JPH0851559A - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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Publication number
JPH0851559A
JPH0851559A JP6183557A JP18355794A JPH0851559A JP H0851559 A JPH0851559 A JP H0851559A JP 6183557 A JP6183557 A JP 6183557A JP 18355794 A JP18355794 A JP 18355794A JP H0851559 A JPH0851559 A JP H0851559A
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JP
Japan
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video signal
signal
circuit
negative
high frequency
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Pending
Application number
JP6183557A
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English (en)
Inventor
Yoshito Ota
義人 太田
Toru Asahara
透 浅原
Masaaki Nakayama
正明 中山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号低レベル部の輪郭補正によるS/N
の劣化を抑止し、また適度な輪郭補正が実現できる映像
信号処理回路を提供する。 【構成】 高周波成分抽出回路1により、被補正映像信
号の高周波成分を抽出し、抽出された高周波映像信号の
負側の基準レベル以上の信号を負信号高レベル部抑圧回
路3により抑圧して得られた高周波映像信号と、前記被
補正映像信号をタイミングを合わせて加算回路5により
加算し、この加算された信号に対してガンマ補正回路6
によりガンマ補正処理を行うことにより、輪郭補正によ
るS/Nの劣化のない適度な輪郭補正が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号処理回路に関
するもので、映像信号における輪郭補正、特に輝度信号
の鮮鋭度向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラやテレビジョン受像
機等の映像機器において、輪郭補正の操作により、出力
画像の鮮鋭度の向上が図られている。
【0003】以下、このように出力画像の鮮鋭度の向上
を図った従来の映像信号処理回路の一例について、図面
を参照しながら説明する。図11は従来の映像信号処理回
路のブロック構成図を示すものである。図11において、
1は映像入力端子、2は高周波成分抽出回路、4は遅延
回路、5は加算回路、6はガンマ補正回路である。
【0004】次にその動作について説明する。映像入力
端子1に図13(a)に示されるような被補正映像信号が入
力されたとき、高周波成分抽出回路2で、図13(b)に示
されるような高周波映像信号が抽出される。この高周波
映像信号と、遅延回路4により遅延されて時間差の一致
した前記被補正映像信号とが加算回路5で加え合わさ
れ、図13(c)に示すような輪郭部が強調された映像信号
が得られる。この信号が図12に示す入出力特性を持つガ
ンマ補正回路6に導かれ、このガンマ補正回路の出力と
して図13(d)に示す映像信号が生成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、図13(d)に示した出力波形において、
(イ)の符号で示す映像信号の低レベル部の輪郭補正部で
は、ガンマ補正回路6の図12に示す特性により負側の補
正信号が大きくゲインアップされ、(ロ),(ハ)の符号で
示す輪郭補正部と比較してS/Nが悪く、また黒い輪郭
が過度に強調された不自然な画像が生成されるという問
題点を有していた。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するもので、
映像信号低レベル部の輪郭補正によるS/Nの劣化を抑
止し、また適度な輪郭補正が実現できる映像信号処理回
路を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の映像信号処理回路は、被補正映像信号の高
周波成分を抽出する高周波成分抽出手段と、この高周波
成分抽出手段により抽出される高周波映像信号の負側の
基準レベル以上の信号に対して抑圧特性を有する負信号
高レベル部抑圧手段と、この負信号高レベル部抑圧手段
の出力を前記被補正映像信号に加算する加算手段と、前
記加算手段の出力信号に対しガンマ補正処理を行うガン
マ補正手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記した構成により、映像信号低レ
ベル部の負側の輪郭補正信号が大きくゲインアップされ
ることによるS/Nの劣化が抑止され、適度な輪郭補正
が行われた自然な画像が生成できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明映像信号処理回路の各実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、前記図11
で示した従来のものと同一部分については同一符号を付
すものとする。
【0010】図1は本発明の第1実施例を示すブロック
図である。図1において、1は映像信号入力端子、2は
高周波成分抽出回路、3は負信号高レベル部抑圧回路、
4は遅延回路、5は加算回路、6はガンマ補正回路であ
る。
【0011】次に、その動作について説明する。映像信
号入力端子1に図5(a)に示す被補正映像信号が入力さ
れたとき、高周波成分抽出回路2で、図5(b)に示す高
周波映像信号が抽出され、負信号高レベル部抑圧回路3
に導かれる。この負信号高レベル部抑圧回路3の具体回
路構成は図3に示すように、基準レベル加算回路11,負
信号抑圧回路12,基準レベル減算回路13よりなってお
り、この負信号抑圧回路12の入出力特性は、図4に示す
ように負側の信号レベルを抑圧した特性になっている。
負信号高レベル部抑圧回路3の全体としての入出力特性
は、図2に示すように入力信号レベルの負側の基準レベ
ルE1以上を抑圧する特性になっている。したがって、
図5(b)に示した高周波映像信号から負信号高レベル部
抑圧回路3によって、図5(c)に示すような高周波映像
信号の負側高レベル部が抑圧された信号が生成される。
この高周波映像信号と、遅延回路4により遅延されて時
間差の一致した前記被補正映像信号とが加算回路5で加
え合わされ、図5(d)に示すような輪郭部が強調された
映像信号が得られる。この映像信号は、前記図12に示す
入出力特性を持つガンマ補正回路6に導かれ、ガンマ補
正処理(γ<1)が行われて図5(e)に示す映像信号が生
成される。
【0012】このようにして得られた映像信号(図5
(e))を従来例の映像信号処理回路で得られる映像信号
(図13(d))と比較すると、本実施例では、(イ)の符号で
示す映像信号低レベル部の輪郭補正部で、ガンマ補正回
路6の図12に示す入出力特性により伸張された後の負側
の補正信号は正側と同程度の大きさに抑えられており、
従来回路の欠点であった映像信号低レベル部の負側の輪
郭補正信号が大きくゲインアップされることによるS/
Nの低下、および過補正により不自然な画像が生成され
る点が大きく改善されている。
【0013】次に本発明の第2実施例について図面を参
照しながら説明する。図6は本発明の第2実施例を示す
ブロック図であり、被補正映像信号のレベルに対応して
負信号高レベル部抑圧回路を動作させ、映像信号低レベ
ル部以外の部分での輪郭補正信号の過度の抑圧をなくす
ようにしたものである。
【0014】図6において、図8(a)で示す被補正映像
信号が映像信号入力端子1に入力されたとき、高周波成
分抽出回路2で図8(b)に示す高周波映像信号が抽出さ
れ、負信号高レベル部抑圧回路3に導かれる。前記被補
正映像信号は図7に示す入出力特性を持つ低レベル抑圧
信号生成回路7にも導かれ、この低レベル抑圧信号生成
回路7の出力を負信号高レベル部抑圧回路3に導き、そ
の抑圧特性を制御するように構成してある。この低レベ
ル抑圧信号生成回路7による制御は、被補正映像信号の
レベルが基準レベルE2以下のときはレベル抑圧度を小
とし、基準レベルE2以上のときは抑圧度を大とするよ
うに働き、結果的に前記のような抑圧度で負側が抑圧さ
れた図8(c)で示す高周波映像信号が生成される。この
高周波映像信号と、遅延回路4により遅延されて時間差
の一致した前記被補正映像信号とが加算回路5で加え合
わされ、図8(d)に示すような輪郭部が強調された映像
信号が得られる。この映像信号が図12に示す入出力特性
を持つガンマ補正回路6に導かれ、その結果、ガンマ補
正回路の出力として図8(e)に示す映像信号が生成され
る。
【0015】このようにして得られた映像信号(図8
(e))において、(イ)で示す映像信号低レベル部の輪郭補
正信号の負側のみを大きく抑圧し、他の部分の補正信号
の過度の抑圧をなくすことにより、S/Nの劣化を抑止
すると同時に、映像信号の高レベルにも十分な輪郭補正
がなされた全体としてメリハリの利いた画像が生成され
る。
【0016】図9は本発明の第3実施例を示すブロック
図であり、図中、1は映像信号入力端子、2は高周波成
分抽出回路、4は遅延回路、5は第1の加算回路、10は
第2の加算回路、6はガンマ補正回路、8は正クリップ
回路、9は負クリップ回路である。
【0017】次にその動作について図面を参照しながら
説明する。映像信号入力端子1に図10(a)に示す被補正
映像信号が入力されたとき、高周波成分抽出回路2で、
図10(b)に示す高周波映像信号が抽出される。この高周
波映像信号は負クリップ回路9で図10(c)に示すその負
の成分がクリップされた信号に変換され、この信号と、
遅延回路4により遅延されて時間差の一致した前記被補
正映像信号とが加算回路5で加え合わされ、図10(d)に
示すような輪郭部が正側にのみ強調された映像信号が得
られる。この映像信号が図12に示す入出力特性を持つガ
ンマ補正回路6に導かれ、その結果、ガンマ補正回路の
出力として図10(e)に示す映像信号が生成される。この
映像信号と、正クリップ回路8により前記高周波映像信
号の正の成分がクリップされた図10(f)に示す信号が加
算回路10で加え合わされ、図10(g)に示す輪郭部が補正
された映像信号が生成される。このようにして得られた
映像信号(図10(g))を従来例の映像信号処理回路で得ら
れる映像信号(図13(d))と比較すると、本実施例では、
(イ),(ロ),(ハ)で示す輪郭補正信号の負側の信号レベ
ルは被補正映像信号のレベルに依存することなく常に一
定で、映像信号低レベル部の輪郭補正によるS/Nの低
下を抑止すると同時に、全体が適度に輪郭補正された画
像が生成される。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、映像信号
低レベル部の負側輪郭補正信号のゲインアップよるS/
Nの劣化が抑止され、適度な補正が行われた自然な画像
を生成することができ、その実用的効果は非常に大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号処理装置の第1実施例を示す
ブロック図である。
【図2】第1実施例における負信号高レベル部抑圧回路
の入出力特性を示す図である。
【図3】第1実施例における負信号高レベル部抑圧回路
の内部構成を示すブロック図である。
【図4】第1実施例における負信号高レベル部抑圧回路
内に設けられた負信号抑圧回路の入出力特性を示す図で
ある。
【図5】第1実施例における要部の信号波形図である。
【図6】本発明の映像信号処理装置の第2実施例を示す
ブロック図である。
【図7】第2実施例における低レベル抑圧信号生成回路
の入出力特性を示す図である。
【図8】第2実施例における要部の信号波形図である。
【図9】本発明の映像信号処理装置の第3実施例を示す
ブロック図である。
【図10】第3実施例における要部の信号波形図であ
る。
【図11】従来の映像信号処理装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【図12】従来の映像信号処理装置及び本発明の各実施
例において用いられるたガンマ補正回路の入出力特性を
示す図である。
【図13】従来の映像信号処理装置の要部の信号波形図
である。
【符号の説明】
1…映像信号入力端子、 2…高周波成分抽出回路、
3…負信号高レベル部抑圧回路、 4…遅延回路、
5,10…加算回路、 6…ガンマ補正回路、 7…低レ
ベル抑圧信号生成回路、 8…正クリップ回路、 9…
負クリップ回路、11…基準レベル加算回路、 12…負信
号抑圧回路、 13…基準レベル減算回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被補正映像信号の高周波成分を抽出する
    高周波成分抽出手段と、この高周波成分抽出手段により
    抽出される高周波映像信号の負側の基準レベル以上の信
    号に対して抑圧特性を有する負信号高レベル部抑圧手段
    と、この負信号高レベル部抑圧手段の出力を前記被補正
    映像信号にタイミングを合わせて加算する加算手段と、
    前記加算手段の出力信号に対しガンマ補正処理(γ<1)
    を行うガンマ補正手段とを備えたことを特徴とする映像
    信号処理回路。
  2. 【請求項2】 負信号高レベル部抑圧手段の基準レベル
    を制御するレベル制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の映像信号処理回路。
  3. 【請求項3】 被補正映像信号の高周波成分を抽出する
    高周波成分抽出手段と、この高周波成分抽出手段により
    抽出される高周波映像信号の正側の信号をクリップする
    正クリップ手段と、前記高周波映像信号の負側の信号を
    クリップする負クリップ手段と、この負クリップ手段の
    出力信号を前記被補正映像信号にタイミングを合わせて
    加算する第1の加算手段と、この第1の加算手段の出力
    信号に対しガンマ補正処理を行うガンマ補正手段と、こ
    のガンマ補正手段の出力信号と前記正クリップ手段の出
    力信号をタイミングを合わせて加算する第2の加算手段
    とを備えたことを特徴とする映像信号処理回路。
JP6183557A 1994-08-04 1994-08-04 映像信号処理回路 Pending JPH0851559A (ja)

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JP6183557A JPH0851559A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 映像信号処理回路

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ID=16137893

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JP6183557A Pending JPH0851559A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 映像信号処理回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11284880A (ja) * 1998-03-31 1999-10-15 Canon Inc 撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11284880A (ja) * 1998-03-31 1999-10-15 Canon Inc 撮像装置

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