JPH06217379A - 分散型運転監視装置 - Google Patents

分散型運転監視装置

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JPH06217379A
JPH06217379A JP750393A JP750393A JPH06217379A JP H06217379 A JPH06217379 A JP H06217379A JP 750393 A JP750393 A JP 750393A JP 750393 A JP750393 A JP 750393A JP H06217379 A JPH06217379 A JP H06217379A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】チーフが各オペレータの現在の運転操作状況を
正確に把握して、緊急時に迅速で正確な対処が取れる。 【構成】画面表示制御部に親子選択手段及び子画面選択
手段を設け、親子選択手段により親局が選択されたとき
には、他の親子選択手段により子局が選択された運転監
視装置からデータバスを介して送信された表示画面フラ
グに基づいて、子局が選択された全ての運転監視装置又
は子画面選択手段により選択された運転監視装置の各表
示器に表示されている操作画面を、表示器に同期して表
示させ、親子選択手段により子局が選択されたときに
は、現在表示器に表示されている操作画面の表示内容を
示す表示画面フラグを、データバスを介して他の親子選
択手段により親局が選択された運転監視装置へ送信する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば工業プラント
等の監視制御を行う分散型運転監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分散型運転監視装置で、パネル計
装(アナログ計装とも呼ばれる)においては、各オペレ
ータが当該パネルの前に配置され、各パネル上に設けら
れたレバーやつまみ等の操作部材を操作して工業プラン
トの運転を行っていた。
【0003】このオペレータが操作するパネルは、チー
フ(スーパーバイザー又は当直長)が位置する席から見
渡せるように設けられていたので、チーフは、各オペレ
ータが現在何を監視し、どのような操作を行っているの
かを、自分の席から確認して管理し、必要に応じてオペ
レータのバックアップを行っていた。
【0004】一方、運転操作の複雑化に対応して、CR
Tに表示された操作画面に基づいて運転操作を行うパネ
ルレス計装というものが知られている。このパネルレス
計装では、各オペレータはそれぞれCRTの前に配置さ
れる。このCRTに表示する操作画面は複数のパターン
が記憶されており、運転の進行状況に対応して、各オペ
レータはそれぞれ自分が操作する操作画面を選択し、自
分の前のCRTにその選択した操作画面を呼出して運転
操作を行うようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、パネ
ルレス計装の分散型運転監視装置では、各CRTの前に
オペレータが配置されるため、チーフは各オペレータの
前のCRTが見難くく、各オペレータが現在何を監視
し、どのような操作を行っているのか、自分の席からは
確認できにくかった。
【0006】従って、チーフは、各オペレータの現在の
運転操作状況を正確に把握できず、各オペレータを適切
に管理することができない。その結果、全体的な現在の
運転状況も正確に判断することができず、各オペレータ
と間で綿密なコミュニケーションが取れないため、チー
フ及び各オペレータの間の連帯感が薄れてしまう。この
ような状態では、警報発生等の緊急時に迅速で正確な対
処を取ることが難しいという問題があった。
【0007】そこでこの発明は、チーフが各オペレータ
の現在の運転操作状況を正確に把握でき、従って、緊急
時に迅速で正確な対処を取ることができる分散型運転監
視装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、運転操作の
ための操作画面を表示する表示手段を備え、この表示手
段に表示された操作画面に基づいて運転操作入力された
情報を処理する運転監視装置を、データバスにより複数
台互いに接続して、各運転監視装置によりそれぞれ運転
処理を行う分散型運転監視装置において、複数台の運転
監視装置のうち少なくとも1台は、親局機能か又は子局
機能を選択する選択手段と、この選択手段により親局機
能が選択されたときには、他の各運転監視装置から送信
された操作画面の情報に基づいて、各運転監視装置で現
在表示されている操作画面を表示手段に表示させる表示
制御手段とを設け、複数台の各運転監視装置は、選択手
段により親局機能が選択されている運転監視装置に対し
て現在の操作画面の情報を送信する操作画面情報送信手
段を設けたものである。
【0009】
【作用】このような構成の本発明において、複数台の運
転監視装置のうち少なくとも1台は、選択手段により親
局機能が選択されると、表示制御手段により表示手段
に、他の各運転監視装置から操作画面情報送信手段によ
り送信された現在操作画面の情報に基づいて、各運転監
視装置で現在表示されている操作画面が表示される。
【0010】従って、選択手段により親局機能が選択さ
れた運転監視装置に配置されたオペレータは、他の各運
転監視装置で表示されている操作画面を確認することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0012】図1は、オペレータとパネルレス計装の運
転監視装置の配置を示す図で、第1の運転監視装置1a
及びこの第1の運転監視装置1aに対向配置されたチー
フ席1aの正面に、第2の運転監視装置2a〜第6の運
転監視装置6a及びこの各運転監視装置2a〜6aに対
向配置されたオペレータ席2b〜6bが半円形に配置さ
れている。
【0013】図2は、前記運転監視装置1a〜6aによ
り構成される分散型運転監視装置の要部回路構成を示す
ブロック図で、前記各運転監視装置1a、2a、…は、
それぞれ互いにデータバス7を介して接続されている。
【0014】各運転監視装置1a、2a、…は、それぞ
れ同一構成となっており、第1の運転監視装置1aは、
操作画面を表示する表示手段としての表示器A11と、
n種類の操作画面の表示データが画面1、画面2、…、
画面nとして記憶された画面記憶部8から1つの操作画
面の表示データを選択して読取る画面選択部A12と、
この画面選択部A12により読取られた操作画面の表示
データに基づいて、表示器A11に操作画面を表示し
て、オペレータのタッチ操作等による入力信号を制御す
る画面表示制御部A13と、この画面表示制御部A13
と接続されていると共に前記データバス7に接続され、
各種入出力信号を処理する伝送制御部A14とから構成
されている。
【0015】また、前記第2の運転監視装置2aは、表
示器B21と、画面選択部B22と、画面表示制御部B
23と、伝送制御部B24とから構成されており、第3
の運転監視装置3a〜第6の運転監視装置6aも図示し
ないが同様な構成となっている。
【0016】なお、前記画面記憶部8には、前記各運転
監視装置1a、2a、…に対して共用して使用されるよ
うに、前記画面選択部A14、前記画面選択部B22、
…がそれぞれ接続されている。
【0017】前記データバス7には制御ステーション9
が接続されており、前記データバス7を介して前記各運
転監視装置1a、2a、…においてそれぞれ表示器A1
1、表示器B21、…に表示された操作画面に基づいて
入力された入力信号が、操作フラグとして前記制御ステ
ーション9に入力され、この制御ステーション9はその
入力された操作フラグに基づいてプラント等の各種制御
装置を制御するようになっている。
【0018】前記画面表示制御部A13,前記画面表示
制御部B23,…は、それぞれ図示しないが、それぞれ
制御部本体としてCPU(central processing unit )
及びこのCPUが行う処理のプログラムデータが記憶さ
れたROM(read only mem-ory )及び前記CPUが処
理を行う時に使用する各種メモリのエリアが形成された
RAM(random ac-cess memory )等から構成されてい
る。
【0019】さらに、前記画面制御部A13は、図3に
示すように、親局か子局かを選択すると共にその選択に
基づいて前記表示器A11に表示させる操作画面を制御
する選択手段としての親子選択手段A13aと、この親
子選択手段A13aにより親局が選択されたときにウイ
ンドウ表示する子局(他の運転監視装置)を選択して、
その選択された子局から送信され、前記データバス7及
び前記伝送制御部A14を介して受信した操作画面の表
示データに基づいて、前記表示器A11のウインドウ表
示を制御する子画面選択手段A13bとが設けられてい
る。図示しないが、上述した親子選択手段及び子画面選
択手段は、他の運転監視装置2a〜6aの各画面制御部
に同様に設けられている。
【0020】なお、親子選択手段により子局が選択され
た運転監視装置は、表示器に表示されている現在の操作
画面を示す表示画面フラグをデータバス7を介して、親
子選択手段により親局が選択された運転監視装置へ送信
するようになっている。
【0021】図4に、例えば前記親子選択手段A13a
により親局が選択されたときの前記表示器A11の表示
画面を示す。前記画面選択部A12で選択された操作画
面がメイン画面Mに表示され、前記子画面選択手段A1
3bで選択された子局で現在表示されている操作画面
が、ウインドウW1,W2,W3に表示されるようにな
っている。
【0022】図5に、前記各CPUが行う画面表示制御
処理の流れを示す。なお、ここではチーフが配置された
第1の運転監視装置1aについて説明するが、他の運転
監視装置についても同様に処理される。まず、チーフ
(又はオペレータ)の入力操作により親子選択手段A1
3aで親局又は子局のどちらが選択されたかを判断す
る。
【0023】親子選択手段A13aで子局が選択された
と判断されると、オペレータ又はチーフの入力操作によ
り画面選択部A12で操作画面が選択されるまでの待機
状態となり、画面選択部A12で操作画面が選択される
と、画面記憶部8から選択された操作画面の表示データ
を読取り、この読取った操作画面の表示データに基づい
て、画面表示制御部A13により表示器A11に操作画
面を表示させると共に、親子選択手段により親局が選択
された運転監視装置へ現在表示されている操作画面を示
す表示画面フラグを送信する(操作画面情報送信手
段)。そして、この画面表示制御処理を終了するように
なっている。
【0024】また、親子選択手段A13aで親局が選択
されたと判断されると、表示器A11の画面に子局の操
作画面をウインドウで選択して表示するか、又は全ての
子局の操作画面を表示するか否かを判断する。
【0025】表示器A11の画面に全ての子局の操作画
面を表示すると判断されると、全ての子局からデータバ
ス7を介して送信された表示画面フラグに基づいて、現
在子局に表示されている操作画面を、表示器A11の画
面に同期して表示させる(表示制御手段)。そしてこの
画面表示制御処理を終了するようになっている。
【0026】また、表示器A11の画面に子局の操作画
面をウインドウで選択して表示すると判断されると、ウ
インドウで表示する子局が、子画面選択手段A13bに
より選択されるまでの待機状態となり、ウインドウで表
示する子局が、子画面選択手段A13bにより選択され
ると、選択された子局からのデータバス7を介して送信
された表示画面フラグに基づいて、選択された子局で現
在表示されている操作画面を、表示器A11に形成され
たウインドウでそれぞれ同期して表示させる(表示制御
手段)。そしてこの画面表示制御処理を終了するように
なっている。
【0027】このような構成の本実施例においては、ま
ず、一般的にチーフは、運転監視装置1aにおいて親子
選択手段A13aにより親局を選択し、他の各オペレー
タは、それぞれ配置された各運転装置の親子選択手段に
より子局を選択する。なお、必要に応じて、例えば、他
の運転監視装置に配置されたオペレータが、親子選択手
段により親局を選択しても良いし、またチーフが運転操
作を行うために親子選択手段A13aにより子局を選択
しても良い。
【0028】このとき、各オペレータは、それぞれ分担
した運転操作を行うための操作画面を画面選択部により
選択する。すると画面選択部により画面記憶部8からそ
れぞれ操作画面の表示データが読取られ、この表示デー
タに基づいて、画面表示制御部により表示器に操作画面
が表示される。各オペレータはこの操作画面に基づいて
分担している運転操作を行う。
【0029】一方親局を選択したチーフは、監視する子
局について子画面選択手段13bにより子局を全て表示
するか、子局を選択してウインドウ表示するか選択す
る。ここでウインドウ表示が選択されたとすると、監視
する子局を子画面選択手段13bにより選択する。する
と、その選択した子局からデータバス7を介して送信さ
れた表示画面フラグに基づいて、その選択した各子局で
現在表示されている操作画面が、それぞれ表示器A11
の画面のウインドウで同期して表示される。
【0030】従って、チーフは表示器A13aにウイン
ドウで表示されている子局の操作画面を監視することに
より、子局で現在どんな運転操作が行われているのかを
リアルタイムで把握することができる。
【0031】このように本実施例によれば、画面表示制
御部A13に親子選択手段13a及び子画面選択手段1
3bを設け、親子選択手段13aにより親局が選択され
たときには、他の親子選択手段により子局が選択された
運転監視装置からデータバス7を介して送信された表示
画面フラグに基づいて、子局が選択された全ての運転監
視装置又は子画面選択手段により選択された運転監視装
置の各表示器に表示されている操作画面を、表示器A1
1に同期して表示させ、親子選択手段13aにより子局
が選択されたときには、現在表示器A11に表示されて
いる操作画面の表示内容を示す表示画面フラグを、デー
タバス7を介して他の親子選択手段13aにより親局が
選択された運転監視装置へ送信することにより、親子選
択手段により親局が選択された運転監視装置では、他の
運転監視装置の表示器で表示されている各操作画面を、
この親局が選択された運転監視装置の表示器に表示する
ことができる。従って、チーフが親子選択手段により親
局を選択すれば、各オペレータの運転操作状況を正確に
把握することができ、緊急時に迅速で正確な対処を取る
ことができる。
【0032】さらに本実施例においては、全ての運転監
視装置に親子選択手段及び子画面選択手段が設けられて
いるため、どの運転監視装置でも親局となれるため、各
オペレータは必要に応じて他のオペレータの運転操作状
況を確認でき、オペレータ間のコミュニケーションを緊
密にすることができる。従って、各オペレータが他のオ
ペレータの運転状況をそれぞれ把握することができるの
で、緊急時に、より迅速で、より正確な対処を取ること
ができる。
【0033】図6及び図7に他の実施例を示す。この実
施例においては、オペレータとパネルレス計装の運転監
視装置の配置は前述の実施例と同一であるからここでは
その説明は省略する(図1参照)。
【0034】図6は、運転監視装置1a〜6aにより構
成される分散型運転監視装置の要部回路構成を示すブロ
ック図で、前記各運転監視装置1a、2a、…は、それ
ぞれ互いにデータバス7を介して接続されている。
【0035】各運転監視装置1a、2a、…は、それぞ
れ同一構成となっており、第1の運転監視装置1aは操
作画面を表示する表示手段としての表示器A11と、画
面記憶部8から1つの操作画面の表示データを選択して
読取る画面選択部A12と、この画面選択部A12によ
り読取られた操作画面の表示データに基づいて、表示器
A11に操作画面を表示して、オペレータのタッチ操作
等による入力信号を制御する伝送制御部A14と、この
運転監視装置1aが親局の時にオペレータ(チーフ)の
入力操作に基づいて操作許可フラグを前記画面表示制御
部A13及び前記伝送制御部A14を介して前記データ
バス7に出力する操作信号制御部A15とから構成され
ている。
【0036】また、前記第2の運転監視装置2aは、表
示器B21と、画面選択部B22と、画面表示制御部B
23と、伝送制御部B24と、操作信号制御部B25と
から構成されており、図示しないが、第3の運転監視装
置3a〜第6の運転監視装置6aも図示しないが同様な
構成となっている。
【0037】なお、前記画面記憶部8には、前記各運転
監視装置1a、2a、…に対して共用して使用されるよ
うに、前記画面選択部A14、前記画面選択部B22、
…がそれぞれ接続されている。また画面表示制御部A1
3は、図3に示すように選択手段としての親子選択手段
A13aと、子画面選択手段a13bとが設けられてお
り、他の各運転監視装置の画面表示制御部にも同様に親
子選択手段と子画面選択手段とが設けられている。
【0038】なお、親子選択手段により子局が選択され
た運転監視装置は、表示器に表示されている現在の操作
画面を示す表示画面フラグをデータバス7を介して、親
子選択手段により親局が選択された運転監視装置へ送信
するようになっている。
【0039】前記データバス7には制御ステーション9
が接続されており、前記データバス7を介して前記各運
転監視装置1a、2a、…においてそれぞれ表示器A1
1、表示器B21、…に表示された操作画面に基づいて
入力された入力信号が、操作フラグとして前記制御ステ
ーション9に入力される。
【0040】このとき例えば、前記第1の運転監視装置
1aの親子選択手段A13aにより親局が選択され、前
記第2の運転監視装置2aで親子選択手段により子局が
選択されている場合、図7に示すように、第2の運転監
視装置2aから出力された操作フラグと第1の運転監視
装置1aの操作信号制御部A15から出力された操作許
可フラグとのAND論理がとられる。前記制御ステーシ
ョン9は、そのAND論理の結果に基づいて、プラント
等の各種駆動装置を制御するようになっている。
【0041】また、前記各画面表示制御部に設けられて
いるCPUにより行われる画面表示制御処理は、図5に
示すように処理される。この画面表示制御処理は、前述
の実施例と同様なのでここではその説明を省略する。
【0042】このような構成の本実施例においては、ま
ず、一般的にチーフは、運転監視装置1aにおいて親子
選択手段A13aにより親局を選択し、他の各オペレー
タは、それぞれ配置された各運転監視装置の親子選択手
段により子局を選択する。なお、必要に応じて、例え
ば、他の運転監視装置に配置されたオペレータが、親子
選択手段により親局を選択しても良いし、またチーフが
運転操作を行うために親子選択手段A13aにより子局
を選択しても良い。
【0043】各オペレータは選択した操作画面に基づい
て、それぞれ分担した運転操作を行う。この運転操作に
おいて特に重要な、例えば危険物の流れを制御するバル
ブ等重要な装置の操作に関して、親局としての第1の運
転監視装置1aからの操作許可フラグがデータバス7を
介して制御ステーション9へ送信される。従って、オペ
レータがその重要な装置の操作について、子局のオペレ
ータ運転操作によりデータバス7を介して制御ステーシ
ョン9へ操作フラグを送信すると、第1の運転監視装置
1aからの操作許可フラグと操作フラグとのAND論理
がとられ、そのAND論理の結果が制御ステーション9
への操作フラグとなる。
【0044】従って、第1の運転監視装置1aからの操
作許可フラグが操作許可を与えていない限り操作できな
いようになっており、重要な装置の操作に対してオペレ
ータが単独では操作できないようになっている。このよ
うな構成の本実施例においては、前述の実施例と同様な
効果を得ることができる。
【0045】さらに、親子選択手段により親局が選択さ
れているときに、データバス7を介して操作許可フラグ
を制御ステーション9に出力する操作信号制御部を設
け、親子選択手段により子局が選択されている運転監視
装置から出力された操作フラグと操作許可フラグとのA
ND論理をとった結果を、制御ステーション9への操作
フラグとすることにより、チーフは、各オペレータによ
る重要な装置の操作を管理することができるという効果
が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
チーフが各オペレータの現在の運転操作状況を正確に把
握でき、従って、緊急時に迅速で正確な対処を取ること
ができる分散型運転監視装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の各運転監視装置の配置を
示す図。
【図2】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例の画面表示制御部Aの内部回路構成を
示すブロック図。
【図4】同実施例のウインドウ表示しているときの表示
器Aの画面を示す図。
【図5】同実施例の画面表示制御処理の流れを示す図。
【図6】この発明の他の実施例の要部回路構成を示すブ
ロック図。
【図7】同実施例の子局からの操作フラグ及び親局から
の操作許可フラグと、制御ステーションへの操作フラグ
との関係を示す図。
【符号の説明】
1a〜6a…運転監視装置、7…データバス、8…画面
記憶部、11…表示器A、12…画面選択部A、13…
画面表示制御部A、13a…親子選択手段A、13b…
子画面選択手段A、14…伝送制御部A14。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転操作のための操作画面を表示する表
    示手段を備え、この表示手段に表示された操作画面に基
    づいて運転操作入力された情報を処理する運転監視装置
    を、データバスにより複数台互いに接続して、各運転監
    視装置によりそれぞれ運転処理を行う分散型運転監視装
    置において、前記複数台の運転監視装置のうち少なくと
    も1台は、親局機能か又は子局機能を選択する選択手段
    と、この選択手段により親局機能が選択されたときに
    は、他の各運転監視装置から送信された操作画面の情報
    に基づいて、前記各運転監視装置で現在表示されている
    操作画面を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを
    設け、前記複数台の各運転監視装置は、前記選択手段に
    より親局機能が選択されている運転監視装置に対して現
    在の操作画面の情報を送信する操作画面情報送信手段を
    設けたことを特徴とする分散型運転監視装置。
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