JPH06219029A - 刻印用リボンの送り検出方法および検出装置 - Google Patents

刻印用リボンの送り検出方法および検出装置

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JPH06219029A
JPH06219029A JP2865093A JP2865093A JPH06219029A JP H06219029 A JPH06219029 A JP H06219029A JP 2865093 A JP2865093 A JP 2865093A JP 2865093 A JP2865093 A JP 2865093A JP H06219029 A JPH06219029 A JP H06219029A
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美穂 沼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刻印前に刻印用リボンの送り量の不良を検出
し、不良印字を事前に防止する。 【構成】 発光器22から刻印される文字列の桁程度の
幅で極力薄い厚みの光を刻印用リボン10へ投光し、刻
印用リボン10を透過し受光器24で受光した光量を光
量判定部26で検出する。検出された透過光量の変化を
カウンタ30でカウントし、カウンタ30のカウント値
に基づいて送り不良判定部32は刻印用リボン10の送
り量が正常であるか否かを判定する。刻印用リボンの送
り量の不良を刻印前に検出することができるから、印字
不良の発生を防止し、連続帳票やカードなどの被刻印物
の不良を低減し、刻印用リボンの無駄をなくすことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刻印用リボンの送り検
出方法および検出装置に関し、特に、刻印前に刻印用リ
ボンの送り量の不足を検出し、不良印字を防止すること
のできる刻印用リボンの送り検出方法および検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】紙、特に連続帳票やカード等に番号を刻
印する装置においては、リボンを介して熱又は圧力を加
えて番号を刻印する場合、ナンバリングヘッド(字輪)
を回転させ、所望の数字や記号を出して字輪の回転をス
トップさせ刻印するようにしている。このような刻印に
おいてリボンの送り量が不足すると、既に刻印して転写
インクを消耗した部分で刻印することになり、印字欠け
を発生することがあった。
【0003】図3に示すように刻印用リボンは所定の間
隔をもって刻印に使用されるから、刻印用ヘッドが押圧
され最低送り量でも刻印される文字の高さ分送ることに
よりインクが消耗された印字部分12を避け、刻印用リ
ボンの未使用部分(ドブ)14を使用して刻印を行うよ
うにすることが好ましい。
【0004】一般のワードプロセッサやコンピュータに
おいては、このようなリボンの送り不良をチェックする
ため、リボンカセットの一部に送り量制御装置を設け、
リボンの送り量をチェックしつつ送り量を制御している
が、連続帳票やカード用刻印装置においては送り量を制
御する装置を有するものがなかった。したがって、連続
帳票の場合には連続用紙の不良印字部分を切り離す必要
を生じて用紙の連続性を損なうことになり、カードでは
印字不良のカードを抜き取る必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】刻印用リボン送りは一
般的に駆動源からの動力をローラに伝達し、ローラによ
り刻印用リボンを進行前方向から引っ張るとともに、刻
印用リボンが緩まないように進行後方向からテンション
を掛けている。したがってこのような機構においては、
巻き径、刻印用リボンの巻きの固さ、刻印用リボンのス
リップ等によって送り量のばらつきが発生するため、刻
印用リボンの送り不足の状態が発生することがある。
【0006】このように刻印用リボンの送り量が不足す
ると、インクを消耗した上記印字部分12で再度印字が
行われるため、印字欠けが発生する。従来の刻印装置に
おいてはリボンの送りはチェックされていない。したが
って、刻印された製品の状態を人間の目で点検して確認
していたため、印字後に印字不良がわかるのみであり、
印字欠けの発生を未然に防止することはできなかった。
【0007】本発明は、複雑で高価な装置を用いずに、
比較的簡易な手段で上記のような問題点を解消し、刻印
用リボンの送り量を事前に検知し、刻印用リボンの送り
が不良の場合には警報を発し、刻印装置の動作を停止さ
せることにより、印字不良の発生を未然に防止すること
ができる刻印用リボンの送り検出方法および検出装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、刻印用
リボンの送り検出方法は、所定の幅で薄い厚さの光を刻
印用リボンへ投光し、刻印用リボンを透過した光量を測
定することにより、刻印用リボンの光透過部分が既印字
部分および未印字部分のいずれであるかを検出し、透過
光量の変化に基づいて、刻印用リボンが既印字部分およ
び未印字部分の一方から他方へ移動したことをカウント
し、カウントの回数によって刻印用リボンの送り量が正
常であるか否かを検出するものである。
【0009】また、本発明によれば、刻印用リボンの送
り検出装置は、所定の幅で薄い厚さの光を刻印用リボン
へ投光し、刻印用リボンを透過した光量を検出する透過
型光電検出手段と、透過型光電検出手段により検出され
た透過光量の変化に基づいて刻印用リボンが既印字部分
および未印字部分の一方から他方へ移動したことをカウ
ントするカウント手段と、カウント手段のカウント数に
よって刻印用リボンの送り量が正常であるか否かを判定
する判定手段とを有するものである。
【0010】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による刻印用
リボンの送り検出方法および検出装置の実施例を詳細に
説明する。
【0011】図1には本発明による装置が示されてい
る。本発明による検出方法は、図1に示すように発光器
22および受光器24からなる透過型光電センサ20を
有する。発光器22から発生され、受光器24で受光さ
れる光は図2に示すように刻印用リボン10の幅よりも
狭い幅で、図3に点線で示すように印字される文字列の
桁程度の幅xとし、光の厚さは図3に示すように未印字
部分14を適切に走査できるように極力薄い厚みyの光
束となるようにされている。たとえば株式会社キーエン
ス製のレーザ判別センサLX2−03等が使用可能であ
る。LX2−03を用いると、文字列の桁方向に対し幅
xが30ミリ、文字の高さに対し厚みyが1ミリで検知
可能である。透過型光電センサ20はさらに光量判定部
26を有し、光量判定部26は受光器24で受光した光
量によって、光が透過した刻印用リボン10の部分が図
3の既に印字された印字部分12であるか印字されてい
ない未使用部分(ドブ)14であるかを判断する。
【0012】ここで、刻印用リボン10の刻印時におけ
る送り量は文字の高さの2倍程度に設定されている。透
過型光電センサ20の光量判定部26から出力された信
号はカウンタ30に送られる。カウンタ30は光量判定
部26において判定された印字部分12および未使用部
分14の信号に基づき、刻印用リボン10が印字部分1
2から未使用部分14へ移動した場合、または未使用部
分14から印字部分12へ移動した場合に、これらの移
動、すなわち光量判定部26において判定される光量の
変化をカウントする。
【0013】カウンタ30からの出力は送り不良判定部
32に送られる。送り不良判定部32は、カウンタ30
のカウント値に基づき、刻印用リボン10の送りが正常
であるか不良であるかを判定する。
【0014】今、図3の印字部分12をA、未使用部分
14をBで表すと、スタート時にカウンタ30のカウン
ト値を0に設定しておき、この時の刻印用リボン10の
位置がAかBかは不明であるが、透過型光電センサ20
により検知される刻印用リボン10の部分がAからB、
またはBからAに移った時にカウンタ30はカウント値
を+1にする。
【0015】印字動作終了後、刻印用リボン10送りが
行われた時点、すなわち次の刻印動作前の時点で、送り
不良判定部32は前記カウント値に基づき刻印用リボン
10の送り状態を判断する。
【0016】透過型光電センサ20により検知される刻
印用リボン10の部分がA→BまたはB→Aのように1
つの変化のみの場合は明らかに送り不良であるから、カ
ウント値が1の場合は異常と判定する。検知される刻印
用リボン10の部分がA→B→AまたはB→A→Bのよ
うに2つの変化の場合は刻印用リボン10の送り状態は
正常であるから、正常と判定される。さらに、検知され
る刻印用リボン10の部分がA→B→A→BまたはB→
A→B→Aのように3つの変化の場合も刻印用リボン1
0の送り状態は正常であるから、正常と判定される。カ
ウント数が3以上の場合には送りすぎの可能性がある
が、送り状態は正常であるから正常と判定される。ま
た、カウント値が0の場合は送りなしであるから、異常
と判定される。なお、カウント値4は送りすぎとなる。
【0017】したがって、上記からわかるように、カウ
ント値が1以下の場合には異常、2以上の場合には正常
と判定する。送り不良判定部32からの出力はブザー3
4に送られ、刻印用リボン10の送り状態が異常の場合
にはブザー34が発音して作業者に異常を知らせると同
時に、刻印機構36に信号を送り刻印装置を自動的に停
止させるから、印字不良を未然に防止することができ
る。
【0018】以上説明したように本装置によれば、刻印
用リボン10の送りが不良の場合には事前にこれを検出
することができるから、印字不良の発生を防止すること
ができ、刻印用リボンの無駄をなくすことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、所定の幅で薄い厚さの
光を刻印用リボンへ常時投光し、刻印用リボンの送り終
了時に刻印用リボンを透過した光量を測定することによ
り、刻印用リボンの光透過部分が既印字部分および未印
字部分のいずれであるかを検出し、透過光量の変化に基
づいて、刻印用リボンが既印字部分および未印字部分の
一方から他方へ移動したことをカウントし、このカウン
トの回数によって刻印用リボンの送り量が正常であるか
否かを検出するようにしている。したがって、送り不良
を事前に検出することができるから、印字不良の発生を
防止することができ、連続帳票やカードなどの被刻印物
の不良を低減し刻印用リボンの無駄をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検出装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の透過型光電センサを示す図である。
【図3】印字された刻印用リボンを示す図である。
【符号の説明】
10 刻印用リボン 12 印字部分 14 未使用部分 20 透過型光電センサ 22 発光器 24 受光器 26 光量判定部 30 カウンタ 32 送り不良判定部 34 ブザー 36 刻印機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刻印用リボンの送り量を検出する方法に
    おいて、該方法は、 所定の幅で薄い厚さの光を刻印用リボンへ投光し、前記
    刻印用リボンを透過した光量を測定することにより、前
    記刻印用リボンの光透過部分が既印字部分および未印字
    部分のいずれであるかを検出し、 前記透過光量の変化に基づいて、前記刻印用リボンが前
    記既印字部分および未印字部分の一方から他方へ移動し
    たことをカウントし、 前記カウントの回数によって前記刻印用リボンの送り量
    が正常であるか否かを検出することを特徴とする刻印用
    リボンの送り検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 前記カウントの回数が2以上の場合に、前記刻印用リボ
    ンの送り量が正常であると判断することを特徴とする刻
    印用リボンの送り検出方法。
  3. 【請求項3】 刻印用リボンの送り量を検出する装置に
    おいて、該装置は、 所定の幅で薄い厚さの光を刻印用リボンへ投光し、前記
    刻印用リボンを透過した光量を検出する透過型光電検出
    手段と、 前記透過型光電検出手段により検出された透過光量の変
    化に基づいて前記刻印用リボンが前記既印字部分および
    未印字部分の一方から他方へ移動したことをカウントす
    るカウント手段と、 前記カウント手段のカウント数によって前記刻印用リボ
    ンの送り量が正常であるか否かを判定する判定手段とを
    有することを特徴とする刻印用リボンの送り検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、 前記判定手段は、前記カウントの回数が2以上の場合
    に、前記刻印用リボンの送り量が正常であると判定する
    ことを特徴とする刻印用リボンの送り検出装置。
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