JPH06219356A - スイング方式2段駐輪装置 - Google Patents
スイング方式2段駐輪装置Info
- Publication number
- JPH06219356A JPH06219356A JP4757593A JP4757593A JPH06219356A JP H06219356 A JPH06219356 A JP H06219356A JP 4757593 A JP4757593 A JP 4757593A JP 4757593 A JP4757593 A JP 4757593A JP H06219356 A JPH06219356 A JP H06219356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing
- front wheel
- arm
- parking
- skate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 駐輪操作容易で、楽に早い駐輪サイクルタイ
ム両立を開発の余地として取組み、老年、婦人、子供の
凡てが興味を以て操作出来る早い駐輪装置の開発と普及
を目途としている。 【構成】 前輪嵌込みスケートをタイヤシューズ4とタ
イヤ支持ローラ6スケートスライドレール7に乗るスケ
ートローラ8で支えスイングアーム11部により前後一
体構成する2段ラックとする。
ム両立を開発の余地として取組み、老年、婦人、子供の
凡てが興味を以て操作出来る早い駐輪装置の開発と普及
を目途としている。 【構成】 前輪嵌込みスケートをタイヤシューズ4とタ
イヤ支持ローラ6スケートスライドレール7に乗るスケ
ートローラ8で支えスイングアーム11部により前後一
体構成する2段ラックとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 駅周辺、その他各種駐輪施設
【0002】
【従来の技術】市場の2段ラックは水平ラックの1部を
通路側引き出し、更に通路側に降下形成した約45度の
斜面に全自重を抱え預けて、スロープの先端を跳ね上
げ、又は45度の斜面に前輪を確実な直立サポート抜き
で斜面に副って押し上げる方式は老年、婦人子供の大半
又は雨天の操作に於いてこの種2段駐輪は忌避され勝ち
である。
通路側引き出し、更に通路側に降下形成した約45度の
斜面に全自重を抱え預けて、スロープの先端を跳ね上
げ、又は45度の斜面に前輪を確実な直立サポート抜き
で斜面に副って押し上げる方式は老年、婦人子供の大半
又は雨天の操作に於いてこの種2段駐輪は忌避され勝ち
である。
【0003】
1 駐輪時通行部占有駐輪タイムの縮少と、少くとも全
自重を20cm以上高く抱えさせないこと。スロープを
軽快に押し上げられること。 2 早い駐輪タイムと確実で量産に於いて安く製作出来
ること。
自重を20cm以上高く抱えさせないこと。スロープを
軽快に押し上げられること。 2 早い駐輪タイムと確実で量産に於いて安く製作出来
ること。
【0004】
1 前進装入駐輪ペタル部を旋回支点とすると共に、ジ
ョイント部前、後に及ぶ流通スライドレール上を転動に
よる、前輪嵌込みスケート方式を採用し、軽快省力操作
形式とした。
ョイント部前、後に及ぶ流通スライドレール上を転動に
よる、前輪嵌込みスケート方式を採用し、軽快省力操作
形式とした。
【0005】
【実施例】電鉄、バスターミナル等の中継ぎに或はスー
パ等凡ゆる用途に自転車は、今や第2の歩行手段となっ
ているが、巷に迷惑駐輪が氾濫し、著しく都市の美観を
損なっている。駅ターミナルは一応公的駐輪施設が整備
されて来たが、用地難の折柄駐輪ピッチの縮少も現状の
ハンドル幅とペタル幅を固定する限り限界に達してい
る。投資効果的にも2段駐車が限界である。併し構造的
に2段駐輪操作中は直下のフロア駐輪は待機の他なく、
残された改善余地は体力的に老年と大半の婦人子供達及
び雨天での、全自重を抱え上げる過当労力の解消又は軽
減と、早い操作タイムとを達成し駐輪操作中通行コース
占有干渉スペース及び独占タイムを出来るだけ少くする
事である。之等の操作性を早く、安くの両立を達成する
ことが又複雑な機構解決以上に至難事である。本発明は
前進装入自転車のペタル部を界にスイングバックアーム
▲26▼とスイングアーム▲11▼部により前後一体構
成する2段ラックの旋回ジョイント部とし、前輪嵌込み
スケートをFL上約20cm以下にスロープ降下させ
て、前輪を半抱え気味で押し上げ又は預けた後は、ガス
スプリングのバックアップとスイングバックアーム▲2
6▼の天秤効果を受けてスロープを楽に押し上げる操作
で解決するものである。「請求項1」について以下「図
1〜8」により説明する。先ず前輪スケート▲18▼に
ついて「図1と2」により説明する。前輪スケート▲1
8▼は底面に複数個のタイヤ面支持ローラを装備した
プレート加工のタイヤシューズにタイヤ径を嵌込んで
位置決めするため、施錠装入を可能にし、後輪ストッパ
ー装備は敢えて必要としない。タイヤシューズの片側
上下で4個左右計8個のスケートローラによりスライ
ドレールフレーム装備スケートレールの上下に支持ガ
イドされ、軽快移動するローラスケート機能を形成して
いる。タイヤシューズの直立ガイド性を更に効率的に
精度向上する高さ約50cmの簡単なパイプガイドを
装備している。スイングアーム▲11▼には2段駐輪操
作時スイングバックアーム▲26▼との天秤効果で駐輪
後の2段押し上げ労力の軽減を図るため、ガススプリン
グ▲24▼を装備し、又スライドレールにガイドされて
スロープ昇降する前輪スケート▲18▼とバランスウエ
イト▲23▼をワイヤー又はチエンで連結している。
「図3」は2段ラックの平面図である。「図4」はスイ
ング駐輪操作説明用側面図で、駐輪用前輪嵌込み直前又
は駐輪解除直後の前輪スケート▲18▼を示す。次にス
ライドレールフレームについて「図5と6」により説
明する。前輪スケート▲18▼の上部ローラをスケート
レールの上部で、下部ローラを下部でガイドし、スイ
ングアーム▲11▼にはスロープ操作時の脱線防止と直
進ガイド用に片鍔のレールガイドローラを左右2個1
組とする3箇所に装備し、支持ローラ▲10▼を隣接配
備している。ジョイント装備アーム▲14▼にはスライ
ドレールフレーム先端の水平スライド歯止め▲19▼
と噛み合うストッパー歯止め当金▲25▼を設けてい
る。スイングジョイントにはスイング軸とスイングメ
タルを備えている。スイング形式2段駐輪スロープ形
成について「図7と8」により説明する。前端を直立柱
に固定したスイングジョイント装備アーム▲14▼の後
端はスライドレールフレームを介して、駐輪ペタル部
に位置し、スライドレールフレームの前半はスイング
バックアーム▲26▼に、後半のスイングアーム▲11
▼により支持構成されている。スイングバックアップア
ーム左右上面にはスライドレールフレーム下端のスラ
イドストッパー金具▲19▼の凹部と嵌合する歯止め当
て金▲25▼を設けているので、スライドレールフレー
ムは水平2段ラック状態では道路側からの不用意な引
出し外力に移動することなく安全に位置決めされてい
る。設定スロープ角旋回により前輪スケート▲18▼の
移動に支障なく自然に外れる。スイング操作力を軽減す
るためスイングバックアーム▲26▼の前端にガススプ
リング▲24▼を、又スライドレールフレームと前輪
スケート▲18▼に夫々バランスウエイト又はガススプ
リングを個別に装備している。スイングストッパー▲1
5▼は丸又は角網管で直柱固定端には挿入管▲16▼を
設け、ストッパーはガイド▲20▼とバネ▲22▼によ
り水平セット中は常にスイングストッパ▲15▼の押し
出し方向定位置を安全加圧しており、ストッパー操作ロ
ッド▲21▼を介して操作レバー▲17▼をバネ▲22
▼に抗して引き抜くとストッパーは外れてスイング降下
可能になる。 操作について先ず2段駐輪を取出す場合を説明する。 ▲イ▼ スイングアーム▲11▼の後端を少し持ち上げ
ながら挿入管▲16▼と挿入結合しているスイングスト
ッパー▲15▼の操作レバー▲17▼を引きスイングス
トッパー▲15▼を解除後、直ちに操作レバー▲17▼
を離す。 ▲ロ▼ 静かにスイングアーム▲11▼を降下させ、ジ
ョイント部ストッパーで設定角停止し、スロープは形成
される。スイング開始と同時にスライドレールフレーム
の水平スライド歯止め▲19▼はスイング直後にスイ
ングバックアーム上装備の歯止め当金▲25▼との噛合
いは自然解除される。 ▲ハ▼ スイングアーム▲11▼を設定角約40度にス
ロープセットしても、フロア間落差は尚60〜70cm
あるが、スライドレールフレームのスイングバックア
ーム▲26▼用ガススプリング▲24▼と前輪スケート
▲18▼の急降下防止用バランスウエイト、又はガスス
プリング▲23▼或はスプリング等により、レールガイ
ドローラとレール支持ローラ▲10▼にガイドされて
静かに昇降し、スライドレールフレームのスライド前
端はフロア面で支持されて停止する。 ▲ニ▼ 後輪ストッパー▲12▼を外し、自転車ハンド
ルとサドルを少し持ち上げ気味に半抱えで、後方の通路
側に引くと楽に取り外し出来るが、体力のある人は後輪
はFL上僅か約20cmで低いので、安全上も不安な
く、直ちに全自重を抱えて外すことも出来る。但前輪ス
ケートが嵌込み構造のため後輪ストッパー装備を省略す
る場合は上記操作項目から除外される。 ▲ホ▼ 前輪を嵌込んだスケート部が静かに降下開始状
態し、フロア端で停止する。駐輪解除後の空ラックを2
段に戻す場合 ▲イ▼ 駐輪解除後の前輪スケート▲18▼は後輪スト
ッパー▲12▼の手前で停止している。 ▲ロ▼ スイングアーム▲11▼後端のスイングストッ
パー▲15▼操作レバー▲17▼を引きながらスイング
アーム▲11▼の後端にスライドレールフレーム後端
が一致するまで押し上げると、スイングバックアーム▲
26▼とスイングアーム▲11▼はスイング軸を支点
とする天秤効果により挿入管▲16▼とスイングストッ
パー▲15▼は軽くセット出来て操作は終わる。 ▲ハ▼ スライドレールフレームはスイングアーム▲
11▼が水平位置に達すると自然水平スライド歯止め▲
19▼がセットされて、スライドレールフレームを通
路側から引いても移動しない安全ストッパーとなる。 2段上にある空の前輪スケートを降下させてスロープ駐
輪する場合 ▲イ▼ スイングアーム▲11▼後端を少し持ち上げ気
味で、操作レバー▲17▼を引いてスイングバックアー
ム上端の、スイングストッパー▲15▼を外す。 ▲ロ▼ スイングアーム下限の設定角に達して停止させ
る。スイング開始直後に水平スライド歯止め▲19▼は
解除されている。 ▲ハ▼ ガススプリング作動によりスライドレールフレ
ームは、静かにスロープを降下し設定角約40度にセ
ットされる。 ▲ニ▼ 後輪ストッパー▲12▼を上げて駐輪状態にす
る。 ▲ホ▼ 急降下防止用バランスウエイト▲23▼により
前輪スケート▲18▼はスライドレール上を緩速で降下
し、FL上20cm以下で停止する。 前後輪を支持するスライドレールフレームについて説
明する。 ▲イ▼ スライドレールフレームは前進駐輪ペタル相
当部ジョイント支点とするジョイント装備アーム▲14
▼上のスイングバックアーム▲26▼とスイングアーム
▲11▼の全長に副って水平に支持されている。 ▲ロ▼ 水平支持中のスライドレールフレームはスイ
ングバックアーム▲26▼上面の歯止め当金▲25▼と
水平スライド歯止め▲19▼により、通路側から水平引
出しは出来ない安全ストッパとしている。 ▲ハ▼ 複数個のタイヤ支持ローラをタイヤ外径に副
って配備した、前輪スケート▲18▼はスロープ降下点
で嵌込んだ前輪を確実に位置決めする。 ▲ニ▼ 前輪スケート▲18▼をスロープ上のスライド
レールフレーム装備のスケートレール上を押し上げ
て、スイングアーム▲11▼の前輪スケート連動定点で
振子形引掛けにより自然クランプされて以後一体で押し
上げ、後端がスイングアーム▲11▼端と一致した時操
作レバー▲17▼を引きながら持ち上げて水平点で離す
とスイングストッパー▲15▼はセットされて安全にて
2段ロックを形成する。 ▲ホ▼ 前輪スケート▲18▼は嵌込み形クランプ状態
になるので敢えて後輪ストッパーは不要であるが、装備
された後輪ストッパーはセットして安全を期すこと。 「請求項2」について説明する。「請求項2」は「請求
項1」の「図5と6」の前輪スケート▲18▼とスライ
ドレールフレームのローラ移動形式をT形レールスラ
イドベアリング形式のLMレール及びLMボールブロッ
クに代装するものである。「図9と10」の如く前輪ス
ケート▲18▼はLMレール1本を支持ガイドの主体と
し、低コスト化で簡易構造フレームを前提とし、装着又
は多少の捩じれ現象にも自己補正出来るよう、タイヤシ
ューズとはメタルヒンジ▲28▼を介して、2個のL
Mボールブロック▲31▼を装備し、LMレール▲32
▼と嵌合スライドさせ、片方のローラは「コの字」形
ガイドレールにガイドされているので跳ね上げとLM
レール間の非平行性捩れ抵抗を緩和し、製缶柔構造フレ
ームに於いても過大な捩じれ抵抗発生懸念なく2列の併
用レールを可能にし、低コスト化を図ることが出来る。
尚前輪スケート▲18▼の一部構成変更により中央にL
Mレール1本とすることも、左右各1本の2本とするこ
とも出来る。又タイヤシューズ装備LMボールブロッ
ク▲31▼を90度起こして側面に装備することも可能
である。尚T形LMレール形式を丸軸ガイド形式とし、
LMボールブロックを丸形ボールブロックとすることも
出来るが、構成上大差なく図面は省略しています。
パ等凡ゆる用途に自転車は、今や第2の歩行手段となっ
ているが、巷に迷惑駐輪が氾濫し、著しく都市の美観を
損なっている。駅ターミナルは一応公的駐輪施設が整備
されて来たが、用地難の折柄駐輪ピッチの縮少も現状の
ハンドル幅とペタル幅を固定する限り限界に達してい
る。投資効果的にも2段駐車が限界である。併し構造的
に2段駐輪操作中は直下のフロア駐輪は待機の他なく、
残された改善余地は体力的に老年と大半の婦人子供達及
び雨天での、全自重を抱え上げる過当労力の解消又は軽
減と、早い操作タイムとを達成し駐輪操作中通行コース
占有干渉スペース及び独占タイムを出来るだけ少くする
事である。之等の操作性を早く、安くの両立を達成する
ことが又複雑な機構解決以上に至難事である。本発明は
前進装入自転車のペタル部を界にスイングバックアーム
▲26▼とスイングアーム▲11▼部により前後一体構
成する2段ラックの旋回ジョイント部とし、前輪嵌込み
スケートをFL上約20cm以下にスロープ降下させ
て、前輪を半抱え気味で押し上げ又は預けた後は、ガス
スプリングのバックアップとスイングバックアーム▲2
6▼の天秤効果を受けてスロープを楽に押し上げる操作
で解決するものである。「請求項1」について以下「図
1〜8」により説明する。先ず前輪スケート▲18▼に
ついて「図1と2」により説明する。前輪スケート▲1
8▼は底面に複数個のタイヤ面支持ローラを装備した
プレート加工のタイヤシューズにタイヤ径を嵌込んで
位置決めするため、施錠装入を可能にし、後輪ストッパ
ー装備は敢えて必要としない。タイヤシューズの片側
上下で4個左右計8個のスケートローラによりスライ
ドレールフレーム装備スケートレールの上下に支持ガ
イドされ、軽快移動するローラスケート機能を形成して
いる。タイヤシューズの直立ガイド性を更に効率的に
精度向上する高さ約50cmの簡単なパイプガイドを
装備している。スイングアーム▲11▼には2段駐輪操
作時スイングバックアーム▲26▼との天秤効果で駐輪
後の2段押し上げ労力の軽減を図るため、ガススプリン
グ▲24▼を装備し、又スライドレールにガイドされて
スロープ昇降する前輪スケート▲18▼とバランスウエ
イト▲23▼をワイヤー又はチエンで連結している。
「図3」は2段ラックの平面図である。「図4」はスイ
ング駐輪操作説明用側面図で、駐輪用前輪嵌込み直前又
は駐輪解除直後の前輪スケート▲18▼を示す。次にス
ライドレールフレームについて「図5と6」により説
明する。前輪スケート▲18▼の上部ローラをスケート
レールの上部で、下部ローラを下部でガイドし、スイ
ングアーム▲11▼にはスロープ操作時の脱線防止と直
進ガイド用に片鍔のレールガイドローラを左右2個1
組とする3箇所に装備し、支持ローラ▲10▼を隣接配
備している。ジョイント装備アーム▲14▼にはスライ
ドレールフレーム先端の水平スライド歯止め▲19▼
と噛み合うストッパー歯止め当金▲25▼を設けてい
る。スイングジョイントにはスイング軸とスイングメ
タルを備えている。スイング形式2段駐輪スロープ形
成について「図7と8」により説明する。前端を直立柱
に固定したスイングジョイント装備アーム▲14▼の後
端はスライドレールフレームを介して、駐輪ペタル部
に位置し、スライドレールフレームの前半はスイング
バックアーム▲26▼に、後半のスイングアーム▲11
▼により支持構成されている。スイングバックアップア
ーム左右上面にはスライドレールフレーム下端のスラ
イドストッパー金具▲19▼の凹部と嵌合する歯止め当
て金▲25▼を設けているので、スライドレールフレー
ムは水平2段ラック状態では道路側からの不用意な引
出し外力に移動することなく安全に位置決めされてい
る。設定スロープ角旋回により前輪スケート▲18▼の
移動に支障なく自然に外れる。スイング操作力を軽減す
るためスイングバックアーム▲26▼の前端にガススプ
リング▲24▼を、又スライドレールフレームと前輪
スケート▲18▼に夫々バランスウエイト又はガススプ
リングを個別に装備している。スイングストッパー▲1
5▼は丸又は角網管で直柱固定端には挿入管▲16▼を
設け、ストッパーはガイド▲20▼とバネ▲22▼によ
り水平セット中は常にスイングストッパ▲15▼の押し
出し方向定位置を安全加圧しており、ストッパー操作ロ
ッド▲21▼を介して操作レバー▲17▼をバネ▲22
▼に抗して引き抜くとストッパーは外れてスイング降下
可能になる。 操作について先ず2段駐輪を取出す場合を説明する。 ▲イ▼ スイングアーム▲11▼の後端を少し持ち上げ
ながら挿入管▲16▼と挿入結合しているスイングスト
ッパー▲15▼の操作レバー▲17▼を引きスイングス
トッパー▲15▼を解除後、直ちに操作レバー▲17▼
を離す。 ▲ロ▼ 静かにスイングアーム▲11▼を降下させ、ジ
ョイント部ストッパーで設定角停止し、スロープは形成
される。スイング開始と同時にスライドレールフレーム
の水平スライド歯止め▲19▼はスイング直後にスイ
ングバックアーム上装備の歯止め当金▲25▼との噛合
いは自然解除される。 ▲ハ▼ スイングアーム▲11▼を設定角約40度にス
ロープセットしても、フロア間落差は尚60〜70cm
あるが、スライドレールフレームのスイングバックア
ーム▲26▼用ガススプリング▲24▼と前輪スケート
▲18▼の急降下防止用バランスウエイト、又はガスス
プリング▲23▼或はスプリング等により、レールガイ
ドローラとレール支持ローラ▲10▼にガイドされて
静かに昇降し、スライドレールフレームのスライド前
端はフロア面で支持されて停止する。 ▲ニ▼ 後輪ストッパー▲12▼を外し、自転車ハンド
ルとサドルを少し持ち上げ気味に半抱えで、後方の通路
側に引くと楽に取り外し出来るが、体力のある人は後輪
はFL上僅か約20cmで低いので、安全上も不安な
く、直ちに全自重を抱えて外すことも出来る。但前輪ス
ケートが嵌込み構造のため後輪ストッパー装備を省略す
る場合は上記操作項目から除外される。 ▲ホ▼ 前輪を嵌込んだスケート部が静かに降下開始状
態し、フロア端で停止する。駐輪解除後の空ラックを2
段に戻す場合 ▲イ▼ 駐輪解除後の前輪スケート▲18▼は後輪スト
ッパー▲12▼の手前で停止している。 ▲ロ▼ スイングアーム▲11▼後端のスイングストッ
パー▲15▼操作レバー▲17▼を引きながらスイング
アーム▲11▼の後端にスライドレールフレーム後端
が一致するまで押し上げると、スイングバックアーム▲
26▼とスイングアーム▲11▼はスイング軸を支点
とする天秤効果により挿入管▲16▼とスイングストッ
パー▲15▼は軽くセット出来て操作は終わる。 ▲ハ▼ スライドレールフレームはスイングアーム▲
11▼が水平位置に達すると自然水平スライド歯止め▲
19▼がセットされて、スライドレールフレームを通
路側から引いても移動しない安全ストッパーとなる。 2段上にある空の前輪スケートを降下させてスロープ駐
輪する場合 ▲イ▼ スイングアーム▲11▼後端を少し持ち上げ気
味で、操作レバー▲17▼を引いてスイングバックアー
ム上端の、スイングストッパー▲15▼を外す。 ▲ロ▼ スイングアーム下限の設定角に達して停止させ
る。スイング開始直後に水平スライド歯止め▲19▼は
解除されている。 ▲ハ▼ ガススプリング作動によりスライドレールフレ
ームは、静かにスロープを降下し設定角約40度にセ
ットされる。 ▲ニ▼ 後輪ストッパー▲12▼を上げて駐輪状態にす
る。 ▲ホ▼ 急降下防止用バランスウエイト▲23▼により
前輪スケート▲18▼はスライドレール上を緩速で降下
し、FL上20cm以下で停止する。 前後輪を支持するスライドレールフレームについて説
明する。 ▲イ▼ スライドレールフレームは前進駐輪ペタル相
当部ジョイント支点とするジョイント装備アーム▲14
▼上のスイングバックアーム▲26▼とスイングアーム
▲11▼の全長に副って水平に支持されている。 ▲ロ▼ 水平支持中のスライドレールフレームはスイ
ングバックアーム▲26▼上面の歯止め当金▲25▼と
水平スライド歯止め▲19▼により、通路側から水平引
出しは出来ない安全ストッパとしている。 ▲ハ▼ 複数個のタイヤ支持ローラをタイヤ外径に副
って配備した、前輪スケート▲18▼はスロープ降下点
で嵌込んだ前輪を確実に位置決めする。 ▲ニ▼ 前輪スケート▲18▼をスロープ上のスライド
レールフレーム装備のスケートレール上を押し上げ
て、スイングアーム▲11▼の前輪スケート連動定点で
振子形引掛けにより自然クランプされて以後一体で押し
上げ、後端がスイングアーム▲11▼端と一致した時操
作レバー▲17▼を引きながら持ち上げて水平点で離す
とスイングストッパー▲15▼はセットされて安全にて
2段ロックを形成する。 ▲ホ▼ 前輪スケート▲18▼は嵌込み形クランプ状態
になるので敢えて後輪ストッパーは不要であるが、装備
された後輪ストッパーはセットして安全を期すこと。 「請求項2」について説明する。「請求項2」は「請求
項1」の「図5と6」の前輪スケート▲18▼とスライ
ドレールフレームのローラ移動形式をT形レールスラ
イドベアリング形式のLMレール及びLMボールブロッ
クに代装するものである。「図9と10」の如く前輪ス
ケート▲18▼はLMレール1本を支持ガイドの主体と
し、低コスト化で簡易構造フレームを前提とし、装着又
は多少の捩じれ現象にも自己補正出来るよう、タイヤシ
ューズとはメタルヒンジ▲28▼を介して、2個のL
Mボールブロック▲31▼を装備し、LMレール▲32
▼と嵌合スライドさせ、片方のローラは「コの字」形
ガイドレールにガイドされているので跳ね上げとLM
レール間の非平行性捩れ抵抗を緩和し、製缶柔構造フレ
ームに於いても過大な捩じれ抵抗発生懸念なく2列の併
用レールを可能にし、低コスト化を図ることが出来る。
尚前輪スケート▲18▼の一部構成変更により中央にL
Mレール1本とすることも、左右各1本の2本とするこ
とも出来る。又タイヤシューズ装備LMボールブロッ
ク▲31▼を90度起こして側面に装備することも可能
である。尚T形LMレール形式を丸軸ガイド形式とし、
LMボールブロックを丸形ボールブロックとすることも
出来るが、構成上大差なく図面は省略しています。
【0006】
【発明の効果】スイング方式は前輪スケートと前輪スケ
ートスライドレール及びスイングジョイント前後両スイ
ングアーム夫々が、ガススプリング又はバランスウエイ
トによる「つるべ」効果により体力の弱い者でも2段駐
輪が苦にならず早い駐輪が可能となる。
ートスライドレール及びスイングジョイント前後両スイ
ングアーム夫々が、ガススプリング又はバランスウエイ
トによる「つるべ」効果により体力の弱い者でも2段駐
輪が苦にならず早い駐輪が可能となる。
【図1】 前輪スケート側面図
【図2】 前輪スケート正面図
【図3】 2段ラック平面図
【図4】 スイング2段駐輪装置側面図
【図5】 前輪スケート装備部側面図
【図6】 前輪スケート装備横断面図
【図7】 スイングバックアーム周辺とスイングアー
ム各ストッパー操作系統説明用平面図
ム各ストッパー操作系統説明用平面図
【図8】 同 上 側面図
【図9】 「図5」対比スライドレールフレームの
スライド面をLMレール&LMボールブロック形式と
し、前輪スケート▲18▼をLMレール&LMボールブ
ロック及びローラ併用方式とした側面図
スライド面をLMレール&LMボールブロック形式と
し、前輪スケート▲18▼をLMレール&LMボールブ
ロック及びローラ併用方式とした側面図
【図10】 前記「図6」の対比「図9」の正面図
1 スライドレールフレーム 2 スイング軸 3 スイングメタル 4 タイヤシューズ 5 パイプガイド 6 タイヤ支持ローラ 7 スケートレール又は「コの字」形ガイドレール 8 ケートローラ 9 レールガイドローラ 10 支持ローラ 11 スイングアーム 12 後輪ストッパー 13 フロア支持アーム 14 ジョイント装備アーム 15 スイングストッパー 16 挿入管 17 操作レバー 18 前輪スケート 19 水平スライド歯止め 20 ストッパガイド 21 ストッパー作動ロッド又はワイヤ 22 バネ 23 ハランスウエイト又はスプリング 24 ガススプリング 25 歯止め当金 26 スイングバックアーム 27 スイングジョイント 28 メタルヒンジ 29 LMボールブロック 30 LMレール 31 LMボールブロック 32 LMレール
Claims (2)
- 【請求項1】 前進装入駐輪ペタル相当部を旋回ジョイ
ントとする、ジョイントの前後一体スイングアームの支
持ガイドにより形成するスライドレールスロープを前輪
嵌込みスケートの手動昇降操作を介してスロープ駐輪を
特長とするスイング方式2段駐輪装置。 - 【請求項2】 「請求項1」の基本構造を備え、スライ
ドレールフレームを丸軸又はT形レールとボールブロッ
クスライド形式とし、前輪スケート両側をスライド形式
又は片側をローラ併用としたことを特長とするスイング
方式2段駐輪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4757593A JPH06219356A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | スイング方式2段駐輪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4757593A JPH06219356A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | スイング方式2段駐輪装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06219356A true JPH06219356A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12779049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4757593A Pending JPH06219356A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | スイング方式2段駐輪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06219356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1011598C2 (nl) * | 1999-03-19 | 2000-09-20 | Fibrokap Metaalwarenbedrijf B | Inrichting voor het stallen van rijwielen. |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP4757593A patent/JPH06219356A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1011598C2 (nl) * | 1999-03-19 | 2000-09-20 | Fibrokap Metaalwarenbedrijf B | Inrichting voor het stallen van rijwielen. |
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