JPH06215165A - デジタル出力イメージセンサおよびそれを用いたバーコードリーダ - Google Patents
デジタル出力イメージセンサおよびそれを用いたバーコードリーダInfo
- Publication number
- JPH06215165A JPH06215165A JP729993A JP729993A JPH06215165A JP H06215165 A JPH06215165 A JP H06215165A JP 729993 A JP729993 A JP 729993A JP 729993 A JP729993 A JP 729993A JP H06215165 A JPH06215165 A JP H06215165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image sensor
- bar code
- digital output
- code reader
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10821—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
- G06K7/10841—Particularities of the light-sensitive elements
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アナログデジタル変換素子を内蔵したセンサ
を提供するとともに、このアナログデジタル変換素子を
内蔵したセンサを用いた省電力、小型、低価格の、そし
て高速高信頼な無線手段の採用による操作性の大幅な向
上とリアルタイム処理を可能とするバーコードリーダを
提供することを目的とする。 【構成】 従来、別回路としてバーコードリーダ内に設
置されていた２値化回路９を、イメージセンサに一体的
に内蔵することによりデジタル出力電圧２２を得る。ま
た、２値化回路を内蔵したＣＣＤイメージセンサ１９を
用いてバーコードリーダを構成する。また通信手段とし
てスペクトラム拡散方式の無線モジュール２０を用い
て、外部のＰＯＳなど端末機器との通信を行う構成とす
る。
を提供するとともに、このアナログデジタル変換素子を
内蔵したセンサを用いた省電力、小型、低価格の、そし
て高速高信頼な無線手段の採用による操作性の大幅な向
上とリアルタイム処理を可能とするバーコードリーダを
提供することを目的とする。 【構成】 従来、別回路としてバーコードリーダ内に設
置されていた２値化回路９を、イメージセンサに一体的
に内蔵することによりデジタル出力電圧２２を得る。ま
た、２値化回路を内蔵したＣＣＤイメージセンサ１９を
用いてバーコードリーダを構成する。また通信手段とし
てスペクトラム拡散方式の無線モジュール２０を用い
て、外部のＰＯＳなど端末機器との通信を行う構成とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の読み取りセンサ
およびその応用商品としてＰＯＳなどで利用されるイメ
ージセンサを用いたバーコードリーダに関するものであ
る。
およびその応用商品としてＰＯＳなどで利用されるイメ
ージセンサを用いたバーコードリーダに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図５に従来のＣＣＤイメージセンサなど
のイメージセンサの構成を示す。このＣＣＤイメージセ
ンサ５は、動作電圧が１２ボルトで動作するものであ
る。ＣＣＤイメージセンサ５にＣＣＤ駆動パルス２１を
与えることにより、受光した光の強弱に応じてアナログ
出力電圧２３を出力する。図６（ａ）に示すバーコード
１からの反射光を受光した場合、ＣＣＤイメージセンサ
５は同図（ｂ）に示すようなアナログ出力電圧２３を出
力する。
のイメージセンサの構成を示す。このＣＣＤイメージセ
ンサ５は、動作電圧が１２ボルトで動作するものであ
る。ＣＣＤイメージセンサ５にＣＣＤ駆動パルス２１を
与えることにより、受光した光の強弱に応じてアナログ
出力電圧２３を出力する。図６（ａ）に示すバーコード
１からの反射光を受光した場合、ＣＣＤイメージセンサ
５は同図（ｂ）に示すようなアナログ出力電圧２３を出
力する。
【０００３】図７に従来のバーコードリーダの構成を示
す。１はバーコード、２は紙面に垂直方向に配置した複
数個のＬＥＤ光源、３は反射ミラー、４は結像レンズ、
５は動作電圧１２ボルトで動作する２０４８ピクセルの
ＣＣＤイメージセンサ、６は処理回路、７はＰＯＳなど
の端末機器への通信ケーブル、８はケースである。
す。１はバーコード、２は紙面に垂直方向に配置した複
数個のＬＥＤ光源、３は反射ミラー、４は結像レンズ、
５は動作電圧１２ボルトで動作する２０４８ピクセルの
ＣＣＤイメージセンサ、６は処理回路、７はＰＯＳなど
の端末機器への通信ケーブル、８はケースである。
【０００４】図８は、主に上記処理回路６を中心に構成
を示したブロック図である。ここで、２は図７で示した
光源、５は同じく図７で示したＣＣＤイメージセンサ、
２５は１２ボルト系の回路を５ボルト系の回路に接続す
るためにレベル変換を行うレベル変換回路、９は増幅回
路を含んだ２値化回路、１２はマイクロコンピュータ
で、この中にはバー幅を計数するカウンタ１３、Ｉ／Ｏ
ポート１４、シリアルポート１５、ＲＯＭ１６、ＲＡＭ
１７を含む。マイクロコンピュータ１２はＲＯＭ１６に
書き込まれたプログラムに従って読み取り処理を行い、
その結果をシリアルポート１５と、通信ドライバ１８を
介して外部に伝える。またＩ／Ｏポート１４を介して読
み取り結果をブザーやランプなどの報知器１１で知らせ
る。またＬＥＤ光源２の点灯制御やＣＣＤイメージセン
サ５の駆動制御もこのＩ／Ｏポート１４を通じて行う。
１０はＣＣＤイメージセンサ駆動回路で５ボルト系から
１２ボルト系へのレベル変換回路を含むものである。
を示したブロック図である。ここで、２は図７で示した
光源、５は同じく図７で示したＣＣＤイメージセンサ、
２５は１２ボルト系の回路を５ボルト系の回路に接続す
るためにレベル変換を行うレベル変換回路、９は増幅回
路を含んだ２値化回路、１２はマイクロコンピュータ
で、この中にはバー幅を計数するカウンタ１３、Ｉ／Ｏ
ポート１４、シリアルポート１５、ＲＯＭ１６、ＲＡＭ
１７を含む。マイクロコンピュータ１２はＲＯＭ１６に
書き込まれたプログラムに従って読み取り処理を行い、
その結果をシリアルポート１５と、通信ドライバ１８を
介して外部に伝える。またＩ／Ｏポート１４を介して読
み取り結果をブザーやランプなどの報知器１１で知らせ
る。またＬＥＤ光源２の点灯制御やＣＣＤイメージセン
サ５の駆動制御もこのＩ／Ｏポート１４を通じて行う。
１０はＣＣＤイメージセンサ駆動回路で５ボルト系から
１２ボルト系へのレベル変換回路を含むものである。
【０００５】以上説明した従来のバーコードリーダにお
いて、外部からの電源の供給は一般に単電源化（５ボル
ト）化されており、ＣＣＤイメージセンサ５が電源電圧
１２ボルトで動作するため通常はＤＣ−ＤＣコンバータ
２６を用いて、５ボルトの入力電源から１２ボルト電圧
を作り、ＣＣＤイメージセンサ５、２値化回路９、レベ
ル変換回路２５への電源を供給している。
いて、外部からの電源の供給は一般に単電源化（５ボル
ト）化されており、ＣＣＤイメージセンサ５が電源電圧
１２ボルトで動作するため通常はＤＣ−ＤＣコンバータ
２６を用いて、５ボルトの入力電源から１２ボルト電圧
を作り、ＣＣＤイメージセンサ５、２値化回路９、レベ
ル変換回路２５への電源を供給している。
【０００６】また、外部のＰＯＳなどの端末機器へ送信
する方法としては、通信ケーブル７を使用して有線で送
信されている。
する方法としては、通信ケーブル７を使用して有線で送
信されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来のＣＣＤイメージセンサの出力は、受光した光の強弱
に応じたアナログ出力電圧であり、デジタル電圧で作動
するマイクロコンピュータでその出力にもとづき処理を
行う場合に、必然的にＣＣＤイメージセンサの外部に高
価なアナログデジタル変換手段を付設する必要があっ
た。そのため、このアナログデジタル変換手段を取り付
けるためのスペースを必要とするだけでなく、マイクロ
コンピュータを含む処理回路が５ボルト以下の低電圧で
動作するにもかかわらず、ＣＣＤイメージセンサの動作
電圧が１２ボルトであるため必然的にＤＣ−ＤＣコンバ
ータやレベル変換回路を必要とし、それらのため取り付
けスペースを必要とし、またＤＣ−ＤＣコンバータの変
換効率は１００％ではないので、省電力化、小型化、低
価格化の要求に応える阻害要因となっていた。
来のＣＣＤイメージセンサの出力は、受光した光の強弱
に応じたアナログ出力電圧であり、デジタル電圧で作動
するマイクロコンピュータでその出力にもとづき処理を
行う場合に、必然的にＣＣＤイメージセンサの外部に高
価なアナログデジタル変換手段を付設する必要があっ
た。そのため、このアナログデジタル変換手段を取り付
けるためのスペースを必要とするだけでなく、マイクロ
コンピュータを含む処理回路が５ボルト以下の低電圧で
動作するにもかかわらず、ＣＣＤイメージセンサの動作
電圧が１２ボルトであるため必然的にＤＣ−ＤＣコンバ
ータやレベル変換回路を必要とし、それらのため取り付
けスペースを必要とし、またＤＣ−ＤＣコンバータの変
換効率は１００％ではないので、省電力化、小型化、低
価格化の要求に応える阻害要因となっていた。
【０００８】さらに、外部のＰＯＳなど端末機器への解
読結果の伝達手段として、従来の有線で送信されるもの
は、使用範囲が端末機器からケーブルで届く範囲に限定
されるという問題点があった。
読結果の伝達手段として、従来の有線で送信されるもの
は、使用範囲が端末機器からケーブルで届く範囲に限定
されるという問題点があった。
【０００９】本発明は、これらの問題点を解決しようと
するもので、バーコードリーダの省電力化、小型化、低
価格化を実現し、また操作性、機能性を大幅に向上させ
ることを目的とする。
するもので、バーコードリーダの省電力化、小型化、低
価格化を実現し、また操作性、機能性を大幅に向上させ
ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデジタル出力イメージセンサは、バーコード
ラベル上のデータをアナログで読み取り、このアナログ
読取データをデジタルデータとして出力するためのアナ
ログデジタル変換手段を内蔵した構成を有する。
に本発明のデジタル出力イメージセンサは、バーコード
ラベル上のデータをアナログで読み取り、このアナログ
読取データをデジタルデータとして出力するためのアナ
ログデジタル変換手段を内蔵した構成を有する。
【００１１】また本発明の第１のデジタル出力イメージ
センサを用いたバーコードリーダは、少なくともバーコ
ードラベル上に光を照射する投光手段と、バーコードラ
ベルからの反射光を受光するイメージセンサと、このイ
メージセンサの情報にもとづき、バーコードシンボルを
解読する解読手段とを備え、上記イメージセンサは２値
化処理手段を内蔵して２値化データを出力する動作電圧
が６Ｖ以下のリニアイメージセンサまたはエリアイメー
ジセンサにより構成される。
センサを用いたバーコードリーダは、少なくともバーコ
ードラベル上に光を照射する投光手段と、バーコードラ
ベルからの反射光を受光するイメージセンサと、このイ
メージセンサの情報にもとづき、バーコードシンボルを
解読する解読手段とを備え、上記イメージセンサは２値
化処理手段を内蔵して２値化データを出力する動作電圧
が６Ｖ以下のリニアイメージセンサまたはエリアイメー
ジセンサにより構成される。
【００１２】また、本発明の第２のデジタル出力イメー
ジセンサを用いたバーコードリーダは、上記第１のバー
コードリーダの構成に加えて、解読結果をスペクトラム
拡散方式の無線通信手段を具備してなる。
ジセンサを用いたバーコードリーダは、上記第１のバー
コードリーダの構成に加えて、解読結果をスペクトラム
拡散方式の無線通信手段を具備してなる。
【００１３】さらに、本発明の第３のデジタル出力イメ
ージセンサを用いたバーコードリーダは、上記第２のバ
ーコードリーダの構成に加えて、ＬＣＤなどの表示手段
およびキー入力設定手段を具備してなるものである。
ージセンサを用いたバーコードリーダは、上記第２のバ
ーコードリーダの構成に加えて、ＬＣＤなどの表示手段
およびキー入力設定手段を具備してなるものである。
【００１４】
【作用】センサ内部にアナログデジタル変換手段を一体
化することにより、外部にアナログデジタル変換手段を
設けることなく、デジタル出力電圧が得られる。
化することにより、外部にアナログデジタル変換手段を
設けることなく、デジタル出力電圧が得られる。
【００１５】また、センサ内部に２値化処理手段を内蔵
することにより外部に２値化処理手段などアナログ出力
電圧をデジタル出力電圧に変換する回路が、バーコード
リーダに不要となる。
することにより外部に２値化処理手段などアナログ出力
電圧をデジタル出力電圧に変換する回路が、バーコード
リーダに不要となる。
【００１６】また、６Ｖ以下の低電圧で動作するＣＣＤ
イメージセンサを用いることにより、レベル変換回路
や、ＤＣ−ＤＣコンバータなどが不要になる。
イメージセンサを用いることにより、レベル変換回路
や、ＤＣ−ＤＣコンバータなどが不要になる。
【００１７】また、通信手段としてスペクトラム拡散方
式の無線を使用することにより、高速で高信頼の通信が
可能となる。
式の無線を使用することにより、高速で高信頼の通信が
可能となる。
【００１８】さらに、上記バーコードリーダに表示手段
およびキー入力設定手段を具備させることにより、読み
取ったバーコードの確認ができるとともに、キー入力設
定手段で入力されるバーコードの種別、製品個数、ある
いは通信速度などの数値の確認ができることとなり、バ
ーコードリーダの汎用性を拡大することができる。
およびキー入力設定手段を具備させることにより、読み
取ったバーコードの確認ができるとともに、キー入力設
定手段で入力されるバーコードの種別、製品個数、ある
いは通信速度などの数値の確認ができることとなり、バ
ーコードリーダの汎用性を拡大することができる。
【００１９】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図１に本発明のイメージセンサの構成を示す。Ｃ
ＣＤイメージセンサ１９に、アナログデジタル変換手段
の一例である２値化回路９を内蔵することにより、ＣＣ
Ｄ駆動パルス２１を与えた場合、受光した光の強弱に応
じてデジタル出力電圧２２を出力する。２値化回路をイ
メージセンサに１チップで一体化することは、半導体技
術により可能である。
する。図１に本発明のイメージセンサの構成を示す。Ｃ
ＣＤイメージセンサ１９に、アナログデジタル変換手段
の一例である２値化回路９を内蔵することにより、ＣＣ
Ｄ駆動パルス２１を与えた場合、受光した光の強弱に応
じてデジタル出力電圧２２を出力する。２値化回路をイ
メージセンサに１チップで一体化することは、半導体技
術により可能である。
【００２０】図３は、図１の２値化回路９の一例を具体
的に示したものである。まずＣＣＤイメージセンサ１９
の信号出力ＯＳと補償出力ＤＳをトランジスタＴｒ１お
よびＴｒ２で構成されたエミッタフォロワ回路に入力
し、その出力を演算増幅器ＯＰ１で差動増幅し、さらに
３００ＫHz以上の高周波ノイズを除去するように演算増
幅器ＯＰ２でアクティブフィルタを構成している。ここ
でＤ３は２．５Ｖのツェナダイオードであり、演算増幅
器ＯＰ１の動作点を規定している。増幅され、ノイズを
除去されたアナログ出力電圧を、演算増幅器ＯＰ３と逆
並列ダイオードＤ１およびＤ２、コンデンサＣ３と抵抗
によって、デジタル出力電圧に変換する。ここで、ＳＨ
入力は周期１２ｍｓのイメージセンサのシフトパルスＳ
Ｈごとに、この２値化回路９をリセットして初期値を決
めるためのものである。これらすべての２値化回路を構
成する素子は、５ボルトで動作する。
的に示したものである。まずＣＣＤイメージセンサ１９
の信号出力ＯＳと補償出力ＤＳをトランジスタＴｒ１お
よびＴｒ２で構成されたエミッタフォロワ回路に入力
し、その出力を演算増幅器ＯＰ１で差動増幅し、さらに
３００ＫHz以上の高周波ノイズを除去するように演算増
幅器ＯＰ２でアクティブフィルタを構成している。ここ
でＤ３は２．５Ｖのツェナダイオードであり、演算増幅
器ＯＰ１の動作点を規定している。増幅され、ノイズを
除去されたアナログ出力電圧を、演算増幅器ＯＰ３と逆
並列ダイオードＤ１およびＤ２、コンデンサＣ３と抵抗
によって、デジタル出力電圧に変換する。ここで、ＳＨ
入力は周期１２ｍｓのイメージセンサのシフトパルスＳ
Ｈごとに、この２値化回路９をリセットして初期値を決
めるためのものである。これらすべての２値化回路を構
成する素子は、５ボルトで動作する。
【００２１】図２（ａ）に示すバーコード１からの反射
光を受光した場合、２値化回路を内蔵したＣＣＤイメー
ジセンサ１９は、同図（ｂ）に示すようなデジタル出力
電圧２２を出力する。
光を受光した場合、２値化回路を内蔵したＣＣＤイメー
ジセンサ１９は、同図（ｂ）に示すようなデジタル出力
電圧２２を出力する。
【００２２】ここでは、アナログデジタル変換手段とし
て、２値化回路９を用いたが、アナログデジタル変換器
（ＡＤコンバータ）を内蔵し多値のデジタル電圧を出力
することもできる。
て、２値化回路９を用いたが、アナログデジタル変換器
（ＡＤコンバータ）を内蔵し多値のデジタル電圧を出力
することもできる。
【００２３】図４に、センサとしてＣＣＤイメージセン
サ、投光手段としてＬＥＤ光源を使用した本発明のバー
コードリーダの一実施例のブロック図を示す。図８と同
じ部分については同じ符号を付しているので、ここでは
詳しい説明は省略し、図８と異なる部分について説明す
る。
サ、投光手段としてＬＥＤ光源を使用した本発明のバー
コードリーダの一実施例のブロック図を示す。図８と同
じ部分については同じ符号を付しているので、ここでは
詳しい説明は省略し、図８と異なる部分について説明す
る。
【００２４】１９は４．５ボルトから５．５ボルトまで
の範囲で通常動作する２値化回路を内蔵した２０４８ピ
クセルのリニアＣＣＤイメージセンサである。
の範囲で通常動作する２値化回路を内蔵した２０４８ピ
クセルのリニアＣＣＤイメージセンサである。
【００２５】無線通信が不要の場合、通信ドライバ１８
を使用し、有線でのＲＳ２３２Ｃによるシリアル通信と
する。無線通信を行う場合は、１８の通信ドライバに代
えて、無線モジュール２０、バッテリー２４を用いる。
２０は、スペクトラム拡散方式を用いた無線モジュール
で、シリアルポート１５を通じて、外部のＰＯＳなどの
端末機器に読み取り結果を伝えたり、外部の端末機器か
らバーコードリーダの読み取り設定などを行う。スペク
トラム拡散方式無線モジュール２０は、周波数帯域が９
０２〜９２８ＭHz、出力が１００ｍＷ、伝送速度が２４
２ＫＢＰＳの仕様のものを本実施例では用いた。従来、
無線で送信されるもので特定小電力によるものは、ノイ
ズに弱く、通信速度も４８０〜２４００ＢＰＳ（Bit Pe
r Second）と遅いという問題があったが、スペクトラム
拡散方式により無線通信を行った場合、２４２ＫＢＰＳ
の高速で通信が可能になる。
を使用し、有線でのＲＳ２３２Ｃによるシリアル通信と
する。無線通信を行う場合は、１８の通信ドライバに代
えて、無線モジュール２０、バッテリー２４を用いる。
２０は、スペクトラム拡散方式を用いた無線モジュール
で、シリアルポート１５を通じて、外部のＰＯＳなどの
端末機器に読み取り結果を伝えたり、外部の端末機器か
らバーコードリーダの読み取り設定などを行う。スペク
トラム拡散方式無線モジュール２０は、周波数帯域が９
０２〜９２８ＭHz、出力が１００ｍＷ、伝送速度が２４
２ＫＢＰＳの仕様のものを本実施例では用いた。従来、
無線で送信されるもので特定小電力によるものは、ノイ
ズに弱く、通信速度も４８０〜２４００ＢＰＳ（Bit Pe
r Second）と遅いという問題があったが、スペクトラム
拡散方式により無線通信を行った場合、２４２ＫＢＰＳ
の高速で通信が可能になる。
【００２６】バッテリー２４は、本実施例のスペクトラ
ム拡散方式にかかわらず無線通信を行う場合、図７のケ
ーブル７より電源を供給することができないため必要で
ある。また、充電端子を備え外部電源から、充電可能な
構成としている。
ム拡散方式にかかわらず無線通信を行う場合、図７のケ
ーブル７より電源を供給することができないため必要で
ある。また、充電端子を備え外部電源から、充電可能な
構成としている。
【００２７】キー入力設定手段２８は、数量の入力と表
示装置２７に表示されたメニューの選択などに使用し、
本実施例では２３個のキーで構成した。表示装置２７
は、キー入力の確認、読み取ったバーコードの確認、設
定を選択するメニューの表示などを行うもので、１１２
ドット×３２ドットのものを使用した。
示装置２７に表示されたメニューの選択などに使用し、
本実施例では２３個のキーで構成した。表示装置２７
は、キー入力の確認、読み取ったバーコードの確認、設
定を選択するメニューの表示などを行うもので、１１２
ドット×３２ドットのものを使用した。
【００２８】なお、本実施例では、イメージセンサ１９
として４．５ボルトから５．５ボルトまでの電源電圧で
通常動作するＣＣＤイメージセンサ（ピクセルの形状と
しては１４×２００マイクロメータ）を用いたが、最大
定格電源電圧が６ボルト以下の電圧で動作するもので例
えば３ボルト付近で動作するものを用いてもよい。これ
は、電源がバッテリー駆動の場合とくに有効で、他のマ
イクロコンピュータ１２を含むすべての回路が３ボルト
付近で動作するように構成している。またイメージセン
サとしては、本実施例では、２０４８ピクセルのリニア
イメージセンサを用いたが、５１２×４９２ピクセルの
エリアイメージセンサを用いても構わない。
として４．５ボルトから５．５ボルトまでの電源電圧で
通常動作するＣＣＤイメージセンサ（ピクセルの形状と
しては１４×２００マイクロメータ）を用いたが、最大
定格電源電圧が６ボルト以下の電圧で動作するもので例
えば３ボルト付近で動作するものを用いてもよい。これ
は、電源がバッテリー駆動の場合とくに有効で、他のマ
イクロコンピュータ１２を含むすべての回路が３ボルト
付近で動作するように構成している。またイメージセン
サとしては、本実施例では、２０４８ピクセルのリニア
イメージセンサを用いたが、５１２×４９２ピクセルの
エリアイメージセンサを用いても構わない。
【００２９】また、アナログデジタル変換手段に、フィ
ルタ定数、増幅度、オフセット値を制御する回路を付加
し、これら回路もＣＣＤイメージセンサ１９に内蔵すれ
ば、より精度の高い小型低価格なバーコードリーダを構
成することができる。フィルタの定数、増幅回路の増幅
度、オフセット値は外部で調整可能な構成としてもよ
い。
ルタ定数、増幅度、オフセット値を制御する回路を付加
し、これら回路もＣＣＤイメージセンサ１９に内蔵すれ
ば、より精度の高い小型低価格なバーコードリーダを構
成することができる。フィルタの定数、増幅回路の増幅
度、オフセット値は外部で調整可能な構成としてもよ
い。
【００３０】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、寸法
的に２５％の小型化が達成でき価格的にも２値化回路の
イメージセンサへの組込みだけで１０％のコストダウン
を実現した。またスペクトラム拡散方式による無線通信
手段を用いることにより２４２ＫＢＰＳの高速高信頼通
信が無線で実現し、特に工場内などのノイズの多い現場
でバーコードシステムを柔軟に構築することが可能にな
り、ポータブルで、リアルタイムのデータ入力、収集が
可能になった。
的に２５％の小型化が達成でき価格的にも２値化回路の
イメージセンサへの組込みだけで１０％のコストダウン
を実現した。またスペクトラム拡散方式による無線通信
手段を用いることにより２４２ＫＢＰＳの高速高信頼通
信が無線で実現し、特に工場内などのノイズの多い現場
でバーコードシステムを柔軟に構築することが可能にな
り、ポータブルで、リアルタイムのデータ入力、収集が
可能になった。
【図１】本発明の一実施例におけるデジタル出力イメー
ジセンサの構成を示す概念図
ジセンサの構成を示す概念図
【図２】本発明の一実施例におけるデジタル出力イメー
ジセンサにおいてバーコードからの反射光を受光した場
合のデジタル出力電圧を示す図
ジセンサにおいてバーコードからの反射光を受光した場
合のデジタル出力電圧を示す図
【図３】本発明の一実施例におけるデジタル出力イメー
ジセンサの２値化回路図
ジセンサの２値化回路図
【図４】２値化回路内蔵ＣＣＤイメージセンサを用いた
本発明のバーコードリーダの一実施例を示すブロック図
本発明のバーコードリーダの一実施例を示すブロック図
【図５】従来のイメージセンサの構成を示す概念図
【図６】従来のイメージセンサにおけるバーコードから
の反射光を受光した場合のアナログ出力電圧を示す図
の反射光を受光した場合のアナログ出力電圧を示す図
【図７】ＣＣＤイメージセンサを用いたバーコードリー
ダの構成を示す概念図
ダの構成を示す概念図
【図８】ＣＣＤイメージセンサを用いた従来のバーコー
ドリーダを示すブロック図
ドリーダを示すブロック図
１ バーコード ２ ＬＥＤ光源 ３ 反射ミラー ４ 結像レンズ ５ ＣＣＤイメージセンサ ６ 処理回路 ７ 通信ケーブル ８ ケース ９ ２値化回路 １０ ＣＣＤイメージセンサ駆動回路 １１ 報知器 １２ マイクロコンピュータ １３ カウンタ １４ Ｉ／Ｏポート １５ シリアルポート １６ ＲＯＭ １７ ＲＡＭ １８ 通信ドライバ １９ ２値化回路内蔵ＣＣＤイメージセンサ ２０ スペクトラム拡散無線モジュール ２１ ＣＣＤ駆動パルス ２２ デジタル出力電圧 ２３ アナログ出力電圧 ２４ バッテリー ２５ レベル変換回路 ２６ ＤＣ−ＤＣコンバータ ２７ 表示装置 ２８ キー入力設定手段
Claims (6)
- 【請求項１】 ラベル上のデータを読み取るセンサであ
って、アナログデジタル変換手段を内蔵したデジタル出
力イメージセンサ。 - 【請求項２】 少なくともバーコードラベル上に光を照
射する投光手段と、前記バーコードラベルからの反射光
を受光するセンサと、前記センサの情報にもとづき、バ
ーコードシンボルを解読する解読手段を備えたバーコー
ドリーダにおいて、前記センサとしてセンサ内に２値化
処理手段を一体化し、その出力が２値化データであるデ
ジタル出力イメージセンサを用いたバーコードリーダ。 - 【請求項３】 前記デジタル出力イメージセンサは動作
電圧が６ボルト以下で動作するリニアイメージセンサで
ある請求項２記載のデジタル出力イメージセンサを用い
たバーコードリーダ。 - 【請求項４】 前記デジタル出力イメージセンサはエリ
アイメージセンサである請求項２記載のデジタル出力イ
メージセンサを用いたバーコードリーダ。 - 【請求項５】 バーコードラベル上に光を照射する投光
手段と、前記バーコードラベルからの反射光を受光する
２値化データ出力手段を有するイメージセンサと、前記
イメージセンサの出力にもとづいてバーコードシンボル
を解読する解読手段と、解読結果をスペクトラム拡散方
式の無線通信手段により伝達する通信手段を具備したデ
ジタル出力イメージセンサを用いたバーコードリーダ。 - 【請求項６】 バーコードラベル上に光を照射する投光
手段と、前記バーコードラベルからの反射光を受光する
２値化データ出力手段を有するイメージセンサと、前記
イメージセンサの出力にもとづいてバーコードシンボル
を解読する解読手段と、解読結果をスペクトラム拡散方
式の無線通信手段により伝達する通信手段と、表示する
表示手段と、キー入力設定手段を具備したデジタル出力
イメージセンサを用いたバーコードリーダ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP729993A JPH06215165A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | デジタル出力イメージセンサおよびそれを用いたバーコードリーダ |
| EP19940100794 EP0607965B1 (en) | 1993-01-20 | 1994-01-20 | Bar code reader using a digital output image sensor |
| DE1994617779 DE69417779T2 (de) | 1993-01-20 | 1994-01-20 | Balkenkodierleser ausgestattet mit einem digitalen Ausgabe-Bildsensor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP729993A JPH06215165A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | デジタル出力イメージセンサおよびそれを用いたバーコードリーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215165A true JPH06215165A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11662153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP729993A Pending JPH06215165A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | デジタル出力イメージセンサおよびそれを用いたバーコードリーダ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0607965B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06215165A (ja) |
| DE (1) | DE69417779T2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0048805B1 (en) * | 1980-09-29 | 1985-05-22 | International Business Machines Corporation | Semiconductor integrated circuit optical image-to-electrical signal transducer |
| ES2039493T3 (es) * | 1987-04-22 | 1993-10-01 | Abbott Laboratories | Lectores y formatos de codigo optico. |
| JPH0448392A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-18 | Fujitsu Ltd | バーコード読み取り装置 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP729993A patent/JPH06215165A/ja active Pending
-
1994
- 1994-01-20 DE DE1994617779 patent/DE69417779T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-20 EP EP19940100794 patent/EP0607965B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0607965B1 (en) | 1999-04-14 |
| EP0607965A3 (en) | 1994-12-21 |
| EP0607965A2 (en) | 1994-07-27 |
| DE69417779T2 (de) | 1999-08-12 |
| DE69417779D1 (de) | 1999-05-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7282688B2 (en) | Device and methods for the acquisition and automatic processing of data obtained from optical codes | |
| US6655591B1 (en) | Method and apparatus for reducing data collection device power consumption | |
| KR101196465B1 (ko) | 휴대 단말에 탑재되는 알에프아이디 인식 기능을 가진바코드 리더 모듈 | |
| WO2002031749A1 (en) | Lcd barcode scanner with capability of scanning lcd barcode | |
| JPH06215165A (ja) | デジタル出力イメージセンサおよびそれを用いたバーコードリーダ | |
| JP2748263B2 (ja) | バーコードリーダと、それに用いるイメージセンサ | |
| CN217718692U (zh) | 读码设备、工业相机、视觉检测系统和物流系统 | |
| EP0524653B1 (en) | Bar code reader | |
| GB2183070A (en) | Bar-code reader | |
| JPH06215169A (ja) | バーコードリーダ | |
| KR200217840Y1 (ko) | 액정 바코드 스캔기능을 구비한 무선 바코드 스캐너 | |
| US5216523A (en) | Small data terminal apparatus with CCD image sensor | |
| JP2773277B2 (ja) | 携帯無線装置用バーコードシステム | |
| KR20020053652A (ko) | 전자기기의 바코드데이터 입력시스템 및 바코드데이터입력방법 | |
| JPH0576071B2 (ja) | ||
| JPH0951240A (ja) | 増幅回路およびそれを用いたバーコード読取装置 | |
| JPH0438583A (ja) | 定置式バーコードスキャナー | |
| JPS6385990A (ja) | バ−コ−ド読取装置 | |
| JPH06187474A (ja) | 特殊記号読み取り装置及び情報処理システム | |
| JPH0330078A (ja) | 定置型バーコードスキャナ | |
| JP2000285359A (ja) | 検針システム | |
| JPH09233325A (ja) | ２値化回路及びこの２値化回路を使用した画像読取装置 | |
| WO2000057347A1 (en) | Optical data reader with cableless infrared link | |
| JPS61208581A (ja) | デ−タ収集方式 |