JPH06217129A - 画像処理装置及びパターン形成方法 - Google Patents

画像処理装置及びパターン形成方法

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JPH06217129A
JPH06217129A JP5006978A JP697893A JPH06217129A JP H06217129 A JPH06217129 A JP H06217129A JP 5006978 A JP5006978 A JP 5006978A JP 697893 A JP697893 A JP 697893A JP H06217129 A JPH06217129 A JP H06217129A
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Yuki Uchida
由紀 内田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度良く特定原稿を識別する。 【構成】 可視以外の画像情報を入力する入力手段(2
101)と、前記可視以外の画像情報に基づき周期的パ
ターンを検出する検出手段(3)とを有することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可視以外の光情報を処
理する画像処理装置及び特定原稿の認識に用いられるパ
ターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の高画質化、カラー化に伴
い、特に紙幣や印紙や有価証券の偽造の危惧が生じてい
る。一方、紙幣等の認識については、例えば紙幣の印鑑
のパターンを検出するなど様々な方式が考案されてい
る。
【0003】さらには、原稿の絵柄が特定の色味で形成
されていることを利用して、その原稿の色味から紙幣等
を認識する方式も本出願人により提案されている。
【0004】また、紙幣そのものにも紫外線を照射する
ことにより可視光を反射する蛍光インクで特定のマーク
を印刷して、本物と偽造紙幣の識別を可能にしている物
もある。
【0005】また、特定のマークの形成方法として、赤
外線を吸収する特性を有するインクを用いることも本出
願人により提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、あらかじめ判定対象となる特定原稿の特徴を
原稿毎に記憶する必要があったり、予め定めた複雑なパ
ターン形状を認識する必要があるなど、入力データに対
して複雑な画像処理が必要であった。
【0007】そこで本発明は、簡単な構成でしかも精度
良く、特定原稿を識別できる画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】また、特定原稿の識別に適したパターン形
成方法を提供することを別の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本発明の画像処理装置は、可視以外の画像情
報を入力する入力手段と、前記可視以外の画像情報に基
づき周期的パターンを検出する検出手段とを有すること
を特徴とする。
【0010】また、本発明のパターン形成方法は、可視
以外の画像情報を発生する記録剤を用いて、記録媒体上
に同心円状の周期的パターンを形成することにより、該
記録媒体を特定可能としたことを特徴とする。
【0011】
【実施例】〈第1の実施例〉以下、好ましい実施例に基
づき、本発明を説明する。
【0012】以下の実施例では本発明の適用例として複
写装置が示されるが、これに限る物ではなく例えば、イ
メージスキャナなど他の種々の装置に適用出来ることは
勿論である。
【0013】図2に本発明の第1の実施例の装置の外観
図を示す。
【0014】図2において201はイメージスキャナ部
であり、原稿を読み取り、デジタル信号処理を行う部分
である。また、200はプリンタ部であり、イメージス
キャナ201に読み取られた原稿画像に対応した画像を
用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
【0015】イメージスキャナ部201において、20
2は原稿厚板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204を固定するために用いられる。原稿
204は、ハロゲンランプ205の光で照射される。原
稿204からの反射光はミラー206、207に導か
れ、レンズ208により4本のCCDラインセンサで構
成される4ラインセンサ(以下CCDという)210上
に像を結ぶ。CCD210は原稿からの光情報を色分解
して、フルカラー情報のうちのレッド(R),グリーン
(G),ブルー(B)成分と、赤外情報(IR)成分と
して信号処理部209に送られる。なお、205、20
6は速度vで、207は1/2vでラインセンサの電気
的走査方向(以下、主走査方向)に対して垂直方向(以
下、副走査方向)に機械的に動くことにより、原稿全面
を走査する。
【0016】211は標準白色板であり、シェーディン
グ補正時に、センサ210−1〜210−4夫々IR,
R,G,Bの成分のラインセンサに対応する読み取りデ
ータの補正のためのデータを発生するために用いられ
る。
【0017】この標準白色板は図9に示すように可視光
から赤外光に対してはほぼ均一の反射特性を示し、可視
では白色の色を有している。
【0018】この標準白色板を用いてIRセンサ210
−1の赤外光に対する出力データの補正とR,G,Bの
可視センサ210−2〜210−4の出力データの補正
に用いる。
【0019】信号処理部209では読み取られた信号を
電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン(C),イエ
ロー(Y),ブラック(BK)の各成分に分解し、プリ
ンタ部200に送る。また、イメージスキャナ部201
における一回の原稿走査(スキャン)につき、M,C,
Y,BKの内、一つの成分が面順次にプリンタ200に
送られ、計4回の原稿走査により一回のカラー画像形成
が完成する。
【0020】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y,BKの画像信号は、レーザドライバ21
2に送られる。レーザドライバ212は画像信号に応
じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光はポ
リゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー21
6を介し、感光ドラム217上を走査する。
【0021】219〜222は現像器であり、マゼンタ
現像器219、シアン現像器220、イエロー現像器2
21、ブラック現像器222より構成され、4つの現像
器が交互に感光ドラムに接し、感光ドラム217上に形
成されたM,C,Y,BKの静電潜像を対応するトナー
で現像する。
【0022】223は転写ドラムで、用紙カセット22
4または225より給紙された用紙をこの転写ドラム2
23に巻き付け、感光ドラム217上に現像されたトナ
ー像を用紙に転写する。
【0023】このようにしてM,C,Y,BKの4色が
順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過
して排紙される。
【0024】ハロゲンランプ205は可視情報読み取り
と、赤外光情報読み取りのために共通に用いられ、上記
2種類の情報読み取りに必要な照明波長成分をともに有
する。このように照明系を共通にすることで、可視、赤
外の情報読み取りのための異なる波長成分の照明光を共
に原稿に対して有効に照射する。
【0025】図1に本実施例で用いたセンサの横断面図
を示す。
【0026】各ラインセンサ210−1〜210−4は
共通のシリコンチップ210−14上にモノリシックに
構成され、各ラインセンサの表面にはIR,R,G,B
の所定の分光特性を得るための光学的なフィルタ210
−6〜210−10が付けられている。210−8,2
10−9,210−10は各々R,G,Bの波長成分を
透過させる顔料フィルタであり、これによりセンサ21
0−2,210−3,210−4からは各々R,G,B
の読み取り信号が得られる。IRセンサ210−1には
210−8と同じ光学特性のRフィルタ210−6と2
10−10と同じ光学特性のBフィルタ210−7を重
ねて取り付けており、後述するR,Bの各フィルタ特性
の組み合わせにより750nm以上の波長のIR光のみ
を読み取る。
【0027】図11を用いて、CCD210のIR,
R,G,Bのラインセンサのフィルタの分光特性を説明
する。
【0028】Rで示す特性はフィルタ210−8とフィ
ルタ210−6によるセンサの出力特性であり、赤の波
長域と赤外の波長域の光に対して感度を有する。Gで示
す特性はフィルタ210−9によるセンサの出力特性で
あり、緑の波長域と赤外の波長域の光に対して感度を有
する。Bで示す特性フィルタ210−10とフィルタ2
10−7によるセンサの出力特性であり、青の波長域と
赤外の波長域の光に対して感度を有する。
【0029】IRセンサ210−1にはフィルタ210
−6と210−7が重ねて取付られているため、図11
の斜線部で示す赤外領域の光にのみ感度を有する。
【0030】この図からもわかるように、R,G,Bの
フィルタ210−8〜210−10は700nm以上の
赤外光に対して感度を有している。そのため赤外カット
フィルタ210−11は図12の特性を有する。
【0031】図10に本実施例で特定原稿の検出マーク
に用いた、三井東圧化学製の赤外吸収材SIR−159
の分光吸収率を示す。本実施例ではこの赤外吸収材の有
無をIRセンサで読み取るためにIRセンサでは750
nm〜850nmの赤外光のみを検出する。
【0032】そのためにレンズ209に図13に示すダ
イクロイックミラーによる遠赤外カットフィルタを設け
る。このフィルタはIRセンサ210−1だけでなく
R,G,Bセンサ210−2〜210−4に対して設け
てもなんら実害がないため、可視と赤外で共通のレンズ
部に設ける。これによりレンズ209に取り付けるフィ
ルタは遠赤外カット特性のみを考慮したフィルタ設計が
可能になり良好な遠赤外カット特性が簡単な干渉膜構成
で実現可能となる。
【0033】図14は、イメージスキャナ部201での
画像信号の流れを示すブロック図である。CCD210
より出力される画像信号は、アナログ信号処理部300
1に入力されゲイン調整、オフセット調整をされた後、
A/Dコンバータ3002〜3005で各色信号毎に8
bitのデジタル画像信号に変換される。その後にシェ
ーディング補正部3006〜3009に入力され、色毎
に標準白色板211の読み取り信号を用いた公知のシェ
ーディング補正を施される。
【0034】3019はクロック発生部であり1画素単
位のクロックを発生する。3020はラインカウンタで
ありクロックを計数し、1ラインの画素アドレス出力を
生成する。3021はデコーダであり、主走査アドレス
カウンタ3020からの主走査アドレスをデコードし
て、シフトパルスやリセットパルス等のライン単位のC
CD駆動信号や、CCDからの1ライン読み取り信号中
の有効領域を表すVE信号や、ライン同期信号HSYN
Cを生成する。カウンタ3020はHSYNC信号でク
リアされ、次のラインの主走査アドレスの計数を開始す
る。
【0035】図1に示すように、CCD210の受光部
210−1,210−2,210−3,210−4は所
定の距離を隔てて配置されているため、ラインディレイ
素子3010、3011、3012において、副走査方
向の空間的ずれを補正する。具体的にはB信号に対して
副走査方向で先の原稿情報を読むIR,R,Gの各信号
を副走査方向にライン遅延させB信号に合わせる。
【0036】3013,3014,3015は光量/濃
度変換部で、ルックアップテーブルROMにより構成さ
れ、R,G,Bの輝度信号がC,M,Yの濃度信号に変
換される。3016は公知のマスキング及びUCR回路
であり、詳しい説明は省略するが、入力されたY,M,
C3原色信号により、出力のためのY,M,C,Bkの
信号が各読み取り動作のたびに順次所定のビット長例え
ば8bitで出力される。
【0037】3は識別部であり、本発明の特徴とする原
稿中の特定パターンの検出を行う。
【0038】3018はCPU部であり、原稿読み取り
光学系の制御や原稿照明ランプ205のON−OFF制
御等のシーケンス制御や、副走査方向の画素区間信号V
SYNCを発生させる。また、認識部3からの判定結果
によりセレクタ3017を制御し読み取り信号の代わり
にポート出力をプリンタに出力し、特定原稿のコピー動
作を阻止する。
【0039】図15に各制御信号のタイミングを示す。
【0040】VSYNC信号は、副走査方向の画像有効
区間信号であり、“1”の区間において、画像読み取り
(スキャン)を行う順次(M),(C),(Y),(B
k)の出力信号を形成する。VEは主走査方向の画像有
効区間信号であり、“1”の区間において主走査開始位
置のタイミングをとる。CLOCK信号は画素同期信号
であり、0→1の立ち上がりタイミングで画像データを
転送する。
【0041】次に本発明で検出しようとする画像パター
ン(認識マーク)に付いて図3を用いて概説する。
【0042】図3は図10の特性の透明赤外吸収色素で
構成される透明インクを用いて作られたパターン例であ
る。
【0043】パターンbは図10に示すように可視域で
はほとんど下地部aの色と同色であるためにパターンb
は人の目では識別不能であるが、赤外域において検出が
可能となる。このパターンは、同じ線幅をもつ複数の同
心円からなる形状である。この形状、回転に対して対称
形であるために、あらゆる方向からのパターン識別が可
能である。即ち、例えば複写機において、原稿が原稿台
上でいかなる向きで載置されていても識別が可能とな
る。本実施例では、このパターンの中心付近を通過する
数ライン分のデータを用いて判定を行う。尚、以後の説
明のために一例として線幅約150μmのパターンを図
示したが、400dpi(dot perinch)で
このパターンbの領域を読めば約4画素の大きさとな
る。尚、該パターンの形成法はこの例に限定されるもの
ではない。
【0044】次に図14の識別部3の詳細に付いて説明
する。図4において、IR、R、G、Bは、識別部3に
入力される夫々8ビットの読取信号である。この中で
R、G、Bは、演算回路401に入力され、これらの平
均値 S=(R+G+B)/3 が計算される。
【0045】次に判定回路402では、401の計算結
果Aと、IR、定数K、Lを用いて、IR/S > L
かつ IR > K の時、出力ラインBIN_IR405にHIGHがそれ
以外の場合にはLOWが出力される。これにより、入力
データの2値化が行われ、上述の透明インクで形成され
たパターンbの存在を検出する。 ここで、IR信号に
基づく赤外領域の判定において値だけでなく比率も見て
いるのは原稿の汚れによる赤外信号のレベルの低下を考
慮したものである。本実施例では汚れの影響により、赤
外読み取り信号が全体的に減衰するものとして、比率を
検出することで汚れの影響を排除している。2値化され
たデータは、次に図5に示す処理ブロックに入力され
る。501〜503はFIFOで構成される画像データ
ライン遅延部であり、図示しないライン同期信号HSY
NCでアドレスポインタの初期化が行われ、CLOCK
信号で画素単位のデータ書き込み,データ読み出しを行
う。それぞれは1ビットの2値化データBIN_IRを
1ライン分ずつ遅延させる。
【0046】まずBIN_IRをフリップフロップ50
4、505、506で3画素分遅延保持して、A、B、
C、Dのデータを生成する。さらに、ラインメモリ50
1で1ライン分遅延し、フリップフロップ507、50
8、509で3画素分遅延保持して、E、F、G、Hの
データを生成する。同様にして、I、J、K、L、M、
N、O、Pのデータを生成する。
【0047】ここでA〜Pの16画素の位置関係は、図
6のようになる。そして、これらのデータのAND演算
を行い、A〜Pのデータが全て1の時、出力データ51
7がHIGHにする。すなわち、4画素×4画素の領域
全ての画素に赤外線吸収インクが存在する事を検出する
ことにより、パターンの線幅の検出を可能にしている。
パターンの中心部分を読み込んだ場合の出力データ51
7のモデルを図7に示す。この出力データ517は、次
にパターン判定部518に入力される。
【0048】図8にパターン判定部518の構成を示
す。パターン判定部518は4つのカウンタ801、8
02、804、805から構成される。801にはAN
D演算回路からのデータ517が入力される。このカウ
ンタでは、パターンを読み込んだときに出力される2値
化データ517の立上り(0から1への変化点)を数え
る。そして、パターンの中心部分を通るラインを読み込
んだ時に生じるデータの立上りの個数(図7では4)数
えると出力信号803が出力される。カウンタ802で
はCLOCKをカウントし、適当な個数になったときに
リセット信号を出力する。この信号がカウンタ801の
クリアに入力されることにより、カウンタ801におい
て、主走査方向に適当な大きさのブロック毎のカウント
が実施される。ブロックの大きさは、同心円パターンの
サイズの数倍から数十倍とする。また、このブロック内
には2つ以上の同心円パターンが含まれないように同心
円パターンを形成しておく。この構成により、パターン
が存在する領域のデータをすべて同時に処理する必要が
なくなり、回路の小規模化が計れる。カウンタ804で
は、カウンタ801からの出力信号803の個数を数え
る。そして、同心円パターンの中心を含む数ラインを読
み取りパターンが存在することが判定できる適当な個数
分の出力がカウントされると識別部3の識別信号806
が出力される。カウンタ805では、HSYNCをカウ
ントし、所定ライン数分カウントするとリセット信号を
出力する。この信号がカウンタ804のクリアに入力さ
れることにより、カウンタ804において、副走査方向
の所定のブロック毎のカウントが行われる。
【0049】その識別結果は図14のラッチ3022に
入力される。ラッチ3022の出力はCPU3018の
入力ポートP10に入力され、CPU3018は特定マ
ークが検出されたことを認識する。CPU3018はコ
ピーシーケンスの開始に先立ち、出力ポートP9信号に
よってラッチ3022はクリアし、次のパターン検出の
準備をする。
【0050】以下に通常コピー動作とそれに付随する認
識マーク判定動作のCPU3018の制御動作を図16
により説明する。
【0051】オペレータがプラテン203に原稿204
を設置し、図示しない操作部よりコピー動作をスタート
させると、CPU3018は図示しないモータを制御
し、反射ミラー206を標準白色板211の下に移動さ
せる。
【0052】次に、ハロゲンランプ205を点灯し、標
準白色板211を照射し、シェーディング補正部300
6〜3009において、IR,R,G,B信号用のシェ
ーディングデータのサンプリングを行う(ステップ
1)。
【0053】次にポート出力P9を0にしてラッチ30
22の出力を0にクリアし、P8出力を0にし、セレク
タ3017のA入力力を選択しマスキング,UCRされ
た画像信号がプリンタに供給されるようにする。その後
P9出力を1にし、ラッチ3022のクリア動作を終了
させる(ステップ2)。
【0054】次に、プリンタ部でのM,C,Y,BKの
4色の画像記録動作に合わせて原稿の読み取り動作4回
を行い画像記録を行うとともに、認識マークの検知を行
いその検知結果に応じて記録動作の制御を行う。
【0055】まずマゼンタ記録用にCPUはマスキン
グ,UCR処理部にマゼンタ用の処理条件の設定をし光
学系を走査させプリンタにマゼンタの信号を与える、走
査終了後光学系を走査開始位置に戻す(ステップ3)。
原稿読み取り中にCPUは周期的にポート10を読み、
その入力が1か判定する。ここでP10が1であった場
合には、特定原稿がコピーされつつあると判断してステ
ップ7にてP0〜P7の出力をFFHにし、P8出力を
1にしてプリンタにFFHのベタ信号を出力し、これ以
降の正常なコピー動作を阻止する。
【0056】同様にステップ4〜ステップ6でシアン,
イエロー,ブラックの記録制御が行われ、その間CPU
は定期的にP10の状態を調べ、1であった場合にはス
テップ7でベタのFFHデータをプリンタに出力する。
もしシアン記録中にP10=1を検出した場合には、マ
ゼンタは通常のコピー動作が行われるが、シアン,イエ
ロー,ブラックの各記録は全てFFHのベタで記録され
る。
【0057】〈第2の実施例〉図17に本発明を用いた
パターン識別部3の第2の構成例を示す。図4のブロッ
クで2値化されたデータ405は、ラインメモリ330
1〜3304、フリップフロップ3305〜3324を
用いて遅延される。そして、図18に示す位置関係のデ
ータA〜Yが生成される。これが、パターン判定部33
25に入力される。図19〜図22にパターン判定部3
321を示す。図19において、まず3501にて4×
4画素のAND演算を行い、3501と3502を用い
て5×5画素のAND演算が行われる。そして、それぞ
れの出力3503と3504は、図20と図21に示す
遅延回路を用いて遅延され、それぞれ4×4画素と5×
5画素のOR演算が行われる。これらの出力3616、
3726は、図22に示すカウンタ部に入力され、パタ
ーンの判定が行われる。カウンタ3802は、HIGH
が4クロック連続するときに出力されるカウンタであ
る。このカウンタ3802で、信号3601がHIG
H、かつ3602がLOWの時の信号をカウントするこ
とで、4画素以上5画素以内の線幅のパターンの繰返し
を検出することができる。さらにカウンタ3803〜3
805を用いることによって、主走査方向、副走査方向
に対してブロック毎にパターンの判定が行われる。図2
3に特定パターン検出のモデルを示す。Aにおいて、パ
ターンは線幅が4画素相当であるので、信号3616_
Aは、パターンに相当する部分がHIGHになる。一
方、信号3726_AはLOWのままであるために、信
号3801_Aは、信号3616と同様になる。一方、
Bでは、パターンの線幅が各々異なるために、信号38
01_Bには4画素連続した信号が周期的には出力され
ない。すなわち、この処理により、線幅が4画素である
周期的なパターンのみを検出することが可能になる。本
実施例では4画素以上5画素以内の線幅を持つパターン
の検出を行ったが、パターンの線幅に応じて判定に用い
る領域を設定すれば、任意の線幅のパターンの検出が可
能になる。
【0058】上記従来例では、あらかじめ判定対象とな
る特定原稿データや特定パターン形状を記憶手段に登録
し、入力データに対して複雑な画像処理を施すことによ
り特定画像を判定する必要があった。
【0059】これに対して本発明の実施例によれば、所
定線幅のパターンを検出するパターン識別部は、画像入
力データの2値化手段、データ遅延手段、および論理演
算手段という比較的簡単な構成が可能となる。
【0060】また、特定パターン形状をあらかじめ登録
する必要がなく、更に、パターンの寸法より小さい領域
のデータを処理することで、回路の小規模化が実現可能
になる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば比較的簡
単に精度良く特定原稿を識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたCCDの構成図
【図2】本発明を用いた、カラー複写装置の構成図
【図3】本発明を用いた特定原稿識別パターンの構成図
【図4】本実施例における特定パターン識別部の構成図
【図5】第1の実施例における特定パターン識別部の構
成図
【図6】第1の実施例における特定パターン検出参照画
【図7】第1の実施例における特定パターン判定出力デ
ータのモデル図
【図8】第1の実施例における特定パターン判定部の構
成図
【図9】標準白色板の分光反射率
【図10】特定パターンの分光透過率
【図11】本実施例における可視ラインセンサの分光感
度特性および赤外読み取りセンサ用のフィルタ特性図
【図12】赤外カットのダイクロイックフィルタの特性
【図13】遠赤外カットフィルタの特性図
【図14】画像信号制御部
【図15】画像制御信号のタイミング図
【図16】CPUの制御フロー図
【図17】第2の実施例における特定パターン識別部の
構成図
【図18】第2の実施例における特定パターン検出参照
画素
【図19】第2の実施例における特定パターン判定部の
構成図1
【図20】第2の実施例における特定パターン判定部の
構成図2
【図21】第2の実施例における特定パターン判定部の
構成図3
【図22】第2の実施例における特定パターン判定部の
構成図4
【図23】第2の実施例における特定パターン判定出力
データのモデル図
【符号の説明】
210 CCDラインセンサー 3 識別部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視以外の画像情報を入力する入力手段
    と、 前記可視以外の画像情報に基づき周期的パターンを検出
    する検出手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 可視以外の画像情報を発生する記録剤を
    用いて、記録媒体上に同心円状の周期的パターンを形成
    することにより、該記録媒体を特定可能としたことを特
    徴とするパターン形成方法。
JP5006978A 1993-01-19 1993-01-19 画像処理装置及びパターン形成方法 Pending JPH06217129A (ja)

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EP94300371A EP0609008B1 (en) 1993-01-19 1994-01-19 Image processing apparatus and method
CA002113789A CA2113789C (en) 1993-01-19 1994-01-19 Image processing apparatus and method
DE69427497T DE69427497T2 (de) 1993-01-19 1994-01-19 Bildverarbeitungsvorrichtung und -verfahren
US08/679,562 US5731880A (en) 1993-01-19 1996-07-15 Image processing apparatus for discriminating an original having a predetermined pattern
US09/004,649 US6400470B1 (en) 1993-01-19 1998-01-08 Image processing apparatus and method for discriminating an original having a predetermined pattern

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