JPH06218944A - インク量検出装置 - Google Patents
インク量検出装置Info
- Publication number
- JPH06218944A JPH06218944A JP1174193A JP1174193A JPH06218944A JP H06218944 A JPH06218944 A JP H06218944A JP 1174193 A JP1174193 A JP 1174193A JP 1174193 A JP1174193 A JP 1174193A JP H06218944 A JPH06218944 A JP H06218944A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- amount
- electrodes
- impedance
- ink amount
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- Pending
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字しようとするときに適宜インクの残存量
をリニアに検出し得るインク量検出装置を提供すること
にある。 【構成】 インク(4) を収容したタンク(3) と、インク
(4) に浸水した２つの電極(1,2) と、２つの電極(1,2)
によって規定されるインク(4) のインピ−ダンスを測定
し該測定結果に基づいてインク量を検出する手段(20-2
5) とを含むことを特徴とする。
をリニアに検出し得るインク量検出装置を提供すること
にある。 【構成】 インク(4) を収容したタンク(3) と、インク
(4) に浸水した２つの電極(1,2) と、２つの電極(1,2)
によって規定されるインク(4) のインピ−ダンスを測定
し該測定結果に基づいてインク量を検出する手段(20-2
5) とを含むことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インク量検出装置に係
り、詳細にはインクジェットプリンタ−用のインク量検
出装置に係る。
り、詳細にはインクジェットプリンタ−用のインク量検
出装置に係る。
【０００２】
【従来の技術】図７は従来のインクジェットプリンタ−
におけるインク量の検出装置を説明する図、図８は残存
するインクと電極間におけるインクのインピ−ダンスと
の関係を説明する図である。
におけるインク量の検出装置を説明する図、図８は残存
するインクと電極間におけるインクのインピ−ダンスと
の関係を説明する図である。
【０００３】従来のインクジェットプリンタ−において
は、図７，図８に示すようにインクに浸水するようにイ
ンクタンク部内又はメンテナンス液カ−トリッジに設け
られたセンス電極６及びコモン電極５によって２点間、
すなわち水面Ａにおけるインピ−ダンス(Z2 ) と水面Ｂ
におけるインクのインピ−ダンス(Z1 ) の変化を測定
し、インクに関して両電極の浸水時と非浸水時とにおい
て急激に変化するインピ−ダンス(Z2 からZ 1 へ）を２
値化してインクの存在の有無を判断していた。
は、図７，図８に示すようにインクに浸水するようにイ
ンクタンク部内又はメンテナンス液カ−トリッジに設け
られたセンス電極６及びコモン電極５によって２点間、
すなわち水面Ａにおけるインピ−ダンス(Z2 ) と水面Ｂ
におけるインクのインピ−ダンス(Z1 ) の変化を測定
し、インクに関して両電極の浸水時と非浸水時とにおい
て急激に変化するインピ−ダンス(Z2 からZ 1 へ）を２
値化してインクの存在の有無を判断していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】したがって従来の技術
においては、インクの残量がある時点で有るか否か、す
なわち２値でしか判断できずインク量をリニアに検出で
きなかった。、このため印字途中でインク切れが発生し
その結果印字が中止され、ASF(自動給紙）モ−ド等で大
量の印刷を行っていた場合放置される場合があり、イン
ク供給に対して適量供給が行なえなかった。
においては、インクの残量がある時点で有るか否か、す
なわち２値でしか判断できずインク量をリニアに検出で
きなかった。、このため印字途中でインク切れが発生し
その結果印字が中止され、ASF(自動給紙）モ−ド等で大
量の印刷を行っていた場合放置される場合があり、イン
ク供給に対して適量供給が行なえなかった。
【０００５】本発明の目的は、印字しようとするときに
適宜インクの残存量をリニアに判断し得るインク量検出
装置を提供することにある。
適宜インクの残存量をリニアに判断し得るインク量検出
装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクを収容
したタンクと、インクに浸水した２つの電極と、２つの
電極によって規定されるインクのインピ−ダンスを測定
し該測定結果に基づいてインク量を検出する手段とを含
むことを特徴とする。
したタンクと、インクに浸水した２つの電極と、２つの
電極によって規定されるインクのインピ−ダンスを測定
し該測定結果に基づいてインク量を検出する手段とを含
むことを特徴とする。
【０００７】
【作用】２つの電極が、２つの電極によって規定される
インクのインピ−ダンスを測定し該測定結果に基づいて
インク量を検出するので、インクの残存量を適宜リニア
にかつ確実に検出し得る。
インクのインピ−ダンスを測定し該測定結果に基づいて
インク量を検出するので、インクの残存量を適宜リニア
にかつ確実に検出し得る。
【０００８】
【実施例】図３はインク量検出装置の実施例の一部を示
す図であり、図２はインクの浸水度とインクのインピ−
ダンスＺとの関係を示す図である。
す図であり、図２はインクの浸水度とインクのインピ−
ダンスＺとの関係を示す図である。
【０００９】１、２は電極、３はインクタンク、４はイ
ンクを表す。図３に示されるように先端がタンク３の底
部の近傍に位置するように配置された電極１、２にイン
ク４が浸水しているので、インク４の使用量、すなわ
ち、電極１、２への浸水量に応じて両電極間のインク４
のインピ−ダンスＺが定量的に変化する。したがってこ
の変化量とインク量（浸水度）との関係を予めリニアに
測定しておけばインピ−ダンスＺに応じた残存するイン
ク量が測定できることになる。
ンクを表す。図３に示されるように先端がタンク３の底
部の近傍に位置するように配置された電極１、２にイン
ク４が浸水しているので、インク４の使用量、すなわ
ち、電極１、２への浸水量に応じて両電極間のインク４
のインピ−ダンスＺが定量的に変化する。したがってこ
の変化量とインク量（浸水度）との関係を予めリニアに
測定しておけばインピ−ダンスＺに応じた残存するイン
ク量が測定できることになる。
【００１０】予め得られたインクの浸水量−インピ−ダ
ンス特性・デ−タテ−ブルとを比較することによりイン
ク残量をリニアに検出することにより電極の浸水量を求
め、インク残量をリニアに検出することができる。
ンス特性・デ−タテ−ブルとを比較することによりイン
ク残量をリニアに検出することにより電極の浸水量を求
め、インク残量をリニアに検出することができる。
【００１１】図１はインク量検出装置の実施例の概略を
説明するブロック図、図４は交流バイアス回路の詳細を
説明する図、図５は直流変換回路の詳細を説明する図で
ある。
説明するブロック図、図４は交流バイアス回路の詳細を
説明する図、図５は直流変換回路の詳細を説明する図で
ある。
【００１２】図１、４、５において、20は直流変換回
路、21は交流バイアス回路、22はA/Dコンバ−タ、23は
ランダムアクセスメモリ(RAM) 、24はリ−ドオンリ−メ
モリ(ROM) 、25は中央処理装置(CPU) であり、これらが
インク量を検出する手段を構成する。
路、21は交流バイアス回路、22はA/Dコンバ−タ、23は
ランダムアクセスメモリ(RAM) 、24はリ−ドオンリ−メ
モリ(ROM) 、25は中央処理装置(CPU) であり、これらが
インク量を検出する手段を構成する。
【００１３】インクタンク３内のインク４に浸水された
電極１，２に交流バイアスを印加し、インピ−ダンスを
電圧として検出したのち、直流変換回路20により直流電
圧化し、A/D コンバ−タ22によってアナログデ−タに変
換してのちアナログデ−タをRAM 23に格納する。この格
納された値と予め所定の浸水量に対するインピ−ダンス
を量子化されたテ−ブルデ−タとして記憶しているROM
24の値とをCPU 25で比較して浸水量を求める。テ−ブル
デ−タは図６に示すようにインピ−ダンス−電圧変換さ
れた電圧値での量子化された範囲で保持している。
電極１，２に交流バイアスを印加し、インピ−ダンスを
電圧として検出したのち、直流変換回路20により直流電
圧化し、A/D コンバ−タ22によってアナログデ−タに変
換してのちアナログデ−タをRAM 23に格納する。この格
納された値と予め所定の浸水量に対するインピ−ダンス
を量子化されたテ−ブルデ−タとして記憶しているROM
24の値とをCPU 25で比較して浸水量を求める。テ−ブル
デ−タは図６に示すようにインピ−ダンス−電圧変換さ
れた電圧値での量子化された範囲で保持している。
【００１４】図６に示すように電極のインク浸水度とイ
ンピ−ダンス( 電圧変換されている) の実測により同図
のようなグラフを得ることができる。
ンピ−ダンス( 電圧変換されている) の実測により同図
のようなグラフを得ることができる。
【００１５】実際、電圧はA/D コンバ−タにより量子化
されているためにV = V 1 〜V 2 の幅をもつことになる
ため、テ−ブル化にはL 1 + (L2 - L 1 )/ 2 = Lを採用
する。 こうして作成されたテ−ブルとA/D コンバ−タ
により実際に得られた電圧によりインク浸水度を得るこ
とができる。
されているためにV = V 1 〜V 2 の幅をもつことになる
ため、テ−ブル化にはL 1 + (L2 - L 1 )/ 2 = Lを採用
する。 こうして作成されたテ−ブルとA/D コンバ−タ
により実際に得られた電圧によりインク浸水度を得るこ
とができる。
【００１６】すなわち、V(V1〜V2) に対する電極のイン
ク浸水度L はL 1 + (L2 - L 1 )/ 2であることが分か
る。
ク浸水度L はL 1 + (L2 - L 1 )/ 2であることが分か
る。
【００１７】
【発明の効果】２つの電極が、２つの電極によって規定
されるインクのインピ−ダンスを測定し該測定結果に基
づいてインク量を検出するので、インクの残存量を適宜
リニアにかつ確実に検出し得る。
されるインクのインピ−ダンスを測定し該測定結果に基
づいてインク量を検出するので、インクの残存量を適宜
リニアにかつ確実に検出し得る。
【図１】本発明のインク量検出装置の実施例の概略を説
明する図である。
明する図である。
【図２】インク浸水度とインクのインピ−ダンスＺとの
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図３】インク量検出装置の実施例の一部を示す図であ
る。
る。
【図４】交流バイアス回路の詳細を説明する図である。
【図５】直流変換回路の詳細を説明する図である。
【図６】インク浸水度と電圧変換された電圧値との関係
を示す図である。
を示す図である。
【図７】従来のインクジェットプリンタ−におけるイン
ク量の検出装置を説明する図である。
ク量の検出装置を説明する図である。
【図８】図７の検出装置の残存するインクと電極間にお
けるインクのインピ−ダンスとの関係を説明する図であ
る。
けるインクのインピ−ダンスとの関係を説明する図であ
る。
１、２ 電極 ３ タンク ４ インク ２０ 直流変換回路 ２１ 交流バイアス ２２ A/D コンバ−タ ２３ ランダムアクセスメモリ ２４ リ−ドオンリ−メモリ ２５ 中央処理装置
Claims (1)
- 【請求項１】 インクを収容したタンクと、インクに浸
水した２つの電極と、前記２つの電極によって規定され
るインクのインピ−ダンスを測定し該測定結果に基づい
てインク量を検出する手段とを含むことを特徴とするイ
ンク量検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1174193A JPH06218944A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | インク量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1174193A JPH06218944A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | インク量検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06218944A true JPH06218944A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11786456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1174193A Pending JPH06218944A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | インク量検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06218944A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013062517A1 (en) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printing system, fluid ejection system, and method thereof |
| WO2013062518A1 (en) | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printhead device, fluid ejection device, and method thereof |
| WO2013062516A1 (en) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid ejection devices and methods thereof |
| WO2013062513A1 (en) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid ejection systems and methods thereof |
| US9649846B2 (en) | 2015-03-12 | 2017-05-16 | Seiko Epson Corporation | Tank, tank unit, liquid ejection system, and liquid ejection apparatus |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP1174193A patent/JPH06218944A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103702836B (zh) * | 2011-10-24 | 2016-03-09 | 惠普发展公司，有限责任合伙企业 | 喷墨打印头装置、流体喷出装置及其方法 |
| CN103702836A (zh) * | 2011-10-24 | 2014-04-02 | 惠普发展公司，有限责任合伙企业 | 喷墨打印头装置、流体喷出装置及其方法 |
| WO2013062517A1 (en) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printing system, fluid ejection system, and method thereof |
| WO2013062513A1 (en) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid ejection systems and methods thereof |
| US9283747B2 (en) | 2011-10-24 | 2016-03-15 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid ejection devices and methods thereof |
| CN103702835A (zh) * | 2011-10-24 | 2014-04-02 | 惠普发展公司，有限责任合伙企业 | 流体喷出装置及其方法 |
| US8882213B2 (en) | 2011-10-24 | 2014-11-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid ejection systems and methods thereof |
| US9327512B2 (en) | 2011-10-24 | 2016-05-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printhead device, fluid ejection device, and method thereof |
| WO2013062516A1 (en) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluid ejection devices and methods thereof |
| WO2013062518A1 (en) | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printhead device, fluid ejection device, and method thereof |
| RU2567710C2 (ru) * | 2011-10-24 | 2015-11-10 | Хьюлетт-Паккард Дивелопмент Компани, Л.П. | Устройство со струйной печатающей головкой, устройство эжектирования текучей среды и способ для них |
| US9517630B2 (en) | 2011-10-24 | 2016-12-13 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printing system, fluid ejection system, and method thereof |
| US9586410B2 (en) | 2011-10-24 | 2017-03-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printing system, fluid ejection system, and method thereof |
| US10369785B2 (en) | 2011-10-24 | 2019-08-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printhead device, fluid ejection device, and method thereof |
| US9862186B2 (en) | 2011-10-24 | 2018-01-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printhead device, fluid ejection device, and method thereof |
| US9956765B2 (en) | 2011-10-24 | 2018-05-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet printing system, fluid ejection system, and method thereof |
| US9649846B2 (en) | 2015-03-12 | 2017-05-16 | Seiko Epson Corporation | Tank, tank unit, liquid ejection system, and liquid ejection apparatus |
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