JPH0621582Y2 - 硬化性物質用混合装置 - Google Patents

硬化性物質用混合装置

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JPH0621582Y2
JPH0621582Y2 JP1988081437U JP8143788U JPH0621582Y2 JP H0621582 Y2 JPH0621582 Y2 JP H0621582Y2 JP 1988081437 U JP1988081437 U JP 1988081437U JP 8143788 U JP8143788 U JP 8143788U JP H0621582 Y2 JPH0621582 Y2 JP H0621582Y2
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三郎 宮崎
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は二液性の接着剤、塗料などの複数液を混合する
ことによって固化が生じる硬化性物質用混合装置に係る
ものである。
従来の技術 従来、接着剤、塗料等の硬化性物質の混合を行う混合装
置は、実開昭61−75874号公報記載の考案、特開
昭55−139862号公報記載の発明等が存在する。
考案が解決しようとする問題点 しかし、実開昭61−75874号公報記載の考案のご
とく、撹拌軸の外周に密接するパッキングに硬化性物質
が接触するものは、このような、洗浄困難な場所に硬化
性物質が侵入してこれが固化し、作動を困難にする場合
が多いものであった。
この欠点を除去する目的で提案されたものに、実開昭5
1−352号公報記載の考案が存在する。しかし、硬化
性物質が撹拌軸とパッキング間に付着したり、パッキン
グ内に侵入するのを完全に防止するのは困難で、少量の
侵入が生じ、硬化性物質による撹拌軸とパッキングとの
硬化による、装置の作動不良を生じる可能性が残るもの
であった。
また、特開昭55−139862号公報記載の発明は、
実開昭61−75874号公報記載の考案に比較すれ
ば、硬化性液とパッキングとの接触を防止することが出
来るが、これも確実なものではない。即ち、硬化性液、
非硬化性液の流動時にはパッキングと硬化性液の接触は
防止出来るが、装置の不使用時には、複数液の混合部で
混合した混合液や、硬化性液が、対流、毛管現象等の種
々の理由で、パッキングに少量接触する可能性がある。
本考案は上述のごとき問題点を解決しようとするもので
あって、接着剤、塗料等に於いて混合されるべき複数液
中の硬化性液と、パッキングとの接触を生じることのな
いようにする。そして、固化による装置の作動不能状態
を生じることのないようにするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、上端から
パッキングを介して下方に突出した撹拌軸に混合機構を
接続し、この混合機構とパッキングを介した位置には、
混合されるべき複数液中の非硬化性の加圧液の供給源と
連通する加圧液室を液密に形成し、この加圧液室に撹拌
軸を液密に貫通するとともにこの加圧液室からパッキン
グを介して撹拌軸を下方に突出し、この撹拌軸に混合機
構を接続し、この混合機構のパッキング側に、混合され
るべき複数液中の非硬化性液の導入口を形成するととも
にこの導入口から混合部へ流動する非硬化性液の流動方
向に、硬化性液の流入口を形成して成るものである。
作用 本考案は上述のごとく構成したものであるから、塗料、
接着剤等の複数液を混合する場合、非硬化性液を、混合
機構のパッキング側の導入口から導入するとともにこの
非硬化性液の流動方向に、導入口とは一定の距離を介し
て設けた流入口から硬化性液を流入する。このため、硬
化性液は非硬化性液の流入圧力によって、パッキング側
に流動できず、パッキングと接触を生じることが少な
い。
また、加圧液室には非硬化性の加圧液が充填されてお
り、パッキング方向の外部からの液体の流入は生じるこ
とが少ない。また、撹拌軸が回動して混合機構が作動
し、非硬化性液と硬化性液の混合を行う場合に於いて
も、加圧液の存在により撹拌軸が挿通するパッキングを
介して、混合機構側から液体が加圧液室に流入すること
は少ないものとなる。
また、混合機構側からパッキングを介して液体が少量流
入したり、逆に加圧液室側から液体が流出したりする可
能性も存在するが、上述のごとくパッキングには非硬化
性液のみが接触し、硬化性液は接触しないものであるか
ら、撹拌軸とパッキングに固化を生じることは少ないも
のである。
また、仮に硬化性液がパッキングに接触しようとして
も、加圧液の存在により、混合機構側から液体が加圧液
室に流入するのを防止しパッキングの硬化を防止でき
る。
また、加圧液室に供給する加圧液には、混合されるべき
複数液中の非硬化性液を充填しているから、上述のごと
き加圧液室の加圧液と混合機構側の非硬化性液の混合が
生じても、素材の変質等を生じることが全く無いもので
ある。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に於いて説明すれば、
(1)は加圧液を充填した加圧液室で、原動機に接続し
て回動される撹拌軸(3)を貫通している。そして、こ
の撹拌軸(3)の、加圧液室(1)内に於ける上下両端
部外周に、パッキング(4)を位置している。
また、このパッキング(4)間に、ワッシャ(5)を介
して押圧発条(6)を位置している。そして、この押圧
発条(6)によりパッキング(4)を押圧し、撹拌軸
(3)の回転により、パッキング(4)が位置を移動し
たりすることがないようにする。また、パッキング
(4)を撹拌軸(3)の外周部に押圧し、加圧液室
(1)を液密に形成している。
そして、加圧液室(1)を貫通した撹拌軸(3)は、先
端を加圧液室(1)から外部に突出させ、この突出部
に、複数液を撹拌する混合機構(7)を接続する。
この混合機構(7)は、複数の混合内容物を導入するた
めの、導入口(8)と流入口(10)を形成している。
そして、複数混合液中の非硬化性液を導入する導入口
(8)を、加圧液室(1)のパッキング(4)側に位置
させる。また、硬化性液を流入する流入口(10)を、
非硬化性液の流動する流動方向に、導入口(8)とは一
定の距離を介して形成し、硬化性液がパッキング(4)
側に流動接触することのないように構成している。
また、導入口(8)および流入口(10)は、開閉弁機
構(11)を介して各々の供給源に連通している。この
開閉弁機構(11)は、加圧液室(1)の外周位置に固
定形成した導入体(12)内部に設け、導入室(13)
内に弁棒(14)を挿通している。この弁棒(14)の
一端の弁体(15)を、弁座(16)を介して一定の空
間体積を有する排出側(17)に突出する。
そしてこの弁体(15)を、排出側(17)を幅広とす
る円錐状に形成し、その外周面で弁座(16)を密閉し
得るように形成し、弁体(15)と弁棒(14)の本体
とは、弁座(16)の内径より径小の連続部(18)で
接続している。
また、混合機構(7)は、混合軸(20)の外周に混合
突部(19)を適宜間隔で螺旋状に突出するとともに混
合軸(20)を撹拌軸(3)に接続することにより形成
する。また、混合機構(7)の先端には、混合された硬
化性液を外部に抽出するノズル(21)を形成し、螺旋
状の混合突部(20)により、混合液を強制的にノズル
(21)から送り出している。
上述のごとく構成したものに於いて、混合されるべき複
数液の流通を制御する開閉弁機構(11)を開弁すれ
ば、非硬化性液は、混合機構(7)のパッキング(4)
側の導入口(8)から導入される。また、硬化性液は、
非硬化性液の導入口(8)から流動方向に一定の距離を
置いた流入口(10)から流入される。
そのため、硬化性液は非硬化性液の流入圧力によってパ
ッキング(4)側に流動できず、パッキング(4)と接
触することができない。また、加圧液を充填している加
圧液室(1)側のパッキング(4)には、加圧液の圧力
によって混合機構(7)側から混合液体の流入が生じる
ことは少ない。また、混合機構(7)が作動し、非硬化
性液と硬化性液の混合を行う場合に於いても、撹拌軸
(3)が挿通する混合機構(7)のパッキング(4)か
ら、混合液体が流入することは殆どない。
また、加圧液室(1)に充填する加圧液を、混合すべき
複数液中の非硬化性液と同一の液としているから、万一
加圧液室(1)からパッキング(4)を介して混合機構
(7)側に少量の加圧液が流入する場合も、非硬化性液
の変質を生じる事がなく、均質な混合液を得ることがで
きるものである。
また、開弁状態にある開閉弁機構(11)を、閉弁すれ
ば、弁棒(15)を導入室(13)方向に移動すること
となるから、弁座(16)を密閉するとともに弁棒(1
5)の移動は、排出側(17)の空間体積を増大するの
で、排出側(17)は負圧状態となり、硬化性液、非硬
化性液を開閉弁機構(11)側に吸引しながら閉弁し、
ノズル(21)の液切れを良好とする。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したもので有るから、塗料、
接着剤等の硬化性の複数液を混合する場合、硬化性液
は、パッキングとの接触がなく、撹拌軸とパッキングの
固化を生じる事がない。
また、混合機構側からパッキングを介して液体が少量流
入したり、加圧液室側から液体が少量流出する可能性も
存在するが、パッキングには非硬化性液のみが接触する
ものであるから、撹拌軸とパッキングに固化を生じるこ
とはない。
また、加圧液室に供給する加圧液に、混合されるべき複
数液中の非硬化性液を充填したから、加圧液室の加圧液
と混合機構側の非硬化性液の混合が生じても、混合液に
変質を生じることもなく装置の安定した作動を可能とす
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
断面図である。 (1)……加圧液室、(3)……撹拌軸 (4)……パッキング、(7)……混合機構 (8)……導入口、(10)……流入口 (11)……開閉弁機構、(14)……弁棒 (15)……弁体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端からパッキングを介して下方に突出し
    た撹拌軸に混合機構を接続し、この混合機構とパッキン
    グを介した位置には、混合されるべき複数液中の非硬化
    性の加圧液の供給源と連通する加圧液室を液密に形成
    し、この加圧液室に撹拌軸を液密に貫通するとともにこ
    の加圧液室からパッキングを介して撹拌軸を下方に突出
    し、この撹拌軸に混合機構を接続し、この混合機構のパ
    ッキング側に、混合されるべき複数液中の非硬化性液の
    導入口を形成するとともにこの導入口から混合部へ流動
    する非硬化性液の流動方向に、硬化性液の流入口を形成
    した事を特徴とする硬化性物質用混合装置。
JP1988081437U 1988-06-20 1988-06-20 硬化性物質用混合装置 Expired - Fee Related JPH0621582Y2 (ja)

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JPS62103475U (ja) * 1985-12-18 1987-07-01
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