JPH06215066A - 状態遷移図生成方法およびその装置 - Google Patents

状態遷移図生成方法およびその装置

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JPH06215066A
JPH06215066A JP5006671A JP667193A JPH06215066A JP H06215066 A JPH06215066 A JP H06215066A JP 5006671 A JP5006671 A JP 5006671A JP 667193 A JP667193 A JP 667193A JP H06215066 A JPH06215066 A JP H06215066A
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JP5006671A
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English (en)
Inventor
Yasuo Iwami
泰夫 岩見
Mikio Aoyama
幹雄 青山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プログラム開発時の設計ドキュメ
ントとして用いられる状態遷移図の生成方法およびその
装置に関し、プログラムから状態遷移図を自動生成した
あと、使用者が図面の再配置やコメントの入力を行なっ
た場合に、再配置や入力を繰り返す必要のないようにす
ることを目的とする。 【構成】 プログラム1から状態遷移図を構成するシン
ボルおよびシンボル相互の接続関係を示すシンボル接続
情報を生成するとともに、シンボル接続情報を用いてシ
ンボル配置を決定したあと、シンボル接続情報,シンボ
ル位置情報および入力部を通じて入力されたコメント情
報を保存し、この保存情報を用いて、状態遷移図として
出力する状態遷移図生成するものにおいて、前回生成さ
れたシンボル接続情報と今回生成されたシンボル接続情
報との論理的な接続関係の差分を抽出し、この抽出分を
前回保存したシンボル接続情報,シンボル位置情報およ
びコメント情報に追加するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラム開発時の設
計ドキュメントとして用いられる状態遷移図の生成方法
およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子交換サービスにおける、状
態遷移に基づいたプログラムの開発にあたっては、交換
機内で時系列上において順次に生起する状態遷移を図表
(状態遷移図)に表し、これを設計ドキュメントとして
用いることにより、プログラム開発の有用な指針として
いる。
【0003】また、逆にプログラムから状態遷移図を生
成することによって仕様の誤りをチェックしたり、プロ
グラム保守時のドキュメントとして用いても有効であ
る。図36は従来の状態遷移図の生成手段を示すブロッ
ク図であるが、この図36において、101はプログラ
ムであり、このプログラム101は、例えば電子交換サ
ービスの状態遷移を生成するためのものである。
【0004】また、102はシンボル接続情報生成部で
あるが、このシンボル接続情報生成部102は、プログ
ラム101から状態遷移図を構成するシンボル(図形要
素)及びシンボル相互の接続関係を示すシンボル接続情
報を生成するものである。103はシンボル接続情報記
憶部であり、このシンボル接続情報記憶部103は、シ
ンボル接続情報生成部102で生成されたシンボル接続
情報を記憶するものである。
【0005】104はシンボル配置決定部であり、この
シンボル配置決定部104は、各シンボルを状態遷移図
の形にするための配置を決定するものである。105は
シンボル接続情報及び位置情報記憶部であり、このシン
ボル接続情報及び位置情報記憶部105は、シンボル接
続情報記憶部103に格納されていたシンボル接続情報
にシンボル配置決定部104で決定された位置情報や入
出力装置106−2から入力されたコメント情報等を加
えたものを、記憶するものである。
【0006】また、106−1は編集処理部であり、こ
の編集処理部106−1は、シンボル接続情報及び位置
情報記憶部105に記憶されていた情報に関して、例え
ばディスプレイ,キーボード等で構成される入出力装置
106−2を介することにより、表示,入力,編集等を
行なうものである。なお、107−1は印刷処理部であ
り、この印刷処理部107−1は、シンボル接続情報及
び位置情報記憶部105に記憶されていた情報を出力す
ることにより、プリンタ107−2に状態遷移図を出力
させるものである。
【0007】このような構成により、従来の状態遷移図
の生成方法では、プログラム101をもとにして、例え
ば図37に示すような状態遷移図を自動的に作成するこ
とができる。また、使用者は、作成された状態遷移図
を、編集処理部106−1及び入出力装置106−2を
介することにより、図の配置を適切にしたり、例えばこ
の図37における箇所(a)〜(e)に示すように、関
連する情報やコメント等を盛り込んで、これを有用な設
計ドキュメントとすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の状態遷移図の生成手段では、状態遷移図の基
礎となるプログラムに修正が加わると、状態遷移図もそ
れに応じた変更がされなければならず、従って、新たに
上述した方法により状態遷移図を作成しなおさなければ
ならないのである。
【0009】この際、作成しなおされた状態遷移図は、
プログラムの修正に該当する箇所のみが修正されるべき
である。しかし、この場合では新たに状態遷移図を書き
直しているため、以前使用者が行なった図の配置の改善
や、関連する情報やコメント等の盛り込み分が無くな
る。つまり、例えば、図38は図37の状態遷移図に基
づいたプログラムを修正することにより、新たに作成し
た状態遷移図であるが、この図38で示すように、図3
7の状態遷移図にあった使用者の盛り込んだコメント記
載の箇所(a)〜(e)が、空白になっている。
【0010】従って、この無くなった関連する情報やコ
メント等の盛り込み分については、使用者が再び入力し
なければならず、使用者の手間を二重にしているという
課題がある。本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、プログラムから状態遷移図を自動生成したあ
と、使用者が図面の再配置やコメントの入力を行なった
場合に、その情報が、再度同じプログラムから状態遷移
図を自動生成したときに引き継がれ、再配置や入力を繰
り返す必要のない状態遷移図生成方法およびその装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1はプログラムであり、
このプログラム1に基づいて状態遷移図が生成されるよ
うになっている。また、2はシンボル接続情報生成部で
あり、このシンボル接続情報生成部2は、プログラム1
から状態遷移図を構成するシンボルおよびシンボル相互
の接続関係を示すシンボル接続情報を生成するものであ
る。
【0012】3は第1記憶部であり、この第1記憶部3
は、シンボル接続情報生成部2で生成されたシンボル接
続情報を保存するものである。4はシンボル配置決定部
であり、このシンボル配置決定部4は、第1記憶部3か
らのシンボル接続情報を用いてシンボル配置を決定する
ものである。5は第2記憶部であり、この第2記憶部5
は、シンボル接続情報生成部2で生成されたシンボル接
続情報,シンボル配置決定部4で決定されたシンボル位
置情報および入力部6を通じて入力されたコメント情報
とを保存するものである。
【0013】入力部6は、外部よりコメント情報等を入
力するものであり、このコメント情報等は作成された状
態遷移図に盛り込まれるようになっている。7は出力処
理部であり、この出力処理部7は、第2記憶部5からの
シンボル接続情報,シンボル位置情報およびコメント情
報を状態遷移図として出力するものである。
【0014】8は差分抽出部であり、この差分抽出部8
は、第1記憶部3および第2記憶部5からの情報を受
け、前回生成されたシンボル接続情報と今回生成された
シンボル接続情報との論理的な接続関係の差分を抽出
し、この抽出分を前回保存したシンボル接続情報,シン
ボル位置情報およびコメント情報に追加するものであ
る。なお、シンボル配置決定部4は、差分抽出部8から
の差分抽出分についてのシンボル配置を決定し、この差
分抽出分についてのシンボル配置を前回保存したシンボ
ル配置に追加するように構成されている。
【0015】
【作用】上述の本発明では、シンボル接続情報生成部2
において、プログラム1から状態遷移図を構成するシン
ボルおよびシンボル相互の接続関係を示すシンボル接続
情報を生成する。生成されたシンボル接続情報は、第1
記憶部3において保存される。
【0016】その後、シンボル配置決定部4でシンボル
配置が決定する。また、第2記憶部では、シンボル配置
決定部で決定されたシンボル接続情報,シンボル位置情
報および入力部6を通じて入力されたコメント情報を保
存する。出力処理部7では、この保存情報を用いて、状
態遷移図として出力する。ここで、上記シンボル配置決
定部4におけるシンボル配置の決定にあたっては、ま
ず、第1記憶部3で保存されていた前回生成分のシンボ
ル接続情報と、第2記憶部5で保存されていた今回生成
分のシンボル接続情報との論理的な接続関係の差分を抽
出する。そして、この抽出分を前回保存したシンボル接
続情報,シンボル位置情報およびコメント情報に追加し
たものを、シンボル配置として決定する。
【0017】なお、上記の抽出した差分情報に基づいて
新たなシンボル位置を決定するが、この新たなシンボル
位置情報を含んだ状態で、抽出分を、前回保存したシン
ボル接続情報,シンボル位置情報およびコメント情報に
追加することが好ましい。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例を示すブロック図で、こ
の図2において、11,11′はプログラムであり、こ
のプログラム11,11′は、電子交換機のサービスを
制御するものであって、このプログラム11,11′か
ら状態遷移図が生成されるようになっている。
【0019】ここで、プログラム11は、図3に示すよ
うなタスクモジュール構成を有するものである。つま
り、1つのプログラムには、処理の要素としての3つの
タスク11−1〜11−3が含まれている。また、プロ
グラム11′は、後述するように、図16に示すような
タスクモジュール構成を有するものであって、プログラ
ム11にタスク11−4が付加されたものである。
【0020】12はシンボル接続情報生成部であり、こ
のシンボル接続情報生成部12は、プログラム11,1
1′から状態遷移図を構成するシンボルおよびシンボル
相互の接続関係を示すシンボル接続情報を生成するもの
である。また、このシンボル接続情報生成部12は、例
えばプログラム11を入力すると、例えば、図6〜10
の上段部分(A)に示すようなシンボル接続情報を生成
するものである。
【0021】13はシンボル接続情報記憶部(第1記憶
部)であり、このシンボル接続情報記憶部13は、シン
ボル接続情報生成部12で生成されたシンボル接続情報
を記憶するものである。14はシンボル配置決定部であ
り、このシンボル配置決定部14は、シンボル接続情報
記憶部13からのシンボル接続情報を用いてシンボル配
置を決定するものである。
【0022】15はシンボル配置情報及びコメント情報
記憶部(第2記憶部)であり、このシンボル配置情報及
びコメント情報記憶部15は、シンボル接続情報生成部
12で生成されたシンボル接続情報,シンボル配置決定
部14で決定されたシンボル位置情報および入出力装置
(入力部)16−1を通じて入力されたコメント情報を
保存するものである。
【0023】入出力装置16−1は、ディスプレイやキ
ーボード等により構成され、外部よりコメント情報等を
入力するものであり、このコメント情報等は作成された
状態遷移図に盛り込まれるようになっている。16−2
は編集部(入力部)であり、この編集部16−2は、入
出力装置16−1で入力されたコメント情報によって、
シンボル配置情報及びコメント情報記憶部15において
保存されているシンボル配置情報(シンボル接続情報,
シンボル位置情報)へのコメント情報の付加や、もしく
は位置情報の修正等を行なうものである。
【0024】17−1は印刷処理部(出力処理部)であ
り、この印刷処理部17−1は、シンボル配置情報及び
コメント情報記憶部15からのシンボル配置情報および
コメント情報をプリンタ17−2へ状態遷移図として出
力するものである。18は差分追加部(差分抽出部)で
あり、この差分追加部18は、新規に同じプログラムか
ら状態遷移図を生成するときに、シンボル接続情報記憶
部13およびシンボル配置情報及びコメント情報記憶部
15からの情報を受け、前回生成されたシンボル接続情
報と今回生成されたシンボル接続情報との論理的な接続
関係の差分を抽出し、この抽出分を前回保存したシンボ
ル接続情報,シンボル位置情報およびコメント情報に追
加するものである。
【0025】また、シンボル配置決定部14は、差分追
加部18からの差分抽出分についてのシンボル配置を決
定し、この差分抽出分についてのシンボル配置を前回保
存したシンボル配置に追加するように構成されている。
上述の構成により、本発明の状態遷移図生成方法および
その装置の作用を以下に説明する。
【0026】まず、図3に示すような、電子交換機のサ
ービスを制御するプログラム(タスクモジュール)11
を新規に入力すると、次に示すような状態遷移図の自動
生成が行なわれる。つまり、プログラム11の入力を受
けたシンボル接続情報生成部12では、このプログラム
11から状態遷移図を構成するシンボルおよびシンボル
相互の接続関係を示すシンボル接続情報を生成する。
【0027】生成されたシンボル接続情報は、一旦シン
ボル接続情報記憶部13に格納され、その後、シンボル
配置決定部14に出力される。ところで、このシンボル
接続情報は、図6〜10に示す上段(A)に示すように
なっている。ここで、図6は状態を示すシンボルに関す
るシンボル接続情報であって、図7はタスクを示すシン
ボルに関するシンボル接続情報であって、図8はコネク
タを示すシンボルに関するシンボル接続情報であって、
図9はパスを示すシンボルに関するシンボル接続情報で
あって、図10は内線,トーン及びリンガを示すシンボ
ルに関するシンボル接続情報である。
【0028】また、シンボル配置決定部14では、シン
ボル接続情報を入力すると、このシンボル接続情報を用
いて、シンボル接続情報(図6〜10に示す上段
(A))とシンボル位置情報(図6〜10に示す下段
(B))を含むシンボル配置情報を生成する。次に、生
成されたシンボル配置情報は、シンボル配置情報及びコ
メント情報記憶部15に格納され、状態遷移図は、この
シンボル配置情報及びコメント情報記憶部15に格納さ
れるシンボル配置情報を読み出し、これらの情報に基づ
いて、印刷処理部17−1より出力される。
【0029】図4は、プログラム11の入力から、上記
のような過程を経て自動生成された、図6〜10に示す
シンボル配置情報に基づいた状態遷移図を示す図であ
る。ここで、ユーザは入出力装置16−1からの入力を
通じて、編集処理部16−2を介することにより、図の
配置を変えたりコメント情報の入力を加えたりすること
ができる。
【0030】つまり、図6〜10に示したような、シン
ボル配置情報及びコメント情報記憶部15に格納されて
いた情報について、例えば、それぞれ図11〜15に示
すように、各状態の状態名、イベントやコネクタに対す
るコメント等のコメント情報の入力をすることができる
のである。ここで、図6〜10における情報に追加され
たコメント情報は、図11〜15においては、斜線で囲
った箇所である。
【0031】このようなコメント情報の追加により、印
刷処理部17−1では、再び状態遷移図を生成し、生成
された結果は、図5に示すようになっている。ここで、
状態遷移図中において、追加されたコメント情報は斜線
で囲った箇所である。ところが、図3に示したプログラ
ム11に改正が施されることにより、図16に示すよう
な、タスク11−4の付加されたプログラム11′が入
力された場合は、シンボル接続情報生成部12では、新
たに、それぞれ図17〜21に示すようなシンボル接続
情報が生成される。
【0032】そして、差分追加部18により、この新た
なシンボル接続情報と前回のシンボル配置情報及びコメ
ント情報の生成時との差分が追加される。追加されたも
のは、それぞれ図22〜26に示すものであるが、追加
された差分は、この図22〜26において、斜線で囲っ
た箇所である。ここで、差分追加部18での処理を詳述
すると、図33,34に示すフローチャートのようにな
る。このフローチャートは、あるシンボル種別xの、あ
るシンボルyにおける処理について示してあるが、その
他の全ての種別のシンボル種別の、全てのシンボルにつ
いても同様の処理が行なわれる。
【0033】まず、図33のステップA1で、シンボル
配置情報及びコメント情報記憶部15に格納された旧シ
ンボル接続情報のシンボル種別x中から、新たにシンボ
ル接続情報生成部12で生成したシンボル接続情報にお
けるシンボルyと、等価のシンボルをサーチする。ここ
で、等価なシンボルとは、シンボルの種別が同じであっ
て、シンボルを確定するための属性(キー属性)が同じ
シンボルをいう。この場合では、キー属性は、図35に
示すように、シンボル種別によって異なったキー属性を
有している。
【0034】そして、ステップA2で、等価なシンボル
がある場合は、処理はステップA3に移行し、当該シン
ボルのシンボル名をyold とする。ステップA3から終
了に至る処理の過程においては、1つのシンボルのうち
に複数の属性を有するものがあるため、全ての属性につ
いて同じ処理が施される必要がある。従って、ステップ
A4で、シンボルyの属性zは、複数の属性値が設定可
能かどうかを調べる。属性zが複数の属性値が設定可能
である場合は、処理はステップA5に移行する。
【0035】このステップA5において、複数の属性値
のうちで、抽出した属性値vがシンボル名かどうかを判
断する。ここで、属性値vがシンボル名である場合は、
処理はステップA6に移行し、シンボルyold の属性z
にvと等価なシンボル名があるかどうかを判断する。等
価なシンボルがある場合は、このシンボルの処理は終了
する。
【0036】しかし、等価なシンボルがない場合は、そ
の属性vは、プログラム11′に改正されたことで新規
に加わったものであるため、ステップA7で、シンボル
vを旧シンボル接続情報に新規追加する。つまり、y
old の属性zに新規追加したシンボル名vを追加する。
また、ステップA5において、抽出した属性値vがシン
ボル名でない場合は、ステップA8で、yold の属性z
にvがあるかどうかを調べる。yold の属性zにvがあ
る場合は、このシンボルの処理は終了する。
【0037】しかし、yold の属性zにvがない場合
は、その属性vは、プログラム11′に改正されたこと
で新規に加わったものであるため、ステップA9で、y
old の属性zにvを追加する。ところで、ステップA4
で、シンボルyの属性zは、複数の属性値が設定が可能
でない場合は、処理はステップA10に移行し、シンボ
ルyの属性zの属性値vはシンボル名かどうかを調べ
る。
【0038】ここで、属性値vはシンボル名である場合
は、処理はステップA11に移行し、yold の属性zの
属性値はvと等価なシンボルかどうかを判断する。等価
なシンボルである場合は、このシンボルの処理は終了す
る。しかし、等価なシンボルでない場合は、その属性v
は、プログラム11′の改正にともなって変更されたも
のであるため、ステップA12で、シンボルvを旧シン
ボル接続情報に追加する。つまり、yold の属性zの属
性値を新規追加したシンボル名に変更する。
【0039】また、ステップA10において、抽出した
属性値vがシンボル名でない場合は、ステップA13
で、yold の属性zにvがあるかどうかを調べる。y
old の属性zにvがある場合は、このシンボルの処理は
終了する。しかし、yold の属性zにvがない場合は、
その属性vは、プログラム11′に改正されたことで新
規に加わったものであるため、ステップA14で、y
oldの属性zの属性値をvに変更する。
【0040】ところで、ステップA2で、旧シンボル接
続情報のシンボル種別x中に、シンボルyと等価なシン
ボルがない場合は、処理はステップA15に移行し、シ
ンボルyを旧シンボル接続情報に追加する。この処理を
詳述したものが図34のフローチャートである。つま
り、図34のステップB1で、旧シンボル接続情報のシ
ンボル種別xの項目を1つ追加する。そして、ステップ
B2で、旧シンボル接続情報内でユニークなシンボル名
を追加項目のシンボル名に設定し、yold と設定する。
【0041】なお、ステップB3から終了に至る処理の
過程においては、1つのシンボルのうちに複数の属性、
および属性値を有するものがあるため、全ての属性およ
び属性値について、同じ処理が施される。ここで、ステ
ップB3で、属性値vがシンボル名かどうかを判断す
る。属性値vがシンボル名である場合は、処理はステッ
プB4に移行し、旧シンボル接続情報内にvと等価なシ
ンボルがあるかどうかを調べる。ここで、vと等価なシ
ンボルがある場合は、ステップB5で、yold の属性z
にvと等価なシンボルのシンボル名を追加する。
【0042】また、ステップB4で、vと等価なシンボ
ルがない場合は、ステップB6で、シンボルvを旧シン
ボル接続情報に新規追加する。なお、ステップB3で、
属性値vがシンボル名でない場合は、ステップB7で、
old の属性zにvを追加する。こうして、図22〜図
26に示すような、新規のシンボル接続情報と前回生成
したシンボル配置情報とコメント情報の差分を加えたも
のが得られるが、更にシンボル配置決定部14では位置
情報の設定されていないシンボルに対して位置情報を設
定することにより、それぞれ図27〜31に示すような
新しいシンボル配置情報及びコメント情報としてシンボ
ル配置情報及びコメント情報記憶部15に格納する。勿
論、前回ユーザが入力したコメント情報や、再配置の情
報はそのまま保存されることはいうまでもない。
【0043】図32は、図27〜31に示す新しいシン
ボル配置情報及びコメント情報に基づいて新たに生成さ
れた状態遷移図を示す図である。この図32に示すよう
に、新たな状態遷移図は、前回ユーザが入力されたコメ
ント情報,再配置の情報はそのまま引き継がれて生成さ
れている。このように、シンボル接続情報生成部12と
シンボル接続情報記憶部13とシンボル配置決定部14
とシンボル配置情報及びコメント情報記憶部15と入出
力装置16−1と編集処理部16−2と印刷処理部17
−1と差分追加部18とをそなえることにより、例え
ば、プログラム11から状態遷移図を自動生成したあ
と、人間が図面の再配置や、コメントの入力を行なった
あと、プログラム11を改正してプログラム11′とし
たものから、再度状態遷移図を生成する場合は、その情
報がプログラム11′から状態遷移図を自動生成したき
に引き継がれるため、再配置や入力を繰り返す必要がな
い。
【0044】また、コメント等の情報が次第に蓄積され
るので、状態遷移図を有用なドキュメントとすることが
できる利点がある。なお、図6,11,17,22,2
7は状態を示すシンボルに関するシンボル接続情報であ
って、図7,12,18,23,28はタスクを示すシ
ンボルに関するシンボル接続情報であって、図8,1
3,19,24,29はコネクタを示すシンボルに関す
るシンボル接続情報であって、図9,14,20,2
5,30はパスを示すシンボルに関するシンボル接続情
報であって、図10,15,21,26,31は内線,
トーン及びリンガを示すシンボルに関するシンボル接続
情報である。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
プログラムから状態遷移図を構成するシンボルおよび該
シンボル相互の接続関係を示すシンボル接続情報を生成
するとともに、該シンボル接続情報を用いてシンボル配
置を決定したあと、該シンボル接続情報,該シンボル位
置情報および入力部を通じて入力されたコメント情報を
保存し、この保存情報を用いて、状態遷移図として出力
する状態遷移図生成方法において、前回生成されたシン
ボル接続情報と今回生成されたシンボル接続情報との論
理的な接続関係の差分を抽出し、この抽出分を前回保存
したシンボル接続情報,シンボル位置情報およびコメン
ト情報に追加することにより、プログラムから状態遷移
図を自動生成したあと、使用者が図面の再配置やコメン
トの入力を行なった場合に、その情報が、再度同じプロ
グラムから状態遷移図を自動生成したときに引き継が
れ、再配置や入力を繰り返す必要がなく、ユーザの便宜
に資することができ、かつ生成された状態遷移図を有用
なドキュメントとすることがでりる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例におけるプログラムを示す図
である。
【図4】本発明の一実施例の作用を説明する図である。
【図5】本発明の一実施例の作用を説明する図である。
【図6】本発明の一実施例の作用を説明する図である。
【図7】本発明の一実施例の作用を説明する図である。
【図8】本発明の一実施例の作用を説明する図である。
【図9】本発明の一実施例の作用を説明する図である。
【図10】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図11】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図12】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図13】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図14】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図15】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図16】本発明の一実施例におけるプログラムを示す
図である。
【図17】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図18】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図19】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図20】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図21】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図22】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図23】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図24】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図25】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図26】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図27】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図28】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図29】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図30】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図31】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図32】本発明の一実施例の作用を説明する図であ
る。
【図33】本発明の一実施例における差分追加部の処理
を説明するためのフローチャートである。
【図34】本発明の一実施例における差分追加部の処理
を説明するフローチャートである。
【図35】キー属性を説明する図である。
【図36】従来例を示すブロック図である。
【図37】従来例の作用を説明する図である。
【図38】従来例の作用を説明する図である。
【符号の説明】
1,11,11′ プログラム 2,12 シンボル接続情報生成部 3 第1記憶部 4,14 シンボル配置決定部 5 第2記憶部 6 入力部 7 出力処理部 8 差分抽出部 11−1〜11−4 タスク 13 シンボル接続情報記憶部(第1記憶部) 15 シンボル配置情報及びコメント情報記憶部(第2
記憶部) 16−1 入出力装置(入力部) 16−2 編集処理部(入力部) 17−1 印刷処理部(出力処理部) 17−2 プリンタ 18 差分追加部(差分抽出部) 101 プログラム 102 シンボル接続情報生成部 103 シンボル接続情報記憶部 104 シンボル配置決定部 105 シンボル接続情報及び位置情報記憶部 106−1 編集処理部 106−2 入出力装置 107−1 印刷処理部 107−2 プリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム(1)から状態遷移図を構成
    するシンボルおよび該シンボル相互の接続関係を示すシ
    ンボル接続情報を生成するとともに、該シンボル接続情
    報を用いてシンボル配置を決定したあと、該シンボル接
    続情報,該シンボル位置情報および入力部を通じて入力
    されたコメント情報を保存し、この保存情報を用いて、
    状態遷移図として出力する状態遷移図生成方法におい
    て、 前回生成されたシンボル接続情報と今回生成されたシン
    ボル接続情報との論理的な接続関係の差分を抽出し、こ
    の抽出分を前回保存したシンボル接続情報,シンボル位
    置情報およびコメント情報に追加することを特徴とす
    る、状態遷移図生成方法。
  2. 【請求項2】 抽出した差分情報に基づいて新たなシン
    ボル位置を決定し、この新たなシンボル位置情報を含ん
    だ状態で、該抽出分を前回保存したシンボル接続情報,
    シンボル位置情報およびコメント情報に追加することを
    特徴とする請求項1記載の状態遷移図生成方法。
  3. 【請求項3】 プログラム(1)から状態遷移図を構成
    するシンボルおよび該シンボル相互の接続関係を示すシ
    ンボル接続情報を生成するシンボル接続情報生成部
    (2)と、 該シンボル接続情報生成部(2)で生成されたシンボル
    接続情報を保存する第1記憶部(3)と、 該第1記憶部(3)からのシンボル接続情報を用いてシ
    ンボル配置を決定するシンボル配置決定部(4)と、 該シンボル接続情報生成部(2)で生成されたシンボル
    接続情報,該シンボル配置決定部(4)で決定されたシ
    ンボル位置情報および入力部(6)を通じて入力された
    コメント情報とを保存する第2記憶部(5)と、 該第2記憶部(5)からのシンボル接続情報,シンボル
    位置情報およびコメント情報を状態遷移図として出力す
    る出力処理部(7)とをそなえ、 前回生成されたシンボル接続情報と今回生成されたシン
    ボル接続情報との論理的な接続関係の差分を抽出し、こ
    の抽出分を該シンボル配置決定部へ出力する差分抽出部
    (8)が設けられて、 該シンボル配置決定部(4)が、該差分抽出部(8)か
    らの差分抽出分についてのシンボル配置を決定し、この
    差分抽出分についてのシンボル配置を前回保存したシン
    ボル配置に追加するように構成されていることを特徴と
    する、状態遷移図生成装置。
JP5006671A 1993-01-19 1993-01-19 状態遷移図生成方法およびその装置 Withdrawn JPH06215066A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198103A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Nec Corp 状態遷移図作成装置および状態遷移図作成方法

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