JPH06215537A - Cd−rディスク並びにcd−rディスクライター及びプリレコーディングシステム - Google Patents
Cd−rディスク並びにcd−rディスクライター及びプリレコーディングシステムInfo
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- JPH06215537A JPH06215537A JP5020529A JP2052993A JPH06215537A JP H06215537 A JPH06215537 A JP H06215537A JP 5020529 A JP5020529 A JP 5020529A JP 2052993 A JP2052993 A JP 2052993A JP H06215537 A JPH06215537 A JP H06215537A
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- Japan
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- mark
- disc
- phase difference
- writer
- signal
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CD−Rハイブリッドタイプディスクを複数
枚を一括してプリレコーディンクするためのシステムを
提供する。 【構成】 CD−Rディスク1の斜線を施した部分はイ
ンフォメーションエリア2であり、アドレス情報(時間
情報)を含んだウォブルした案内溝が形成してある。ピ
ックアップは、この溝をトラッキングしながらアドレス
情報を読み、指定されたアドレスに情報を書き込んでい
く。リードインマーク3は、そのインフォメーションエ
リア外でその内側にもうけられ、光学的に読取り可能と
する。このリードインマーク3は、そのディスク中心よ
り半径方向の延長線上にATiP情報でリードイン開始
ATiPフレームのSyncパターンがくるように配置
されている。
枚を一括してプリレコーディンクするためのシステムを
提供する。 【構成】 CD−Rディスク1の斜線を施した部分はイ
ンフォメーションエリア2であり、アドレス情報(時間
情報)を含んだウォブルした案内溝が形成してある。ピ
ックアップは、この溝をトラッキングしながらアドレス
情報を読み、指定されたアドレスに情報を書き込んでい
く。リードインマーク3は、そのインフォメーションエ
リア外でその内側にもうけられ、光学的に読取り可能と
する。このリードインマーク3は、そのディスク中心よ
り半径方向の延長線上にATiP情報でリードイン開始
ATiPフレームのSyncパターンがくるように配置
されている。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、CD−Rディスク並びにCD−
Rディスクライター及びプリレコーディングシステムに
関し、より詳細には、CD−Rのうち、プリレコーディ
ングによるハイブリッドタイプディスク作成において、
複数枚を同時にプリレコーディングするシステムに関す
る。
Rディスクライター及びプリレコーディングシステムに
関し、より詳細には、CD−Rのうち、プリレコーディ
ングによるハイブリッドタイプディスク作成において、
複数枚を同時にプリレコーディングするシステムに関す
る。
【0002】
【従来技術】CD−Rのうち、ハイブリッドタイプディ
スクに関する仕様は、'90.11にSony、フィリップスの提
案による Orange Book Part II 11章に明らかにされ
た。その中で、ATiPのSyncパターンとQサブコ
ード上のS0、SI、Syncパターンのディスク上で
のレイアウトの公差が±2EFM(Eight to Fourteen
Modulation)フレームとなっている。現在、CD−WO
(Write Once)システムとして、全面、追記タイプのC
D−Rディスクに対して、ATiPに同期して、EFM
データ(Qサブコード含む)を追記するシステムが発売
されている(例えば、(株)ケンウッド、あるいは、ソ
ニー(株)社のCD−Woシステム)。これらのシステ
ムは、1台のCDエンコーダに対し、複数のCDライタ
ーを接続して、同時に複数のCDを製作することが可能
だが、この時、ATiPに同期してEFMデータが追記
されるのは1台めのCDライターについてだけで2台目
以降のライターにおいては、ATiPとEFMデータは
同期がとれないとされている。
スクに関する仕様は、'90.11にSony、フィリップスの提
案による Orange Book Part II 11章に明らかにされ
た。その中で、ATiPのSyncパターンとQサブコ
ード上のS0、SI、Syncパターンのディスク上で
のレイアウトの公差が±2EFM(Eight to Fourteen
Modulation)フレームとなっている。現在、CD−WO
(Write Once)システムとして、全面、追記タイプのC
D−Rディスクに対して、ATiPに同期して、EFM
データ(Qサブコード含む)を追記するシステムが発売
されている(例えば、(株)ケンウッド、あるいは、ソ
ニー(株)社のCD−Woシステム)。これらのシステ
ムは、1台のCDエンコーダに対し、複数のCDライタ
ーを接続して、同時に複数のCDを製作することが可能
だが、この時、ATiPに同期してEFMデータが追記
されるのは1台めのCDライターについてだけで2台目
以降のライターにおいては、ATiPとEFMデータは
同期がとれないとされている。
【0003】現在市販されているCD−Rの複数枚を一
括書きするシステムは、1台のCDエンコーダに対し、
複数台のCDライターが接続され、EFMデータの書き
込みのタイミングは、接続されたライターのうちの1台
のライターからのEFMデータ出力スタートの信号によ
りなされ、この信号を受けたCDエンコーダはEFMデ
ータの出力を開始する。この時、EFMデータ出力スタ
ートの信号はその1台のCDライター上にある。CD−
RディスクのATiP情報にだけ同期している。このよ
うにしてEFMデータの出力が行なわれるため、それ以
外のライター上にあるCD−Rディスク上では、ATi
PのSyncパターンとQサブコードのS0,S1,S
yncとの同期はとれない。
括書きするシステムは、1台のCDエンコーダに対し、
複数台のCDライターが接続され、EFMデータの書き
込みのタイミングは、接続されたライターのうちの1台
のライターからのEFMデータ出力スタートの信号によ
りなされ、この信号を受けたCDエンコーダはEFMデ
ータの出力を開始する。この時、EFMデータ出力スタ
ートの信号はその1台のCDライター上にある。CD−
RディスクのATiP情報にだけ同期している。このよ
うにしてEFMデータの出力が行なわれるため、それ以
外のライター上にあるCD−Rディスク上では、ATi
PのSyncパターンとQサブコードのS0,S1,S
yncとの同期はとれない。
【0004】図12は、従来のCD−Rディスクの構成
図で、図中、31はCDエンコーダ、32a〜32cは
ライター、信号aはEFM(Eight to Fourteen Modula
tion)データ出力スタート信号、信号bはEFMデータ
である。信号bはEFMデータと、EFMデータの基本
クロックより分周生成されるフレームSync信号(C
Dエンコーダに接続される装置との同期運転用の信号)
である。
図で、図中、31はCDエンコーダ、32a〜32cは
ライター、信号aはEFM(Eight to Fourteen Modula
tion)データ出力スタート信号、信号bはEFMデータ
である。信号bはEFMデータと、EFMデータの基本
クロックより分周生成されるフレームSync信号(C
Dエンコーダに接続される装置との同期運転用の信号)
である。
【0005】以上の状態を改善する方法として、ライタ
ー上に、EFMデータを一時的にメモリしており、その
ライターのATiP情報に同期してメモリされたEFM
データを書き込んでいくためのバッファメモリ回路をも
たせる方法が考えられる。これだとライター1台1台が
余分なメモリ回路をもつことになり、複雑高価となる。
図13は、従来のCD−Rディスクの他の構成図で、3
3a〜33cはバッファメモリ回路で、その他、図12
と同じ作用をする部分は同一の符号を付してある。
ー上に、EFMデータを一時的にメモリしており、その
ライターのATiP情報に同期してメモリされたEFM
データを書き込んでいくためのバッファメモリ回路をも
たせる方法が考えられる。これだとライター1台1台が
余分なメモリ回路をもつことになり、複雑高価となる。
図13は、従来のCD−Rディスクの他の構成図で、3
3a〜33cはバッファメモリ回路で、その他、図12
と同じ作用をする部分は同一の符号を付してある。
【0006】また、各々のライターにおいて、ATiP
情報を読み取りながら、EFMデータの書き出しフレー
ムのATiPのSyncパターンを検出し、CDエンコ
ーダに接続される第1のライターからこの書き出しフレ
ームのATiPのSyncパターン検出信号を出力し、
第2,第3,…のライターがこれを受け、第2,第3,
…のライター上で同じように検出される。EFMデータ
の書き出しフレームのATiPのSyncパターン検出
信号と同期するように、ディスク回転系の制御を行なう
という方法も考えられる。しかし、スパイラル状に切っ
てあるウォブル溝をトラッキングしながら、書き出しフ
レーム近傍で書き出しフレームのATiPのSyncパ
ターン検出信号を得るために、たえずトラックジャンプ
しているという動作をさせながら、各ライターの同期を
とろうとすることは動作上大変むずかしい。
情報を読み取りながら、EFMデータの書き出しフレー
ムのATiPのSyncパターンを検出し、CDエンコ
ーダに接続される第1のライターからこの書き出しフレ
ームのATiPのSyncパターン検出信号を出力し、
第2,第3,…のライターがこれを受け、第2,第3,
…のライター上で同じように検出される。EFMデータ
の書き出しフレームのATiPのSyncパターン検出
信号と同期するように、ディスク回転系の制御を行なう
という方法も考えられる。しかし、スパイラル状に切っ
てあるウォブル溝をトラッキングしながら、書き出しフ
レーム近傍で書き出しフレームのATiPのSyncパ
ターン検出信号を得るために、たえずトラックジャンプ
しているという動作をさせながら、各ライターの同期を
とろうとすることは動作上大変むずかしい。
【0007】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みなされたも
ので、CD−Rハイブリッドタイプディスクを複数枚を
一括してプリレコーディングするためのシステムを提供
することにある。
ので、CD−Rハイブリッドタイプディスクを複数枚を
一括してプリレコーディングするためのシステムを提供
することにある。
【0008】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
CD−Rディスクの記録面のインフォメーションエリア
外に、あるATiPフレームのフレーム同期と、ディス
ク中心と該フレーム同期を結ぶ線上に光学的に読み取り
可能なマークを形成したこと、或いは、(2)CD−R
ディスクの記録面側に配置されたマーク検出器と、得ら
れるマーク検出信号と外部から入力される基準マーク信
号との位相差を検出する第1の位相差検出回路と、ピッ
クアップと、トラッキングエラー信号よりフレーム同期
信号を生成するフレーム同期信号生成回路と、該フレー
ム同期信号生成回路により得られるフレーム同期信号と
外部より入力されるフレーム同期信号との位相差を検出
する第2の位相差検出回路と、前記第1の位相差検出回
路および第2の位相差検出回路の出力であるマーク位相
差信号およびフレーム同期位相差信号を制御回路へ入力
したり遮断したりする第1のスイッチおよび第2のスイ
ッチと、ディスク回転用モータと該ディスク回転用モー
タを駆動するドライバーとで構成されるディスクの回転
駆動系を構成すること、或いは、(3)前記請求項1記
載のCD−Rディスクおよび前記請求項2記載のCD−
Rディスクライターを用いたマスターライターおよびス
レーブライターにより構成されたこと、更には、(4)
前記マークに加えて、該マークが形成されている円周上
に、該マーク以外の領域の全部あるいは一部に前記マー
クと区別可能な第2のマークである回転同期マークを形
成したこと、或いは、(5)CD−Rディスクの記録面
側に配置されたマーク検出器と、該マーク検出器により
得られるマーク検出信号と外部から入力される基準マー
ク信号との位相差を検出する位相差検出回路と、ディス
ク回転用モータと該ディスク回転用モータを駆動するド
ライバおよびディスク回転をマーク位相差信号に基づい
て制御する制御回路により構成されるディスクの回転駆
動系とから成ること、或いは、(6)請求項4記載のC
D−Rディスクおよび請求項5記載のCD−Rディスク
ライターをスレーブライターとして構成するたこと、或
いは、(7)CD−Rディスクのラベル面の任意の位置
に、あるATiPフレームのフレーム同期と、ディスク
中心と該フレーム同期を結ぶ線上に光学的に読み取り可
能なマークを形成したこと、更には、(8)前記(7)
において、CD−Rディスクのラベル面の任意の位置に
前記マークと、該マークが形成されている円周上に、該
マーク以外の領域の全部あるいは一部と前記マークと区
別可能な第2のマークである回転同期マークを形成した
こと、或いは、(9)CD−Rディスクのラベル面側に
配置されたマーク検出器と、得られるマーク検出信号と
外部から入力される基準マーク信号との位相差を検出す
る第1の位相差検出回路と、ピックアップと、トラッキ
ングエラー信号よりフレーム同期信号を生成するフレー
ム同期信号生成回路と、該フレーム同期信号生成回路に
より得られるフレーム同期信号と外部より入力されるフ
レーム同期信号との位相差を検出する第2の位相差検出
回路と、前記第1の位相差検出回路および第2の位相差
検出回路の出力であるマーク位相差信号およびフレーム
同期位相差信号を制御回路へ入力したり遮断したりする
第1のスイッチおよび第2のスイッチと、ディスク回転
用モータと該ディスク回転用モータを駆動するドライバ
ーとで構成されるディスクの回転駆動系を構成するこ
と、或いは、(10)CD−Rディスクのラベル面側に
配置されたマーク検出器と、該マーク検出器により得ら
れるマーク検出信号と外部から入力される基準マーク信
号との位相差を検出する位相差検出回路と、ディスク回
転用モータと該ディスク回転用モータを駆動するドライ
バおよびディスク回転をマーク位相差信号に基づいて制
御する制御回路により構成されるディスクの回転駆動系
とから成ること、或いは、(11)請求項7記載のCD
−Rディスクおよび請求項9記載のCD−Rディスクラ
イターを用いたマスターライターおよびスレーブライタ
ーにより構成されたこと、或いは、(12)請求項8記
載のCD−Rディスクおよび請求項10記載のCD−R
ディスクライターをスレーブライターとして構成された
ことを特徴としたものである。以下、本発明の実施例に
基づいて説明する。
CD−Rディスクの記録面のインフォメーションエリア
外に、あるATiPフレームのフレーム同期と、ディス
ク中心と該フレーム同期を結ぶ線上に光学的に読み取り
可能なマークを形成したこと、或いは、(2)CD−R
ディスクの記録面側に配置されたマーク検出器と、得ら
れるマーク検出信号と外部から入力される基準マーク信
号との位相差を検出する第1の位相差検出回路と、ピッ
クアップと、トラッキングエラー信号よりフレーム同期
信号を生成するフレーム同期信号生成回路と、該フレー
ム同期信号生成回路により得られるフレーム同期信号と
外部より入力されるフレーム同期信号との位相差を検出
する第2の位相差検出回路と、前記第1の位相差検出回
路および第2の位相差検出回路の出力であるマーク位相
差信号およびフレーム同期位相差信号を制御回路へ入力
したり遮断したりする第1のスイッチおよび第2のスイ
ッチと、ディスク回転用モータと該ディスク回転用モー
タを駆動するドライバーとで構成されるディスクの回転
駆動系を構成すること、或いは、(3)前記請求項1記
載のCD−Rディスクおよび前記請求項2記載のCD−
Rディスクライターを用いたマスターライターおよびス
レーブライターにより構成されたこと、更には、(4)
前記マークに加えて、該マークが形成されている円周上
に、該マーク以外の領域の全部あるいは一部に前記マー
クと区別可能な第2のマークである回転同期マークを形
成したこと、或いは、(5)CD−Rディスクの記録面
側に配置されたマーク検出器と、該マーク検出器により
得られるマーク検出信号と外部から入力される基準マー
ク信号との位相差を検出する位相差検出回路と、ディス
ク回転用モータと該ディスク回転用モータを駆動するド
ライバおよびディスク回転をマーク位相差信号に基づい
て制御する制御回路により構成されるディスクの回転駆
動系とから成ること、或いは、(6)請求項4記載のC
D−Rディスクおよび請求項5記載のCD−Rディスク
ライターをスレーブライターとして構成するたこと、或
いは、(7)CD−Rディスクのラベル面の任意の位置
に、あるATiPフレームのフレーム同期と、ディスク
中心と該フレーム同期を結ぶ線上に光学的に読み取り可
能なマークを形成したこと、更には、(8)前記(7)
において、CD−Rディスクのラベル面の任意の位置に
前記マークと、該マークが形成されている円周上に、該
マーク以外の領域の全部あるいは一部と前記マークと区
別可能な第2のマークである回転同期マークを形成した
こと、或いは、(9)CD−Rディスクのラベル面側に
配置されたマーク検出器と、得られるマーク検出信号と
外部から入力される基準マーク信号との位相差を検出す
る第1の位相差検出回路と、ピックアップと、トラッキ
ングエラー信号よりフレーム同期信号を生成するフレー
ム同期信号生成回路と、該フレーム同期信号生成回路に
より得られるフレーム同期信号と外部より入力されるフ
レーム同期信号との位相差を検出する第2の位相差検出
回路と、前記第1の位相差検出回路および第2の位相差
検出回路の出力であるマーク位相差信号およびフレーム
同期位相差信号を制御回路へ入力したり遮断したりする
第1のスイッチおよび第2のスイッチと、ディスク回転
用モータと該ディスク回転用モータを駆動するドライバ
ーとで構成されるディスクの回転駆動系を構成するこ
と、或いは、(10)CD−Rディスクのラベル面側に
配置されたマーク検出器と、該マーク検出器により得ら
れるマーク検出信号と外部から入力される基準マーク信
号との位相差を検出する位相差検出回路と、ディスク回
転用モータと該ディスク回転用モータを駆動するドライ
バおよびディスク回転をマーク位相差信号に基づいて制
御する制御回路により構成されるディスクの回転駆動系
とから成ること、或いは、(11)請求項7記載のCD
−Rディスクおよび請求項9記載のCD−Rディスクラ
イターを用いたマスターライターおよびスレーブライタ
ーにより構成されたこと、或いは、(12)請求項8記
載のCD−Rディスクおよび請求項10記載のCD−R
ディスクライターをスレーブライターとして構成された
ことを特徴としたものである。以下、本発明の実施例に
基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明によるCD−Rディスクの
一実施例を説明するための記録面の構成図で、図中、1
はCD−Rディスク、2はインフォメーションエリア、
3はリードインマークである。CD−Rディスク1の斜
線を施した部分はインフォメーションエリア2であり、
アドレス情報(時間情報)を含んだウォブルした案内溝
が形成してある。ピックアップは、この溝をトラッキン
グしながらアドレス情報を読み、指定されたアドレスに
情報を書き込んでいく。リードインマーク3は、そのイ
ンフォメーションエリア外でその内側にもうけられ、光
学的に読取り可能とする。このリードインマーク3は、
図2に示すように、そのディスク中心Oより半径方向の
延長線上にATiP情報でリードイン開始ATiPフレ
ーム4のSyncパターン5がくるように配置されてい
る。
一実施例を説明するための記録面の構成図で、図中、1
はCD−Rディスク、2はインフォメーションエリア、
3はリードインマークである。CD−Rディスク1の斜
線を施した部分はインフォメーションエリア2であり、
アドレス情報(時間情報)を含んだウォブルした案内溝
が形成してある。ピックアップは、この溝をトラッキン
グしながらアドレス情報を読み、指定されたアドレスに
情報を書き込んでいく。リードインマーク3は、そのイ
ンフォメーションエリア外でその内側にもうけられ、光
学的に読取り可能とする。このリードインマーク3は、
図2に示すように、そのディスク中心Oより半径方向の
延長線上にATiP情報でリードイン開始ATiPフレ
ーム4のSyncパターン5がくるように配置されてい
る。
【0010】図3は、本発明によるCD−Rディスクラ
イターの構成図で、図中、9はマーク検出器、10はピ
ックアップユニット、11はフレーム同期生成回路、1
2,13は位相差検出回路、14,15はスイッチ、1
6は制御回路、17はCD−Rディスク、18はディス
ク回転用モータ、19はドライバである。マーク検出器
9はリードインマークを検出する。フレーム同期生成回
路11は、ピックアップユニット10からのトラッキン
グエラー信号よりウォブル信号を検出し、フレーム同期
信号を生成する。位相差検出回路12は、ライター上で
マーク検出器20より出力されるマーク検出信号dと外
部より入力される基準マーク信号eの位相差を検出す
る。また、位相差検出回路13は、フレーム同期生成回
路11から得られるフレーム同期信号fと外部から入力
される基準フレーム同期信号gの位相差を検出する。
イターの構成図で、図中、9はマーク検出器、10はピ
ックアップユニット、11はフレーム同期生成回路、1
2,13は位相差検出回路、14,15はスイッチ、1
6は制御回路、17はCD−Rディスク、18はディス
ク回転用モータ、19はドライバである。マーク検出器
9はリードインマークを検出する。フレーム同期生成回
路11は、ピックアップユニット10からのトラッキン
グエラー信号よりウォブル信号を検出し、フレーム同期
信号を生成する。位相差検出回路12は、ライター上で
マーク検出器20より出力されるマーク検出信号dと外
部より入力される基準マーク信号eの位相差を検出す
る。また、位相差検出回路13は、フレーム同期生成回
路11から得られるフレーム同期信号fと外部から入力
される基準フレーム同期信号gの位相差を検出する。
【0011】スイッチ14は、前記位相差検出回路13
の出力であるフレーム同期位相差信号iを制御回路16
へ入力したり、入力しなかったりするためのものであ
る。また、スイッチ15は、マーク位相差信号hに対す
る同様のスイッチである。制御回路16は、マーク位相
差信号hあるいはマーク位相差信号hとフレーム同期位
相差信号iを用いてディスク回転用モータ18の回転を
制御するための制御信号を生成する。ドライバ19はデ
ィスク回転用モータ18を駆動する。CD−Rディスク
17は記録面を下面にセットしてある。ここで、マーク
検出器9は、CD−Rディスクより、マーク検出信号d
を得るためにCD−R上のマークの回転円の上方に設置
される。ピックアップユニット10はディスク半径方向
へのピックアップユニット移動機構(図示せず)により
指定アドレスへの移動が可能となっている。このライタ
ー構成は、プリレコーディングシステムにおいて、CD
エンコーダと同期して書き込みの基準となるライター
(ここではマスターライターを言うことにする)と、そ
のマスターライターに同期して書き込み動作を行なおう
とするライター(ここでは、スレーブライターと言うこ
とにする)とに構成することができる。
の出力であるフレーム同期位相差信号iを制御回路16
へ入力したり、入力しなかったりするためのものであ
る。また、スイッチ15は、マーク位相差信号hに対す
る同様のスイッチである。制御回路16は、マーク位相
差信号hあるいはマーク位相差信号hとフレーム同期位
相差信号iを用いてディスク回転用モータ18の回転を
制御するための制御信号を生成する。ドライバ19はデ
ィスク回転用モータ18を駆動する。CD−Rディスク
17は記録面を下面にセットしてある。ここで、マーク
検出器9は、CD−Rディスクより、マーク検出信号d
を得るためにCD−R上のマークの回転円の上方に設置
される。ピックアップユニット10はディスク半径方向
へのピックアップユニット移動機構(図示せず)により
指定アドレスへの移動が可能となっている。このライタ
ー構成は、プリレコーディングシステムにおいて、CD
エンコーダと同期して書き込みの基準となるライター
(ここではマスターライターを言うことにする)と、そ
のマスターライターに同期して書き込み動作を行なおう
とするライター(ここでは、スレーブライターと言うこ
とにする)とに構成することができる。
【0012】図4は、本発明によるプリレコーディング
システムを示す図で、図中、21はCDエンコーダ、2
2aはマスターライター、22b,22cはスレーブラ
イターである。マスターライターとして使用する場合
は、スイッチ15を開とし、スイッチ14を閉とする。
すなわち、ライターは外部から入力される基準フレーム
Sync信号gと内部に搭載されたCD−Rディスクよ
り得られるフレームSync信号fが同期となるよう回
転制御が行なわれる。この状態でマスターライターは書
き込みアドレスまで移動して待機する。この間、スレー
ブライターは、スイッチ14,15を閉とし、マスター
ライターから出力されるマーク検出信号dを、基準マー
ク信号eとして取り込み、また、CDエンコーダ1から
出力される基準フレームSync信号gを取り込み、そ
れぞれスレーブライター内のマーク検出信号d及びフレ
ームSync信号fと位相が一致するよう回転制御を行
なう。全スレーブライターのマーク位相差信号hが許容
差内となった時点で、CDエンコーダからマーク検出信
号dに同期して記録すべきEFMデータを出力する。以
上の動作により複数枚のプリレコード・ディスクを一括
して製作することができる。
システムを示す図で、図中、21はCDエンコーダ、2
2aはマスターライター、22b,22cはスレーブラ
イターである。マスターライターとして使用する場合
は、スイッチ15を開とし、スイッチ14を閉とする。
すなわち、ライターは外部から入力される基準フレーム
Sync信号gと内部に搭載されたCD−Rディスクよ
り得られるフレームSync信号fが同期となるよう回
転制御が行なわれる。この状態でマスターライターは書
き込みアドレスまで移動して待機する。この間、スレー
ブライターは、スイッチ14,15を閉とし、マスター
ライターから出力されるマーク検出信号dを、基準マー
ク信号eとして取り込み、また、CDエンコーダ1から
出力される基準フレームSync信号gを取り込み、そ
れぞれスレーブライター内のマーク検出信号d及びフレ
ームSync信号fと位相が一致するよう回転制御を行
なう。全スレーブライターのマーク位相差信号hが許容
差内となった時点で、CDエンコーダからマーク検出信
号dに同期して記録すべきEFMデータを出力する。以
上の動作により複数枚のプリレコード・ディスクを一括
して製作することができる。
【0013】図5は、本発明によるCD−Rディスクの
他の構成図で、図中、6はCD−Rディスク、7は回転
同期マークで、その他、図1と同じ作用をする部分は同
一の符号を付してある。これは、図1に示す実施例の記
録面側のインフォメーションエリア2以外の領域(図5
では内周に)に付与されたリードインマーク3の他にデ
ィスク回転用のモータの回転速度を制御するためのマー
クである回転同期マーク7を、リードインマークの付与
された円周上にリードインマーク以外の全周あるいは一
部に付されているものである(図では全周に付されてい
る場合を示してある)。図6には、リードイン開始AT
iPフレームとの関係を示す。このようなCD−Rディ
スクであるならば、複数枚のCD−Rディスクに対して
一括してプリレコーディング可能なプリレコーディング
システムを実現できる。そればかりでなく、図5に示す
CD−Rディスクを用いるなら、スレーブライターは回
転制御性能を損うことなく構造簡単に構成できる。
他の構成図で、図中、6はCD−Rディスク、7は回転
同期マークで、その他、図1と同じ作用をする部分は同
一の符号を付してある。これは、図1に示す実施例の記
録面側のインフォメーションエリア2以外の領域(図5
では内周に)に付与されたリードインマーク3の他にデ
ィスク回転用のモータの回転速度を制御するためのマー
クである回転同期マーク7を、リードインマークの付与
された円周上にリードインマーク以外の全周あるいは一
部に付されているものである(図では全周に付されてい
る場合を示してある)。図6には、リードイン開始AT
iPフレームとの関係を示す。このようなCD−Rディ
スクであるならば、複数枚のCD−Rディスクに対して
一括してプリレコーディング可能なプリレコーディング
システムを実現できる。そればかりでなく、図5に示す
CD−Rディスクを用いるなら、スレーブライターは回
転制御性能を損うことなく構造簡単に構成できる。
【0014】図7は、本発明によるスレーブライターの
構成図である。図5に示すCD−Rディスクを用いるな
らば、マスターライターから出力されるマーク検出信号
dにマーク信号と一緒に検出される回転同期マーク信号
を用いることにより、先に示したスレーブライターにお
けるフレームSync信号を用いた回転制御を用いるこ
となく、十分な回転制御特性を得ることが可能となるの
で、その回転制御系は、マーク検出信号間の位相差制御
だけによる回転制御系だけの構成となっている。図8
は、スレーブライターを用いたプリレコーディングシス
テムを示す図である。図8における23b,23c,…
が、図7に示されたスレーブライターである。プリレコ
ーディング時の動作については、図4の場合と同様であ
る。プリレコーディングシステムにおいては、図4及び
図8において図示してはいないが、これら各ライター及
びCDエンコーダ等に対し、回転の指示目標アドレスの
指令や書き込み開始の指令及び各ライターの同期状態の
モニター、現在のアドレス位置のモニター等を行なって
いるコントローラがある。
構成図である。図5に示すCD−Rディスクを用いるな
らば、マスターライターから出力されるマーク検出信号
dにマーク信号と一緒に検出される回転同期マーク信号
を用いることにより、先に示したスレーブライターにお
けるフレームSync信号を用いた回転制御を用いるこ
となく、十分な回転制御特性を得ることが可能となるの
で、その回転制御系は、マーク検出信号間の位相差制御
だけによる回転制御系だけの構成となっている。図8
は、スレーブライターを用いたプリレコーディングシス
テムを示す図である。図8における23b,23c,…
が、図7に示されたスレーブライターである。プリレコ
ーディング時の動作については、図4の場合と同様であ
る。プリレコーディングシステムにおいては、図4及び
図8において図示してはいないが、これら各ライター及
びCDエンコーダ等に対し、回転の指示目標アドレスの
指令や書き込み開始の指令及び各ライターの同期状態の
モニター、現在のアドレス位置のモニター等を行なって
いるコントローラがある。
【0015】さて、これまでは、リードインマーク、あ
るいはリードインマークと回転同期マークが全て記録面
側に形成された場合について説明した。これらマークは
ラベル面側に形成したとしても、同様の効果を得るプリ
マスタリングシステムを実現できる。図9(a),
(b)は、本発明によるCD−Rディスクの更に他の実
施例を示す図で、図中、24はCD−Rディスク、25
はマークを形成した円周領域である。CD−Rディスク
24は、ラベル面にリードインマークあるいはリードイ
ンマークと回転同期マークを形成してある。また、円周
領域25は、ラベル面のどの半径位置にあってもよい。
るいはリードインマークと回転同期マークが全て記録面
側に形成された場合について説明した。これらマークは
ラベル面側に形成したとしても、同様の効果を得るプリ
マスタリングシステムを実現できる。図9(a),
(b)は、本発明によるCD−Rディスクの更に他の実
施例を示す図で、図中、24はCD−Rディスク、25
はマークを形成した円周領域である。CD−Rディスク
24は、ラベル面にリードインマークあるいはリードイ
ンマークと回転同期マークを形成してある。また、円周
領域25は、ラベル面のどの半径位置にあってもよい。
【0016】図10及び図11は、本発明によるライタ
ーの構成図とスレーブライターの構成図である。CD−
Rディスク24に対応して、マーク検出器9をディスク
のラベル面側(記録面と反対側)に配置したものであ
る。
ーの構成図とスレーブライターの構成図である。CD−
Rディスク24に対応して、マーク検出器9をディスク
のラベル面側(記録面と反対側)に配置したものであ
る。
【0017】以上、光学的に検出可能なマーク形成につ
いて説明した。しかし、それは光学的とは限らず、磁気
的に検出可能なマークであったとしても同様の効果を得
ることができる。また、そのマーク形成方法について、
記録面側に形成するマークについては、このCD−Rデ
ィスクの原盤を露光する段階で一緒にマークを形成して
しまう方法、あるいは出来上ったCD−Rディスクに対
して後から光学的、あるいは磁気的に検出可能なマーク
を形成したシート(紙あるいは、プラスチックシート
等)等を張り合せあるいは印刷等により付与することが
できる。ラベル面側にマークを形成する場合、同様に光
学的あるいは磁気的に検出可能なマークを印刷により形
成する。あるいは、これらマークを形成したシート等を
張り合せることにより付与することができる。ただし、
上記磁気的マークに対しては、光学的なマーク検出器9
は磁気的マーク検出となる。
いて説明した。しかし、それは光学的とは限らず、磁気
的に検出可能なマークであったとしても同様の効果を得
ることができる。また、そのマーク形成方法について、
記録面側に形成するマークについては、このCD−Rデ
ィスクの原盤を露光する段階で一緒にマークを形成して
しまう方法、あるいは出来上ったCD−Rディスクに対
して後から光学的、あるいは磁気的に検出可能なマーク
を形成したシート(紙あるいは、プラスチックシート
等)等を張り合せあるいは印刷等により付与することが
できる。ラベル面側にマークを形成する場合、同様に光
学的あるいは磁気的に検出可能なマークを印刷により形
成する。あるいは、これらマークを形成したシート等を
張り合せることにより付与することができる。ただし、
上記磁気的マークに対しては、光学的なマーク検出器9
は磁気的マーク検出となる。
【0018】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:請求項1のCD−Rデ
ィスクにおいては、ある特定のATiPフレームのフレ
ームSyncパターンとこのパターンとディスク中心O
を結ぶ線上にマークが形成されているので、円周上、こ
のマーク位置に対する全ATiPフレームのフレームS
yncパターン位置等を知ることができるので(ただ
し、この時、このCD−Rディスクの原盤露光時におけ
る露光線速、露光開始位置、露光開始ATiPフレーム
アドレスが明らかとなっている)、このマークによる信
号を使って各種データを書き込むためのタイミングを得
ることが出来る。また、複数台のライターに搭載された
これらディスクの回転同期のための信号として用いるこ
とができる。 (2)請求項2に対応する効果:請求項2のCD−Rデ
ィスクライターにおいては、マーク検出器が組込まれて
いるので、請求項1のCD−Rディスク4を用いること
によりマーク検出信号を得ることができる。また、マー
ク検出信号を用いた回転制御ループが形成されており、
このマーク検出信号で同期回転が可能となる。さらに、
第1のスイッチ及び第2のスイッチが設けられているこ
とにより、外部からの基準マーク信号を用いない通常C
Dエンコーダより与えられるフレームSync信号を基
準フレームSync信号だけで駆動可能なCD−Rディ
スクライターあるいは外部から入力される基準マーク信
号だけにより回転制御されるCD−Rディスクライター
あるいは基準マーク信号と基準フレームSync信号を
用いて回転制御されるCD−Rディスクライターとに切
換えることができる。 (3)請求項3,11に対応する効果:請求項3のプリ
レコーディングシステムにおいては、請求項1のマーク
を形成したCD−Rディスクを用いて請求項2のCD−
Rディスクライターの基準フレームSync信号により
回転制御するようセットされたマスターライターと基準
マーク信号により回転制御をするようセットされたスレ
ーブライターとにより構成されるので、ATiPフレー
ムSyncパターンとEFMデータのSyncパターン
の物理的ズレのないプリレコーディングディスクが複数
枚一括して製作することができる。 (4)請求項4に対応する効果:請求項4のCD−Rデ
ィスクにおいては、マーク以外に回転同期マークが形成
されているのでこれから得られる信号は、複数台のライ
ターの回転同期のための信号として用いることができ
る。 (5)請求項5に対応する効果:請求項5のCD−Rデ
ィスクライターにおいては、回転制御ループがマーク検
出信号と基準マーク信号により形成されており、構成が
簡略化され、低価格化が図れる。 (6)請求項6,12に対応する効果:請求項6のプリ
レコーディンクシステムにおいては、請求項4のCD−
Rディスクを用いて請求項5で示された簡略化された構
成よりなるCD−Rディスクライターをスレーブライタ
ーとして用いるので、プリレコーディングシステム全体
として、より簡略化され、低価格な構成でATiPフレ
ームSyncパターンとEFMデータのSyncパター
ンの物理的ズレのないプリレコーディンディスクが複数
枚一括して製作することができる。 (7)請求項7に対応する効果:請求項7のCD−Rデ
ィスクにおいては、マーク位置をラベル面の任意の位置
(インフォメーションエリアも含めて)に設定できるの
で、このCD−Rディスクに対応したライターのマーク
検出器の機械的配置についてその融通性が増す。 (8)請求項8に対応する効果:請求項7のCD−Rデ
ィスクにおいては、マーク位置をラベル面の任意の位置
(インフォメーションエリアも含めて)に設定できるの
で、このCD−Rディスクに対応したライターのマーク
検出器の機械的配置についてその融通性が増す。 (9)請求項9に対応する効果:請求項9のCD−Rデ
ィスクライターにおいては、マーク検出器がディスクラ
ベル面側に配置されているので、請求項7に記載のCD
−Rディスクを用いることにより請求項2に対応する作
用効果と同じ作用効果を得る。 (10)請求項10に対応する効果:請求項10のCD
−Rディスクライターにおいては、マーク検出器がディ
スクラベル面側に配置されているので、請求項7に記載
のCD−Rディスクを用いることにより請求項5に対応
する作用効果と同じ作用効果を得る。
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:請求項1のCD−Rデ
ィスクにおいては、ある特定のATiPフレームのフレ
ームSyncパターンとこのパターンとディスク中心O
を結ぶ線上にマークが形成されているので、円周上、こ
のマーク位置に対する全ATiPフレームのフレームS
yncパターン位置等を知ることができるので(ただ
し、この時、このCD−Rディスクの原盤露光時におけ
る露光線速、露光開始位置、露光開始ATiPフレーム
アドレスが明らかとなっている)、このマークによる信
号を使って各種データを書き込むためのタイミングを得
ることが出来る。また、複数台のライターに搭載された
これらディスクの回転同期のための信号として用いるこ
とができる。 (2)請求項2に対応する効果:請求項2のCD−Rデ
ィスクライターにおいては、マーク検出器が組込まれて
いるので、請求項1のCD−Rディスク4を用いること
によりマーク検出信号を得ることができる。また、マー
ク検出信号を用いた回転制御ループが形成されており、
このマーク検出信号で同期回転が可能となる。さらに、
第1のスイッチ及び第2のスイッチが設けられているこ
とにより、外部からの基準マーク信号を用いない通常C
Dエンコーダより与えられるフレームSync信号を基
準フレームSync信号だけで駆動可能なCD−Rディ
スクライターあるいは外部から入力される基準マーク信
号だけにより回転制御されるCD−Rディスクライター
あるいは基準マーク信号と基準フレームSync信号を
用いて回転制御されるCD−Rディスクライターとに切
換えることができる。 (3)請求項3,11に対応する効果:請求項3のプリ
レコーディングシステムにおいては、請求項1のマーク
を形成したCD−Rディスクを用いて請求項2のCD−
Rディスクライターの基準フレームSync信号により
回転制御するようセットされたマスターライターと基準
マーク信号により回転制御をするようセットされたスレ
ーブライターとにより構成されるので、ATiPフレー
ムSyncパターンとEFMデータのSyncパターン
の物理的ズレのないプリレコーディングディスクが複数
枚一括して製作することができる。 (4)請求項4に対応する効果:請求項4のCD−Rデ
ィスクにおいては、マーク以外に回転同期マークが形成
されているのでこれから得られる信号は、複数台のライ
ターの回転同期のための信号として用いることができ
る。 (5)請求項5に対応する効果:請求項5のCD−Rデ
ィスクライターにおいては、回転制御ループがマーク検
出信号と基準マーク信号により形成されており、構成が
簡略化され、低価格化が図れる。 (6)請求項6,12に対応する効果:請求項6のプリ
レコーディンクシステムにおいては、請求項4のCD−
Rディスクを用いて請求項5で示された簡略化された構
成よりなるCD−Rディスクライターをスレーブライタ
ーとして用いるので、プリレコーディングシステム全体
として、より簡略化され、低価格な構成でATiPフレ
ームSyncパターンとEFMデータのSyncパター
ンの物理的ズレのないプリレコーディンディスクが複数
枚一括して製作することができる。 (7)請求項7に対応する効果:請求項7のCD−Rデ
ィスクにおいては、マーク位置をラベル面の任意の位置
(インフォメーションエリアも含めて)に設定できるの
で、このCD−Rディスクに対応したライターのマーク
検出器の機械的配置についてその融通性が増す。 (8)請求項8に対応する効果:請求項7のCD−Rデ
ィスクにおいては、マーク位置をラベル面の任意の位置
(インフォメーションエリアも含めて)に設定できるの
で、このCD−Rディスクに対応したライターのマーク
検出器の機械的配置についてその融通性が増す。 (9)請求項9に対応する効果:請求項9のCD−Rデ
ィスクライターにおいては、マーク検出器がディスクラ
ベル面側に配置されているので、請求項7に記載のCD
−Rディスクを用いることにより請求項2に対応する作
用効果と同じ作用効果を得る。 (10)請求項10に対応する効果:請求項10のCD
−Rディスクライターにおいては、マーク検出器がディ
スクラベル面側に配置されているので、請求項7に記載
のCD−Rディスクを用いることにより請求項5に対応
する作用効果と同じ作用効果を得る。
【図1】 本発明によるCD−Rディスクの一実施例を
説明するための構成図である。
説明するための構成図である。
【図2】 図1におけるリードインマークを示す図であ
る。
る。
【図3】 本発明によるライターの構成図である。
【図4】 本発明によるプリレコーディングシステムを
示す図である。
示す図である。
【図5】 本発明によるCD−Rディスクの他の構成図
である。
である。
【図6】 図5におけるリードインマークを示す図であ
る。
る。
【図7】 本発明によるスレーブライターの構成図であ
る。
る。
【図8】 本発明によるプリレコーディンクシステムの
他の例を示す図である。
他の例を示す図である。
【図9】 本発明によるCD−Rディスクの更に他の構
成図である。
成図である。
【図10】 本発明によるライターの他の構成図であ
る。
る。
【図11】 本発明によるスレーブライターの他の構成
図である。
図である。
【図12】 従来のCD−Rディスクの構成図である。
【図13】 従来のCD−Rディスクの構成図である。
1…CD−Rディスク、2…インフォメーションエリ
ア、3…リードインマーク。
ア、3…リードインマーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 23/40 A 7201−5D
Claims (12)
- 【請求項1】 CD−Rディスクの記録面のインフォメ
ーションエリア外に、あるATiPフレームのフレーム
同期と、ディスク中心と該フレーム同期を結ぶ線上に光
学的に読み取り可能なマークを形成したことを特徴とす
るCD−Rディスク。 - 【請求項2】 CD−Rディスクの記録面側に配置され
たマーク検出器と、該マーク検出器から得られるマーク
検出信号と外部から入力される基準マーク信号との位相
差を検出する第1の位相差検出回路と、ピックアップ
と、トラッキングエラー信号よりフレーム同期信号を生
成するフレーム同期信号生成回路と、該フレーム同期信
号生成回路により得られるフレーム同期信号と外部より
入力されるフレーム同期信号との位相差を検出する第2
の位相差検出回路と、前記第1の位相差検出回路および
第2の位相差検出回路の出力であるマーク位相差信号お
よびフレーム同期位相差信号を制御回路へ入力したり遮
断したりする第1のスイッチおよび第2のスイッチと、
ディスク回転用モータと該ディスク回転用モータを駆動
するドライバとで構成されるディスクの回転駆動系を構
成することを特徴とするCD−Rディスクライター。 - 【請求項3】 前記請求項1記載のCD−Rディスクお
よび前記請求項2記載のCD−Rディスクライターを用
いたマスターライターおよびスレーブライターにより構
成されたことを特徴とするプリレコーディングシステ
ム。 - 【請求項4】 前記マークに加えて、該マークが形成さ
れている円周上に、該マーク以外の領域の全部あるいは
一部に前記マークと区別可能な第2のマークである回転
同期マークを形成したことを特徴とする請求項1記載の
CD−Rディスク。 - 【請求項5】 CD−Rディスクの記録面側に配置され
たマーク検出器と、該マーク検出器により得られるマー
ク検出信号と外部から入力される基準マーク信号との位
相差を検出する位相差検出回路と、ディスク回転用モー
タと該ディスク回転用モータを駆動するドライバおよび
ディスク回転をマーク位相差信号に基づいて制御する制
御回路により構成されるディスクの回転駆動系とから成
ることを特徴とするCD−Rディスクライター。 - 【請求項6】 請求項4記載のCD−Rディスクおよび
請求項5記載のCD−Rディスクライターをスレーブラ
イターとして構成することを特徴とするプリレコーディ
ングシステム。 - 【請求項7】 CD−Rディスクのラベル面の任意の位
置に、あるATiPフレームのフレーム同期と、ディス
ク中心と該フレーム同期を結ぶ線上に光学的に読み取り
可能なマークを形成したことを特徴とするCD−Rディ
スク。 - 【請求項8】 CD−Rディスクのラベル面の任意の位
置に前記マークと、該マークが形成されている円周上
に、該マーク以外の領域の全部あるいは一部と前記マー
クと区別可能な第2のマークである回転同期マークを形
成したことを特徴とする請求項7記載のCD−Rディス
ク。 - 【請求項9】 CD−Rディスクのラベル面側に配置さ
れたマーク検出器と、得られるマーク検出信号と外部か
ら入力される基準マーク信号との位相差を検出する第1
の位相差検出回路と、ピックアップと、トラッキングエ
ラー信号よりフレーム同期信号を生成するフレーム同期
信号生成回路と、該フレーム同期信号生成回路により得
られるフレーム同期信号と外部より入力されるフレーム
同期信号との位相差を検出する第2の位相差検出回路
と、前記第1の位相差検出回路および第2の位相差検出
回路の出力であるマーク位相差信号およびフレーム同期
位相差信号を制御回路へ入力したり遮断したりする第1
のスイッチおよび第2のスイッチと、ディスク回転用モ
ータと該ディスク回転用モータを駆動するドライバーと
で構成されるディスクの回転駆動系を構成することを特
徴とするCD−Rディスクライター。 - 【請求項10】 CD−Rディスクのラベル面側に配置
されたマーク検出器と、該マーク検出器により得られる
マーク検出信号と外部から入力される基準マーク信号と
の位相差を検出する位相差検出回路と、ディスク回転用
モータと該ディスク回転用モータを駆動するドライバお
よびディスク回転をマーク位相差信号に基づいて制御す
る制御回路により構成されるディスクの回転駆動系とか
ら成ることを特徴とするCD−Rディスクライター。 - 【請求項11】 請求項7記載のCD−Rディスクおよ
び請求項9記載のCD−Rディスクライターを用いたマ
スターライターおよびスレーブライターにより構成され
たことを特徴とするプリレコーディングシステム。 - 【請求項12】 請求項8記載のCD−Rディスクおよ
び請求項10記載のCD−Rディスクライターをスレー
ブライターとして構成されたことを特徴とするプリレコ
ーディングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5020529A JPH06215537A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | Cd−rディスク並びにcd−rディスクライター及びプリレコーディングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5020529A JPH06215537A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | Cd−rディスク並びにcd−rディスクライター及びプリレコーディングシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06215537A true JPH06215537A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=12029690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5020529A Pending JPH06215537A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | Cd−rディスク並びにcd−rディスクライター及びプリレコーディングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06215537A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0751503A2 (en) * | 1995-06-26 | 1997-01-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Disk-shaped recording medium and disk recording or reproducing device |
JP2018009575A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel) Ltd. | 医療用隔膜ポンプ |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP5020529A patent/JPH06215537A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0751503A2 (en) * | 1995-06-26 | 1997-01-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Disk-shaped recording medium and disk recording or reproducing device |
EP0751503A3 (en) * | 1995-06-26 | 1997-12-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Disk-shaped recording medium and disk recording or reproducing device |
US5870375A (en) * | 1995-06-26 | 1999-02-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Disk-shaped recording medium with a groove section having a wobbling side wall |
US5953297A (en) * | 1995-06-26 | 1999-09-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Disk-shaped recording medium and disk recording or reproducing device |
JP2018009575A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel) Ltd. | 医療用隔膜ポンプ |
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