト組立体の正面図である。
【符号の説明】
10 クレーン 11 ロワワークス 12 アッパワークス 20 ブーム 30 ラフィングジブ 40 バックストップペンダント 41 ワイヤロープ 42 ワイヤロープ 50 配備可能部材 60 テレスコピックストラット 61 ストラット外側チューブ 62 ストラット内側チューブ 65 クロスメンバ 66 クロスメンバ 67 開口 68 開口 70 ラッチ(引込み可能部材) 71 ピン 72 ばね 80 制御ケーブル 81 制御ケーブル 82 滑車 83 滑車 84 滑車 85 ワイヤロープクリップ 86 シャックル 87 第3ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ウォーネク アメリカ合衆国 ウイスコンシン州 54241 トゥー リヴァース カントリー トランク オー 6311

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラフィングジブと該ラフィングジブが取
    り付けられるブームとの間の回転を制限するためのラフ
    ィングジブのバックストップ組立体において、 (a)第1端部がラフィングジブに取り付けられ且つ第
    2端部がブームに取り付けられた少なくとも1つのバッ
    クストップペンダントを有しており、該ペンダントが、
    ラフィングジブをブームに対して180°までの角度に
    配置できる充分な長さを有しており、 (b)前記取り付けられたバックストップペンダントと
    係合する配備可能部材を更に有しており、該配備可能部
    材が、配備前には、ラフィングジブをブームに対して1
    80°までの角度に配置可能にし、完全配備されたとき
    には、前記取り付けられたバックストップペンダントの
    一部をブーム及びラフィングジブから離れた状態に保持
    して、ラフィングジブがブームに対して180°より小
    さい許容作業角度を超えて回転することを、ペンダント
    及び配備可能部材が防止できるようにしたことを特徴と
    するラフィングジブのバックストップ組立体。
  2. 【請求項2】 前記配備可能部材がテレスコピックスト
    ラットを備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    ラフィングジブのバックストップ組立体。
  3. 【請求項3】 前記配備可能部材をその完全配備位置に
    選択的に固定するための引込み可能部材を更に有してい
    ることを特徴とする請求項1に記載のラフィングジブの
    バックストップ組立体。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つのペンダントが2本
    の別々のワイヤロープ片を備えており、各ワイヤロープ
    片の一端がペンダントの前記第1端部及び第2端部を構
    成し、各ワイヤロープ片の他端が配備可能部材に固定さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のラフィングジブ
    のバックストップ組立体。
  5. 【請求項5】 前記テレスコピックストラットをその完
    全配備位置に選択的に固定するためのラッチを更に有し
    ていることを特徴とする請求項2に記載のラフィングジ
    ブのバックストップ組立体。
  6. 【請求項6】 前記配備可能部材がブームに取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載のラフィング
    ジブのバックストップ組立体。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つのペンダントが2つ
    のペンダントからなることを特徴とする請求項1に記載
    のラフィングジブのバックストップ組立体。
  8. 【請求項8】 クレーンのラフィングジブとブームとの
    間の回転を制限するためのラフィングジブのバックスト
    ップ組立体において、 (a)2本のワイヤロープからなる少なくとも1つのバ
    ックストップペンダントを有しており、第1ワイヤロー
    プの第1端部がブームに取り付けられ、第2ワイヤロー
    プの第2端部がラフィングジブに取り付けられており、 (b)テレスコピックストラットを有しており、該テレ
    スコピックストラットは、その第1端部が、ラフィング
    ジブとブームとが互いに枢着された位置に隣接した箇所
    でクレーンに取り付けられ、ストラットの第2端部に
    は、第1ワイヤロープの第2端部及び第2ワイヤロープ
    の第1端部が取り付けられており、 (c)前記テレスコピックストラットを伸長位置に固定
    するラッチを更に有していることを特徴とするラフィン
    グジブのバックストップ組立体。
  9. 【請求項9】 前記ラッチが、前記テレスコピックスト
    ラットの伸長時に自動的に作動することを特徴とする請
    求項8に記載のラフィングジブのバックストップ組立
    体。
  10. 【請求項10】 前記ラッチが、前記テレスコピックス
    トラットの伸長時に係合するばね付勢形ピンを備えてい
    ることを特徴とする請求項8に記載のラフィングジブの
    バックストップ組立体。
  11. 【請求項11】 前記ラッチに取り付けられたケーブル
    を更に有しており、該ケーブルを引っ張ることによりラ
    ッチが解除されることを特徴とする請求項8に記載のラ
    フィングジブのバックストップ組立体。
  12. 【請求項12】 前記ケーブルに連結されたウインチを
    更に有していることを特徴とする請求項11に記載のラ
    フィングジブのバックストップ組立体。
  13. 【請求項13】 (a)ブームと、 (b)該ブームに枢着されたラフィングジブと、 (c)1対のバックストップペンダントとを有してお
    り、該ペンダントの各々が第1ワイヤロープ及び第2ワ
    イヤロープからなり、各第1ワイヤロープの第1端部が
    ブームに取り付けられ、各第2ワイヤロープの第2端部
    がラフィングジブに取り付けられており、 (d)配備可能部材を有しており、該配備可能部材は、
    その第1端部が、ラフィングジブとブームとが互いに枢
    着された位置に隣接した箇所でクレーンに取り付けら
    れ、配備可能部材の第2端部には、第1ワイヤロープの
    第2端部及び第2ワイヤロープの第1端部が取り付けら
    れており、 (e)前記配備可能部材を伸長位置に固定する引込み可
    能部材を有しており、ブームが上昇され且つラフィング
    ジブがブームに対して枢動するときに、前記配備可能部
    材がブームから外方に伸長して伸長位置に固定され、ブ
    ームに対するラフィングジブの作業角度を有効に制限す
    ることを特徴とするクレーン。
  14. 【請求項14】 前記配備可能部材が2つのテレスコピ
    ックストラットを備えており、該ストラットの間には少
    なくとも1つのクロスメンバが設けられており、前記ス
    トラットは、ワイヤロープに取り付けられた配備可能部
    材の第2端部からなる外端部を備えていることを特徴と
    する請求項13に記載のクレーン。
  15. 【請求項15】 前記配備可能部材がばね付勢形ピンを
    備えていることを特徴とする請求項13に記載のクレー
    ン。
  16. 【請求項16】 前記引込み可能部材に取り付けられた
    ケーブルを更に有しており、該ケーブルを引っ張ること
    により引込み可能部材が引き抜かれることを特徴とする
    請求項13に記載のクレーン。
  17. 【請求項17】 前記ケーブルを引っ張るためのウイン
    チを更に有していることを特徴とする請求項16に記載
    のクレーン。
  18. 【請求項18】 前記配備可能部材がブームに取り付け
    られていることを特徴とする請求項13に記載のクレー
    ン。
  19. 【請求項19】 前記クロスメンバが滑車を支持してお
    り、該滑車は、前記引込み可能部材に取り付けられたケ
    ーブルを引っ張ることにより引込み可能部材を引き抜く
    ことができるようにケーブルを案内することを特徴とす
    る請求項14に記載のクレーン。
JP5251555A 1992-10-08 1993-10-07 ラフィングジブのバックストップ組立体 Pending JPH06219688A (ja)

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US5292016A (en) 1994-03-08
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