JPH06219090A - インク保留体の製造方法及びその成形型 - Google Patents

インク保留体の製造方法及びその成形型

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JPH06219090A
JPH06219090A JP5009193A JP919393A JPH06219090A JP H06219090 A JPH06219090 A JP H06219090A JP 5009193 A JP5009193 A JP 5009193A JP 919393 A JP919393 A JP 919393A JP H06219090 A JPH06219090 A JP H06219090A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 外気取入れ兼インク流動溝の溝幅をインクの
粘度等の種類及び特性に応じて自由に設定でき、耐熱衝
撃性等に対する問題もなく流動溝の成形ができるととも
に、加工簡単、かつ、寿命の延長を可能にする。 【構成】 外気取入れ溝7と外気取入れ兼インク流動溝
8との溝幅9,10中心部を直径方向に結ぶ線X上にてイ
ンク保留体1を軸方向対称に2分割する保留体構成部材
1a,1bを型成形した後、分割部11,12相互を固着又は係
合連結させる。これにより、外気取入れ兼インク流動溝
8の溝幅10をインク4の粘度等の種類及び特性に応じて
自由に設定しながら、インクの粘度等の種類及び特性に
応じた溝幅10の流動溝8を有するインク保留体1を製作
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク保留体の製造方
法及びその成形型に係り、詳しくは先端チップとインク
タンクとの間に介在される様に該タンク内の先端側に配
され、インクが充填されているタンク内の圧力が上昇し
た場合、先端チップからの必要以上のインク流出を抑制
するべく圧力上昇(筆記時に使用者の体温による内圧上
昇等)に伴いタンク内インクを一時的に溜める働きをな
す合成樹脂製インク保留体の製造方法とその成形型に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、この種の合成樹脂
製インク保留体は射出成形により一体に成形されてい
た。即ち図7乃至図8に例示した様に、夫々の型分割面
30,31から型厚方向に向けて対称形(断面略半円形)の
インク保留溝成形部32を適宜の間隔にて一方向に多数設
けると共に、両インク保留溝成形部32の対向する円弧中
央部には夫々外気取入れ溝成形部33と外気取入れ兼イン
ク流動溝成形部34とを各インク保留溝成形部32に連設す
る軸方向に設けた可動型a1’と固定型a2’からなる成形
型A’によって一体に成形されていた。然るに、従来は
可動・固定両型a1’,a2’の型締め、型開き方向と平行
(同方向)に外気取入れ溝成形部33と外気取入れ兼イン
ク流動溝成形部34とを設けて、各インク保留体の先端チ
ップが装着される先端側からタンク内インクに接する後
端側近傍に至る範囲にて各インク保留溝35に連通させた
外気取入れ溝36と、後端側から先端側近傍に至る範囲で
前記外気取入れ溝36の反対側にて各インク保留溝35に連
通させた外気取入れ兼インク流動溝37とを成形する様に
していた。
【0003】ところで、タンク内インクに接するインク
保留体の後端側から各インク保留溝に連通させて保留体
の軸方向に設ける外気取入れ兼インク流動溝37は反対側
に設けられる外気取入れ溝36の溝幅に比べてかなり狭
い、例えば外気取入れ溝が2〜3mmの溝幅に対して外
気取入れ兼インク流動溝の溝幅は0.8mm 以下であり、外
気取入れ兼インク流動溝の溝幅を0.8mm 以下の溝幅寸法
に設定することが望ましいとされている。その理由は外
気取入れ兼インク流動溝の溝幅を0.8mm 以上の溝幅にす
ると、インクが充填されているタンク内と各インク保留
溝との流通性が高められ、それによりタンク内圧力が正
常であってもタンク内インクが外気取入れ兼インク流動
溝を通って各インク保留溝に流れ込んでしまって、筆記
時に使用者の体温によりタンク内が暖められてタンク内
の圧力が実際に上昇した場合、先端チップからの必要以
上のインク流出を抑制するべく一時的にタンク内インク
を溜める働きをなす保留体本来のインク保留機能がその
時点で低下、失われてしまうからである。
【0004】従って、従来の型構造では外気取入れ兼イ
ンク流動溝の溝幅に合せた厚さ例えば溝幅を0.8mm 程度
とする外気取入れ兼インク流動溝を成形する成形型の場
合、0.8mm 程度の厚さ(肉厚)を有する外気取入れ兼イ
ンク流動溝成形部をじか彫り方式や入れ子方式(コア方
式とも称する)等の適宜手段により設けなければならな
いことから、可動・固定両型に型締めにより両型間に構
成されるキャビティに1サイクル動作毎に注入される溶
融した合成樹脂から繰り返し受ける熱衝撃に耐え得ない
難点があり、短期間で金属疲労を起して激しく浸蝕した
り、熱衝撃により一度損傷を受けると急速に破損し、ひ
いては型割れ引き起こしてしまうと言った寿命が短く、
溶融した合成樹脂から受ける熱衝撃に十分耐え得る様に
することは型構造上、極めて困難で且つ不可能である。
同時に加工性が悪く、型製作上においても難点を有して
いた。
【0005】又、この種のインク保留体は外気取入れ兼
インク流動溝の溝幅をインクの粘度等の種類及び特性に
応じて変えることが保留機能を向上させる上で重要な要
素とされているが、従来では耐熱衝撃性を考慮すると、
外気取入れ兼インク流動溝成形部の厚さは0.8mm が型構
造上限界であるために、インク粘度の種類やその特性に
応じた溝幅を有する外気取入れ兼インク流動溝を自由に
設定することが非常に難しい。従って、従来ではインク
の粘度等の種類及び特性に応じた保留機能を有するイン
ク保留体を製作することができない等の品質の面におい
ても数々の問題が残されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
事情に鑑みてなされたもので、外気取入れ兼インク流動
溝の溝幅をインクの粘度等の種類及び特性に応じて自由
に設定し製作することができ、しかも耐熱衝撃性等に対
する型構造上に全く問題なくインクの粘度等の種類及び
特性に応じた溝幅を有する外気取入れ兼インク流動溝の
成形を可能ならせしめると共に加工が簡単で尚且つ寿命
の延長を可能ならせしめたインク保留体の製造方法とそ
の成形型の提供を目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じるインク保留体の製造方法は、先端チッ
プが装着される先端側からインクタンク内のインクに接
する後端側に抜ける誘導芯挿着用孔を軸芯に有し、その
先端側から後端側に亘る外側に、周方向に連設すると共
に軸方向に適宜の間隔にて多数のリング状インク保留溝
を有し、且つ先端側から後端側近傍に至る範囲にて各イ
ンク保留溝に連通させた外気取入れ溝と、後端側から先
端側近傍に至る範囲で前記外気取入れ溝の反対側にて各
インク保留溝に連通させた外気取入れ兼インク流動溝と
を軸方向に有するインク保留体の製造方法に於いて、前
記外気取入れ溝と外気取入れ兼インク流動溝との溝幅中
心部を直径方向に結ぶ線上にてインク保留体を軸方向対
称に2分割せしめてなる保留体構成部材を型成形した
後、この両保留体構成部材の分割部同志を固着又は係合
連結せしめて構成する様にしたことを特徴とする。
【0008】上記インク保留体の成形型は、先端チップ
が装着される先端側からインクタンク内のインクに接す
る後端側に抜ける誘導芯挿着用孔を軸芯に有し、その先
端側から後端側に亘る外側に、周方向に連設すると共に
軸方向に適宜の間隔にて多数のリング状インク保留溝を
有し、且つ先端側から後端側近傍に至る範囲にて各イン
ク保留溝に連通させた外気取入れ溝と、後端側から先端
側近傍に至る範囲で前記外気取入れ溝の反対側にて各イ
ンク保留溝に連通させた外気取入れ兼インク流動溝とを
軸方向に有するインク保留体の成形型に於いて、前記外
気取入れ溝と外気取入れ兼インク流動溝との溝幅中心部
を直径方向に結ぶ線上にてインク保留体を軸方向対称に
2分割せしめてなる保留体構成部材を成形する可動・固
定両型からなり、可動又は固定型のいずれか一方の型
に、型分割面より型厚方向に向けて且つ一方向に適宜の
間隔にて並列させた多数のインク保留溝成形部を設け、
各インク保留溝成形部の型分割面に面する中心部に略半
円型の凹欠部を設けると共に該凹欠部を挟む各インク保
留溝成形部の前記型分割面に面する両側部には略L字型
の外気取入れ溝成形部と外気取入れ兼インク流動溝成形
部とを夫々設ける一方、他方の型の型分割面には前記各
インク保留溝成形部の凹欠部と対向させて断面略半円型
の同軸状に突出させた誘導芯挿着用孔成形部を設けると
共に、前記外気取入れ溝成形部と外気取入れ兼インク流
動溝成形部と対向させて型締め時に該両成形部に夫々適
合合致させる外気取入れ溝成形部と外気取入れ兼インク
流動溝成形部とを設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】而して、上記した本発明の請求項1記載の技術
的手段によれば、外気取入れ溝と外気取入れ兼インク流
動溝との溝幅中心部を直径方向に結ぶ線上にて2分割せ
しめた軸方向対称形の保留体構成部材を型成形せしめ、
然る後、両保留体構成部材の分割部同志を固着又は係合
せしめて両保留体構成部材を連結せしめる。それによ
り、誘導芯挿着用孔を軸芯に有し、その先端側から後端
側に亘る外側に、周方向に連設すると共に軸方向に適宜
の間隔にて多数のリング状インク保留溝を有し、且つ先
端側から後端側近傍に至る範囲にて各インク保留溝に連
通させた外気取入れ溝と、後端側から先端側近傍に至る
範囲で前記外気取入れ溝の反対側にて各インク保留溝に
連通させた外気取入れ兼インク流動溝とを軸方向に有す
るインク保留体を製作することができる。
【0010】請求項2記載の技術的手段によれば、可動
・固定両型を型締めせしめて両型の型分割面を合わせる
と、一方向に適宜の間隔にて並列せる各インク保留溝成
形部は中心部の凹欠部を除くその両側部を相手側の型分
割面に密接状に当接せしめると共に各インク保留溝成形
部の凹欠部相互の中心部に亘り相手型の誘導芯挿着用孔
成形部が同軸上に位置し、且つ同インク保留溝成形部両
側部の外気取入れ溝成形部と外気取入れ兼インク流動溝
成形部とが相手型の型分割面に形成された外気取入れ溝
成形部と外気取入れ兼インク流動溝成形部に夫々適合合
致せしめる。それにより、誘導芯挿着用孔を軸芯に有
し、その先端側から後端側に亘る外側に、周方向に連設
すると共に軸方向に適宜の間隔にて多数のリング状イン
ク保留溝を有し、且つ先端側から後端側近傍に至る範囲
にて各インク保留溝に連通させた外気取入れ溝と、後端
側から先端側近傍に至る範囲で前記外気取入れ溝の反対
側にて各インク保留溝に連通させた外気取入れ兼インク
流動溝とを軸方向に有するインク保留体を、前記外気取
入れ溝と外気取入れ兼インク流動溝との溝幅中心部を直
径方向に結ぶ線上にて2分割せしめた軸方向対称形の保
留体構成部材と同一形状の空洞、所謂キャビティが可動
・固定両型間に構成される。
【0011】
【実施例】本発明の実施の一例を図面に基づいて以下説
明すると、図中1はインク保留体、2はインクタンク、
3は先端チップであり、図1はインクタンク2の先端側
にインク保留体1を挿着せしめると共にインク保留体1
の先端には先端チップ3を挿着せしめて組み込み構成し
た筆記具を示し、前記インク保留体1は先端チップ3が
挿着される先端側からインクタンク2内に充填されてい
るインク4に接する後端側に抜ける誘導芯挿着用孔5を
軸芯に有し、その先端側から後端側に亘る外側に、周方
向に連設すると共に軸方向に適宜の間隔にて多数のリン
グ状インク保留溝6…を有し、且つ先端側から後端側近
傍に至る範囲にて各インク保留溝6…に連通させた外気
取入れ溝7と、後端側から先端側近傍に至る範囲で前記
外気取入れ溝7の反対側にて各インク保留溝6…に連通
させた外気取入れ兼インク流動溝8とを軸方向に有する
従来の構造を呈する。そして、このインク保留体1は図
3に示した如く、前記外気取入れ溝7と外気取入れ兼イ
ンク流動溝8との溝幅9,10中心部を直径方向に結ぶ線
上Xにて軸方向対称に2分割せしめてなる一対の保留体
構成部材1a,1bを成形型Aにより夫々成形せしめた後、
両保留体構成部材1a,1bの分割部11,12同志を固着又は
係合連結せしめることによって構成する。
【0012】上記保留体構成部材1a,1bは、成形型A内
の空洞所謂キャビティに溶融された合成樹脂材料(以
下、樹脂溶湯と称す)を注入せしめて成形される一体成
形品であり、先端側から後端側に亘る分割部11,12の中
心部に半円型の挿着用孔構成凹部14を有し、この凹部14
の円弧外側には半円型で先端側から後端側に至る軸方向
に適宜の間隔にて並列させた多数のインク保留溝構成部
15…を有し、且つ各インク保留溝構成部15…を軸方向に
適宜の間隔にて区画構成する隔壁16…の分割部11,12に
面する前記凹部14を挟む両側解放部に略L字型の外気取
入れ溝構成部17…と外気取入れ兼インク流動溝構成部18
…とを夫々有する形状,構造を呈する(図2乃至図3の
二点鎖線参照)。
【0013】外気取入れ溝構成部17は、インク保留体1
の各インク保留溝6…に外気を取り入れる外気取入れ溝
7を構成するためのもので、例えば外気取入れ溝7の溝
幅9が3mmである場合、保留体構成部材1a,1bの分割部
11,12に面する隔壁16…の一側解放部に該分割部11,12
から1.5mm にて一段低くされた略L字型に成形される。
一方、外気取入れ兼インク流動溝構成部18は、外気取入
れ溝7によりインク保留体1の各インク保留溝6…に取
り入れられた外気をインク4が充填されているタンク2
内に導いてタンク2内インク4が誘導芯19を通って先端
チップ3にスムーズに供給(補充)される様に、そし
て、タンク2内の内圧が上昇した場合には誘導芯19を通
ってタンク2内インク4が必要以上に先端チップ3に供
給されない様にタンク2内インク4を各インク保留溝6
…に一時的に流動させる即ちインク保留体1本来の保留
機能として働く外気取入れ兼インク流動溝8を構成する
ためのもので、例えば外気取入れ兼インク流動溝8の溝
幅10が0.8mm である場合、保留体構成部材1a,1bの分割
部11,12に面する隔壁16…の他側解放部に該分割部11,
12から0.4mm にて一段低くされた略L字型に成形され
る。
【0014】而して、外気取入れ溝7と外気取入れ兼イ
ンク流動溝8との溝幅9,10中心部を直径方向に結ぶ線
X上にて軸方向に2分割せしめられた形状の対称形に型
成形された対を成す保留体構成部材1a,1bの分割部11,
12同志を適合合致させた状態で両保留体構成部材1a,1b
を接着剤等を用いて固着連結せしめることによって、誘
導芯19を挿着する誘導芯挿着用孔5を軸芯に前後貫通状
に有し、その外側には周方向にリング状に固着連結され
て軸方向に適宜の間隔をおいて存在する各隔壁16…によ
り先端チップ3が挿着される先端側からタンク2内イン
ク4に接する後端部に至る軸方向に適宜の溝幅にて仕切
られた多数のリング状インク保留溝6…を有し、タンク
2内インク4に接する後端部1枚目の隔壁16を除く各隔
壁16…の外周縁部に例えば3mm程度の溝幅9にて形成
されて各インク保留溝6…に連通する外気取入れ溝7
と、先端部2枚目の隔壁16を除く各隔壁16…の前記外気
取入れ溝7の反対側に位置する外周縁部に例えば0.8mm
程度の溝幅10にて形成されて各インク保留溝6に連通す
る外気取入れ兼インク流動溝8とを軸方向に有するイン
ク保留体1を製作することができる(図1,図3の実線
参照)。
【0015】従って、軸方向対称形に型成形された対を
成す保留体構成部材1a,1bの分割部11,12同志を固着接
合せしめることで、インク保留体1のタンク2内インク
4に接する後端側から先端チップ3が挿着される先端が
近傍に至る範囲で各インク保留溝6…に連通して軸方向
に延びる外気取入れ兼インク流動溝8を形成する様にし
てなるから、該外気取入れ兼インク流動溝8の溝幅10を
インク4の粘度等の種類及び特性に応じて自由に設定し
ながら製作することができる。
【0016】尚、本実施例インク保留体1の場合、各イ
ンク保留溝6…への外気の取入れ口となる前端部1枚目
(図2において一番左側)の隔壁16に対する外気取入れ
溝7の形成位置は図2に示した様に、外気取入れ兼イン
ク流動溝8の延長線上に位置する先端部1枚目の隔壁16
の外周縁部に設けて、この1枚目の隔壁16に設けた外気
取入れ溝7から取り入れられた外気は2枚目の隔壁16と
の間に形成されたインク保留溝6を通って反対側におい
て軸方向に一条に連なる如く設けられている各外気取入
れ溝7へと流れ込みながら各インク保留溝6に取り入れ
られる様に構成してある。
【0017】次に、上記した保留体構成部材1a,1bを成
形する成形型Aについて説明すると、該成形型Aは可動
・固定両型a1,a2からなり、可動又は固定型a1,a2のい
ずれか一方、図面では可動型a1に、その型分割面20より
型厚方向に向けて且つ一方向に適宜の間隔にて並列させ
た多数のインク保留溝成形部21…を設け、各インク保留
溝成形部21…の型分割面20に面する中心部に略半円型の
凹欠部22…を設けると共に該凹欠部22…を挟む各インク
保留溝成形部21…の前記型分割面20に面する両側部には
略L字型の外気取入れ溝成形部23…と外気取入れ兼イン
ク流動溝成形部24…とを夫々設ける。
【0018】インク保留溝成形部21…は、可動型a1の型
分割面20より型厚方向に向けて即ち型背面側に向けて上
記各インク保留溝6…の溝幅に合わせた厚さで且つ各イ
ンク保留溝6…の軸方向への並列間隔にて設けて、各イ
ンク保留溝成形部21…間に構成された断面略半円型の区
画壁成形部25…に注入充填された樹脂溶湯が固化せしめ
て区画壁16…が成形されることにより、各区画壁16間に
インク保留溝6…が成形される様にしてある。そして、
各インク保留溝成形部21の型分割面20に面する中心部並
びに前端側に位置するインク保留溝成形部21の前方に向
けて略半円型の凹欠部22…を設けると共に該凹欠部22…
を挟む各インク保留溝成形部21…の前記型分割面20に面
する両側部には略L字型に切欠けた外気取入れ溝成形部
23…と外気取入れ兼インク流動溝成形部24…とを夫々設
ける。
【0019】外気取入れ溝成形部23…及び外気取入れ兼
インク流動溝成形部24…は、上記外気取入れ溝7及び外
気取入れ兼インク流動溝8夫々の溝幅9,10方向中心部
より2分割せしめた略L字型形状にて可動型a1の型分割
面20に面する各インク保留溝成形部21…の前記凹欠部22
…を挟む両側部に直接切り刻んで(じか彫り方式にて)
平面的に設けて、型締め時に固定型a2の後述する外気取
入れ溝成形部26及び外気取入れ兼インク流動溝成形部27
と夫々適合合致せしめる様に形成してなる。
【0020】そして、固定型a2の型分割面28には前記各
インク保留溝成形部21…の凹欠部22…と対向させて断面
略半円型の同軸状に突出させた誘導芯挿着用孔成形部29
を設けると共に、前記外気取入れ溝成形部23と外気取入
れ兼インク流動溝成形部24と対向させて型締め時に該両
成形部23,24に夫々適合合致させる外気取入れ溝成形部
26と外気取入れ兼インク流動溝成形部27とを設けてな
る。
【0021】誘導芯挿着用孔成形部29は、可動型a1の各
凹欠部22…に対向すると共に各凹欠部22…相互の軸芯に
沿って同軸状に位置する固定型a2の型分割面28に、断面
略半円型で各凹欠部22…相互に亘り一条に延びる突条に
直接切り刻んで設けて、可動型a1との型締め時に各凹欠
部22…相互の軸芯に沿って同軸状に位置させる様に形成
してある(図6参照)。
【0022】外気取入れ溝成形部26及び外気取入れ兼イ
ンク流動溝成形部27は、前記可動型a1の外気取入れ溝成
形部23…と外気取入れ兼インク流動溝成形部24…とに夫
々対向させた固定型a2の型分割面28に直接切り刻んで設
けて、可動型a1との型締め時に該可動型a1の各インク保
留溝成形部21…に設けた外気取入れ溝成形部23…及び外
気取入れ兼インク流動溝成形部24…に亘り適合合致する
様に形成してある(図4,図6参照)。
【0023】而して、以上の如く構成した成形型Aによ
れば、可動・固定両型a1,a2を型締めせしめて両型a1,
a2の型分割面20,28を合わせると、可動型a1に設けた一
方向に適宜の間隔にて並列せる各インク保留溝成形部21
…は中心部の凹欠部22…を除くその両側部を固定型a2の
型分割面28に密接状に当接せしめると共に各インク保留
溝成形部21…の凹欠部22…相互の中心部に亘り固定型a2
の誘導芯挿着用孔成形部29が同軸上に位置する(図4、
図6の状態)。そして、固定型a2の型分割面28に形成さ
れた外気取入れ溝成形部26と外気取入れ兼インク流動溝
成形部27とが可動型a1のインク保留溝成形部21…両側部
の外気取入れ溝成形部23…と外気取入れ兼インク流動溝
成形部24…とに夫々適合合致せしめて、誘導芯19を挿着
する誘導芯挿着用孔5を軸芯に前後貫通状に有し、その
外側には周方向にリング状に固着連結されて軸方向に適
宜の間隔をおいて存在する各隔壁16…により先端チップ
3が挿着される先端側からタンク2内インク4に接する
後端部に至る軸方向に適宜の溝幅にて仕切られた多数の
リング状インク保留溝6…を有し、タンク2内インク4
に接する後端部1枚目の隔壁16を除く各隔壁16…の外周
縁部に例えば上記した様に、3mm程度の溝幅9にて形
成されて各インク保留溝6…に連通する外気取入れ溝7
と、先端部2枚目の隔壁16を除く各隔壁16…の前記外気
取入れ溝7の反対側に位置する外周縁部に例えば0.8mm
程度の溝幅10にて形成されて各インク保留溝6に連通す
る外気取入れ兼インク流動溝8とを軸方向に有するイン
ク保留体1を、前記外気取入れ溝7と外気取入れ兼イン
ク流動溝8との溝幅9,10中心部を直径方向に結ぶ線X
上にて2分割せしめた軸方向対称形の保留体構成部材1
a,1bと同一形状の空洞、所謂キャビティを可動・固定
両型a1,a2間に構成することができる(図4乃至図6参
照)。
【0024】従って、可動・固定両型a1,a2の型締め
後、両型a1,a2間に樹脂溶湯を注入充填せしめると共に
固化せしめた後に両型a1,a2を型開きせしめ、取出すこ
とによって、外気取入れ溝7と外気取入れ兼インク流動
溝8との溝幅9,10中心部を直径方向に結ぶ線x上にて
2分割せしめた軸方向対称形の保留体構成部材1a,1b、
即ち先端側から後端側に亘る分割部11,12の中心部に半
円型の挿着用孔構成凹部14を有し、この凹部14の円弧外
側には半円型で先端側から後端側に至る軸方向に適宜の
間隔にて並列させた多数のインク保留溝構成部15…を有
し、且つ各インク保留溝構成部15…を軸方向に適宜の間
隔にて区画構成する隔壁16…の分割部11,12に面する前
記凹部22…を挟む両側解放部に略L字型の外気取入れ溝
構成部17…と外気取入れ兼インク流動溝構成部18…とを
夫々有する形状,構造を呈する保留体構成部材1a,1bを
成形することができるものである(図2乃至図3の二点
鎖線参照)。
【0025】尚、インク保留体1を組み込んで構成され
る筆記具の構成形態としては図1に図示した形態のもの
に限定されるものではない。要は、インク4が充填され
ているタンク2内の圧力が上昇した場合に起こる先端チ
ップ3からの必要以上のインク4流出を抑制するべく前
記圧力の上昇に伴いタンク1内インク4を一時的に溜め
る機能を有するインク保留体1を組み込んで構成される
全ての筆記具を本発明は対象としていることは言うまで
もないであろう。又、成形型Aの構造としては図4に図
示した1個取り(シングルキャビティダイス)に限ら
ず、多数個取り(マルチプルキャビティダイス)等のい
ずれの金型構造であっても良い。一般には生産性を考慮
した多数個取りが主に採用されている。
【0026】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成してなるから、
下記の作用効果を秦する。 .外気取入れ溝と外気取入れ兼インク流動溝との溝幅
9,10中心部を直径方向に結ぶ線X上にて2分割せしめ
た軸方向対称形にて型成形せしめた保留体構成部材の分
割部同志を固着又は係合せしめて両保留体構成部材を連
結せしめることによって、誘導芯挿着用孔を軸芯に有
し、その先端側から後端側に亘る外側に、周方向に連設
すると共に軸方向に適宜の間隔にて多数のリング状イン
ク保留溝を有し、且つ先端側から後端側近傍に至る範囲
にて各インク保留溝に連通させた外気取入れ溝と、後端
側から先端側近傍に至る範囲で前記外気取入れ溝の反対
側にて各インク保留溝に連通させた外気取入れ兼インク
流動溝とを軸方向に有するインク保留体を製作すること
ができる。従って、本発明インク保留体の製造方法によ
れば、従来のインク保留体を成形する成形型の様に耐熱
衝撃性等による制約を受けることなく、外気取入れ兼イ
ンク流動溝の溝幅10をインクの粘度等の種類及び特性に
応じて自由に設定しながら、該インクの粘度等の種類及
び特性に応じた溝幅10の外気取入れ兼インク流動溝を有
するインク保留体を製作し提供することができる。 .可動・固定両型を型締めせしめて両型の型分割面を
合わせることによって、一方向に適宜の間隔にて並列せ
る各インク保留溝成形部は中心部の凹欠部を除くその両
側部を相手側の型分割面に密接状に当接せしめると共に
各インク保留溝成形部の凹欠部相互の中心部に亘り相手
型の誘導芯挿着用孔成形部が同軸上に位置し、且つ同イ
ンク保留溝成形部両側部の外気取入れ溝成形部と外気取
入れ兼インク流動溝成形部とが相手型の型分割面に形成
された外気取入れ溝成形部と外気取入れ兼インク流動溝
成形部に夫々適合合致せしめて、外気取入れ溝と外気取
入れ兼インク流動溝との溝幅9,10中心部を直径方向に
結ぶ線X上にて2分割せしめた軸方向対称形の保留体構
成部材と同一形状の空洞、所謂キャビティを可動・固定
両型間に構成することができる。従って、本発明インク
保留対の成形型によれば、先端側から後端側に亘る分割
部の中心部に半円型の挿着用孔構成凹部を有し、この凹
部の円弧外側には半円型で先端側から後端側に至る軸方
向に適宜の間隔にて並列させた多数のインク保留溝構成
部を有し、且つ前記挿着用孔構成凹部を挟む両側解放部
に略L字型の外気取入れ溝構成部と外気取入れ兼インク
流動溝構成部とを夫々有する外気取入れ溝と外気取入れ
兼インク流動溝との溝幅9,10中心部を直径方向に結ぶ
線X上にてインク保留体を2分割せしめた軸方向対称形
の保留体構成部材を成形することができる。即ち、タン
ク内インクに接するインク保留体の後端側から各インク
保留溝に連通させて軸方向に設ける外気取入れ兼インク
流動溝を、溝幅中心部より2分割せしめた略L字型形状
にて可動・固定両型の型分割面に夫々対向させて平面的
に設けた外気取入れ溝成形部と外気取入れ兼インク流動
溝成形部とにより夫々成形する様に構成してなるから、
耐熱衝撃性等に対する型構造上において全く問題なくイ
ンクの粘度等の種類及び特性に応じた溝幅10を有する外
気取入れ兼インク流動溝を形成することができ、しか
も、従来成形型の様に外気取入れ兼インク流動溝の溝幅
に合わせた厚さにてその成形部を可動・固定両型に突出
状に形成することなく、可動・固定両型の型分割面に平
面的に切削加工せしめることで設けることができること
から、その加工が簡単になり、ひいては成形型の製作コ
ストを大幅な削減と型寿命の大幅な延長が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明製造方法にて製作したインク保留体を
インクタンクの先端側に挿着せしめると共にインク保留
体の先端には先端チップを挿着せしめて組み込み構成し
た筆記具を示した要部の拡大図
【図2】 保留体構成部材を示した側面図
【図3】 対を成す保留体構成部材の分割部同志を適合
合致せしめて接合せしめた状態を示した断面図
【図4】 保留体構成部材を成形する成形型の型締め状
態を示した断面図
【図5】 図4のV−V線に沿わせた断面図
【図6】 図4のVI−VI線に沿わせた断面図
【図7】 従来の成形型を示した側面図
【図8】 型締め状態を示した同縦断面図
【符号の説明】
1…インク保留体 1a,1b…保留
体構成部材 2…インクタンク 3…先端
チップ 4…インク 5…誘導
芯挿着用孔 6…インク保留溝 7…外気
取入れ溝 8…外気取入れ兼インク流動溝 9…外気
取入れ溝の溝幅 10…外気取入れ兼インク流動溝の溝幅 11,12…保留
体構成部材の分割部 14…挿着用孔構成凹部 15…イン
ク保留溝構成部 17…外気取入れ溝構成部 18…外気取入れ兼インク流動溝構成部 20…可動型の型分割面 28…固定
型の型分割面 21…インク保留溝構成部 22…凹欠
部 23,26…外気取入れ溝成形部 24,27…外気取入れ兼インク流動溝成形部 29…挿着
用孔成形部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端チップが装着される先端側からイン
    クタンク内のインクに接する後端側に抜ける誘導芯挿着
    用孔を軸芯に有し、その先端側から後端側に亘る外側
    に、周方向に連設すると共に軸方向に適宜の間隔にて多
    数のリング状インク保留溝を有し、且つ先端側から後端
    側近傍に至る範囲にて各インク保留溝に連通させた外気
    取入れ溝と、後端側から先端側近傍に至る範囲で前記外
    気取入れ溝の反対側にて各インク保留溝に連通させた外
    気取入れ兼インク流動溝とを軸方向に有するインク保留
    体の製造方法に於いて、前記外気取入れ溝と外気取入れ
    兼インク流動溝との溝幅中心部を直径方向に結ぶ線上に
    てインク保留体を軸方向に対称形に2分割せしめてなる
    保留体構成部材を型成形した後、この両保留体構成部材
    の分割部同志を固着又は係合連結せしめて構成する様に
    したことを特徴とするインク保留体の製造方法。
  2. 【請求項2】 先端チップが装着される先端側からイン
    クタンク内のインクに接する後端側に抜ける誘導芯挿着
    用孔を軸芯に有し、その先端側から後端側に亘る外側
    に、周方向に連設すると共に軸方向に適宜の間隔にて多
    数のリング状インク保留溝を有し、且つ先端側から後端
    側近傍に至る範囲にて各インク保留溝に連通させた外気
    取入れ溝と、後端側から先端側近傍に至る範囲で前記外
    気取入れ溝の反対側にて各インク保留溝に連通させた外
    気取入れ兼インク流動溝とを軸方向に有するインク保留
    体の成形型に於いて、前記外気取入れ溝と外気取入れ兼
    インク流動溝との溝幅中心部を直径方向に結ぶ線上にて
    インク保留体を軸方向に対称形に2分割せしめてなる保
    留体構成部材を成形する可動・固定両型からなり、可動
    又は固定型のいずれか一方の型に、型分割面より型厚方
    向に向けて且つ一方向に適宜の間隔にて並列させた多数
    のインク保留溝成形部を設け、各インク保留溝成形部の
    型分割面に面する中心部に略半円型の凹欠部を設けると
    共に該凹欠部を挟む各インク保留溝成形部の前記型分割
    面に面する両側部には略L字型の外気取入れ溝成形部と
    外気取入れ兼インク流動溝成形部とを夫々設ける一方、
    他方の型の型分割面には前記各インク保留溝成形部の凹
    欠部と対向させて断面略半円型の同軸状に突出させた誘
    導芯挿着用孔成形部を設けると共に、前記外気取入れ溝
    成形部と外気取入れ兼インク流動溝成形部と対向させて
    型締め時に該両成形部に夫々適合合致させる外気取入れ
    溝成形部と外気取入れ兼インク流動溝成形部とを設けた
    ことを特徴とするインク保留体の成形型。
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