JPH06217753A - 冷風乾燥機 - Google Patents

冷風乾燥機

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JPH06217753A
JPH06217753A JP2990693A JP2990693A JPH06217753A JP H06217753 A JPH06217753 A JP H06217753A JP 2990693 A JP2990693 A JP 2990693A JP 2990693 A JP2990693 A JP 2990693A JP H06217753 A JPH06217753 A JP H06217753A
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健助 岡
Yoshio Ida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 除霜時の圧縮機への液バックと除湿作用の減
少を防止し、且つ、部品の寿命延長を実現できる冷風乾
燥機を提供する。 【構成】 冷風乾燥機1の庫内に冷却器21と再熱器2
3とを設ける。圧縮機6から吐出された高温冷媒を凝縮
し、減圧して冷却器21に流入させることにより庫内を
冷却し、庫内の温度が設定値まで低下した場合は、高温
冷媒を再熱器23に流入させて庫内を加熱する。高温冷
媒を冷却器21に流入させて冷却器21の除霜を行う。
圧縮機6の能力を制御する容量制御回路27を設ける。
庫内の温度、または湿度が所定の値に低下した場合は圧
縮機6の能力を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品や農産物等の乾燥
に使用される冷風乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種冷風乾燥機においては、例え
ば図3及び図4に示す如き冷媒回路が用いられていた。
即ち、冷風乾燥機100は乾燥させる食品等を収納する
図示しない庫内を具備した乾燥庫101と室外ユニット
102とから成り、乾燥庫101側に設けられた圧縮機
103の吐出側には三方弁104が接続され、三方弁1
04の一方の出口は前記室外ユニット102に設けられ
た凝縮器105に接続されている。106は凝縮器10
5を強制空冷するための送風機である。
【0003】凝縮器105は乾燥庫101側に設けられ
た逆止弁107を介して受液器108に接続され、受液
器108は膨張弁109を介して前記庫内に設けられた
冷却器110に接続されている。冷却器110は圧縮機
103の吸込側に接続されて環状の冷凍サイクルを構成
する。前記膨張弁109は冷却器110の出口側の温度
を検知し、過熱度を所定値に維持するように開度を調整
する。
【0004】前記三方弁104の他方の出口は前記冷却
器110と共に庫内に設けられて熱交換器111を構成
する再熱器112に接続されており、この再熱器112
は逆止弁113を介して前記受液器108に接続されて
いる。この逆止弁113及び前記前記逆止弁107は、
いずれも受液器108側が順方向とされている。また、
114は前記冷却器110及び再熱器112と熱交した
空気を前記庫内に強制循環するための送風機である。
【0005】前記三方弁104の手前となる圧縮機10
3の吐出側にはデフロスト回路115が接続され、この
デフロスト回路115は開閉弁116を介して膨張弁1
09と冷却器110の間に接続されている。開閉弁11
6は蒸発器110の出口側の温度を検出してデフロスト
回路115を開閉する(図中*2で示す)。また、前記
三方弁104はコントロール回路117によって制御さ
れると共に(図中*1で示す)、コントロール回路11
7には庫内温度を検出するサーモスタット118と、庫
内湿度を検出するヒューミディスタット119が接続さ
れている。尚、120は開閉弁であり常には開いてい
る。また、121は圧縮機103冷却用のリキッドイン
ジェクション回路、122は圧力調整弁(VPR)であ
る。
【0006】以上の従来の冷風乾燥機100の動作を説
明する。冷風乾燥機100は庫内温度が例えば+10℃
〜+30℃の範囲で使用されるものであり、コントロー
ル回路117には例えば前記+10℃の庫内温度が設定
される。そして、コントロール回路117は圧縮機10
3を運転し、前記設定温度に庫内温度が低下するまで
は、三方弁104の流路を前記一方の出口方向とする。
これによって、圧縮機103から吐出された高温高圧の
ガス冷媒は、図3に太線で示す如く三方弁104を経て
凝縮器105に入り、そこで放熱して凝縮した後、逆止
弁107を経て受液器108に入り、開閉弁120を経
て膨張弁109に至る。膨張弁109は前述の如く冷却
器110の出口側の温度に基づいて開度を調整し、凝縮
液化した冷媒を絞って冷却器110に供給する。冷却器
110に流入した冷媒は蒸発し、周囲から吸熱して冷却
作用を発揮した後、圧縮機103に吸い込まれる。
【0007】係る冷却運転によって庫内温度が設定温度
まで低下すると、コントロール回路117は三方弁10
4の流路を前記他方の出口方向に切り換える。これによ
って、圧縮機103から吐出された高温高圧のガス冷媒
は、図4に太線で示す如く三方弁104を経て再熱器1
12に入り、そこで放熱して加熱作用を発揮する。一
方、冷媒はそこで凝縮された後、逆止弁113を経て受
液器108に入り、以後は前述同様に流れる。係る再熱
運転によって庫内温度が上昇すればコントロール回路1
17は再び図3の冷却運転に切り換わり、以後は冷却運
転と再熱運転を繰り返す。冷却器109により冷却さ
れ、再熱器112により加熱された空気は送風機114
により庫内に循環されるので、係る冷却・再熱運転の繰
り返しにより庫内に収納した物品は乾燥される。
【0008】ここで、庫内温度が+15℃以上の場合に
は冷却器110における冷媒の蒸発温度は0℃以上とな
るため着霜することはないが、庫内温度が+10℃にな
ると、冷却器110内の冷媒の蒸発温度は−5℃となる
ので冷却器110には着霜が成長する。冷却器110に
着霜が成長すると、熱交換が行われなくなるために冷却
器110の温度は低下して行く。デフロスト回路115
に設けられた開閉弁116は、係る着霜により冷却器1
10の出口温度が例えば−3℃まで低下すると、流路を
開いて圧縮機103から吐出された高温高圧のガス冷媒
を膨張弁109の下流側に流し、冷却器110に直接流
入させる。係る高温高圧のガス冷媒の流入により冷却器
110は加熱されて除霜される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の冷風
乾燥機100では、冷却器110の除霜の際に圧縮機1
03から吐出された高温高圧ガス冷媒を膨張弁109の
出口側に流していたため、この除霜冷媒の量が膨張弁1
09の過熱度を一定にする機能範囲を越えると、過熱度
は不安定となり、圧縮機103に液バックが発生する危
険性があった。また、高温冷媒が冷却器110に流され
るため、再熱器112への流量が減り、除湿作用が減少
してしまう問題もある。
【0010】更に、コントロール回路117は通常の乾
燥を行う恒率乾燥と、乾燥能力を下げた減率乾燥を行う
が、減率乾燥となって庫内の負荷が減少すると、冷却・
再熱運転の切換時間が短くなり、頻繁な切換による圧力
変動で各部品の寿命が短くなる問題もあった。
【0011】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、除霜時の圧縮機への液バッ
クと除湿作用の減少を防止し、且つ、部品の寿命延長を
実現できる冷風乾燥機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の冷風乾燥機1
は、庫内に冷却器21と再熱器23とを設け、圧縮機6
から吐出された高温冷媒を凝縮し、減圧して冷却器21
に流入させることにより庫内を冷却し、庫内の温度が設
定値まで低下した場合は、高温冷媒を再熱器23に流入
させて庫内を加熱すると共に、前記高温冷媒を冷却器2
1に流入させて冷却器21の除霜を行うものであって、
圧縮機6の能力を制御する能力制御装置(容量制御回路
27、コントロール回路31)と、庫内の温度を検出す
る温度センサー(サーモスタット32)と、庫内の湿度
を検出する湿度センサー(ヒューミディスタット34)
とを設け、能力制御装置は両センサーの出力に基づき、
庫内の温度、または湿度が所定の値に低下した場合は圧
縮機6の能力を低減することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の冷風乾燥機1によれば、庫内の温度、
又は湿度が所定の値に低下した場合には能力制御装置
(容量制御装置27、コントロール回路31)が圧縮機
6の能力を低減するので、冷却器21における冷却作用
が減少し、それによって冷却器21への着霜量が低減さ
れる。従って、除霜のための高温高圧ガス冷媒の供給量
も減少するので、圧縮機6への液バックの危険性が解消
されると共に、再熱器23に供給される高温高圧ガス冷
媒の減少も低く抑えられる。また、冷却及び再熱能力も
低減するために冷却・再熱運転の切換時間が長くなり、
従って、部品の寿命が延長される。
【0014】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の冷風乾燥機1の冷媒回路図を示して
いる。即ち、冷風乾燥機1は乾燥させる食品等の物品を
収納する図示しない庫内と室内ユニット2を具備した乾
燥庫3と、室外ユニットとなるコンデンサ4とから成
り、室内ユニット2側に設けられた圧縮機6の吐出側に
は三方弁7が接続され、三方弁7の一方の出口は前記コ
ンデンサ4に設けられた凝縮器8に接続されている。9
は凝縮器8を強制空冷するための送風機である。
【0015】前記圧縮機6は例えば出願人が先に出願し
た特願平4−5612号に示される如きスクロールコン
プレッサであり、この圧縮機6には能力制御装置を構成
するシリンダーバイパス方式の容量制御回路11が取り
付けられている。この容量制御回路11は、直列に接続
された開閉弁12、13及び逆止弁14とを具備した細
管により、三方弁7の手前における圧縮機6の吐出側と
吸込側とを連通しており、更に、開閉弁12と13の間
は圧縮機6のスクロールに連通されている。双方の開閉
弁12、13が開くと、圧縮機6から吐出された冷媒が
吸込側に帰還されてその運転能力が大きく低減され、開
閉弁12が開き、開閉弁13が閉じた状態では吐出冷媒
がスクロールに帰還されてその運転能力が小さく低減さ
れる。
【0016】凝縮器8は乾燥庫3側に設けられた逆止弁
16を介して受液器17に接続され、受液器17は膨張
弁19を介して前記庫内に設けられた冷却器21に接続
されている。冷却器21はアキュムレータ22を介して
圧縮機6の吸込側に接続されて環状の冷凍サイクルを構
成する。前記膨張弁19は冷却器21の出口側の温度を
検知し、過熱度を所定値に維持するように開度を調整す
る。
【0017】前記三方弁7の他方の出口は前記冷却器2
1と共に庫内に設けられた再熱器23に接続されてお
り、この再熱器23は逆止弁24を介して前記受液器1
7に接続されている。この逆止弁24及び前記逆止弁1
6は、いずれも受液器17側が順方向とされている。ま
た、26は前記冷却器21及び再熱器23と熱交した空
気を前記庫内に強制循環するための送風機である。
【0018】前記三方弁7の手前となる圧縮機6の吐出
側にはデフロスト回路27が接続され、このデフロスト
回路27は開閉弁28及びキャピラリチューブ29を介
して膨張弁19と冷却器21の間に接続されている。開
閉弁28は蒸発器21の出口側の温度を検出してデフロ
スト回路27を開閉する(図中*2で示す)。また、前
記三方弁7は能力制御装置を構成するコントロール回路
31によって制御されると共に(図中*1で示す)、コ
ントロール回路31には前記開閉弁12及び13を制御
する(図中*3及び*4で示す)ために庫内温度を検出
する温度センサーとしてのサーモスタット32と、前記
三方弁7を制御するために庫内温度を検出する温度セン
サーとしてのサーモスタット33と、庫内湿度を検出す
る湿度センサーとしてのヒューミディスタット34が接
続されている。
【0019】尚、受液器17の出口からは開閉弁36と
サーモバルブ37を具備したリキッドインジェクション
回路38が圧縮機6に接続されている。また、39は開
閉弁、41は液電磁弁であり常には開いている。更に、
42、43及び44はそれぞれドライヤ、インジケータ
及びストレーナであり、46は圧縮機6に潤滑油を戻す
オイル制御回路である。
【0020】以上の構成で次に本発明の冷風乾燥機1の
動作を説明する。冷風乾燥機1は庫内温度が例えば+1
0℃〜+30℃の範囲で使用されるものであり、コント
ロール回路31には例えば前記+10℃の庫内温度が設
定されている。そして、コントロール回路31は圧縮機
6を運転し、前記設定温度に庫内温度が低下するまで
は、三方弁7の流路を前記一方の出口方向とする。これ
によって、圧縮機6から吐出された高温高圧のガス冷媒
は、図1に太線で示す如く三方弁7を経て凝縮器8に入
り、そこで放熱して凝縮した後、逆止弁16を経て受液
器17に入り、液電磁弁41を経て膨張弁19に至る。
膨張弁19は前述の如く冷却器21の出口側の温度に基
づいて開度を調整し、凝縮液化した冷媒を絞って冷却器
21に供給する。冷却器21に流入した冷媒は蒸発し、
周囲から吸熱して冷却作用を発揮した後、アキュムレー
タ22を経て圧縮機6に吸い込まれる。
【0021】係る冷却運転によって庫内温度が例えば+
12℃(+12℃から+13℃の範囲内の任意の値でコ
ントロール回路31に設定される)に低下すると、コン
トロール回路31はサーモスタット32に基づいてこれ
を検知し、開閉弁12及び13を制御して圧縮機6の運
転能力を60%に低下させる容量制御運転を実行する。
係る圧縮機6の容量制御運転によって庫内温度の低下率
は緩慢となる。
【0022】そして、庫内温度が前記設定温度(+10
℃)まで低下すると、コントロール回路31はサーモス
タット33に基づいてこれを検知し、三方弁7の流路を
前記他方の出口方向とする。これによって、圧縮機6か
ら吐出された高温高圧のガス冷媒は、図2に太線で示す
如く三方弁7を経て再熱器23に入り、そこで放熱して
加熱作用を発揮する。一方、冷媒はそこで凝縮された
後、逆止弁24を経て受液器17に入り、以後は前述同
様に流れる。係る再熱運転によって庫内温度が所定の上
限値(+10℃より上に所定のヒステリシス幅を有して
設定された値)に上昇したら、コントロール回路31は
再び図1の冷却運転に切り換わり、以後は冷却運転と再
熱運転を繰り返す。冷却器21により冷却され、再熱器
23により加熱された空気は送風機26により庫内に循
環されるので、係る冷却・再熱運転の繰り返しにより庫
内に収納した物品は乾燥される。
【0023】ところで、前述の如くコントロール回路3
1は庫内温度が+12℃に低下した段階で、圧縮機6の
容量制御運転を実行するので、その後の庫内温度の低下
率は緩慢となり、一回の冷却時間(+10℃に達するま
での時間)が長くなるため、前述の冷却・再熱運転の切
り換え時間は長くなる。ここで、冷却・再熱運転の切換
時には、冷媒回路内の圧力は大きく変動するので、回路
部品には多大な負荷が加わるが、本発明によればこの切
り換え時間が長くなるので、切り換え回数が少なくな
り、それによってこれら回路部品に加わる負荷も低減さ
れ、部品の長寿命化が図られる。
【0024】また、庫内温度が+15℃以上の時、冷風
乾燥機1が恒率乾燥から減率乾燥になって庫内湿度が例
えば60%(60%から70%の範囲内の任意の値でコ
ントロール回路31に設定される)に低下すると、コン
トロール回路31はヒューミディスタット34に基づい
てこれを検知し、前述同様に開閉弁12及び13を制御
して圧縮機6の運転能力を60%に低下させる容量制御
運転を実行する。従って、前述同様に庫内温度の低下率
は緩慢となるので、冷却・再熱運転の切り換え時間が長
くなり、部品の長寿命化が図られる。
【0025】尚、庫内温度が例えば+12℃よりも高く
なり、且つ、庫内湿度が60%より高くなった場合は、
コントロール回路31は開閉弁12及び13を閉じて前
記容量制御運転を中断するものとする。
【0026】係る冷却・再熱運転を繰り返して庫内の物
品は乾燥されるが、冷却器21に着霜が成長し、その出
口側の温度が例えば−3℃まで低下すると、開閉弁28
が流路を開いて圧縮機6から吐出された高温高圧のガス
冷媒を膨張弁19の下流側に流し、冷却器21に直接流
入させる。係る高温高圧のガス冷媒の流入により冷却器
21は加熱されて除霜されるが、前述の如く庫内温度が
+12℃に低下した段階で、又は、庫内湿度が60%に
低下した段階で圧縮機6の運転能力は60%に容量制御
されているので、冷却器21への着霜量は少なくなって
いる。
【0027】従って、デフロスト回路27への高温冷媒
のバイパス量が少なくて済むため、膨張弁19による過
熱度一定制御の機能範囲外となることが無くなり、圧縮
機6への液バックの発生が解消される。また、デフロス
ト回路27への高温冷媒の量が減るため、除霜中に再熱
器23へ供給される高温冷媒の減少量が少なくなり、従
って、冷却器21の除霜中の除湿能力の低下も最小限に
抑えられるようになる。
【0028】尚、実施例では庫内温度が+12℃に低下
した場合、又は、庫内湿度が60%に低下した場合の双
方において圧縮機6の容量制御を実行したが、いずれか
一方であっても良い。また、実施例では圧縮機6をスク
ロールコンプレッサとし、シリンダーバイパス方式の容
量制御により運転能力の制御を行ったが、それに限られ
ず、レシプロ或いはロータリーコンプレッサを用い、極
数変換やインバータ回路によってきめ細かく能力制御を
行っても差し支えない。更に、実施例に示した各値もそ
れに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることは云うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、庫内
の温度または湿度が所定の値に低下した場合には能力制
御装置が圧縮機の能力を低減するので、冷却器における
冷却作用が減少し、それによって冷却器への着霜量が低
減される。従って、除霜のための高温高圧ガス冷媒の供
給量も減少するので、圧縮機への液バックの危険性が解
消されると共に、再熱器に供給される高温高圧ガス冷媒
の減少も低く抑えられ、除霜中における除湿能力の低減
を最小限に抑えることができるようになる。また、冷却
・再熱運転の切換時間が長くなるため、部品の長寿命化
を図ることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷風乾燥機の冷却運転時の冷媒の流れ
を示す冷媒回路図である。
【図2】本発明の冷風乾燥機の再熱運転時の冷媒の流れ
を示す冷媒回路図である。
【図3】従来の冷風乾燥機の冷却運転時の冷媒の流れを
示す冷媒回路図である。
【図4】従来の冷風乾燥機の再熱運転時の冷媒の流れを
示す冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 冷風乾燥機 6 圧縮機 7 三方弁 8 凝縮器 11 容量制御回路 19 膨張弁 21 冷却器 23 再熱器 27 デフロスト回路 31 コントロール回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内に冷却器と再熱器とを設け、圧縮機
    から吐出された高温冷媒を凝縮し、減圧して前記冷却器
    に流入させることにより庫内を冷却し、前記庫内の温度
    が設定値まで低下した場合は、前記高温冷媒を前記再熱
    器に流入させて庫内を加熱すると共に、前記高温冷媒を
    前記冷却器に流入させて冷却器の除霜を行う冷風乾燥機
    において、前記圧縮機の能力を制御する能力制御装置
    と、前記庫内の温度を検出する温度センサーと、前記庫
    内の湿度を検出する湿度センサーとを設け、前記能力制
    御装置は前記両センサーの出力に基づき、前記庫内の温
    度、または湿度が所定の値に低下した場合は前記圧縮機
    の能力を低減することを特徴とする冷風乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408812B1 (ko) * 2001-07-13 2003-12-18 한국식품개발연구원 신선 농산물의 이동식 예냉예건겸용장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408812B1 (ko) * 2001-07-13 2003-12-18 한국식품개발연구원 신선 농산물의 이동식 예냉예건겸용장치

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