JPH06218301A - ベル型回転霧化頭 - Google Patents

ベル型回転霧化頭

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JPH06218301A
JPH06218301A JP5032679A JP3267993A JPH06218301A JP H06218301 A JPH06218301 A JP H06218301A JP 5032679 A JP5032679 A JP 5032679A JP 3267993 A JP3267993 A JP 3267993A JP H06218301 A JPH06218301 A JP H06218301A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電塗装装置に用いられるベル型回転霧化頭
において、該回転霧化頭の外周面のエアの流れを一方向
にスムーズに流れるようにし、塗料汚れを防止する。 【構成】 回転霧化頭31の外周面を、軸線に対して角
度αとなるような截頭円錐状の拡開面31Eを形成す
る。そして、角度αは20°となるようにする。これに
より、シェーピングリング20からシェーピングエアA
およびエキゾーストエアBは拡開面31E上でスムーズ
に放出端縁31Dに向けて流れる。そして、巻込みエア
の発生を防止し、拡開面31Eに塗料が付着するのを防
止し、色混じりを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車体等の被塗物
に塗装を行なうため、導電性塗料を静電塗装するのに用
いて好適なベル型回転霧化頭に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるベル型回転霧化頭を用い
た静電塗装装置として、図3ないし図5に示すものが一
般に知られている。
【0003】図中、1は静電塗装機、2は該静電塗装機
1のハウジングをなす塗装機本体をそれぞれ示し、該塗
装機本体2の先端側には環状のモータホルダ部2Aが一
体形成され、基端側には取付用ブラケット(図示せず)
が設けられている。また、該塗装機本体2は絶縁樹脂材
料で形成された本体カバー3によって覆われ、該本体カ
バー3の外面側には、水系塗料,メタリック系塗料等の
電気抵抗値の低い塗料のときに高電圧が印加される外部
電極(図示せず)が設けられている。
【0004】4は塗装機本体2のモータホルダ部2Aに
取付けられたタービン型のエアモータを示し、該エアモ
ータ4は軸方向に穿設された軸穴5と、該軸穴5と取り
囲むようにして設けられたエア軸受6,6と、軸穴5の
基端側に設けられたタービンモータ7とから静圧空気軸
受を兼ねて構成されている。そして、前記各エア軸受6
には軸受エア供給通路8を介してエアが供給され、ター
ビンモータ7には駆動エア供給通路9を介してエアが供
給されるようになっている。
【0005】10は軸穴5に挿通された中空筒状の回転
軸を示し、該回転軸10はその基端側がタービンモータ
7に固着され、先端側がエアモータ4外に突出し、その
先端側は後述する回転霧化頭18が螺着される螺合部1
0Aとなっている。そして、該回転軸10がタービンモ
ータ7によって各エア軸受6に支持されつつ高速回転す
ることで、前記回転霧化頭18も高速回転するものであ
る。
【0006】11は回転軸10内に同軸に設けられたフ
ィードチューブ、12は該フィードチューブ11を後述
する内筒13と共に構成する外筒を示し、該外筒12は
その基端側が塗装機本体2に取付けられ、先端側が縮径
して回転霧化頭18のリム18Aと対応する位置まで延
在している。13は該外筒12内に同軸に配設された内
筒を示し、該内筒13はその基端側が塗装機本体2に取
付けられ、先端側が縮径して外筒12の外部に突出し、
途中には後述する塗料弁16の弁体16Cが離着座する
弁座13Aが一体形成されている。
【0007】14は内筒13内に形成された塗料通路を
示し、該塗料通路14はその基端側が図示しない塗料供
給管に接続され、先端側はハブ部材19の塗料供給面1
9Aに向けて開口している。また、該塗料通路14の途
中には塗料弁16が設けられ、該塗料弁16によって
開,閉されることにより、内部に収容した塗料をハブ部
材19に向けて噴出するようになっている。
【0008】15は外筒12と内筒13との間に形成さ
れた溶剤通路を示し、該溶剤通路15はその基端側が図
示しない溶剤供給配管に接続され、先端側は内筒13の
先端側に向けて開口している。また、該溶剤通路15の
途中には後述の先端側洗浄弁17が設けられ、該先端側
洗浄弁17によって開,閉されることにより、外部から
供給されるシンナを内筒13の先端側に向けて噴霧する
ものである。
【0009】16は2ポート2位置のエア式切換弁から
なる塗料弁を示し、該塗料弁16は塗装機本体2に設け
られたアクチュエータ16Aと、基端側が該アクチュエ
ータ16Aに連結され、先端側が内筒13内に挿通され
た弁軸16Bと、該弁軸16Bの先端側に設けられ、内
筒13の弁座13Aに離着座する弁体16Cとから構成
されている。そして、該塗料弁16は外部からの制御エ
アがアクチュエータ16Aに給排されると、弁軸16B
を伸縮させて弁体16Cを内筒13の弁座13Aに離着
座させ、塗料通路14を開,閉するものである。
【0010】17は2ポート2位置のスプリングリター
ン型エア式切換弁からなる先端側洗浄弁を示し、該先端
側洗浄弁17は塗装機本体2に設けられたアクチュエー
タ17Aと、基端側が該アクチュエータ17Aに連結さ
れ、先端側が溶剤通路15内に挿通された弁軸17B
と、該弁軸17Bの先端側に設けられ、溶剤通路15の
途中を開,閉する弁体17Cとから構成されている。そ
して、該先端側洗浄弁17は外部からの制御エアによっ
て開,閉弁し、これにより洗浄弁装置(図示せず)と溶
剤通路15との間を連通,遮断するものである。
【0011】18はベル型の回転霧化頭を示し、該回転
霧化頭18は前記エアモータ4外に位置して設けられ、
軸方向内周側の中間に形成されたリム18Aを挟んで基
端側が回転軸10の螺合部10Aに螺着して取付けられ
る取付部18Bとなり、先端側が朝顔状に拡開する塗料
平滑化面18Cとなり、先端側が該塗料平滑化面18C
を介して供給された塗料を噴霧する放出端縁18Dとな
っている。そして、塗料は塗料平滑化面18Cを介して
該放出端縁18Dから、図5の点線で示す塗料の流れT
のような軌道で噴霧される。
【0012】また、前記回転霧化頭18の外周面18E
は、図4に示すように、基端側から先端側に向けて軸線
に対しての角度θ1 (θ1 ≒53°)をなす截頭円錐状
(朝顔状)の第1の拡開面18E1 と、該拡開面18E
1 の先端側に位置して放出端縁18Dで軸線に対してな
す角度θ2 (θ2 ≒8°)となるように形成された第2
の拡開面18E2 とからなる。そして、後述するシェー
ピングリング20のエア噴出孔23が該回転霧化頭18
の第1の拡開面18E1 の途中になるように位置決めさ
れている。
【0013】19は回転霧化頭18の塗料平滑化面18
Cの途中に設けられたハブ部材を示し、該ハブ部材19
はその背面側が前記フィードチューブ11から塗料、洗
浄溶剤等が選択的に供給される凸円錐状の塗料供給面1
9Aとなり、外周面には該塗料供給面19Aからの塗
料,洗浄溶剤を回転霧化頭18の放出端縁18D側に導
くための第1のハブ孔19Bが多数(2個のみ図示)穿
設され、かつ中央部には前面側に洗浄溶剤としてのシン
ナを供給するための第2のハブ孔19Cが穿設されてい
る。
【0014】20は回転霧化頭18の外周を囲むように
して塗装機本体2の先端側に設けられたシェーピングリ
ングを示し、該シェーピングリング20は段付筒状の内
側エアノズル21と、該内側エアノズル21の外側に設
けられた外側エアノズル22とからなり、該外側エアノ
ズル22を本体カバー3に螺着すると共に、内側エアノ
ズル21を塗装機本体2との間で挟着して固定してい
る。また、該内側エアノズル21の外周面には軸方向に
穿設された複数個の連通孔21A,21A,…(2個の
み図示)が形成されている。
【0015】また、前記シェーピングリング20のエア
ノズル21,22の間には、環状のエア噴出孔23が形
成され、該エア噴出孔23はシェーピングエア供給通路
24からのエアを一方のエアチャンバ25,各連通孔2
1Aおよび他方のエアチャンバ26等を介して供給し、
このエアを回転霧化頭18の先端外周側に図5中の矢示
で示すシェーピングエアAとして噴出させる。これによ
り、該回転霧化頭18から噴霧された塗料の塗装パター
ンを円形状にパターン成形する。
【0016】一方、前記回転霧化頭18と内側エアノズ
ル21との間にも他の環状のエア噴出孔27が形成さ
れ、該エア噴出孔27は各エア軸受6,タービンモータ
7等から流出したエアの一部を図5中の矢示で示すエキ
ゾーストエアBとして噴出させるものである。
【0017】従来技術による静電塗装装置は上述の如く
構成されるもので、次にその作動について説明する。
【0018】まず、塗装行程においては、色替弁装置か
ら供給される塗料が塗料通路14を介して供給され、塗
料弁16を開弁することにより、回転霧化頭18に塗料
を供給する。このときには、該回転霧化頭18はエアモ
ータ4により高速回転されているから、この回転による
遠心力で、供給された塗料はハブ部材19の複数個の第
1のハブ孔19B,塗料平滑化面18Cおよび放出端縁
18Dを介して、該回転霧化頭18の外周側に塗料粒子
として噴霧される。そして、塗料として水系塗料または
メタリック塗料のように直接帯電のできない塗料を使用
しているときには、外部電極に高電圧を印加することに
よって、回転霧化頭18から噴霧された塗料粒子は外部
電極の周囲のコロナ領域で帯電され、アースされた被塗
物に飛行して塗装を行なうようになっている。なお、こ
のときには先端側洗浄弁17は閉弁されている。
【0019】一方、洗浄行程においては、回転軸10の
回転数を落とすと共に、色替弁装置からの塗料供給を中
止する共に塗料弁16を閉弁し、また先端側洗浄弁17
を開弁して洗浄溶剤としてのシンナを洗浄通路15に供
給する。そして、このシンナを回転霧化頭18に供給
し、ハブ部材19の複数個の第2のハブ孔19C,塗料
平滑化面18Cおよび放出端縁18Dを介して、該回転
霧化頭18の外周側に放出する。これにより、該回転霧
化頭18を洗浄するものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術の静電塗装装置では、回転霧化頭18にはシェー
ピングリング20のエア噴出孔23からのシェーピング
エアAと、他のエア噴出孔27からのエキゾーストエア
Bとによるエアが作用している。
【0021】ここで、エキゾーストエアBのエアは、回
転霧化頭18の外周面18Eに形成された第1の拡開面
18E1 に沿って流動した後に、第2の拡開面18E2
に変わる境界面で、拡開面18E1 ,18E2 の角度変
化と回転霧化頭18の遠心力とにより、径方向外側に角
度θ1 で流動する放出エアC1 となる。
【0022】一方、シェーピングリング20からは第2
の拡開面18E2 に向けシェーピングエアAが放出され
ているから、前述した放出エアC1 の一部は第2の拡開
面18E2 に沿って放出端縁18Dに向かうエアの流れ
となる。さらに、この流れは放出端縁18Dで径方向外
側に向かう塗料の流れTにより径方向外方に巻込まれる
巻込みエアC2 となって発生する。
【0023】そして、この巻込みエアC2 は空気の乱れ
を発生させ、放出端縁18Dから噴霧された塗料粒子を
回転霧化頭18の外周面18Eに巻込み、塗料汚れ(以
下、「ミスト」という)として該外周面18Eまたはシ
ェーピングリング20の外周面に付着させる。
【0024】このように回転霧化頭18の外周面18E
に付着した塗料は、通常の洗浄行程では洗浄することが
できず、このミストが次の塗装行程において、色混じり
を発生させるという問題がある。
【0025】さらに、回転霧化頭18にミストが付着し
た場合には、高電圧が印加される外部電極との絶縁沿面
距離が確保できず、塗装行程における塗着効率を低下さ
せるばかりでなく、短絡現象による火災事故の危険性が
あるという問題がある。
【0026】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は回転霧化頭の外周面のエアの流
れを前方向にスムーズに流れるようにして、塗料による
汚れを防止できるベル型回転霧化頭を提供することを目
的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、外周面が基端側に位置した塗装機本
体からのエアが表面に沿って流動する面をなし、内周面
が基端側から先端側に向けて塗料が流動する塗料平滑化
面をなし、先端側が該塗料平滑化面を介して供給された
塗料を噴霧する放出端縁となるベル型回転霧化頭におい
て、前記外周面を、前記放出端縁で軸線に対して傾斜角
度が15°から25°の範囲となる単一な截頭円錐状を
した拡開面で形成したことを特徴としている。
【0028】
【作用】上記構成により、塗装機本体からのシェーピン
グエアおよび回転の遠心力による空気の流れは、拡開面
に沿って放出端縁に向いた前方向のスムーズな流れにす
ることができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0030】図中、31はエアモータ4外に位置して設
けられた本実施例による回転霧化頭を示し、該回転霧化
頭31は従来技術の回転霧化頭18とほぼ同様に、内周
側の軸方向中間に形成されたリム31Aを挟んで基端側
が回転軸10の螺合部10Aに螺着される取付部31B
となり、先端側が朝顔状に拡開する塗料平滑化面31C
となり、先端側が該塗料平滑化面31Cを介して供給さ
れた塗料を噴霧する放出端縁31Dとなっている。
【0031】そして、本実施例による回転霧化頭31の
外周面は、図1に示すように、基端側から先端側に向け
て軸線に対する角度α(α=20°)となる截頭円錐状
(朝顔状)となった単一な拡開面31Eで形成されてい
る。
【0032】32は回転霧化頭31の塗料平滑化面31
Cの途中に設けられたハブ部材を示し、該ハブ部材32
はその背面側がフィードチューブ11から塗料、洗浄溶
剤等が選択的に供給される凸円錐状の塗料供給面32A
となり、外周面には該塗料供給面32Aからの塗料,洗
浄溶剤を回転霧化頭31の放出端縁31D側に導くため
の第1のハブ孔32Bが多数(2個のみ図示)穿設さ
れ、かつ中央部には前面側に洗浄溶剤としてのシンナを
供給するための第2のハブ孔32Cが穿設されている。
【0033】本実施例による回転霧化頭31は上述の如
き構成を有するもので、該回転霧化頭31を静電塗装機
に取付けたときの基本的動作については、従来技術によ
るものと格別差異はない。
【0034】然るに、本実施例による回転霧化頭31に
おいては、外周面を単一な拡開面31Eを軸線に対して
20°の角度αをもって形成したから、図2に示すよう
に、エアモータ4からのエキゾーストエアBは拡開面3
1Eを介して先端側の放出端縁31Dに向かう一方向の
流れDとすることができる。
【0035】さらに、該回転霧化頭31の外周面は単一
な拡開面31Eで形成しているから、従来技術のような
角度の異なる拡開面18E1 ,18E2 による段部は形
成されず、回転霧化頭31の径方向外側には放出エアC
1 および巻込みエアC2 のような流れは発生しない。こ
れにより、シェーピングリング20からのシェーピング
エアAが合流した後も、拡開面31Eに沿って先端側の
放出端縁31Dに向かう一方向の流れDは変わらず、拡
開面31Eに沿ってスムーズにエアを流すことができ
る。
【0036】従って、本実施例による回転霧化頭31で
は、従来技術の図5に示すような回転霧化頭18の径方
向外側に広がる放出エアC1 および巻込みエアC2 の発
生を防止でき、放出端縁31Dから放出された塗料粒子
を回転霧化頭31の拡開面31E側に巻き込むのを防止
し、該拡開面31Eおよびシェーピングリング20の外
周面のミスト(塗料汚れ)を確実に防止することができ
る。
【0037】さらに、回転霧化頭31の汚れを防止する
ことにより、次色塗料の塗装時における色混じりを防止
し、塗装面を奇麗に仕上げることができる。
【0038】一方、被塗物への塗着効率の向上、および
外部電極との絶縁沿面距離を確保することができ、短絡
現象による火災等の発生を防止しうる。
【0039】なお、前記実施例では、回転霧化頭31の
拡開面31Eの軸線に対する角度を20°としたが、本
発明はこれに限らず、15°から25°の範囲であれば
よく、角度が大き過ぎると、従来技術の遠心力による放
出エアC1 が発生し、角度が小さ過ぎると、巻込みエア
C2 が発生することになる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、回
転霧化頭の外周面を、放出端縁で軸線に対して傾斜角度
が15°から25°の範囲となる単一な截頭円錐状をし
た拡開面で形成することにより、シェーピングエアの流
れおよびエキゾーストエアを放出端縁に向け前方向にス
ムーズに流すことができ、外周面に巻込まれるエアの発
生を防止する。そして、回転霧化頭の外周面の塗料汚れ
を確実に防止し、塗料の色混じりをなくし、塗装面の仕
上げを奇麗に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による回転霧化頭,シェーピングリング
等を示す要部断面図である。
【図2】実施例による回転霧化頭に対するエア,塗料の
流れを示す説明図である。
【図3】従来技術による静電塗装装置を示す縦断面図で
ある。
【図4】図3中の回転霧化頭,シェーピングリング等を
示す要部断面図である。
【図5】従来技術による回転霧化頭に対するエア,塗料
の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
2 塗装機本体 31 回転霧化頭 31C 塗料平滑化面 31D 放出端縁 31E 拡開面 A シェーピングエア B エキゾーストエア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面が基端側に位置した塗装機本体か
    らのエアが表面に沿って流動する面をなし、内周面が基
    端側から先端側に向けて塗料が流動する塗料平滑化面を
    なし、先端側が該塗料平滑化面を介して供給された塗料
    を噴霧する放出端縁となるベル型回転霧化頭において、
    前記外周面は、前記放出端縁で軸線に対して傾斜角度が
    15°から25°の範囲となる単一な截頭円錐状をした
    拡開面で形成したことを特徴とするベル型回転霧化頭。
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