JPH06217168A - 輪郭強調回路 - Google Patents

輪郭強調回路

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Publication number
JPH06217168A
JPH06217168A JP50A JP2480393A JPH06217168A JP H06217168 A JPH06217168 A JP H06217168A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 2480393 A JP2480393 A JP 2480393A JP H06217168 A JPH06217168 A JP H06217168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
contour
code
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP50A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Abe
重人 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
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Publication of JPH06217168A publication Critical patent/JPH06217168A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の明部の輪郭強調を損なうことなく画像
の暗部の不要な輪郭信号を抑えることができ、高画質な
画像を提供する輪郭強調回路の実現を目的としている。 【構成】 映像信号から第1の輪郭信号を抽出する手段
と、上記映像信号の入力レベルに応じた関数値を発生す
る手段と、該関数発生手段の出力レベルに応じて第1の
輪郭信号の絶対値レベルのクリップ量を制御して第2の
輪郭信号を出力する手段と、上記映像信号に該第2の輪
郭信号を加算して輪郭強調信号を得る手段により構成し
たもので、画像の明部の輪郭強調を損なうことなく画像
の暗部の不要な輪郭信号を抑えることができ、高画質な
画像を提供する輪郭強調回路を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号から輪郭信号
を取り出して処理する輪郭強調回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】まず、映像信号を輪郭強調したときの影
響について、簡単に説明する。例えば、映像信号から輪
郭信号を抽出して輪郭強調を行うと、コントラストの低
い部分では強調量が不足し鮮鋭な画像が得られず、ま
た、コントラストの高い部分では強調量が多すぎて不自
然な映像信号になってしまう問題がある。本問題を解決
する事例としては、特開昭63−311875号公報に
記載された技術がある。本方式を用いると、映像信号か
ら抽出した輪郭信号に非線形処理を施して元の映像信号
に加算することにより、コントラストの低い画像やコン
トラストの高い画像に対して自然な輪郭強調を行うこと
ができる。
【0003】しかし、この方式では次のような問題が生
じる。つまり、全ての大振幅輪郭強調信号が過度の輪郭
強調を招くとは限らない。例えば、図5の(a)に示す
ような映像信号を、この従来方式で輪郭強調した場合に
得られる輪郭信号は、図5の(b)に示すような輪郭信
号になるが、この輪郭信号に非線形処理を施し、図5の
(c)に示すような輪郭信号になる。この図において
A,B,C点の輪郭信号は同じ振幅量になり、D点の輪
郭信号が大振幅になるのを抑制する効果を得られる。と
ころが、画像の暗部(A,D点)にある黒側の輪郭信号
だけを抑制して、明部及び中間部(B,C点)にある大
振幅の輪郭信号はそのまま残して、より鮮明な画像を得
たいときがある。これは視覚的に画像の暗部よりも明部
の方が同じレベルの輪郭量のときに輪郭が目立ないため
である。その場合従来方式では、暗部、明部を問わず輪
郭信号に対して非線形処理を施すため、B,C点での輪
郭信号が不十分になる恐れがある。そのため、映像レベ
ルに応じて輪郭信号にクリップ処理を加える必要があ
り、従来技術のように映像信号から抽出した輪郭信号に
非線形処理しただけでは、映像のレベルによっては輪郭
強調したときに画像の明部の輪郭が不足する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
輪郭信号の絶対値に応じて段階的に輪郭信号の入出力利
得を非線形処理により制御する場合、映像信号のレベル
によっては輪郭強調したときに画像の明部の輪郭が不足
する欠点があり、不自然な輪郭強調を招く問題があっ
た。本発明はこれらの欠点を除去し、画像の明部の輪郭
強調を損なうことなく画像の暗部に存在する不要な輪郭
信号を抑制することができ、高画質な映像を得ることが
できる輪郭強調回路の実現を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、映像信号から第1の輪郭信号を抽出する手段
と、上記映像信号の入力レベルに応じた関数値を発生す
る手段と、該関数発生手段の出力レベルに応じて第1の
輪郭信号の絶対値レベルのクリップ量を制御して第2の
輪郭信号を出力する手段と、上記映像信号に第2の輪郭
信号を加算して輪郭強調信号を得る手段により構成した
ものである。
【0006】
【作用】その結果、画像の明部の輪郭強調を損なうこと
なく、画像の暗部に存在する不要な輪郭信号を抑制する
ことができ、高画質な映像を得ることができる輪郭強調
回路を実現することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により、詳細
に説明する。入力映像信号は入力端子1から、輪郭信号
発生回路2と関数発生回路3と映像信号加算回路5に供
給されるようになっている。輪郭信号発生回路2は映像
信号から輪郭信号を抽出し、第1の輪郭信号を得てクリ
ップ回路4に供給されている。関数発生回路3は、映像
信号から図2に示すように映像信号レベルを関数値に変
換した値を出力し、クリップ回路4に供給している。ク
リップ回路4は、図3に示すような入出力特性をもつ回
路で、第1の輪郭信号の振幅を絶対値でクリップする。
このとき、関数発生回路3の出力の関数値でクリップ量
を決めている。
【0008】次に上記クリップ回路4を図6を用いて詳
しく説明する。クリップ回路4には、上記第1の輪郭信
号が入力端子7に、上記関数値(信号b)が入力端子8に
供給されている。上記第1の輪郭信号は、絶対符号化回
路9で絶対値に変換した信号aと符号sとなり、セレク
タ回路10と比較回路11と符号変換回路12にそれぞ
れ供給されている。セレクタ回路10と比較回路11に
は信号aと信号bが供給され、比較回路11で、a≧b
のとき信号a,a<bのとき信号bを選ぶようにセレク
タ回路10を制御する。符号変換回路12には、セレク
タ回路10の出力信号cと符号sが供給されており、絶
対値化されている信号cを符号sで元の符号付き信号に
戻して出力端子13に出力することにより、クリップ回
路4を実現することができる。以上の動作により、本発
明では図4の(c)に示すように、暗部(A,D)点の
輪郭信号を抑えて、明部(B,C)点の輪郭信号を十分
残すことができ、従来技術で問題だった画像の明部の輪
郭強調の不足を解消することができる。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明を用いると、画像の
明部の輪郭強調を損なうことなく画像の暗部に存在する
不要な輪郭信号を抑制することができ、高画質な映像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】関数発生回路の入出力特性を示す図。
【図3】本発明の輪郭信号のゲイン特性示す図。
【図4】本発明の波形特性を示す図。
【図5】従来技術の波形特性を示す図。
【図6】本発明のクリップ回路の具体例を示す図。
【符号の説明】
1,7,8:入力端子、2:輪郭信号発生回路、3:関
数発生回路、4:クリップ回路、5:加算回路、6,1
3:出力端子、9:絶対符号化回路、10:セレクタ回
路、11:比較回路、12:符号変換回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号から第1の輪郭信号を抽出する
    手段と、上記映像信号の入力レベルに応じた関数値を発
    生する手段と、該関数発生手段の出力レベルに応じて第
    1の輪郭信号の絶対値レベルのクリップ量を制御して第
    2の輪郭信号を出力する手段と、上記映像信号に該第2
    の輪郭信号を加算して輪郭強調信号を得る手段により構
    成したことを特徴とする輪郭強調回路。
JP50A 1993-01-20 1993-01-20 輪郭強調回路 Pending JPH06217168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06217168A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 輪郭強調回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06217168A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 輪郭強調回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06217168A true JPH06217168A (ja) 1994-08-05

Family

ID=12148357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50A Pending JPH06217168A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 輪郭強調回路

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